JP4730258B2 - 電解水生成装置及びこれを備えた流し台 - Google Patents

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本発明は、水道水等を電気分解してアルカリイオン水と酸性イオン水を連続的に生成する電解水生成装置とこれを備えた流し台に関するものである。
電解水生成装置は、一般に原水の汚濁物質を除去する浄水部と、浄水部で浄化した水を電気分解する電解槽と、水栓から前記電解槽に水を供給する給水管と前記電解槽で生成したアルカリイオン水または酸性イオン水を吐出する吐水管と、電解槽内の水を排出する排水管とを備えるとともに、電解槽の制御のために、通水状態か否かを判定するための検知手段を給水管の途中に配設したものとなっている。
そして原水を供給したならば、上記検知手段による通水状態の検知信号を受けて制御手段が電解槽内部の隔膜を挟んで対向する位置に配設された一対の電極に電圧を印加するために電解槽での電気分解が実施され、電気分解された水は使用目的によりアルカリイオン水若しくは酸性イオン水のうちいずれかが吐水管より吐出され、目的に合わない水は排水管より排出される。そして水栓を閉じる等の操作によって原水の供給を停止すれば、上記検知手段による止水状態の検知を受けて、制御手段は電解槽での電気分解を停止する。
ところで、電解水生成装置は汚れた食器や食材の洗浄や調理を行う場所である流し台にに設置されることが多く、場合によっては本体内部の水を排水する際、吐水管の末端である開口端から設置場所周辺の汚れた水の滴やミストを空気と一緒に吸入するおそれがあり、微生物そのものや微生物にとって栄養価の高い汚れた水が吐水管を介して給水管や電解槽の内部に吸入された場合、内部で微生物の繁殖を招くおそれがある。
このために、装置本体内に残った滞留水中での細菌等微生物の繁殖を防止するために、電解槽内部の水は吐水管末端の開口端と排水管末端の開口端の水頭差によって排水管から排出されるようにしているが、滞留水を完全に無くすことは困難であり、場合によっては部分的に細菌に汚染される場合があることから、特許文献1においては、電解槽より上流側の給水管にバルブを設け、電解水生成を停止するに際し、吐水管側に連通する電解室内の電極を陽極として上記バルブで間欠通水しながら次亜塩素酸を含む酸性イオン水にて吐水管内部を洗浄している。
また原水を一旦タンクに貯水し、この貯水した原水をポンプで送水し電解槽へ送って電解することで次亜塩素酸を含む水を生成して吐水管内部を洗浄するものも提案されている(例えば特許文献2参照)。
しかし、間欠通水可能にするために止水時におけるウォーターハンマー等の衝撃に耐え得る耐水圧構造を強固に設けるため補強部品を追加したり、貯水用のタンクを設ける必要があり、装置自体の構成が大きなものとなってしまう。電解水生成装置は流し台等の限られたスペースに設けられる場合が多いために小型化が望まれているのに対して、この要求を満たすことが困難である。
また水質も使用場所によって様々であり、たとえ水道水であっても、次亜塩素酸を生成するための原水中の塩素イオン濃度が大きく異なる場合があるために、殺菌洗浄に必要な水量は不定となる。つまり、常に確実に殺菌洗浄を行うことができるとは限らないことになる。
この点に対処するために、塩化ナトリウムのような塩素イオンを含む化合物を添加して電解することで、原水中の塩素イオン濃度をあげることも提案されているが、水に対する溶解度が高いため短時間で溶解してしまって濃度を安定させることは困難であり、洗浄の都度添加して使用するという手間のかかる方法となってしまい、実使用には適さない。
予め塩素化合物を所定の濃度に溶解させたタンクを設けるとともに給水管から分岐したタンクから給水管へ連結する配管上にポンプを設けて、ポンプにて所定濃度の塩素イオンを含む溶液を一定量混入させる方法も提案されているが、装置自体が大きくかっ複雑な構造となる。
特開平09−262585号公報 特開平09−155351号公報
