JP4730743B2 - 全一次燃焼式バーナ - Google Patents

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Description

本発明は、多数の炎孔を形成した矩形の燃焼プレートと、燃焼プレートを装着する開口部を有する箱形のバーナ本体とを備える全一次燃焼式バーナに関する。
従来、この種のバーナにおいて、燃焼プレートの長手方向、短手方向及び法線方向を夫々X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向として、バーナ本体内に、燃焼プレートに対しZ軸方向に対向するバーナ本体の底壁部との間に混合室を画成する仕切板と、仕切板と燃焼プレートとの間の空間を仕切板側の第1分布室と燃焼プレート側の第2分布室とのZ軸方向2室に区画する分布板とが設けられ、混合室にX軸方向上流側から流入する燃料ガスと一次空気とを混合室で混合して混合気を生成し、混合気を仕切板に形成した流出口から第1分布室と分布板に形成した多数の分布孔と第2分布室とを介して燃焼プレートに導き、燃焼プレートの炎孔から混合気を噴出させて全一次燃焼させるようにしたものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
このもので、流出口は、X軸方向に長手でY軸方向に幅狭のスリット状に形成されている。これによれば、混合室から第1分布室への混合気の流出が制限され、混合室での燃料ガスと一次空気の混合が促進される。然し、これでは流出口での圧力損失が大きくなる。また、流出口がY軸方向に幅狭のスリット状であるため、第1分布室の流出口からY軸方向に離れた部分に混合気が流れにくくなる。従って、第2分布室における混合気のY軸方向の分布を均一にするには、流出口に対向する分布板の部分における分布孔の配置密度をかなり疎にする必要があり、分布板での圧力損失も大きくなる。そして、流出口及び分布板での圧力損失の増大に対処するために、ファンによる一次空気の供給圧をかなり高くすることが必要になり、騒音が大きくなる。
特開2001−90913号公報
本発明は、以上の点に鑑み、燃料ガスと一次空気との混合性能及び混合気の分布の均一性を損なうことなく圧力損失を低減できるようにした全一次燃焼式バーナを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、多数の炎孔を形成した矩形の燃焼プレートと、燃焼プレートを装着する開口部を有する箱形のバーナ本体とを備え、燃焼プレートの長手方向、短手方向及び法線方向を夫々X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向として、バーナ本体内に、燃焼プレートに対しZ軸方向に対向するバーナ本体の底壁部との間に混合室を画成する仕切板と、仕切板と燃焼プレートとの間の空間を仕切板側の第1分布室と燃焼プレート側の第2分布室とのZ軸方向2室に区画する分布板とが設けられ、混合室にX軸方向上流側から流入する燃料ガスと一次空気とを混合室で混合して混合気を生成し、混合気を仕切板に形成した流出口から第1分布室と分布板に形成した多数の分布孔と第2分布室とを介して燃焼プレートに導き、燃焼プレートの炎孔から混合気を噴出させて全一次燃焼させる全一次燃焼式バーナにおいて、流出口は仕切板のX軸方向下流側の部分にY軸方向に幅広に形成され、仕切板に、流出口のX軸方向上流側の縁からバーナ本体の底壁部に接近するZ軸方向に傾斜してX軸方向下流側に延出されるガイド板部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、混合気がガイド板部に案内されて流出口から一旦Z軸方向に離れ、ガイド板部を迂回して流出口に向かう混合気の流れを生ずる。これにより、混合距離が長くなると共に渦が発生し、燃料ガスと一次空気との混合が促進される。そのため、流出口のX軸方向長さを大きくしてその開口面積を比較的広くしても、燃料ガスと一次空気とを良好に混合できる。従って、燃料ガスと一次空気との混合性能を損なうことなく流出口での圧力損失を低減できる。
