JP4739840B2 - 直線引き裂き性に優れた包装材料およびこれを用いた包装容器 - Google Patents
直線引き裂き性に優れた包装材料およびこれを用いた包装容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4739840B2 JP4739840B2 JP2005213126A JP2005213126A JP4739840B2 JP 4739840 B2 JP4739840 B2 JP 4739840B2 JP 2005213126 A JP2005213126 A JP 2005213126A JP 2005213126 A JP2005213126 A JP 2005213126A JP 4739840 B2 JP4739840 B2 JP 4739840B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- tear
- adhesive
- film
- packaging material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 title claims description 63
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 title claims description 32
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 38
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 34
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 34
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 claims description 29
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 26
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 25
- 239000011888 foil Substances 0.000 claims description 25
- 230000009477 glass transition Effects 0.000 claims description 21
- 229920005749 polyurethane resin Polymers 0.000 claims description 20
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 18
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 18
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 claims description 13
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 9
- 239000000565 sealant Substances 0.000 claims description 9
- 238000009820 dry lamination Methods 0.000 claims description 8
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 4
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 20
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 10
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 8
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 7
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 description 7
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 description 7
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 4
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 4
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Description
この事例を図7と図8を用いて説明する。例えば、図示の包装容器aは直線的に引き裂き易いフィルムを構成材料としている二枚の包装材料bを重ね合わせ、対向している三方の外側辺をヒートシールしてシール部cとしているとともに、残りの一辺の外側辺側においてはその外側辺の位置から包装容器aの中央側に寄った位置でシール部dを設けていて、シール部cとシール部dで囲まれた領域を収納部eとし、その内部に収納物fを収納している。そして、前記シール部dより外方の外側辺の位置の包装材料bを未シール状態とし、その一方の包装材料bに二つの切り裂き位置gが示されている。