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、通水開始初期に次亜塩素酸を含有する酸性イオン水を吐出させて吐水管内部を洗浄するとともに、この時の殺菌洗浄のための水量を次亜塩素酸濃度や塩素イオン濃度に応じて常に適切に保つことができる電解水生成装置及びこれを備えた流し台を手強することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る電解水生成装置は、原水を電気分解する電極を備えた通水型電解槽と、前記電極への直流電圧の印加を制御する制御手段と、原水を電解槽に供給する給水管と、電解槽で生成されたアルカリイオン水や酸性イオン水の吐出用の吐水管及び排出用の排水管とを有している電解水生成装置であって、所定電圧印加時における上記電極間に流れる電流値を検知する電解電流検知手段と、電解槽に導入される水量を検出する流量検知手段とを備え、前記制御手段は通水開始に応じて吐水管へ酸性イオン水を供給することになる極性の直流電圧の前記電極への印加を開始するとともに、上記電解電流検知手段で検出した電解電流値と通水開始からの積算吐水量との積が予め設定した下限洗浄量を越えた時点で前記電極への電圧印加を目的の水質に合わせたものとするものであることに特徴を有している。
通水開始初期に吐水管の洗浄を行うものであり、またこの洗浄動作は、酸性イオン水中の次亜塩素酸の生成濃度に相関のある電解電流値に応じて積算吐水量を増減させるために、下限洗浄量を超える次亜塩素酸量を必ず吐水管に流すものであるために、次亜塩素酸の生成濃度に関わらず常に洗浄の程度を安定して確保でき、吐水管等の汚染が万一発生しても清浄で安全な水を得ることができる。
また本発明は、給水管途中に設けられて電解槽に導入される水の導電率を測定する導電率検出手段と、電解槽に導入される水量を検出する流量検知手段とを備え、
前記制御手段は通水開始に応じて吐水管へ酸性イオン水を供給することになる極性の直流電圧の前記電極への印加を開始するとともに、上記導電率検出手段で検出した導電率と通水開始からの積算吐水量との積が予め設定した下限洗浄量を越えた時点で前記電極への電圧印加を目的の水質に合わせたものとするものであることに他の特徴を有している。
この場合においても、通水開始初期に吐水管の洗浄を行うものである上に、この洗浄動作は、酸性イオン水中の次亜塩素酸の生成濃度に相関のある導電率に応じて積算通水量を増減させることで一定の次亜塩素酸量を吐水管に流すために、導電率の値の如何に関わらず常に同一レベルの洗浄を安定して実施できる。
この時、通水間隔を計測する通水間隔検出手段を備えて、制御手段は前記通水間隔計測手段で計測された通水間隔時間に応じて下限洗浄量を決定しているものであれば、止水状態での放置時間に適した洗浄量が自動的に選択されることになり、止水状態での放置時間が長くなっても常に洗浄後の清浄度を安定して確保できる。
そして本発明にかかる流し台は、上述の電解水生成装置を備えていることに特徴を有している。
本発明は、通水時の初期に洗浄を行うものであるとともに、この洗浄動作は、次亜塩素酸の生成濃度に相関がある電解電流値や導電率に応じた水量で行われるために、使用場所の水質や使用流量に関わらず常に所定の条件で洗浄することができるものであり、吐水管に外部からの汚染物質の侵入が発生した場合でも、衛生的で清浄な水を供給することができる。
また本発明にかかる流し台は、上記電解水生成装置によって衛生的な電解水を得ることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図1において、一端の給水口2が水路切換え弁1を介して市井に接続される給水管3は、途中に浄水部4及び水流検知用としての圧力センサ5を有するとともに給水管分岐部7にて第1給水分岐管8と第2給水分岐管9とに分岐しており、電解槽11に連結される第1給水分岐管8の途中には流量センサ10が設けられている。第2給水分岐管9は電解補助剤添加部12を経由して電解槽11へ連結されてる。また、給水管3における浄水部4と給水管分岐部7との間に上記圧力センサ5が設けられている。浄水の水圧は圧力センサ5で検知されて制御手段6に送られる。
電解槽11内はイオン透過性の隔膜13によって第1電解室14と第2電解室16に仕切られており、第1電解室14には第1電極15が配設され、第2電解室16には第2電極17が配設されている。この第1電極15と第2電極17は、制御手段6によって印加される直流電圧の高さと極性とが制御される。また、第1電極15と第2電極17との間に直流電圧が印加されて水の電解が行われる時に両電極15,17間に流れる電解電流値を計測する電解電流センサ22が設けられており、該電解電流センサ22からの信号は制御手段6に送られる。
