JP4736185B2 - ネットワーク勤怠管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ゲート管理システムおよびネットワーク管理システムから得られる情報を元に勤怠管理を行うことを目的とするシステムに関する。
詳しくは、ゲート管理やネットワーク管理システムの本来の機能を維持しつつ併せて勤怠管理を行うことができる複合システムに関する。
主として、パーソナルコンピュータ等の端末を常用し、個人の使用する端末のネットイン管理がされている職場に好適なシステムに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、勤怠管理については、タイムレコーダーを中心としたシステムにより、出退勤時刻の管理を行っている。このタイムレコーダーへの記録には紙媒体を用い時刻を打刻するもののほか、磁気カードを使用し、カードリーダーに通すことによりシステム側に出退勤時刻を記録する方法も一般的に使用されている。
一方、入室時の扉の開錠に際し、磁気カードまたはICカード、あるいは非接触ICカードのような携帯可能カード媒体を使用して、本人であることを確認してから扉の開錠を行う仕組みはゲート管理システムとして知られるが、勤怠管理に直接利用するシステムにはなっていない。
また、ネットワーク管理システムは、サーバーへのログイン時に、同様に、磁気カード、ICカードあるいは非接触ICカードを使用して、ログインまたはログアウトした時刻を記録管理する。サーバーへログインすべき情報、例えば、サーバー名やユーザー名、あるいはパスワード等は、カード媒体内に記録されており、ログインする際に、このカードを使用することにより情報が読み取られるものである。このシステムも勤怠管理に直接利用するようにはなっていない。
【0003】
従って、従来の勤怠管理は、タイムレコーダーを中心に行われるもので、実際の職場である事務室やコンピュータ部門の職場の実態と遊離した状況を管理データとして把握している懸念がある。すなわち、タイムレコーダーの記録だげでは実際の職場の勤務状況が反映されない面があり、また、勤怠管理されていることを意識されないようにして職場の繁閑を把握する必要も生じる。
一方、ゲート管理システムにおいて、出退勤データから個人の勤怠を把握することは可能であるが、一人のカードによる開錠により複数人が出退する場合があり個々人のデータとして捉えることが困難という問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明では、ゲート管理システムにネットワーク管理システムのデータを補充することにより、従来のそれぞれの機能を維持するとともに、相互の機能を補って勤怠管理システムにも適用できることを着想し、本発明の完成に至ったものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の要旨は、
ゲート管理システムと、ネットワーク管理システムと、管理用サーバーとがネットワーク接続され、
個人を特定するID番号などが記録されたカード媒体を用いる
ネットワーク勤怠管理システムにおいて、
前記ゲート管理システムは、
ゲートカードリーダー(11)と、
電子錠と、
コントローラと、
を備え、
当該カード媒体を用いて、電子錠を入室のために開錠したときに、ゲートカードリーダー(11)が前記カード媒体から読み取ったID番号と、開錠したときの時間を含む入室データを生成し、生成した入室データを、コントローラによって管理用サーバーに送信し、
当該カード媒体を用いて、電子錠を退室のために開錠したときに、ゲートカードリーダー(11)が当該カード媒体から読み取ったID番号と、開錠したときの時間を含む退室データを生成し、生成した退室データを、コントローラによって管理用サーバーに送信し、
前記ネットワーク管理システムは、
PCカードリーダー(21)が接続しているパーソナルコンピュータと、
サーバーと、
を備え、
当該カード媒体を用いて、パーソナルコンピュータがサーバーにログインしたときに、PCカードリーダー(21)が当該カード媒体から読み取ったID番号とログインした時刻を含むログインデータを、パーソナルコンピュータによって管理用サーバーに送信し、
当該カード媒体を用いて、パーソナルコンピュータがサーバーからログアウトしたときに、PCカードリーダー(21)が当該カード媒体から読み取ったID番号とログアウトした時刻を含むログアウトデータを、パーソナルコンピュータによって管理用サーバーに送信し、
前記管理用サーバーは、
前記ゲート管理システムから受信した入室データと退室データを蓄積し、
前記ネットワーク管理システムから受信したログインデータとログアウトデータを蓄積し、
