JP4739432B2 - 冗長化システム、制御装置、制御方法 - Google Patents

冗長化システム、制御装置、制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4739432B2
JP4739432B2 JP2009041731A JP2009041731A JP4739432B2 JP 4739432 B2 JP4739432 B2 JP 4739432B2 JP 2009041731 A JP2009041731 A JP 2009041731A JP 2009041731 A JP2009041731 A JP 2009041731A JP 4739432 B2 JP4739432 B2 JP 4739432B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
request
unit
operation state
response
state information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009041731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010198264A (ja
Inventor
弘昭 西條
安彦 花岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009041731A priority Critical patent/JP4739432B2/ja
Priority to US12/683,248 priority patent/US8122288B2/en
Publication of JP2010198264A publication Critical patent/JP2010198264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4739432B2 publication Critical patent/JP4739432B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
    • G06F11/202Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where processing functionality is redundant
    • G06F11/2023Failover techniques
    • G06F11/2025Failover techniques using centralised failover control functionality
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
    • G06F11/202Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where processing functionality is redundant
    • G06F11/2023Failover techniques
    • G06F11/2028Failover techniques eliminating a faulty processor or activating a spare

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)

Description

本発明は、冗長化された装置により構成されたシステムに関する。
従来、複数の制御ユニットにより構成され、内部の処理機能毎の冗長化による冗長性を持つシステムが知られている。このようなシステムには、全構成ユニットの冗長構成の運転動作状態の監視と動作の開始及び停止とを制御する監視装置が設けられている。このような冗長性を持つシステムとして、仮想テープ装置が挙げられる。この仮想テープ装置は、階層的に接続されることにより構成されたデータ処理ユニットのグループを二重化することで物理的な冗長性を持たせている。二重化されたグループにおける制御ユニットは、その制御対象である下位ユニットの動作応答に異常を検知すると、異常を検知した下位ユニットへの命令発行または通信接続を遮断する。遮断後、制御ユニットは、冗長化された他グループ(待機系)へ接続経路を切り替えて処理を交代することにより、業務運転を継続する。なお、制御ユニットは、下位ユニットの停止命令による停止、または自己停止を待ってから、停止した下位ユニットから待機系へ接続経路を切り替える。
なお、本発明に関連ある技術として、装置のRAS試験を自動的に行うRAS自動試験システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−53213号公報
しかし、下位ユニットの故障状態には、異常を検知した制御ユニットからの停止命令に反応せずに、異常が発生している状態で動作を継続してしまう場合がある。このような場合、制御ユニットは異常が発生した下位ユニットの停止を待って待機系への交代を行うため、処理途中の作業の移行準備を行うことができない。その結果、交代すべき待機系への切り替えが不可能になり、運転継続ができずシステム全体の停止という事態に陥るという問題がある。このような問題が起こる場合について、図を用いて具体的に説明する。図14は、仮想テープ装置における下位ユニットとしての被監視装置の階層構造を示す図である。
図14に示すように、被監視装置において、HARDWARE上でBIOSが動作し、BIOS上でOSとI/O Driverとが動作し、OSとI/O Driver上でKERNELとI/O制御部とが動作している。さらに、KERNELとI/O制御部上で仮想テープ装置の基本処理プログラムが動作し、基本処理プログラム上で機能対応処理制御プログラムが動作する。さらに、機能対応処理制御プログラム上で応答制御プログラムが動作する。このような階層構造を持つ被制御装置において、上位ホスト装置、監視装置、他の被監視装置への応答交信は、それぞれ別の階層において行われる。具体的には、上位ホスト装置へのコマンド応答交信は応答制御プログラムにより行われ、監視装置へのステータスの応答交信は監視装置により行われ、他の被監視装置への生存確認応答交信はI/O制御部により行われる。このような被監視装置において、例えば、機能対応処理制御プログラムがハングした場合、監視装置は被監視装置との応答交信をすることができなくなる。しかし、被監視装置の階層構造において、機能対応処理制御プログラムの下位にあるI/O制御部は、ハングの影響を受けず、他の被監視装置からの生存確認に対して反射的に応答を返す。また、I/O制御部と同様に、基本処理制御プログラムもハングの影響を受けずに動作することができる。このような場合、機能対応処理制御プログラムと、その上位にある応答制御プログラムにおいて異常が発生しているにも関わらず、被監視装置は生存確認に対し応答を返し、動作し続けることになる。また、監視装置との応答交信を行う階層がハングしているため、監視装置は被監視装置を停止させることができない。結果として、交代すべき待機系への切り替えが不可能となる。つまり、異常が発生した下位ユニットの動作が、なんらかの理由により停止しない場合、異常に備えた冗長性が有効とならない。このような問題は仮想テープ装置に限らず、冗長化された装置により構成されたシステムであれば起こり得る問題である。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、冗長化されたシステムの冗長性を向上させることができる冗長化システム、制御装置、制御方法を提供することを目的とする。