そして電解槽9の第1電解室14側には上記第1給水分岐管8が接続されているとともに吐水管18が接続され、第2電解室14側には上記第2給水分岐管が接続されているとともに配水管19が接続されている。
図中23は第1給水分岐管8と排水管19とを接続するバイパス管23であり、このバイパス管23には絞り部24が途中に設けられている。また、図中25は入力キー及び表示部を備えた操作表示部であり、本体ケース26の外面に配設されている。吐出する水質の選択は該操作表示部25上の入力キーにて行われる。また吐出する水の水質の表示が該操作表示部25において行われる。図中27は電源プラグ、28は交流電源を直流電源に変換する電源部である。
ここにおいて、前記電解電流センサ22は、生成される次亜塩素酸の量が電解電流値にほぼ比例することから、生成される次亜塩素酸の量の代替値としての電解電流値を求めるために設けたものである。すなわち、次亜塩素酸は、電解槽11内における水の電解によって供給されるが、具体的には電解電流によって下記の一連の反応式に従い生成される。
20→1/2・02(気体)+2H++2e-
2Cl-→Cl2(気体)+2e-
Cl2(溶解)+H2O→HCl+HClO
-は電子であり、この電子は実施例に示す装置内部においては陽極となる第1電極15表面で受け取られ、結果として電解電流値X1として計測される。
従って、電解電流値X1が多いほど次亜塩素酸生成濃度が高くなり、電解電流値X1が少ないほど次亜塩素酸生成濃度は低くなる。本実施例の装置において電解電流値X1と次亜塩素酸生成濃度との相関を確認した試験結果の一例を図4に示す。縦軸は次亜塩素酸生成濃度、横軸は電解電流値であり、電解電流値と次亜塩素酸生成濃度とがほぼ比例関係にあることがわかる。この相関関係を利用して次亜塩素酸の推定濃度Cpを
Cp=A・X1+B
として導くことができる。ただし、A,Bは装置構成によって決定される定数である。また、上記相関関係式は電解槽11を含めた装置配管の影響で変化するため、事前に試験等により確認しておく必要がある。例えば第1電極15と第2電極17との間の距離が短いと他の条件を同一にしても、電解電流値は大きくなる。また、隔膜13の材質等によって電極15,17間の電圧印加時の抵抗値が変化するため、予め試験等により確認しておくことが望ましい。
次に上記電解水生成装置の動作について図2及び図3に基づいて説明すると、操作表示部25上のキー操作で吐出する水の水質を選択すれば、選択水質信号が操作表示部25から制御手段6に送られる(ステップST1)。次に使用者が水路切換え弁1を操作することで原水を給水管2に導入する(ステップST2)と、この原水は浄水部(浄水カートリッジ)4においてカビ臭やトリハロメタン等の溶存物質や鉄サビや微生物等の懸濁物が除去されて浄化(ステップST3)され、圧力センサ5を経て給水管分岐部4に至り、第1給水分岐管5及び第2給水分岐管6の各々に分配されて、第1給水分岐管8に導入された浄水は流量センサ10を通過して電解槽11の第1電解室14内へと送られる。第2給水分岐管9へと導入された浄水は電解補助剤添加部12を介して電解槽11の第2電解室16内に導入される。また、第1給水分岐管8に導入された浄水の一部はバイパス管23の絞り部24を経て排水管19に送られて、排水口21から排出される。
この時、圧力センサ5で検出される水圧P1が所定水圧P2以上となれば(ステップST5)、制御手段6は電解槽11内に配設された電極15,17に直流電圧を印加する(ステップST6)。ただし、この時点で印加するのは、吐水管18に連通する第1電解室14内の第1電極15を陽極、排水管19に連通する第2電解室16内の第2電極17を陰極とする極性の所定電圧E1である。この電圧印加により第1電極15及び第2電極17表面において浄水の電気分解が開始され、第1電極15近傍では酸素ガスの発生、pHの低下及び次亜塩素酸の生成が行われ、第2電極17近傍では水素ガスの発生及びpHの上昇が行われる。
そして第1電極15で生成された次亜塩素酸を含むpHの低い酸性イオン水は、吐水管18へと送られて吐水口20から放出されるが、制御手段6は上記電圧E1の印加を開始してからの経過時間T1が予め設定した所定の第1放流時間T2に達した時点(ステップST8)で電解電流センサ22から電解電流値X1の情報を取り込んで(ステップST9)、この電解電流値X1を基に次亜塩素酸推定濃度Cpを算出し(ステップST10)、更に予め設定されている下限洗浄量N2と次亜塩素酸推定濃度Cpとから次式
Q1=N2/Cp
