JP4734067B2 - 車速制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車速制御装置に関するものである。
従来より、設定した車速を自動的に維持する制御(定速走行制御)や、レーザレーダなどにより検出した先行車両に追従して走行できるように車速を自動的に調整する制御(追従走行制御)といった車速制御に関する技術が知られている。なお、このような車速走行制御に関する技術の一例を示すものとしては、以下の特許文献1の技術が挙げられる。
ところで、一般的に、追従走行制御において、その追従対象となるのは、レーザレーダによる検出物が自車両の走行している車線内にあり、且つ、レーザレーダによる検出物の移動方向が自車両と同じであり、且つ、この検出物との相対速度が所定速度以内(例えば、検出物の速度が自車両の車速の10%程度以内)といった条件が全て満たされた場合である。
そして、レーザレーダが何も検出しない場合、或いは、レーザレーダによる検出物が追従対象に該当しない場合、追従走行制御は実行されず、その代わりに定速走行制御(いわゆる、一般的なクルーズコントロール)が実行され、ドライバにより予め設定された目標車速を維持するようにエンジン出力が自動的に制御されるようになっている。
ここで、クルーズコントロールから追従走行制御への移行、そして、追従走行制御からクルーズコントロールへの移行について、具体例を挙げて説明する。なお、クルーズコントロールおよび追従走行制御は、ECU(電子制御ユニット;Electronic Controlled Unit)により実行されるようになっており、また、ドライバが追従走行制御の実行スイッチを予めオンにすることで作動する。
まず、高速道路を走行する車両のドライバが、目標車速を時速100kmとして設定するとともに、追従走行制御の実行スイッチをオンにすると、ECUは、レーザレーダによる検出結果の読み込みを開始する。
ここで、レーザレーダが何も検出していないと仮定する。すると、ECUは、クルーズコントロールを実行し、目標時速(時速100km)で走行するためのトルクを出力するようにエンジンを制御する。
その後、自車両の前方に他の車両(先行車両)が近づいてくると仮定する。すると、この車両をレーザレーダが検出し、ECUは、レーザレーダによって検出された先行車両(物体)が、追従対象に該当するか否かを判定する。つまり、「検出物が自車両の走行している車線と同じ車線を走行している」,「自車両と検出物との相対速度が所定範囲以内である」といったいくつかの条件が満たされた場合に、ECUは、この検出物を追従対象として認識するとともに、先行車両と自車両との車間距離を所定の距離に保ったまま、先行車両に追従して走行するように自車両のエンジンを制御する。なお、ここでは、先行車両が時速80kmを保って走行しているものとし、このとき、ECUは、自車両の車速も80kmになるようにエンジンを制御する。
その後、先行車両が車線を変更したとする。このとき、レーザレーダは先行車両を検出してはいるものの、ECUは先行車両を追従対象とは認識しなくなるため、追従走行制御の実行が中止されるとともに、クルーズコントロールの実行が開始される。
つまり、このとき、ECUは、時速80kmで走行するためのトルクを出力していたエンジンに対し、目標車速として設定された時速100kmで走行するためのトルクを出力するように指示する。そして、車速が時速100kmに至るまで加速されると、ECUは、この目標車速(時速100km)を維持するようにエンジンを制御する。
特開2004−255928号公報
しかしながら、追従走行制御が解除されると常に定速走行制御(クルーズコントロール)へ移行する技術には課題が存在する。
つまり、追従走行制御が解除される場合とは、大きく分けて、レーザレーダが何も検出しない場合、或いは、レーザレーダによる検出物が追従対象に該当しない場合である。
このうち、レーザレーダによる検出物が追従対象に該当しない場合とは、上述のように、レーザレーダによる検出物が自車両の走行している車線以外の場所に位置している場合、或いは、レーザレーダによる検出物の移動方向が自車両と同じではない場合、或いは、レーザレーダによる検出物との相対速度が所定範囲内ではない場合などが挙げられる。
このように、レーザレーダによる検出物が追従対象に該当しないという判定は、換言すれば、レーザレーダによって、何らかの物体が検出されているものの、この検出物が追従走行の対象としては適切でないと判定されているというだけであり、この検出物に車両が衝突する可能性があるか否かは判定されていない。
より具体的には、上述のように、追従走行制御において追従対象とされていた検出物(先行車両)が車線変更をした結果、自車両の走行する車線に極めて低速で走行する車両が現れたような場合、或いは、自車両の走行する車線に静止物体が存在したような場合、レーザレーダはこれらの低速走行車両や静止物体を検出するものの、自車両と低速走行車両または静止物体との相対速度が所定範囲内ではないため、ECUはレーザレーダによる検出物を追従対象としては認識しない。
