JP4352333B2 - 情報処理装置および方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4352333B2
JP4352333B2 JP2004368672A JP2004368672A JP4352333B2 JP 4352333 B2 JP4352333 B2 JP 4352333B2 JP 2004368672 A JP2004368672 A JP 2004368672A JP 2004368672 A JP2004368672 A JP 2004368672A JP 4352333 B2 JP4352333 B2 JP 4352333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
communication
input
communication unit
communication means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004368672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006180001A (ja
Inventor
渉 加藤
貴司 福島
吉生 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004368672A priority Critical patent/JP4352333B2/ja
Priority to US11/312,897 priority patent/US7813757B2/en
Publication of JP2006180001A publication Critical patent/JP2006180001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4352333B2 publication Critical patent/JP4352333B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/72442User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality for playing music files
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0261Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level
    • H04W52/0274Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置および方法、プログラムに関し、特に、より多くのユーザにより快適な通信環境を提供することができるようにする情報処理装置および方法、プログラムに関する。
近年、携帯電話機を利用した音楽配信サービスが数多く提供されており、受信した楽曲を、オーディオ機能が搭載された携帯電話機を利用して聴くユーザも増えてきた。一方、オーディオの機能に絞った携帯端末(いわゆるウォークマン(商標)など)に携帯電話機などの通信機能を搭載し、通話したり、音楽配信サービスを受けたりすることのできる携帯端末装置も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このように進化する携帯端末においては、従来のオーディオプレーヤでは実現できなかった便利な機能(例えば、オーディオの再生とともに電子メールを受信または送信したりすることができる機能)を有する一方で、従来のオーディオプレーヤでは考慮されていなかった問題点も生じてくる。例えば、楽曲を聴いているときに携帯電話の着信があったり、飛行機の中、電車の中、病院など、通話機能(通信機能)を切断し、オーディオ再生機能のみに限定したい状況が発生する。
このため、携帯電話の機種によっては、パーソナルモードなどと呼ばれるモードを設けて通信機能のみを切断することが可能なものもある。
特開2001−111724号公報
しかしながら、従来の携帯端末は、携帯電話機をベースとして開発されているため、パーソナルモードに設定するためには、携帯電話の操作メニューを選択しながら設定を行う必要がある。このため、従来のオーディオプレーヤの感覚で楽曲を聴いて楽しんでいるユーザにとっては、オーディオ(例えば、楽曲の再生)の起動または停止などといった操作と比較して、操作が複雑で使いにくいという課題があった。また一般には、飛行機の機内などでは、パーソナルモードに設定するのではなく、携帯電話の電源を切るように指示している(例えば、飛行機の搭乗員が携帯電話の電源が入っているとパーソナルモードにしているのかどうかもわからないため)ため、ユーザは、通信機能を切断したい場合、携帯端末そのものの電源を切るなどして対応していた。
さらに、通信処理(例えば、楽曲データのダウンロード、電子メールの受信など)中に電源を切断し、その通信処理を中断すると、後から再度同じ処理を繰り返さなければならないため、結果として電車内のシルバーシート付近や病院などにおいても、携帯電話の電源を切らずにおくユーザも多く、ユーザにとって快適な機能を提供すると同時に、周囲の人にとっても快適な環境を提供することができないという課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、より多くのユーザにより快適な通信環境を提供することができるようにするものである。
本発明の第1の情報処理装置は、データの通信を行う通信手段と、記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段と、通信手段の停止指示が操作手段に入力された時に、通信手段が通信中である場合には、通信手段が通信を終了した後に通信手段を停止させ、通信手段の起動指示が操作手段に入力された時に、再生手段がデータの再生中である場合には、再生手段の停止を促す情報を表示手段に表示させる制御手段とを備える。
前記制御手段は、通信手段の起動指示が操作手段に入力された時に、再生手段がデータの再生中である場合、再生手段の停止操作が入力されたとき、再生手段を停止させた後、通信手段を起動させるようにすることができる。
点灯手段をさらに備え、制御手段は、通信手段の停止操作が入力された時に、通信手段が通信処理を行っている場合には、点灯手段を点滅させるようにすることができる。
点灯手段をさらに備え、制御手段は、通信手段の起動指示が操作手段に入力された時に、通信手段を起動させると供に点灯手段を点灯させるようにすることができる。