に基づいて積算洗浄流量Q1を求める(ステップST11)。
また、制御手段6は、第1給水分岐管8を介して第1電解室14に導入され電気分解される浄水の流量情報を流量センサ10から求めて、累積の通水流量である積算吐水量Q2を計測し(ステップST12)、上記の直流電圧E1印加開始後の積算吐水量Q2が、求められた積算洗浄流量Q1以上に到達したか否かを判定する(ステップST13)。
この積算吐水量Q2が積算洗浄流量Q1以上に到達したならば、制御手段6はそれまでの上記極性の電圧E1の印加状態から、使用者が操作表示部25のキー入力によって選択した水質に適合する極性及び電圧E2の印加状態に変更する(ステップST14)。そしてこの印加状態としてからの経過時間T3が予め設定してある使用待ち時間T4に達したならば(ステップST16)、制御手段6は操作表示部25上の表示パネルに使用可能な状態にあることを、つまりは選択された使用者が選択した水質の水が吐水口20から吐出されていることを表示する(ステップST17)。
本実施例によれば、使用者が望む水質の水の吐出に先立って、一連の洗浄動作が行われて最も外部からの汚染に晒されやすい吐水管18を含む配管経路に、所定量の次亜塩素酸を含む酸性イオン水を流すことによる洗浄を行うものであり、このために通水路内部を常に衛生的な状態で使用することができ、装置配管の衛生性を著しく向上できる。
また、アルカリイオン水生成時において吐水管に連通する側の陰極となる電極表面に水中のカルシウム等が析出する難水溶性の塩も、極性を逆転させて洗浄を行うことにより溶解させて排出させることができ、電極表面や吐水管を含む配管内表面に付着した難水溶性塩を溶解させて清浄な状態を維持できる。
さらに、汚染物質を酸化分解・洗浄する次亜塩素酸の濃度を電解電流値を基に求めているために、精密な洗浄動作の制御が可能となり、必要最小限の水量で高い洗浄効果を得ることができて、無駄な洗浄水を消費することがない。
なお、本実施例における下限洗浄量N2は、予め試験により人為的に汚染された装置等を用いて確認して設定される値である。一般的に浄水場等で実施される塩素処理の場合、水に対する必要な殺菌用塩素の投入量の目安として塩素要求量という考え方がある。これは、被処理水中に存在する被酸化成分による次亜塩素酸の消費量を示す数値であり、殺菌のためにはこれに0.1〜0.5mg/L程度の余分の次亜塩素酸を加えて、水道配管末端までの次亜塩素酸による衛生性を確保するのを目安としている。
これは次亜塩素酸による水処理が酸化還元反応の原則に則った化学反応であり、一定量の汚染物質である被酸化成分(還元成分)を含有する被処理水量に対し(還元成分)、消費される酸化剤である次亜塩素酸量は一定となることを利用した浄水処理方法である。
但し、次亜塩素酸と反応する量は成分ごとに異なるため、水中に含有される成分の種類や濃度で次亜塩素酸の消費される量が変化する。このために予め塩素要求量を測定して原水による次亜塩素酸の消費量を把握して添加する必要がある。
本実施例に示す電解水生成装置はこの方法を応用したものであり、装置配管の汚染物質として使用環境における配管の開口端(吐水口20)からの一定量以下の汚染物質が混入する可能性を考慮し、予め試験等により求めた次亜塩素酸の必要量から設定した一定量の下限洗浄量の酸性イオン水にて洗浄処理を行うものである。
これによれば、一定量以下の汚染物質で汚染されると予想された配管を洗浄するためには、一定量の次亜塩素酸を反応させればよく、万が一配管内部に汚染物質が混入した場合でも所定量の次亜塩素酸を作用させることにより洗浄が可能である。従って下限洗浄量N2は、予め想定される汚染の可能性を考慮して試験等により確認され導かれた次亜塩素酸の必要量から設定する。
但し、下限洗浄量N2は、実際の装置の配管材料、構造、長さ等の影響を受けるため、配管構成に応じた値を設定する必要がある。例えば、電解補助剤として利用されるカルシウム剤に有機成分が含有されている場合、吐水中にこの有機成分が混入するとそれに相当する下限洗浄量N2を上乗せして設定しておく必要がある。また、軟質樹脂等の配管材料を使用している場合には、可塑剤等の溶出も考慮しておく必要がある。
さらに、実際の使用環境によって装置汚染の可能性が異なるため、下限洗浄量N2は配管構成を考慮して導き出した値に使用環境でのばらつきを考慮して、十分洗浄可能なように余裕を持たせた予測値を設定するのがよい。