前記蓄積したデータのID番号により特定できる各個人の入室データを参照して得た1日の最初に開錠した時刻を出勤時刻とし、また、ID番号により特定できる各個人の退室データを参照して得た1日の最後に開錠した時刻を退勤時刻とし、
ゲート管理システムが故障した場合には、
ID番号により特定できる各個人のログインデータを参照して得た1日の最初のログイン時刻から所定時間を減算した時刻を出勤時刻とし、また、ID番号により特定できる各個人のログアウトデータを参照して得た1日の最後のログアウト時刻に所定時間を加算した時刻を退勤時刻とする、
ことを特徴とするネットワーク勤怠管理システムである。
あるいは、
ゲート管理システムと、ネットワーク管理システムと、管理用サーバーとがネットワーク接続され、
個人を特定するID番号などが記録されたカード媒体を用いる
ネットワーク勤怠管理システムにおいて、
前記ゲート管理システムは、
ゲートカードリーダー(11)と、
電子錠と、
コントローラと、
を備え、
当該カード媒体を用いて、電子錠を入室のために開錠したときに、ゲートカードリーダー(11)が前記カード媒体から読み取ったID番号と、開錠したときの時間を含む入室データを生成し、生成した入室データを、コントローラによって管理用サーバーに送信し、
当該カード媒体を用いて、電子錠を退室のために開錠したときに、ゲートカードリーダー(11)が当該カード媒体から読み取ったID番号と、開錠したときの時間を含む退室データを生成し、生成した退室データを、コントローラによって管理用サーバーに送信し、
前記ネットワーク管理システムは、
PCカードリーダー(21)が接続しているパーソナルコンピュータと、
サーバーと、
を備え、
当該カード媒体を用いて、パーソナルコンピュータがサーバーにログインしたときに、PCカードリーダー(21)が当該カード媒体から読み取ったID番号とログインした時刻を含むログインデータを、パーソナルコンピュータによって管理用サーバーに送信し、
当該カード媒体を用いて、パーソナルコンピュータがサーバーからログアウトしたときに、PCカードリーダー(21)が当該カード媒体から読み取ったID番号とログアウトした時刻を含むログアウトデータを、パーソナルコンピュータによって管理用サーバーに送信し、
前記管理用サーバーは、
前記ゲート管理システムから受信した入室データと退室データを蓄積し、
前記ネットワーク管理システムから受信したログインデータとログアウトデータを蓄積し、
前記蓄積したデータのID番号により特定できる各個人の入室データを参照して得た1日の最初に開錠した時刻を出勤時刻とし、また、ID番号により特定できる各個人の退室データを参照して得た1日の最後に開錠した時刻を退勤時刻とし、
複数人が同時入退室した場合には、
ID番号により識別できるログインデータを参照して得た1日の最初のログイン時刻から所定時間を減算した時刻を出勤時刻とし、また、ID番号により識別できるログアウトデータを参照して得た1日の最後のログアウト時刻に所定時間を加算した時刻を退勤時刻とする、
ことを特徴とするネットワーク勤怠管理システムである。
さらに、
前記カード媒体が、非接触ICカード、または、接触型ICカード、
であることを特徴とする前記ネットワーク勤怠管理システムである。
かかるシステムであるため勤務実情に即した勤怠状況を把握できる。
【0006】
上記において、ゲート管理システムにおける入退出およびネットワーク管理システムにおけるログイン−ログアウトが、個人を特定するID番号が記録されたカード媒体を各管理システムのカードリーダーが読み取ることにより記録されれば、個人の識別を誤ることがない。また、ネットワーク管理システムにおける各個人の1日の最初のログイン時刻Tiから一定時間t1を減算した時刻を出勤時刻とし、最後のログアウト時刻Toに一定時間t2を加算した時刻を退勤時刻として、補充するようにすれば、実際の入退室時刻との違いを小さくできる。
また、ゲート管理システムにおけるカード媒体に非接触ICカードを使用するようにすれば、ゲート管理システムでのデータの欠損を少なくできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、ネットワーク勤怠管理システムの概要を示す図である。図1において、10はゲート管理システム、20はネットワーク管理システム、30は管理用サーバー、を示す。ネットワーク勤怠管理システム1はこのように、下位のシステムや装置から構成されている。
管理用サーバー30は、ゲート管理システム10、ネットワーク管理システム20からのデータを蓄積し、勤怠管理データを算出し必要により表示出力する。
本システムを利用する個人M1は、社員証等のカード媒体2を携帯しており、ゲート用電子鍵として、あるいはログイン認証キーとして使用する。
カード媒体2には、磁気カード、接触型ICカード、非接触ICカード等を使用することができる。カード媒体には個人を特定するID番号が記録されているので入退室やログイン−アウトの主体が認識される。カード媒体2に代わる可搬性媒体、例えば、コイン状媒体やペン状媒体であって同様の機能を行うものを使用しても勿論構わない。
【0008】
以下、各構成システム等について説明する。図2は、ゲート管理システムの構成を示す図である。
ゲート管理システム10は、ゲートカードリーダー11(以下、カードリーダー11)と電子錠12およびコントローラ13から構成されている。
入退室の際には、個人M1が携帯するカード媒体(ゲート管理システムの場合、「電子鍵」とも言える。)2をカードリーダー11に挿入すると、カード媒体2に記録されている情報、特に個人を特定するID番号をカードリーダー11が読み込みをする。非接触ICカードの場合は、カードリーダーにかざすことだけにより読み取りがされる。カードリーダー11が読み込んだ情報は、コントローラ13に送信される。コントローラ13には、あらかじめID番号が登録されており、送信された情報から、その個人が入室可能な人物であるか否かが判断される。退室可能性については通常は判断しないが、退室の記録を得るためにはカード媒体2の読み取りによる開錠を行うようにする。入室可能な人物であれば電子錠12を開錠し、入室できないと判断した場合は電子錠を開錠しない。また開錠した場合、コントローラにID毎に開錠した時間を蓄積し、開錠の都度逐次送信するか、またはまとめて管理用サーバー30へフロッピー(登録商標)ディスク等の媒体へ出力しデータ移動を行う。
【0009】
ゲート管理システム10に使用するカード媒体2が非接触ICカードである場合は、データの欠損が少なくなると考えられる。すなわち、1のカード媒体で複数人が同時入退室した場合であっても、非接触ICカードであれば、携帯する多数のICカードのID番号を認識して読み取ることができるからである。また、退室の際にも、カードリーダー11で読み取らせるのは煩わしいが、非接触ICカードであればカードリーダー部を人が通ることだけにより読み取られるので、携帯していれば良く利用者の手間が軽減する。
この点、接触型ICカードの場合は、同時に多人数入室の場合、カードリーダー11に読み取らせる動作をしない人物が居るのでデータの欠損が生じ得る。
もっとも、接触型ICカードや磁気カードでも、交通機関の改札システムのように読み取り動作なしでは通過できないような厳格なシステムにすれば、データの欠損が生じる場合はない。
【0010】
図3は、ネットワーク管理システムの構成を示す図である。
ネットワーク管理システム20は、PCカードリーダー21(以下、カードリーダー21)とパーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする。)22およびサーバー23、等からなりローカルエリアネットワーク(LAN)を構成している。
PC等の端末は各個人に1台と特定されている必要はないが、全ての端末のネットイン管理がされていることが好ましい。データの欠損を少なくするためである。PC22等の起動と同時に、またはOS起動後に、サーバー23へログインする環境において、ログインする際に必要とするサーバー名、ユーザー名、パスワード等の情報が記録されているカード媒体(「ログイン認証キー」とも言える。)2からカードリーダー21がその情報を読み取り、サーバー23へキックを掛け、ログインが可能であればログインさせる。ログインが不可であればログインさせない。ログオフする際は、カードリーダー21からカードを抜き取り自動でそれを判別しログオフするか、またはカードリーダーに再度読み込ませる。ログインまたはログオフした際の時刻をPCに保持し、ログイン/ログオフの都度逐次に、またはまとめて管理用サーバー30に送信を行う。
【0011】
管理用サーバー30はパーソナルコンピュータやディスプレイ31等を付設していても良く、ゲート管理システム10またはネットワーク管理システム20から送信された情報を元に、個人毎の出退勤時刻を計算しさらに勤務時間を算出することができる。
また予め、個人毎に勤務スケジュールを設定しておくことにより、勤務者の出退勤時間において遅刻/早退の判別が可能となる。
【0012】
次に、本システムによるデータの取り扱いについて説明する。
<ゲート管理システム>
扉(ゲート)3の開錠に際して、個人M1はカード媒体(電子鍵)2を使用して、本人であることを確認してから電子錠の開錠を行う。入退室する勤務者は、その人のID番号により特定できる。入(退)室する勤務者は、カードリーダー11にカード媒体2を通し開錠する。開錠した際の記録をコントローラ13が保持する。