電力を供給する電力供給手段をさらに備え、制御手段は、通信手段の停止指示が操作手段に入力された時に、電力供給手段の通信手段への電力の供給を停止させることで、通信手段を停止させるようにすることができる。
本発明の第1の情報処理方法は、通信手段によりデータの通信を行い、記録媒体に記録されたデータを再生し、通信手段の停止指示が操作手段に入力された時に、通信手段が通信中である場合には、通信手段が通信を終了した後に通信手段を停止させ、通信手段の起動指示が操作手段に入力された時に、データの再生中である場合には、再生の停止を促す情報を表示手段に表示させるステップを含む。
本発明のプログラムは、コンピュータを、データの通信を行う通信手段と、記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段と、通信手段の停止指示が操作手段に入力された時に、通信手段が通信中である場合には、通信手段が通信を終了した後に通信手段を停止させ、通信手段の起動指示が操作手段に入力された時に、再生手段がデータの再生中である場合には、再生手段の停止を促す情報を表示手段に表示させる制御手段とを備える情報処理装置として機能させる。
本発明の第1の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、データの通信が行われ、記録媒体に記録されたデータが再生され、通信手段の停止指示が操作手段に入力された時に、通信手段が通信中である場合には、通信手段が通信を終了した後に通信手段を停止させ、通信手段の起動指示が操作手段に入力された時に、再生手段がデータの再生中である場合には、再生手段の停止を促す情報を表示手段に表示させられる。
本発明の第2の情報処理装置は、データの通信に関する処理を実行する通信機能部と、通信機能部によって他の情報処理装置からダウンロードされたコンテンツのデータの再生に関する処理を実行する再生機能部と、起動指示が入力された時に再生機能部に電力を供給させ、通信機能部の起動が指示された時に通信機能部にさらに電力を供給させ、停止指示が入力された時に、再生機能部および通信機能部への電力の供給を停止させる電力供給制御手段とを備える。
本発明の第2の情報処理方法は、通信機能部によりデータの通信に関する処理を実行し、再生機能部により、通信機能部によって他の情報処理装置からダウンロードされたコンテンツのデータの再生に関する処理を実行し、起動指示が入力された時に再生機能部に電力を供給させ、通信機能部の起動が指示された時に通信機能部にさらに電力を供給させ、停止指示が入力された時に、再生機能部および通信機能部への電力の供給を停止させるステップを含む。
本発明の第2の情報処理装置および方法においては、データの通信に関する処理が実行され、通信機能部によって他の情報処理装置からダウンロードされたコンテンツのデータの再生に関する処理が実行され、起動指示が入力された時に再生機能部に電力を供給させ、通信機能部の起動が指示された時に通信機能部にさらに電力を供給させ、停止指示が入力された時に、再生機能部および通信機能部への電力の供給を停止させる。
本発明によれば、通信環境を提供することができる。特に、より多くのユーザにより快適な通信環境を提供することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本明細書に記載した発明と、発明の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本明細書に記載されている発明をサポートする実施の形態が明細書に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書には記載されているが、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書に記載されている発明が、全て請求されていることを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出願、または追加される発明の存在を否定するものではない。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る通信システムの一実施の形態の構成を示す図である。
同図において、端末11は、ユーザ21が携帯可能な程度に充分小型に構成され、携帯電話機と同様の機能を有している。すなわち端末11は、基地局12と、無線による通信を行うことにより、他の携帯電話機などの端末との通話、基地局12を介して接続されるネットワーク上のサーバなどとの間の電子メールの送受信などを行う。また、携帯電話の音楽配信サービス、インターネット接続サービスなどを利用して基地局12から送信される楽曲データまたは映像データなどのコンテンツのデータを受信して、例えば自身に装着された記録媒体などに蓄積する。
さらに、端末11は、ポータブルオーディオ(またはビジュアル)プレーヤとしての機能も有しており、ユーザ21の操作に基づいて、記録媒体に記録された楽曲データ、映像データなどのコンテンツのデータを再生する。ユーザ21は、例えば、自身が携帯する端末11にヘッドフォン12などを接続して、電車、飛行機などによる移動中であっても、または外出先など所望の場所において所望のコンテンツを視聴することができる。
図2は、図1の端末11の内部構成例を示すブロック図である。この例では、携帯端末11が、通信ユニット51、AV(Audio Video)ユニット52、電源ユニット53、スイッチングユニット54、操作ユニット55により構成されている。
通信ユニット51は、例えば、GSM(Global System for Mobile Communications)の通信方式で、基地局12との無線通信を行い、端末11の携帯電話機能を実現する機能ブロックであり、通信ユニット51には、基地局12との間での送受信電波の入力または出力を行うアンテナ71、ユーザの通話音声を入力するマイク72、および端末11のユーザが通話中の他のユーザの音声または所定の操作音などを出力するスピーカ73が接続されている。なお、通信ユニット51の通信方式は、GSMに限られるものではなく、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access)2000など、他の通信方式が採用されるようにしてもよい。
AVユニット52は、記録媒体に記録されたコンテンツのデータを再生して、そのコンテンツの映像または音声信号を出力し、端末11のポータブルオーディオ(またはビジュアル)プレーヤ機能を実現する機能ブロックであり、この例では、コンテンツのデータを記録する記録媒体としてフラッシュメモリ76が接続されている。また、AVユニット52には、再生されたコンテンツに含まれる音声の信号を出力するためのヘッドフォン端子74が接続されており、ヘッドフォン端子74にヘッドフォン12を接続することにより、ユーザは、例えば、再生されたコンテンツである楽曲を聴くことができる。なお、AVユニット52が再生するコンテンツに映像が含まれる場合、再生された映像の信号は図示せぬディスプレイなどに出力されるものとする。