また、電解電流センサ22により検知された電解電流値X1から導いた次亜塩素酸推定濃度Cpと、予め設定された下限洗浄量N2とから積算洗浄流量Q1を求める際、検知された電解電流値X1が非常に高い場合には、求められた積算洗浄量Q1は極端に短い時間となる。装置の吐水管20の構造等によっては、水流によって洗浄され難い部分を備える場合があるため、積算洗浄量Q1には予め試験等により導いた下限値を設け、下限値未満の積算洗浄量Q1が求められた場合には、下限値を積算洗浄量Q1とする制御を行うことが望ましい。
前記の所定水圧P2は、水の電気分解時に電解槽11内への水供給が確実に行われる水圧以上であればよく、所定水圧P2以上の継続時間を計測し、所定水圧P2が所定時間以上継続した場合に次のステップヘ進むようにすると更に好ましい。また、上限水圧を設定しておくとともに、検知した水圧が上限水圧を超えた場合に操作表示部25の表示パネルに水圧過剰の警告を与えるようにしてもよい。供給水圧過剰による水漏れや装置内配管の破損等を未然に防ぐことができ、装置の安全性を高めることができる。
電圧E1印加開始後の第1放流時間T2は、電圧印加を開始してから電解槽11の第1電解室14内部で生成された次亜塩素酸を含む酸性イオン水が、吐水管18を経由して吐水口20から吐出され、さらに吐出された酸性イオン水中の次亜塩素酸濃度が一定の値に安定するために必要な時間を予め計測することで設定するのがよい。
同様に使用待ち時間T4も、第1電極15と第2電極17間に印加される直流電圧が、使用者の選択した水質に適合する電圧に変更されて制御され、電解槽11の第1電解室14内部から吐水管18を経由して吐水口20から吐出されるとき、吐出水の水質が選択された水質となりかつ安定した水質となるまでの時間を予め試験等により求めて設定するのがよい。
本実施例における操作表示部25は本体ケース26の上部に配置しているが、使用者がキー操作による入力を行う際に操作しやすく且つ見やすい位置であれば、どこに設けたものであってもよい。
また、上記操作表示部25としては、使用者による水質の選択項目として水質に加えpHもしくは電解電圧の選択が可能なものとを好適に用いることができる。アルカリイオン水、酸性イオン水、浄水の水質の選択に加え、アルカリイオン水または酸性イオン水選択時のpHの選択が可能となり、使い勝手が向上する。操作表示部25による表示には、選択した通りの使用可能な水質の水が吐出されていることの他に、選択していない水質の水が吐水管18から吐出されている時、使用できない水質であることを表示するようにしてもよい。これにより、使用者が選択した水質に調節されていない水を誤って使用することをより確実に回避できる。
本実施例における圧力センサ5は、装置配管内部への水の導入を検知する水流検知手段として設けたものであり、水流を検知可能な他の手段に置き換えることは可能である。例えば、流量センサを本実施例の圧力センサ5と同じ位置に構成し、検知した流量と予め設定した所定流量の比較による制御に置き換えることも可能である。
圧力センサ5の配設位置も給水管3の部分に限定するものではなく、装置内部の配管構成上、圧力損失が経時的に変化する浄水部4のような構成部材の上流側以外で安定して圧力が検知できる位置ならばどこでもよい。
また、電極は第1電極15及び第2電極17の1対の対向電極としたが、電極の枚数はこれに限定されるものではなく、対向配置される構造であれば枚数に制限はない。
更に、流量センサ10としては羽根車型のものを好適に用いることができるが、カルマン渦式、電磁式、超音波式、圧電式等の形式のものを用いてもよい。電解電流センサ22は第1電極15と第2電極17との間に流れる電流値を計測できる位置に設けられておればよい。
図5以下に他例を示す。上記実施例と比較すると、第1給水分岐管8の途中に設けた流量センサ10に水流検知手段としての役割も持たせている点と、第1給水分岐管8途中に導電率センサ29を設けた点、第1給水分岐管8と排水管19を連結するバイパス管23途中に排水制御弁30を設けた点、さらに流量センサ10により検知された水の供給停止から次に流量センサ10により検知された水の供給開始までの時間を計測するタイマー31を設けた点が異なっている。
