JP5287216B2 - 合わせガラス用中間膜の膜抜き装置および膜抜き方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の合わせガラスに用いる着色シェード域を有する中間膜の着色部の一部を膜抜きして透明な中間膜に置き換えるための中間膜の膜抜き装置および膜抜き方法に関する。
従来、自動車のフロントガラスには、太陽光の防眩のためにシェードバンドと称する緑色や紫色の着色域をPVB膜(ポリ・ビニル・ブチラール膜)の上縁部に帯状に形成した中間膜を用いた合わせガラスが知られている。
一方、自動車の先進安全監視システムの一環として、自動車のフロントガラスの室内上部に設置したCCDカメラによって道路上の白線を認識して自動車が左右の白線内の中央部付近を走行できるようにアシストして安全な走行をする監視システムが近年、開発されつつある。
しかしながら、シェードバンドと称する着色域を上縁部に設けたフロントガラスにおいては、シェードバンドの着色域を通して前記監視システムのCCDカメラにより道路上の白線を撮像すると、得られた撮像画像はシェードバンドの着色域による画質の低下によって、確実な検出ができず追従できない場合が発生し、安全上好ましいとはいえない。
このため、先進安全監視システムを採用している自動車のフロントガラスの着色したシェードバンドの中間膜部に前記CCDカメラによる覗き窓を設ける場合には、着色部の一部を膜抜きして、透光部を設ける必要があり、車検済みの標章や定期点検済の標章などの検査標章を車外側から見やすくするためだけでなく、CCDカメラによる撮像用の覗き窓としても利用が考えられ、前記標章が外側から見え易くし、CCDカメラによる撮像画像の低下を招かないように、着色シェードバンド域の中に無着色の透光部(透明な窓)を形成した膜を中間膜とした合わせガラスが知られ、このような着色した中間膜の一部を繰り抜き、透明な中間膜に置き換えた中間膜の製造方法についても各種開示されている。
例えば、特開2006−96331号公報には、着色した合成樹脂膜とその繰り抜き部分を覆うように透明な合成樹脂膜を重ね合わせ、該合成樹脂膜上の所定位置にテンプレートを載置して2枚の合成樹脂膜をナイフで同時に切断して、着色した合成樹脂膜の中に無着色の透光部(透明な窓)を形成した合成樹脂膜する方法が記載されている。(特許文献1)。
また、特開2005−1948号公報には、中間膜を2枚のガラス板で挟むことで作られた合わせガラスにおいて、可視光透過率が70%以上の第1領域と、可視光透過率が前記第1領域よりも低くかつ前記第1領域に隣接する略帯状の第2領域とを備えた中間膜を用意する工程と、前記第1領域と前記第2領域との境界を含む前記中間膜の一部の領域を切り抜く工程と、この切り抜いた領域に前記第1領域と同一の可視光透過率を有する中間膜を嵌め込む工程と、前記可視光透過率が70%以上の中間膜の嵌め込まれた前記中間膜を2枚のガラス板で挟む工程とを有することを特徴とする合わせガラスの製造方法が開示されている。
また、前記中間膜の一部の領域を切り抜く工程として、台形状のカッターの刃が取り付けられた雄型と、各カッターの刃が嵌り込むように基台に窪みの設けられた雌型との間に前記中間膜を載置し、雄型を雌型に押し込むことによって、着色した中間膜を切り抜く、あるいは後工程で嵌めこむ透明な中間膜を着色された中間膜と重ね合わせて同時に2枚の中間膜を切り抜くことが記載されている(特許文献2)。
特開2006−96331号公報 特開2005−1948号公報
前記特許文献1に記載された中間膜の切断方法は、中間膜の繰抜き形状と一致する開口部を有するテンプレートを着色した中間膜と透明中間膜を重ね合わせ2枚の中間膜上の所定位置に載置し、テンプレートの開口部に沿ってカッターナイフで2枚の中間膜を同時に切断するものであるので、カッターナイフの傾きのバラツキによって、切断形状が均一とならなかったり、2枚の中間膜が同じサイズとならなかったりする場合があり、着色した中間膜の繰り抜き開口部に透明の中間膜を嵌め込んだ時に隙間がでたり、はみ出したりする等の問題があった。
また、カッターナイフによる手切りは、ある程度の熟練度が要求され、特にコーナー部分の切断は直線部分に比べてクリアな切断が困難であるだけでなく、作業タクトが長くなるという問題点があった。