また、流出口がY軸方向に幅広であるため、第1分布室における混合気のY軸方向の分布が均一になる。更に、ガイド板部を迂回して流出口に向かう混合気にガイド板部の傾斜によりX軸方向上流側に向かう運動成分が与えられ、第1分布室で混合気がX軸方向上流側に流れやすくなる。従って、分布板のX軸方向下流側の部分(流出口に対向する部分)における分布孔の配置密度を然程疎にしなくても、第2分布室における混合気のX軸方向及びY軸方向の分布が均一になる。そのため、分布板での圧力損失も低減できる。結局、燃料ガスと一次空気との混合性能及び混合気の分布の均一性を損なうことなく、バーナ本体内でのトータルの圧力損失を低減できる。
尚、ガイド板部のX軸方向に対するZ軸方向の傾斜角が25°より小さくなると、燃料ガスと一次空気との混合を然程促進できなくなり、また、この傾斜角が60°より大きくなると、ガイド板部が抵抗になって圧力損失が増加する。そのため、上記傾斜角は25°〜60°の範囲内に設定されることが望ましい。
また、ガイド板部の延出長さが短すぎると混合性能が悪くなり、延出長さが長すぎると圧力損失が増加する。そのため、ガイド板部の延出長さは、この延出長さと流出口のX軸方向長さとの比が0.2〜0.4の範囲内になるように設定することが望ましい。
また、本発明においては、ガイド板部のY軸方向外側縁と混合室の側壁面との間に隙間が確保されることが望ましい。これによれば、ガイド板部のY軸方向外側部を迂回して流出口に向かう混合気の流れも生じ、これによっても渦が発生する。そのため、燃料ガスと一次空気との混合が一層促進される。
また、本発明において、ガイド板部は流出口における仕切板の切起しで形成されることが望ましい。ここで、ガイド板部を仕切板に取付ける別体の板材で構成することも可能であるが、これでは部品点数が増してコストが高くなる。これに対し、ガイド板部を仕切板の切起しで形成すれば、部品点数が増加せず、コストダウンを図る上で有利である。
ところで、流出口のX軸方向下流側の縁寄りの開口部分を通過した混合気は分布板に向けてZ軸方向に直進しやすい。このままでは、混合距離が短くなって、燃焼プレートのX軸方向下流側の部分から混合不足の混合気が噴出し勝ちになる。そのため、本発明においては、流出口のX軸方向下流側の縁寄りの開口部分を通過した混合気が分布板に向けてZ軸方向に直進することを抑制する第1邪魔板が設けられていることが望ましい。これによれば、流出口のX軸方向下流側の縁寄りの開口部分を通過した混合気が第1邪魔板を迂回して流れ、混合距離が長くなる。従って、燃焼プレートのX軸方向下流側の部分から混合不足の混合気が噴出することを防止できる。
ここで、第1邪魔板は、流出口のX軸方向下流側の縁寄りの開口部分の分布板側へのZ軸方向投影空間に、該投影空間のX軸方向下流側から分布板に接近しつつX軸方向上流側に湾曲するように張り出すことが望ましい。これによれば、第1邪魔板による圧力損失の増加を抑制できる。
尚、仕切板から第1邪魔板の先端までのZ軸方向高さが第1分布室のZ軸方向寸法の85%より小さくなると、流出口からの混合気の流出抵抗が大きくなる。また、このZ軸方向高さが第1分布室のZ軸方向寸法の90%より大きくなると、第1邪魔板よりX軸方向下流側の第1分布室の部分への混合気の回り込みが過度に抑制されて、燃焼プレートのX軸方向下流側の端部への混合気の分布不足を生じやすくなる。従って、仕切板から第1邪魔板の先端までのZ軸方向高さは、第1分布室のZ軸方向寸法の85%〜90%であることが望ましい。
ところで、第1邪魔板を設けると、流出口から第1分布室に流入する混合気に上記ガイド板部に加えて第1邪魔板によってもX軸方向上流側に向かう運動成分が与えられる。このままでは、第1分布室のX軸方向上流側の端部への混合気の分布が過多になり、燃焼プレートのX軸方向上流側の端部での混合気の噴出圧が過度に高くなってしまう。従って、第1邪魔板を設ける場合は、第1分布室のX軸方向上流側の端部に向けて混合気がX軸方向に直進することを抑制する第2邪魔板を設けることが望ましい。これによれば、第1分布室のX軸方向上流側の端部への混合気の分布が過多にならず、燃焼プレートのX軸方向上流側の端部での混合気の噴出圧が過度に高くなることを防止できる。