しかしながら、直線的に引き裂き易いフィルムを構成材料とした包装材料を用いていても、実際に得られる開口部jは図9に示すように先細りの形状になってしまう傾向があった。また、直線的に引き裂きし易いフィルムを構成材料としない包装材料の場合には、先細り以外に、先広がり、或いは曲がりが発生することもあり、いずれにしても所望の開口部を安定して形成することが困難であった。
そこで本発明は上記事情に鑑み、包装材料としてより一層、直線引き裂き性の高い包装材料を得ることを課題とし、手操作での引き裂きにより包装容器に適正な開口部が形成できるようにすることを目的とするものである。
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、最外層の二軸延伸フィルム、アルミニウム箔、一軸延伸ポリオレフィンフィルム、最内層のシーラントフィルムからなり、各層がドライラミネート用接着剤により積層された積層体であって、前記アルミニウム箔と一軸延伸ポリオレフィンフィルムとの層間接着強度が5.0N/15mm幅以上で、前記積層体を前記一軸延伸ポリオレフィンフィルムの延伸方向に引き裂いた際の引き裂き強度が1.0N以下であり、
前記ドライラミネート用接着剤が、ガラス転移温度が25℃以上であるポリエステル−ポリウレタン系樹脂を含有し、かつ、このドライラミネート用接着剤に含有される樹脂全体としてのガラス転移温度が20℃以上であることを特徴とする、直線引き裂き性に優れた包装材料を提供して上記課題を解消するものである。
また、もう一つの発明は、最外層の二軸延伸フィルム、一軸延伸ポリオレフィンフィルム、アルミニウム箔をこの順にドライラミネート用接着剤により積層し、さらに前記アルミニウム箔の一軸延伸ポリオレフィンフィルム積層面とは反対の面に、最内層としてヒートシール性コーティング剤層を設けてなる積層体であって、前記一軸延伸ポリオレフィンフィルムとアルミニウム箔との層間接着強度が5.0N/15mm幅以上で、前記積層体を前記一軸延伸ポリオレフィンフィルムの延伸方向に引き裂いた際の引き裂き強度が1.0N以下であり、
前記ドライラミネート用接着剤が、ガラス転移温度が25℃以上であるポリエステル−ポリウレタン系樹脂を含有し、かつ、このドライラミネート用接着剤に含有される樹脂全体としてのガラス転移温度が20℃以上であることを特徴とする、直線引き裂き性に優れた包装材料であって、この直線引き裂き性に優れた包装材料を提供して上記課題を解消するものである。
また、上記積層体の最内層のシーラントフィルムを、イージーピール機能を有するポリオレフィンフィルムとすることが可能である。
(請求項4の発明)
さらに、上記積層体の最内層のヒートシール性コーティング剤層は、イージーピール機能を有するものとすることが可能である。
(請求項5の発明)
さらに、上記積層体を二条の引き裂き予定線の方向に沿ってこの引き裂き予定線の間を帯状に引き裂いた際に、引き裂き開始位置の帯幅と、100mm引き裂いた後の帯幅との比が0.5〜1.5であることが良好である。
そして、もう一つの発明は、上記直線引き裂き性に優れた包装材料を袋状に形成した包装容器であって、上記積層体を一軸延伸ポリオレフィンフィルムの延伸方向とした二条の引き裂き予定線の方向に沿ってこの引き裂き予定線の間を帯状に引き裂くことにより、引き裂き予定線の方向と直交する方向での開口幅が一定である帯状開口部を形成可能とするための、引き裂き開始用切り込みを設けたことを特徴とする、包装容器を提供して上記課題を解消するものである。
請求項1に係る発明によれば、包装材料の直線引き裂き性は一軸延伸フィルムの直線引き裂き性によるものとなる。即ち、最外層の二軸延伸フィルム、最内層のシーラントフィルムやヒートシール性コーティング剤、アルミニウム箔それぞれは単体では直線引き裂き性が弱く、無方向(どの方向にも切れる)に、或いは前記フィルム(最外層の二軸延伸フィルム、最内層のシーラントフィルム)ではその樹脂の配向方向に引き裂き易い性質が現れることがあるため、一軸延伸フィルムの引き裂き性との強さの何れかが優位であるかが包装材料全体の直線引き裂き性に影響を与えることとなるが、請求項1に係る発明により、層間の接着強度(剥離強度)を高くし、積層体全体の引き裂き強度を低くしているので、一軸延伸フィルムの直線引き裂き性が優位に働くようになる。これによって、引き裂き時に層間での剥離が生じず、一軸延伸フィルムの直線引き裂き性が有効に作用して切断縁の方向がブレず、引き裂きによる切断縁の直線性が顕著なものとなる。
請求項2に係る発明によれば、上記請求項1に係る発明の場合と同じく、層間の接着強度(剥離強度)を高くし、積層体全体の引き裂き強度を低くしているので、一軸延伸フィルムの直線引き裂き性が優位に働き、引き裂き時に層間での剥離が生じず、一軸延伸フィルムの直線引き裂き性が有効に作用して切断縁の方向がブレず、引き裂きによる切断縁の直線性が顕著なものとなる。
包装容器などを得る上で包装材料を重ね合わせてそれらを部分的にヒートシールするが、請求項3に係る発明により、一方の積層体(包装材料)の一部分を帯状にして引き裂き操作して引き上げられる帯状の切り取り片がシール部に達したときに、その位置で止まることなくシール部で相手側の包装材料から剥離するように取り外すことができるようになり、引き裂きにより開口部を形成した包装容器の美感が損なわれない。
請求項4に係る発明により、上記請求項4の発明と同じく、一方の積層体(包装材料)の一部分を帯状にして引き裂き操作して引き上げられる帯状の切り取り片がシール部に達したときに、その位置で止まることなくシール部で相手側の包装材料から剥離するように取り外すことができるようになり、引き裂きにより開口部を形成した包装容器の美感が損なわれない。
請求項5に係る発明により、包装材料から包装容器を得てその包装容器に引き裂き操作により細長い開口部を形成する場合でも、その開口部の形状が崩れず、よって開口部を有した包装容器の美観が損なわれない。