このように、着色域に開口窓を開けた中間膜とその開口窓にはめ込んだ透明な中間膜との間には、隙間や段差が残る場合、中間膜を2枚のガラス板の間に挟みこむ積層工程と、この積層体をオートクレーブに入れて加温、加熱して接着する熱圧着工程を経た後に形成された合わせガラスは、着色域の中に設けた透光部の境界に気泡が残ったり、あるいは透視歪などの欠陥が発生し易く、外観上と安全上などの点で好ましくなかった。
前記特許文献2に記載された中間膜の切断方法は、中間膜の繰抜き形状に合わせた例えば台形状の全周を刃とした雄型と、該雄型の刃が嵌り込むように基台に設けた窪みからなる雌型とを噛み合わせることによって2枚重ねた中間膜を同時に切断するものであるため、均一な切断形状が得られ、開口部を設けた中間膜と該開口部に嵌め込んだ透明な中間膜との間には隙間ができたりはみ出したりすることはない。
しかし、この場合、雄型のカッターに対応する位置に雌型を配設しなければならず、雄型の形状が変更すると、雌型となる窪みを有する基台も交換せざるを得ず、繰り抜き位置がずれた場合は、大きな中間膜を移動させて位置調整しなければならないといった問題点があった。
本発明は、前述の問題点を解決することを目的として、着色した中間膜の膜抜き部分に同形状の透明な中間膜を嵌め込んだ時、つなぎ目に隙間や段差を発生させず、膜抜き部分の形状変化時に段取り交換作業が容易で、膜抜き部分の位置ずれがあっても調整容易な合わせガラス用中間膜を製造するものである。
すなわち本発明は、自動車用の合わせガラス用中間膜の着色シェード域の一部を膜抜きして透明な中間膜に置き換えるための膜抜き装置において、
前記透明な中間膜と着色シェード域を有する中間膜積層させて載置する切断テーブルと、該切断テーブル上の一区画上に着脱自在に固定した弾性樹脂プレートと、該弾性樹脂プレートの上面全体を被覆かつ着脱交換自在に固定した下敷用中間膜と、前記弾性樹脂プレートの範囲内で下敷用中間膜の載置位置の上方に、昇降自在な昇降プレートの下面に閉ループ状の打抜刃を取付固定し、該昇降プレートと共に下降する打抜刃を、前記切断テーブル上に設けた弾性樹脂プレートの上面に前記下敷用中間膜を介して重ねて載置された前記透明な中間膜と前記着色シェード域とを有する2枚の中間膜に押圧し打抜きする打抜機能を有する昇降打抜手段とからなることを特徴とする合わせガラス用中間膜の膜抜き装置である。
また、本発明は、前記切断テーブル上の一区画を凹状区画とし、前記区画内に前記弾性樹脂プレートを配設し、前記弾性樹脂プレート上に着脱交換自在に載置固定した下敷用中間膜の上面と、前記切断テーブルの上面を略同一平面上としたことを特徴とする上述の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置である。
あるいはまた、本発明は、前記切断テーブル上に載置した中間膜の着色シェード域の境界部を位置検出センサーによって検出し、前記打抜刃が前記境界部の所定位置となるようにX軸、Y軸方向に移動調整自在の位置調整手段を設けたことを特徴とする上述の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置である。
あるいはまた、本発明は、前記打抜刃の略中心部となる昇降プレートに貫通孔を設け、該貫通孔内を遊挿自在なロッド材を昇降プレートの上方位置に固設した固定プレート板に下方に向けて垂設固定し、該ロッド材は打抜刃が下降して中間膜を打抜する時は中間膜面に当接せず、打抜き完了後に打抜刃をロッド材の下端レベルよりも上昇させた時に、ロッド材で中間膜片を押圧落下させるようにしたことを特徴とする上述のいずれかに記載の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置である。