また、第2邪魔板は、流出口のX軸方向上流側の縁から分布板に接近するZ軸方向に傾斜してX軸方向上流側にのびる傾斜板部と、傾斜板部の先端から分布板に向けてZ軸方向に湾曲して立上る立上り部とを有することが望ましい。これによれば、流出口からX軸方向上流側に向かう混合気にスムーズに分布板側への運動成分を与えることができ、第2邪魔板による圧力損失の増加を抑制できる。
尚、第2邪魔板の立上り部の先端と分布板との間のZ軸方向の間隙幅が第1分布室のZ軸方向寸法の10%より小さくなると、第1分布室のX軸方向上流側の端部への混合気の分布が過度に制限され、この間隙幅が第1分布室のZ軸方向寸法の15%より大きくなると、第1分布室のX軸方向上流側の端部への混合気の分布が過多になってしまう。従って、第2邪魔板の立上り部の先端と分布板との間のZ軸方向の間隙幅は第1分布室のZ軸方向寸法の10%〜15%であることが望ましい。
図1を参照して、1は本発明の実施形態の全一次燃焼式バーナを示している。このバーナ1は、小バーナ部1aとその両脇の一対の大バーナ部1b,1bとで構成されている。
各バーナ部1a,1bは、多数の炎孔2aを形成した矩形のセラミックス製燃焼プレート2と、燃焼プレート2を装着する開口部を有する箱形のバーナ本体3とを備えている。以下、燃焼プレート2の長手方向、短手方向及び法線方向を夫々X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向として、バーナの構造について詳述する。尚、各バーナ部1a,1bのバーナ本体3は、後述する第1,第2分布室6,7の側壁部において、隣接するバーナ部のバーナ本体3と一体化されている。
バーナ本体3内には、図2に示す如く、燃焼プレート2に対しZ軸方向に対向するバーナ本体3の底壁部3aとの間に混合室4を画成する仕切板5と、仕切板5と燃焼プレート2との間の空間を仕切板5側の第1分布室6と燃焼プレート2側の第2分布室7とのZ軸方向2室に区画する分布板8とが設けられている。
混合室4のX軸方向上流側(図2の左側)の端部はバーナ本体3のX軸方向上流側の端面に開設した流入口4aに連通している。混合室4には、流入口4aの近傍に位置させて、Z軸方向幅を狭めたベンチュリー部4bが設けられている。また、バーナ本体3のX軸方向上流側の端面には、流入口4aが臨むダンパ穴9aを形成したダンパ9が取り付けられている。そして、バーナ本体3のX軸方向上流側の端面に対向するガスマニホールド10を設けて、ガスマニホールド10とバーナ本体3との間に図示省略したファンからの空気を供給する一次空気室を画成している。
また、ガスマニホールド10に、図3に示す如く、小バーナ部1aの混合室4の流入口4aに臨ませて3個のガスノズル11をY軸方向に並設すると共に,各大バーナ部1bの混合室4の流入口4aに臨ませて5個のガスノズル11をY軸方向に並設している。かくして、各バーナ部1a,1bの混合室4にX軸方向上流側から一次空気が流入すると共に複数のガスノズル11からの燃料ガスが流入する。そして、各混合室4で燃料ガスと一次空気とが混合されて、理論空燃比より燃料濃度が希薄な混合気が生成される。
仕切板5のX軸方向下流側の部分には、Y軸方向に幅広の流出口5aが形成されている。尚、流出口5aのY軸方向幅は混合室4のY軸方向幅より若干狭い。また、分布板8には多数の分布孔8aが形成されている。そして、混合室4で生成された混合気が流出口5aから第1分布室6と分布孔8aと第2分布室7とを介して燃焼プレート2に導かれ、各燃焼プレート2の炎孔2aから噴出して全一次燃焼されるようにしている。