上記導電率センサ29は、第1電解質14に供給される浄水の導電率X1’を測定するものであるが、これは導電率X1’が電解電流値X1にほぼ比例することから、前述の電解電流値X1の値が生成される次亜塩素酸濃度にほぼ比例するという点と併せて、導電率X1’を基に次亜塩素酸推定濃度Cp’を算出することができるということに基づいて設けたものである。図10は実施例の装置における導電率と電解電流値との相関を試験によって求めたものを示しているが、両者がほぼ比例関係にあることがわかる。このために、導電率X1’を基に次亜塩素酸の推定濃度Cp’を
Cp’=A’・X1’+B’
で求めることができる。なお、A’,B’は装置構成により決定される定数であり、前記実施例におけるA,Bと同様に事前に試験等により確認しておく。導電率センサ29としては、2極式の交流電圧電流方式電極を使用することができるが、このほか、ブリッジ方式の電極や、電磁誘導法を用いたものであってもよく、原水の水質に応じて適当な方式のものを選択することが好ましい。また、導電率センサ29を設ける位置も第1給水分岐管8の途中に限るものではなく、浄水もしくは原水の導電率を測定可能な位置にあればよい。ただし、浄水部4に原水中のイオンを吸着する材料が使用されている場合にはその下流の給水管3から電解槽11にいたる配管上に設けておくことが好ましい。また、電解補助剤添加部12から溶出した電解補助剤に含有されるイオンが直接または第1給水分岐管8と合流後に第1電解室14内に導入される場合には、その電解補助剤由来のイオンを含む浄水が通過する経路上に設けておくことが好ましい。
このものにおける動作を順に説明すると、操作表示部25上のキー操作によって水質を選択し(ステップST21)、水路切換え弁1の操作で給水口2に接続された給水管3に原水を導入すれば(ステップST22)、原水は浄水部4で浄化され(ステップST23)、給水管分岐部7で第1給水分岐管8と第2給水分岐管9とにそれぞれ分配され、第1給水分岐管8に導入された浄水は流量センサ10の通過時に流量が測定され(ステップST24)た後、導電率センサ29を経て電解槽11の第1電解室14内へと送られ、さらに吐水管18を介して吐水口20より吐出される。第1給水分岐管8に導入された浄水の一部は排水管19に通ずるバイパス管23に入るが、この時は排水制御弁30が閉じられているために、浄水が排水管19に流れることはない。
また、第2給水分岐管9へと導入された浄水は電解補助剤添加部12を通過して電解槽11の第2電解室16内に導入され、排水管19を介して排水管開口端20より排出される。
一方、制御手段6は上記流量センサ10で検知された流量F1が予め設定された第1下限流量F2以上となった時点(ステップST25)でタイマー31の計測を停止させて、計測した間隔時間I1の信号を受信する(ステップST26)。この時、タイマー31の計測時間はリセットされ、制御手段6からの信号による次の時間計測開始まで待機状態となる。
そして制御手段6は、間隔時間I1の計測結果に対し、予め設定されたいくつかの時間範囲に区切られた通水間隔時間範囲(Ia未満,Ib未満,Ic未満,及びいずれにも該当しないI1)と下限洗浄量N)の相関表から、該当する通水間隔時間範囲の一つを選択し、選択した通水間隔時間範囲Iに相当する下限洗浄量N2’を導く(ステップST27)。
この後、制御手段6は初期放流時間である経過時間T1’の計測を開始し(ステップST31)、経過時間T1’が予め設定された第1放流時間T2’を越えたならば(ステップST32)、制御手段6が導電率センサ29から浄水の導電率X1’についての情報を取り込み(ステップST33)、この導電率X1’を基に生成されるであろう次亜塩素酸の推定濃度Cp’を算出(ステップST34)し、更に下限洗浄量N2’と次亜塩素酸推定濃度Cp’とから
Q1’=N2’/Cp’
の演算式によって積算洗浄流量Q1’を求める(ステップST35)。
また制御手段6は、電解槽11内の第1電極15及び第2電極17に直流電圧を印加するが、この時の電極の極性は吐水管18に連通する第1電解室14内の第1電極15を陽極、排水管19に連通する第2電解室15内の第2電極17を陰極として、所定電圧E1を印加する(ステップST36)とともに経過時間T3’の計測を開始する。
上記極性の所定電圧E1の印加により、第1電極15近傍では酸素ガスの発生、pHの低下及び浄水中の塩素イオンからの次亜塩素酸の生成が行われ、第2電極17近傍では水素ガスの発生及びpHの上昇が行われ、夫々で生成された酸性イオン水及びアルカリイオン水は吐水管18と排水管19とに送られる。このために吐水管18は次亜塩素酸を含む酸性イオン水によって殺菌されることになる。
