JP6638708B2 - 情報管理装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報管理装置、及びプログラムに関する。
従業員の出退勤の時刻を管理する方法として、各従業員が有する携帯端末と近距離無線通信を行い、通信が行われた時刻をその従業員の出退勤の時刻として登録する方法が知られている。また、従業員が行う出退勤の時刻の登録を利用して、従業員に対して各種情報を送信するものが知られている。
例えば、従業者の出退勤時の操作により入力された出退勤時刻と、記録されている告知情報の配信開始時刻と配信終了時刻とを比較して、従業者の出退勤時刻が配信開始時刻以後で配信終了時刻以前であるときに限って記録されている告知情報を端末に送信することができるものが知られている(特許文献1)。
特開2005−251226号公報
しかし、上記従来の方法は、出退勤時に入力された出退勤時刻を利用して告知情報の送信を行うものではあるが、出退勤時刻が所定の条件に当てはまった場合に一律に告知情報を送るのみである。そのため、出勤と退勤を区別して、その際に必要な情報を送信したり、各従業者に対応した情報を送ったりすることはできない。情報を送信する際には、出勤時と退勤時を区別し、さらに各従業者に合わせた情報の送信が行えることが望まれる。また、出勤や退勤の状況に限定されず、所定の場所への入退場においても同様の制御が行われるとよい。
上記課題を解決するために、本発明の情報管理装置は、無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段と、前記登録手段により第1の退場形態としての退勤の時刻が登録された際には前記ユーザの勤務地で当該ユーザによって実施されたタスクの実施状況情報を所定の端末装置から受信する一方で、前記登録手段により第1の入場形態としての出戻りの時刻が登録された際には前記勤務地の場所とは異なる外出先で前記ユーザによって実施されたタスクの実施状況情報を前記所定の端末装置から受信する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の情報管理装置は、無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段と、前記登録手段により第2の入場形態としての出勤の時刻が登録された際には前記ユーザが当該ユーザの勤務地で実施すべきタスクの情報を所定の端末装置に送信する一方で、前記登録手段により第2の退場形態としての外出の時刻が登録された際には前記ユーザが前記勤務地の場所とは異なる外出先で実施すべきタスクの情報を前記所定の端末装置に送信する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の情報管理装置は、無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段と、前記登録手段により第2の退場形態としての外出の時刻が登録された際には前記ユーザが当該ユーザの勤務地の場所とは異なる外出先で実施すべきタスクの情報を所定の端末装置に送信する一方で、前記登録手段により第1の入場形態としての出戻りの時刻が登録された際には前記外出先で前記ユーザによって実施されたタスクの実施状況情報を前記所定の端末装置から受信する通信手段と、を備えたことを特徴とする。

上記課題を解決するために、本発明の情報管理装置は、無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段と、前記登録手段により入場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により退場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の情報管理装置は、無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段と、前記登録手段により退場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により入場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の情報管理装置は、無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、出勤または退勤の時刻を登録する登録手段と、前記登録手段により出勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により退勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の情報管理装置は、無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、出勤または退勤の時刻を登録する登録手段と、前記登録手段により退勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により出勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、入退場の時刻を登録する際に適切な制御を行うことができる。
第1の実施の形態における出退勤管理システムを示すブロック図である。 出退勤管理装置の物理的構成を示すブロック図である。 出退勤管理装置の機能的構成を示すブロック図である。 端末DBの構成を示す図である。 出退勤DBの構成を示す図である。 タスクDBの構成を示す図である。 第1の実施の形態における出勤処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態における退勤処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における出退勤管理システムを示すブロック図である。 設定DBの構成を示す図である。 第2の実施の形態における出退勤処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1、図2を参照して、システム構成、及び、装置構成を説明する。なお、本発明に係る実施の形態では、情報管理装置の一例として出退勤管理装置を挙げ、説明を行う。また、ここでは、入場を出勤、退場を退勤として説明する。まず、図1を参照して、情報管理システムの一例である第1の実施の形態における出退勤管理システム1を説明する。図1は、第1の実施の形態における出退勤管理システム1を示すブロック図である。
出退勤管理システム1は、出退勤管理装置10と、携帯端末20と、を備え、主に企業の従業員の出勤、退勤の時刻管理を行う。出退勤管理システム1に備えられる携帯端末20の数は任意であるが、ここでは複数台備えられているものとする。また、実際には、従業員の人数分の台数を備える構成にするとよい。
出退勤管理装置10は、例えば、ネットワークを利用したサーバ・クライアントシステムのサーバ装置であるとするが、これに限定されるものではなく、クラウドシステム上で動作する仮想マシンであってもよい。
携帯端末20は、企業の従業員がそれぞれ所持する無線通信が可能な携帯端末装置である。ここでは、携帯端末20がスマートフォンであるとするが、これに限定されるものではない。携帯端末20は、例えば、タブレットPC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC等、他の携帯が可能な端末装置であるとしてもよい。
また、携帯端末20は、NFC(Near Field Communication)通信の機能を備える。このため、詳しくは後述するが、従業員が自身の所持する携帯端末20を出退勤管理装置10のNFC通信部18に近づけることで、NFC通信を用いた出退勤処理を行うことが可能である。
次に、図2を参照して、情報管理装置の一例である出退勤管理装置10の物理的構成を説明する。図2は、出退勤管理装置10の物理的構成を示す図である。
図2に示すように、出退勤管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、記憶部15と、通信部16と、計時部17と、NFC通信部18と、を備える。出退勤管理装置10の各部は、バス19を介して接続されている。
CPU11は、出退勤管理装置10の各部を制御する。CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出してRAM13に展開し、RAM13に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
操作部12は、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとを有し、キー入力及び位置入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。
RAM13は、揮発性のメモリであり、各種データやプログラムを一時的に格納するワークエリアを形成する。表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro Luminescent)ディスプレイ等で構成され、CPU11から指示された表示情報に従い各種表示を行う。
記憶部15は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等により構成され、データ及びプログラムを書き込み及び読み出し可能な記憶部である。特に、記憶部15は、後述する端末DB(DataBase)40、出退勤DB(DataBase)50、タスクDB(DataBase)60を記憶している。
通信部16は、例えば、ネットワークカード、モデム、TA(Terminal Adapter)、ルータ等により構成され、通信ネットワークに通信接続されて、通信ネットワーク上の機器との通信を行う。
計時部17は、リアルタイムクロックであり、現在年月日時を計時し、その現在年月日時を示す現在時刻情報をCPU11に出力する。
NFC通信部18は、NFC通信用のインターフェースから構成されている。具体的には、NFC通信部18は、13.56MHzの高周波電流による磁束を生じさせるためのコイルアンテナを備えている。NFC通信部18は、コイルアンテナに信号で変調された13.56MHzのキャリア電流を流すことにより、搬送波を送信する。
なお、NFC通信部18は、出退勤管理装置10の内部に備えられる必要はなく、他の構成とは離れた位置に設置されるものとしてもよい。その際には、例えば、NFC通信部18により取得された情報は通信部16を介してCPU11等に出力できる構成にするとよい。
次に、図3を参照して、出退勤管理装置10の機能的構成を説明する。図3は、出退勤管理装置10の機能的構成を示すブロック図である。
出退勤管理装置10は、識別情報取得部31と、従業員特定部32と、出退勤管理部33と、タスク管理部34と、送受信制御部35と、送受信部36と、を備える。
識別情報取得部31は、従業員が所持する携帯端末20がNFC通信を行うことができる範囲に存在すると判別された場合に、NFC通信部18を介したNFC通信を行うことで、携帯端末20の識別情報を取得する。即ち、無線通信端末との接続が確立したタイミングを検出し、検出されたタイミングで携帯端末20の識別情報を取得する。具体的には、NFC通信におけるカードエミュレーションモードとして動作する携帯端末20をリーダ/ライタモードとして動作する出退勤管理装置10が読み取りを行うことで、識別情報の取得を行う。
従業員特定部32は、識別情報取得部31によって取得された携帯端末20の識別情報を用いて、後述する端末DB40からその携帯端末20のユーザである従業員をCPU11が特定する。
出退勤管理部33は、CPU11が、従業員特定部32によって特定された従業員に関する出勤、退勤の管理を行う。具体的には、携帯端末20とNFC通信を行った際の時刻を、その従業員が出勤、または、退勤した時刻として、後述する出退勤DB50に登録を行う。なお、登録する時刻は、計時部17を介して取得するとよい。
タスク管理部34は、後述するタスクDB60に登録されている情報の管理を行う。具体的には、出退勤管理部33が出退勤DB50へ登録した情報に基づいて、タスクDB60から必要な情報を呼び出したり、受信したタスクの実施状況(実施状況情報)をタスクDB60へ登録したりする。
送受信制御部35は、タスク管理部34によって携帯端末20へ送信すべき情報がタスクDB60から呼び出された場合に、送信を行うための制御を行う。一方、タスク管理部34によって実施状況を確認すべきタスクの情報があると判別された場合、携帯端末20からそのタスクの実施状況の受信を行うための制御を行う。
送受信部36は、送受信制御部35による制御に基づいて、携帯端末20との情報の送受信を行う。なお、この際の送受信は、NFC通信部18を介して行ってもよいし、通信部16を介して行ってもよい。また、詳しくは後述するが、送受信部36によって送受信された情報はタスク管理部34によってタスクDB60に登録される。
次に、図4を参照して、出退勤管理装置10の記憶部15に記憶される端末DB40を説明する。図4は、端末DB40の構成を示す図である。
端末DB40は、ユーザである従業員と対応付けて携帯端末20が登録されているものであり、端末DB40は、端末管理IDを示す項目41、端末名を示す項目42、識別情報を示す項目43、ユーザ名を示す端末44、を有する。
項目41には、登録されている携帯端末20を管理するために携帯端末20毎に割り振られた識別情報である端末管理IDが登録されている。項目42には、各端末を表す名前である端末名が登録されている。項目43には、携帯端末20が夫々を識別するために有している識別情報が登録されている。項目44には、携帯端末20のユーザである従業員の名前が夫々登録されている。なお、出退勤管理装置10は、携帯端末20から識別情報を受信したら、この項目43から一致する情報を探し出して、ユーザの特定を行う。
以上のような端末DB40に含まれる項目内容は、各携帯端末20夫々に対応して登録されている。例えば、「端末A」の端末管理IDは「A001」であり、識別情報は「012341」、ユーザ名は「従業員A」となっている。
次に、図5を参照して、出退勤管理装置10の記憶部15に記憶される出退勤DB50を説明する。図5は、出退勤DB50の構成を示す図である。
出退勤DB50は、各従業員の出退勤時刻が登録されているものであり、出退勤DB50は、出退勤管理IDを示す項目51、従業員名を示す項目52、出退勤を示す項目53、日付を示す項目54、時刻を示す項目55、を有する。
項目51には、登録されている出退勤の情報を管理するために情報毎に割り振られた識別情報である出退勤管理IDが登録されている。項目52には、登録されている出退勤の情報が誰のものであるかを示す従業員の名前が登録されている。
項目53には、登録されている情報が出勤、退勤のどちらに関するものなのかを示す出退勤の種類が登録されている。項目54には、登録されている出退勤の日付が登録されている。項目55は、各従業員が出勤、退勤を行った時刻が登録されている。
以上のような出退勤DB50に含まれる項目内容は、出退勤の情報と従業員が夫々に対応して登録されている。例えば、出退勤管理ID「B001」を見ると、「従業員A」が「2016/12/15」の「8時10分」に「出勤」したことがわかる。
次に、図6を参照して、出退勤管理装置10の記憶部15に記憶されるタスクDB60を説明する。図6は、タスクDB60の構成を示す図である。
タスクDB60は、各従業員が実施すべきタスクの情報が登録されているものであり、タスクDB60は、タスク管理IDを示す項目61、タスク名を示す項目62、タスク内容を示す項目63、対象を示す項目64、送信予定日を示す項目65、送信済を示す項目66、実施済を示す項目67、を有する。
項目61には、登録されているタスクを管理するためにタスク毎に割り振られた識別情報であるタスク管理IDが登録されている。項目62には、各タスクを表す名前であるタスク名が登録されている。項目63には、登録されているタスクの具体的な内容を示す詳細情報が登録されている。項目64には、タスクを送信する対象となる従業員名が登録されている。
項目65には、タスクを従業員の携帯端末20に送信する日付を示す送信予定日65が登録されている。項目66には、登録されているタスクが既に送信済であるか否かを示す情報が登録されている。なお、送信済である場合には「済」、送信がまだ行われていない場合には「未」が登録されている。項目67には、項目66と同様に、登録されているタスクが既に実施済であるか否かを示す情報が登録されている。
以上のようなタスクDB60に含まれる項目内容は、各タスク夫々に対応して登録されている。例えば、「タスクA」のタスク管理IDは「C001」であり、タスク内容は「内容1」、対象は「従業員A」、送信予定日は「2016/12/15」、送信済であるか否かは「済」、実施済であるか否かは「済」となっている。
次に、図7を参照して、第1の実施の形態における出勤処理のフローを説明する。図7は、第1の実施の形態における出勤処理を示すフローチャートである。出勤処理は、出勤時に各従業員が自身の所持する携帯端末20を出退勤管理装置10に近づけることで出勤時刻を出退勤DB50に登録するとともに、タスクDB60にその従業員に送信すべきタスクが登録されていた場合、携帯端末20へタスクを送信する処理である。
なお、出勤処理と後述する退勤処理はともに各従業員が自身の所持する携帯端末20を出退勤管理装置10に近づける動作を行う。そのため、携帯端末20が近づけられた場合に、出退勤管理装置10は、出勤処理を行うか退勤処理を行うかを判別する必要がある。判別する方法は特に限定されるものではないが、例えば、従業員による操作入力を受け付けることによって判別してもよい。他にも、時間帯によって行う出退勤の処理を判別する方法や、その従業員が前回出勤処理を行っていたら退勤処理を、前回退勤処理を行っていたら出勤処理を行うといったように前回の処理内容から判別する方法等がある。
図7に戻り、まず、CPU11は、NFC通信部18を介した携帯端末20との通信を受け付ける(ステップS11)。携帯端末20との通信が確認できない場合はそのまま待機し(ステップS12;NO)、通信が確認できた場合は(ステップS12;YES)、携帯端末20から識別情報を取得する(ステップS13)。即ち、CPU11は、識別情報取得部31として機能する。
次に、CPU11は、取得した識別情報と端末DB40の項目43に登録されている識別情報を照合して、その携帯端末20のユーザである従業員を特定する(ステップS14)。即ち、CPU11は、従業員特定部32として機能する。
従業員が特定されたら、出勤時刻として計時部17によって取得された日付と現在時刻を、特定された従業員名を対応付けて出退勤管理DB50に登録する(ステップS15)。即ち、CPU11は出退勤管理部33として機能する。そして、CPU11は、タスクDB60から送信すべきタスクがあるか否かを判別する(ステップS16)。
具体的には、タスクDB60の中で、項目64に登録されている対象がステップS14によって特定された従業員名と一致するタスクを抽出する。そして、その中で更に、項目65に登録されている送信予定日とステップS15において登録した日付が一致するタスクを抽出し、そのタスクに対応する項目66に「未」が登録されていた場合に送信すべきタスクがあると判別する。
タスクDB60から送信すべきタスクがないと判別された場合は(ステップS16;NO)、出勤処理を終了する。一方、タスクDB60から送信すべきタスクがあると判別された場合(ステップS16;YES)、該当するタスクをその従業員の携帯端末20へ送信する(ステップS17)。そして、送信したタスクに関してタスクDB60の項目66に「済」を登録する(ステップS18)。即ち、CPU11は、タスク管理部34、送受信制御部35、送受信部36として機能する。
以上のような出勤処理では、全てのステップが終了するまで従業員は携帯端末20をNFC通信部18に近づけ続ける必要がある。そのため、従業員が処理の進捗状況を把握できるように、ステップS13のような携帯端末20から情報の受信が成功したタイミングで従業員に対して報知するとよい。報知の方法は任意であるが、音声出力部を設けてアラーム音等で報知するとよい。さらに、図7には図示していないが、ステップS17において送信を行った後に携帯端末20から受信完了の通知を受け取り、その際にアラーム音を鳴らす構成にしてもよい。こうすることで、従業員は出勤処理が終了したことがわかるため、携帯端末20を離してもよいタイミングを知ることができる。後述する退勤処理においても同様である。
また、以上のような出勤処理では、その従業員に対応するタスクが携帯端末20へ送信される。このため、従業員は携帯端末20において受信したタスクの閲覧が可能となる。そして、受信したタスクの実施状況は携帯端末20によって管理される。具体的には、タスクの実施が完了した場合に、従業員が携帯端末20を操作することでタスクが実施済みであることを携帯端末20に登録する。こうすることで、詳しくは後述するが、退勤処理においてタスクの実施が完了したか否かを出勤管理装置10に送信することが可能となる。なお、携帯端末20においてタスクの実施状況を登録する方法は従業員による操作入力に限定されず、例えば、その従業員が業務に使用する他の無線通信端末と携帯端末20とが通信を行うことでタスクを共有できる構成にし、タスクの実施状況の判断を他の無線通信端末が行い、携帯端末20に登録できる構成にしてもよい。
次に、図8を参照して、第1の実施の形態における退勤処理のフローを説明する。図8は、第1の実施の形態における退勤処理を示すフローチャートである。退勤処理は、退勤時に各従業員が自身の所持する携帯端末20を出退勤管理装置10に近づけることで退勤時刻を出退勤DB50に登録するとともに、タスクDB60に送信済のタスクで実施が確認できていないタスクがあった場合、携帯端末20から実施状況を受信する処理である。
退勤処理におけるステップS21からステップS24までは出勤処理のときと同様であるためここでは説明を省略する。ステップS24において従業員の特定を行ったら、退勤時刻として計時部17によって取得された日付と現在時刻を、特定された従業員名を対応付けて出退勤管理DB50に登録する(ステップS25)。即ち、CPU11は出退勤管理部33として機能する。そして、CPU11は、タスクDB60から実施状況を受信すべきタスクがあるか否かを判別する(ステップS26)。
具体的には、タスクDB60の中で、項目64に登録されている対象がステップS24によって特定された従業員名と一致するタスクを抽出する。そして、その中で更に、項目66に「済」、項目67に「未」が登録されているタスクがあるか否かを判別する。即ち、出勤時に送信を行ったタスクの中でまだ実施が確認できていないタスクがあるか否かを判別する。
タスクDB60から実施状況を受信すべきタスクがないと判別された場合は(ステップS26;NO)、退勤処理を終了する。一方、タスクDB60から実施状況を受信すべきタスクがあると判別された場合(ステップS26;YES)、該当するタスクの実施状況を携帯端末20から受信する(ステップS27)。そして、実施が確認できたタスクに関してタスクDB60の項目67に「済」を登録する(ステップS28)。即ち、CPU11は、タスク管理部34、送受信制御部35、送受信部36として機能する。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態においては、出勤時には実施すべきタスクを送信し、退勤時には送信済のタスクの実施状況を受信した。これにより、出退勤時に行われるNFC通信を利用してタスク管理を行うことができる。一方、第2の実施の形態においては、タスクの送受信に代えて、出退勤時に携帯端末20とは別の無線通信端末に対して予め登録された内容の設定を行う。これにより、出退勤の処理を行うだけで必要とされる制御を自動的に行うことが可能となる。
まず、図9を参照して、情報管理システムの一例である第2の実施の形態における出退勤管理システム1を説明する。図9は、第2の実施の形態における出退勤管理システム1を示すブロック図である。
第2の実施の形態における出退勤管理システム1には、第1の実施の形態時に加えてPC70が更に備えられる。なお、出退勤管理装置10、携帯端末20に関しては同様の構成であるのでここでは説明を省略する。また、図9においては、簡単のために1人の従業員に対応する出退勤システム1を示しているが、実際の出退勤管理システム1には、第1の実施の形態と同様に複数の従業員の携帯端末20、PC70が備えられる構成としてもよい。
PC70は、従業員が企業で各種業務を行う際に使用するPC(Personal Computer)であり、通信ネットワークNを介して出退勤管理装置10に接続される。ここでは各従業員夫々が1台のPC70を所持しているものとする。なお、PCに限定されるものではなく、例えば、タブレット端末等であってもよい。また、接続されるPC70の台数は従業員1人あたりに複数台接続されてもよい。
出退勤管理装置10は、接続されているPC70夫々を予め従業員と対応付けて記憶部15に記憶している。そのため、出退勤時に携帯端末20とNFC通信を行って従業員の特定が行われたら、その従業員に対応するPC70も同時に特定することができる構成となっている。
次に、図10を参照して、出退勤管理装置10の記憶部15に記憶される設定DB80を説明する。図10は、設定DB80の構成を示す図である。
設定DB80は、各従業員が出退勤処理をした際にその従業員のPC70に対して行う設定内容が登録されているものであり、設定DB80は、設定管理IDを示す項目81、従業員名を示す項目82、出退勤を示す項目83、設定内容を示す項目84、を有する。
項目81には、登録されている設定内容を管理するために設定内容毎に割り振られた識別情報である設定管理IDが登録されている。項目82には、各設定内容がどの従業員に対応するものなのかを示す従業員名が登録されている。項目83には、登録されている設定内容は出勤時、退勤時どちらに行うものなのかを示す出退勤の種類が登録されている。項目84には、PC70に対して行う設定の具体的な内容を示す詳細情報が登録されている。
なお、図10に示す設定DB80では、設定を行う対象となるPC70に関して記載をしていないが、例えば、1人の従業員に対して複数のPC70が備えられる場合には、どのPC70に対して設定を行うのかを設定DB80に登録可能な構成にするとよい。
以上のような設定DB80に含まれる項目内容は、各設定夫々に対応して登録されている。例えば、「従業員A」の「出勤」時の設定内容を示す設定管理IDは「D001」、設定内容は「電源ON」となっている。
次に、図11を参照して、第2の実施の形態における出退勤処理のフローを説明する。図11は、第2の実施の形態における出退勤処理を示すフローチャートである。なお、図11の出退勤処理のフローは、第1の実施の形態における出勤処理、退勤処理のフローと同様なステップに関しては説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
まず、ステップS31からステップS35までは、図7、図8と同様であるため説明は省略する。ステップS35において出退勤の登録が完了したら、CPU11は、設定DB80から対応する設定内容の呼び出しを行う(ステップS36)。具体的には、ステップS34において特定された従業員名と一致するものを項目83に登録されている従業員名から探す。そして、現在が出勤時か退勤時かに応じて項目83から一致するものを探し、対応する設定内容を呼び出す。そして、呼び出された設定内容を通信部16を介して、PC70に設定を行う(ステップS37)。即ち、例えば、「従業員A」が「出勤」した際には、設定DB80の内容からPC70に対して「電源ON」の設定を行う。
なお、第2の実施の形態においては、出退勤時に携帯端末20とは別の無線通信端末であるPC70に対して予め設定DB80の項目84に登録された設定を行った。しかし、必ずしも携帯端末20以外の端末に対する設定を行う必要はなく、携帯端末20を設定の対象としてもよい。
以上、本実施の形態によれば、出退勤管理装置10は、無線通信端末と近距離無線通信を行って、無線通信端末のユーザを特定し、特定された無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録し、入場の時刻が登録されたときにユーザに対応する情報を送信し、退場の時刻が登録されたときにユーザに対応する情報を受信する。即ち、出退勤管理装置10は、特定手段と、登録手段と、通信手段と、を備える。
このため、入退場の時刻を登録する際に適切な制御を行うことができる。
また、出退勤管理装置10は、無線通信端末と近距離無線通信を行って、無線通信端末のユーザを特定し、特定された無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録し、退場の時刻が登録されたときにユーザに対応する情報を送信し、入場の時刻が登録されたときにユーザに対応する情報を受信する。即ち、出退勤管理装置10は、特定手段と、登録手段と、通信手段と、を備える。
このため、入退場の時刻を登録する際に適切な制御を行うことができる。
また、出退勤管理装置10は、送信を行う場合には前記ユーザが実施すべきタスクの送信を行い、受信を行う場合には送信済みの前記タスクの実施状況を受信する。このため、入場から退場までの間のタスクを管理できる。
また、出退勤管理装置10は、無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定し、特定された無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録し、入場、退場どちらの時刻が登録されたかに基づいて、無線通信端末または無線通信端末に関連する他の無線通信端末の設定をする。即ち、出退勤管理装置10は、特定手段と、登録手段と、設定手段と、を備える。
このため、入退場の時刻を登録する際に適切な制御を行うことができる。
また、出退勤管理装置10は、退場の時刻が登録された場合に、前記無線通信端末または前記無線通信端末に関連する他の無線通信端末の電源を切る。このため、退場に合わせて電源を切ることができる
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る情報管理装置、及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
上記第1の実施の形態では、出退勤時にタスクに関する情報の送信、受信を行っていたが、対象となる情報はタスクに限定されるものではない。例えば、各種データとしてのファイル等であってもよい。対象となるファイルを従業員が送信を必要とする日付と対応付けて記憶部15に記憶させておき、その日付の出勤時になったら携帯端末20に送信する構成にするとよい。こうすることで、携帯端末20の記憶容量を無駄に占有することを防げる。
さらに、上記のようなファイルの送信を出勤時に行ったときには、退勤を行ったときにその送信済のファイルを携帯端末20から削除を行うことが可能な構成にするよい。こうすることで、既に不要となったファイルを退勤時に削除することができ、携帯端末20の記憶容量を無駄に占有することがなくなる。さらに、これを応用して、勤務中にのみ携帯端末20にファイルを記憶可能な構成にすることもできる。即ち、出勤時に勤務中にのみ必要な社内ファイルを携帯端末20に送信し、退勤時にそのファイルを携帯端末20から削除することでファイルの勤務地外への持ち出しを禁止することができる。また、削除だけでなく、閲覧制限などの処理であっても同様の効果が期待できる。
また、上記第1の実施の形態では、入場として出勤を行う際にタスクを送信し、退場として退勤を行う際にタスクの実施状況を受信する構成としていたが、これに限定されるものではない。即ち、入場を行う際にタスクの実施状況を受信し、退場を行う際にタスクを送信する構成としてもよい。このような構成が用いられる場面の一例としては、勤務時間における一時的な外出とその外出からの戻りを行う場面が考えられる。具体的には、外出を退場とし、戻りを入場とすると、退場として外出を行う際に外部で行うべきタスクを送信し、入場として戻りを行う際に外出時に行ったタスクの実施状況を受信する。こうすることで、外出時のタスクの管理も行うことが可能となる。
さらに、入場時には送信を行い、退場時には受信を行う、または、入場時には受信を行い、退場時には送信を行う、といったことを予め決定しておかない構成にすることも可能である。例えば、タスクを実施する場所が勤務地であるのか、外部であるのかによって、入退場時における送受信をタスク毎に制御する構成としてもよい。具体的には、まず、タスクDB60に登録される各タスクにそのタスクの実施場所を予め対応付けて登録をしておく。そして、そのタスクの実施場所が勤務地であるならば、そのタスクは入場時に送信が行われ、退場時に実施状況の受信が行われる。同様に、そのタスクの実施場所が外部であるならば、退場時に送信が行われ、入場時に実施状況の受信が行われる。このようにすることで、送信及び受信を各タスクに基づいて制御することが可能となる。
また、上記第1の実施の形態では、退勤時にタスクの実施状況を受信する際には、そのタスクが完了したか否かのみを受信してタスクDB60の項目67に登録していたが、これに限定されるものではない。例えば、完了するまでに数日要するようなタスクの場合には、そのタスクの進捗レベルを受信できるような構成にしてもよい。そして、退勤時に進捗レベルを受信した際には、次の出勤時にその進捗レベルから算出したタスクの完了予定日を送信できる構成にするとよい。
また、上記第1の実施の形態では、送信済のタスクに関しては実施状況の受信を待つだけの構成となっていたが、これに限定されるものではない。例えば、送信済であるが実施が確認できないタスクは、タスクDB60の項目65に登録されている送信予定日の出勤時のみでなく、その翌日からの出勤時にタスクが未実施であることを送信できる構成にするとよい。また、出勤時に限らず、退勤時にもタスクが未実施であることを送信する構成にしてもよい。
また、上記第1の実施の形態では、タスクの送信対象となるタスクDB60の項目64に従業員は1人のみ登録されていたが、これに限定されるものではなく、複数人であってもよい。そのため、従業員全員に同じタスクを送信することも可能である。
また、上記第1の実施の形態では、タスクDB60の項目65には送信予定日として日付が登録されていたが、これに限定されるものではなく、例えば、時間まで指定できる構成としてもよい。こうすることで、先ほど述べたように必ずしも送受信の制御を出勤、退勤で判別する必要がなくなる。具体的には、送信予定の時間を過ぎた後に最初に行われた出勤または退勤の処理の際にタスクを送信する構成にすることで、出勤時、退勤時ともに送受信が行われる構成となる。
また、上記第1の実施の形態では、タスクの送信先は携帯端末20となっていたが、これに限定されるものではなく、第2の実施の形態のように出退勤管理システム1にPC等の他の端末を設け、送信先として用いることが可能な構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、情報管理装置として出退勤管理装置10を、入場、退場として出勤、退勤を例に挙げて説明を行ったが、これに限定されるものではない。例えば、イベント会場における入場や退場といった場面においても上記実施の形態と同様な携帯端末20とのNFC通信が用いられることが知られている。このような場面においても、同様の構成が実現可能である。
また、上記実施の形態では、携帯端末20から端末識別情報を取得し、出退勤管理装置10がその端末識別情報に対応するユーザを端末DB40より特定していたが、これに限定されるものではない。例えば、携帯端末20から端末識別情報ではなく、ユーザを識別可能なユーザ識別情報を取得する構成としてもよい。この際には、携帯端末20において送信するユーザ識別情報を複数の中から選択できる構成にすることで、携帯端末20を複数のユーザで共有することが可能となる。
また、上記実施の形態では、第1の実施の形態と第2の実施の形態の説明を別々に行ったが、2つの実施の形態を合わせる構成としてもよい。その際には、図7に示した第1の実施の形態における出勤処理のステップS18や図8に示した退勤処理のステップS28の後に、図11に示した第2の実施の形態における出退勤処理のステップS36からステップS37を行うことで、タスクの送受信とPC70への設定を合わせて行うことができる。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段と、
前記登録手段により入場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により退場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする情報管理装置。
<請求項2>
無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段と、
前記登録手段により退場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により入場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする情報管理装置。
<請求項3>
前記通信手段は、前記近距離無線通信を行った無線通信端末へ前記ユーザに対応する情報を送信または受信する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報管理装置。
<請求項4>
前記特定手段は、前記無線通信端末との近距離無線通信によってユーザ識別情報を取得して前記無線通信端末のユーザを特定する、または、前記無線通信端末の端末識別情報を取得して前記無線通信端末のユーザを特定する、
ことを特徴とする請求項1から3何れかに記載の情報管理装置。
<請求項5>
前記通信手段により、前記ユーザに対応する情報の送信または受信が成功したときに該成功した旨を報知する報知手段、
を備えたことを特徴とする請求項1から4何れかに記載の情報管理装置。
<請求項6>
近距離無線通信により無線通信端末との接続が確立したタイミングを検出する検出手段、を備え、
前記登録手段は、前記検出手段により前記無線通信端末との接続か確立したタイミングで入場または退場の時刻を登録する
ことを特徴とする請求項1から5何れかに記載の情報管理装置。
<請求項7>
前記通信手段は、送信を行う場合に前記ユーザに対応する情報として当該ユーザが実施すべきタスクの情報を送信する、
ことを特徴とする請求項1から6何れかに記載の情報管理装置。
<請求項8>
前記通信手段は、受信を行う場合に前記タスクの実施状況情報を受信する、
を備えたことを特徴とする請求項7に記載の情報管理装置。
<請求項9>
無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、出勤または退勤の時刻を登録する登録手段と、
前記登録手段により出勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により退勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする情報管理装置。
<請求項10>
無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、出勤または退勤の時刻を登録する登録手段と、
前記登録手段により退勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により出勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段と、
を備えたことを特徴とする情報管理装置。
<請求項11>
コンピュータを、
無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段、
前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段、
前記登録手段により入場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により退場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
<請求項12>
コンピュータを、
無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段、
前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段、
前記登録手段により退場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により入場の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
<請求項13>
コンピュータを、
無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段、
前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、出勤または退勤の時刻を登録する登録手段、
前記登録手段により出勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により退勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
<請求項14>
コンピュータを、
無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段、
前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、出勤または退勤の時刻を登録する登録手段、
前記登録手段により退勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を送信し、前記登録手段により出勤の時刻が登録されたときに前記ユーザに対応する情報を受信する通信手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 出退勤システム
10 出退勤管理装置
11 CPU
12 操作部
13 RAM
14 表示部
15 記憶部
16 通信部
17 計時部
18 NFC通信部
19 バス
20 携帯端末
70 PC

Claims (13)

  1. 無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段と、
    前記登録手段により第1の退場形態としての退勤の時刻が登録された際には前記ユーザの勤務地で当該ユーザによって実施されたタスクの実施状況情報を所定の端末装置から受信する一方で、前記登録手段により第1の入場形態としての出戻りの時刻が登録された際には前記勤務地の場所とは異なる外出先で前記ユーザによって実施されたタスクの実施状況情報を前記所定の端末装置から受信する通信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報管理装置。
  2. 前記通信手段は、前記登録手段により第2の入場形態としての出勤の時刻が登録された際には前記ユーザが当該ユーザの勤務地で実施すべきタスクの情報を前記所定の端末装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記通信手段は、前記登録手段により第2の退場形態としての外出の時刻が登録された際には前記ユーザが前記外出先で実施すべきタスクの情報を前記所定の端末装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報管理装置。
  4. 無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段と、
    前記登録手段により第2の入場形態としての出勤の時刻が登録された際には前記ユーザが当該ユーザの勤務地で実施すべきタスクの情報を所定の端末装置に送信する一方で、前記登録手段により第2の退場形態としての外出の時刻が登録された際には前記ユーザが前記勤務地の場所とは異なる外出先で実施すべきタスクの情報を前記所定の端末装置に送信する通信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報管理装置。
  5. 前記通信手段は、前記登録手段により第1の入場形態としての出戻りの時刻が登録された際には前記外出先で前記ユーザによって実施されたタスクの実施状況情報を前記所定の端末装置から受信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報管理装置。
  6. 無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段と、
    前記登録手段により第2の退場形態としての外出の時刻が登録された際には前記ユーザが当該ユーザの勤務地の場所とは異なる外出先で実施すべきタスクの情報を所定の端末装置に送信する一方で、前記登録手段により第1の入場形態としての出戻りの時刻が登録された際には前記外出先で前記ユーザによって実施されたタスクの実施状況情報を前記所定の端末装置から受信する通信手段と、
    を備えたことを特徴とする情報管理装置。
  7. 前記端末装置は前記ユーザが所有する前記無線通信端末である、
    ことを特徴とする請求項1から6何れかに記載の情報管理装置。
  8. 前記特定手段は、前記無線通信端末との近距離無線通信によってユーザ識別情報を取得して前記無線通信端末のユーザを特定する、または、前記無線通信端末の端末識別情報を取得して前記無線通信端末のユーザを特定する、
    ことを特徴とする請求項1から何れかに記載の情報管理装置。
  9. 前記通信手段により、前記実施すべきタスクの情報の送信または前記タスクの実施状況情報の受信が成功したときに該成功した旨を報知する報知手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1から8何れかに記載の情報管理装置。
  10. 近距離無線通信により無線通信端末との接続が確立したタイミングを検出する検出手段、を備え、
    前記登録手段は、前記検出手段により前記無線通信端末との接続が確立したタイミングで入場または退場の時刻を登録する、
    ことを特徴とする請求項1から何れかに記載の情報管理装置。
  11. コンピュータを、
    無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段、
    前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段、
    前記登録手段により第1の退場形態としての退勤の時刻が登録された際には前記ユーザの勤務地で当該ユーザによって実施されたタスクの実施状況情報を所定の端末装置から受信する一方で、前記登録手段により第1の入場形態としての出戻りの時刻が登録された際には前記勤務地の場所とは異なる外出先で前記ユーザによって実施されたタスクの実施状況情報を前記所定の端末装置から受信する通信手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. コンピュータを、
    無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段、
    前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段、
    前記登録手段により第2の入場形態としての出勤の時刻が登録された際には前記ユーザが当該ユーザの勤務地で実施すべきタスクの情報を所定の端末装置に送信する一方で、前記登録手段により第2の退場形態としての外出の時刻が登録された際には前記ユーザが前記勤務地の場所とは異なる外出先で実施すべきタスクの情報を前記所定の端末装置に送信する通信手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  13. コンピュータを、
    無線通信端末と近距離無線通信を行って、前記無線通信端末のユーザを特定する特定手段、
    前記特定手段により特定された前記無線通信端末のユーザに関して、入場または退場の時刻を登録する登録手段、
    前記登録手段により第2の退場形態としての外出の時刻が登録された際には前記ユーザが当該ユーザの勤務地の場所とは異なる外出先で実施すべきタスクの情報を所定の端末装置に送信する一方で、前記登録手段により第1の入場形態としての出戻りの時刻が登録された際には前記外出先で前記ユーザによって実施されたタスクの実施状況情報を前記所定の端末装置から受信する通信手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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