JP4731414B2 - 半導体集積回路装置およびそのテスト方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびそのテスト方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体集積回路装置およびそのテスト方法に関し、特に、PLL(Phase Locked Loop)回路を内蔵した半導体集積回路装置における分周器のテスト技術に関する。
周波数変換を行う回路として、PLL回路がよく知られている。このPLL回路には、リファレンスクロック信号やLo(局部発振)信号の周波数を比較周波数に落とすための分周器(プリスケーラ)が備えられており、開発段階あるいは量産、出荷の際に、PLL回路を測定・検査する必要がある。このようなPLL回路は、半導体集積回路装置に内蔵されることも多い。PLL回路の測定においては、電圧制御発振器(VCO)の自己発振の影響をなくして、外部機器から評価を行いたい周波数、パワーの信号を分周器に入力し、出力信号の周波数をモニタすることで入力感度を測定することが行われる。
図3は、従来の半導体集積回路装置の一つの構成例を示すブロック図である。図3において、通常の動作時には、電圧制御発振器V100、バッファB100、分周器PS、位相比較器PC、チャージポンプCPからなるフィードバックループによるPLL回路が構成される。そして、分周器PSの出力信号と参照信号入力端子S1の信号との位相が一致するように電圧制御発振器V100の発振周波数が制御される。
電圧制御発振器V100の入力端子(電圧制御発振器を構成する差動アンプの出力から正帰還されたベース端子等)をキャパシタC11、C12によって外部に入力端子IN11、IN12として引き出す。テスト時には、入力端子IN11、IN12に信号発生器からRFテスト信号TSをバランT100を介して入力する。この時、RFテスト信号TSのパワーと周波数を掃引することで入力感度テストを行う。
すなわち、電圧制御発振器V100は、通常タンク回路を内蔵し、特に電圧制御発振器V100を制御するモードを設けていない場合は、動作に必要な電源を回路に与えると同時に電圧制御発振器V100は発振を始める。そのため、テストしようとする分周器PSにも、電圧制御発振器V100の自走状態の信号が供給されることになる。しかし、外部信号発生器等によって入力端子IN11、IN12に、電圧制御発振器V100の自己発振を制御するのに十分な大きさの信号を入力した場合、電圧制御発振器V100の出力信号のパワー・周波数はコントロール可能であり、この制御された信号を分周器PSに供給し、出力を測定することにより入力感度測定を行うことができる。
このような測定方法において、外部から入力する信号強度が電圧制御発振器V100の自己発振を十分制御できる範囲内での測定であれば特に不都合はない。しかしながら、図4に示すような入力感度曲線の下限値は、周波数の変化で数十dBも変化する場合がある。この下限値側の測定など、自己発振を制御不可能な低レベルのパワーを入力して測定せざるを得ない場合には、電圧制御発振器V100の自走周波数の信号を出力して正確な測定を行うことは困難である。
そこで、正確な測定を行うためにテストモード切り替え手段を設ける半導体集積回路装置が考えられる。図5は、従来の半導体集積回路装置の他の構成例を示すブロック図である。図5において、半導体集積回路装置101は、電圧制御発振器V101、分周器PS、位相比較器PC、チャージポンプCP、バッファB10、B11、電流源I10、スイッチSW、キャパシタC11、C12、テスト信号入力端子IN11、IN12、テスト制御端子CON、参照信号入力端子S1を備える。
通常の動作時には、バッファB10と電圧制御発振器V101とが動作するように、テスト制御端子CONの信号によって、電流源I10の電流が供給されるようにスイッチSWを上側に倒す。電流源I10の電流が供給されてバッファB10と電圧制御発振器V101とが動作することで、電圧制御発振器V101、バッファB10、分周器PS、位相比較器PC、チャージポンプCPからなるフィードバックループによるPLL回路が構成される。そして、分周器PSの出力信号と参照信号入力端子S1の信号との位相が一致するように電圧制御発振器V101の発振周波数が制御される。