請求項6に係る発明により、引き裂く部位の始端側が摘み易くなるとともに、その引き裂く部位の始端側での切断縁の進み始めに抵抗が生じなくなる。
(包装容器)
図中1は包装容器で、該包装容器1は、図1と図2に示すように二枚同一の包装材料2を重ね合わせ、対向している三方の外側辺をヒートシールして辺シール部3としているとともに、残りの一辺の外側辺側においてはその外側辺の位置から包装容器1の中央側に少し寄った位置で内シール部4を設けていて、前記辺シール部3と内シール部4で囲まれた領域を収納部5とし、その内部に液体を含んだ収納物6を収納しているものである。そして、前記内シール部4より外方の外側辺の位置の包装材料2を未シール状態とし、その位置での容器上面となる一方の包装材料2に対にして切り裂き開始用切り込み7が入れられている。
図4は直線引き裂き性に優れた上記包装材料2の第一の例を断面にて示していて、最外層の二軸延伸フィルムとしてのポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)11、アルミニウム箔12、一軸延伸ポリオレフィンフィルムとしての一軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)13、最内層のシーラントフィルムとしての、イージーピール機能を有した無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)14からなり、各層がドライラミネート用接着剤15により積層された積層体であって、各層の厚さは以下に示すものとされている。
(最外層)PET12μm/接着剤層/アルミニウム箔9μm/接着剤層/一軸延伸OPP20μm/接着剤層/CPP(シーラント)25μm(最内層)
複数の樹脂を混合して用いる場合、樹脂全体としてのガラス転移温度(Tg)は、それぞれの樹脂のガラス転移温度(Tg)を混合割合に応じて足し算して計算することができ、この計算の結果が20℃以上となっていればよい。
そして、アルミニウム箔と一軸延伸ポリオレフィンフィルムの層間以外の、他のフィルム同士の間、あるいはフィルムとアルミニウム箔の間の層間接着強度も、上記したアルミニウム箔と一軸延伸ポリオレフィンフィルムの層間接着強度同様、5.0N/15mm幅以上とすることが好ましい。
図5は直線引き裂き性に優れた上記包装材料2の第二の例を断面にて示していて、最外層の二軸延伸フィルムとしてのポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)11、一軸延伸ポリオレフィンフィルムとしての一軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)13、アルミニウム箔12、最内層のヒートシール性コーティング剤層16からなり、ポリエチレンテレフタレートフィルム11と一軸延伸ポリオレフィンフィルム13の間、一軸延伸ポリオレフィンフィルム13とアルミニウム箔12との間がドライラミネート用接着剤15により積層された積層体であって、各層の厚さは以下に示すものとされている。
(最外層)PET12μm/接着剤層/一軸延伸OPP20μm/接着剤層/アルミニウム箔9μm/ヒートシール性コーティング剤層2μm(最内層)
なお、前記のとおり、ドライラミネート用接着剤15に含まれる樹脂がポリエステル−ポリウレタン系樹脂の一種類のみである場合、その樹脂のガラス転移温度(Tg)が25℃以上であればよく、ガラス転移温度(Tg)の異なるポリエステル−ポリウレタン系樹脂を2種類以上混合する場合はガラス転移温度(Tg)が25℃以上のものを含み、かつ、樹脂全体のガラス転移温度(Tg)が20℃以上となるような組み合わせであれば良い。また、上記条件を満たせば、ポリエステル−ポリウレタン系樹脂の外に他の樹脂も加えられているものであってもよい。
なお、本発明において言う一軸延伸フィルムとは、引き裂き性を付与するために、縦方向又は横方向に対して著しく配向された合成樹脂フィルムを意味するものであって、目的とする引き裂き性を有するものであれば、他方向にも多少配向された延伸フィルムであっても差し支えない。
(最外層)PET12μm/接着剤層/アルミニウム箔9μm/接着剤層/一軸延伸OPP20μm/接着剤層/CPP(シーラント)25μm(最内層)
<実施例1>
接着剤層;ポリエステル−ポリウレタン系樹脂(Tg:28℃)
<実施例2>
接着剤層;ポリエステル−ポリウレタン系樹脂(Tg:28℃)/ポリエステル系樹脂(Tg:12℃)(なお、混合比1:1(重量部。以下、同じ))
<実施例3>
接着剤層;ポリエステル−ポリウレタン系樹脂(Tg;25℃)
<実施例4>
接着剤層;ポリエステル−ポリウレタン系樹脂(Tg;25℃)/ポリエステル系樹脂(Tg;15℃)(なお、混合比1:1)
<比較例1>
接着剤層;ポリエステル系樹脂(Tg;15℃)
<比較例2>
接着剤層;ポリエステル−ポリウレタン系樹脂(Tg;20℃)/ポリエステル系樹脂(Tg;15℃)(混合比1:1)
(最外層)PET12μm/接着剤層/一軸延伸OPP20μm/接着剤層/アルミニウム箔9μm/ヒートシール性コーティング剤層2μm(最内層)
<実施例5>
接着剤層;ポリエステル−ポリウレタン系樹脂(Tg;28℃)
<実施例6>
接着剤層;ポリエステル−ポリウレタン系樹脂(Tg;28℃)/ポリエステル系樹脂(Tg;12℃)(混合比1:1)
<比較例3>
接着剤層;ポリエステル系樹脂(Tg;15℃)
<比較例4>
接着剤層;ポリエステル−ポリウレタン系樹脂(Tg;20℃)/ポリエステル系樹脂(Tg;15℃)(混合比1:1)