電源ユニット53は、端末11を駆動(起動)するために必要な電力を、端末11の各部に供給する。電源ユニット53は、電源ラインAを介して、通信ユニット51に対して電力を供給し、電源ラインAとは異なる電源ラインBを介してAVユニット52に対して電力供給する。
スイッチングユニット54は、AVユニット52から出力される制御信号に基づいて内部のスイッチを開放または閉塞するように駆動することにより、必要に応じて電源ユニット53から通信ユニット51に対しての電力供給回線である電源ラインAを接続または切断する。
また、AVユニット52は、通信ユニット51と通信を行い、通信ユニット51の動作状態を表すステータスに基づいて、LED(Light Emitting Diode)75を点灯、消灯または点滅させる。
操作ユニット55は、例えば、ユーザが端末11を握った状態で操作可能なボタンやキーなどとして構成される。この例では、操作ユニット55にボタン91と92が設けられている。ボタン91は、端末11の主たる電源スイッチ(メインスイッチ)として設けられており、ボタン91が押下されると、通信ユニット51およびAVユニット52の双方を含む端末11全体に電源ユニット53から電力が供給され、端末11が起動される。
この状態で、ボタン92が押下されると、AVユニット52からスイッチングユニット54に制御信号が出力され、電源ラインAが切断されて通信ユニット51への電力供給が断たれる。さらに、この状態で再びボタン92が押下されると、AVユニット52からスイッチングユニット54に制御信号が出力され、電源ラインAが接続されて通信ユニット51への電力供給が行われる。なお、端末11の電源がONされた状態(駆動された状態)で、再びメインスイッチ(ボタン91)が押下されると、通信ユニット51およびAVユニット52の双方を含む端末11全体への電力の供給が停止される。
すなわち、端末11のメインスイッチであるボタン91を押下することにより端末11の起動または停止が指令される。端末11が駆動中にボタン92を押下することにより、端末11の携帯電話機能を提供するユニットである通信ユニット51の起動または停止が指令される。また、端末11が駆動している間、コンテンツのデータの再生を行うAVユニット52は停止されず、ボタン92の操作に基づいてAVユニット52がスイッチングユニット54を制御して、電源ユニット53から通信ユニット51への電力供給を制御することにより通信ユニット51が起動または停止される。なお、ボタン92の操作と、通信ユニット91またはAVユニット92の起動との時間的な関係は、図6と図7を参照して後述する。
このようにすることで、ユーザは、操作ユニット55のボタン92を操作することにより、コンテンツの再生中に、端末11の携帯電話機能を停止させたり、また再び起動させたりすることができる。これにより、例えば、ユーザ12が端末11を、飛行機の中、電車の中、病院などに携行したとき、簡単に携帯電話機能を停止させることができ、その結果、ユーザ12のみならず、ユーザ12の周囲の人にとっても快適な通信環境を提供することができる。
この例では、メインスイッチであるボタン91が押下されると、通信ユニット51およびAVユニット52の双方に電源ユニット53から電力が供給されると説明したが、メインスイッチであるボタン91が押下されると、AVユニット52に電源ユニット53から電力が供給され、その状態からボタン92が押下されると、AVユニット52からスイッチングユニット54に制御信号が出力され、電源ラインAが接続されて通信ユニット51への電力供給が行われるようにしてもよい。
また、同図には示されていないが、例えば、携帯電話の発呼、電子メールの作成または送受信、コンテンツのダウンロードまたは再生/停止などの操作入力を受け付ける操作入力部が、操作ユニット55とは別に設けられるものとし、操作入力部を介して入力されたユーザの操作に基づく各種の指令(制御信号)が、通信ユニット51およびAVユニット52に出力されるものとする。なお、操作入力部は、例えば、操作内容を表示するディスプレイと、一般的な携帯電話機と同様に、0から9までの数字と数種の記号などのキーとにより構成されるようにしてもよいし、操作内容を表示するディスプレイと、カーソルを移動させるキー、表示される項目の選択を指令するキーとにより構成されるようにしてもよい。
なお、実際に製造される端末11においては、上述した通信ユニット51、AVユニット52、電源ユニット53、およびスイッチングユニット54が、例えば1つの基板などにより構成され、図中の点線で示されるユニット81として構成されるようにしてもよい。この場合、通信ユニット51、AVユニット52、電源ユニット53、およびスイッチングユニット54は、それぞれユニット81を構成する機能ブロックとされるが、この場合も上述したように、通信ユニット51に対応する機能ブロック、またはAVユニット52に対応する機能ブロックへの電力の供給が行われることにより、やはりユーザは、操作ユニット55のボタン92を操作することにより、コンテンツの再生中に、端末11の携帯電話機能を停止させたり、また再び起動させたりすることができる。
図3は図2の通信ユニット51の詳細な構成例を示すブロック図である。同図において、アンテナ71は、基地局12から送信される受信信号を受信し、送受信制御部112に出力し、また、送受信制御部112から出力される基地局12に送信する送信信号を送信する。
例えば、音声通話時に、アンテナ71により受信された受信信号は、送受信制御部112において、受信信号が増幅されて周波数変換処理およびアナログデジタル変換処理が施され、変復調部113に出力される。変復調部113は、送受信制御部から出力された信号にスペクトラム逆拡散処理を行い、CODEC116に出力し、CODEC116によって所定の形式のデジタル信号にデコードされ、AD/DA変換部117に出力される。出力された信号は、AD/DA変換部117によりアナログ音声信号に変換され、アンプ118を介してアナログ音声信号に対応する音声がスピーカから出力される。
また、音声通話時に、マイクで集音した音声信号は、アンプ118を介してAD/DA変換部117に出力されデジタル信号に変換されCODEC116に出力される。CODEC116によって所定の形式のデジタル音声データに変換(エンコード)され、デジタル音声データは変復調部113でスペクトラム拡散処理され、送受信制御部113でデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理が施された後、アンテナ71を介して送信される。
CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等でなる主制御部115は、図示せぬ操作入力部から受け付けられるユーザの操作入力に基づいて、通信ユニット51を構成する各部を制御する。また、主制御部115は、通信ユニットの動作状況として、例えば、通話処理中、データ受信中、データ送信中などを表す情報としてのステータスを管理し、必要に応じてAVユニット52に出力する。これにより、AVユニット52において、現在、通信ユニット51による処理の仕掛かりがあるか否かを判定することが可能となる。
アプリケーション実行部114は、やはりCPU、ROM、およびRAM等で構成され、ユーザの操作入力による指令に基づいて、電子メールの送受信、音楽配信サービスなどを利用したコンテンツのデータのダウンロード処理など音声通話以外の各種のアプリケーション処理を実行する。なお、アプリケーション実行部114がダウンロードしたコンテンツのデータは、AVユニット52に装着されるフラッシュメモリ76などの記録媒体に記録される。
上述した各ブロックおよびインタフェース119は、バス120を介して相互に接続されており、インタフェース119は、AVユニット52との間のデータの送受信を制御する。
なお、通信ユニット51の構成は、これに限られるものではなく、上述した機能を実現するものであればよい。例えば、一般的な携帯電話機に利用される目的で製造され、市場に流通する携帯電話機用のICチップなどを用いて通信ユニット51を構成するようにすることも可能である。このようにすることで、端末11を小型かつ低コストで実現することができる。
図4は、図2のAVユニット52の詳細な構成例を示すブロック図である。同図に示されるように、AVユニット52を構成する各ブロックは、バス160を介して相互に接続されている。ドライブ156は、主制御部153の制御に基づいて、装着される記録媒体(例えば、図2のフラッシュメモリ76)からコンテンツのデータを読み出し、またはインタフェース151を介して通信ユニット51から供給されるコンテンツのデータを記録媒体に記録する。
本発明では、コンテンツのデータを記録する記録媒体は、AVユニット52に設けられるドライブ156に装着されるので、例えば、ユーザが飛行機の中、電車の中、病院などに端末11携行し、携帯電話機能を停止させた場合でも、コンテンツの再生は継続して行うことができる。
ドライブ156を介して記録媒体から読み出されるコンテンツのデータ、またはインタフェース151を介して通信ユニット51から供給されるコンテンツのデータは、バッファ152に蓄積される。CODEC153は、バッファ152からコンテンツのデータを読み出し、データのデコード(例えば、圧縮または暗号化されたデータを復号するなどの処理)を行い、コンテンツを再生する。再生されたコンテンツのデータは、AD/DA変換部154において、アナログ信号に変換され、アンプ155を介して、例えばヘッドフォンから出力されることになる。なお、コンテンツに映像が含まれる場合、映像信号は、表示部157を介して接続されるディスプレイなどに出力されるものとする。
CPU、ROM、およびRAM等でなる主制御部158は、AVユニット52を構成する各部を制御する。また、主制御部158は、操作ユニット55を介して入力されるユーザの指令に基づいて、スイッチングユニット54の駆動を制御する制御信号を出力し、さらに、主制御部158は、表示部157を制御する信号を出力し、表示部157を介して接続されるLED75の発光を制御する。また、表示部157は、ディスプレイの表示制御も行う。さらに、主制御部158は、電源ラインBから供給される電力を制御することにより、AVユニット52に対する電力供給モードを切り換える。
ここで、電力供給モードとしては、AVユニット52を構成する各部に全て電力を供給する通常モードと、AVユニット52の中で主制御部158のみに電力を供給するスタンバイモードの2種類のモードが予め設定されているものとし、例えば、コンテンツの再生処理が中止されたとき、主制御部158は電力供給モードを通常モードからスタンバイモードに切り換えることにより消費される電力を抑制する。
なお、ドライブ156に装着される記録媒体は、フラッシュメモリ76に限られるものではなく、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディアが適宜装着されるものとする。
なお、AVユニット52についても、通信ユニット51と同様に、1つのICチップとして構成されるようにしてもよい。
図5は、図4の主制御部158のCPUで実行されるプログラムの機能的構成例を示すブロック図である。同図において、操作入力受け付け部201は、例えば、操作ユニット55を介して入力されるユーザの操作入力を受け付けてステータス管理部202に出力する。ステータス管理部202は、通信ユニット51のステータスをチェックして、その結果を表示制御部203に出力する。また、ステータス管理部202は、AVユニット52においてコンテンツの再生がおこなわれているか否かを表す情報としてのステータスも合わせて管理する。
表示制御部203は、ステータス管理部202からの出力結果に基づいて、表示部157の駆動を制御し、LED75を発光させる。表示制御部203は、例えば、通信ユニット51のステータスが通話処理中、データ受信中、またはデータ送信中のときに、通信ユニット51の機能停止(携帯電話機能の停止)が指令された場合、LEDを点滅させ、通信ユニット51のステータスが通話処理中、データ受信中、またはデータ送信中のいずれでもないときに(通信ユニット51による処理の仕掛かりがないときに)、通信ユニット51の機能停止(携帯電話機能の停止)が指令された場合、LEDを消灯させる処理を実行する。
スイッチ制御部204は、操作入力部201乃至表示制御部203の処理結果を受けて、ユーザの操作入力に基づいて、スイッチングユニット54を制御し、上述した電源ラインAを切断または接続し、通信ユニット51への電力の供給を制御する処理を実行する。スイッチ制御部204は、例えば、通信ユニット51のステータスが通話処理中、データ受信中、またはデータ送信中のときに、通信ユニット51の機能停止が指令された場合、通信ユニット51による処理の仕掛かりがなくなるまで待ってから通信ユニット51への電力の供給を遮断するように制御する。
次に、図6と図7のタイミングチャートを参照して、操作ユニット55のボタン92の操作と、通信ユニット51またはAVユニット52の電源のON/OFFの時間的関係について説明する。
図6は、通信ユニット51が駆動している状態(電源ラインAが接続されている状態)から、ボタン92が押下され、通信ユニット51が停止される場合のタイミングチャートであり、横軸は時間を表している。また、時間は、図中右から左へ進んでいく(経過していく)ものとする。同図に示されるように、操作(ボタン92の押下)により通信ユニット51のOFFが指令されると、それにやや遅れて通信ユニット51のステータスが通信処理中から通信処理終了に変化する。すなわち、通信ユニット51は、操作により通信ユニット51のOFFが指令されてから、仕掛かり中の通信処理を終了させるため、やや遅れて通信ユニット51のステータスが通信処理中から通信処理終了に変化する。
通信ユニット51のステータスが通信処理中から通信処理終了に変化すると、それとほぼ同時に、通信ユニット51の電源がOFFされる。すなわち、通信ユニット51のステータスが通信処理終了となったことを確認したAVユニット52がスイッチングユニット54を制御して電源ラインAを切断することにより通信ユニット51の電源がOFFされる。
なお、この間AVユニット52は電源ONの状態とされる。
図7は、通信ユニット51が停止している状態(電源ラインAが切断されている状態)から、ボタン92が押下され、通信ユニット51が起動される場合のタイミングチャートであり、横軸は時間を表している。また、時間は、図中右から左へ進んでいく(経過していく)ものとする。同図に示されるように、操作(ボタン92の押下)により通信ユニット51のONが指令されると、それとほぼ同時に通信ユニット51の電源がONされる。また、通信ユニット51の電源がONされた後、任意のタイミングで通信ユニット51による通信処理が開始され、通信ユニット51のステータスが通信処理中に変化する。
さらに、操作(ボタン92の押下)により通信ユニット51のONが指令されると、それにやや遅れてAVユニット52の電源がOFFされる(正確にはスタンバイモードに設定され、消費電力が抑制される)。すなわち、AVユニット52は、操作により通信ユニット51のONが指令されてから、ユーザの指令による選択に基づいて、コンテンツの再生を中止し、スタンバイモードに入るため、やや遅れてAVユニット52の電源がOFFされる。
次に、図8と図9のフローチャートを参照して、主制御部158による端末11の動作制御処理について説明する。この処理は、電源BラインからAVユニット52に対して電源が供給されている間、実行される。すなわち、端末11のメインスイッチ(例えば、ボタン91)が、一度押下されてから、再び押下されるまでの間、実行される。なお、ここでは、メインスイッチであるボタン91が押下されると、AVユニット52に電源ユニット53から電力が供給され、その状態からボタン92が押下されると、AVユニット52からスイッチングユニット54に制御信号が出力され、電源ラインAが接続されて通信ユニット51への電力供給が行われるよう設定されているものとする。
ステップS1において、操作入力受付部201は、ユーザの操作入力により、通信ユニット51の起動が指令されたか否かを判定し、通信ユニット51の起動が指令されたと判定されるまで待機する。
例えば、図2のボタン92が押下されると、操作入力受付部201は、ユーザの操作入力により、通信ユニット51の起動が指令されたと判定する。ステップS1において、通信ユニット51の起動が指令されたと判定された場合、処理は、ステップS2に進む。
ステップS2において、ステータス管理部202は、AVユニット52においてコンテンツを再生中か否かを判定する。ステップS2において、AVユニット52においてコンテンツを再生中と判定された場合、処理は、ステップS3に進む。
ステップS3において、表示制御部203は、コンテンツの再生中止要否のメッセージ、すなわちユーザに対して現在再生中のコンテンツの再生を中止するか否かの選択を促すメッセージをディスプレイに表示させる。このときユーザは、例えば、ディスプレイの表示に基づいて、コンテンツの再生中止を指令するアイコンを選択する操作を行うことにより、コンテンツの再生の中止を指令する。
例えば、コンテンツとしての楽曲を再生して聴いているときに、携帯電話をかける必要がある場合、楽曲が流れている(音声が出力され続ける)と携帯電話での通話の邪魔になることがある。このような場合、ユーザは、コンテンツの再生中止を指令して、楽曲を停めることができる。
ステップS4において、操作受付部201は、コンテンツの再生中止が指令されたか否かを判定し、コンテンツの再生中止が指令されたと判定された場合、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、スイッチ制御部204は、AVユニット52をスタンバイモードに設定する。これにより、AVユニット52で消費される電力が抑制される。ただし、上述したように、スタンバイモードに設定されている間も、AVユニット52の主制御部158には引き続き電力が供給され続ける。したがって、AVユニット52がスタンバイモードに設定されている間も、通信ユニット51から通知される通信ユニットのステータスは更新されることになる。また、AVユニット52がスタンバイモードに設定されている間も、操作ユニット55からの入力に基づいて主制御部158がスイッチングユニット54を制御することが可能である。
ステップS5の処理の後、ステップS6において、通信ユニット起動処理が実行される。ここで、図10のフローチャートを参照して、図8のステップS6の通信ユニット起動処理の詳細について説明する。
図10のステップS31において、スイッチ制御部204は、スイッチングユニット54を制御して、通信ユニットの電源をONにする。このとき、電源ラインAが接続され、電源ユニット53から通信ユニット51に対して電力の供給が開始される。
ステップS32において、表示制御部203は、LED75を点灯する。これによりユーザまたはユーザの周囲の人に対して、通信ユニット51が起動され、端末11の携帯電話機能が稼動していることが通知される。
このようにして、通信ユニット51が起動される。
ここで、図11のフローチャートを参照して、通信ユニット51の処理について説明する。
ステップS51において、通信ユニット51の主制御部115は、通信ユニット51の電源がONされたか否かを判定し、電源がONされたと判定されるまで待機する。図10のステップS31において、通信ユニットの電源がONにされると、ステップS51においても電源がONされたと判定され、処理はステップS52に進む。
ステップS52において、主制御部115は、通信ユニット51を構成する各ブロックを駆動する。
ここでは、ステップS51とS52の処理を、主制御部115が実行する処理として説明したが、ステップS51とS52の処理は、通信ユニット51に対して電力の供給が開始されると、自動的に実行されるようにしてもよい。