ここで、燃焼プレート2の全域に亘り良好な燃焼が行われるようにするには、混合室4で燃料ガスと一次空気とをむらなく良好に混合させ、且つ、第2分布室7における混合気のX軸方向及びY軸方向の分布を均一化する必要がある。また、ファンによる一次空気の供給圧を低くして騒音を低減するには、バーナ本体3内での圧力損失を低減する必要がある。
そこで、本実施形態では、仕切板5に、流出口5aのX軸方向上流側の縁からバーナ本体3の底壁部3aに接近するZ軸方向に傾斜してX軸方向下流側に延出されるガイド板部5bを設けている。ガイド板部5bは、流出口5aにおける仕切板5の切起しで、仕切板5と一体に形成されている。
上記の構成によれば、図2に矢印aで示す如く、混合気がガイド板部5bに案内されて流出口5aから一旦Z軸方向に離れ、ガイド板部5bをZ軸方向に迂回して流出口5aに向かう混合気の流れを生ずる。これにより、混合距離が長くなると共に渦が発生し、燃料ガスと一次空気との混合が促進される。
尚、ガイド板部5bを混合室4のY軸方向全幅に亘って設けることも可能であるが、本実施形態では、ガイド板部5bのY軸方向外側部に混合室4の側壁面との間の隙間が確保されるようにしている。その結果、図3に矢印bで示す如く、ガイド板部5bのY軸方向外側部を迂回して流出口5aに向かう混合気の流れも生じ、これによっても渦が発生する。そのため、燃料ガスと一次空気との混合が一層促進される。
ここで、ガイド板部5bが無い場合、燃料ガスと一次空気の混合を良くするには、流出口5aのX軸方向長さを短くしてその開口面積を狭め、流出口5aからの混合気の流出を制限する必要がある。例えば、混合室4のX軸方向長さが約130mmである場合、ガイド板部5bが無いと、燃料ガスと一次空気との所要の混合性能を得るには、流出口5aのX軸方向長さLを26mm以下にする必要がある。一方、本実施形態のようにガイド板部5bを設ければ、流出口5aのX軸方向長さLを36mmにしても、L=26mmにした場合と同様の混合性能が得られる。従って、本実施形態によれば、流出口5aの開口面積が比較的広くても燃料ガスと一次空気との混合性能を損なうことない。そして、流出口5aの開口面積を広くすることにより、流出口5aでの圧力損失を低減できる。
また、本実施形態では、流出口5aがY軸方向に幅広であるため、第1分布室6における混合気のY軸方向の分布が均一になる。更に、ガイド板部5bを迂回して流出口5aに向かう混合気に、図2の矢印cで示す如く、ガイド板部5bの傾斜によりX軸方向上流側に向かう運動成分が与えられる。そのため、第1分布室6で混合気がX軸方向上流側に流れやすくなる。従って、分布板8のX軸方向下流側の部分(流出口5aに対向する部分)における分布孔8aの配置密度を然程疎にしなくても、第2分布室7における混合気のX軸方向及びY軸方向の分布が均一になる。そのため、分布板8での圧力損失も低減できる。結局、燃料ガスと一次空気との混合性能及び混合気の分布の均一性を損なうことなく、バーナ本体3内でのトータルの圧力損失を低減できる。これにより、燃焼プレート2の全域に亘り良好な燃焼が行われ、且つ、ファンによる一次空気の供給圧を低くして騒音を低減することができる。
尚、ガイド板部5bのX軸方向に対するZ軸方向の傾斜角θが25°より小さくなると、燃料ガスと一次空気との混合を然程促進できなくなる。一方、この傾斜角θが60°より大きくなると、ガイド板部5bが抵抗になって圧力損失が増加する。そのため、傾斜角θは25°〜60°に設定されることが望ましい。本実施形態ではθ=57°である。
また、ガイド板部5bの延出長さSが短すぎると混合性能が悪くなり、延出長さSが長すぎると圧力損失が増加する。そのため、ガイド板部5bの延出長さSは、この延出長さSと流出口5aのX軸方向長さLとの比(S/L)が0.2〜0.4の範囲内になるように設定することが望ましい。例えば、L=36mmである場合、S=10mmとして、S/L≒0.28になるようにする。