また、引き裂き強度については、30mm幅、長さ100mmの試料の幅方向中央に、端縁から約50mmの長さの切込みを入れ、これにより端縁が左右それぞれ15mm幅に分割された試料の左右片それぞれを引張試験機の試料保持具18にセットして、層間強度の測定と同じ条件にて測定した。
また、直線引き裂き性は引き裂き開始位置の幅と100mm引き裂き後の終了位置の幅を測定しその比を求めた。
表1に示した値は試験体(試験体値n=5)の平均である。
表1に示されているように、実施例1〜4のドライラミネート用接着剤の構成とすることで、上記層間強度、引き裂き強度、直線引き裂き性の各条件を満足することができた。
また、同様に実施例5、6のドライラミネート用接着剤の構成とすることで、上記層間強度、引き裂き強度、直線引き裂き性の各条件を満足することができた。
2…包装材料
7…切り裂き開始用切り込み
8…引き裂き予定線
10…開口部
11…ポリエチレンテレフタレートフィルム
12…アルミニウム箔
13…一軸延伸ポリオレフィンフィルム
14…無延伸ポリプロピレンフィルム
15…ドライラミネート用接着剤
16…ヒートシール性コーティング剤層
17…被測定体
18…試料保持具
Claims (6)
- 最外層の二軸延伸フィルム、アルミニウム箔、一軸延伸ポリオレフィンフィルム、最内層のシーラントフィルムからなり、各層がドライラミネート用接着剤により積層された積層体であって、前記アルミニウム箔と一軸延伸ポリオレフィンフィルムとの層間接着強度が5.0N/15mm幅以上で、前記積層体を前記一軸延伸ポリオレフィンフィルムの延伸方向に引き裂いた際の引き裂き強度が1.0N以下であり、
前記ドライラミネート用接着剤が、ガラス転移温度が25℃以上であるポリエステル−ポリウレタン系樹脂を含有し、かつ、このドライラミネート用接着剤に含有される樹脂全体としてのガラス転移温度が20℃以上であることを特徴とする、直線引き裂き性に優れた包装材料。 - 最外層の二軸延伸フィルム、一軸延伸ポリオレフィンフィルム、アルミニウム箔をこの順にドライラミネート用接着剤により積層し、さらに前記アルミニウム箔の一軸延伸ポリオレフィンフィルム積層面とは反対の面に、最内層としてヒートシール性コーティング剤層を設けてなる積層体であって、前記一軸延伸ポリオレフィンフィルムとアルミニウム箔との層間接着強度が5.0N/15mm幅以上で、前記積層体を前記一軸延伸ポリオレフィンフィルムの延伸方向に引き裂いた際の引き裂き強度が1.0N以下であり、
前記ドライラミネート用接着剤が、ガラス転移温度が25℃以上であるポリエステル−ポリウレタン系樹脂を含有し、かつ、このドライラミネート用接着剤に含有される樹脂全体としてのガラス転移温度が20℃以上であることを特徴とする、直線引き裂き性に優れた包装材料。 - 上記積層体の最内層のシーラントフィルムが、イージーピール機能を有するポリオレフィンフィルムであることを特徴とする、請求項1に記載の直線引き裂き性に優れた包装材料。
- 上記積層体の最内層のヒートシール性コーティング剤層が、イージーピール機能を有することを特徴とする、請求項2に記載の直線引き裂き性に優れた包装材料。
- 上記積層体を二条の引き裂き予定線の方向に沿ってこの引き裂き予定線の間を帯状に引き裂いた際に、引き裂き開始位置の帯幅と、100mm引き裂いた後の帯幅との比が0.5〜1.5であることを特徴とする、請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載の直線引き裂き性に優れた包装材料。
- 請求項1ないし請求項5の何れか一項に記載の直線引き裂き性に優れた包装材料を袋状に形成した包装容器であって、上記積層体を一軸延伸ポリオレフィンフィルムの延伸方向とした二条の引き裂き予定線の方向に沿ってこの引き裂き予定線の間を帯状に引き裂くことにより、引き裂き予定線の方向と直交する方向での開口幅が一定である帯状開口部を形成可能とするための、引き裂き開始用切り込みを設けたことを特徴とする、包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005213126A JP4739840B2 (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 直線引き裂き性に優れた包装材料およびこれを用いた包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005213126A JP4739840B2 (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 直線引き裂き性に優れた包装材料およびこれを用いた包装容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007030222A JP2007030222A (ja) | 2007-02-08 |
JP4739840B2 true JP4739840B2 (ja) | 2011-08-03 |
Family
ID=37790075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005213126A Active JP4739840B2 (ja) | 2005-07-22 | 2005-07-22 | 直線引き裂き性に優れた包装材料およびこれを用いた包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4739840B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117545631A (zh) * | 2021-07-02 | 2024-02-09 | 凸版印刷株式会社 | 层压管用层叠体以及层压管 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0858835A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-05 | Toppan Printing Co Ltd | 易引き裂き性パウチ |