冗長構成を持つ冗長化装置と、該冗長化装置に電源を供給する電源供給装置を制御する制御装置とを有するシステムであって、前記冗長化装置は、該冗長化装置の動作状態を示す動作状態情報を管理する状態管理部と、前記制御装置による前記動作状態情報の要求に対し、前記状態管理部により管理される動作状態情報を前記制御装置に応答として返す応答部とを備え、前記制御装置は、運用系として動作する冗長化装置に対し、前記動作状態情報を要求する第1要求部と、前記第1要求部による要求に対する前記応答部による応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第1判断部と、前記第1判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記第1要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常であるかどうかを判断する第2判断部と、前記第2判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断する遮断部とを備える。
冗長構成を持つ冗長化装置に電源を供給する電源供給装置を制御する装置であって、運用系として動作する冗長化装置に対し、該冗長化装置の動作状態を示す動作状態情報を要求する第1要求部と、前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第1判断部と、前記第1判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常であるかどうかを判断する第2判断部と、前記第2判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断する遮断部とを備える。
冗長構成を持つ冗長化装置に電源を供給する電源供給装置を制御する方法であって、運用系として動作する冗長化装置に対し、該冗長化装置の動作状態を示す動作状態情報を要求する第1要求ステップと、前記第1要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第1判断ステップと、前記第1判断ステップにより、前記第1要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常であるかどうかを判断する第2判断ステップと、前記第2判断ステップにより、前記第1要求ステップによる要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求ステップにより前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断する遮断ステップとをコンピュータに実行させる。
冗長化されたシステムの冗長性を向上させることができる。
本実施の形態に係る仮想テープシステムの構成を示す図である。 本実施の形態に係る仮想テープ装置の構成、接続経路及び電源供給経路を示す図である。 本実施の形態に係る仮想テープ装置の監視制御経路、制御通信経路及びデータ伝送経路を示す図である。 VLPのハードウェア構成を示す図である。 VLPの被監視装置としての機能構成を示す図である。 PCU及びPDUのハードウェア構成を示す図である。 PCUの機能構成を示す図である。 ホスト装置のハードウェア構成を示す図である。 ホスト装置の機能構成を示す図である。 監視制御部の動作を示すフローチャートである。 状態監視処理の動作を示すフローチャートである。 電源遮断処理の動作を示すフローチャートである。 監視応答部の動作を示すフローチャートである。 仮想テープ装置における下位ユニットとしての被監視装置の階層構造を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施の形態に係る仮想テープ装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る仮想テープシステムの構成を示す図である。また、図2は、本実施の形態に係る仮想テープ装置の構成、接続経路及び電源供給経路を示す図である。また、図3は、本実施の形態に係る仮想テープ装置の監視制御経路、制御通信経路及びデータ伝送経路を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る仮想テープシステムは、仮想テープ装置1(冗長化システム)、ホスト装置2、LTO(Linear Tape−Open)ライブラリA3、LTOライブラリB4を有する。ホスト装置2は、仮想テープ装置1の上位装置であり、ユーザにより操作され、仮想テープ装置1に対して、データの読み込み/書き込みの指示を行う。また、仮想テープ装置1は、運用系10と、運用系10に対して冗長性を持つ待機系11とを有する。なお、本実施の形態において、運用系10と待機系11は同様の構成であるものとし、以降の説明において、待機系の構成についてはその説明を省略する。運用系10(または待機系11)は、LTOライブラリA(またはLTOライブラリB)におけるLTOのデータを読み込み、ホスト装置2に対して転送する。また、運用系10は、ホスト装置2により転送されたデータを一時的に格納し、格納したデータをLTOライブラリAにおけるLTOに書き込む。
また、図2に示すように、仮想テープ装置1における運用系10及び待機系11は、それぞれがICP(Integrated Channel Proccessor)101、TVC(Tape Volume Cashe)102、IDP(Integrated Device Processor)103、VLP(Virtual Library Processor)104、PLP(Physical Library Processor)105、PCU(Power Control Unit、制御装置)106、PDU(Power Distribution Unit、電源供給装置)107、監視系HUB108、HUB109、FC−SW(Fibre Channel Switch)110を有する。また、LTOテープライブラリA3及びLTOテープライブラリB4は、少なくとも1つ以上のLTO31と、図示しないドライブへLTO31をセットするROBOT32を有する。
TVC102は、RAIDにより構成される記憶ドライブであり、論理ボリュームのデータを格納する。また、ICP101は、ホスト装置2と接続され、TVC102に格納された論理ボリュームのデータ送受信を制御し、TVC102を仮想テープドライブとして機能させる。また、VLP104は、ホスト装置2からのマウント要求を受け、仮想テープドライブへの論理ボリュームのマウント、論理ボリュームと物理ボリュームとの対応関係を示す情報データベースの管理、LTO31へのデータのストアを行う。また、IDP103は、VLP104からの指示を受け、TVC102上の論理ボリュームのデータをLTO31にストアし、LTO31のデータを読み出してTVC102上にリストアする。また、PLP105は、VLP104からの指示を受け、ROBOT32を制御する。また、PDU107は、仮想テープ装置1における装置に対する電源の供給/遮断を行う。PCU106は、PDU107を制御し、仮想テープ装置1における装置に対する電源の供給/切断を行う。また、PCU106は、仮想テープ装置1における各装置の動作状態を監視し、異常が検知された装置に対して動作を停止させる指示、または電源を遮断する指示を出す。また、監視系HUB108は、仮想テープ装置1において、監視制御データ通信用LANの中継を行う。また、HUB109は、制御データ通信用LANの中継を行う。また、FC−SW110は、仮想テープ装置1において処理される論理ボリュームのデータ通信経路の中継を行う。