一方、分周器PSのテスト時においては、バッファB10と電圧制御発振器V101とが動作を停止してバッファB11が動作するように、テスト制御端子CONの信号によって、電流源I10の電流がバッファB11に供給されるようにスイッチSWを下側に倒す。RFテスト信号TSは、バランT100を介してテスト信号入力端子IN11、IN12に正相および逆相の信号として入力される。さらに、それぞれキャパシタC11、C12およびバッファB11を介して分周器PSに入力され、分周器PSのテストが行われる。
なお、関連する技術として、電圧制御発振器を停止させる方法が、例えば特許文献1、2、3において開示されている。これらはいずれも停止あるいは停止解除したときの特性に着目しているものであって、テストをする上での利便性向上を目的とするものではない。
特開昭61−9003号公報 特開平4−129317号公報 特開2005−123927号公報
従来の技術によれば、切り替え手段であるスイッチによって確実にテスト信号を分周器に供給して正確なテストを行うことができる。しかし、半導体集積回路装置にテスト信号入力用のバッファB11、スイッチSW、テスト制御端子CON、およびテスト制御端子CONに入力されるテスト制御信号によってスイッチSWを制御する制御回路を備える必要がある。したがって、これらを半導体集積回路装置内に設けるためにチップ面積が増大してしまう虞がある。
本発明の1つのアスペクトに係る半導体集積回路装置は、参照信号と分周器の出力信号との位相を比較して位相差を検出する位相比較器と、該位相差が一定となるように制御される発振信号を発生する電圧制御発振器と、該発振信号を分周して位相比較器に出力する分周器と、を備えるPLL回路を含む半導体集積回路装置において、テスト信号入力端子と、テスト信号入力端子と分周器の入力端との間に接続されるバラクタダイオードと、テスト信号入力端子に接続され、テスト信号入力端子に直流電圧が印加される場合に電圧制御発振器の出力側に接続されるバッファ回路を動作しないように制御する制御回路と、を備える。
本発明の1つのアスペクトに係る半導体集積回路装置のテスト方法は、参照信号と分周器の出力信号との位相を比較して位相差を検出する位相比較器と、該位相差が一定となるように制御される発振信号を発生する電圧制御発振器と、該発振信号を分周して位相比較器に出力する分周器と、を備えるPLL回路と、テスト信号入力端子と、テスト信号入力端子と分周器の入力端との間に接続されるバラクタダイオードと、テスト信号入力端子に接続され、テスト信号入力端子に直流電圧が印加される場合に電圧制御発振器の出力側に接続されるバッファ回路を動作しないように制御する制御回路と、を備え、テスト信号入力端子は、正相および逆相のテスト信号をそれぞれ入力する2個の入力端子で構成され、バラクタダイオードは、PLL回路の通常動作時には逆バイアスにバイアスされ、PLL回路のテスト時には順バイアスにバイアスされるように、2個の入力端子にそれぞれ接続される2個のバラクタダイオードで構成される半導体集積回路装置のテスト方法であって、2個のテスト信号入力端子に直流電圧と分周器の正相および逆相のテスト信号のそれぞれとを印加して、分周器のテストを行う。
本発明によれば、テスト信号をバイアス印加状態で入力することで電圧制御発振器の出力段を切り離してテストを行うために、従来に比べてテストのために必要な回路のチップ面積を小さくすることができる。
本発明の実施形態に係る半導体集積回路装置は、PLL回路と、テスト信号入力端子と、テスト信号入力端子とPLL回路中の分周器の入力端との間に接続されるバラクタダイオード等の容量素子と、テスト信号入力端子に接続される制御回路と、を備える。ここで、容量素子は、PLL回路の通常動作時には逆バイアスにバイアスされ、テスト信号入力端子に直流電圧が印加される場合には順バイアスにバイアスされるように接続されるバラクタダイオードであることが好ましい。このバラクタダイオードは、PLL回路中の電圧制御発振器を構成するバラクタダイオードの予備として半導体集積回路装置内に配置されているバラクタダイオードであってもよい。また、制御回路は、テスト信号入力端子に直流電圧が印加される場合に電圧制御発振器の出力側に接続されるバッファ回路を動作しないように制御し、さらに、電圧制御発振器およびバッファ回路への電源電流の供給を停止するようにしてもよい。
