JP4736561B2 - ドローダウンチャック - Google Patents
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Description
該ドローバー61の前端には、ワークを把持するための把持爪62が取り付けられており、周知の構成によりドロースリーブ56の前後方向への摺動に同期させてドローバー61を傾斜軸線方向に沿って進退させ、ワークを把持する。そして、把持爪62におけるワークのチャッキングの有無等を、チャックボディ54内に供給される流体を利用した周知の構成により判断する。尚、63は、ドローバー61の進退動作に伴うねじれを阻止するための回り止め部材である。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、摺動支持部と流体シール部との穴径を異ならせたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2の発明において、第一摺動部と第二摺動部との軸径を異ならせたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、摺動支持部に、該摺動支持部と第一摺動部との間にグリスを供給可能なグリス溝を刻設したことを特徴とする。
また、請求項2の発明によれば、第一摺動部と第二摺動部との軸径を同一としたドロースリーブを採用する(すなわち、チャックボディ側で隙間を調整)ことができる。したがって、軸径を異ならせるものと比較して、容易にドロースリーブを製造することができるという効果を奏し得る。
さらに、請求項3の発明によれば、摺動支持部と流体支持部との穴径を同一としたチャックボディを採用し、ドロースリーブの第一摺動部と第二摺動部との軸径を異ならせて各々の隙間を調整することができる。一般的に穴加工よりも軸加工の方が容易であることから、本発明に係るドローダウンチャックを容易に製造可能とすることができる。一方、第一摺動部と第二摺動部との穴径を異ならせた上で、摺動支持部と流体シール部との軸径を異ならせることも可能である。該構成とすれば、摺動支持部や流体シール部を、それぞれの機能に応じた径に設定したり、周辺の他の機構と干渉しないように任意に設定することが可能となる。
加えて、請求項4の発明によれば、摺動支持部に、該摺動支持部と第一摺動部との間にグリスを供給可能なグリス溝を刻設することにより、より滑らかにドロースリーブを摺動させることができ、第一摺動部の表面にタテ傷や摩耗による損傷が生じにくくなる。したがって、ドローダウンチャックの耐久性を向上させることができる。
図1は、ドローダウンチャック1の側断面を示した説明図であり、図2は、ドローダウンチャック1の前部の側断面を示した拡大説明図である。尚、図1における左右方向をドローダウンチャック1の前後方向とし、図1における右側をドローダウンチャック1の前側とする。
ドロースリーブ6は、上述の如く、第一摺動部11を摺動支持部8に、第二摺動部12を流体シール部9にそれぞれ支持されるとともに、第二摺動部12が流体シール部9との隙間をOリング14によってシールされた状態でチャック軸線に沿って前後方向に摺動自在となっている。このように、ドロースリーブ6をフロントボディ3に対して摺動自在とするためには、ドロースリーブ6とフロントボディ3との間(すなわち、第一摺動部11と摺動支持部8との間、及び第二摺動部12と流体シール部9との間)に隙間を設ける必要がある。図2におけるΔ1及びΔ2は、それぞれの摺動部11、12とフロントボディ3(摺動支持部8、流体シール部9)との間の隙間を示している。
尚、15は、摺動支持部8の周面に刻設されたグリス溝であり、16は、該グリス溝15へとドロースリーブ6をより滑らかに摺動可能とするためのグリスを供給するグリス供給管である。該グリス供給管16のグリス供給口は、封止部材17(図1に示す)にて封止されている。また、上述した支持孔7にもグリス溝が刻設されており、該支持孔7のグリス溝へもグリス供給管16を介してグリスを供給可能となっている。
加えて、ドローバーとドロースリーブとの係り合い、把持爪によるワーク把持に係る構成等は適宜変更可能である。
Claims (4)
- ワークを把持する把持爪を移動させるドロースリーブを、チャックボディ内にチャック軸線方向に沿って摺動自在に備えるドローダウンチャックであって、
前記ドロースリーブに、流体を前記チャックボディへと供給するための流体流路を設けるとともに、前記ドロースリーブの先端部に、前記チャックボディに支持される第一摺動部と第二摺動部とを設ける一方、
前記チャックボディに、前記第一摺動部を支持する摺動支持部と、前記第二摺動部を支持するとともに前記チャックボディへと供給された流体の漏洩を阻止すべくシール部材によって前記第二摺動部との隙間がシールされる流体シール部とを、前記流体シール部における前記第二摺動部との隙間が前記摺動支持部における前記第一摺動部との隙間よりも大きくなるように設けたことを特徴とするドローダウンチャック。 - 摺動支持部と流体シール部との穴径を異ならせたことを特徴とする請求項1に記載のドローダウンチャック。
- 第一摺動部と第二摺動部との軸径を異ならせたことを特徴とする請求項1または2に記載のドローダウンチャック。
- 摺動支持部に、該摺動支持部と第一摺動部との間にグリスを供給可能なグリス溝を刻設したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のドローダウンチャック。
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- 2005-06-22 JP JP2005182389A patent/JP4736561B2/ja active Active
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