また、仮想テープ装置1において、電源はPDU107のRLY(Relay)を通じて各装置のPSU(Power Supply Unit)に供給される。また、仮想テープ装置1における各装置は、監視系HUB108及びHUB109により中継されたLANにより接続される。この接続により、図3に示す監視制御通信経路、制御通信経路が、仮想テープ装置1において確立される。なお、図3に示す監視制御通信経路、制御通信経路によれば、運用系10、待機系11間の各装置による通信も可能である。また、監視系制御通信経路を制御通信経路を確立するHUB109と異なる監視系HUB108により確立することにより、監視に係るリスクを低減することができる。また、FC−SW110により中継されるFC(Fibre Channel)ネットワークにより、ICP101、TVC102、IDP103を介したホスト装置1とLTOドライブとのデータ伝送が実現される。なお、ここで制御通信経路は、仮想ドライブ機能に係る制御通信を行うための経路を示し、監視制御通信経路は、PCU106による仮想テープ装置1における他の装置の状態の監視を行うための経路を示す。また、以降の説明において、PCU106により電源を制御され、状態を監視される装置を被監視装置(冗長化装置)とする。仮想テープ装置1において、被監視装置は、ICP101、TVC102、IDP103、VLP104、PLP105とする。この被監視装置は、仮想テープ装置において、冗長構成を持ち、且つPDU107により電源が供給される装置である。
次に、被監視装置について説明する。ここで、被監視装置の一例としてVLPを挙げ、その構成について説明する。図4は、VLPのハードウェア構成を示す図である。また、図5は、VLPの被監視装置としての機能構成を示す図である。
図4に示すように、VLP104は、CPU(Central Processing Unit)51、MEMORY52、ホストIFポート53、ストレージ54、LANポート55、PSU56、PSU56を制御する電源制御部57、これらを接続するバス58をハードウェアとして備える。また、図5に示すように、被監視装置としてのVLP104は、監視応答部70(状態管理部、応答部、参照部、第5判断部、切り替え部)を機能として備える。なお、この機能は、実質的にはCPU51により実現される。監視応答部70は、自己の状態を示す情報としてステータスコードを管理し、PCU106からの要求への応答としてステータスコードを返す。なお、このステータスコードには、“正常”、“異常”、“処理中”、“閉塞”、“切り替え済み”がある。“正常”は、VLP104が正常に機能していることを示す。また、“異常”は、VLP104が正常に機能していないことを示す。また、“処理中”は、VLP104が運転の停止処理中、電源の遮断処理中または他の系への切り替え処理中であることを示す。また、“閉塞”は、運転が停止され、他の系への切り替えが可能である状態を示す。また、“切り替え済み”は、VLP104の他の系への切り替えが完了していることを示す。
次に、PCU及びPDUの構成について説明する。図6は、PCU及びPDUのハードウェア構成を示す図である。また、図7は、PCUの機能構成を示す図である。
図6に示すように、PCU106は、CPU51、MEMORY52、LANポート55、PSU56、電源制御部57、電源供給制御部59、電源リモート制御部60、これらを接続するバス58をハードウェアとして備える。電源リモート制御部60は、仮想テープシステムの外部からの電源OFF指示を受け付ける。
また、PDU107は、PSU56、複数のRelay62、複数のRelayを制御する電源供給ポート動作制御部61をハードウェアとして備える。この電源供給ポート動作制御部61は、複数のRelay62のそれぞれに対して、電源の供給/遮断を制御する。また、電源供給ポート動作制御部61は、PCU106の電源供給制御部59と接続され、この電源供給制御部59を介したPCU106の指示に基づいて、電源の供給/遮断を行う。
なお、図6に示すように、PCU106、PDU107、監視系HUB108は、それぞれ独立に電源が供給されているものとする。
また、PCU106は、監視制御部71(第1要求部、第2要求部、第1判断部、第2判断部、第3判断部、第4判断部、遮断部)を機能として備えるものである。なお、この機能は、実質的にはCPU51により実現される。監視制御部71は、被監視装置の状態を監視し、この状態に基づいて、PDU107を介して被監視装置への電源の供給を制御するものである。
次に、ホスト装置2の構成について説明する。図8は、ホスト装置のハードウェア構成を示す図である。また、図9は、ホスト装置の機能構成を示す図である。
図8に示すように、ホスト装置2は、CPU51、MEMORY52、LANポート55、FC63をハードウェアとして備える。または、ホスト装置2は、図9に示すように、論理ボリュームに対するデータの読み書きを仮想テープ装置1に対して指示する制御部72を備える。なお、制御部72は、実質的にはCPU51により実現される機能である。
次に、監視装置としてのPCUの動作について説明する。図10は、監視制御部の動作を示すフローチャートである。
図10に示すように、まず、監視制御部71は、電源が投入されると、起動シーケンス処理を実行し(S101)、PCU106の運転を開始し(S102)、被監視装置に対する監視系コマンドの発信と応答受信待ちポーリングを行う(S103)。
次に、監視制御部71は、電源リモート制御部60対して、システム外部から電源OFF指示があるかどうかを判断する(S104)。
電源OFF指示がない場合(S104,NO)、監視制御部71は、後述する状態監視処理を実行し(S105)、再度、監視系コマンドの発信と応答受信待ちポーリングを行う(S103)。
一方、電源OFF指示がある場合(S104,YES)、監視制御部71は、仮想テープ装置1における全装置の運転を停止させる処理(運転停止処理)を実行し(S106)、PDU107に対して、全装置に対する電源供給の遮断を指示する(S107)。
次に、状態監視処理について説明する。この処理は、図10におけるステップS105の処理である。図11は、状態監視処理の動作を示すフローチャートである。
図11に示すように、まず、監視制御部71は、ホスト装置2の制御部72より被制御装置の電源供給遮断要求があるかどうかを判断する(S201)。
被制御装置の電源供給遮断要求がない場合(S201,NO)、監視制御部71は、監視対象とする全ての被制御装置が示される監視対象情報に基づいて、未選択の被監視装置を選択し(S202)、選択した被監視装置に対してステータス参照コマンドを発行する(S203、第1要求ステップ)。このステータス参照コマンドは、被監視装置に対して、ステータスコード応答を要求するコマンドである。なお、監視制御部71は、PCU106に接続されたネットワーク上の機器を監視対象としても良い。次に、監視制御部71は、発行したステータス参照コマンドに対する応答を所定時間内に受信したかどうかを判断する(S204、第1判断ステップ)。
ステータス参照コマンドに対する応答を所定時間内に受信した場合(S204,YES)、監視制御部71は、受信したステータスコードを解析し(S205)、ステータスコードが“正常”かどうかを判断する(S206、第2判断ステップ)。
ステータスコードが“正常”である場合(S206,YES)、監視制御部71は、全ての被監視装置を選択したかどうかを判断する(S207)。
全ての被監視装置を選択した場合(S207,YES)、監視制御部71は、状態監視処理を終了する。
一方、全ての被監視装置を選択していない場合(S207,NO)、監視制御部71は、再度、ホスト装置2の制御部72より被制御装置の電源供給遮断要求があるかどうかを判断する(S201)。
また、ステップS206において、ステータスコードが“正常”ではない場合(S206,NO)、監視制御部71は、選択中の被監視装置に対して改めてステータス参照コマンドを発行し(S208)、発行したステータス参照コマンドに対する応答を所定時間内に受信したかどうかを判断する(S209、第3判断ステップ)。