次に、図4に示す本発明の第2実施形態の全一次燃焼式バーナについて説明する。第2実施形態のものの基本的な構造は上記第1実施形態のものと同一であり、第1実施形態と同様の部材、部位に上記と同一の符号を付している。第2実施形態の第1実施形態との相違点は、流出口5aのX軸方向下流側の縁寄りの開口部分を通過した混合気が分布板8に向けてZ軸方向に直進することを抑制する第1邪魔板12が設けられると共に、第1分布室6のX軸方向上流側の端部に向けて混合気がX軸方向に直進することを抑制する第2邪魔板13が設けられていることである。
第1邪魔板12は、流出口5aのX軸方向下流側の縁寄りの開口部分(例えば、流出口5aのX軸方向下流側の縁から流出口5aのX軸方向長さLの1/4の長さの範囲の部分)の分布板8側へのZ軸方向投影空間に、該投影空間のX軸方向下流側から分布板8に接近しつつX軸方向上流側に湾曲するように張り出している。尚、第1邪魔板12を上記投影空間にX軸と平行に張り出させることも可能である。但し、第2実施形態の如く第1邪魔板12を湾曲させれば、混合気が第1邪魔板12に沿ってスムーズに流れるようになり、第1邪魔板12よる圧力損失の増加を抑制できる。
また、第2実施形態において、第1邪魔板12は仕切板5とは別体で、第1分布室6のX軸方向下流側の端面に第1邪魔板12の基端が固定されているが、ガイド板部5bと同様に、流出口5aにおける仕切板5の切起しで仕切板5と一体に第1邪魔板12を形成することも可能である。更に、第1邪魔板12に多数の小孔を形成してもよい。
第1実施形態のバーナと第2実施形態のバーナとを用い、流入口4aからの一次空気供給量を空気過剰率λ(=供給空気量/理論空気量)が1.30になるように設定し、燃焼プレート2の各部から噴出する混合気の空気過剰率λを測定する試験を行った。図5のa線は第2実施形態のバーナの測定結果、同図のb線は第1実施形態のバーナの測定結果を示している。第1実施形態のバーナでは、空気過剰率λが燃焼プレート2のX軸方向中間部から下流側に離れるに従って次第に大きくなり、X軸方向下流側の端部では1.34にもなっている。この原因は、流出口5aのX軸方向下流側の縁寄りの開口部分を通過した混合気が分布板8に向けてZ軸方向に直進し、燃焼プレート2に至るまでの混合距離が短くなって、燃焼プレート2のX軸方向下流側の部分から混合気が混合不足の状態で噴出するためである。
これに対し、第2実施形態のバーナでは、燃焼プレート2のX軸方向中間部からX軸方向下流側の端部に亘り空気過剰率λが略1.30になっている。これは、流出口5aのX軸方向下流側の縁寄りの開口部分を通過した混合気が第1邪魔板12を迂回して流れることにより、燃焼プレート2に至るまでの混合距離が長くなり、燃焼プレート2のX軸方向下流側の部分から噴出する混合気の混合が促進されるためである。
尚、仕切板5から第1邪魔板12の先端までのZ軸方向高さh1が第1分布室のZ軸方向寸法Hの85%より小さくなると、流出口5aからの混合気の流出抵抗が大きくなる。また、このZ軸方向高さh1が第1分布室6のZ軸方向寸法Hの90%より大きくなると、第1邪魔板12よりX軸方向下流側の第1分布室6の部分への混合気の回り込みが過度に抑制されて、燃焼プレート2のX軸方向下流側の端部への混合気の分布不足を生じやすくなる。従って、仕切板5から第1邪魔板12の先端までのZ軸方向高さh1は、第1分布室6のZ軸方向寸法Hの85%〜90%であることが望ましい。例えば、H=15mmである場合、h1=13mmとして、h1/H≒0.87になるようにする。
また、第1と第2の両邪魔板12,13を具備する第2実施形態のバーナと、第1邪魔板12は具備するが第2邪魔板13は具備しないバーナとを用い、燃焼プレート2の各部における混合気の噴出圧を測定する試験を行った。図6のa線は第2実施形態のバーナの測定結果、同図のb線は第1邪魔板12のみを具備するバーナの測定結果を示している。