この結果、追従走行制御は実行されず、その代わり、クルーズコントロールが実行されることになるが、この場合、低速走行車両や静止物体が自車両の前方に存在するにもかかわらず、クルーズコントロールの実行装置は車両を目標車速(時速100km/h)で走行させるためのトルクを生ずるようにエンジンを制御し、加速するのである。
なお、このような低速走行先行車両や静止物体などに自車両が衝突することを回避するため、ドライバがブレーキペダルを踏み込んだ場合や、他のシステムによりブレーキ装置が作動した場合には、追従走行制御がキャンセルされるようになっているため、必要な安全性は確保されているが、更なる安全性の向上が期待されている。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、車両の進行方向に位置している物体に対する衝突回避性を高めて安全性の向上に寄与することができる、車速制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の車速制御装置(請求項1)は、車両の駆動力を発生させる駆動源と、該車両の進行方向に位置している物体を検出する物体検出手段と、該物体検出手段によって検出された該物体が追従対象であるのか否かを判定する追従対象判定手段と、該追従対象判定手段により該物体が追従対象であると判定された場合に、該物体に追従して走行するための駆動力を発生するように該駆動源を制御する追従走行制御を実行する追従走行制御手段と、該物体検出手段によって物体が検出されなかった場合又は該追従対象判定手段により該物体が追従対象であると判定されなかった場合に、目標車速を維持するための駆動力を発生するように該駆動源を制御する巡航制御を実行する巡航走行制御手段と、該追従対象判定手段により該物体が追従対象であると判定されなかった場合(つまり巡航制御が実行されている場合)であって且つ所定の加速規制条件が満たされた場合に、該巡航制御の実行よりも優先的に、該車両の加速を規制するように該駆動源を制御する加速規制制御を実行する加速規制手段と、該物体から該車両までの距離と該物体の該車両に対する相対速度とによって規定される該加速規制条件をマップ化した巡航走行用マップを保存するメモリとをそなえ、該メモリが、該巡航制御を実行するための制御条件に係る閾値であって、該巡航走行用マップ上の任意の該相対速度に対する該距離の下限値として設定され、該相対速度が増大するに連れて該距離の値が増大する値を持つ第1閾値と、該加速規制制御を実行するための制御条件に係る閾値であって、該巡航走行用マップ上の任意の該相対速度に対して常に該第1閾値よりも小さい該距離の下限値として設定され、該相対速度が増大するに連れて該距離の値が増大する値を持つ第2閾値とを該巡航走行用マップ上に記憶し、該巡航走行用マップ上において、該第1閾値の集合からなる線よりも該距離が小さい領域であり、かつ、該第2閾値の集合からなる線上を含んで当該線よりも該距離が大きい領域を加速規制領域として規定するとともに、該加速規制手段は、該距離および相対速度によって該巡航走行用マップ上の点として規定される制御点が、該加速規制領域にある場合に該加速規制条件が満たされたと判定することを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明の車速制御装置は、請求項1記載の内容において、該車両の車輪に対する制動力を制御する制動制御手段をそなえ、該制動制御手段は、該制御点が、該巡航走行用マップ上で該第2閾値の集合からなる線上よりも該距離が小さい領域に位置する場合に、制動装置を作動させることを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明の車速制御装置は、請求項1又は2記載の内容において、該追従対象判定手段は、該物体検出手段によって検出された該物体が該車両の走行する車線内に位置し且つ同一方向に進行し且つ該物体と該車両との相対速度が所定の追従速度域内である場合に、該物体は追従対象であると判定することを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明の車速制御装置は、請求項1〜3いずれか1項記載の内容において、該加速規制手段により該加速規制制御が実行された場合に該車両のドライバに対して警告する警告手段をそなえることを特徴としている。
本発明の車速制御装置によれば、車両の進行方向に位置している物体が追従対象であると判定されなかった場合であって、且つ、所定の加速規制条件が満たされた場合には、巡航走行制御の実行よりも優先的に車両の加速を規制するので、物体に対する衝突回避性を高めて安全性の向上に寄与することができる