ステータス参照コマンドに対する応答を所定時間内に受信した場合(S209,YES)、監視制御部71は、受信したステータスコードを解析し(S210)、ステータスコードが“処理中”かどうかを判断する(S211、第4判断ステップ)。
ステータスコードが“処理中”ではない場合(S211,NO)、監視制御部71は、ステータスコードが“切り替え済み”であるかどうかを判断する(S212)
ステータスコードが“切り替え済み”ではない場合(S212,NO)、監視制御部71は、選択中の被監視装置に対して、所定の切り替え時間を超過したかどうかを判断する(S213)。
所定の切り替え時間を超過している場合(S213,YES)、監視制御部71は、後述する電源遮断処理を実行し(S214)、状態監視処理を終了する。
一方、所定の切り替え時間を超過してない場合(S213,NO)、監視制御部71は、再度、ステータス参照コマンドを発行する(S208)。
また、ステップS212において、ステータスコードが“切り替え済み”である場合(S212,YES)、監視制御部71は、再度、全ての被監視装置を選択したかどうかを判断する(S207)。
また、ステップS211において、ステータスコードが“処理中”である場合(S211,YES)、監視制御部71は、再度、ステータス参照コマンドを発行する(S208)。
また、ステップS209において、ステータス参照コマンドに対する応答を所定時間内に受信しなかった場合(S209,NO)、監視制御部71は、後述する電源遮断処理を実行し(S214)、状態監視処理を終了する。
また、ステップS204において、ステータス参照コマンドに対する応答を所定時間内に受信しなかった場合(S204,NO)、監視制御部71は、後述する電源遮断処理を実行し(S214)、状態監視処理を終了する。
また、ステップS201において、被監視装置遮断要求がある場合(S201,YES)、監視制御部71は、後述する電源遮断処理を実行し(S214)、状態監視処理を終了する。
このように、監視制御部71は、選択中のステータスコードが“異常”であり、且つ切り替えに係る処理中、または切り替え処理完了済みではない場合を判断する。この判断により、被監視装置の動作状態が異常であるが、待機系への切り替え処理が問題なく行われている場合に電源を遮断してしまうような事態を回避することができる。また、監視制御部71は、被監視装置がステータスコードの要求に応じない場合、その装置に対して電源遮断処理を実行して完全に停止させる。これにより、例えば、図14に示したような階層構造におけるステータスコードを応答する階層においてハングが起こった被監視装置に対する対応が可能となる。
次に、電源遮断処理について説明する。この処理は、図11におけるステップS214の処理である。図12は、電源遮断処理の動作を示すフローチャートである。
図12に示すように、まず、監視制御部71は、選択中の被監視装置に対して、電源OFFコマンドを発行し(S301)、所定時間待機し(S302)、コマンドを発行した被監視装置が電源OFF処理を完了したかどうかを判断する(S303)。
被監視装置が電源OFF処理を完了していない場合(S303,NO)、監視制御部71は、被監視装置に対する電源の供給をPDU107に遮断させ(S304、遮断ステップ)、所定時間待機し(S305)、被監視装置の電源がOFFであるかどうかを判断する(S306)。なお、この判断は、例えば、上述した生存確認などに基づいて行なわれる。
被監視装置の電源がOFFである場合(S306,YES)、監視制御部71は、電源がOFFになった被監視装置に対して冗長化された装置である待機系の被監視装置を選択し(S307)、ステータス参照コマンドを発行する(S308)。
次に、監視制御部71は、ステータス参照コマンドに対する応答であるステータスコードを分析し(S309)、ステータスコードが“切り替え済み”であるかどうかを判断する(S310)。
ステータスコードが“切り替え済み”である場合(S310,YES)、監視制御部71は、電源遮断処理を終了する。
一方、ステータスコードが“切り替え済み”ではない場合(S310,NO)、監視制御部71は、選択中の被監視装置に対して、選択した被監視装置に切り替える処理を実行し(S311、切り替えステップ)、この処理が所定の切り替え時間を超過したかどうかを判断する(S312)。
所定の切り替え時間が超過していない場合(S312,NO)、監視制御部71は、再度、ステータス参照コマンドを発行する(S308)。
一方、所定の切り替え時間が超過した場合(S312,YES)、監視制御部71は、ホスト装置2に対してエラーを返す(S313)。
また、ステップS306において、被監視装置の電源がOFFでない場合(S306,NO)、監視制御部71は、ホスト装置2に対してエラーを返す(S313)。
また、ステップS303において、被監視装置が電源OFF処理を完了している場合(S303,YES)、監視制御装置71は、電源がOFFになった被監視装置に対して冗長化された装置である待機系の被監視装置を選択する(S307)。
次に、被監視装置としてのVLPの動作について説明する。図13は、監視応答部の動作を示すフローチャートである。
図13に示すように、まず、監視応答部70は、電源が投入され、データ処理運転を実施すると(S401)、監視装置としてのPCU106より、電源OFFコマンドを受信したかどうかを判断する(S402)。なお、ここでデータ処理運転とは、上述した仮想ドライブ機能を実現するための動作を示す。例えば、VLP104は、データ処理運転において、仮想テープドライブへの論理ボリュームのマウント、論理ボリュームと物理ボリュームとの対応関係を示す情報データベースの管理、LTO32へのデータのストアを行う。
電源OFFコマンドを受信していない場合(S402,NO)、監視応答部70は、上述した運転停止処理においてPCU106より発行される指示である運転停止指示があるかどうかを判断する(S403)。
運転停止指示がない場合(S403,NO)、監視応答部70は、ステータス参照コマンドを受信したかどうかを判断する(S404)。
ステータス参照コマンドを受信していない場合(S404,NO)、監視応答部70は、冗長化された他系(例えば、運用系の被監視装置の場合は待機系)の被監視装置(VLP104)のステータスコードを参照し(S405)、ステータスコードが“閉塞”かどうかを判断する(S406)。
他系の被監視装置のステータスコードが“閉塞”ではない場合(S406,NO)、監視応答部70は、自己のステータスコードを参照し(S407)、ステータスコードが“閉塞”かどうかを判断する(S408)。
自己のステータスコードが“閉塞”ではない場合(S408,NO)、監視応答部70は、VLP104において動作異常が検知されたかどうかを判断する(S409)。
動作異常が検知された場合(S409,YES)、監視応答部70は、ステータスコードを“異常”に変更して、運転を停止する処理を開始する(S410)。なお、この運転を停止する処理中は、ステータスコードは“処理中”に変更される。運転を停止すると、監視応答部70は、ステータスコードを“閉塞”に変更し(S411)、他の被監視装置による生存確認への応答を停止し(S412)、再度、電源OFFコマンドを受信したかどうかを判断する(S402)。
一方、動作異常が検出されなかった場合(S409,NO)、監視応答部70は、データ処理運転を実施する(S401)。
また、ステップS408において、自己のステータスコードが“閉塞”である場合(S408,YES)、監視応答部70は、再度、電源OFFコマンドを受信したかどうかを判断する(S402)。