第1邪魔板12のみを具備するバーナでは、燃焼プレート2のX軸方向上流側の端部での混合気の噴出圧が過度に高くなっている。これは、流出口5aから第1分布室6に流入する混合気にガイド板部5bに加えて第1邪魔板12によってもX軸方向上流側に向かう運動成分が与えられ、第1分布室6のX軸方向上流側の端部への混合気の分布が過多になるためである。尚、燃焼プレート2の中央領域から噴出する混合気は燃焼プレート2からの熱を受けるため、混合気の噴出圧が高くてもリフトすることなく安定燃焼するが、燃焼プレート2の端部領域での混合気の噴出圧が高くなると、火炎がリフトして燃焼状態が不安定になる。また、第1邪魔板12のみを具備するバーナでは、第1分布室6のX軸方向上流側の端部への混合気の分布が過多になることから、燃焼プレート2のX軸方向下流側の部分での混合気の噴出圧が低下する。
これに対し、第2実施形態のバーナでは、第1分布室6の上流側の端部に向けて混合気がX軸方向に直進することを第2邪魔板13で抑制できるため、第1分布室6のX軸方向上流側の端部への混合気の分布が過多にならない。従って、燃焼プレート2のX軸方向上流側の端部において混合気の噴出圧が過度に高くなることを防止できる。更に、燃焼プレート2のX軸方向下流側の部分で混合気の噴出圧が低下することも抑制できる。
ここで、流出口5aのX軸方向上流側の縁と第1分布室6のX軸方向上流側の端部との間の中間位置に、仕切板5からZ軸方向に起立するように第2邪魔板を設けることも考えられる。然し、これでは、混合気が第2邪魔板に衝突して圧力損失が大きくなる。そこで、第2実施形態では、第2邪魔板13を、流出口5aのX軸方向上流側の縁から分布板8に接近するZ軸方向に傾斜してX軸方向上流側にのびる傾斜板部13aと、傾斜板部13aの先端から分布板8に向けてZ軸方向に湾曲して立上る立上り部13bとを有する形状に形成している。これによれば、流出口5aからX軸方向上流側に向かう混合気にスムーズに分布板8側への運動成分を与えることができ、第2邪魔板13による圧力損失の増加を抑制できる。
尚、第2邪魔板13の立上り部13bの先端と分布板8との間のZ軸方向の間隙幅h2が第1分布室のZ軸方向寸法Hの10%より小さくなると、第1分布室6のX軸方向上流側の端部への混合気の分布が過度に制限される。また、この間隙幅h2が第1分布室のZ軸方向寸法Hの15%より大きくなると、第1分布室6のX軸方向上流側の端部への混合気の分布が過多になってしまう。従って、間隙幅h2は第1分布室6のZ軸方向寸法Hの10%〜15%であることが望ましい。例えば、H=15mmである場合、h2=2mmとして、h2/H≒0.13になるようにする。
また、立上り部13bのZ軸方向寸法h3(立上り部13bを含むZ軸方向の線と傾斜部13aの延長線との交点から立上り部13bの先端までのZ軸方向高さ)は、混合気にZ軸方向への運動成分を与える上で、4〜5mmに設定することが望ましい。また、立上り部13bのX軸方向位置は、第1分布室6のX軸方向上流側の端面と立上り部13bとの間のX軸方向距離が第1分布室6のX軸方向長さの1/4〜1/2になるように設定することが望ましい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、バーナ本体3のX軸方向上流側の端面に開設した流入口4aから混合室4に燃料ガスと一次空気とを流入させるようにしたが、バーナ本体3のX軸方向上流側の端面にガスノズルを嵌合させ、バーナ本体3の底壁部3aのX軸方向上流側の端部に開設した流入口から一次空気を流入させるようにしても良い。
また、上記実施形態では、ガイド板部5bを仕切板5の切起しで仕切板5と一体に形成しているが、ガイド板部5bを仕切板5に取付ける別体の板材で構成することも可能である。但し、これでは部品点数が増してコストが高くなるため、仕切板5と一体にガイド板部5bを形成する上記実施形態の方がコストダウンを図る上で有利である。
本発明の第1実施形態のバーナの斜視図。 図1のII−II線切断側面図。 図2のIII−III線切断平面図。 本発明の第2実施形態のバーナの図2に対応する切断側面図。 第1実施形態のバーナの燃焼プレートと第2実施形態のバーナの燃焼プレートの各部から噴出する混合気の空気過剰率の測定結果を示すグラフ。 第2実施形態のバーナの燃焼プレートと第2邪魔板を省略したバーナの燃焼プレートの各部における混合気の噴出圧の測定結果を示すグラフ。