そして上記経過時間T3’が予め設定された第2放流時間T4’に達したならば(ステップST38)、制御手段6は流量センサ10からの流量情報に基づいて上記所定電圧E1を開始してからの積算吐水量Q2’が前記積算洗浄流量Q1’に到達したか否かを判定(ステップST42)し、積算洗浄流量Q1’以上に到達した場合には、それまでの上記極性及び電圧E1の印加状態から、使用者が操作表示部25のキー入力によって選択した水質に適合する極性及び電圧E2の印加状態に変更する(ステップST43)とともに、経過時間T5の計測を開始し、この経過時間T5が予め設定された使用待ち時間T6以上になれば(ステップST45)、制御手段6は操作表示部25上に設けられた表示パネルに選択された水質が吐出されて使用可能であることを表示する(ステップST46)。
この後、使用者が装置の使用を停止するため、水路切換え弁1の操作によって給水口2への原水の供給を停止すれば(ステップST51)、給水管3から浄水部4及び給水管分岐部7を経て第1給水分岐管8と第2給水分岐管9とに供給されていた水流が停止することから、第1給水分岐管8に設けられた流量センサ10で検出される流量F3が低下するとともに、この流量F3が予め設定された第2下限流量F4より低くなった時点で制御手段6は第1電極15と第2電極17への直流電圧の印加を停止する(ステップST54)とともに、排水制御弁30を開いて、装置配管内部の残留水を排水管19へと導いて排水管口21より排出させる(ステップST55)。
また、制御手段6は排水制御弁30が開いている排水時間T7を計測し(ステップST56)、計測した排水時間T7が予め設定した排水待ち時間T8を越えたならば(ステップST57)、排水制御弁30を閉じて(ステップST58)排水を停止する。そして制御手段6は、タイマー31に次の通水時までの通水間隔時間I1の計測を開始させる(ステップST59)。
次に使用者により通水を開始される場合には、前述の水路切換え弁の切換え操作からこれまでの動作が再開される(ステップST22)。但し、使用者により新たに操作表示部25のキー操作によって水質の選択がなされた場合には最初のステップからの動作を開始する(ステップST21)。
また、通水間隔時間Iが長くなるほど汚染に晒される可能性が高くなるとともに汚染物質が蓄積して汚染物質量が増加するおそれがあることから、通水間隔時間Iと下限洗浄量N2’とは、長い通水時間間隔Iに相当する下限洗浄量N2’は多く、短い通水時間間隔Iに相当する下限洗浄量N2’は少ない値となるように相関づけている。
但し、実際の使用環境によって装置汚染の可能性が異なるため、各下限洗浄量N2’は実施例1で述べたように配管構成による次亜塩素酸の消費を考慮して導き出した値に、使用環境での汚染状態のばらつきを考慮して、十分洗浄可能なように余裕を持たせた値を設定するのがよい。
なお、本実施例に示した通水間隔時間Iと下限洗浄量N2’の関係を相関表に基づいて求めることに限定するものではなく、通水間隔時間Iから下限洗浄量N2’が一意的に導きだされる関係が条件として定められたデータであればよいために、例えば通水間隔時間Iと下限洗浄量N2’の演算式を設定してもよい。
いずれにせよ、本実施例によれば、外部からの汚染に最も晒されやすい吐水管18を含む配管経路に、次亜塩素酸を含む酸性イオン水を使用頻度に応じて適切な量だけ流すことができる。
排水制御弁30にはソレノイドに通電して開閉を制御する電磁弁が好適であるが、バイパス管23の開閉を制御可能なものであればその方式は限定しない。但しソレノイドに通電制御するものである場合、通電時の発熱及び通常の放置時間を考慮すると、未使用時には常閉タイプのものを用いることで発熱を少なくすることができるとともに消費電力も少なくすることができる。
流量センサ10の配設位置は、第1給水分岐管8の途中に限定するものではないが、第1電解室14から吐水管18を通過する流量を検知する目的で設けるものであるために、例えば浄水部4から給水管分岐部7にいたる給水管3の途中に設ける場合は、予め試験等により給水管3で検知される流量と第1給水分岐管8で検知される流量の相関関係を確認し、検知された流量から第1給水分岐管8内の流量を演算により導き出せるようにしておく。
第1放流時間T2’には、流量センサ10から第1給水分岐管8、電解槽11の第1電解室14及び吐水管18を順に通過して吐出口20から吐出される浄水中のイオン濃度が安定するまでの十分な時間を設定する。