あるいはまた、本発明は、前記昇降プレートの閉ループ状の打抜刃の外側位置に複数個の貫通孔又は切欠部を設け、該複数の貫通孔内または切欠部内のそれぞれを遊挿自在な補助ロッド材を昇降プレートの上方位置に固設した固定プレート板に下方に向けて垂設固定し、該各補助ロッド材は打抜刃が下降して中間膜を打抜する時は中間膜面に当接せず、打抜き完了後に打抜刃を補助ロッド材の下端レベルよりも上昇させた時に、補助ロッド材で中間膜のくり抜き片部の外側部分を押圧落下させるようにしたことを特徴とする上述の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置である。
あるいはまた、本発明は、前記下敷用中間膜を合わせガラス用中間膜と同一材質とすることを特徴とする上述の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置である。
あるいはまた、本発明は、前記弾性樹脂プレートをショアA硬度を85〜95度とした合成樹脂(ウレタン樹脂)製とすることを特徴とする上述の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置である。
あるいはまた、本発明は、前記打抜き手段の打抜刃の昇降範囲間の全周囲をガードするカバーを設けたことを特徴とする上述の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置である。
前述のいずれかに記載の装置を用いて、合わせガラス用中間膜の着色シェード域の一部を膜抜きして透明膜に置き換えるための膜抜き方法において、昇降打抜手段の打抜刃を弾性樹脂プレートに押圧させることにより、弾性樹脂プレート上に2枚重ねて載置した着色した中間膜と透明な中間膜を打抜くとともに、打抜刃の刃の先端部が該中間膜と弾性樹脂プレート間に介在させた下敷用中間膜の厚み範囲内となるようにしたことを特徴とする合わせガラス用中間膜の膜抜き方法。
前記請求項1に記載の装置の発明によれば、切断テーブル上に設けた弾性樹脂プレートの上面に下敷用中間膜を介して着色した中間膜と透明な中間膜を重ねて載置し、上方より閉ループ状の打抜刃を下降させ押し付け、2枚の中間膜を同時に打抜きするようにしたので、着色した中間膜の膜抜きした開口部形状と透明な中間膜の形状が一致し、着色した中間膜の膜抜き部内に透明な中間膜を嵌め込んだ時に、隙間も段差も発生しないので、この中間膜を用いた合わせガラスに隙間も段差による歪等が発生することがない。
また、前記請求項2に記載の装置の発明によれば、前記切断テーブルに凹状区画を設け、該区画内に弾性樹脂プレートを配設し、さらに下敷き用中間膜を載置した時に、下敷用中間膜の上面と切断テーブルの上面を略同一平面上としたことによって、着色した中間膜を切断テーブル面に載置した時に樹脂プレート部分の中間膜が皺になったりすることがないので、精度良く切断できる。
また、前記請求項3に記載の装置の発明によれば、前記切断テーブル上に載置した中間膜の着色シェード域の境界部を位置検出手段によって検出し、前記打抜刃が前記境界部の所定位置となるようにX軸、Y軸方向に移動させ、位置調整自在の位置調整手段を設けたことによって、着色した中間膜の位置が多少ずれても打抜刃をX軸、Y軸方向に移動させるだけで所望の位置での打抜きができる。
また、前記請求項4に記載の装置の発明によれば、前記打抜刃の略中心部となる昇降プレートに貫通孔を設け、該貫通孔内を遊挿自在なロッド材を昇降プレートの上方位置に固設した固定プレート板に下方に向けて垂設固定したので、中間膜の打抜き完了後に打抜刃をロッド材の下端レベルよりも上昇させた時でも、打抜かれた中間膜片が打抜刃と共に上昇しても、ロッド材で押圧落下させることができる。
また、前記請求項5に記載の装置の発明によれば、前記昇降プレートの打抜刃の外側位置となる固定プレートに複数個の補助ロッド材を設けることによって、打抜き完了後に打抜刃を上昇させた時でも、打抜刃の外側部分の中間膜が打抜刃と共に上昇してしまうことなく、補助ロッド材で該中間膜の打抜刃の外側の中間膜部分を押圧落下させることができる。
また、前記請求項6に記載の装置の発明によれば、前記下敷用中間膜と着色した中間膜との接触によって中間膜以外の樹脂等の材料が付着しないようにし、また、打抜刃の弾性樹脂膜への押圧時に打抜刃の刃の先端によって弾性樹脂膜の表面に傷をつけることもない。
また、前記請求項7に記載の装置の発明によれば、前記弾性樹脂プレートをショアA硬度を85〜95度とするウレタン樹脂等の合成樹脂製としたことによって、打抜刃の先端を弾性樹脂プレート側に押し付けた時に、弾性樹脂プレートの反発力によって、重ね合わせた2枚の中間膜をスムーズに打抜きし、切断することができる。
また、前記請求項8に記載の装置の発明によれば、前記打抜き手段の打抜刃の昇降範囲間の全周囲をガードするカバーを設けたことによって、打抜刃の動作中のケガ等を防止できる。
さらに、前記請求項9に記載の方法の発明によれば、打抜刃を弾性樹脂プレートに押圧させて2枚重ねた着色した中間膜と透明な中間膜を同時に打抜くときに、該打抜刃の刃の先端部が該中間膜と弾性樹脂プレート間に介在させた下敷用中間膜の厚み範囲内となるように設定したことによって、交換可能な下敷用中間膜にキズがつくだけで、弾性樹脂プレートには打抜刃によるキズをつけずに2枚重ねた着色した中間膜と透明な中間膜を確実に同時に打抜くことができる。
このようにして作成した着色域に開口部を設けた中間膜の開口部に透明な中間膜を嵌め込んだときに、その境界に隙間や段差が生じることもない。
本発明の中間膜の膜抜き装置は、図1〜図4に示すように、着色シェード域を有する中間膜2を載置する切断テーブル4と、該切断テーブル4上の一区画上に着脱自在に固定した弾性樹脂プレート6と、該弾性樹脂プレート6の上面全体を被覆かつ着脱交換自在に固定した下敷用中間膜7と、前記弾性樹脂プレート6の範囲内で下敷用中間膜7の載置位置の上方に、昇降自在な昇降プレート16の下面に閉ループ状の打抜刃18を取付固定し、該昇降プレート16と共に下降する打抜刃18を前記積層した2枚の中間膜2、3に押圧し打抜きする押圧打抜機能を有する昇降打抜手段10とからなる。
前記昇降打抜手段10は、縦フレーム31に上部固定プレート14を水平に固定、又は位置調整自在に取り付けられている。水平姿勢の上部固定プレート14の4隅部には吊下げボルト21、21、・・によって固定プレート15が水平姿勢で吊下げ固定されている。該固定プレート15上には複数本の昇降シリンダ11、11、・・が上方に向けて垂設され、各昇降シリンダ11、11、・・のシリンダロッド12、12、・・は下方に向けて突出入自在となっている。該シリンダロッド12、12、・・の先端はジョイント12a、12a、・・を介して昇降プレート16が水平姿勢で設けられ、昇降シリンダ11、11、・・の作動によって昇降プレート16を水平姿勢を保ちながら昇降させることができる。
該昇降プレート16を水平姿勢を保ってスムーズに昇降させるために、固定プレート15の四隅に固設した複数本の円筒形状の昇降ガイド13、13、・・のそれぞれに内接し摺動自在なガイドロッド13a、13a、・・を昇降プレート16に垂設固定し、昇降プレート16の昇降時に昇降ガイド13、13、・・内のガイドロッド13a、13a、・・を滑らかに摺動させて、昇降プレート16を水平姿勢を保ってスムーズに昇降自在とさせることができる。
昇降プレート16の下面には閉ループ状で全周にわたって刃部を有する打抜刃18を板状の取付部材20を介して昇降プレート16の下面に着脱自在に取り付けられている。
また、前記切断テーブル4上の一区画を四角形状の凹部とした凹状区画5とし、該凹状区画5内にウレタン樹脂等からなる四角形状の弾性樹脂プレート6を着脱自在に固定し、該弾性樹脂プレート6全体を覆うように、下敷用中間膜7を着脱交換自在に固定するが、下敷用中間膜7の上面と、前記切断テーブル4の上面とが略同一平面となるようにすると、切断テーブル4及び下敷き用中間膜7上に載置した着色域を有する中間膜2に皺が発生せず、打抜き位置の精度も向上するので、切断精度が良好となり好ましい。
前記切断テーブル4上に載置した着色域を有する中間膜2の着色シェード域の境界部のX、Y座標を、例えばCCDカメラ等の位置検出センサー(図示しない)によって検出できるようにし、画像処理装置(図示しない)によって処理すれば、前記打抜刃18のXY座標位置が、前記着色域2a内の所定位置からズレていても瞬時にズレ量を算出でき、打抜刃18を支持する昇降打抜き手段10全体を位置調整手段によって、X軸、Y軸方向に移動させることができ、着色域を有する中間膜2の所定位置に打抜刃18を移動調整させることができる。
前記昇降プレート16の下面には取付部材20を介して固定した打抜刃18を取り付けるが、打抜刃18の略中心部位置に対応する昇降プレート16、および取付部材20には、それぞれ貫通孔16a、20aを設けられており、両貫通孔16a、20a内を遊挿自在にロッド材17が固定プレート15の下方側に向けて垂設固定されている。
該ロッド材17は、打抜刃18を下降させて中間膜を打抜する状況下では、ロッド材17の下端が中間膜3の上面には当接せず、中間膜の打抜き完了後に打抜刃18を上昇させた時に、打抜刃18がロッド材17の下端レベルよりも高い位置に到達した時点で、ロッド材17の先端が中間膜片に当接し、ロッド材17の先端で中間膜片を下方に押圧落下させることができるような長さのロッド材17とする必要がある。
また、図示しないが、前記昇降プレート16の下面に取付部材20を介して固定された閉ループ状の打抜刃18の外周外側の昇降プレート16面に、複数個の貫通孔又は切欠部を設け、該複数の貫通孔内または切欠部内のそれぞれに遊挿自在な補助ロッド材(図示しない)をロッド材17と同様に固定プレート板に下方に向けて垂設固定するようにすることもできる。
この場合、各補助ロッド材(図示しない)は、打抜刃18が下降して2枚の中間膜2、3を打抜く時は各補助ロッド材の下端は上面側の中間膜3の上面に当接せず、打抜き完了後に打抜刃18を補助ロッド材の下端レベルよりも上昇させた時に、補助ロッド材で2枚の中間膜2、3のくり抜き片部の外側部分が打抜刃18の上昇に伴って同時に上昇したとしても押圧落下させることができるような長さの補助ロッド材とする必要がある。
尚、前記下敷用中間膜7としては、打抜きする着色した合わせガラス用中間膜2と同一材質とすると、下敷き用中間膜7との接触による変質等の影響がないので好ましい。
また、前記弾性樹脂プレート6としては、ショアA硬度が90度程度のウレタン樹脂製が機械的強度、耐磨耗性、耐油性に優れているため好ましいが、これに限らず、ショアA硬度を90±5度、すなわち85〜95度とした合成樹脂製とすることによって、打抜刃18を弾性樹脂プレート6側に押し当てた時に2枚の中間膜を打抜き切断でき、弾性樹脂プレート6の弾性力によって打抜刃18の刃部分や弾性樹脂プレート6を傷めることも無い。
尚、弾性樹脂プレート6のショアA硬度を85度以下とした場合には、打抜刃18を弾性樹脂プレート6側に押し当てた時に弾性樹脂プレート6が変形し、中間膜を切断することができないためであり、ショアA硬度を95度以上とした場合には、打抜刃18を弾性樹脂プレート6側に押し当てた時に、弾性樹脂プレート6が硬すぎて、打抜刃18の刃部が磨耗して切れ味が悪くなったり、刃部が破損したりして寿命が短くなる恐れがあるためである。
前記打抜刃18の昇降範囲間の全周囲には安全カバーを設けて、作業者が誤って手等を入れないようにガードされており、さらに、図5に示すように、打抜刃18と透明な中間膜3の上面との距離を、間違っても手の指が入らない程度の1〜2mm程度の設定距離とした状態で、図示しないセンサーによる信号と、「打抜き」指令を発信した時に昇降シリンダ11によって打抜刃18をさらに下降させるようにするのが良い。
さらに、このような膜抜き装置を用いて、合わせガラス用中間膜2の着色シェード域の一部を膜抜きして透明膜に置き換えるための本発明の膜抜き方法としては、昇降シリンダ11を作動させて、打抜刃18を前記弾性樹脂プレート6に向けて押圧させることにより、弾性樹脂プレート6上に着色した中間膜と透明な中間膜の2枚重ねの中間膜を打抜くものであり、図7に示したように、打抜刃の刃の先端部が弾性樹脂プレート上に載置した下敷用中間膜の厚み範囲内となる位置で停止させるようにすれば、弾性樹脂プレート6の破損もなく、2枚重ねの中間膜2、3だけを切断でき、下敷き用中間膜7は切断されていない状態で、交換頻度が少なくて済むので好ましい。
本発明の膜抜き装置と膜抜き方法の作用、及び動作について以下に説明する。
前段取り作業として、図5、6に示すように、ステンレス製の剛性の切断テーブル4上の所定位置に長方形状の凹状区画5が設けられ、該凹状区画5内に、例えばウレタン樹脂製の略方形の弾性樹脂プレート6をボルト、ナット等で固定する。凹状区画5の開口面積と略一致する大きさの下敷き用の中間膜7を1枚弾性樹脂プレート6を覆うように載置し、周辺コーナー部をボルトとナットで固定する。
次いで、図6に示すように、着色域を有する中間膜2の着色域2aを切断テーブル4上の点線部で表した領域内に中間膜2の着色域2aと透明域との境界となる曲線を設けたゲージAを配設しておき、該ゲージAの境界線と着色域を有する中間膜の着色域と透明域との境界線を重ねて一致するようにし、さらに、ゲージB(図3参照)によって、中間膜の側辺位置がゲージBの所定位置に来るように配設し、着色域の所定位置が打抜刃の下方位置となるように着色域を有する中間膜2の位置を調整する。
打抜昇降手段10の上方位置設けたCCDカメラ等によって、前記着色域を有する中間膜2の境界線の位置を撮像し、図示しない画像処理装置によって2値化した境界線の二値化画像が、設定された境界線位置画像と略一致するように、打抜刃18を有する昇降打抜手段10をX軸、Y軸方向に移動調整し、ゲージAの設定の境界線と着色域を有する中間膜2の境界線とが重なるようにして、着色域を有する中間膜の位置調整を行うようにしても良い。
次いで、着色域を有する中間膜2の打抜位置上に、打抜刃18の大きさ以上のサイズの透明な中間膜3を重ねて載置する。操作盤8の下降スイッチ操作により、昇降シリンダ11、11、・・内のエアーを抜いてフリーな状態とした後、レバー19の操作で打抜刃18を図5に示す最下点の手前位置まで下降させるが、図示しないバネが埋め込まれていて、バネでバランスする構造としているため、レバー操作では打抜刃18は中間膜を打抜可能な最下点までは下降できない。
続いて、操作盤8内の加圧スイッチの「入」操作によって、打抜刃18をさらに下降させて、二枚の中間膜を打抜きさせ、さらに下敷き用中間膜7の厚みの1/2位まで刃の先端が食い込んだ状態で打抜刃は最下端位置となり、その後打抜刃は上昇するが、打抜刃18が上昇する時に、打抜刃18の内壁に中間膜の切断片が残ったまま上昇してしまうのを防止するために、昇降プレート16と取付部材20のそれぞれに対して、打抜刃18の略中央部位置に対応する位置に設けた貫通孔16a、20a内を遊挿するロッド材17の下端部が打抜き部材の取付部材20の下面よりも上部位置となった時点で、2枚の切断片は落下する。
該切断片のうち透明な切断片を着色域を有する中間膜2の膜抜き部に嵌めた時、隙間なくピッタリの寸法で嵌めることができる。
尚、打抜刃はレバー操作で下降させることができる最下点の少し上部位置で、加圧スイッチを「入」に操作した時だけ作動する構造になっている。
また、位置決めゲージA、Bについては、着色域を有する中間膜の寸法や、着色幅が変更となった時に、交換する。交換方法としては、作業テーブル上の位置決めゲージA、Bの領域に固定する位置決めゲージを蝶ボルト等で固定することによって行われる。
下敷用中間膜については、打抜刃によって痛むので、所定回数の打抜きで、新しい下敷用中間膜と交換する。
このような膜抜き装置や膜抜き方法によって、図8に示したような合わせガラス用中間膜2の着色シェード域2aの一部を膜抜きした膜抜き部2bに、同時に打ち抜き形成した透明な中間膜を隙間無く嵌めこむことができ、着色域の中に透光部を有する中間膜1を形成することができる。
本発明の膜抜き装置の正面図。 本発明の膜抜き装置の側面図。 本発明の膜抜き装置の平面図。 本発明の膜抜き装置の打抜刃を下降させた状態を示す要部拡大断面図。 本発明の膜抜き装置の打抜刃により中間膜を切断する直前の正面図。 本発明の膜抜き装置の切断テーブルと打抜き刃との位置を説明する平面図。 本発明の膜抜き装置の打抜刃で中間膜を打抜く状態を示す要部拡大断面図。 本発明の膜抜き装置によって作られた着色中間膜の平面図
符号の説明
1 着色域の中に透光部を有する中間膜
2 着色域を有する中間膜
2a 着色域
2b 透光域
3 透明な中間膜
4 切断テーブル
5 凹状区画
6 弾性樹脂プレート
7 下敷用中間膜
8 操作盤
9 架台
10 昇降打抜手段
11 昇降シリンダ
12 シリンダロッド
12a ジョイント
13 昇降ガイド
14 上部固定プレート
15 固定プレート
16 昇降プレート
16a 穿孔部
17 ロッド材
18 打抜刃
19 レバー
31 縦フレーム
32 横フレーム

Claims (9)

  1. 自動車用の合わせガラス用中間膜の着色シェード域の一部を膜抜きして透明な中間膜に置き換えるための膜抜き装置において、
    前記透明な中間膜と着色シェード域を有する中間膜重ねて載置する切断テーブルと、該切断テーブル上の一区画上に着脱自在に固定した弾性樹脂プレートと、該弾性樹脂プレートの上面全体を被覆かつ着脱交換自在に固定した下敷用中間膜と、前記弾性樹脂プレートの範囲内で下敷用中間膜の載置位置の上方に、昇降自在な昇降プレートの下面に閉ループ状の打抜刃を取付固定し、該昇降プレートと共に下降する打抜刃を、前記切断テーブル上に設けた弾性樹脂プレートの上面に前記下敷用中間膜を介して重ねて載置された前記透明な中間膜と前記着色シェード域とを有する2枚の中間膜に押圧し打抜きする打抜機能を有する昇降打抜手段とからなることを特徴とする合わせガラス用中間膜の膜抜き装置。
  2. 前記切断テーブル上の一区画を凹状区画とし、前記区画内に前記弾性樹脂プレートを配設し、前記弾性樹脂プレート上に着脱交換自在に載置固定した下敷用中間膜の上面と、前記切断テーブルの上面を略同一平面上としたことを特徴とする請求項1に記載の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置。
  3. 前記切断テーブル上に載置した中間膜の着色シェード域の境界部を位置検出センサーによって検出し、前記打抜刃が前記境界部の所定位置となるようにX軸、Y軸方向に移動調整自在の位置調整手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置。
  4. 前記打抜刃の略中心部となる昇降プレートに貫通孔を設け、該貫通孔内を遊挿自在なロッド材を昇降プレートの上方位置に固設した固定プレート板に下方に向けて垂設固定し、該ロッド材は打抜刃が下降して中間膜を打抜する時は中間膜面に当接せず、打抜き完了後に打抜刃をロッド材の下端レベルよりも上昇させた時に、ロッド材で中間膜片を押圧落下させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置。
  5. 前記昇降プレートの閉ループ状の打抜刃の外側位置に複数個の貫通孔又は切欠部を設け、該複数の貫通孔内または切欠部内のそれぞれを遊挿自在な補助ロッド材を昇降プレートの上方位置に固設した固定プレート板に下方に向けて垂設固定し、該各補助ロッド材は打抜刃が下降して中間膜を打抜する時は中間膜面に当接せず、打抜き完了後に打抜刃を補助ロッド材の下端レベルよりも上昇させた時に、補助ロッド材で中間膜のくり抜き片部の外側部分を押圧落下させるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置。
  6. 前記下敷用中間膜を合わせガラス用中間膜と同一材質とすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置。
  7. 前記弾性樹脂プレートをショアA硬度を85〜95度とした合成樹脂製とすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置。
  8. 前記打抜き手段の打抜刃の昇降範囲間の全周囲をガードするカバーを設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の合わせガラス用中間膜の膜抜き装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの装置を用いて、合わせガラス用中間膜の着色シェード域の一部を膜抜きして透明膜に置き換えるための膜抜き方法において、昇降打抜手段の打抜刃を弾性樹脂プレートに押圧させることにより、弾性樹脂プレート上に2枚重ねて載置した着色した中間膜と透明な中間膜を打抜くとともに、打抜刃の刃の先端部が該中間膜と弾性樹脂プレート間に介在させた下敷用中間膜の厚み範囲内となるようにしたことを特徴とする合わせガラス用中間膜の膜抜き方法。
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