JPH09278064A (ja) * | 1996-04-13 | 1997-10-28 | Nippon Foil Mfg Co Ltd | 易開封性包装体及びその製造方法 |
JP2003137341A (ja) * | 2001-10-30 | 2003-05-14 | Toppan Printing Co Ltd | 中身の取り出し易い包装袋及びそれを用いた包装体 |
WO2005009869A1 (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-03 | Toppan Printing Co., Ltd. | 蒸気抜き機能を有する包装袋とそれを用いた包装体 |
-
2005
- 2005-07-22 JP JP2005213126A patent/JP4739840B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0858835A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-05 | Toppan Printing Co Ltd | 易引き裂き性パウチ |
JPH09278064A (ja) * | 1996-04-13 | 1997-10-28 | Nippon Foil Mfg Co Ltd | 易開封性包装体及びその製造方法 |
JP2003137341A (ja) * | 2001-10-30 | 2003-05-14 | Toppan Printing Co Ltd | 中身の取り出し易い包装袋及びそれを用いた包装体 |
WO2005009869A1 (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-03 | Toppan Printing Co., Ltd. | 蒸気抜き機能を有する包装袋とそれを用いた包装体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007030222A (ja) | 2007-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4797384B2 (ja) | 再封性包装袋 | |
KR101504382B1 (ko) | 컷 테이프 및 컷 테이프가 부착된 포장 주머니 | |
US20080031555A1 (en) | Pouch-type packaging | |
US20150197385A1 (en) | Sealing cover having opening tap for containers and method for manufacturing the same | |
KR20110138342A (ko) | 다층 적층 개봉 용이 포장체 | |
JP2006199343A5 (ja) | ||
ES2773983T3 (es) | Envase con sellos térmicos desprendibles y no desprendibles | |
JP2008024324A (ja) | チャックテープ付き包装袋 | |
JP2008001372A (ja) | 易開封性包装袋およびそれを使用した包装体 | |
JP2013018230A (ja) | 積層体および包装袋 | |
US10494148B2 (en) | Flexible peelable/resealable package | |
JP5659824B2 (ja) | 包装袋 | |
JP6069975B2 (ja) | 包装袋およびその製造方法 | |
JP4739840B2 (ja) | 直線引き裂き性に優れた包装材料およびこれを用いた包装容器 | |
US10464728B2 (en) | Peelable/resealable package with absorbent strip | |
JP5151267B2 (ja) | 積層材料と該積層材料を用いて作製した包装袋 | |
JP2013049474A (ja) | イージーピール性包装袋 | |
JP2019006407A (ja) | パウチ | |
JP7153219B2 (ja) | 袋 | |
JP2017039494A (ja) | 包装材料及びこれを用いた包装容器 | |
JP2010058839A (ja) | 易開封性ピロー包装袋 | |
JP4935016B2 (ja) | 再封性包装袋 | |
JP2007204142A (ja) | 易引き裂き性包装材及びそれを用いた易開封性包装袋 | |
JP2012035872A (ja) | 開封テープ、それを用いた包装袋の製造方法及び包装袋 | |
JP2012076802A (ja) | 袋体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110428 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4739840 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |