JP4737420B2 - シリコンウェハの加工方法及びシリコンウェハ、並びに液体噴射ヘッドの製造方法 - Google Patents

シリコンウェハの加工方法及びシリコンウェハ、並びに液体噴射ヘッドの製造方法 Download PDF

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本発明は、複数のシリコン基板を一体的に有するシリコンウェハの加工方法及びそれにより得られるシリコンウェハ、並びに液滴を噴射する液体噴射ヘッドの製造方法、特に、シリコンウェハを用いて製造され且つ液滴としてインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドの製造方法に関する。
従来から、例えば、圧電素子等の圧力発生手段によって圧力発生室内の液体に圧力を付与することで、ノズル開口から液滴を吐出する液体噴射ヘッドが知られており、その代表例としては、液滴としてインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドが挙げられる。そして、このインクジェット式記録ヘッドとしては、圧力発生室が形成された流路形成基板の一方面側に圧電素子等の圧力発生手段が設けられると共に、流路形成基板の他方面側にノズル開口が穿設されたノズルプレートが接合されたものが知られている。
ここで、このようなインクジェット式記録ヘッドを構成する流路形成基板は、例えば、表面が(110)面であるシリコン単結晶基板によって形成される。そして、この流路形成基板は、シリコンウェハに複数一体的に形成した後、シリコンウェハを分割することによって形成されている。
シリコンウェハの分割方法としては、例えば、シリコンウェハに形成される各流路形基板(シリコン基板)間の切断予定線上に、複数の貫通孔が所定間隔で列設されてなるブレークパターンを形成しておき、シリコンウェハをこのブレークパターンに沿って分割する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
このような方法では、ブレークパターンを構成する各貫通孔の間が脆弱部となっているため、シリコンウェハに外力が加わることでこの脆弱部が破断してシリコンウェハがブレークパターンに沿って分割される。すなわち、シリコンウェハがブレークパターンに沿って分割されて複数のシリコン基板となる。
また、このブレークパターンを構成する各貫通孔は、例えば、表面が(110)面であるシリコンウェハを異方性ウェットエッチングすることによって形成され、この貫通孔の内面は(110)面に対して垂直な第1の(111)面と、この第1の(111)面に垂直で且つ(110)面に所定の角度で傾斜する第2の(111)面とを含む面で構成される。
このようなブレークパターンをシリコンウェハに設けておくことで、上述したようにシリコンウェハを複数の流路形成基板に比較的容易に分割することができる。しかしながら、シリコンウェハが破断する位置や形状を一定にするのは難しく、シリコンウェハの各貫通孔の間の脆弱部以外の部分が破断してしまうことがある。このため、破断状態によっては破断面から微細な割れカスが発生してこの割れカスが流路内等に付着してノズル詰まり等が発生するという問題がある。また、割れカスが流路形成基板上に付着すると、流路形成基板上に薄膜等を形成する際に形成不良が生じ、歩留まりが低下するという問題もある。また、貫通孔の角部を起点として製品である流路形成基板上に亀裂が発生するという問題もある。そして、このような問題は、第1の(111)面の軸方向である第1の方向に形成されたブレークパターンにおいて特に発生し易い。
さらに、このような問題は、上述したインクジェット式記録ヘッド等の液体噴射ヘッドの製造方法だけでなく、シリコンウェハを分割して複数のシリコン基板を得る場合には同様に存在する。
特開2002−313754号公報
本発明は上述した事情に鑑み、基板の割れや破断面からの割れカスの発生を防止することができると共に、ブレークパターンに沿って良好に分割することができるシリコンウェハの加工方法及びそれにより得られるシリコンウェハ、並びに液体噴射ヘッドの製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、表面が(110)面であるシリコンウェハを所定形状の開口部を有する保護膜をマスクとして異方性エッチングすることにより、複数の貫通孔が所定間隔で列設されてこれら貫通孔の間に脆弱部を有するブレークパターンを(110)面に垂直な第1の(111)面の軸方向である第1の方向に少なくとも形成し、このブレークパターンに沿って前記シリコンウェハを分割することで複数のシリコン基板とする際に、前記第1の方向に列設される各貫通孔を、短辺が前記第1の(111)面によって構成されると共に長辺が(110)面に垂直で且つ前記第1の(111)面と交差する第2の(111)面で少なくとも構成されるように形成し、