また、第2放流時間T4’には、電解槽11の第1電解室14にて生成された次亜塩素酸を含む水が吐出口20から吐出される時の吐水中における次亜塩素酸の濃度が安定するまでの時間を予め試験等により確認して設定する。
使用待ち時間T6も同様に、使用者が選択した水質に調節された水が吐水口20から吐出される時の吐出水水質が安定するまでに必要な時間を設定しておく。
排水電磁弁30を開いて排水する時、内部の残留水が吐出管開口端20から電解槽11の第1電解室14、第1給水分岐管8を介してバイパス管23へと導入され、開状態の排水制御弁30を通過して排水管19に導かれて排水される。また、一部は第1給水分岐管8から給水管分岐部7を介して第2給水分岐管9、第2電解室16から排水管へ導入されて排水される。この一連の排水に要する時間は装置配管構造等により著しく変化するために、排水待ち時間T8も試験等により十分に排水が完了する時間を予め確認して設定するのが好ましい。
なお、本発明にかかる流し台は、上記のいずれかの電解水生成装置と、上記水路切換え弁1と水栓とを備えたものであり、水路切換え弁1によって原水の供給が電解水生成装置側か水栓側かに切り換えられるものとなっている。このために水路切換え弁1の切換え操作により、電解水を得ることができる。
本発明の実施の形態の一例におけるブロック配管図である。 同上の動作を示すフローチャートである。 同上の動作を示すフローチャートである。 電解電流値と次亜塩素酸生成濃度との相関を示す説明図である。 他例におけるブロック配管図である。 同上の動作を示すフローチャートである。 同上の動作を示すフローチャートである。 同上の動作を示すフローチャートである。 同上の動作を示すフローチャートである。 原水導電率と電解電流値との相関を示す説明図である。
符号の説明
1 水路切換え弁
2 給水口
3 給水管
4 浄水部
5 圧力センサ
6 制御手段
8 第1給水分岐管
9 第2給水分岐管
10 流量センサ
11 電解槽
14 第1電解室
15 第1電極
16 第2電解室
17 第2電極
22 電解電流センサ
23 バイパス管
24 絞り部
25 操作表示部
29 導電率センサ
30 排水制御弁
31 タイマー

Claims (4)

  1. 原水を電気分解する電極を備えた通水型電解槽と、前記電極への直流電圧の印加を制御する制御手段と、原水を電解槽に供給する給水管と、電解槽で生成されたアルカリイオン水や酸性イオン水の吐出用の吐水管及び排出用の排水管とを有している電解水生成装置であって、所定電圧印加時における上記電極間に流れる電流値を検知する電解電流検知手段と、電解槽に導入される水量を検出する流量検知手段とを備え、
    前記制御手段は通水開始に応じて吐水管へ酸性イオン水を供給することになる極性の直流電圧の前記電極への印加を開始するとともに、上記電解電流検知手段で検出した電解電流値と通水開始からの積算吐水量との積が予め設定した下限洗浄量を越えた時点で前記電極への電圧印加を目的の水質に合わせたものとするものであることを特徴とする電解水生成装置。
  2. 原水を電気分解する電極を備えた通水型電解槽と、前記電極への直流電圧の印加を制御する制御手段と、原水を電解槽に供給する給水管と、電解槽で生成されたアルカリイオン水や酸性イオンの水吐出用の吐水管及び排出用の排水管とを有している電解水生成装置であって、上記給水管途中に設けられて電解槽に導入される水の導電率を測定する導電率検出手段と、電解槽に導入される水量を検出する流量検知手段とを備え、
    前記制御手段は通水開始に応じて吐水管へ酸性イオン水を供給することになる極性の直流電圧の前記電極への印加を開始するとともに、上記導電率検出手段で検出した導電率と通水開始からの積算吐水量との積が予め設定した下限洗浄量を越えた時点で前記電極への電圧印加を目的の水質に合わせたものとするものであることを特徴とする電解水生成装置。
  3. 通水間隔を計測する通水間隔検出手段を備えて、制御手段は前記通水間隔計測手段で計測された通水間隔時間に応じて下限洗浄量を決定していることを特徴とする請求項1または2記載の電解水生成装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の電解水生成装置を備えていることを特徴とする流し台。
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