また、ステップS406において、他系のステータスコードが“閉塞”である場合(S406,YES)、監視応答部70は、自己が待機系に属する装置であるかどうかを判断する(S413)。
自己が待機系に属する装置である場合(S413,YES)、監視応答部70は、運用系への切り替え処理を実行して、運用系として運転を開始し(S414)、自己のステータスコードを参照する(S407)。なお、運用系の切り替え処理中は、ステータスコードは“処理中”に変更される。
一方、自己が待機系に属する装置ではない場合(S413,NO)、監視応答部70は、自己のステータスコードを参照する(S407)。
また、ステップS404において、ステータス参照コマンドを受信した場合(S404,YES)、監視応答部70は、ステータスコードを応答として返し(S415)、他系のステータスコードを参照する(S405)。
また、ステップS403において、運転停止指示がない場合(S403,YES)、監視応答部70は、ステータスコードを“異常”に変更して、運転を停止する処理を開始する(S410)。
また、ステップS402において、電源OFFコマンドを受信した場合(S402,YES)、監視応答部70は、ステータスコードを“閉塞”に変更して、運転を停止する処理を開始し(S410)、運転停止後、電源をOFFにする(S417)。
上述したように、異常が発生しているにも関わらず、冗長化された装置である待機系への切り替えがなされていない被監視装置に対して、電源の供給を遮断することにより、動作を完全に停止させ、待機系への切り替えを行うことができる。その結果、冗長化されたシステムの冗長性を向上させることができる。
また、上述した構成及び動作は一例であって、本発明は冗長構成を持ち、電源を制御するユニットを含む全てのシステムに適用可能である。また、本実施の形態において、被監視装置の状態の監視はPCU106により実行されたが、ホスト装置2により被監視装置の状態の監視を行い、監視した状態に基づいてPCU106にPDU107により電源を遮断させても良い。例えば、ホスト装置2の制御部72が、図11に示した状態監視処理を代行し、電源の遮断に係る処理をPCU106に指示しても良い。また、PCU106及びPDU107は、運用系、待機系のそれぞれに備えられていなくとも良く、冗長化されたシステムにおける全ての被監視装置の電源供給を制御できる構成であれば良い。
以上、本実施の形態によれば、以下の付記で示す技術的思想が開示されている。
(付記1) 冗長構成を持つ冗長化装置と、該冗長化装置に電源を供給する電源供給装置を制御する制御装置とを有する冗長化システムであって、
前記冗長化装置は、
該冗長化装置の動作状態を示す動作状態情報を管理する状態管理部と、
前記制御装置による前記動作状態情報の要求に対し、前記状態管理部により管理される動作状態情報を前記制御装置に応答として返す応答部と
を備え、
前記制御装置は、
運用系として動作する冗長化装置に対し、前記動作状態情報を要求する第1要求部と、
前記第1要求部による要求に対する前記応答部による応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第1判断部と、
前記第1判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記第1要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常であるかどうかを判断する第2判断部と、
前記第2判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断する遮断部と
を備えることを特徴とする冗長化システム。
(付記2) 付記1に記載の冗長化システムにおいて、
前記遮断部は、前記第1判断部により前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されていないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする冗長化システム。
(付記3) 付記1または付記2に記載の冗長化システムにおいて、
前記制御装置は、
前記第2判断部により、前記動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置に対し、前記動作状態情報を要求する第2要求部と、
前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第3判断部と、
前記第3判断部により、前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記第2要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が前記冗長化装置に対して冗長化された他の冗長化装置への切り替えに係る処理中であるどうかを判断する第4判断部とを更に備え、
前記遮断部は、前記第4判断部により、前記動作状態情報により示される動作状態が待機系への切り替えに係る処理中ではないと判断された場合、前記第2要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする冗長化システム。
(付記4) 付記1乃至付記3のいずれかに記載の冗長化システムにおいて、
前記遮断部は、前記第3判断部により、前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されていないと判断された場合、前記第2要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする冗長化システム。
(付記5) 付記1乃至付記4のいずれかに記載の冗長化システムにおいて、
前記制御装置は、
前記遮断部により、前記冗長化装置への電源の供給が遮断された場合、電源の供給が遮断された冗長化装置を該冗長化装置に対して冗長化された他の冗長化装置に切り替える切り替え部を更に備えることを特徴とする冗長化システム。
(付記6) 付記1乃至付記5のいずれかに記載の冗長化システムにおいて、
前記冗長化装置は
該冗長化装置に対して冗長化された他の冗長化装置の動作状態情報を参照する参照部と、
前記参照部により参照された動作状態情報により示される動作状態が前記冗長化装置への切り替えが可能であることを示す場合、前記冗長化装置が待機系であるかどうかを判断する第5判断部と、
前記第5判断部により前記冗長化装置が待機系であると判断された場合、前記冗長化装置を運用系に切り替える切り替え部とを更に備えることを特徴とする冗長化システム。
(付記7) 冗長構成を持つ冗長化装置に電源を供給する電源供給装置を制御する制御装置であって、
運用系として動作する冗長化装置に対し、該冗長化装置の動作状態を示す動作状態情報を要求する第1要求部と、
前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第1判断部と、
前記第1判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常であるかどうかを判断する第2判断部と、
前記第2判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断する遮断部と
を備える制御装置。
(付記8) 付記7に記載の制御装置において、
前記遮断部は、前記第1判断部により前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されていないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする制御装置。
(付記9) 付記7または付記8に記載の制御装置において、
前記第2判断部により、前記動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置に対し、前記動作状態情報を要求する第2要求部と、
