JP4374036B2 - 高分子固体電解質型燃料電池用触媒、膜電極複合体および燃料電池 - Google Patents

高分子固体電解質型燃料電池用触媒、膜電極複合体および燃料電池 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池用触媒に関し、特に高分子固体電解質型燃料電池用触媒およびこの触媒を用いた膜電極複合体および燃料電池に関するものである。
固体高分子型燃料電池、特にメタノール溶液を燃料としたメタノール型固体高分子型燃料電池は、低温で動作可能であって小型軽量化が可能なため、最近ではモバイル機器などの電源として注目され研究開発が進められている。
しかしながら、幅広い普及については従来提案されている燃料電池の性能は未だ十分なものとはいえない。燃料電池は電極触媒反応によって化学エネルギーを電力に変換するものであり、高性能燃料電池開発には高活性触媒が不可欠である。
これまで、燃料電池のアノード電極用触媒としてはPtRuが一般的に使われている。電極触媒反応理論電圧の1.21Vに対し、PtRu触媒による電圧ロスは、約0.3Vであり、PtRuの触媒能を超える高活性(メタノール酸化活性)のアノード触媒が求められている。このような観点で、PtRu触媒のメタノール酸化活性を向上させるために、PtRuに他の元素を添加するなど、これまで様々な検討がなされている。
例えば、下記特許文献1においては、タングステン、タンタルなど10種類に及ぶ金属の添加効果について記載されており、特許文献2には、Si、Al、Tiなどの添加効果について言及されている。しかしながら、触媒反応の反応場はナノサイズの触媒粒子の表面にあり、触媒表面の数原子層は触媒活性をほぼ支配するため、同じ触媒組成であっても触媒の合成プロセスによって触媒の表面状態が変化する可能性がある。これまで触媒合成には浸漬法などの溶液法が一般的に用いられているが、還元されにくい元素、合金化しにくい元素については触媒の表面の制御をすることが困難であるという問題がある。
一方、スパッタ法や蒸着法による触媒合成は、上述した溶液法に比べて、材料制御の面においては有利であるが、元素の種類、触媒組成、基板材料、基板温度などの条件の変化が触媒生成プロセスにどのような影響を与えるかについては未だ十分検討されていないのが現状である。燃料電池用の触媒はナノ粒子であるため、触媒粒子の表面電子状態や粒子のナノ構造は、添加元素の種類、添加量に大きく依存し、高活性と高安定性を得るために、添加元素の種類、添加量、元素間の組み合わせを適切化する必要があると考えられる。このような観点で、特許文献3にはスパッタ法による製造プロセスが検討されており、Pt、Ru以外の元素についての知見が記載されている。さらに、特許文献4においては、触媒金属にケイ素、アルミニウムおよびチタンから選択される化合物を含む触媒について開示されている。
上記いずれの従来技術においても、触媒組成が触媒活性に与える影響についての検討は未だ十分ではなく、依然として改良されたメタノール酸化活性と触媒安定性の双方にすぐれた燃料電池用触媒を提供することが要請されている。
米国特許第3,506,494号公報 特開2006−278217号公報 特表2005−532670号公報 特開2006−128118号公報
本発明は、上述した従来技術における状況に鑑みてなされたものであって、触媒活性と触媒安定性の双方にすぐれた燃料電池用触媒を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る燃料電池用触媒は、下記式:
PtRuSiT1u
(ただし、T1は、Ni、W、VおよびMoよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素であり、x=30〜90at.%、y=0〜50at.%、z=0.5〜20at.%、u=1〜40at.%)
で表される金属微粒子からなることを特徴とするものである。
本発明の好ましい態様においては、X線光電子分光法(XPS)によるスペクトルにおけるSiの酸素結合によるピークの面積がSi元素の金属結合によるピークの面積の200%以下であり、さらに好ましくは、X線光電子分光法(XPS)によるスペクトルにおける前記元素T1の酸素結合によるピークの面積が同元素の金属結合によるピークの面積の200%以下である。
さらに、本発明に係る燃料電池用触媒は、下記式:
PtRuSiT2u
(ただし、T2は、Hf、Sn、Zr、Nb、Ti、Ta、CrおよびAlよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素であり、x=30〜90at.%、y=0〜50at.%、z=0.5〜20at.%、u=1〜40at.%)
で表される金属微粒子からなることを特徴とする。
上記の態様において、好ましくは、X線光電子分光法(XPS)によるスペクトルにおけるSiの酸素結合によるピークの面積がSi元素の金属結合によるピークの面積の200%以下であるか、X線光電子分光法(XPS)によるスペクトルにおける前記元素T2の金属結合によるピークの面積が同元素の酸素結合によるピークの面積の200%以下である。
さらに、本発明は、担体上に、上記の触媒が担持されてなる燃料電池用担持触媒、およびこの担持触媒を具備してなる膜電極複合体、ならびにこの膜電極複合体を具備する燃料電池を包含する。
本発明によれば、触媒活性と触媒安定性の双方にすぐれた燃料電池用触媒を提供することができる。
上述したように、第1の本発明に係る燃料電池用触媒は、下記式:
PtRuSiT1u
(ただし、T1は、Ni、W、VおよびMoよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素であり、x=30〜90at.%、y=0〜50at.%、z=0.5〜20at.%、u=1〜40at.%)
で表される金属微粒子からなることを特徴とするものである。
さらに、第2の本発明に係る燃料電池用触媒は、下記式:
PtRuSiT2u
(ただし、T2は、Hf、Sn、Zr、Nb、Ti、Ta、CrおよびAlよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素であり、x=30〜90at.%、y=0〜50at.%、z=0.5〜20at.%、u=1〜40at.%)
で表される金属微粒子からなることを特徴とする。
すなわち、本発明は、特定の貴金属にケイ素とT元素を併用的に添加し、かつ、それぞれの含有量比を特定範囲に制限した点に特徴を有するものであり、このような組成ならびに含有量比の組み合わせによって、後述する実施例、比較例の結果に示されているように、触媒活性と触媒安定性の双方にすぐれた燃料電池用触媒を提供することができたのである。
以下、好ましい実施態様とともに本発明について説明する。
本発明の触媒において、Ptは主要触媒元素である。Ptは水素の酸化、有機燃料の脱水素反応に極めて有効であり、Ptの量が低すぎると触媒活性が低下することから、上記の式において、Ptの量xは30〜90at.%の範囲が好ましく、さらに好ましくはxは40〜85at.%の範囲である。RuはCO被毒抑制に有効であり、Ruの量yは0〜50at.%の範囲が好ましく、さらに好ましくはyは0〜45at.%の範囲である。なお、本発明の触媒はRuの量が低い、若しくは含まれていなくとも十分な触媒活性は得られる。また、Ptの一部を他の金属に置換することによって活性が向上する場合がある。貴金属が化学安定性を特に優れているため、置換する場合は、Rh、Os、Irなどによって置換することが望ましい。
本発明において、Si、及びT1元素若しくはT2元素(以下、T1元素及びT2元素を総称してT元素とも呼ぶ)は助触媒として機能する。Tは、Ni、W、V、Hf、Sn、Zr、Nb、Mo、Ti、Ta、CrおよびAlよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素である。本発明においては、上述したように、Pt−Ru系成分にSiとT元素とを複合的に添加し、この組み合わせによって高活性と高安定性の双方の向上を調和的に図ることができるとの知見を得た。
高活性化が生じる機構は必ずしも明かではないが、上記特定の組成の組み合わせにおいて、Si元素、T元素と貴金属とが共存することが関与していることが重要と考えられ、これに起因した触媒微粒子のナノ構造、表面構造、電子状態が高活性をもたらしていると推測される。
このような観点から、Siについては、上記触媒におけるSiの酸素結合によるピークの面積がSi元素の金属結合によるピークの面積の200%以下であることが好ましく、特に好ましくは150%以下であり、最も好ましくは80%以下である。この場合の面積比が200%を超える場合は、触媒活性の低下が顕著であるので、好ましくはない。
さらに、T元素についても、高活性と高安定性の双方を調和的に両立させるには適切な元素状態であることが重要である。この観点から、T1元素(Ni、W、VまたはMo元素)については、X線光電子分光法(XPS)によるスペクトルにおける同元素の酸素結合によるピークの面積が同元素の金属結合によるピークの面積の200%以下であることが望ましく、特に好ましくは120%以下であり、最も好ましくは80%以下である。さらに、T2元素(Sn、Hf、Zr、Nb、Ti、Ta、CrまたはAl元素)については、X線光電子分光法(XPS)によるスペクトルにおける金属結合によるピークの面積が同元素の酸素結合によるピークの面積の200%以下であることが特に好ましく、特に好ましくは120%以下であり、最も好ましくは80%以下である。双方の場合において面積比を200%以下とすることにより触媒活性または安定性が向上する。
本発明においては、上述した「ピーク面積」とは、XPSスペクトルにおけるその元素によるピークから信号のバックグランドを差し引いた部分の結合エネルギー軸の積分値とする。ピークの重なりがある場合は、ピーク分離を行うことにより、その元素に所属するピークの面積を求めることが出来る。
また、本発明において、触媒中のSi量zは、0.5〜20at.%であることが好ましく、さらに好ましくは1〜15at.%の範囲である。Siの含有量が0.5at.%未満では、Siの助触媒作用が不足し、一方、20at.%を超える量でSiを含有すると、PtおよびRu原子が構成する主要活性サイトの数がいきおい減少し、このため触媒活性が低下する。
さらに、本発明において、触媒中のT元素量uは、0.5〜40at.%の範囲が好ましく、さらに好ましくは1〜30at.%の範囲であり、最も好ましくは1〜20at.%の範囲である。T元素量uが0.5〜40at.%の範囲から外れると触媒活性と安定性との両立が困難となる。
さらに、Snを含有する場合にあっては、Sn量は0.5〜10at.%の範囲であることが好ましく、最も好ましく1〜8at.%である。0.5at.%未満、または10at.%を超えてSnを含有するとSnの助触媒作用が低下する。
また、本発明の触媒においては、上記の他の金属元素、特にMn、Fe、Co、Au、Cuの中から少なくとも一種の金属を追加的に添加することができる、これらの金属元素の複合的添加によって活性向上に寄与する場合がある。添加量については、2〜20at.%の範囲が好ましい。
また、本発明の触媒においては、酸素の含有を許容する。合成プロセスの過程において、触媒を保存する際の触媒表面における酸素吸着、あるいは酸洗いなど表面酸化処理によって触媒表面の金属成分が不可避的に酸化されるが、本発明の知見によれば、表面に少量の酸化物の生成が生じる場合に出力ならびに安定性が向上することが認められる。よって、本発明においては、このような酸化物の存在を積極的に許容するものである。このような観点において、本発明の触媒における酸素含有量は15at.%以下であるのが望ましい。15at.%を超えると逆に触媒活性に悪影響を与える。
なお、本発明の触媒においては、0.1at.%以下の不純物元素、例えば、P、S、Clなどの成分の含有を許容する。これら元素は触媒または膜電極複合体の作製、処理プロセス中に混入する可能性があるが、0.1at.%以下の含有量では本発明の触媒の特性劣化をもたらすことは少ないと考えられる。この点からも、本発明における触媒の表面構造は高い許容力を持つと考えられる。
本発明による触媒の粒径については特に限定されるものではないが、粒子がナノ微粒子の場合に最も高い活性が得られる。したがって、本発明による触媒粒子の平均粒径は10nm以下であることが好ましい。これは、10nm以下とすることにより、触媒の活性効率を向上させることができるからである。さらに好ましい平均粒径範囲は、0.5〜10nmである。0.5nm以上とすることにより、触媒合成プロセスの制御が容易となり、コスト的にも有利になる。
触媒粒子としては、平均粒径が10nm以下の微粒子を単独で使用してもよいが、この微粒子からなる一次粒子の凝集体(二次粒子)を使用することもできる。
本発明は、担体に上記の触媒を担持させた担持触媒の形態も包含する。この場合の担体としては、導電性担体を用いることができる。導電性担体としては、例えばカーボンブラックを挙げることができるが、これに限定されるものではなく、導電性と安定性に優れる担体であれば従来公知の担体が適宜使用することができる。近年、ナノカーボン材料、例えば、ファイバー状、チューブ状、コイル状などが開発されている。それらの表面状態が異なり、本発明で用いる触媒粒子をこれらものに担持させることによって、活性がさらに向上する可能性がある。カーボン材料以外には、導電性を持つセラミックス材料を担体として使用してもよい。この場合は、セラミックス担体と触媒粒子との更なる相乗効果が期待できる。
次に、本発明に係わる担持触媒の製造方法について説明する。本発明に係わる担持触媒は、例えば、スパッタ法、蒸着法によって作製される。これら方法は、含浸法、沈殿法、コロイド法などの溶液法に比して、金属結合を有する特定な混合状態を持つ触媒を作製しやすい。公知の溶液法では本発明の担持触媒を作製するのは困難である。金属結合を持つPt,RuとT元素との多核錯体を作製し、担持体に含浸させ、還元する方法によると、多核錯体の合成が困難であるため、本発明の担持触媒が得られない。さらに、製造コストが高くなると思われる。なお、電析法また電気泳動法によって本発明の担持触媒を作製すると、ナノ粒子への制御が困難となり、製造コスト的に不利になることが予想される。スパッ法または蒸着法を行う際は合金ターゲットでもよく、構成元素のそれぞれの金属ターゲットを用いて同時スパッタ、または同時蒸着を用いてもよい。
スパッタ法によって触媒粒子を導電性担体に付着させる方法について説明する。まず、粒子状または繊維状の導電性担体を十分に分散させる。次に、分散した担体をスパッタ装置のチャンパーにあるホルダに挿入し、所定の方向に攪拌しながら、スパッタリングによって触媒の構成金属を担体に付着させる。スパッタリング中の担体温度は、400℃以下に設定することが望ましい。設定温度が高くなりすぎると、触媒粒子において相分離が生じて触媒活性が不安定になる場合がある。また、担体の冷却に必要なコストを低減するため、担体温度の下限値は10℃にすることが望ましい。なお、担体温度は熱電対によって測定することができる。また、均一な触媒付着を実現するには攪拌が重要である。攪拌しない場合は触媒の分布にムラがあるため、燃料電池特性が低下する。
なお、本発明の触媒は、導電性カーボン繊維を含む多孔質ペーパー、電極拡散層または電解質膜に直接スパッタすることによって得ることもできる。この場合は、プロセスの調整によって触媒をナノ微粒子の状態で形成させることが必要である。また、上記と同様に多孔質ペーパー温度を400℃以下にすることが望ましい。スパッタ法もしくは蒸着法によって触媒粒子を形成した後、酸洗い処理またはアルカリ処理または熱処理を施すことによって活性が更に向上する場合もある。触媒構造または表面構造が酸洗い処理またはアルカリ処理または熱処理によって更に適切化されるからであると考えられる。酸洗い処理については酸の水溶液であればよいが、硫酸水溶液を用いることが好ましい。アルカリ処理についてはアルカリの水溶液が用いられ得る。熱処理については、10〜400℃以下、酸素分圧が5%未満の雰囲気中で処理するのが望ましい。また、微粒子が形成されやすくなるため、カーボンなど他の材料と構成金属元素とを同時にスパッタまたは蒸着してもよい。なお、本発明では、溶解性の良い金属、例えば、Cu,Znなどと構成金属元素とを同時にスパッタまたは蒸着し、その後酸洗いなどによってCu,Znなどを取り除くことも可能である。
さらに、本発明は、上記の担持触媒を用いて構成させる膜電極複合体を包含する。本発明の好ましい実施形態に係る膜電極複合体(MEA)は、アノード、カソード、および、前記アノードと前記カソードとの間に配置されるプロトン伝導性膜を具備する。
また、本発明の実施形態に係る燃料電池は、上記のような膜電極複合体を具備するものから構成することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料電池を模式的に示す側面図である。
図1に示す膜電極複合体(MEA)は、アノード1と、カソード2と、プロトン伝導性膜3とを具備する。アノード1は、拡散層4と、その上に積層されたアノード触媒層5とを含む。カソード2は、拡散層6と、その上に積層されたカソード触媒層7とを含む。
アノード1とカソード2は、プロトン伝導性膜3を介して、アノード触媒層5とカソード触媒層7とが対向するように積層される。なお、図1中、参照符号8は外部回路を示す。
アノード触媒層には、前述した触媒が含有される。一方、カソード触媒層に含まれるカソード触媒には、例えば、Ptを使用することができる。カソード触媒は、担体に担持させても良いが、無担持のまま使用しても良い。拡散層には、導電性多孔質シートを使用することができる。導電性多孔質シートには、例えば、カーボンクロス、カーボンペーパーなどの通気性あるいは通液性を有する材料から形成されたシートを使用することができる。
アノード触媒層、カソード触媒層およびプロトン伝導性膜に含まれるプロトン伝導性物質は、プロトンを伝達できる材料であれば特に制限されることなく使用することができる。プロトン伝導性物質としては、例えば、ナフィオン(デュポン社製)、フレミオン(旭化成社製)、アシブレック(旭硝子社製)などのスルホン酸基を持つフッ素樹脂や、タングステン酸やリンタングステン酸などの無機物などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る燃料電池は、前述したMEAと、アノードに燃料を供給する手段と、カソードに酸化剤を供給する手段とを含む。使用するMEAの数は1つでもよいが、複数でもよい。複数使用することにより、より高い起電力を得ることができる。燃料としては、メタノール、エタノール、蟻酸、あるいはこれらから選ばれる1種類以上を含む水溶液等を使用することができる。
以下、本発明の実施例ならびに比較例に基づいて本発明をさらに具体的に説明する。
(実施例1〜20、比較例1〜19)
まず、カーボンブラック担体(商品名VulcanXC72、キャボットコーポレーション社製、比表面積:約230m2/g)を十分に分散した。次に分散した担体をイオンビームスパッタ装置のチャンパーにあるホルダに入れ、真空度が3×10-6Torr以下になってからArガスを流した。400℃以下に保持した状態で担体を攪拌しつつ、表1に示す各種組成となるようにターゲットとして金属もしくは合金を用い、スパッタリングを行い、触媒粒子を担体に付着させた。得られたものを硫酸水溶液(硫酸10g、水200g)を用いて酸洗い処理を実施し、その後水洗いを行い、乾燥させた。
(比較例20)
前述した特許文献2に記載された実施例と同様の方法によって、同様の組成の担持触媒を作製した。先ず、Siとして100mg含有するエタノール溶液1000ml中に、カーボンブラック(商品名VulcanXC72、キャボットコーポレーション社製、比表面積:約230m2/g)を500mg添加し、十分に撹拌して均一に分散させ、その後撹拌下に55℃に加熱してエタノールを揮発させて除去した。次いで、水素ガスを50ml/分の流量で流通させながら、上記した方法で得た残留物を300℃で3時間加熱して、カーボンブラック上にバナジウムを担持させた。
次いで、1,5−シクロオクタジエンジメチル白金を、白金金属量として317.7mg含有するシクロヘキサン溶液300mlと、塩化ルテニウムをルテニウム金属分として82.3mg含有するエタノール溶液40mlを混合し、この混合溶液中に、上記したSi担持カーボンを添加し、十分に撹拌して均一に分散させた後、撹拌下に55℃に加熱して溶媒を揮発させて除去した。次いで、水素ガスを50ml/分の流量で流通させながら、上記した方法で得た残留物を300℃で3時間加熱することにより、カーボンブラック上に、白金、ルテニウムおよびSi担持させ、担持触媒を得た。
上記各種触媒についてPHI社製Quantum−2000を用いてXPS測定を行った。中和銃(電子銃、アルゴン銃)によるチャージアップ補償と帯電補正(C1s:C−C=284.6eV)を行った。各元素の金属結合によるピークと酸素結合によるピークの同定は表2に示す。例えば、Si元素についてはSi2pスペクトルを用いて、結合エネルギーが99〜100eV範囲にあるピークを金属結合によるもの、103〜104eV範囲にあるピークは酸素結合によるもと同定した。触媒粒子中に含有されているT元素の種類が複数の場合は、最も含有量が多いT元素を主要T元素と定義し、各触媒の主要T元素(T1元素またはT2元素)の測定結果を表1に示す。
なお、主要T1元素のピーク面積比は同元素の金属結合によるピーク面積を100%とした際の酸素結合によるピーク面積と、主要T2元素のピーク面積比は同元素の酸素結合によるピーク面積を100%とした際の金属結合によるピーク面積とそれぞれ定義した。
表1に示されるように、実施例1〜20のXPSスペクトル上の各主要T1元素の酸素結合によるピークの面積は同元素の金属結合によるピークの面積の200%以下、各主要T2元素の金属素結合によるピークの面積は同元素の酸素結合によるピークの面積の200%以下であることを確認した。溶液法によって作製した比較例20のSi元素は殆ど酸化状態であることがわかった。なお、上記測定のサンプルは酸洗いした触媒である。酸洗い前の触媒は酸洗いしたものより酸化結合のピークが高い場合があるが、それは不安定な酸化層によるものが多く、酸洗いプロセスを行わない場合は発電中にも自然に安定層に変化し、酸化結合によるピークの面積比は酸洗いした触媒と同レベルになることが確認した。
各担持触媒の触媒粒子の平均粒径については、任意の異なる5視野についてTEM観察を用いて行い、各視野において20粒子の直径を測定し、合計100粒子の直径を平均したものを平均粒径として下記表1に示す。
実施例1〜20、比較例1〜20はアノード触媒として、それぞれは標準カソード電極(カーボンブラック担持のPt触媒:田中貴金属(株)製)と組んで以下のように燃料電池電極、膜電極複合体、単セルを作製し、評価を行なう。
<アノード電極>
得られた各種触媒を3gとを秤量した。これら担持触媒と、純水8gと、20%ナフィオン溶液15gと、2−エトキシエタノール30gとを良く攪拌し、分散した後、スラリーを作製した。撥水処理したカーボンペーパー(350μm、東レ社製)に上記のスラリーをコントロールコータで塗布し、乾燥させ、貴金属触媒のローディング密度が1mg/cm2のアノード電極を作製した。
<カソード電極>
まず、田中貴金属社製Pt触媒を2gとを秤量し、純水5gと、20%ナフィオン溶液5gと、2−エトキシエタノール20gとを良く攪拌し、分散した後、スラリーを作製した。撥水処理したカーボンペーパー(350μm、東レ社製)に上記のスラリーをコントロールコータで塗布し、乾燥させ、貴金属触媒のローディング密度が2mg/cm2のカソード電極を作製した。
<膜電極複合体の作製>
カソード電極、アノード電極それぞれを電極面積が10cm2になるよう、3.2×3.2cmの正方形に切り取り、カソード電極とアノード電極の間にプロトン伝導性固体高分子膜としてナフィオン117(デュポン社製)を挟んで、125℃、10分、30kg/cm2の圧力で熱圧着して、膜電極複合体を作製した。
この膜電極複合体と流路板とを用いて燃料直接供給型高分子電解質型燃料電池の単セルを作製した。この単セルに燃料としての1Mメタノール水溶液、流量0.6ml/min.でアノード極に供給すると共に、カソード極に空気を200ml/分の流量で供給し、セルを50℃に維持した状態で100mA/cm2電流密度を放電させ、30分後のセル電圧を測定し、その結果を下記表1に示す。高安定性については上記運転条件で単セルを500時間発電させて、100mA/cm2電流密度における電圧の低下率を指標として評価した。その結果を下記表1に示す。
表1の結果によって示されるように、実施例1〜20と比較例1とそれぞれ比較すると、本発明の触媒はPtRu触媒より高い燃料電池特性と、PtRu触媒並みの安定性をもつことがわかる。また、実施例1〜20と比較例2〜14とそれぞれ比較すると、SiまたT元素の単独添加では高い燃料電池特性と高安定性の両立が得られないことがわかる。実施例1、2と比較例15〜19とそれぞれ比較することにより、Si元素の添加量は0.5〜20at.%から外す、またはNi元素の添加量は1〜40at.%の範囲から外すと、高活性と劣化率1%以下の高い安定性を両立できないことがわかる。ほかの元素系については同様な結果が得られた。実施例1と比較例20と比較すると、高活性を得るには、組成のほかプロセスによる元素の結合状態が制御する必要があることがわかる。
なお、本発明の触媒を用いた改質ガス型高分子電解質型燃料電池にも上記と同様な傾向を確認した。従って、本発明の触媒はCO被毒についても従来のPt―Ru触媒より有効である。
Figure 0004374036
Figure 0004374036
Figure 0004374036
本発明の一実施形態に係る燃料電池を模式的に示す側面図。
符号の説明
1 アノード
2 カソード
3 プロトン伝導性膜
4 拡散層
5 アノード触媒層
6 拡散層
7 カソード触媒層
8 外部回路

Claims (9)

  1. 下記式:
    PtRuSiT1u
    (ただし、T1は、Ni、W、VおよびMoよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素であり、x=30〜90at.%、y=0〜50at.%、z=0.5〜20at.%、u=1〜40at.%)
    で表される金属微粒子からなることを特徴とする、燃料電池用触媒。
  2. X線光電子分光法(XPS)によるスペクトルにおけるSiの酸素結合によるピークの面積がSi元素の金属結合によるピークの面積の200%以下である、請求項1に記載の燃料電池用触媒。
  3. X線光電子分光法(XPS)によるスペクトルにおける前記元素T1の酸素結合によるピークの面積が同元素の金属結合によるピークの面積の200%以下である、請求項1に記載の燃料電池用触媒。
  4. 下記式:
    PtRuSiT2u
    (ただし、T2は、Hf、Sn、Zr、Nb、Ti、Ta、CrおよびAlよりなる群から選ばれる少なくとも一種の元素であり、x=30〜90at.%、y=0〜50at.%、z=0.5〜20at.%、u=1〜40at.%)
    で表される金属微粒子からなることを特徴とする、燃料電池用触媒。
  5. X線光電子分光法(XPS)によるスペクトルにおけるSiの酸素結合によるピークの面積がSi元素の金属結合によるピークの面積の200%以下である、請求項4に記載の燃料電池用触媒。
  6. X線光電子分光法(XPS)によるスペクトルにおける前記元素T2の金属結合によるピークの面積が同元素の酸素結合によるピークの面積の200%以下である、請求項4に記載の燃料電池用触媒。
  7. 担体上に、請求項1〜6にいずれか1項に記載の触媒が担持されてなることを特徴とする、燃料電池用担持触媒。
  8. 請求項7に記載の担持触媒を具備してなることを特徴とする、膜電極複合体。
  9. 請求項8に記載の膜電極複合体を具備することを特徴とする、燃料電池。
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