ステップS53において、主制御部115は、ユーザの操作入力に基づく通信処理を行う。このとき、例えば、他の携帯電話機などとの通話処理、電子メールの送受信処理、コンテンツのデータのダウンロード処理などが実行されることになる。
ステップS54において、主制御部115は、通信ユニット51のステータスを、AVユニット52に対して通知する。ここで通知された通信ユニット51のステータスは、AVユニット52のインタフェース151を介して主制御部158により受信され、主制御部158が内蔵するメモリなどに保存される。なお、通信ユニット51から新たなステータスが通知された場合、AVユニット52の主制御部158に保存される通信ユニット51のステータスが都度更新される。
ステップS55において、主制御部115は、通信ユニット51の電源がOFFされたか否かを判定し、電源がOFFされていないと判定された場合、処理は、ステップS53に戻り、それ以後の処理が繰り返し実行される。
例えば、後述する図12のステップS71の処理が実行されると、ステップS55においては、通信ユニット51の電源がOFFされたと判定され、処理は終了する。
このように、通信ユニット51に対して電力が供給されている間、通信ユニット51からAVユニット52に対してステータスの通知が行われる。これにより、AVユニットにおいても、現在、通信ユニット51による処理の仕掛かりがあるか否かを判定することが可能となる。
図8にもどって、ステップS6の処理の後、図9のステップS7において、操作入力受付部201は、通信ユニット51の停止が指令されたか否かを判定する。
例えば、図2のボタン92が再び押下されると、操作入力受付部201は、ユーザの操作入力により、通信ユニット51の停止が指令されたと判定する。ステップS7において、通信ユニット51の停止が指令されたと判定された場合、処理は、ステップS8に進む。
ステップS8において、ステータス管理部202は、現在、通信ユニット51において通信処理中か否かを判定する。このとき、ステータス管理部202は、主制御部158の内部のメモリに保存される通信ユニット51のステータスをチェックする。通信ユニット51のステータスが通話処理中、データ受信中、またはデータ送信中の場合(通信ユニット51による処理の仕掛かりがある場合)、通信ユニット51において通信処理中であると判定され、処理は、ステップS9に進む。
ステップS9において、表示制御部203は、表示部157を介してLED75を点滅させる。これによりユーザまたはユーザの周囲の人に対して、通信ユニット51が停止されようとしていることが通知される。その後、処理は、ステップS8に戻る。
通信ユニット51における処理が終了し、主制御部158の内部のメモリに保存される通信ユニット51のステータスが更新されて、ステップS8において、通信ユニット51おいて通信処理中ではないと判定された場合(通信ユニット51による処理の仕掛かりがなくなった場合)、処理は、ステップS10に進む。
その後、ステップS10において、通信ユニット停止処理が実行される。ここで、図12のフローチャートを参照して、図9のステップS10の通信ユニット停止処理の詳細について説明する。
図12のステップS71において、スイッチ制御部204は、スイッチングユニット54を制御して、通信ユニットの電源をOFFにする。このとき、電源ラインAが切断され、電源ユニット53から通信ユニット51に対する電力の供給が停止される。
ステップS72において、表示制御部203は、LED75を消灯する。これによりユーザまたはユーザの周囲の人に対して、通信ユニット51が停止され、端末11の携帯電話機能が稼動していないことが通知される。
このようにして、通信ユニット51が停止される。
図9に戻って、ステップS10の処理の後、処理は、図8のステップS1に戻る。
なお、上述したステップS2においてコンテンツを再生中ではないと判定された場合、ステップS3乃至S5の処理はスキップされる。また、上述したステップS4において、再生中止が指令されなかったと判定された場合、ステップS5の処理はスキップされる。
本発明においては、このように端末11の動作制御処理が実行されることにより、ユーザは、端末11が通信処理中か否かを気にかけることなく、操作ユニット55を操作して通信ユニット51を停止させ、端末11の携帯電話機能を停止させることがきる。また、通信ユニット51のステータスに応じてLED75が点灯、点滅、または消灯されるので、端末11のユーザのみならず、ユーザの周囲の人に、現在、端末11の携帯電話機能が稼動しているのか否かを明示することができる。さらに、本発明においては、例えば、従来の携帯電話機のパーソナルモードのように、単にモードの設定で動作が切り換えられるだけでなく、通信ユニット51に対する電力の供給を停止させるので、端末11の消費電力を抑制することができる。
また、通信ユニット51を停止は、ボタン92を押下することにより指令されるようにしたので、例えば、従来の携帯電話機のように、階層化されたメニューを選択してパーソナルモードに設定する場合と比較して、簡単に端末11の携帯電話機能を停止させることがきる。
なお、図2においては、操作ユニット55が、メインスイッチであるボタン91と、通信ユニット51の起動/停止を指令するスイッチ92とにより構成させる例について説明したが、操作ユニット55の構成をさらに簡素化するようにしてもよい。
図13は、図1の端末11の別の内部構成例を示すブロック図である。同図において、図2と対応する部分には図2と同一の符号が付されている。この例では、図2の場合と異なり、操作ユニット55が、ポジション90−1乃至90−3の3つのポジションに設定可能なスイッチ90により構成されている。なお、同図においては便宜上ポジション90−2と90−3におけるスイッチ90が点線で示されているが、実際には、単一のスイッチ90がユーザの操作により、図中上下の方向に移動されることにより、スイッチ90が、ポジション90−1乃至90−3の3つのポジションのうちのユーザが所望する1つのポジションに設定される。
スイッチ90がポジション90−1に設定されている場合、通信ユニット51およびAVユニット52に対する電源ユニット53からの電源供給は行われず、端末11はOFFの状態となる。
スイッチ90がポジション90−2に設定されている場合、AVユニット52に対してのみ電源ユニット53からの電源供給が行われる状態となる。すなわち、端末11においては、AVユニット52によるコンテンツ(例えば、楽曲などのオーディオコンテンツ)の再生のみが行われ、携帯電話機能が停止された状態となる。この場合、上述したようにLED75は消灯された状態となる。
