JP4732543B1 - 車椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】介護者の手を借りることなく身障者が1人で乗り降り出来る車いすを提供する。
【解決手段】車体背面及び座席下部の車体底面が開放されており、座席下面に身障者移動用ベッドを挿入できる空隙を有し、座席4が車体後部及び座席下部の車体2が開放されており、座席下面に身障者移動用ベッドを挿入できる空隙を有し、座席4がこれに起伏自在な背もたれ5を有し、且つ車体2の一側に沿って起伏自在であり、座席4を起立した状態で上記ベッドと車体内間で身障者が移動できる。座席4と背もたれ5は操作手段によって夫々同期して起伏及び伏起される。
【選択図】図5

Description

本発明は、車椅子、特に、車体内の座席の下面に身障者移動用ベッドを挿入でき、起伏自在な背もたれを有する座席が垂直及び水平に起伏可能で、身障者の車内に対する乗り降りのためのスペースを形成できるようにした車椅子に関するものである。
座席を分離して車外側方に引き出し得るようにした車椅子は特許文献1に示されている。
然しながらこのような車椅子では車椅子とベッド間で身障者が容易に乗り降りできるようにはなっていない欠点があった。
特開2001−354055号公報
本発明の目的は上記従来の車椅子の欠点を除くことにある。
本発明の車椅子は、側壁を有する車体と、座席とを有し、上記車体の背面及び座席の下部の車体底面が開放されており、上記座席の下部に身障者移動用ベッドを挿入できる間隙を有し、上記座席がこれに第1の操作手段によって起伏自在とされる背もたれを有し、上記座席が第2の操作手段によって車体の側壁に沿って起立自在であり、上記座席を起立した状態で上記ベッドと車体内間で身障者が移動でき、上記第1の操作手段が、上記座席に対して上記背もたれをばね力に抗して水平位置と垂直位置間で変位せしめるため開閉される蝶番と、この蝶番の開閉をワイヤーを介して操作する電動ホイストとより成り、上記第2の操作手段が、上記座席をばね力に抗して水平位置と垂直位置間で変位せしめるため開閉される蝶番と、この蝶番の開閉をワイヤーを介して操作する電動ホイストとより成り、上記背もたれが上記第1の操作手段によって水平位置に変位されるとき、これに同期して上記座席が上記第2の操作手段によって垂直位置に変位され、上記座席が上記第2の操作手段によって水平位置に変位されるとき、これに同期して上記背もたれが上記第1の操作手段によって垂直位置に変位されることを特徴とする。
上記第1の操作手段のワイヤーと、上記第2の操作手段のワイヤーの端部が、上記電動ホイストにより左右に揺動される駆動板上に並設したねじロッドに夫々螺合されていることを特徴とする。
本発明の車椅子によれば、車内の座席上に背もたれを折り畳むと共に座席を車体の一方の側壁に沿って起立せしめることによって車体内を身障者が容易に移動できるようになる。また、座席と背もたれの起伏を操作手段によって極めて簡単になし得る。
本発明の車椅子の正面図である。 本発明の車椅子の平面図である。 座席を折り畳む過程を示す背面図である。 座席を折り畳み左右に分離した状態を示す背面図である。 座席と背もたれの操作手段説明図である。 座席を折り畳む状態を示す説明図である。 座席を折り畳む状態を示す説明図である。 背もたれを折り畳む状態を示す正面図である。 図5に示す操作手段の一部の詳細図である。 身障者とベッドを示す正面図である。 車内に身障者が入り込んだ状態を示す正面図である。
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明の車椅子1は、図1及び図2に示すように背面と底面の一部が開放自在とされている車体2と、この車体2を支持する車輪3と、車体2の後方に左右に2分割自在に設けた座席4と、この座席4の上面に起伏自在に設けた背もたれ5と、上記座席4の下面と上記車輪3の上面間に形成された、身障者移動用ベッド6を挿入可能な間隙7と、上記車体2の前方上部に形成した身障者用スペース8と、上下動自在な手すり9とより成る。
左右に2分割自在の上記座席4の夫々は図3及び図4に示すように車体2の側壁に沿うようその外側面下縁を支点として上方に直角に折り曲げ可能とする。
上記座席4と背もたれ5は操作手段10により夫々起伏自在に操作する。上記操作手段10は、図5〜図7に示すように上記座席4の外側面下縁を支点として座席4を直角に起伏し得るよう座席4の外側面下部と車体2間に開閉片を夫々取り付けた蝶番11と、上記座席4が常時垂直位置から水平位置となるよう上記蝶番11の開閉片を制御するコイルばね12と、上記座席4が水平位置から垂直位置となるよう上記座席4の外側面上部を上記コイルばね12の力に抗して引張する座席起伏用ワイヤー13と、図5及び図8に示すように上記背もたれ5の外側面下部を支点として背もたれ5を座席4上に伏し得るよう座席4の後端面下部から後方に延長した上面開口14aを有する断面コ字状の小袋部分14と、この小袋部分14の上面と背もたれ5の後端面下部間に開閉片を夫々取り付けた蝶番15と、上記背もたれ5が常時垂直位置から水平位置となるよう上記蝶番15の開閉片を制御するコイルばね16と、上記背もたれ5が垂直位置となるよう上記開口14aを介して上記小袋部分14内に位置する背もたれ5の下端からの延長舌片5aを上記コイルばね16の力に抗して引張する背もたれ起伏用ワイヤー17と、図9に示すように上端を車体2に回動自在に枢支した矩形状の駆動板18と、この駆動板18を左右に揺動せしめるためその下端に連結した電動ホイスト19の作動杆20と、上記駆動板18上に並設した夫々上下に延びる、座席起伏用ワイヤー13及び背もたれ起伏用ワイヤー17の端部を夫々螺合した回動自在な固定用ねじロッド21、22とにより構成する。
本発明の車椅子1は上記のような構成であるから、その使用に際しては手動またはリモコン操作により図10に示すように身障者が着座したベッド6に向って座席4を垂直に立てた状態とした車椅子1を接近せしめ、ベッド6を上記車体2内の間隙7内に挿入し、上記座席4の下側に位置せしめた後図11に示すように身障者を身障者用スペース8の床上に起立せしめ、ベッド6を上記電動車椅子1から離脱せしめる。
次いで電動ホイスト19を作動せしめて、座席4を水平位置に回動して戻し、且つ背もたれ5も起立して元の形に戻し、図1に示すように座席4上に身障者を着座せしめ、この状態で電動または手動で車椅子を移動せしめる。
身障者を車体2内からベッド6上に戻す場合には上記の状態から順次元に戻す作業を行なう。
なお、上記操作手段10による座席4と背もたれ5の起伏は以下のようにしてなされる。
電動ホイスト19を作動せしめてその作動杆20を図9において右方に移動せしめれば、駆動板18がその上端を支点として反時計方向に回動しねじロッド21を介して座席起伏用ワイヤー13が引張され、蝶番11を介して座席4がコイルばね12のばね力に抗して側壁2aに沿って垂直に起立した状態となる。これと同時にねじロッド22を介して背もたれ起伏用ワイヤー17が緩められ、背もたれ5がコイルばね16のばね力によって座席4上に重ねられた状態から図8に示すように垂直起立状態に戻るようになる。
また、電動ホイスト19の作動杆20を図9において左方に移動せしめれば、座席4と背もたれ5は逆の動作を行なうようになる。
なお、上記ワイヤー13、17の移動量は上記ねじロッド21と22を回動してねじロッド21と22に対するワイヤー13、17の端部固定位置を上下方向にづらすことによって任意に調節できる。
また、電動ホイスト19の作動スイッチ(図示せず)は車体2の任意の場所に設けることができる。
なお、図9においては座席起伏用ワイヤー13と背もたれ起伏用ワイヤー17を夫々2本づつ示しているが、これは2分割した座席4及びこれに対応する背もたれ5を夫々操作するためのものである。
また、上記実施例では座席4を右右に2分割し、その中間に隙間が形成されるようにしたが、座席4は2分割せず、車体2の一方の側壁2aに分割されない座席4全体が起立できるようにしても良いことは勿論である。
また、上記実施例では座席4と背もたれ5は同期して起伏及び伏起するようにしたが、座席4を起立せしめる場合には、前もって起立していた背もたれ5を水平に倒して座席4に重ねた後に座席4を起立せしめるようにし、また、座席4を水平に倒す場合には、水平に倒した後に背もたれ5を起立せしめるようにしても良い。操作手段10をそのために適応せしめることは容易である。
1 車椅子
2 車体
2a 側壁
3 車輪
4 座席
5 背もたれ
5a 延長舌片
6 ベッド
7 間隙
8 身障者用スペース
9 手すり
10 操作手段
11 蝶番
12 コイルばね
13 座席起伏用ワイヤー
14 小袋部分
14a 開口
15 蝶番
16 コイルばね
17 背もたれ起伏用ワイヤー
18 駆動板
19 電動ホイスト
20 作動杆
21 ねじロッド
22 ねじロッド