符号の説明
1…全一次燃焼式バーナ、2…燃焼プレート、2a…炎孔、3…バーナ本体、3a…底壁部、4…混合室、5…仕切板、5a…流出口、5b…ガイド板部、6…第1分布室、7…第2分布室、8…分布板、8a…分布孔、12…第1邪魔板、13…第2邪魔板、13a…傾斜板部、13b…立上り部。

Claims (11)

  1. 多数の炎孔を形成した矩形の燃焼プレートと、燃焼プレートを装着する開口部を有する箱形のバーナ本体とを備え、燃焼プレートの長手方向、短手方向及び法線方向を夫々X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向として、バーナ本体内に、燃焼プレートに対しZ軸方向に対向するバーナ本体の底壁部との間に混合室を画成する仕切板と、仕切板と燃焼プレートとの間の空間を仕切板側の第1分布室と燃焼プレート側の第2分布室とのZ軸方向2室に区画する分布板とが設けられ、混合室にX軸方向上流側から流入する燃料ガスと一次空気とを混合室で混合して混合気を生成し、混合気を仕切板に形成した流出口から第1分布室と分布板に形成した多数の分布孔と第2分布室とを介して燃焼プレートに導き、燃焼プレートの炎孔から混合気を噴出させて全一次燃焼させる全一次燃焼式バーナにおいて、
    流出口は仕切板のX軸方向下流側の部分にY軸方向に幅広に形成され、
    仕切板に、流出口のX軸方向上流側の縁からバーナ本体の底壁部に接近するZ軸方向に傾斜してX軸方向下流側に延出されるガイド板部が設けられていることを特徴とする全一次燃焼式バーナ。
  2. 前記ガイド板部のX軸方向に対するZ軸方向の傾斜角は25°〜60°の範囲内に設定されることを特徴とする請求項1記載の全一次燃焼式バーナ。
  3. 前記ガイド板部の延出長さは、この延出長さと前記流出口のX軸方向長さとの比が0.2〜0.4の範囲内になるように設定されることを特徴とする請求項2記載の全一次燃焼式バーナ。
  4. 前記ガイド板部のY軸方向外側縁と前記混合室の側壁面との間に隙間が確保されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の全一次燃焼式バーナ。
  5. 前記ガイド板部は前記流出口における前記仕切板の切起しで形成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の全一次燃焼式バーナ。
  6. 前記流出口のX軸方向下流側の縁寄りの開口部分を通過した混合気が前記分布板に向けてZ軸方向に直進することを抑制する第1邪魔板が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の全一次燃焼式バーナ。
  7. 前記第1邪魔板は、前記流出口のX軸方向下流側の縁寄りの開口部分の前記分布板側へのZ軸方向投影空間に、該投影空間のX軸方向下流側から分布板に接近しつつX軸方向上流側に湾曲するように張り出すことを特徴とする請求項6記載の全一次燃焼式バーナ。
  8. 前記仕切板から前記第1邪魔板の先端までのZ軸方向高さは、前記第1分布室のZ軸方向寸法の85%〜90%であることを特徴とする請求項7記載の全一次燃焼式バーナ。
  9. 前記第1分布室のX軸方向上流側の端部に向けて混合気がX軸方向に直進することを抑制する第2邪魔板が設けられていることを特徴とする請求項6〜8の何れか1項記載の全一次燃焼式バーナ。
  10. 前記第2邪魔板は、前記流出口のX軸方向上流側の縁から前記分布板に接近するZ軸方向に傾斜してX軸方向上流側にのびる傾斜板部と、傾斜板部の先端から分布板に向けてZ軸方向に湾曲して立上る立上り部とを有することを特徴とする請求項9記載の全一次燃焼式バーナ。
  11. 前記立上り部の先端と前記分布板との間のZ軸方向の間隙幅は前記第1分布室のZ軸方向寸法の10%〜15%であることを特徴とする請求項10記載の全一次燃焼式バーナ。
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