このような構成の半導体集積回路装置をテストする際に、テスト信号入力端子に直流電圧と分周器のテスト信号(RFテスト信号)とを印加し、分周器のテストを行う。テスト信号入力端子は、正相および逆相のテスト信号を入力する2個の入力端子で構成され、バラクタダイオードは、2個の入力端子にそれぞれ接続される2個のバラクタダイオードであって、2個の入力端子にバランを介して差動信号(相補信号)化した正相および逆相の分周器のテスト信号を入力するようにしてもよい。この場合、2個の入力端子にバランを介して、同時に直流電圧を印加するようにする。
以上のような半導体集積回路装置によれば、テスト信号入力端子とバラクタダイオード等の容量素子と制御回路とによってテスト回路を構成し、テスト信号をバイアス印加状態で入力することで電圧制御発振器の出力回路を実質的に切り離して(高インピーダンスにして)分周器への影響を無くすことが可能である。したがって、正確な分周器のテストを行うためのテスト回路が実現されると共に、テスト回路の占有面積を小さくすることができる。以下、実施例に即し、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の実施例に係る半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。図1において、半導体集積回路装置10は、電圧制御発振器V1、分周器PS、位相比較器PC、チャージポンプCP、バッファB10、電流源I1、抵抗R1、R2、NPNトランジスタQ0、バラクタダイオードVD1、VD2、テスト信号用の入力端子IN1、IN2、参照信号入力端子S1を備える。ここで、バラクタダイオードVD1、VD2は、電圧制御発振器V1の周辺に調整用として通常置かれ、電圧制御発振器V1のタンクとして用いられる同じ容量を有する予備のバラクタダイオードである。
図1において、入力端子IN1、IN2は、それぞれ抵抗R1、R2の一端に接続され、抵抗R1、R2の他端は共通にNPNトランジスタQ0のベースに接続される。NPNトランジスタQ0のエミッタは接地され、コレクタは、電流源I1および電圧制御発振器V1の制御端子Vaに接続される。また、入力端子IN1、IN2は、それぞれバラクタダイオードVD1、VD2のアノードに接続され、バラクタダイオードVD1、VD2のカソードは、それぞれバッファB10の正相および逆相の出力端子(分周器PSの正相および逆相の入力端子)に接続される。さらに、電圧制御発振器V1、バッファB10、分周器PS、位相比較器PC、チャージポンプCPからなるフィードバックループによるPLL回路が構成される。そして、分周器PSの出力信号と参照信号入力端子S1の信号との位相が一致するように電圧制御発振器V1の発振周波数が制御される。
次に、電圧制御発振器V1およびバッファB10の構成について説明する。図2は、電圧制御発振器V1およびバッファB10の回路図である。図2において、電圧制御発振器V1は、インダクタL1、L2、バラクタダイオードVD11、VD12、キャパシタC21、C22、NPNトランジスタQ1、Q2、Q3、Q4、抵抗R11、R12、R13、R14を備える。バッファB10は、バッファ回路BF、NPNトランジスタQ5、抵抗R15を備える。
図2において、NPNトランジスタQ1のコレクタは、インダクタL1を介して電源Vccに接続され、バラクタダイオードVD11のアノード、キャパシタC22の一端およびバッファ回路BFの一つの入力端に接続される。また、NPNトランジスタQ2のコレクタは、インダクタL2を介して電源Vccに接続され、バラクタダイオードVD12のアノード、キャパシタC21の一端およびバッファ回路BFの他の入力端に接続される。バラクタダイオードVD11、VD12のカソードには、チャージポンプCPから出力される発振制御電圧Vcpが与えられる。NPNトランジスタQ1のベースは、キャパシタC21の他端に接続され、さらに抵抗R11を介してバイアス電圧Vbが与えられる。また、NPNトランジスタQ2のベースは、キャパシタC22の他端に接続され、さらに抵抗R12を介してバイアス電圧Vbが与えられる。NPNトランジスタQ1、Q2のエミッタは、NPNトランジスタQ4のコレクタに接続される。制御端子Vaは、NPNトランジスタQ3、Q4、Q5のベースおよびNPNトランジスタQ3のコレクタに接続される。NPNトランジスタQ3、Q4、Q5のエミッタは、それぞれ抵抗R13、R14、R15を介して接地される。NPNトランジスタQ5のコレクタは、バッファ回路BFの接地側の電源に接続される。
このような構成の電圧制御発振器V1において、NPNトランジスタQ1、Q2、キャパシタC21、C22によって負性抵抗回路が形成され、インダクタL1、L2、バラクタダイオードVD11、VD12によってタンク回路が構成され、発振制御電圧VcpによってバラクタダイオードVD11、VD12の容量値が変化してタンク回路の共振周波数が制御される。NPNトランジスタQ3、Q4、Q5は、ミラー回路を構成し、制御端子Vaから流れ込む電流によって、電圧制御発振器V1およびバッファ回路BFのオンオフが制御される。すなわち、制御端子Vaから流れ込む電流が所定以上であれば、電圧制御発振器V1およびバッファ回路BFが動作し、発振制御電圧Vcpによって制御される発振周波数の正相および逆相の発振信号が電圧制御発振器V1からバッファ回路BFに供給される。そして、バッファ回路BFは、分周器PSに正相および逆相の発振信号を出力する。一方、制御端子Vaから流れ込む電流が所定未満であれば、電圧制御発振器V1およびバッファ回路BFの動作が停止し、バッファ回路BFの出力インピーダンスは高い状態となる。
図1において、通常使用時には、入力端子IN1、IN2は、オープン(NPNトランジスタQ0がNMOSトランジスタの場合、入力端子はグラウンド)とされる。したがって、NPNトランジスタQ0がオフとなって、電流源I1の電流が制御端子Vaを介して電圧制御発振器V1に供給される。電圧制御発振器V1、バッファ回路BFが動作することで、PLL回路が構成され、分周器PSの出力信号と参照信号入力端子S1の信号との位相が一致するように電圧制御発振器V1の発振周波数が制御される。この時、入力端子IN1、IN2の電位は、グラウンドレベル付近にあるので、バラクタダイオードVD1、VD2は逆バイアス状態となって、バラクタダイオードVD1、VD2の容量値は、より小さくなる。また、抵抗R1、R2の抵抗値は高く、バッファ回路BFの出力側におけるバラクタダイオードVD1、VD2側のインピーダンスは、極めて高くなって、無視することが可能である。したがって、バラクタダイオードVD1、VD2がバッファ回路BFの出力側に接続されることで、PLL回路の動作が影響されることはない。
一方、分周器PSのテスト時には、評価基板上に半導体集積回路装置10と共に配置されるバランT1を介してテスト制御電圧信号TCおよびRFテスト信号TSが入力端子IN1、IN2に供給される。テスト制御電圧信号TCは、抵抗R1、R2を流れ、NPNトランジスタQ0がオンとなる直流バイアスを与える。NPNトランジスタQ0がオンとなることで、電流源I1からの電流は、NPNトランジスタQ0を流れる。このため、電圧制御発振器V1およびバッファ回路BFは、電流源I1からの電流が供給されず動作を停止し、バッファ回路BFの出力インピーダンスは高い状態となる。さらに、RFテスト信号TSは、バラクタダイオードVD1、VD2を介して分周器PSに入力される。この時、入力端子IN1、IN2の電位は、テスト制御電圧信号TCの電位にあるので、バラクタダイオードVD1、VD2は、順バイアス状態となって、バラクタダイオードVD1、VD2の容量値は、より大きくなる。したがって、入力端子IN1、IN2に供給されるRFテスト信号は、オフとなって出力インピーダンスの高いバッファ回路BFの影響を受けることなく、分周器PSに入力されることとなる。このため、ほぼ正確に設定したパワーで分周器PSの特性を評価することができる。
以上のようにテスト時において、入力端子IN1、IN2から抵抗R1、R2を介して接続されたNPNトランジスタQ0にバイアスを与えるかどうかで電圧制御発振器V1の動作を制御している。このため、半導体集積回路装置の外部からテスターやDC電源によって電圧制御発振器V1の制御が可能であり、半導体集積回路装置のテスト用端子が2個で済むと共にテスト制御用の回路が極めて単純な回路とすることができる。また、半導体集積回路装置における電圧制御発振器の周辺に配置された予備のバラクタダイオードを利用するため、チップ面積の増大を防ぐことができる。
以上本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の各請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の実施例に係る半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 電圧制御発振器およびバッファの回路図である。 従来の半導体集積回路装置の一つの構成例を示すブロック図である。 分周器の入力感度特性を示す図である。 従来の半導体集積回路装置の他の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 半導体集積回路装置