前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第3判断部と、
前記第3判断部により、前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記第2要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が待機系への切り替えに係る処理中であるどうかを判断する第4判断部とを更に備え、
前記遮断部は、前記第4判断部により、前記動作状態情報により示される動作状態が前記冗長化装置に対して冗長化された他の冗長化装置への切り替えに係る処理中ではないと判断された場合、前記第2要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする制御装置。
(付記10) 付記7乃至付記9のいずれかに記載の制御装置において、
前記遮断部は、前記第3判断部により、前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されていないと判断された場合、前記第2要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする制御装置。
(付記11) 付記7乃至付記10のいずれかに記載の制御装置において、
前記遮断部により、前記冗長化装置への電源の供給が遮断された場合、電源の供給が遮断された冗長化装置を該冗長化装置に対して冗長化された他の冗長化装置に切り替える切り替え部を更に備えることを特徴とする制御装置。
(付記12) 冗長構成を持つ冗長化装置に電源を供給する電源供給装置を制御する制御方法であって、
運用系として動作する冗長化装置に対し、該冗長化装置の動作状態を示す動作状態情報を要求する第1要求ステップと、
前記第1要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第1判断ステップと、
前記第1判断ステップにより、前記第1要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常であるかどうかを判断する第2判断ステップと、
前記第2判断ステップにより、前記第1要求ステップによる要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求ステップにより前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断する遮断ステップと
をコンピュータに実行させる制御方法。
(付記13) 付記12に記載の制御方法において、
前記遮断ステップは、前記第1判断ステップにより前記第1要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されていないと判断された場合、前記第1要求ステップにより前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする制御方法。
(付記14) 付記12または付記13に記載の制御方法において、
前記第2判断ステップにより、前記動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求ステップにより前記動作状態情報が要求された冗長化装置に対し、前記動作状態情報を要求する第2要求ステップと、
前記第2要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第3判断ステップと、
前記第3判断ステップにより、前記第2要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記第2要求ステップによる要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が待機系への切り替えに係る処理中であるどうかを判断する第4判断ステップとを更にコンピュータに実行させ、
前記遮断ステップは、前記第4判断ステップにより、前記動作状態情報により示される動作状態が前記冗長化装置に対して冗長化された他の冗長化装置への切り替えに係る処理中ではないと判断された場合、前記第2要求ステップにより前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする制御方法。
(付記15) 付記12乃至付記14のいずれかに記載の制御方法において、
前記遮断ステップは、前記第3判断ステップにより、前記第2要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されていないと判断された場合、前記第2要求ステップにより前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする制御方法。
(付記16) 付記12乃至付記15のいずれかに記載の制御方法において、
前記遮断ステップにより、前記冗長化装置への電源の供給が遮断された場合、電源の供給が遮断された冗長化装置を該冗長化装置に対して冗長化された他の冗長化装置に切り替える切り替えステップを更に備えることを特徴とする制御方法。
1 仮想テープ装置、2 ホスト装置、3 LTOライブラリA、4 LTOライブラリB、10 運用系、11 待機系、31 LTO、32 ROBOT、51 CPU、52 MEMORY、53 ホストIFポート、54 ストレージ、55 LANポート、56 PSU、57 電源制御部、58 バス、59 電源供給制御部、60 電源リモート制御部、61 電源供給ポート動作制御部、62 Relay、63 FC、70 監視応答部、71 監視制御部、72 制御部、101 ICP、102 TVC、103 IDP、104 VLP、105 PLP、106 PCU、107 PDU、108 監視系HUB、109 HUB、110 FC−SW。

Claims (6)

  1. 冗長構成を持つ冗長化装置と、該冗長化装置に電源を供給する電源供給装置を制御する制御装置とを有する冗長化システムであって、
    前記冗長化装置は、
    該冗長化装置の動作状態を示す動作状態情報を管理する状態管理部と、
    前記制御装置による前記動作状態情報の要求に対し、前記状態管理部により管理される動作状態情報を前記制御装置に応答として返す応答部と
    を備え、
    前記制御装置は、
    運用系として動作する冗長化装置に対し、前記動作状態情報を要求する第1要求部と、
    前記第1要求部による要求に対する前記応答部による応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第1判断部と、
    前記第1判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記第1要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常であるかどうかを判断する第2判断部と、
    前記第2判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置に対し、前記動作状態情報を要求する第2要求部と、
    前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第3判断部と、
    前記第3判断部により、前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記第2要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が前記冗長化装置に対して冗長化された他の冗長化装置への切り替えに係る処理中であるどうかを判断する第4判断部と、
    前記第判断部により、前記第要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が待機系への切り替えに係る処理中ではないと判断された場合、前記第要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断する遮断部と
    を備えることを特徴とする冗長化システム。
  2. 請求項1に記載の冗長化システムにおいて、
    前記遮断部は、前記第1判断部により前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されていないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする冗長化システム。
  3. 請求項1または請求項に記載の冗長化システムにおいて、
    前記遮断部は、前記第3判断部により、前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されていないと判断された場合、前記第2要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする冗長化システム。
  4. 冗長構成を持つ冗長化装置に電源を供給する電源供給装置を制御する制御装置であって、
    運用系として動作する冗長化装置に対し、該冗長化装置の動作状態を示す動作状態情報を要求する第1要求部と、
    前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第1判断部と、
    前記第1判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常であるかどうかを判断する第2判断部と、
    前記第2判断部により、前記第1要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置に対し、前記動作状態情報を要求する第2要求部と、
    前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第3判断部と、
    前記第3判断部により、前記第2要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記第2要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が前記冗長化装置に対して冗長化された他の冗長化装置への切り替えに係る処理中であるどうかを判断する第4判断部と、
    前記第判断部により、前記第要求部による要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が待機系への切り替えに係る処理中ではないと判断された場合、前記第要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断する遮断部と
    を備える制御装置。
  5. 請求項4に記載の制御装置において、
    前記遮断部は、前記第1判断部により前記第1要求部による要求に対する応答が所定時間内に返されていないと判断された場合、前記第1要求部により前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断することを特徴とする制御装置。
  6. 冗長構成を持つ冗長化装置に電源を供給する電源供給装置を制御する制御方法であって、
    運用系として動作する冗長化装置に対し、該冗長化装置の動作状態を示す動作状態情報を要求する第1要求ステップと、
    前記第1要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第1判断ステップと、
    前記第1判断ステップにより、前記第1要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常であるかどうかを判断する第2判断ステップと、
    前記第2判断ステップにより、前記第1要求ステップによる要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が正常ではないと判断された場合、前記第1要求ステップにより前記動作状態情報が要求された冗長化装置に対し、前記動作状態情報を要求する第2要求ステップと、
    前記第2要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されたかどうかを判断する第3判断ステップと、
    前記第3判断ステップにより、前記第2要求ステップによる要求に対する応答が所定時間内に返されたと判断された場合、前記第2要求ステップによる要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が前記冗長化装置に対して冗長化された他の冗長化装置への切り替えに係る処理中であるどうかを判断する第4判断ステップと、
    前記第判断ステップにより、前記第要求ステップによる要求に対する応答としての動作状態情報により示される動作状態が待機系への切り替えに係る処理中ではないと判断された場合、前記第要求ステップにより前記動作状態情報が要求された冗長化装置への電源の供給を遮断する遮断ステップと
    をコンピュータに実行させる制御方法。
JP2009041731A 2009-02-25 2009-02-25 冗長化システム、制御装置、制御方法 Expired - Fee Related JP4739432B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009041731A JP4739432B2 (ja) 2009-02-25 2009-02-25 冗長化システム、制御装置、制御方法
US12/683,248 US8122288B2 (en) 2009-02-25 2010-01-06 Redundant system, control apparatus, and control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009041731A JP4739432B2 (ja) 2009-02-25 2009-02-25 冗長化システム、制御装置、制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010198264A JP2010198264A (ja) 2010-09-09
JP4739432B2 true JP4739432B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=42631954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009041731A Expired - Fee Related JP4739432B2 (ja) 2009-02-25 2009-02-25 冗長化システム、制御装置、制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8122288B2 (ja)
JP (1) JP4739432B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112445309A (zh) * 2019-08-30 2021-03-05 比亚迪股份有限公司 用于计算机控制系统的冗余电源、计算机控制系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002222160A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Fujitsu Ltd 中継装置