得られた時刻情報は、管理用サーバー30へ逐次送信されるか、フロッピーディスク(FD)等の媒体に出力し、管理用サーバーで一括処理することにより、個人のID番号毎に入退室時刻の管理を行うことができる。
【0013】
このゲート管理システム10では、ある勤務者の、1日の最初に入室した時刻(開錠時刻)を出勤時刻とみなし、1日の最後に退室した時刻(開錠時刻)を退勤時刻とみなしてデータ処理を行う。その勤務者の入退室毎に時刻情報が得られるが、1日の最初と最後の入退室時刻以外は、勤怠管理の上では不要とされる。ただし、システムの稼働率等を算出する場合には参照される。
図4は、ゲート管理システムで得られる入退室記録の例である。入退室できるメンバーの記録が、西暦年、月、日、時間、分の単位で記録され、氏名、入退室の種別(IN、OUT)とその日の入退室の回数が記録されている。
【0014】
<ネットワーク管理システム>
ネットワーク管理システムでは、各人の使用するPCはカードリーダー21が接続している。カードリーダーにカード媒体2を通し、カードへアクセスするためのパスワードを入力する。パスワードが承認されるものであれば、カード媒体に保持されたログイン情報を管理用サーバー30へ送信する。データの内容は、ゲート管理システムの場合と同様である。
この際、ログインした時刻をログイン時間とし、ログアウトした時刻をログアウト時間として、記録を管理する。サーバーへログインすべき情報、例えば、サーバー名やユーザー名、あるいはパスワード等は、携帯可能な記録媒体である当該カード内に記録されており、ログインする際に、このカード媒体を使用することにより情報が読み取られる。
【0015】
<管理用サーバー>管理用サーバー30は、ゲート管理システムまたはネットワーク管理システムから得られた個人毎の入退室時刻情報、ログイン−ログアウト時刻情報を情報源として機能する。ネットワーク管理システムのデータは、ゲート管理システムが故障した場合や、前記のように複数人が同時入退室した場合に参照される。ネットワーク管理システムのデータを勤怠管理システム1に補充する場合は、ネットワーク管理システムにおける各個人の1日の最初のログイン時刻Tiから一定時間t1を減算した時刻を出勤時刻とし、最後のログアウト時刻Toに一定時間t2を加算した時刻を退勤時刻、として補充することが必要となる。入退室の時刻とPC等を起動する時刻あるいはPC等を停止してから退室する時刻とには、数十秒から数分のタイムラグがあるのが常だからである。この一定時間t1やt2は、室内メンバーの平均実績値を算出するか個人毎の平均実績値を算出して適用することになる。
【0016】
管理用サーバー30には、上記のようなデータの取扱いを行い、また各個人毎の出退勤時間、労働時間を算出し、実績を月毎に算出するソフトウェアーが搭載されている。各個人の勤務スケジュールを設定しておくことにより、勤務者の出退勤時間により遅刻/早退の判別も可能となる。
管理データを労務管理目的とするためには、正当な理由により入退室しない日や室外勤務等の扱いを適正に処理する配慮が必要となる。
【0017】
【発明の効果】
上述のように、本発明のネットワーク勤怠管理システムによれば、ゲート管理システムとネットワーク管理システムという職場により近いシステムからデータが取得されるので、勤務職場の実態に即した勤怠管理をすることができる。
また、ゲート管理システムとネットワーク管理システムの双方のシステムを協調させているので、データの欠損や漏れが生じることが少ない。
利用者に、出退勤管理システムが動作していることを意識させない仕組みを構築できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ネットワーク勤怠管理システムの概要を示す図である。
【図2】 ゲート管理システムの構成を示す図である。
【図3】 ネットワーク管理システムの構成を示す図である。
【図4】 ゲート管理システムで得られる入退室記録の例である。
【符号の説明】
1 ネットワーク勤怠管理システム
M1 個人
2 カード媒体
3 扉(ゲート)
10 ゲート管理システム
11 カードリーダー
12 電子錠
13 コントローラ
20 ネットワーク管理システム
21 カードリーダー
22 パーソナルコンピュータ
23 サーバー
30 管理用サーバー
Claims (3)
- ゲート管理システムと、ネットワーク管理システムと、管理用サーバーとがネットワーク接続され、
個人を特定するID番号などが記録されたカード媒体を用いる
ネットワーク勤怠管理システムにおいて、
前記ゲート管理システムは、
ゲートカードリーダーと、
電子錠と、
コントローラと、
を備え、
当該カード媒体を用いて、電子錠を入室のために開錠したときに、ゲートカードリーダーが前記カード媒体から読み取ったID番号と、開錠したときの時間を含む入室データを生成し、生成した入室データを、コントローラによって管理用サーバーに送信し、
当該カード媒体を用いて、電子錠を退室のために開錠したときに、ゲートカードリーダーが当該カード媒体から読み取ったID番号と、開錠したときの時間を含む退室データを生成し、生成した退室データを、コントローラによって管理用サーバーに送信し、
前記ネットワーク管理システムは、
PCカードリーダーが接続しているパーソナルコンピュータと、
サーバーと、
を備え、
当該カード媒体を用いて、パーソナルコンピュータがサーバーにログインしたときに、PCカードリーダーが当該カード媒体から読み取ったID番号とログインした時刻を含むログインデータを、パーソナルコンピュータによって管理用サーバーに送信し、
当該カード媒体を用いて、パーソナルコンピュータがサーバーからログアウトしたときに、PCカードリーダーが当該カード媒体から読み取ったID番号とログアウトした時刻を含むログアウトデータを、パーソナルコンピュータによって管理用サーバーに送信し、
前記管理用サーバーは、
前記ゲート管理システムから受信した入室データと退室データを蓄積し、
前記ネットワーク管理システムから受信したログインデータとログアウトデータを蓄積し、
前記蓄積したデータのID番号により特定できる各個人の入室データを参照して得た1日の最初に開錠した時刻を出勤時刻とし、また、ID番号により特定できる各個人の退室データを参照して得た1日の最後に開錠した時刻を退勤時刻とし、
ゲート管理システムが故障した場合には、
ID番号により特定できる各個人のログインデータを参照して得た1日の最初のログイン時刻から所定時間を減算した時刻を出勤時刻とし、また、ID番号により特定できる各個人のログアウトデータを参照して得た1日の最後のログアウト時刻に所定時間を加算した時刻を退勤時刻とする、
ことを特徴とするネットワーク勤怠管理システム。 - ゲート管理システムと、ネットワーク管理システムと、管理用サーバーとがネットワーク接続され、
個人を特定するID番号などが記録されたカード媒体を用いる
ネットワーク勤怠管理システムにおいて、
前記ゲート管理システムは、
ゲートカードリーダーと、
電子錠と、
コントローラと、
を備え、
当該カード媒体を用いて、電子錠を入室のために開錠したときに、ゲートカードリーダーが前記カード媒体から読み取ったID番号と、開錠したときの時間を含む入室データを生成し、生成した入室データを、コントローラによって管理用サーバーに送信し、
当該カード媒体を用いて、電子錠を退室のために開錠したときに、ゲートカードリーダーが当該カード媒体から読み取ったID番号と、開錠したときの時間を含む退室データを生成し、生成した退室データを、コントローラによって管理用サーバーに送信し、
前記ネットワーク管理システムは、
PCカードリーダーが接続しているパーソナルコンピュータと、
サーバーと、
を備え、
当該カード媒体を用いて、パーソナルコンピュータがサーバーにログインしたときに、PCカードリーダーが当該カード媒体から読み取ったID番号とログインした時刻を含むログインデータを、パーソナルコンピュータによって管理用サーバーに送信し、
当該カード媒体を用いて、パーソナルコンピュータがサーバーからログアウトしたときに、PCカードリーダーが当該カード媒体から読み取ったID番号とログアウトした時刻を含むログアウトデータを、パーソナルコンピュータによって管理用サーバーに送信し、
前記管理用サーバーは、
前記ゲート管理システムから受信した入室データと退室データを蓄積し、
前記ネットワーク管理システムから受信したログインデータとログアウトデータを蓄積し、
前記蓄積したデータのID番号により特定できる各個人の入室データを参照して得た1日の最初に開錠した時刻を出勤時刻とし、また、ID番号により特定できる各個人の退室データを参照して得た1日の最後に開錠した時刻を退勤時刻とし、
複数人が同時入退室した場合には、
ID番号により識別できるログインデータを参照して得た1日の最初のログイン時刻から所定時間を減算した時刻を出勤時刻とし、また、ID番号により識別できるログアウトデータを参照して得た1日の最後のログアウト時刻に所定時間を加算した時刻を退勤時刻とする、
ことを特徴とするネットワーク勤怠管理システム。 - 前記カード媒体が、非接触ICカード、または、接触型ICカード、
であることを特徴とする請求項1または2記載のネットワーク勤怠管理システム。
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