また、検出物が追従対象であると判定されなかった場合であって且つ検出物と車両との距離および相対速度によって規定される第1閾値を下回った場合に車両の加速を規制するので、加速が規制されるべき場面において適切に加速規制制御を実行することを可能としながら、安全性を確保し、且つ、ドライバの労力を適切に低減することができる
また、検出物と車両との距離および相対速度の少なくとも一方が第1閾値よりも小さい第2閾値を下回った場合、すなわち、検出物と車両とが衝突する可能性が高くなった場合に制動装置を作動させるので、不要な減速を防ぎながら、より安全性を向上させることができる
また、検出物が車両の走行する車線内に位置し、且つ、同一方向に進行し、且つ、この検出物と車両との相対速度が所定範囲内である場合に、検出物は追従対象であると判定することで、追従走行制御を適切に実行することができる
また、加速規制制御が実行された場合に車両のドライバに対して警告するので、加速規制制御が実行された場合であってもドライバに違和感を与えることなく、また、ドライバが積極的に車両を制御することを促すことで、車両進行方向に位置する物体に対する衝突回避性を高めることができる
以下、図面により、本発明の一実施形態に係る車速制御装置について説明すると、図1はその全体構成を示す模式的なブロック構成図、図2は追従走行用マップを示す模式図、図3は巡航走行用マップを示す模式図、図4は追従走行制御と巡航走行制御との実行条件を主に示すフローチャート、図5は衝突被害低減制御,加速規制制御および追従走行制御の実行条件を主に示すフローチャート、図6は加速規制制御および衝突被害低減制御の実行を示すタイムチャートである。
図1に示すように、車両10の前方(図1中左方)側には、ガソリンエンジン(駆動源;以下単に「エンジン」という)11およびトランスミッション(駆動力伝達機構)12が備えられ、このエンジン11によって生じたトルクがトランスミッション12およびドライブシャフト14L,14Rを介して左右前輪13L,13Rに対してそれぞれ伝達されるようになっている。また、このトランスミッション12には図示しないディファレンシャルギアボックスが内蔵され、車両10が旋回した場合に生じる左右前輪13L,13Rでの回転速度差が吸収されるようになっている。
また、エンジン11には、このエンジン11の電子制御式スロットルバルブ(図示略)の開度θTHを検出するスロットルバルブ開度センサ22とが設けられている。
また、前輪13L,13Rおよび後輪15L,15Rには、それぞれ、ブレーキ装置(制動装置)16L,16R,17L,17Rが設けられるとともに、これらのブレーキ装置16L,16R,17L,17Rによる各車輪13L,13R,15L,15Rに対する制動力をそれぞれ独立して調整するブレーキ・アクチュエータ(油圧制動装置)19が設けられている。なお、このブレーキ・アクチュエータ19は後述するECU30からの指令を受けて作動するようになっている。
また、この車両10には、シートベルトを巻き取る電動リトラクタ27および警告音を発してドライバの注意を促すブザー28がそなえられている。
また、各車輪13L,13R,15L,15Rのそれぞれには、車輪速度センサ25L,25R,26L,26Rが設けられ、各車輪13L,13R,15L,15Rの回転速度をそれぞれ検出できるようになっている。
さらに、この車両10の最前部には、ミリ波レーダ(物体検出手段)24が設けられ、車両10の前方に位置する物体との距離Dおよび相対速度VRを検出することができるようになっている。
また、この車両10には、ECU30が備えられており、このECU30は、いずれも図示しない、インターフェースユニット,CPU,メモリなど種々の機器が内蔵されて構成されている。そして、このECU30のメモリ内には、ソフトウェアプログラムとして、車速検出部31,追従対象判定部(追従対象判定手段)32,追従走行制御部(追従走行制御手段)33,衝突被害低減制御部(制動制御手段)34,巡航走行制御部(巡航走行制御手段)35,加速規制部(加速規制手段)36および警告制御部(警告手段)37が内蔵されている。
さらに、このECU30のメモリには、追従走行用マップ38および巡航走行用マップ39も保存されている。
これらのうち、車速検出部31は、車輪速度センサ25L,25R,26L,26Rによって検出された各車輪13L,13R,15L,15Rの回転速度を読み込み、これらの回転速度に基づいて、車両10の車速VSを算出するものである。
追従対象判定部32は、ミリ波レーダ24によって検出された物体が、自車両10が追従して走行するべき対象(即ち、追従対象)であるか否かを判定するものである。なお、追従対象判定部32により検出された物体(検出物)が、追従対象であると判定される場合とは、以下の条件〔A〕および〔B〕が満たされた場合として設定されている。
〔A〕検出物が自車両10が走行している車線と同一車線内に位置し且つ同一方向に進行している
〔B〕検出物と自車両10との相対速度VRが所定範囲内である。
そして、この追従対象判定部32により、検出物が追従対象であると判定された場合、追従走行制御部33が、検出物に追従して走行するための駆動力を発生するようにエンジン11のスロットルバルブを制御する「追従走行制御」を実行するようになっている。なお、この追従走行制御は、追従対象判定部32により、物体が追従対象であると判定されたか否かという条件のみならず、図2に示す追従走行用マップ38に規定されている条件も満たす必要がある。
この追従走行用マップ38には、縦軸に車間距離Dが規定されるとともに横軸に検出物と車両10との相対速度VRが規定されている。また、追従走行制御領域38Aと、制動領域38Bとから構成されている。なお、この制動領域38Bについては、衝突被害低減制御部34の説明において、併せて説明する。
そして、車間距離Dおよび相対速度VRによって規定される制御点Pが、この追従走行制御領域38A内にある場合(図中、符号P1参照)、追従走行制御部33による追従走行制御の実行が許容されるようになっている。
つまり、追従走行制御部33が、追従走行制御を実行するには、以下の条件〔C〕〜〔E〕が満たされている必要がある。
〔C〕車速VSが巡航可能速度VS1(例えば、時速40km/h)以上である
〔D〕検出物が追従対象である
〔E〕車間距離Dおよび相対速度VRが制動閾値TH2以上である
衝突被害低減制御部34は、車両10がミリ波レーダ24により検出された物体に衝突する直前にブレーキ装置16L,16R,17L,17Rを作動させ、衝突被害低減制御を実行し、検出物に衝突した場合に生じる被害をできる限り低減させるものである。
より具体的には、後述する追従走行制御の実行中に、ミリ波レーダ24が車両10の進行方向に物体があることを検出し、且つ、図2の追従走行用マップ38に示すように、この検出物と車両11との距離Dおよび相対速度VRによって規定される制御点Pが制動領域38Bにある場合、即ち、検出物と車両11との距離Dおよび相対速度VRが制動閾値(第2閾値)TH2を下回ると、衝突被害低減制御部34は、ブレーキ・アクチュエータ19を制御し、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rを作動させるようになっている。
なお、この追従走行用マップ38における制動領域38Bは、車両10が検出物に対して衝突する直前(例えば、衝突の約0.6秒前)であり、ドライバによるステアリング操作やブレーキペダル操作では衝突を回避することが困難であり、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rを緊急的に作動させ積極的に減速を図るべきであるとして定義された領域である。
他方、後述する巡航走行制御部35により巡航走行制御が実行されている場合においても、この衝突被害低減制御部34は作動し、衝突被害低減制御を実行するようになっている。なお、この場合の衝突被害低減制御の実行条件も、追従走行制御部33による追従走行制御と実質的には同様であって、ミリ波レーダ24により車両10の進行方向且つ同一車線上に物体があることが検出され、且つ、図3の巡航走行用マップ39に示すように、この検出物と車両11との距離Dおよび相対速度VRによって規定される制御点Pが制動領域39Cにある場合、即ち、検出物と車両11との距離Dおよび相対速度VRが制動閾値(第2閾値)TH2を下回った場合として規定されている。また、この巡航走行用マップ39の制動領域39C以外の領域については、後述する。
なお、衝突被害低減制御部34は、巡航走行制御部35による巡航走行制御(詳しくは後述)および追従走行制御部33による追従走行制御(詳しくは後述)が実行されていない場合であっても、ミリ波レーダ24により検出された物体に対して車両10が衝突する直前には、衝突被害低減制御を実行することができるようになっている。
巡航走行制御部35は、ミリ波レーダ24によって物体が検出されなかった場合または追従対象判定部32により検出物が追従対象であると判定されなかった場合に、目標車速VS-Tを維持するための駆動力を発生するようにエンジン11のスロットルバルブ(図示略)を制御する「巡航制御」を実行するものである。
また、この巡航制御が実行される条件としては、以下の〔F〕,〔G〕および〔H1〕または〔F〕,〔G〕および〔H2〕が満たされた場合として設定されている。
〔F〕車速VSが巡航可能速度VS1以上であり且つ巡航上限速度VS2(例えば時速110km/h)以下である
〔G〕車間距離Dおよび相対速度VRが加速規制制御閾値TH1以上である
〔H1〕ミリ波レーダ24が物体を検出していない
〔H2〕ミリ波レーダ24による検出物が追従対象に該当しない
ここで、条件〔G〕とは、即ち、車間距離Dと相対速度VRとから規定される制御点Pが、図3の巡航走行用マップ39の巡航走行領域39A内にある場合(図中、符号P3参照)を規定している。
なお、追従走行制御部33と巡航走行制御部35とは、車両10のインストルメントパネルに設けられた制御開始スイッチ(図示略)がオンになっている場合に作動するようになっている。但し、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rが作動した場合、この制御開始スイッチは強制的にオフとなるようになっている。したがって、巡航走行制御部35により巡航走行制御が実行されていた場合、或いは、追従走行制御部33により追従走行制御が実行された場合であっても、ドライバあるいは衝突被害低減制御部34によりブレーキ装置16L,16R,17L,17Rが作動した場合には、これらの巡航走行制御や追従走行制御は強制的に解除されるようになっている。
また、加速規制部36は、追従対象判定部32により検出物が追従対象であると判定されなかった場合であって、且つ、加速規制条件(後述する)が満たされた場合には、巡航制御の実行よりも優先的に、車両11の加速を規制するようにエンジン11を制御する「加速規制制御」を実行するものである。
この加速規制条件は、図3の巡航走行用マップ39に示すように、検出物と車両11との距離Dおよび相対速度VRによって規定される加速規制閾値(第1閾値)TH1を下回り、且つ、検出物と車両11との距離Dおよび相対速度VRによって規定される制動閾値(第2閾値)TH2以上である場合、として規定されている。
また、この巡航走行用マップ39は、縦軸に車間距離Dが規定されるとともに横軸に検出物との相対速度VRが規定され、巡航走行領域39Aと、加速規制領域39Bと、制動領域39Cとから構成されている。
これらのうち、車間距離Dと相対速度VRとから規定される制御点Pが、巡航走行領域39A内にある場合(図中、符号P3参照)、加速規制部36は加速規制制御を実行せず、巡航走行制御部35による巡航走行制御の実行が許容されるようになっている。
また、車間距離Dと相対速度VRとから規定される制御点Pが、加速規制制御領域39B内にある場合(図中、符号P4参照) 、加速規制部36は、巡航走行制御部35による巡航走行制御の実行よりも優先して、加速規制制御を実行するようになっている。
換言すれば、この加速規制領域39Bは、衝突被害低減制御を衝突被害低減制御部34によって実行させることにより、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rを作動させて急激に減速を図る程の緊急度はないものの、ミリ波レーダ24によって検出された物体に衝突する可能性を否定できないため、巡航制御の実行により目標車速VS-Tに向けて加速することを禁止し、現在の車速を維持すべきであるとして定義された領域である。
また、車間距離Dと相対速度VRとから規定される制御点Pが、制動領域39C内にある場合(図中、符号P5参照)、衝突被害低減制御部34が、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rを作動させて急激に減速を図る制御、即ち、衝突被害低減制御を実行するようになっている。
換言すれば、この制動領域39Cは、上述の制動制御領域38Bと同様に、車両10が検出物に対して衝突する直前(例えば、衝突の約0.6秒前)であり、ドライバによるステアリング操作やブレーキペダル操作では衝突を回避することは困難であり、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rを緊急的に作動させ積極的に減速を図るべきであるとして定義された領域である。
警告制御部37は、巡航走行制御部35により加速規制制御が実行された場合に、電動リトラクタ27を断続的に作動させるとともに、ブザー28を作動させることで、ドライバの注意を促すものである。
本発明の一実施形態に係る車速制御装置は上述のように構成されているので、以下のような作用および効果を奏する。
図4のフローチャートに示すように、まず、ドライバが制御開始スイッチをオンにすると追従走行制御部33および巡航走行制御部35が作動する(ステップS11のYesルート)。但し、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rが作動している場合には、即座に追従走行制御部33および巡航走行制御部35の作動は停止する(ステップS12のNoルートおよびステップS19)。
他方、ステップS12において、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rが作動していない場合(ステップS12のYesルート)、追従走行制御部33および巡航走行制御部35は、車速検出部31によって算出された車速VSが巡航可能速度域(VS1≦VS≦VS2)内であるか否かを判定する。ここで、車速VSが巡航可能速度ではないと判定した場合には(ステップS13のNoルート)、そのままリターンする。
他方、車速VSが巡航可能速度域内にあると判定された場合(ステップS13のYesルート)、ステップS14において、追従走行制御部33およびと巡航走行制御部35はミリ波レーダ24による検出結果を読込み、ミリ波レーダ24が車両10の進行方向で車両10の所定距離範囲内に位置している物体を検出しているか否かを判定する。
ここで、ミリ波レーダ24が車両10の進行方向で所定距離範囲内に位置する物体を検出していない場合は(ステップS14のNoルート)、巡航走行制御を実行し(ステップS20)リターンする。
他方、ミリ波レーダ24が車両10の前方所定距離以内に何らかの物体を検出した場合(ステップS14のYesルート)、追従走行制御部33は、ミリ波レーダ24によって検出された物体(検出物)が、自車両10が走行している車線と同一車線に位置し且つ同一方向に進行しているか否かを判定する(ステップS15)。
ここで、検出物は自車両10が走行している車線と同一車線に位置していないもしくは同一方向に進行していないと判定された場合(ステップS15のNoルート)、追従対象判定部32は、検出物が追従対象ではないと判定する。これにより、非追従対象サブルーチンに入り、また、追従走行制御部33は追従走行制御の実行準備を中止する(ステップS18)。
他方、検出物は自車両10が走行している車線と同一車線に位置し且つ同一方向に進行していると判定された場合(ステップS15のYesルート)、その後、追従走行制御部33は、検出物と自車両10との相対速度VRが所定の追従速度域VRR内であるか否かを判定する(ステップS16)。なお、相対速度VRが追従速度域VRR内にあるか否かの判定は、ミリ波レーダ24の精度によっても調整されるが、ここでは、相対速度VRが自車両10の車速VSの10%程度以内であるか否かによって行なわれる。
ここで、検出物と自車両10との相対速度VRが所定の追従速度域VRR内ではないと判定された場合(ステップS16のNoルート)、追従対象判定部32は、検出物が追従対象ではないと判定する。これにより、非追従対象サブルーチンに入り、また、追従走行制御部33は追従走行制御の実行準備を中止する(ステップS18)。
他方、検出物の速度と自車両10の車速VSとの相対速度VRが所定の追従速度域VRR内であると判定された場合(ステップS16のYesルート)、追従対象判定部32は、検出物が追従対象としての先行車両であると判定し、これにより、追従走行制御部33は追従走行制御を実行し、先行車両と所定の距離を維持したまま、走行するためのトルクを出力するようにエンジン11を制御する(ステップS17)。
ここで、非追従対象サブルーチンについて、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS21において、ミリ波レーダ24によって検出された物体(検出物)と自車両10との距離Dおよび相対速度VRとによって規定される制御点Pが、巡航走行用マップ39内の制動領域39Cにあるか否かが判定され、この制御点Pが制動領域39C内にある場合には、衝突被害低減制御部34が、衝突被害低減制御を実行する(ステップS22)。
また、制御点Pが加速規制領域39Bにある場合には(ステップS22のYesルート)、現在の車速VSが、設定されている目標車速VS-Tを下回っている場合であっても、加速規制部36が巡航走行制御部35による巡航制御の実行を禁止し、現在の車速VSをそのまま維持する「加速規制制御」を実行する(ステップS24)。
他方、検出物と自車両10との距離Dおよび相対速度VRとによって規定される制御点Pが巡航走行領域39A内にある場合、換言すれば、制御点Pが制動領域39C内になく(ステップS21のNoルート)、且つ、加速規制領域39B内にない場合(ステップS22のNoルート)、巡航走行制御部35は、目標車速VS-Tを維持するための駆動力を発生するようにエンジン11のスロットルバルブ(図示略)を制御する「巡航制御」を実行する(ステップS25)。
ここで、図6のタイムチャートを用いて上記の図5で説明したフローチャートを補足し、加速規制制御および衝突被害低減制御について説明する。なお、この図6に示すタイムチャートにおいては、説明の便宜上、相対速度VRの図示を省略する。従って、この図6中、車両10と検出物との距離D1は、図3の巡航走行用マップ39に示す加速規制閾値TH1に相当し、また、車両10と検出物との距離D2は制動閾値TH2に相当するようになっている。
まず、時点t0において、ミリ波レーダ24によって検出された検出物は、加速規制制御閾値内に達しておらず(即ち、距離がD1を下回っておらず)、このため、巡航走行制御部35は、車両10を+α1の加速度で加速させ(図中矢印At1参照)、ドライバが設定した目標車速VS-Tで走行するためのトルクを出力するようにエンジン11のスロットルバルブを制御する。
その後、時点t1において、ミリ波レーダ24が物体と車両との距離がD1以下となり加速規制制御域内に達したことを検出し、加速規制部36は、車両10の加速を禁止するようにエンジン11を制御する(図中矢印At1-2参照)。
その後、時点t2において、距離DがD2を下回ると、衝突被害低減制御部34が衝突被害低減制御を実行し、ブレーキ・アクチュエータ19を介してブレーキ装置16L,16R,17L,17Rを作動させることで、大きな(例えば、0.5G程度)の減速度を発生させ(図中矢印At2参照)、その後、時点t3で車両10が物体に衝突した場合に生じる衝撃をできる限り小さくする。
このように、本発明の一実施形態に係る車速制御装置によれば、車両10の進行方向に位置している物体が追従対象であると判定されなかった場合であって、且つ、所定の加速規制条件が満たされた場合には、巡航走行制御の実行よりも優先的に、車両10の加速が規制されるので、物体に対する衝突回避性が高まり安全性が向上する。
より具体的には、検出物が追従対象であると判定されなかった場合であって且つ検出物と車両10との距離Dおよび相対速度VRによって規定される加速規制閾値TH1を下回った場合に車両10の加速が規制されるので、加速規制制御が過度に実行されることを防ぎながら、安全性を確保し、且つ、ドライバの労力を適切に低減することができる。
また、検出物と車両10との距離Dおよび相対速度VRのいずれもが加速規制閾値TH1よりも小さい制動閾値TH2を下回った場合、すなわち、検出物と車両10とが衝突する可能性が高くなった場合に、ブレーキ装置16L,16R,17L,17Rを作動させるので、不要な減速を防ぎながら、より安全性を向上させ、検出物と車両10とが衝突した場合であっても、この衝突により生じる衝撃を抑制することができる。
また、検出物が自車両10の走行する車線内に位置し、且つ、同一方向に進行し、且つ、この検出物と自車両10との相対速度VRが所定範囲以内である場合に、検出物は追従対象であると判定することで、検出物が追従対象であるのか否かを精度良く判定することができ、これにより、追従走行制御を適切に実行することができる。
また、加速規制制御が実行された場合に車両10のドライバに対して警告するので、加速規制制御が実行された場合であってもドライバに違和感を与えることなく、また、ドライバが積極的に車両10を制御することを促すことができ、さらなる安全性の向上に寄与することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態においては、エンジン11がガソリンエンジンである場合について説明したが、ディーゼルエンジンなど、種々のエンジンを用いることができる。また、ディーゼルエンジンを用いた場合には、スロットルバルブ開度θTHの制御に換えて、燃料噴射量を制御することで、トルク制御を行なうことができる。
また、上述の実施形態においては、車両10の駆動力を発生させる駆動源として、エンジン11が用いられる場合を例にとって説明したが、このエンジン11に換えて電気モータを駆動源として用いてもよいし、エンジン11と電気モータとを組み合わせて駆動源として用いてもよい。
また、上述の実施形態においては、ミリ波レーダ24により車両10の進行方向に位置している物体を検出する場合について説明したが、このミリ波レーダ24に換えて、レーザレーダを用いるようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、ミリ波レーダ24が車両10の前方に設けられ、車両10前方に位置している物体を検出する場合について説明したが、このような実施形態に限定するものではない。例えば、ミリ波レーダ24を車両10の後方にも設け、車両10が後退する場合には、車両10の後方に設けられたミリ波レーダ24を用いて物体を検出するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、加速規制部36が、車両10の加速を禁止するようにエンジン11のスロットルバルブを制御する加速規制制御について説明したが、このような場合に限定するものではない。
例えば、車両10の加速を禁止するようにエンジン11を制御するだけではなく、ブレーキ・アクチュエータ19およびブレーキ装置16L,16R,17L,17Rも制御して、僅かに制動力を発生させ、緩やかに減速を図るようにしてもよい。これにより、さらなる安全性の確保を図ることができる。
また、上述の実施形態においては、加速規制制御において、巡航走行制御部35が、車両10の加速を完全に禁止するようにエンジン11を制御する場合について説明したが、このような場合に限定するものではない。
例えば、車両10の加速を完全に禁止するのではなく、僅かな加速を許容しながら、大幅な加速を規制するようにしてもよい。なお、この場合は、加速を禁止した場合よりも加速規制制御が実行され易いように、加速規制閾値TH1の設定を調整することが好ましい。これにより、安全性を高めながら、加速規制制御の実行により与えるドライバへの違和感を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る車速制御装置の全体構成を示す模式的なブロック構成図である。 本発明の一実施形態に係る車速制御装置の判定マップを示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る車速制御装置の判定マップを示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る車速制御装置の作用を示すフローチャートであって、追従走行制御が実行される場合を主に示す。 本発明の一実施形態に係る車速制御装置の作用を示すフローチャートであって、衝突被害低減制御が実行される場合、加速規制制御が実行される場合および巡航走行制御が実行される場合を示す。 本発明の一実施形態に係る車速制御装置の作用を示すタイムチャートである。
符号の説明
10 車両
11 ガソリンエンジン(駆動源)
16L,16R,17L,17R ブレーキ装置(制動装置)
24 ミリ波レーダ(物体検出手段)
32 追従対象判定部(追従対象判定手段
33 追従走行制御部(追従走行制御手段)
34 衝突被害低減制御部(制動制御手段)
35 巡航走行制御部(巡航走行制御手段)
36 加速規制部(加速規制手段)
37 警告制御部(警告手段)
TH1 加速規制閾値(第1閾値)
TH2 制動閾値(第2閾値)

Claims (4)

  1. 車両の駆動力を発生させる駆動源と、
    該車両の進行方向に位置している物体を検出する物体検出手段と、
    該物体検出手段によって検出された該物体が追従対象であるのか否かを判定する追従対象判定手段と、
    該追従対象判定手段により該物体が追従対象であると判定された場合に、該物体に追従して走行するための駆動力を発生するように該駆動源を制御する追従走行制御を実行する追従走行制御手段と、
    該物体検出手段によって物体が検出されなかった場合又は該追従対象判定手段により該物体が追従対象であると判定されなかった場合に、目標車速を維持するための駆動力を発生するように該駆動源を制御する巡航制御を実行する巡航走行制御手段と、
    該追従対象判定手段により該物体が追従対象であると判定されなかった場合であって且つ所定の加速規制条件が満たされた場合に、該巡航制御の実行よりも優先的に、該車両の加速を規制するように該駆動源を制御する加速規制制御を実行する加速規制手段と
    該物体から該車両までの距離と該物体の該車両に対する相対速度とによって規定される該加速規制条件をマップ化した巡航走行用マップを保存するメモリとをそなえ、
    該メモリが、
    該巡航制御を実行するための制御条件に係る閾値であって、該巡航走行用マップ上の任意の該相対速度に対する該距離の下限値として設定され、該相対速度が増大するに連れて該距離の値が増大する値を持つ第1閾値と、
    該加速規制制御を実行するための制御条件に係る閾値であって、該巡航走行用マップ上の任意の該相対速度に対して常に該第1閾値よりも小さい該距離の下限値として設定され、該相対速度が増大するに連れて該距離の値が増大する値を持つ第2閾値とを該巡航走行用マップ上に記憶し、
    該巡航走行用マップ上において、該第1閾値の集合からなる線よりも該距離が小さい領域であり、かつ、該第2閾値の集合からなる線上を含んで当該線よりも該距離が大きい領域を加速規制領域として規定するとともに、
    該加速規制手段は、該距離および相対速度によって該巡航走行用マップ上の点として規定される制御点が、該加速規制領域にある場合に該加速規制条件が満たされたと判定す
    ことを特徴とする、車速制御装置。
  2. 該車両の車輪に対する制動力を制御する制動制御手段をそなえ、
    該制動制御手段は、該制御点が、該巡航走行用マップ上で該第2閾値の集合からなる線上よりも該距離が小さい領域に位置する場合に、制動装置を作動させる
    ことを特徴とする、請求項1記載の車速制御装置。
  3. 該追従対象判定手段は、
    該物体検出手段によって検出された該物体が該車両の走行する車線内に位置し且つ同一方向に進行し且つ該物体と該車両との相対速度が所定の追従速度域内である場合に、該物体は追従対象であると判定する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の車速制御装置。
  4. 該加速規制手段により該加速規制制御が実行された場合に該車両のドライバに対して警告する警告手段をそなえる
    ことを特徴とする、請求項1〜3いずれか1項記載の車速制御装置。
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