且つ前記貫通孔の前記短辺と前記長辺との交差角度が鋭角となる側の角部に対応する前記開口部の端面が、前記第1の(111)面に沿った第1の開口端面と、前記第2の(111)面に沿った第2の開口端面と、前記第1の開口端面と前記第2の開口端面との交差角度がそれぞれ鈍角となる第3の開口端面とで構成されるように前記保護膜を形成することを特徴とするシリコンウェハの加工方法にある。
かかる第1の態様では、貫通孔を起点としてシリコン基板に割れが生じるのを防止することができる。また、シリコンウェハがブレークパターンに沿って良好に破断されるため、破断面から割れカスが発生するのを防止することができる。
本発明の第2の態様は、前記第3の開口端面の長さが、前記第1の開口端面の長さよりも長くなるようにしたことを特徴とする第1の態様のシリコンウェハの加工方法にある。
かかる第2の態様では、貫通孔を起点としたシリコン基板の割れや、割れカスの発生等をより確実に防止することができる。
本発明の第3の態様は、前記貫通孔の長辺が、複数の第2の(111)面と、隣接する第2の(111)面を繋ぐ連結面とで構成されていることを特徴とする第1又は2の態様のシリコンウェハの加工方法にある。
かかる第3の態様では、貫通孔の長辺を長く形成することができるため、脆弱部の数を少なくすることができる。このため、割れカスの発生等をさらに確実に防止することができる。
本発明の第4の態様は、前記ブレークパターンを、前記第1の方向と共に当該第1の方向とは直交する方向である第2の方向にも形成し、この第2の方向に列設される各貫通孔を、短辺が前記第2の(111)面によって構成され且つ長辺が前記第1の(111)面で構成されるように形成することを特徴とする第1〜3の何れかの態様のシリコンウェハの加工方法にある。
かかる第4の態様では、各貫通孔を高精度に形成することができるため、ブレークパターンを第2の方向に沿って良好に形成することができる。
本発明の第5の態様は、ノズルに連通すると共に当該ノズルから液滴を噴射するための圧力が付与される圧力発生室が形成された流路形成基板を有する液体噴射ヘッドの製造方法であって、表面が(110)面であるシリコンウェハからなる流路形成基板用ウェハに前記流路形成基板を複数一体的に形成した後、第1〜4の何れかの態様のシリコンウェハの加工方法によって当該流路形成基板用ウェハを分割して複数の前記流路形成基板とすることを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法にある。
かかる第5の態様では、貫通孔を起点として流路形成基板に割れが生じるのを防止することができる。また、流路形成基板用ウェハがブレークパターンに沿って良好に破断されるため、破断面から割れカスが発生するのを防止することができる。したがって、割れカスによるノズル詰まり等の発生を防止することができる。
本発明の第6の態様は、表面が(110)面であり所定の加工が施された複数のシリコン基板を一体的に有するシリコンウェハであって、各シリコン基板の間には、複数の貫通孔が所定間隔で列設されてこれら貫通孔の間に脆弱部を有するブレークパターンが(110)面に垂直な第1の(111)面の軸方向である第1の方向に少なくとも設けられ、この第1の方向に設けられる前記ブレークパターンを構成する各貫通孔が、短辺が前記第1の(111)面によって構成されると共に長辺が(110)面に垂直で且つ前記第1の(111)面と交差する第2の(111)面で少なくとも構成されるように形成されると共に、前記第1の(111)面と前記第2の(111)面との交差角度が鋭角となる側の角部が、前記短辺を構成する前記第1の(111)面と、前記長辺を構成する第2の(111)面と、これら第1の(111)面と第2の(111)面との交差角度がそれぞれ鈍角となる交差面とで構成されていることを特徴とするシリコンウェハにある。
かかる第6の態様では、貫通孔を起点としてシリコン基板に割れが生じるのを防止することができる。また、シリコンウェハがブレークパターンに沿って良好に破断されるため、破断面から割れカスが発生するのを防止することができる。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るインクジェット式記録ヘッドの一例を示す断面図である。図2は、流路形成基板の平面図である。
図示するように、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド10は、複数の圧力発生室11を有する流路形成基板12と、各圧力発生室11に連通する複数のノズル開口13が穿設されたノズルプレート14と、流路形成基板12のノズルプレート14とは反対側の面に設けられる振動板15と、該振動板15上の各圧力発生室11に対応する領域に設けられる圧電素子16とを有する。
流路形成基板12には、その一方面側の表層部分に、圧力発生室11が隔壁17によって区画されてその幅方向で複数並設されている。例えば、本実施形態では、流路形成基板12には、複数の圧力発生室11が並設された列が2列設けられている。また、各圧力発生室11の列の外側には、各圧力発生室11にインクを供給するためのリザーバ18が、流路形成基板12を厚さ方向に貫通して設けられている。そして、各圧力発生室11とリザーバ18とは、インク供給路19を介して連通している。インク供給路19は、本実施形態では、圧力発生室11よりも狭い幅で形成されており、リザーバ18から圧力発生室11に流入するインクの流路抵抗を一定に保持する役割を果たしている。さらに、圧力発生室11のリザーバ18とは反対の端部側には、流路形成基板12を貫通するノズル連通孔20が形成されている。なお、このような流路形成基板12は、本実施形態では、表面が(110)面であるシリコン単結晶基板からなり、圧力発生室11等は、流路形成基板12を異方性エッチングすることによって形成されている。その結果、圧力発生室11は、長辺側が(110)面に垂直な第1の(111)面で構成され、短辺側が(110)面に垂直で且つ第1の(111)面と所定角度で交差する第2の(111)面で構成されている。
流路形成基板12の一方面側にはノズル開口13が穿設されたノズルプレート14が接着剤や熱溶着フィルムを介して接着され、各ノズル開口13は、流路形成基板12に設けられたノズル連通孔20を介して各圧力発生室11と連通している。また、流路形成基板12の他方面側、すなわち、圧力発生室11の開口面側には振動板15が接合されて、各圧力発生室11はこの振動板15によって封止されている。そして、圧力発生室11内にインク滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段である圧電素子16は、この振動板15上に先端部が当接した状態で固定されている。具体的には、圧電素子16は、振動に寄与する活性領域と振動に寄与しない不活性領域とから構成され、この活性領域の先端が振動板15上に当接する。
本実施形態に係る圧電素子16は、いわゆる縦振動型の圧電素子であり、圧電材料21と電極形成材料22及び23とを縦に交互にサンドイッチ状に挟んで積層され、振動に寄与しない不活性領域が固定基板24に固着されている。また、本実施形態では、圧電素子16の運動を阻害しない程度の空間を確保した状態でその空間を密封可能な圧電素子保持部25を有するヘッドケース26が振動板15上に固定されている。そして、圧電素子16が固定された固定基板24が、圧電素子16とは反対側の面でこのヘッドケース26に固定されている。
ここで、圧電素子16の先端が当接する振動板15は、例えば、樹脂フィルム等の弾性部材からなる弾性膜27と、この弾性膜27を支持する、例えば、金属材料等からなる支持板28との複合板で形成されており、弾性膜27側が流路形成基板12に接合されている。例えば、本実施形態では、弾性膜27は、厚さが数μm程度のPPS(ポリフェニレンサルファイド)フィルムからなり、支持板28は、厚さが数十μm程度のステンレス鋼板(SUS)からなる。また、振動板15の各圧力発生室11に対向する領域内には、圧電素子16の先端部が当接する島部29が設けられている。すなわち、振動板15の各圧力発生室11の周縁部に対向する領域に他の領域よりも厚さの薄い薄肉部30が形成されて、この薄肉部30の内側にそれぞれ島部29が設けられている。例えば、本実施形態では、詳しくは後述するが、振動板15の島部29及び薄肉部30は、支持板28をエッチングにより除去することによって形成されており、薄肉部30は実質的に弾性膜27のみで形成されている。そして、各圧電素子16は、上述したように、その活性領域の先端がこのような振動板15の島部29に当接した状態で固定されている。また、本実施形態では、振動板15のリザーバ18に対向する領域に、薄肉部30と同様に、支持板28がエッチングにより除去されて実質的に弾性膜のみで構成されるコンプライアンス部31が設けられている。なお、このコンプライアンス部31は、リザーバ18内の圧力変化が生じた時に、このコンプライアンス部31の弾性膜27が変形することによって圧力変化を吸収し、リザーバ18内の圧力を常に一定に保持する役割を果たす。
このようなインクジェット式記録ヘッド10では、インク滴を吐出する際に、圧電素子16及び振動板15の変形によって各圧力発生室11の容積を変化させて所定のノズル開口13からインク滴を吐出させるようになっている。具体的には、図示しないインクカートリッジからヘッドケース26に形成された図示しないインク流路を介してリザーバ18にインクが供給されると、インク供給路19を介して各圧力発生室11にインクが分配される。実際には、圧電素子16に電圧を印加することにより圧電素子16を収縮させる。これにより、振動板15が圧電素子16と共に変形されて圧力発生室11の容積が広げられ、圧力発生室11内にインクが引き込まれる。そして、ノズル開口13に至るまで内部にインクを満たした後、駆動回路からの記録信号に従い、圧電素子16の電極形成材料22及び23に印加していた電圧を解除する。これにより、圧電素子16が伸張されて元の状態に戻ると共に振動板15も変位して元の状態に戻る。結果として圧力発生室11の容積が収縮して圧力発生室11内の圧力が高まりノズル開口13からインク滴が吐出される。
ここで、このような本実施形態に係るインクジェット式記録ヘッドを構成する流路形成基板12は、表面が(110)面であるシリコン単結晶基板からなる。そして、この流路形成基板12は、図3に示すように、例えば、6インチのシリコンウェハである流路形成基板用ウェハ100に複数一体的に形成された後、すなわち、流路形成基板用ウェハ100を異方性ウェットエッチングすることによって圧力発生室11、リザーバ18、インク供給路19及びノズル連通孔20を複数形成した後、この流路形成基板用ウェハ100を図中点線で示す切断予定線に沿って分割することによって形成されている。なお、ノズル連通孔20などの微細な貫通孔を形成する場合は、前述の異方性ウェットエッチングに加えてレーザーで加工することで完全に貫通させることができる。流路形成基板用ウェハ100に形成される各流路形成基板12の間の切断予定線上には、複数の貫通孔201が所定間隔で配列されてなるブレークパターン200を形成されている。このブレークパターンは各貫通孔201の間が脆弱部205となっており、流路形成基板用ウェハ100に外力を加えることでこれら脆弱部205に亀裂が入り、流路形成基板用ウェハ100はブレークパターン200に沿って各流路形成基板12に分割される。
なお、ブレークパターン200は、(110)面に垂直な第1の(111)面の軸方向である第1の方向と、第1の(111)面に沿った第2の方向とに形成されている。例えば、本実施形態では、流路形成基板用ウェハ100のオリフラ(オリエンタル・フラット)100aは、第1の(111)面に沿って形成されているため、第1の方向は、オリフラ100aに垂直な方向であり、第2の方向は、オリフラ100aに沿った方向となる。
以下、このような流路形成基板12の形成方法について、図4〜図6を参照して詳しく説明する。なお、図4及び図5は、圧力発生室11の長辺に沿った方向の断面図である。また、図6は、ブレークパターン200を構成する貫通孔201Aの形成工程を説明する平面図であり、(a)は、貫通孔201Aの開口形状を示す図であり、(b)は、保護膜101の開口部110の開口形状を示す図である。
まず、図4(a)に示すように、表面が(110)面のシリコンウェハである流路形成基板用ウェハ100を、例えば、約1100℃の拡散炉で熱酸化することにより、その表面に二酸化シリコンからなる保護膜101を1μm程度の厚さで形成する。なお、この保護膜101は、後述する工程で流路形成基板用ウェハ100をエッチングする際に、マスクとして用いられるものである。このため、保護膜101は、流路形成基板用ウェハ100とはエッチングの選択性を有する材料であれば、二酸化シリコン以外の材料で形成されていてもよい。
次に、図4(b)に示すように、流路形成基板用ウェハ100の表面に形成された保護膜101上に所定形状のレジスト膜102を形成する。すなわち、流路形成基板12を貫通して設けられる各リザーバ18及びノズル連通孔20が形成される領域に開口103を有すると共に、ブレークパターン200を構成する貫通孔201が形成される領域に開口104を有するレジスト膜102を保護膜101上に形成する。
なお、これら開口103、104は、流路形成基板用ウェハ100の両面にそれぞれ形成する。また、レジストは、例えば、ネガレジストをスピンコート法等により塗布して形成し、レジスト膜102は、その後、所定のマスクを用いて露光・現像・ベークを行うことにより形成する。勿論、ネガレジストの代わりにポジレジストを用いてもよい。
次に、図4(c)に示すように、このレジスト膜102をマスクとして、例えば、フッ酸等により保護膜101をハーフエッチングすることにより、リザーバ18、ノズル連通孔20が形成される領域に凹部105を形成すると共に、ブレークパターン200を構成する各貫通孔201が形成される領域に凹部106を形成する。
次に、レジスト膜102を除去した後、図4(d)に示すように、再び、レジストを塗布してレジスト膜107を形成する。すなわち、各流路形成基板12を貫通することなく設けられる圧力発生室11及びインク供給路19が形成される領域に開口108を有するレジスト膜107を形成する。これら圧力発生室11等は、流路形成基板12を貫通することなく形成されるため、開口108は、流路形成基板用ウェハ100の一方面側のみに設けられる。
そして、図5(a)に示すように、このレジスト膜107を介して保護膜101をエッチングすることによって所定形状に形成する。すなわち、凹部105及び凹部106が貫通するまで保護膜101をエッチングして、各リザーバ18及びノズル連通孔20に対応する領域に開口部109を形成すると共に、貫通孔201に対応する領域に開口部110を形成する。このとき、圧力発生室11及びインク供給路19に対応する領域には、凹部111が同時に形成される。
次に、図5(b)に示すように、保護膜101のノズル連通孔20に対応する開口部109から、流路形成基板用ウェハ100にレーザ光、例えば、YAGレーザ等を照射して、先導用の小径の通孔を穿設した後、流路形成基板用ウェハ100を、例えば、水酸化カリウム(KOH)の水溶液に浸漬して異方性エッチングする。これにより、リザーバ18及びノズル連通孔20が形成され、また同時に、ブレークパターン200を構成する各貫通孔201が形成される。
ここで、流路形成基板用ウェハ100は、上述したように表面が(110)のシリコンウェハであるため、流路形成基板用ウェハ100を異方性ウェットエッチングすると、(110)面に垂直な第1の(111)面と、この第1の(111)面と70.53°の角度をなす第2の(111)面とが除去され難い。このため、流路形成基板用ウェハ100を異方性エッチングすることによって形成される貫通孔201の内面は、これら第1の(111)面と第2の(111)面とを含む面で構成される。
上述したようにブレークパターン200は第1及び第2の方向に形成され、第1の方向に形成されるブレークパターン200を構成する各貫通孔201Aは(図3参照)、本実施形態では、図6(a)に示すように、短辺201aが第1の(111)面で構成され、長辺201bが(110)面に垂直で且つ第1の(111)面と70.53°の角度で交差する第2の(111)面で構成されている。そして、本実施形態に係る各貫通孔201Aは、短辺201a(第1の(111)面)と長辺201b(第2の(111)面)との交差角度θ1が鋭角となる側の角部202が、短辺201aを構成する第1の(111)面と、長辺201bを構成する第2の(111)面と、これら第1の(111)面と第2の(111)面との交差角度θ2,θ3がそれぞれ鈍角となる交差面201cとで構成されている。
このような貫通孔201の形状は、エッチングの際に用いる保護膜101の開口部110の形状によって決まる。本発明では、貫通孔201の短辺201aと長辺201bとの交差角度θ1が鋭角となる角部202に対応する開口部110の端面が、図6(b)に示すように、第1の(111)面に沿った第1の開口端面110aと、第2の(111)面に沿った第2の開口端面110bと、第1の開口端面110aと第2の開口端面110bとの交差角度θ4,θ5がそれぞれ鈍角となる第3の開口端面110cとで構成されるようにしている。これにより、上述した形状の貫通孔201Aが形成される。
このように第3の開口端面110cを含む面で構成される保護膜101を用いて貫通孔201Aを形成することで、貫通孔201Aを起点として流路形成基板12に生じる割れを防止することができる。なお、第3の開口端面110cと、第1の開口端面110a及び第2の開口端面110bとの交差角度θ4,θ5は、それぞれ鈍角となっていればよいが、交差角度θ4と交差角度θ5とが同等の角度となるようにするのが好ましい。また、第3の開口端面110cの長さL1は、特に限定されないが、比較的長くすることが好ましく、特に、第1の開口端面L2の長さよりも長くなるようにするのが好ましい。これにより、流路形成基板12に割れが生じてしまうのをより確実に防止することができる。
なお、第2の方向に沿って形成されるブレークパターンを構成する貫通孔201Bは、長辺が第1の(111)面で構成され、短辺が第2の(111)面で構成されている(図3参照)。
このように貫通孔201等を形成した後は、図5(c)に示すように、圧力発生室11及びインク供給路19に対応する領域の凹部111が貫通するまで保護膜101をエッチングして、各圧力発生室11及びインク供給路19に対応する領域に開口部112を形成する。そして、このような保護膜101の開口部112を介して流路形成基板用ウェハ100をハーフエッチングすることにより、図5(d)に示すように、圧力発生室11及びインク供給路19を形成する。なお、これら圧力発生室11及びインク供給路19の深さは、エッチング時間により適宜調整する。これにより、流路形成基板用ウェハ100には、複数の流路形成基板が一体的に形成される。
その後は、図示しないが、流路形成基板用ウェハ100表面の保護膜101を、例えば、フッ酸(HF)等のエッチング液を用いて除去してから、外周縁部の不要部分を、例えば、ダイシング等により切断することによって除去する。そして、この流路形成基板用ウェハ100に、例えば、エキスパンドリング等を用いて外力を加えることにより、ブレークパターン200に沿って流路形成基板用ウェハ100が分割されて、複数の流路形成基板12が形成される。
このとき、第1の方向に沿って形成されるブレークパターン200を構成する貫通孔201Aが、上述したように第3の開口端面110cを含む面で構成される保護膜101を用いて形成されていることで、流路形成基板用ウェハ100をブレークパターン200に沿って良好に分割することができる。すなわち、ブレークパターン200を構成する各貫通孔201A間の脆弱部205に確実に亀裂を発生させて、流路形成基板用ウェハ100を複数の流路形成基板12に分割することができる。これにより、破断面から微細な割れカスが発生するのを防止することができる。したがって、この割れカスが流路内等に付着してノズル詰まり等が発生するのを防止することができる。また、割れカスが流路形成基板12上に付着するのを防止することができるため、流路形成基板12上に薄膜等を良好に形成することができる。さらに、流路形成基板用ウェハ100をブレークパターン200に沿って分割する際、流路形成基板用ウェハ100を所定の温度、具体的には、約60度以上の温度に加熱することで、流路形成基板用ウェハ100をさらに良好に分割することができる。
なお、本実施形態では、第1の方向に形成されるブレークパターン200を構成する各貫通孔201Aとして、短辺が第1(111)面で構成され、長辺が第2の(111)面のみで構成されたものを例示したが、これに限定されず、例えば、貫通孔201Aは、図7に示すように、短辺が第1の(111)面210で構成され、長辺が複数の第2の(111)面211と、これらの第2の(111)面211を繋ぐ連結面212とで構成されていてもよい。すなわち、貫通孔201Aの長辺は、少なくとも第2の(111)面211を含む面で構成されていればよい。なお、このような形状の貫通孔201Aは、保護膜101の開口部110の形状を変更することで容易に形成することができる。そして、貫通孔201Aがこのような形状を有する場合であっても、貫通孔201Aを形成する際に、貫通孔201Aの角部202に対向する領域の開口部110の端面が、上述したように第1〜第3の開口端面110a,110b,110cで構成されていることで(図6参照)、貫通孔201Aの角部202は、短辺201aを構成する第1の(111)面210と長辺201bを構成する第2の(111)面211と、これら第1の(111)面と第2の(111)面との交差角度が鈍角である交差面201cとで構成される。したがって、上述したように、流路形成基板12の割れ、あるいは割れカスの発生等の防止することができる。また、このような構成では、貫通孔201Aの長辺201bを長くすることができるため、脆弱部205の数を少なくすることができる。このため、割れカスの発生等をさらに確実に防止することができる。この場合であっても、流路形成基板用ウェハ100を所定の温度、具体的には、約60度以上に加熱することで、流路形成基板用ウェハ100をさらに良好に分割することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態では、いわゆる縦振動型の圧電素子を有するインクジェット式記録ヘッドを例示したが、勿論、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、成膜及びリソグラフィ法を応用して製造される薄膜型の圧電素子、あるいは、グリーンシートを貼付する等の方法により形成される厚膜型の圧電素子等を有するインクジェット式記録ヘッドにも本発明を採用することができる。
また、ノズル開口からインク滴を吐出する圧力発生手段として圧電素子を用いて説明したが、圧力発生手段としては圧電素子に限定されず、例えば、圧力発生室内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズル開口から液滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズル開口から液滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエータなどを使用することができる。
さらに、上述した実施形態においては、インクジェット式記録ヘッドの製造方法を一例として本発明を説明したが、これに限定されず、本発明は、広く液体噴射ヘッドの製造方法全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射するものの製造方法にも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
また、上述した液体噴射ヘッドの製造以外であっても、シリコンウェハを複数のシリコン基板に分割する場合には、勿論、本発明を採用することができる。
実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。 実施形態1に係る流路形成基板の平面図である。 実施形態1に係る流路形成基板用ウェハを示す平面図である。 実施形態1に係る流路形成基板の製造工程を示す断面図である。 実施形態1に係る流路形成基板の製造工程を示す断面図である。 ブレークパターンを構成する貫通孔の形成工程を説明する平面図である。 ブレークパターンを構成する貫通孔の変形例を示す平面図である。
符号の説明
11 圧力発生室 12 流路形成基板、 13 ノズル開口、 14 ノズルプレート、 15 振動板、 16 圧電素子、 18 リザーバ、 19 インク供給路、 20 ノズル連通孔、 21 圧電材料、 22,23 電極形成材料、 24 固定基板、 100 流路形成基板用ウェハ、 200 ブレークパターン、 201 貫通孔、 202 角部、 205 脆弱部

Claims (6)

  1. 表面が(110)面であるシリコンウェハを所定形状の開口部を有する保護膜をマスクとして異方性エッチングすることにより、複数の貫通孔が所定間隔で列設されてこれら貫通孔の間に脆弱部を有するブレークパターンを(110)面に垂直な第1の(111)面の軸方向である第1の方向に少なくとも形成し、このブレークパターンに沿って前記シリコンウェハを分割することで複数のシリコン基板とする際に、
    前記第1の方向に列設される各貫通孔を、短辺が前記第1の(111)面によって構成されると共に長辺が(110)面に垂直で且つ前記第1の(111)面と交差する第2の(111)面で少なくとも構成されるように形成し、
    且つ前記貫通孔の前記短辺と前記長辺との交差角度が鋭角となる側の角部に対応する前記開口部の端面が、前記第1の(111)面に沿った第1の開口端面と、前記第2の(111)面に沿った第2の開口端面と、前記第1の開口端面と前記第2の開口端面との交差角度がそれぞれ鈍角となる第3の開口端面とで構成されるように前記保護膜を形成することを特徴とするシリコンウェハの加工方法。
  2. 前記第3の開口端面の長さが、前記第1の開口端面の長さよりも長くなるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のシリコンウェハの加工方法。
  3. 前記貫通孔の長辺が、複数の第2の(111)面と、隣接する第2の(111)面を繋ぐ連結面とで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシリコンウェハの加工方法。
  4. 前記ブレークパターンを、前記第1の方向と共に当該第1の方向とは直交する方向である第2の方向にも形成し、この第2の方向に列設される各貫通孔を、短辺が前記第2の(111)面によって構成され且つ長辺が前記第1の(111)面で構成されるように形成することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のシリコンウェハの加工方法。
  5. ノズルに連通すると共に当該ノズルから液滴を噴射するための圧力が付与される圧力発生室が形成された流路形成基板を有する液体噴射ヘッドの製造方法であって、
    表面が(110)面であるシリコンウェハからなる流路形成基板用ウェハに前記流路形成基板を複数一体的に形成した後、請求項1〜4の何れかに記載のシリコンウェハの加工方法によって当該流路形成基板用ウェハを分割して複数の前記流路形成基板とすることを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
  6. 表面が(110)面であり所定の加工が施された複数のシリコン基板を一体的に有するシリコンウェハであって、
    各シリコン基板の間には、複数の貫通孔が所定間隔で列設されてこれら貫通孔の間に脆弱部を有するブレークパターンが(110)面に垂直な第1の(111)面の軸方向である第1の方向に少なくとも設けられ、この第1の方向に設けられる前記ブレークパターンを構成する各貫通孔が、短辺が前記第1の(111)面によって構成されると共に長辺が(110)面に垂直で且つ前記第1の(111)面と交差する第2の(111)面で少なくとも構成されるように形成されると共に、前記第1の(111)面と前記第2の(111)面との交差角度が鋭角となる側の角部が、前記短辺を構成する前記第1の(111)面と、前記長辺を構成する第2の(111)面と、これら第1の(111)面と第2の(111)面との交差角度がそれぞれ鈍角となる交差面とで構成されていることを特徴とするシリコンウェハ。
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