スイッチ90がポジション90−3に設定されている場合、通信ユニット51およびAVユニット52に対して電源ユニット53からの電源供給が行われる状態となる。すなわち、端末11においては、通信ユニット51による通信処理と、AVユニット52によるコンテンツ(例えば、楽曲などのオーディオコンテンツ)の再生が行われ、携帯電話機能が起動された状態となる。この場合、上述したようにLED75は点灯された状態となる。
操作ユニット55をこのように構成することにより、端末11における携帯電話機能の起動または停止をより簡単に行うことができる。
なお、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、インターネットなどのネットワークや、リムーバブルメディアなどからなる記録媒体からインストールされる。
本明細書において上述した一連の処理を実行するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明に係る通信システムの構成例を示す図である。 図1の端末の内部構成例を示すブロック図である。 図2の通信ユニットの詳細な構成例を示すブロック図である。 図2のAVユニットの詳細な構成例を示すブロック図である。 図4の主制御部により実行されるプログラムの機能的構成例を示すブロック図である。 ボタンの操作と、通信ユニットまたはAVユニットの電源のON/OFFの時間的関係について説明するタイミングチャートである。 ボタンの操作と、通信ユニットまたはAVユニットの電源のON/OFFの時間的関係について説明するタイミングチャートである。 動作制御処理を説明するフローチャートである。 動作制御処理を説明するフローチャートである。 通信ユニット起動処理を説明するフローチャートである。 通信ユニットの処理を説明するフローチャートである。 通信ユニット停止処理を説明するフローチャートである。 図1の端末の別の内部構成例を示すブロック図である。
符号の説明
11 端末, 12 基地局, 51 通信ユニット, 52 AVユニット, 53 電源ユニット, 54 スイッチングユニット, 55 操作ユニット, 75 LED, 76 フラッシュメモリ, 115 主制御部, 156 ドライブ, 157 表示部, 158 主制御部, 201 操作入力受付部, 202 ステータス管理部, 203 表示制御部, 204 スイッチ制御部

Claims (7)

  1. データの通信を行う通信手段と、
    記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段と、
    前記通信手段の停止指示が操作手段に入力された時に、前記通信手段が通信中である場合には、前記通信手段が通信を終了した後に前記通信手段を停止させ、前記通信手段の起動指示が前記操作手段に入力された時に、前記再生手段がデータの再生中である場合には、前記再生手段の停止を促す情報を表示手段に表示させる制御手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記通信手段の起動指示が前記操作手段に入力された時に、前記再生手段がデータの再生中である場合、前記再生手段の停止操作が入力されたとき、前記再生手段を停止させた後、前記通信手段を起動させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 点灯手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記通信手段の停止操作が入力された時に、前記通信手段が通信処理を行っている場合には、前記点灯手段を点滅させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 点灯手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記通信手段の起動指示が前記操作手段に入力された時に、前記通信手段を起動させると供に前記点灯手段を点灯させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 電力を供給する電力供給手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記通信手段の停止指示が操作手段に入力された時に、前記電力供給手段の前記通信手段への電力の供給を停止させることで、前記通信手段を停止させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 通信手段によりデータの通信を行い、
    記録媒体に記録されたデータを再生し、
    前記通信手段の停止指示が操作手段に入力された時に、前記通信手段が通信中である場合には、前記通信手段が通信を終了した後に前記通信手段を停止させ、前記通信手段の起動指示が前記操作手段に入力された時に、前記データの再生中である場合には、前記再生の停止を促す情報を表示手段に表示させるステップ
    を含む情報処理方法。
  7. コンピュータを、
    データの通信を行う通信手段と、
    記録媒体に記録されたデータを再生する再生手段と、
    前記通信手段の停止指示が操作手段に入力された時に、前記通信手段が通信中である場合には、前記通信手段が通信を終了した後に前記通信手段を停止させ、前記通信手段の起動指示が前記操作手段に入力された時に、前記再生手段がデータの再生中である場合には、前記再生手段の停止を促す情報を表示手段に表示させる制御手段とを備える情報処理装置として機能させる
    プログラム。
JP2004368672A 2004-12-21 2004-12-21 情報処理装置および方法、プログラム Expired - Fee Related JP4352333B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004368672A JP4352333B2 (ja) 2004-12-21 2004-12-21 情報処理装置および方法、プログラム
US11/312,897 US7813757B2 (en) 2004-12-21 2005-12-20 Information processor, information processing method, program and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004368672A JP4352333B2 (ja) 2004-12-21 2004-12-21 情報処理装置および方法、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006180001A JP2006180001A (ja) 2006-07-06