BF バッファ回路
B10 バッファ
C21、C22 キャパシタ
CP チャージポンプ
I1 電流源
IN1、IN2 入力端子
L1、L2 インダクタ
V1 電圧制御発振器
PC 位相比較器
PS 分周器
Q0、Q1、Q2、Q3、Q4、Q5 NPNトランジスタ
R1、R2、R11、R12、R13、R14、R15 抵抗
S1 参照信号入力端子
T1 バラン
VD1、VD2、VD11、VD12 バラクタダイオード

Claims (6)

  1. 参照信号と分周器の出力信号との位相を比較して位相差を検出する位相比較器と、該位相差が一定となるように制御される発振信号を発生する電圧制御発振器と、該発振信号を分周して前記位相比較器に出力する前記分周器と、を備えるPLL(Phase Locked Loop)回路を含む半導体集積回路装置において、
    テスト信号入力端子と、
    前記テスト信号入力端子と前記分周器の入力端との間に接続されるバラクタダイオードと、
    前記テスト信号入力端子に接続され、前記テスト信号入力端子に直流電圧が印加される場合に前記電圧制御発振器の出力側に接続されるバッファ回路を動作しないように制御する制御回路と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記バラクタダイオードは、前記PLL回路の通常動作時には逆バイアスにバイアスされ、前記PLL回路のテスト時には順バイアスにバイアスされるように接続されることを特徴とする請求項記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記テスト信号入力端子は、正相および逆相のテスト信号をそれぞれ入力する2個の入力端子で構成され、
    前記バラクタダイオードは、2個の入力端子にそれぞれ接続される2個のバラクタダイオード構成され
    前記分周器は、前記2個の入力端子に与えられる正相および逆相のテスト信号を入力するように構成されることを特徴とする請求項記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記制御回路は、前記テスト信号入力端子に前記直流電圧が印加される場合に前記電圧制御発振器および前記バッファ回路への電源電流の供給を停止するように制御することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  5. 参照信号と分周器の出力信号との位相を比較して位相差を検出する位相比較器と、該位相差が一定となるように制御される発振信号を発生する電圧制御発振器と、該発振信号を分周して前記位相比較器に出力する前記分周器と、を備えるPLL(Phase Locked Loop)回路と、
    テスト信号入力端子と、
    前記テスト信号入力端子と前記分周器の入力端との間に接続されるバラクタダイオードと、
    前記テスト信号入力端子に接続され、前記テスト信号入力端子に直流電圧が印加される場合に前記電圧制御発振器の出力側に接続されるバッファ回路を動作しないように制御する制御回路と、
    を備え
    前記テスト信号入力端子は、正相および逆相のテスト信号をそれぞれ入力する2個の入力端子で構成され、
    前記バラクタダイオードは、前記PLL回路の通常動作時には逆バイアスにバイアスされ、前記PLL回路のテスト時には順バイアスにバイアスされるように、2個の入力端子にそれぞれ接続される2個のバラクタダイオードで構成される半導体集積回路装置のテスト方法であって、
    前記2個のテスト信号入力端子に前記直流電圧と前記分周器の正相および逆相のテスト信号のそれぞれとを印加して、前記分周器のテストを行うことを特徴とする半導体集積回路装置のテスト方法。
  6. 前記2個の入力端子にバランを介して前記直流電圧と前記分周器のテスト信号とを印加することを特徴とする請求項記載の半導体集積回路装置のテスト方法。
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