Claims (2)

  1. 側壁(2a)を有する車体(2)と、座席(4)とを有し、上記車体(2)の背面及び座席(4)の下部の車体底面が開放されており、上記座席の下部に身障者移動用ベッドを挿入できる間隙(7)を有し、上記座席がこれに第1の操作手段によって起伏自在とされる背もたれ(5)を有し、上記座席が第2の操作手段によって車体の側壁に沿って起立自在であり、上記座席を起立した状態で上記ベッドと車体内間で身障者が移動でき、上記第1の操作手段が、上記座席に対して上記背もたれをばね力に抗して水平位置と垂直位置間で変位せしめるため開閉される蝶番(15)と、この蝶番の開閉をワイヤー(17)を介して操作する電動ホイスト(19)とより成り、上記第2の操作手段が、上記座席をばね力に抗して水平位置と垂直位置間で変位せしめるため開閉される蝶番(11)と、この蝶番の開閉をワイヤー(13)を介して操作する電動ホイスト(19)とより成り、上記背もたれが上記第1の操作手段によって水平位置に変位されるとき、これに同期して上記座席が上記第2の操作手段によって垂直位置に変位され、上記座席が上記第2の操作手段によって水平位置に変位されるとき、これに同期して上記背もたれが上記第1の操作手段によって垂直位置に変位されることを特徴とする車椅子。
  2. 上記第1の操作手段のワイヤー(17)と、上記第2の操作手段のワイヤー(13)の端部が、上記電動ホイストにより左右に揺動される駆動板(18)上に並設したねじロッド(22)、(21)に夫々螺合されていることを特徴とする請求項1記載の車椅子。
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