JP4352333B2 true JP4352333B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=36595311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004368672A Expired - Fee Related JP4352333B2 (ja) 2004-12-21 2004-12-21 情報処理装置および方法、プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7813757B2 (ja)
JP (1) JP4352333B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8920343B2 (en) 2006-03-23 2014-12-30 Michael Edward Sabatino Apparatus for acquiring and processing of physiological auditory signals
JP5003817B2 (ja) * 2008-03-28 2012-08-15 富士通株式会社 携帯型装置および携帯型装置の起動方法
JP4739432B2 (ja) * 2009-02-25 2011-08-03 富士通株式会社 冗長化システム、制御装置、制御方法
JP5655927B2 (ja) * 2011-03-07 2015-01-21 富士通株式会社 電子機器

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4529233B2 (ja) 2000-02-21 2010-08-25 ソニー株式会社 複合端末の制御方法及び複合端末装置
JP2001320312A (ja) 2000-05-08 2001-11-16 Kenwood Corp 移動電話装置及びその動作切替方法
JP2002050998A (ja) 2000-07-31 2002-02-15 Ntt Docomo Inc 移動無線端末装置
CA2417581C (en) * 2002-01-28 2008-04-01 Research In Motion Limited Multiple-processor wireless mobile communication device
JP2003316481A (ja) 2002-04-26 2003-11-07 Sharp Corp データ処理装置
JP3975846B2 (ja) 2002-07-12 2007-09-12 株式会社デンソー 車載通信制御システム
JP4127016B2 (ja) * 2002-10-30 2008-07-30 日本電気株式会社 携帯電話機
US7245945B2 (en) * 2002-11-05 2007-07-17 Intel Corporation Portable computing device adapted to update display information while in a low power mode

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006180001A (ja) 2006-07-06
US20060132844A1 (en) 2006-06-22
US7813757B2 (en) 2010-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9712659B2 (en) Duplex audio for mobile communication device and accessory
EP1338136B1 (en) Music data reproduction function and method for a mobile phone , and the program thereof
TW404099B (en) Telephone set
CN105025368B (zh) 多媒体播放装置及多媒体播放装置的控制方法
JP2004235838A (ja) 電子機器、同機器の接続制御方法および音声調整方法
EP1443665A1 (en) Electronic apparatus and remote control method used in the apparatus
JP4352333B2 (ja) 情報処理装置および方法、プログラム
JP3293542B2 (ja) 記録媒体再生機能付無線装置
CN201479213U (zh) 具伴唱功能的移动电话
KR20020080557A (ko) 블루투스 통신기능을 갖는 휴대용 오디오 플레이어와 이를이용한 휴대폰 통화를 위한 신호처리방법
JP2006295783A (ja) ポータブルオーディオシステム
JP4263837B2 (ja) 携帯端末装置
JP2007104611A (ja) 通信装置、通信装置の制御プログラム、および通信装置の制御プログラムを記録した記録媒体
JP2001308978A (ja) 携帯端末装置用のアダプタおよび携帯端末装置
JP2002204298A (ja) 携帯電話装置
JP2001069205A (ja) 携帯無線電話端末を利用した音響装置
KR100689455B1 (ko) 휴대 단말기에 컨텐츠를 제공하는 메모리 확장팩
JP2001308979A (ja) 携帯端末装置用のアダプタおよび携帯端末装置
JP2010148081A (ja) 効果音重畳装置
TWI262017B (en) Mobile phone recording device
KR101071689B1 (ko) 이동통신단말기에서 통화중 대기음을 송출하기 위한 장치및 방법
JP2002218019A (ja) 移動通信端末装置及びこの移動通信端末装置の制御方法
KR20030076041A (ko) 휴대용 오디오 기기를 위한 핸즈프리 겸용 리모콘
JP2001268181A (ja) 携帯電話機
KR20010077120A (ko) 이동통신 전화와 음악 재생을 위한 겸용 리모콘 장치 및그 동작 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081014

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090702

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090715

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees