JP4735121B2 - 合わせガラス用合成樹脂膜とその製造方法およびそれを用いた合わせガラス - Google Patents

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Description

本発明は、合わせガラス用合成樹脂膜とその製造方法、およびそれを用いた、合わせガラスと自動車に関する。
従来、自動車のフロントガラスには、太陽光の防眩のためにシェードバンドと称し、その上縁部に濃度が均一であるかまたは勾配のある着色域(着色帯)を形成したものがある。
しかし、上縁部に着色域を有するフロントガラスには、その内側に貼り付けた車検済みの標章や定期点検済の標章が外側から見えにくい問題があり、この問題を解決する考案として実開平2−61941には、着色域の中に透光部(透明な窓)を形成した合わせガラスが開示されている(特許文献1)。
また、合成樹脂膜を切り取って窓を開け、その窓の中に周りよりも薄い合成樹脂膜とホログラムとをはめ込み、この合成樹脂膜を2枚のガラス板間に積層、接着したホログラム封入合わせガラスとその製造方法が特開平5−60919号として開示されている(特許文献2)。
この技術文献は、着色域の中に透光部を形成した合わせガラスとその製造方法を開示したものではない。しかし、上縁部に着色域を形成した合成樹脂膜は、シェードバンドが付いた合わせガラスを製造するための合成樹脂膜として普及しているため、その着色域の合成樹脂膜を一部切り取って窓を開け、その窓の中に同じ厚みの透明な合成樹脂膜をはめ込み、この合成樹脂膜を2枚のガラス板の間に積層、接着することによって、着色域の中に透光部を形成した合わせガラスは容易に作製することができる。
なお、前記特許文献2に記載されたホログラム封入合わせガラスの製造方法は、本明細書では以後簡略化して「はめ込み法」と称し、この方法を応用して着色域の中に透光部を形成した合わせガラスを作製する方法も「はめ込み法」と呼ぶことにする。
また、合わせガラスの着色域の中に形成した透光部は、検査標章を外側から見やすくするためだけでなく、先進安全自動車の監視システムにおいてCCDカメラの覗き窓としてもその利用が考えられる。自動車のインナーミラー上部に設けたCCDカメラによって道路上の白線を検出する監視システムが近年、開発されつつある(非特許文献1)。フロントガラスは、インナーミラー上部にシェードバンドと称する着色域を設ける場合があり、この場合、シェードバンドが白線のコントラストを低下し、CCDカメラによる検出を阻害する。このため、先進安全自動車の監視システムにおいては、CCDカメラの覗き窓としてシェードバンドの中に透光部を設けることが必要になる。
実開平2−61941号公報 特開平5−60919号公報 定野温ら、「レーンキープサポートシステム」、自動車技術、2001年 11月、p36〜p41
前記特許文献1に記載された着色域は合成樹脂膜またはガラス板の少なくとも一方に形
成したものであり、その着色方法は、グラビア、凸版、オフセット、凹版、孔版、コロタイプ版、スクリーン、フレキソなどの印刷法である。しかし、これらの印刷法は自動車用窓ガラスの製造ラインでは使われていないため、着色域の中に透光部を形成した合わせガラスを前記特許文献1に記載された印刷法によって製造するためには、製造工程の変更と多大の設備投資が必須となる問題があった。
また、前記特許文献2に記載されたホログラム封入合わせガラスの製造方法を応用することによって、着色域の中に透光部を形成した合わせガラスは容易に作製できる。しかし、このはめ込み法は、着色域の一部を切り取って窓を開けた合成樹脂膜とその窓とほぼ同じ形状の透明な合成樹脂膜とをあらかじめ準備しておき、これらの合成樹脂膜を2枚のガラス板の間に挟みこむ積層工程において、板ガラスの上に着色域に窓を開けた合成樹脂膜を載せ、その窓に透明な合成樹脂膜をはめ込むため、透明な合成樹脂膜をはめ込む分の作業時間が余分にかかった。このため、この積層工程が律速となって合わせガラス製造ライン全体の生産タクトが大幅に低下する問題があった。
また、この積層工程やその後の工程において着色域に窓を開けた合成樹脂膜にはめ込んだ透明な合成樹脂膜がその窓から外れる問題があり、このことも合わせガラスの製造に支障となった。
また、合成樹脂膜を2枚のガラス板の間に挟みこむ積層工程において、透明な合成樹脂膜をはめ込む作業時間の増加を回避するために、透明な合成樹脂膜を着色域に窓を開けた合成樹脂膜にはめ込んで保管しておくと、着色域の窓にはめ込んだ透明な合成樹脂膜が保管中にその窓から外れる問題があった。
また、着色域に窓を開けた合成樹脂膜にはめ込んだ透明な合成樹脂膜は、複数の板ガラスの間に挟みこんだまま長期間放置すると境界部の隙間が大きくなり、そのためその後のオートクレーブによる熱圧着工程において気泡が発生することがあり、合わせガラスの製造に支障となった。
さらに、着色域に窓を開けた合成樹脂膜とその窓にはめ込んだ透明な合成樹脂膜との間には、隙間や段差が残ることがあり、その場合は、合成樹脂膜を2枚のガラス板の間に挟みこむ積層工程と、この積層体をオートクレーブに入れて加温、加熱して接着する熱圧着工程を経た後に形成された合わせガラスは、着色域の中に設けた透光部の境界に気泡が残り、あるいは透視歪などの欠陥が入り、外観上と安全上などの点で好ましくなかった。
本発明の目的は、印刷装置の設置など製造ラインの変更を伴わずに着色域の中に透光部を設けた合わせガラス用合成樹脂膜とその製造方法、およびそれを用いた合わせガラスを提案するものであり、また、合成樹脂膜を2枚のガラス板の間に挟みこむ積層工程における作業時間の増加を回避するために着色域と透光部とを強く接着し、外観もきれいな合成樹脂膜の製造方法を提案するものであり、さらに、着色域の中に設けた透光部の境界に気泡や透視歪などの欠陥が入らず、その境界が目立たない合わせガラスの製造方法を提案するのものである。
本発明は、前述の問題点を解決することを目的としてなされたものであり、少なくとも一部にシェードバンドとなるように形成された着色域の中に透光部を設けた合わせガラス用合成樹脂膜の製造方法において、前記合成樹脂膜の前記着色域の所定の位置に前記透光部と略同形状の孔を設け、前記孔の端部に、前記孔と略同形状の透明な合成樹脂膜をはめ込む第1のステップと、前記孔の周縁部を熱風で加熱することによって該周縁部の合成樹脂を軟化して、前記周縁部と前記透明な合成樹脂膜の端縁部とを粘着し、次いで該境界部を冷却することによって前記合成樹脂膜同士を一体化する第2のステップとからなり、前記孔の端部と前記透明な合成樹脂膜の端縁部との隙間が1mm以下であり、前記孔の周縁部の厚みと前記透明な合成樹脂膜の端縁部の厚みとの差が100μm以下であることを特徴とする合わせガラス用合成樹脂膜の製造方法である。なお、ここで略同形状とは、合成樹脂膜の孔の開口面だけでなく、その断面の形状すなわち合成樹脂膜の厚みもほぼ同じであることを意味する。
また、本発明は、前記熱風の吹き出し口の温度は400℃〜500℃に設定され、熱風の吹き出し口と前記合成樹脂膜との間の距離が10mm〜30mmであることを特徴とする、請求項1に記載の合わせガラス用合成樹脂膜の製造方法である。
本発明によれば、合わせガラスの構成は、従来技術と同様、2枚の板ガラスとその間に挟みこんだ合成樹脂膜だけであり、特許文献1に記載された印刷した着色膜は不要である。よって、合わせガラスの製造工程も従来技術と同じであり、合わせガラスは、既設のラインで製造することができる。
また、本発明によれば、着色域の中に透光部を設けた合成樹脂膜は、着色域の一部を切り取って開けた合成樹脂膜の窓に、その窓とほぼ同じ形状の透明な合成樹脂膜をはめ込んで接着しているため、着色域の一部を切り取って窓を開けただけの合成樹脂膜を積層して熱圧着した場合と比べて、窓の境界線が熱圧着工程で湾曲して崩れるなどの問題がなく、また、車両用合わせガラスとしての耐衝撃性や透視歪など窓部の安全性にも問題がない。
また、本発明によれば、着色域の中に透光部を設けた合成樹脂膜は、着色域の一部を切り取って窓を開けた合成樹脂膜とその窓とほぼ同じ形状の透明な合成樹脂膜との境界が接着されているため、2枚の板ガラスの間に合成樹脂膜を挟みこむ積層工程において、着色域に窓を開けた合成樹脂膜に透明な合成樹脂膜をはめ込む作業時間が不要になった。このため、この積層工程が製造ライン全体の律速となって、合わせガラスの生産タクトが大幅に低下することを回避することができた。
また、本発明によれば、着色域の中に透光部を設けた合成樹脂膜は、着色域の一部を切り取って窓を開けた合成樹脂膜とその窓とほぼ同じ形状の透明な合成樹脂膜との境界面が有機溶剤によって接着されており、その外観もきれいである。着色域の中に窓を開けた合成樹脂膜とその窓にはめ込んだ透明な合成樹脂膜がずれてその境界に隙間や段差が生じることもない。このため、熱圧着工程を経て完成した合わせガラスは、着色域の中に設けた透光部の境界に気泡など外観上および安全上の点で好ましくない欠陥が入ることがなくなった。
また、本発明によれば、着色域の中に透光部を設けた合成樹脂膜は、着色域の一部を切り取って窓を開けた合成樹脂膜とその窓とほぼ同じ形状の透明な合成樹脂膜との境界面が有機溶剤によって接着されるが、その有機溶剤は合成樹脂膜を溶解した後で揮発するため、境界面に合成樹脂膜以外の化学成分が侵入することがない。このため、熱圧着工程を経て完成した合わせガラスは、着色域の中に設けた透光部の境界に透視歪など外観上の点で好ましくない欠陥が入ることがなくなった。
また、本発明によれば、着色域の中に透光部を設けた合成樹脂膜は、着色域の一部を切り取って窓を開けた合成樹脂膜とその窓とほぼ同じ形状の透明な合成樹脂膜との境界面が熱風によって接着されており、その外観もきれいである。着色域の中に窓を開けた合成樹脂膜とその窓にはめ込んだ透明な合成樹脂膜がずれてその境界に隙間や段差が生じることもない。このため、熱圧着工程を経て完成した合わせガラスは、着色域の中に設けた透光部の境界に気泡や透視歪など外観上および安全上の点で好ましくない欠陥が入ることがなくなった。
さらに、本発明によれば、着色域の中に透光部を設けた合成樹脂膜は、着色域の一部を切り取って窓を開けた合成樹脂膜とその窓とほぼ同じ形状の透明な合成樹脂膜との境界面が熱風だけによって接着されており、その境界面に合成樹脂膜以外の化学成分が侵入することがない。このため、熱圧着工程を経て完成した合わせガラスは、着色域の中に設けた透光部の境界に透視歪など外観上の点で好ましくない欠陥が入ることがなくなった。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図10は本発明の一実施例を示す図である。図1は本発明の一実施例にかかる合わせガラスを示す平面図である。図1において、1はフロントガラス、1aはフロントガラスの上縁部を着色したシェードバンド、1bはシェードバンドの一部に開けた透光部である。
図2〜図10は、合成樹脂膜の製造工程を説明する図である。
まず、図2に示すようにフロントガラスの図面2を作業台(図示せず)の上に伸張して置く。フロントガラスの図面2には、フロントガラスの輪郭2a、フロントガラス着色域すなわちシェードバンドの輪郭2b、着色域の一部に開けた透光部の輪郭2cなどが描画されている。
次に、図3に示すように着色域の一部に開けた窓の輪郭2cを示す図の上に透明な板3を載せる。窓を示す図の上に載せる板3は、それを上から見たときにフロントガラスの図面2を透視できることが必須である。また、材質がカッターナイフのような刃物によって表面に傷がつきにくい高硬度のもので、軽量かつ安価なものが望ましい。この透明な板3には一般的に、板ガラスやアクリル板が使われる。透明な板3の大きさは、少なくともフロントガラスの図面2に描画された窓の輪郭2cを覆う程度であり、例えば300mm×300mmであるが、フロントガラスの図面2全体を覆う程度でもよい。
次に、図4に示すようにシェード付きの合成樹脂膜4を透明な板3の上に載せる。シェード付きの合成樹脂膜4は、フロントガラスよりも少し大きく切断したものであり、フロントガラスの輪郭2aを覆う。合成樹脂膜4は半透明であり、フロントガラスの図面2を透視しながら、合成樹脂膜4のシェードの輪郭4bをフロントガラスの図面2に描画されたシェードバンドの輪郭2bに合わせる。
シェードバンドを設けたフロントガラスは美観上と機能面から、その上縁部と着色部分の下縁とが平行になるように成形される。しかし、リボン状の合成樹脂膜は、シェードバンドがリボンの長手方向に沿って着色されているため、上縁部が湾曲したフロントガラスを製造する際には、シェード付きの合成樹脂膜4は一般的に、着色部分の下縁がフロントガラスの上縁部に平行になるように扇型に伸展される。扇型に伸展された合成樹脂膜は、フロントガラスの上下方向の断面がくさび形状となり、縦辺の長さが100mm程度の孔の上下では合成樹脂膜の厚みに10〜30μmの差が生じている。
次に、図5に示すように透明な合成樹脂膜5をシェード付きの合成樹脂膜4の上に載せる。透明な合成樹脂膜5は、大きさが少なくともフロントガラスの図面2に描画された窓の輪郭2cを覆う程度であり、窓の輪郭2cを覆うように載せる。
透明な合成樹脂膜5とシェード付きの合成樹脂膜4はその厚みが一致するように、透明な合成樹脂膜5もシェード付きの合成樹脂膜4と同じように扇型に伸展されていることが望ましい。しかし、透明な合成樹脂膜5は一般的には、扇型に伸展加工せず、厚みが均一な膜が使われる。その場合、後述するように、透明な合成樹脂膜5とシェード付きの合成樹脂膜4との境界には、数10μmの段差の生じることが不可避である。
次に、図6に示すようにテンプレート6を透明な合成樹脂膜5の上に載せる。テンプレート6は、フロントガラスの図面2に描画した窓とほぼ同じ形状をくり貫いた倣い型である。その材質は、カッターナイフのような刃物によって傷がつきにくい高硬度のもので、軽量かつ安価なものが望ましい。このテンプレート6には一般的に、アルミニウムなどの金属板が使われる。テンプレート6の大きさは、少なくともフロントガラスの図面2に描画された窓の輪郭2cを覆う程度である。
次に、テンプレート6に沿って重ね合わせた2枚の合成樹脂膜4と5をナイフ7で同時に切断する。切断の様子は図7の断面図に示す。
次に、図8に示すようにテンプレート6と合成樹脂膜5を合成樹脂膜4の上から外し、切断したシェード付きの合成樹脂膜4pと切断した透明な合成樹脂膜5pをピンセットで抜き取る。図8に示した切断した合成樹脂膜4pと5qは廃棄する。
次に、図9に示すように、切り取った透明な合成樹脂膜5pを着色域の一部を切り取って窓を開けた合成樹脂膜4qの窓にはめ込む。図9(a)に示すように、2枚の合成樹脂膜5pと4qとの間には隙間や段差がないようにする。
図9(b)に示すような隙間は、切断した合成樹脂膜4qの窓の大きさと合成樹脂膜5pの大きさの違いに起因する。この隙間が著しい場合は、合わせガラスに仕上げた後でその境界部に透視歪が残る。この隙間が1mm以上あると、合わせガラスに加工したときに気泡がその中に封入されて欠陥となる。あるいは、合わせガラスの厚みが局部的に薄くなって、透明な合成樹脂膜5pとシェード付きの合成樹脂膜4qとの境界部を通して物体を目視した場合、レンズ効果によって物体が歪んで見える問題が生じる。よってこの隙間は、1mm以下であることが必要である。この隙間が300μm以下であれば、透視歪はほとんど目立たないため、隙間は300μm以下であることが望ましい。
また、図9(c)に示すような段差は、切断した合成樹脂膜4qの窓の大きさと合成樹脂膜5pの大きさの違いに起因する。この段差が著しい場合は、合わせガラスに仕上げた後でその境界部に透視歪が残る。この段差が100μm以上あると、合わせガラスに加工したときに歪んだ合成樹脂膜がガラスの間で強く押し潰されて合わせガラスの厚みが局部的に厚くなるため、透明な合成樹脂膜5pとシェード付きの合成樹脂膜4qとの境界部を通して物体を目視した場合、レンズ効果によって物体が歪んで見える問題が生じる。よってこの段差は、100μm以下であることが必要である。この段差が50μm以下であれば、透視歪はほとんど目立たないため、段差は50μm以下であることが望ましい。
また、図9(d)に示すような段差は、切断した合成樹脂膜4qの厚さと合成樹脂膜5pの厚さの違いに起因する。この段差が著しい場合は、合わせガラスに仕上げた後でその境界部に透視歪が残る。この段差が100μm以上あると、合わせガラスに加工したときに合成樹脂膜の厚い方がガラスの間で強く押し潰されて合わせガラスの厚みが局部的に厚くなるため、透明な合成樹脂膜5pとシェード付きの合成樹脂膜4qとの境界部を通して物体を目視した場合、レンズ効果によって物体が歪んで見える問題が生じる。よってこの段差は、100μm以下であることが必要である。この段差が50μm以下であれば、透視歪はほとんど目立たないため、段差は50μm以下であることが望ましい。
次に、図10に示すように2枚の合成樹脂膜5pと4qとの境界に熱風を吹き付け、2枚の合成樹脂膜5pと4qとを接着する。熱風発生器9は、例えば、常用温度500℃、ヒーター1000W程度のハンドタイプの工業用ドライヤーなどが利用できる。熱風の温度を400℃〜500℃に設定し、ドライヤーの熱風吹き出し口と合成樹脂膜との間の距離を10mm〜30mmに保った場合、合成樹脂膜の表面の温度は30℃〜60℃であり、一方、裏面の温度は表面の温度より1℃〜5℃低い程度である。また、2枚の合成樹脂膜5pと4qとの境界線の全周の長さは例えば500mmであり、この程度の長さの境界全周に熱風を吹き付ける時間は5秒〜10秒程度である。次いで、境界部を風冷などの手段によるか、あるいは、室温で放冷することによって合成樹脂が一体化する。
以上のような作業と条件によって、着色域の中に透光部を有する合成樹脂膜8が完成する。
本発明にかかる合わせガラスに使用する合成樹脂膜は、例えばポリビニールブチラール(PVB)が用いられる。厚さは、例えば0.38mmまたは0.76mmである。表面
には、板ガラスと熱圧着するときの脱気用に凹凸のしぼが設けられている。このため、合成樹脂膜の外観色は半透明の白濁色である。本明細書でいう透明とは、完全な無色透明だけでなく、合成樹脂膜については半透明の白濁色を含み、また合わせガラスについては透明に近い着色、あるいは、周りの着色域より薄い着色という意味を含んでいる。
合成樹脂膜は、20℃付近で粘弾性率が急激に低下し、30℃〜60℃で軟化して粘稠になる。このため、2枚の合成樹脂膜5pと4qとは、加熱によってその互いに突きあう境界部が軟化して粘着する。粘着する温度が室温よりもわずかに高い程度であり、熱が合成樹脂膜の内部に素早く伝達するため、合成樹脂膜の表面と裏面との間には温度差がほとんどない。このため、作業時間が短く、また境界部断面はその全面が均等に粘着し、接着強度が大きく、外観もきれいである。
また、着色域の一部を切り取って窓を開けた合成樹脂膜とその窓とほぼ同じ形状でほぼ同じ厚みの透明な合成樹脂膜との境界面は熱風だけによって接着されており、その境界面に合成樹脂膜以外の化学成分が侵入することがない。したがって、このような合成樹脂膜を熱圧着工程を経て挟み込んだ合わせガラスは、着色域の中に設けた透光部の境界に透視歪など外観上の点で好ましくない欠陥が入ることがない。
さらに、熱風を吹き付ける接着方法は、2枚の合成樹脂膜5pと4qとの境界に接触する物が暖かい空気だけであることから、非接触式とみなすことができ、その境界面にリントなどの異物が侵入することがない。したがって、このような合成樹脂膜を熱圧着工程を経て挟み込んだ合わせガラスは、着色域の中に設けた透光部の境界にリントなど外観上の点で好ましくない欠陥が入ることがない。
ここまで説明してきた着色域の中に透光部を有する合成樹脂膜8は、既設の合わせガラスの製造ラインとは別のラインで製造して、保管することができる。保管中や2枚の板ガラスに挟みこむ積層工程において、接着個所が外れてしまうような問題もない。よって、着色域の中に透光部を有する合わせガラスは、既設の合わせガラスの製造ラインにおいて、従来の合成樹脂膜、すなわち、着色域がない透明な合成樹脂膜あるいは上縁部に濃度が均一であるかまたは勾配のある着色域を形成した合成樹脂膜を、着色域の中に透光部を有する合成樹脂膜8に置き換えるだけで製造することができる。
着色域の中に透光部を有する合わせガラスの製造方法については、着色域の中に透光部を有する合成樹脂膜8を複数枚の板ガラスの間に挟み込んだ積層体とし、この積層体を加熱し、加圧ロールを通過させることによって予備接着し、次いでオートクレーブに入れて加熱、加圧して熱圧着する。オートクレーブの接着条件は、1.0〜1.5MPa、110〜150℃、30〜60分程度である。
本明細書の実施例では、合成樹脂膜の切断は、テンプレートとナイフを使って2枚の合成樹脂膜4と5を同時に行ったが、この方法に限らず合成樹脂膜4と5を1枚ずつ切断してもよい。また、切断ツールには、テンプレートとナイフのほか打ち抜き機などを使ってもよい。
また、本明細書の実施例では、合成樹脂膜の接着は、熱風を吹き付けることによって行ったが、この方法に限らずアルコール類、ケトン類などの有機溶剤を合成樹脂膜5pと4qとの境界に塗布してもよい。有機溶剤がはめ合わせた合成樹脂膜5pと4qとが突き合う境界面に浸透し、次いで合成樹脂膜5pと4qの表面を一旦溶解し、さらに有機溶剤が揮発することによって、2枚の合成樹脂膜5pと4qが接着する。
2枚の合成樹脂膜5pと4qを接着するとき、有機溶剤は合成樹脂膜を溶解した後、合成樹脂膜の突き合わせ境界部に留まらずに揮発するため、境界部の成分は元の合成樹脂膜の成分と同じであり、境界面に合成樹脂膜以外の化学成分が侵入することがない。このような合成樹脂膜を熱圧着工程を経て挟み込んだ合わせガラスは、着色域の中に設けた透光部の境界に異種成分に起因する透視歪が入る恐れがなく、外観上および安全上の点で好ましい。
有機溶剤には、メタノール、エタノール、イソプロパノールなどのアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトンなどのケトン類、エチルエーテル、イソプロピルエーテルなどのエーテル類などがあり、これらの有機溶剤は適宜、合成樹脂膜を接着するために使うことができる。
有機溶剤は、合成樹脂膜を突き合わせた境界に浸透しやすい性質が求められるため、その粘度は低いことが望ましい。
また、合成樹脂膜を接着するためには、シアノアクリレート系などの接着剤を使うこともできる。ただし、接着剤は、合成樹脂を溶解した後で揮発してなくなる有機溶媒だけでなく、固形分を含むため、合成樹脂の突き合わせ境界部に接着剤の固形分が残る。このような合成樹脂膜を挟み込んだ合わせガラスは、接着剤の固形分に起因する透視歪が入ることがあり、その場合、外観上および安全上の点で好ましくない。このため、合成樹脂膜の接着には、接着剤よりもアルコールなどの有機溶媒を用いる方が好ましい。
また、合成樹脂膜の接着は、熱コテや熱ロールを2枚の合成樹脂膜5pと4qとの境界を横切るようにその表面に接触させ、2枚の合成樹脂膜5pと4qの表面の融着によって行ってもよい。熱コテは、例えばヒーター20W程度の裁縫用へらコテなどが利用できる。合成樹脂膜が突き合う境界線の長さが例えば500mmの場合、境界線に沿って、約10mm毎に熱コテを接触させて合成樹脂膜の表面を部分的に接着する時間は1分程度である。次いで、境界部を風冷などの手段によるか、あるいは、室温で放冷することによって合成樹脂が一体化する。
熱コテの表面温度を100℃〜130℃に設定して合成樹脂膜の表面に接触させると、合成樹脂膜の表面が融解し、冷却後、合成樹脂膜の表面が接着するとともに窪みが残る。この窪みが軽微であれば、その合成樹脂膜を挟み込んだ合わせガラスに泡や透視歪などの欠陥が入ることはない。よって、熱コテによる接着作業は手際よく短時間で行うことが肝要である。ただし、熱コテによる接着は、作業の習熟を必要とし、また接着品質の作業者によるばらつきが大きいため、合成樹脂膜の接着には、熱コテよりも熱風を用いる方が好ましい。
また、合成樹脂膜の接着は、30℃〜80℃程度の温水または熱水に漬けて行ってもよい。
有機溶剤や接着剤を用いる接着方法、熱コテや熱ロールを用いる接着方法、および温水を用いる接着方法は、有機溶剤や熱コテなどが実質的に2枚の合成樹脂膜5pと4qとの境界に接触する接触式である。これに対して、非接触で熱風を吹き付ける接着方法は、2枚の合成樹脂膜5pと4qとの境界にしみや汚れが付着する恐れがほとんどないため、有機溶剤や熱コテなどを用いる接着方法よりも好ましい。
本発明の実施例を説明する合わせガラスを示す平面図。 本発明の実施例を説明するフロントガラスの図面。 本発明の実施例を説明する透明な板を図2に追記した平面図。 本発明の実施例を説明するシェード付きの合成樹脂膜を図3に追記した平面図。 本発明の実施例を説明する透明な合成樹脂膜を図4に追記した平面図。 本発明の実施例を説明するテンプレートを図5に追記した平面図。 図6の断面図であり、本発明の実施例を説明するナイフを追記した断面図。 本発明の実施例を説明する切断したシェード付きの合成樹脂透明な合成樹脂膜の平面図 本発明の実施例を説明する、着色域を有する合成樹脂膜に開けた窓に透明な合成樹脂膜をはめ込んだ状態を示す合成樹脂膜の断面図 本発明の実施例を説明する、熱風の吹き付けの様子を示す合成樹脂膜と熱風発生器の断面図
符号の説明
1 フロントガラス
2 フロントガラスの図面
3 透明な板
4 シェード付き合成樹脂膜
5 透明な合成樹脂膜
6 テンプレート
7 ナイフ
8 着色域の中に透光部を有する合成樹脂膜
9 熱風発生器

Claims (2)

  1. 少なくとも一部にシェードバンドとなるように形成された着色域の中に透光部を設けた合わせガラス用合成樹脂膜の製造方法において、
    前記合成樹脂膜の前記着色域の所定の位置に前記透光部と略同形状の孔を設け、前記孔の端部に、前記孔と略同形状の透明な合成樹脂膜をはめ込む第1のステップと、
    前記孔の周縁部を熱風で加熱することによって該周縁部の合成樹脂を軟化して、前記周縁部と前記透明な合成樹脂膜の端縁部とを粘着し、次いで該境界部を冷却することによって前記合成樹脂膜同士を一体化する第2のステップとからなり、
    前記孔の端部と前記透明な合成樹脂膜の端縁部との隙間が1mm以下であり、前記孔の周縁部の厚みと前記透明な合成樹脂膜の端縁部の厚みとの差が100μm以下であることを特徴とする合わせガラス用合成樹脂膜の製造方法。
  2. 前記熱風の吹き出し口の温度は400℃〜500℃に設定され、熱風の吹き出し口と前記合成樹脂膜との間の距離が10mm〜30mmであることを特徴とする、請求項1に記載の合わせガラス用合成樹脂膜の製造方法。
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