JP2008204238A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Nec Corp ディスクアレイ装置、ディスクアレイ復旧方法、そのプログラム及び記憶媒体

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4672592A (en) * 1985-12-23 1987-06-09 Westinghouse Electric Corp. Shaded transducer
US5212785A (en) * 1990-04-06 1993-05-18 Micro Technology, Inc. Apparatus and method for controlling data flow between a computer and memory devices
JPH03253945A (ja) 1990-03-05 1991-11-13 Fujitsu Ltd データ処理システムの異常回復処理機能確認方式
JPH0675813A (ja) 1992-08-26 1994-03-18 Fujitsu Ltd 外部記憶装置の疑似障害発生方法
EP0721162A2 (en) * 1995-01-06 1996-07-10 Hewlett-Packard Company Mirrored memory dual controller disk storage system
US5997166A (en) * 1997-06-18 1999-12-07 Allen-Bradley Company, Llc Redundant industrial controller storing module and chassis level redundancy status
JPH1153213A (ja) 1997-08-05 1999-02-26 Fujitsu Ltd Ras自動試験システムおよび記録媒体
JPH11102238A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Toshiba Corp コンピュータシステムおよびそのシステムにおけるサスペンド制御方法
JPH11143729A (ja) * 1997-11-07 1999-05-28 Nec Corp フォールトトレラントコンピュータ
US6728897B1 (en) * 2000-07-25 2004-04-27 Network Appliance, Inc. Negotiating takeover in high availability cluster
US6968242B1 (en) * 2000-11-07 2005-11-22 Schneider Automation Inc. Method and apparatus for an active standby control system on a network
JP2003316481A (ja) * 2002-04-26 2003-11-07 Sharp Corp データ処理装置
US7159234B1 (en) * 2003-06-27 2007-01-02 Craig Murphy System and method for streaming media server single frame failover
JP4352333B2 (ja) * 2004-12-21 2009-10-28 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、プログラム
US8255369B2 (en) * 2005-11-30 2012-08-28 Oracle International Corporation Automatic failover configuration with lightweight observer
JP4947062B2 (ja) * 2007-01-25 2012-06-06 富士通株式会社 記憶装置、記録復旧方法、記録復旧プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002222160A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Fujitsu Ltd 中継装置
JP2008204238A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Nec Corp ディスクアレイ装置、ディスクアレイ復旧方法、そのプログラム及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010198264A (ja) 2010-09-09
US20100218032A1 (en) 2010-08-26
US8122288B2 (en) 2012-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4923990B2 (ja) フェイルオーバ方法、およびその計算機システム。
JP5915086B2 (ja) 切替制御装置、切替制御方法、情報処理装置および切替制御プログラム
JP2008217225A (ja) ブレードサーバシステム
US20060282638A1 (en) Storage device, configuration information management method and program
JP5729746B2 (ja) ストレージシステム及びディスクアレイ装置
JP6130520B2 (ja) 多重系システムおよび多重系システム管理方法
JP5008392B2 (ja) ファームウェア改版方法、および改版プログラム
US20100057991A1 (en) Method for controlling storage system, storage system, and storage apparatus
JP2008250421A (ja) ストレージ保守・管理装置の冗長化方法、及びその方法を使用する装置
JP5531487B2 (ja) サーバシステム及びサーバシステムの管理方法
JP4739432B2 (ja) 冗長化システム、制御装置、制御方法
JP2012128573A (ja) 二重化システムおよびそのシステムを用いたビル管理システム
JP5332257B2 (ja) サーバシステム、サーバ管理方法、およびそのプログラム
JP2014191491A (ja) 情報処理装置および情報処理システム
JP4414399B2 (ja) ディスク制御装置
JP3771162B2 (ja) 保守管理方法、保守管理システム、情報処理システムおよびコンピュータプログラム
JP2009026182A (ja) プログラム実行システム及び実行装置
JP4893731B2 (ja) 通信制御装置
JP7212510B2 (ja) 電源管理装置、電源管理方法、及び電源管理プログラム
JP2010198353A (ja) コンピュータシステム、コンピュータ本体、hbaに対する電力供給制御方法およびそのプログラム
JP5321658B2 (ja) フェイルオーバ方法、およびその計算機システム。
JP5439736B2 (ja) コンピュータ管理システム、コンピュータシステムの管理方法、及びコンピュータシステムの管理プログラム
JP2003157180A (ja) ディスクアレイシステム
JP5299371B2 (ja) 情報処理装置に新たな装置を組み込む方法、及び情報処理装置
JP2021082052A (ja) 制御装置及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees