JP2001149939A - 殺菌水供給装置 - Google Patents

殺菌水供給装置

Info

Publication number
JP2001149939A
JP2001149939A JP33775399A JP33775399A JP2001149939A JP 2001149939 A JP2001149939 A JP 2001149939A JP 33775399 A JP33775399 A JP 33775399A JP 33775399 A JP33775399 A JP 33775399A JP 2001149939 A JP2001149939 A JP 2001149939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
sterilizing
sterilizing water
detergent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33775399A
Other languages
English (en)
Inventor
Miwako Arai
美和子 新井
Kazushige Watanabe
一重 渡邊
Motoharu Sato
元春 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Corp filed Critical Sanden Corp
Priority to JP33775399A priority Critical patent/JP2001149939A/ja
Publication of JP2001149939A publication Critical patent/JP2001149939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】有効塩素濃度を適宜判断でき、また、殺菌水の
殺菌作用の低下を防止し、更には塩素ガスの外部への漏
れを防止できる殺菌水供給装置を提供する。 【解決手段】殺菌材料が混合した水溶液を電解して殺菌
水を生成する殺菌水生成装置1を備え、殺菌水生成装置
1で生成された殺菌水を出水口21に給水する殺菌水供
給装置において、殺菌水の有効塩素濃度を表示する塩素
濃度表示器24を備えた構造となっている。これによ
り、殺菌水の有効塩素濃度を塩素濃度表示器24で適宜
判断できるため、この有効塩素濃度が低いと判定された
ときは、電解電圧を上昇させたり、或いは、電解時間を
長くして、有効塩素濃度を上昇させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院や食品工場、
調理場などで殺菌水を供給し、これらの場所での衛生面
を担保する殺菌水供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の殺菌水供給装置として、
特開平6−292892号公報に開示されたものが知ら
れている。
【0003】この殺菌水供給装置は、電解質溶液タンク
内の塩化ナトリウムに水道水を加えて塩化ナトリウム水
溶液を生成し、次いで、この水溶液に硫酸や塩酸等の無
機酸を加え、これに直流電圧を印加して殺菌水を生成し
ている。そして、例えば手指の消毒に殺菌水を用いると
きは、これに適した濃度の殺菌水とするため、これに希
釈水を加え、手指消毒用の殺菌水を供給している。
【0004】また、この殺菌水供給装置では、殺菌水の
有効塩素(次亜塩素酸)量を所望の値に調整するため、
塩化ナトリウム水溶液の濃度や、これに加える硫酸や塩
酸等の無機酸の量や、更にはこの水溶液に印加される電
圧を調整し、これらの濃度・量・電圧値を実験によりを
予め確定し、これにより、手指消毒等に適した殺菌水を
提供している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この塩化ナ
トリウム水溶液を電気分解した時、発生する有効塩素
(次亜塩素酸)の量、ひいては有効塩素濃度は、塩化ナ
トリウムの溶解液である水道水の塩素イオン濃度あるい
は温度によって異なってくる。
【0006】まず、塩素イオン濃度と有効塩素濃度との
関係について説明すると、塩素イオン濃度が高いと有効
塩素発生量が多く、塩素イオン濃度が低いと有効塩素発
生量が少ない。ところで、大都市の水道水は一般的に河
川の表流水を水源としており、塩素イオン濃度の日間変
動或いは時刻変動が大きい。従って、電気分解によって
発生する有効塩素の量についても、その日間変動或いは
時刻変動は大きい。このようなことから、前記のような
塩化ナトリウム水溶液を電気分解して得られる殺菌水に
あっては、有効塩素量を常に所望の値に保っておくこと
が困難となっている。更に、水道水中の塩素イオン濃度
は地域によってその日間変動或いは時刻変動が大きく異
なっており、このようなことからも殺菌水の有効塩素量
を常に所望の値に保っておくことは困難であった。
【0007】次に、水温と有効塩素発生量との関係につ
いて説明すると、水温が高いと有効塩素発生量が少な
く、水温が低いと有効塩素発生量が多い。従って、水道
水の温度の日間変動或いは時刻変動が大きいと、電気分
解による有効塩素発生量についても、その日間変動或い
は時刻変動が大きい。このようなことから、水温変動の
大きい水道水を電気分解して得られる殺菌水にあって
は、有効塩素量を常に所望の値に保っておくことは困難
であった。更に、水道水の温度は地域あるいは季節によ
ってその日間変動或いは時刻変動が大きく異なってお
り、このようなことからも殺菌水の有効塩素の量を常に
所望の値に保っておくことは困難であった。
【0008】従って、前記従来の殺菌水供給装置の如
く、塩化ナトリウム水溶液の濃度等を予め実験により求
めたとしても、溶解液である水道水の塩素イオン濃度や
温度が変動するため、殺菌水の有効塩素濃度もその都度
変動し、所望濃度の殺菌水を必ずしも得ることができな
いという問題点を有していた。
【0009】このような問題点を解決するため、予め所
定の有効塩素濃度となっている塩化ナトリウム水溶液を
用意し、これを電気分解するという方法も考えられる
が、所定の有効塩素濃度の塩化ナトリウム水溶液を用意
すること自体が面倒なものとなっている。
【0010】以上のように従来の殺菌水供給装置は、有
効塩素濃度の調整に関して問題点を有しているが、これ
以外に、以下の問題点を有している。
【0011】即ち、食器殺菌用の殺菌水を供給する場合
にあっては、その食器に有機物(飲食物の滓)が付着し
ているときは、この殺菌水の有効塩素(次亜塩素酸)が
この有機物と反応してしまい、食器自体の殺菌作用が低
下するという問題点を有していた。
【0012】更に、前記従来の殺菌水供給装置では、電
解質溶液タンク内で塩化ナトリウム水溶液を電気分解す
るが、この電解質溶液タンクは通常大気開放型となって
いるため、この電気分解時に発生する塩素ガス(刺激
臭)が外部に多量に漏れ、不快なものとなっていた。
【0013】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、有
効塩素濃度を適宜判断でき、また、殺菌水の殺菌作用の
低下を防止し、更には塩素ガスの外部への漏れを防止で
きる殺菌水供給装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、殺菌材料が混合した水溶
液を電解して殺菌水を生成する殺菌水生成装置を備え、
殺菌水生成装置で生成された殺菌水を出水口に給水する
殺菌水供給装置において、殺菌水の有効塩素濃度を表示
する塩素濃度表示手段を備えた構造となっている。
【0015】請求項1の発明によれば、殺菌水の有効塩
素濃度を塩素濃度表示手段で適宜判断できるため、この
有効塩素濃度が低いと判定されたときは、電解電圧を上
昇させたり、或いは、電解時間を長くして、有効塩素濃
度を上昇させることができる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1に係る殺菌水
供給装置において、塩素濃度表示手段の濃度表示部材と
してヨウ化カリウムでんぷん試験紙を用いるときは、殺
菌水がこの試験紙に含浸され、この試験紙の色(殺菌水
の塩素と反応)と標準溶液を比色判定し、有効塩素濃度
を判定することができる。
【0017】請求項3の発明は、請求項2に係る殺菌水
供給装置において、濃度表示部材は少なくとも一部が透
明な容器体に収納され、容器体は殺菌水生成装置から流
出した殺菌水が通るよう水管路に着脱可能に設けた構造
となっている。この請求項3の発明によれば、殺菌水の
有効塩素濃度を測定するとき、濃度表示部材を収納した
容器体を水管路に装着すれば良く、外部から殺菌水の濃
度を簡単に判定することができる。
【0018】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
に係る殺菌水供給装置において、出水口に洗剤水を給水
する洗剤水供給手段を有する構造となっている。この請
求項4の発明によれば、食器に付着している有機物によ
る汚れを除去できる。
【0019】請求項5の発明は、請求項4に係る殺菌水
供給装置において、洗剤水供給手段は洗剤水の種類毎に
複数有する構造となっているため、例えばアルカリ性洗
剤水供給手段と中性洗剤水供給手段を用意するときは、
食器に対する有機物の付着の程度が通常のときは、中性
洗剤水供給手段から中性洗剤水を供給して、この有機物
を除去する。一方、食器に対する有機物が油であるとき
は、アルカリ性洗剤水供給手段からアルカリ性洗剤水を
供給して、この油汚れを除去する。
【0020】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
に係る殺菌水供給装置において、殺菌水生成装置の殺菌
水と洗剤水供給手段の洗剤水を選択的に給水制御する制
御手段を有する構造となっている。この請求項6の発明
によれば、食器殺菌用の殺菌水を供給する際、これに先
だって洗剤水を食器に供給するときは、この食器が洗剤
液で洗浄することができるため、食器に付着している有
機物を除去でき、その後に供給される殺菌水の殺菌作用
が低下することがない。
【0021】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
に係る殺菌水供給装置において、殺菌水生成装置の殺菌
水又は洗剤水供給手段の洗剤水の少なくとも一方に希釈
用の水を給水する希釈手段を有する構造となっている。
この請求項7の発明によれば、殺菌水生成装置で生成さ
れる殺菌水や洗剤水供給手段から供給される洗剤水の濃
度を高く設定できるため、少ない殺菌水又は洗剤水で多
量の殺菌水又は洗剤水を供給できる。
【0022】請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7
に係る殺菌水供給装置において、殺菌水生成装置に電解
時に発生する塩素ガスを除去する塩素ガス除去手段を有
する構造となっている。この請求項8の発明によれば、
電解時に発生した塩素ガスが塩素ガス除去手段で除去さ
れ、塩素臭により不快となることがない。
【0023】請求項9の発明は、請求項8に係る殺菌水
供給装置において、塩素ガス除去手段は活性炭又は白金
系触媒が担持された活性炭である。この請求項9の発明
によれば、塩素ガスが活性炭に吸着され、また、白金系
触媒により塩素ガスの分解作用が促進される。
【0024】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明に係る殺菌
水供給装置の第1実施形態を示すもので、図1は殺菌水
供給装置の全体構成図、図2は塩素濃度表示手段を示す
斜視図、図3はカートリッジ部の非装着状態を示す断面
図、図4はカートリッジ部の装着状態を示す断面図であ
る。
【0025】まず、この殺菌水供給装置を図1を参照し
て説明する。この殺菌水供給装置は、殺菌水を生成する
殺菌水生成装置1と、この殺菌水生成装置1により生成
された殺菌水を出水口21に流す殺菌水供給管路2とか
ら構成され、この出水口21から流出する殺菌水を手指
の消毒、食器の殺菌、或いは、厨房の殺菌等に用いるよ
うになっている。
【0026】この殺菌水生成装置1は、大気開放型のシ
スターン11を有し、このシスターン11内に給水管1
2を通じて水道水を導入する一方、塩化ナトリウム水溶
液が貯留された液タンク13からその導液管131を通
じて塩化ナトリウム水溶液を導入するようになってい
る。
【0027】また、シスターン11内には水位を検知す
るフロートセンサ14を設置する一方、給水管12には
常閉の導水用電磁弁121が設置され、また、導液管1
31には常閉の導液用電磁弁132が設置されている。
ここで、シスターン11内の殺菌水が殺菌水供給管路2
を通じて出水されたときは、その出水量をフロートセン
サ14で検知し、その出水量に対応するよう、導水用電
磁弁121を開放して水道水をシスターン11内に導水
し、また、導液用電磁弁132を開放してシスターン1
1内に塩化ナトリウム水溶液を導入し、シスターン11
内を所定水位に維持している。
【0028】更に、シスターン11内には陰陽一対の電
極15が配置されており、この電極15に電極用電源1
6から直流電圧を印加し、シスターン11内の希釈され
た塩化ナトリウム水溶液(塩素イオン含有水)を電気分
解して、次亜塩素酸(有効塩素)を生成し、所定有効塩
素濃度の殺菌水を生成する構成となっている。
【0029】一方、殺菌水供給管路2は、その基部をシ
スターン11の底壁111を通じてシスターン11の内
部に連通し、先端に出水口21を有するもので、その上
流側から殺菌水供給電磁弁22、出水栓23及び塩素濃
度表示手段例えば塩素濃度表示容器24を設置してい
る。
【0030】この塩素濃度表示容器24は、図2乃至図
4に示すように、殺菌水供給管路2に固定された下面開
口の扁平円盤状のヘッド部241と、ヘッド部241に
着脱自在に螺合する透明のカートリッジ部(容器体)2
42とを有し、このカートリッジ部242にはヨウ化カ
リウムでんぷん試験紙243が収容されている。このヨ
ウ化カリウムでんぷん試験紙243はこれに殺菌水が含
浸されるとき、この試験紙243が有効塩素に反応して
有効塩素濃度に対応する色変化を起こす。この変化した
色と標準溶液の色とを比較し、殺菌水の有効塩素濃度を
判定する。
【0031】また、この塩素濃度表示容器24において
有効塩素濃度の判定を行わないときは、図3に示すよう
に、ヘッド部241の下面開口にキャップ244を螺合
して下面開口を閉塞し、他方、有効塩素濃度の判定を行
うときは、図4に示すように、カートリッジ部242の
上面開口をヘッド部241の下面開口に螺合し、殺菌水
供給管路2に連通させるようにしている。
【0032】本実施形態に係る殺菌水供給装置により殺
菌水を供給するときは、予め、シスターン11内の塩化
ナトリウム水溶液の希釈水に電極15を介して直流電圧
を印加して電解殺菌水を生成する。そして、出水栓23
を開く際、図4に示すように、ヨウ化カリウムでんぷん
試験紙243が収容されたカートリッジ部242をヘッ
ド部241に装着し、殺菌水供給電磁弁22を所定時間
開放する。これにより、シスターン11内の殺菌水が塩
素濃度表示容器24のヨウ化カリウムでんぷん試験紙2
43に含浸され、殺菌水の有効塩素濃度を判定する。
【0033】この有効塩素濃度判定においては、透明の
カートリッジ部242の外からヨウ化カリウムでんぷん
試験紙243の色を認識し、比色判定する。
【0034】この判定において、未だ有効塩素濃度が所
定の値(例えば、50ppm)となっていないと判定さ
れたときは、再度、電極15に直流電圧を印加して殺菌
水の有効塩素濃度を上昇させる。そして、カートリッジ
部242を交換して再度有効塩素濃度の濃度を判定す
る。このような判定を繰り返して有効塩素濃度が所定濃
度以上となったときは、カートリッジ部242の代わり
にキャップ244をヘッド部241に装着し、しかる
後、出水栓23を開放するとともに、殺菌水供給電磁弁
22を所定時間開放し出水口21から殺菌水を供給す
る。
【0035】以上のように本実施形態に係る殺菌水供給
装置によれば、塩素濃度表示容器24により予め殺菌水
の有効塩素濃度を確認でき、また、塩素濃度表示容器2
4のカートリッジ部242が透明となっているため、ヨ
ウ化カリウムでんぷん試験紙243の比色判定を簡単に
できる。
【0036】なお、塩素濃度表示部材としてヨウ化カリ
ウムでんぷん試験紙243を用いたが、O−トリジン試
薬やジエチルーpーフェニレンジアミン試薬を用いるよ
うにしても良い。また、カートリッジ部242全体を透
明にしているが、一部が透明となっているものでよい。
【0037】図5乃至図7は本発明に係る殺菌水供給装
置の第2実施形態を示すもので、図5は殺菌水供給装置
の概略構成を示す管路図、図6は殺菌水供給装置の回路
構成を示すブロック図、図7は殺菌水供給装置の制御フ
ローチャートである。
【0038】前記第1実施形態では前述の殺菌水生成装
置1で生成された殺菌水のみを供給する構成となってい
るが、本実施形態では、この殺菌水のみならず、中性洗
剤水及びアルカリ性洗剤水をも供給できる構成となって
いる。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符
号をもって表し、その説明を省略する。
【0039】この第2実施形態では、図5に示すよう
に、前記殺菌水生成装置1の他に、中性洗剤水を貯留し
た中性洗剤水供給装置3と、アルカリ性洗剤水を貯留し
たアルカリ性洗剤水供給装置4を設置し、この各供給装
置3,4を中性洗剤水供給電磁弁31及びアルカリ性洗
剤水供給電磁弁41を介して殺菌水生成装置1と並列に
殺菌水供給管路2に連結している。
【0040】次に、殺菌水供給電磁弁22、中性洗剤水
供給電磁弁31及びアルカリ性洗剤水供給電磁弁41の
駆動制御を図6及び図7を参照して説明する。各電磁弁
22,31,41の駆動制御回路は、図6に示すよう
に、CPU及びメモリを搭載したマイコン5にて制御さ
れるもので、このマイコン5には殺菌水供給電磁弁22
をオンさせる殺菌水供給スイッチ51、中性洗剤水供給
電磁弁31をオンさせる中性洗剤水供給スイッチ52及
びアルカリ性洗剤水供給電磁弁41をオンさせるアルカ
リ性洗剤水供給スイッチ53からの駆動信号に基づき、
各電磁弁駆動回路54を通じて各電磁弁22,31,4
1を制御する。また、このマイコン5にはタイマ55の
計時信号が入力されており、このタイマ55で設定され
た時間に亘って各電磁弁22,31,41をオンするよ
う制御している。
【0041】以下、この各電磁弁22,31,41の駆
動制御を図7のフローチャートに基づき説明する。
【0042】即ち、出水栓23を開け、各スイッチ5
1,52,53の何れかをオンさせる(S1〜S3)。
ここで、殺菌水供給スイッチ51がオンしているときは
(S1)、殺菌水供給電磁弁22を開き(S4)、所定
時間(例えば、60秒)経過したときは(S5)、殺菌
水供給電磁弁22を閉じる(S6)。即ち、殺菌水供給
電磁弁22を所定時間に亘って開放する。これにより、
所定量の殺菌水を出水口21から供給することとなる。
この殺菌水を例えば食器に供給するときは、食器の殺菌
を行うことができる。
【0043】また、アルカリ性洗剤水供給スイッチ53
がオンしているときは(S2)、アルカリ性洗剤水供給
電磁弁41を開き(S7)、所定時間(例えば、60
秒)経過したときは(S8)、アルカリ性洗剤水供給電
磁弁41を閉じる(S9)。即ち、アルカリ性洗剤水供
給電磁弁41を所定時間に亘って開放する。これによ
り、所定量のアルカリ性洗剤水を出水口21から供給す
ることとなる。このアルカリ性洗剤水を食器に供給する
ときは、食器に付着している油汚れを除去し食器の洗浄
を行うことができる。
【0044】更に、中性洗剤水供給スイッチ52がオン
しているときは(S3)、中性洗剤水供給電磁弁31を
開き(S10)、所定時間(例えば、60秒)経過した
ときは(S11)、中性洗剤水供給電磁弁31を閉じる
(S12)。即ち、中性洗剤水供給電磁弁31を所定時
間に亘って開放する。これにより、所定量の中性洗剤水
を出水口21から供給することとなる。この中性洗剤水
を食器に供給するときは、食器に付着している通常の食
物汚れを除去し食器の洗浄を行うことができる。
【0045】以上のように、第2実施形態に係る殺菌水
供給装置は、殺菌水供給スイッチ51、中性洗剤水供給
スイッチ52及びアルカリ性洗剤水供給スイッチ53を
任意に選択し、殺菌水、中性洗剤水及びアルカリ性洗剤
水をそれぞれ供給できるようになっているため、食器の
殺菌及び洗浄を行うことができる。
【0046】また、中性洗剤水供給スイッチ52或いは
アルカリ性洗剤水供給スイッチ53をオンして予め食器
の洗浄を行い、次いで、殺菌水供給スイッチ51をオン
して殺菌水を供給するときは、殺菌水(有効塩素)が食
器の汚れ(有機物の滓)と反応することがないので、食
器の殺菌作用が低下することがない。
【0047】なお、その他の構成、作用は前記第1実施
形態と同様であるため、その説明を省略する。
【0048】図8乃至図11は本発明に係る殺菌水供給
装置の第3実施形態を示すもので、図8は殺菌水供給装
置の概略構成を示す管路図、図9は吸引器を示す断面
図、図10は殺菌水供給装置の回路構成を示すブロック
図、図11は殺菌水供給装置の制御フローチャートであ
る。
【0049】前記第2実施形態では殺菌水生成装置1か
らは殺菌水が供給され、中性洗剤水供給装置3からは中
性洗剤水が供給され、更にアルカリ性洗剤水供給装置4
からはアルカリ性洗剤水が供給され、それぞれ原液が出
水口21に供給される構造となっている。これに対し
て、第3実施形態は殺菌水生成装置1、中性洗剤水供給
装置3及びアルカリ性洗剤水供給装置4から供給される
原液を、水道水で希釈する構造となっている。なお、前
記第2実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表
し、その説明を省略する。
【0050】即ち、第3実施形態は、図8に示すよう
に、殺菌水生成装置1を迂回して殺菌水供給管路2に水
道水を導水するバイパス管路6を設置している。バイパ
ス管路6には常閉の給水電磁弁61が設置され、この給
水電磁弁61のオンオフによりバイパス管路6への水の
流れを規制或いは解除するようになっている。また、第
3実施形態は各装置1,3,4と殺菌水供給管路2との
配管接続部分には、吸引器62を設置している。
【0051】この吸引器62の構造を図9を参照して説
明する。この吸引器62は既に公知のものであるが、図
9に示すように、その第1の入口621が各電磁弁2
2,31,41を介して殺菌水生成装置1、中性洗剤水
供給装置3及びアルカリ性洗剤水供給装置4に接続し、
殺菌水或いは洗剤水が第1の入口621から流入する。
また、その第2の入口622がバイパス管路6方向に、
出口623が出水栓23側にそれぞれ接続しており、各
口622,623間の管路が上流側から下流に向かって
一旦絞られ、続いて徐々に拡径となる、いわゆるベンチ
ュリ構造となっている。吸引器6は以上のような構成を
備えることから、水道水が吸引器62内を流れるとき、
水道水の流速により、殺菌水或いは洗剤水が吸引器62
内に吸引される。この吸引された殺菌水或いは洗剤水は
水道水で希釈化され、この希釈殺菌水或いは洗剤水が出
水口21から供給される。
【0052】次に、殺菌水供給電磁弁22、中性洗剤水
供給電磁弁31、アルカリ性洗剤水供給電磁弁41及び
給水電磁弁61の駆動制御を図10及び図11を参照し
て説明する。各電磁弁22,31,41,61の駆動制
御回路は、図10に示すように、CPU及びメモリを搭
載したマイコン5にて制御されるもので、このマイコン
5には前記第2実施形態と同様に、殺菌水供給スイッチ
51、中性洗剤水供給スイッチ52及びアルカリ性洗剤
水供給スイッチ53からの駆動信号に基づき、各電磁弁
駆動回路54を通じて各電磁弁22,31,41を制御
するとともに、給水電磁弁61を制御する。また、この
マイコン5にはタイマ55の計時信号が入力されてお
り、このタイマ55で設定された時間に亘って各電磁弁
22,31,41,61をオンするよう制御している。
【0053】以下、この各電磁弁22,31,41,6
1の駆動制御を図11のフローチャートに基づき説明す
る。
【0054】即ち、出水栓23を開け、各スイッチ5
1,52,53の何れかをオンさせる(S21〜S2
3)。ここで、殺菌水供給スイッチ51がオンしている
ときは(S21)、給水電磁弁61及び殺菌水供給電磁
弁22を開き(S24)、所定時間(例えば、60秒)
経過したときは(S25)、給水電磁弁61及び殺菌水
供給電磁弁22を閉じる(S26)。即ち、給水電磁弁
61及び殺菌水供給電磁弁22を所定時間に亘って開放
する。これにより、殺菌水がバイパス管路6を通る水道
水で希釈され、この希釈殺菌水が出水口21から供給さ
れ、食器の殺菌に用いられる。
【0055】また、アルカリ性洗剤水供給スイッチ53
がオンしているときは(S22)、給水電磁弁61及び
アルカリ性洗剤水供給電磁弁41を開き(S27)、所
定時間(例えば、60秒)経過したときは(S28)、
給水電磁弁61及びアルカリ性洗剤水供給電磁弁41を
閉じる(S29)。即ち、給水電磁弁61及びアルカリ
性洗剤水供給電磁弁41を所定時間に亘って開放する。
これにより、アルカリ性洗剤水がバイパス管路6を通る
水道水で希釈され、この希釈アルカリ性洗剤水が出水口
21から供給され、油汚れの食器の洗浄に用いられる。
【0056】更に、中性洗剤水供給スイッチ52がオン
しているときは(S23)、給水電磁弁61及び中性洗
剤水供給電磁弁31を開き(S30)、所定時間(例え
ば、60秒)経過したときは(S31)、給水電磁弁6
1及び中性洗剤水供給電磁弁31を閉じる(S32)。
即ち、給水電磁弁61及び中性洗剤水供給電磁弁31を
所定時間に亘って開放する。これにより、中性洗剤水が
バイパス管路6を通る水道水で希釈され、この希釈中性
洗剤水が出水口21から供給され、食器の洗浄に用いら
れる。
【0057】なお、この実施形態では、希釈殺菌水、希
釈アルカリ性洗剤水及び希釈中性洗剤水の供給量をタイ
マ55により制御しているが、各電磁弁22,31,4
1,61を図示しない手動スイッチにより開閉制御し、
任意の供給量が得られるようにしてもよい。
【0058】以上のように、第3実施形態に係る殺菌水
供給装置は、殺菌水生成装置1、中性洗剤水供給装置3
及びアルカリ性洗剤水供給装置4から供給される原液
を、水道水で希釈する構造となっているため、各装置
1,3,4内の殺菌水等の貯留物の濃度を高く設定で
き、その分、1回当たりの供給量が僅かで済み、装置
1,3,4の貯留容積、ひいては装置全体を小さくする
ことができる。
【0059】また、前述の如く、各装置1,3,4内の
貯留物の濃度を高く設定するときは、貯留物の粘性が高
くなり、その分、供給時の管路内抵抗が大きくなるが、
本実施形態では、吸引器62により強制的に殺菌水等を
吸引するため、殺菌水等を確実に供給できる。
【0060】なお、その他の構成、作用は前記第2実施
形態と同様であるため、その説明を省略する。
【0061】図12乃至図14は本発明に係る殺菌水供
給装置の第4実施形態を示すもので、図12は殺菌水供
給装置の概略構成を示す管路図、図13は殺菌水供給装
置の回路構成を示すブロック図、図14は殺菌水供給装
置の制御フローチャートである。
【0062】前記第3実施形態では、図8に示すよう
に、殺菌水生成装置1、中性洗剤水供給装置3及びアル
カリ性洗剤水供給装置4から供給される原液を吸引器6
2で吸引する構造となっているが、第4実施形態では図
12に示すように、ポンプ71で吸引する構造となって
いる。また、このポンプ71で吸引された原液とバイパ
ス管路6を流れる水道水とを混合器72で混合し、出水
口21から流すようになっている。なお、前記第3実施
形態と同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明
を省略する。
【0063】次に、殺菌水供給電磁弁22、中性洗剤水
供給電磁弁31、アルカリ性洗剤水供給電磁弁41、給
水電磁弁61及びポンプ71の駆動制御を図13及び図
14を参照して説明する。各電磁弁22,31,41,
61及びポンプ71の駆動制御回路は、図13に示すよ
うに、CPU及びメモリを搭載したマイコン5にて制御
されるもので、前記第3実施形態と同様に、殺菌水供給
スイッチ51、中性洗剤水供給スイッチ52及びアルカ
リ性洗剤水供給スイッチ53からの駆動信号に基づき、
各電磁弁駆動回路54を通じて各電磁弁22,31,4
1,61を制御する。また、各スイッチ51,52,5
3かの駆動信号に基づきポンプ駆動回路56を介してポ
ンプ71を制御する。また、マイコン5にはタイマ55
の計時信号が入力されており、このタイマ55で設定さ
れた時間に亘って各電磁弁22,31,41,61及び
ポンプ71をオンするよう制御している。
【0064】以下、この各電磁弁22,31,41,6
1及びポンプ71の駆動制御を図14のフローチャート
に基づき説明する。
【0065】即ち、出水栓23を開け、各スイッチ5
1,52,53の何れかをオンさせる(S41〜S4
3)。ここで、殺菌水供給スイッチ51がオンしている
ときは(S41)、給水電磁弁61及び殺菌水供給電磁
弁22を開き、更にポンプ71が駆動する(S44)。
そして、所定時間(例えば、60秒)経過したときは
(S45)、給水電磁弁61及び殺菌水供給電磁弁22
を閉じ、ポンプ71が停止する(S46)。これによ
り、殺菌水供給管路2を通る殺菌水とバイパス管路6を
通る水道水が混合器72で希釈され、この希釈殺菌水が
出水口21から供給され、食器の殺菌に用いられる。
【0066】また、アルカリ性洗剤水供給スイッチ53
がオンしているときは(S42)、給水電磁弁61及び
アルカリ性洗剤水供給電磁弁41を開き、更にポンプ7
1が駆動する(S47)。そして、所定時間(例えば、
60秒)経過したときは(S48)、給水電磁弁61及
びアルカリ性洗剤水供給電磁弁41を閉じ、ポンプ71
が停止する(S49)。これにより、殺菌水供給管路2
を通るアルカリ性洗剤水とバイパス管路6を通る水道水
が混合器72で混合され、この希釈アルカリ性洗剤水が
出水口21から供給され、油汚れの食器の洗浄に用いら
れる。
【0067】更に、中性洗剤水供給スイッチ52がオン
しているときは(S43)、給水電磁弁61及び中性洗
剤水供給電磁弁31を開き、更にポンプ71が駆動する
(S50)。そして、所定時間(例えば、60秒)経過
したときは(S51)、給水電磁弁61及び中性洗剤水
供給電磁弁31を閉じ、ポンプ71が停止する(S5
2)。これにより、殺菌水供給管路2を通る中性洗剤水
とバイパス管路6を通る水道水が混合器72で混合さ
れ、この希釈中性洗剤水が出水口21から供給され、食
器の洗浄に用いられる。
【0068】以上のように、第4実施形態に係る殺菌水
供給装置は、殺菌水生成装置1、中性洗剤水供給装置3
及びアルカリ性洗剤水供給装置4から供給される原液
を、ポンプ71により汲み上げ、これを水道水で希釈す
る構造となっているため、前記第3実施形態と同様に、
装置1,3,4の殺菌水等の貯留容積、ひいては装置全
体を小さくすることができる。
【0069】また、前記第3実施形態の吸引器62の吸
引力は水道水圧等により定まり、この吸引力を変更する
ことができないが、第4実施形態の如くポンプ71で構
成するときは、ポンプ71の出力を変更することによ
り、吸引力を容易に変更できる。従って、殺菌水等の原
液の粘性に対応させて確実に殺菌水等を吸引することが
できる。
【0070】なお、その他の構成、作用は前記第3実施
形態と同様であるため、その説明を省略する。
【0071】図15は本発明に係る殺菌水供給装置の第
5実施形態を示すもので、殺菌水供給装置の概略構成を
示す管路図である。なお、前記第1実施形態と同一構成
部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。
【0072】前記第1乃至第4実施形態に係る殺菌水供
給装置で使用されているシスターン11は上面全体を大
気開放した構造となっているが、第5実施形態ではシス
ターン11の上面全体を覆う蓋体112を有している。
また、この蓋体112の一部には上方に向かって延びる
開口筒113を有し、この開口筒113内に塩素ガス除
去手段、例えば多孔質の活性炭114を充填している。
【0073】第1実施形態に係る殺菌水供給装置で説明
したように、シスターン11内では塩化ナトリウム水の
電気分解がなされ、有効塩素を含む殺菌水が生成される
が、この殺菌水の生成時には塩素ガスが多量に発生し、
これが外に漏れ、刺激臭である塩素臭により不快感を与
えるという問題点を有している。
【0074】この第5実施形態では外部に流出する塩素
は全て活性炭114を通り、この活性炭114にて吸着
されるし、また、この吸着された塩素が活性炭により分
解されるため、塩素臭が外部に漏れることがない。
【0075】この吸着分解作用を化学式を用いて説明す
ると、活性炭114に吸着された塩素はシスターン11
内の湿気(水)と反応して、次式のように次亜塩素酸
(HOCl)を生成する。
【0076】Cl2+H2O→HOCl+HCl ここで、生成された次亜塩素酸(HOCl)は活性炭と
反応し、次式のように、分解される。
【0077】 C(活性炭)+2HOCl→2HCl+CO2 以上のように、第5実施形態に係る殺菌水供給装置によ
れば、塩素ガスを除去されるため、塩素臭で不快となる
ことがない。
【0078】なお、この塩素ガス除去手段として活性炭
に白金を担持したものを用いても良い。この白金は塩素
ガスの分解を促進するものとして周知のものである。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、殺菌水の有効塩素濃度を塩素濃度表示手段で適
宜判断できるため、この有効塩素濃度が低いと判定され
たときは、電解電圧を上昇させたり、或いは、電解時間
を長くして、有効塩素濃度を上昇させることができる。
【0080】請求項2の発明によれば、ヨウ化カリウム
でんぷん試験紙を用いるときは、比色判定により容易に
有効塩素濃度を判定できる。
【0081】請求項3の発明によれば、殺菌水の有効塩
素濃度を測定するとき、濃度表示部材を収納した容器体
を水管路に装着すれば良く、容器体の外部から殺菌水の
有効塩素濃度を簡単に判定できる。
【0082】請求項4及び請求項5の発明によれば、食
器等に付着している有機物の汚れも除去できる。
【0083】請求項6の発明によれば、食器殺菌用の殺
菌水を供給する際、これに先だって洗剤水を食器に供給
するときは、この食器が洗剤液で洗浄することができる
ため、食器に付着している有機物を除去でき、その後に
供給される殺菌水の殺菌作用が低下することがない。
【0084】請求項7の発明によれば、殺菌水生成装置
で生成される殺菌水や洗剤水供給手段から供給される洗
剤水の濃度を高く設定できるため、少ない殺菌水又は洗
剤水の原液で多量の殺菌水又は洗剤水を供給できる。
【0085】請求項8及び請求項9の発明によれば、電
解時に発生した塩素ガスが塩素ガス除去手段で除去さ
れ、塩素臭により不快となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る殺菌水供給装置の全体構成
【図2】第1実施形態に係る塩素濃度表示手段を示す斜
視図
【図3】第1実施形態に係るカートリッジ部の非装着状
態を示す断面図
【図4】第1実施形態に係るカートリッジ部の装着状態
を示す断面図
【図5】第2実施形態に係る殺菌水供給装置の概略構成
を示す管路図
【図6】第2実施形態に係る殺菌水供給装置の回路構成
を示すブロック図
【図7】第2実施形態に係る殺菌水供給装置の制御フロ
ーチャート
【図8】第3実施形態に係る殺菌水供給装置の概略構成
を示す管路図
【図9】第3実施形態に係る吸引器を示す断面図
【図10】第3実施形態に係る殺菌水供給装置の回路構
成を示すブロック図
【図11】第3実施形態に係る殺菌水供給装置の制御フ
ローチャート
【図12】第4実施形態に係る殺菌水供給装置の概略構
成を示す管路図
【図13】第4実施形態に係る殺菌水供給装置の回路構
成を示すブロック図
【図14】第4実施形態に係る殺菌水供給装置の制御フ
ローチャート
【図15】第5実施形態に係る殺菌水供給装置の概略構
成を示す管路図
【符号の説明】
1…殺菌水生成装置、2…殺菌水供給管路、3…中性洗
剤水供給装置、4…アルカリ性洗剤水供給装置、5…マ
イコン、6…バイパス管路、24…塩素濃度表示容器、
113…活性炭。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 560 C02F 1/50 560F 1/76 1/76 A (72)発明者 佐藤 元春 群馬県伊勢崎市寿町20番地サンデン株式会 社内 Fターム(参考) 4D050 AA04 AB06 BB05 CA20 4D061 DA03 DB10 EA02 EB01 EB37 EB38 EB39 ED13 FA20 GA01 GA04 GA20 GB01 GB20 GC06 GC15 GC19 GC20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殺菌原料が混合した水溶液を電解して殺
    菌水を生成する殺菌水生成装置を備え、該殺菌水生成装
    置で生成された殺菌水を水管路を通じて出水口に給水す
    る殺菌水供給装置において、 前記殺菌水の有効塩素濃度を表示する塩素濃度表示手段
    を備えたことを特徴とする殺菌水供給装置。
  2. 【請求項2】 前記塩素濃度表示手段の濃度表示部材と
    してヨウ化カリウムでんぷん試験紙を用いたことを特徴
    とする請求項1記載の殺菌水供給装置。
  3. 【請求項3】 前記濃度表示部材は少なくとも一部が透
    明な容器体に収納され、該容器体は前記殺菌水生成装置
    から流出した殺菌水が通るよう水管路に着脱可能に設け
    たことを特徴とする請求項2記載の殺菌水供給装置。
  4. 【請求項4】 前記出水口に洗剤水を給水する洗剤水供
    給手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れか1項記載の殺菌水供給装置。
  5. 【請求項5】 前記洗剤水供給手段は洗剤水の種類毎に
    複数有することを特徴とする請求項4記載の殺菌水供給
    装置。
  6. 【請求項6】 前記殺菌水生成装置の殺菌水と前記洗剤
    水供給手段の洗剤水を選択的に給水制御する制御手段を
    有することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の殺
    菌水供給装置。
  7. 【請求項7】 前記殺菌水生成装置の殺菌水又は前記洗
    剤水供給手段の洗剤水の少なくとも一方に希釈用の水を
    給水する希釈手段を有することを特徴とする請求項1乃
    至請求項6の何れか1項記載の殺菌水供給装置。
  8. 【請求項8】 前記殺菌水生成装置に電解時に発生する
    塩素ガスを除去する塩素ガス除去手段を有することを特
    徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項記載の殺菌
    水供給装置。
  9. 【請求項9】 前記塩素ガス除去手段は多孔質の活性炭
    又は白金系触媒が担持された多孔質の活性炭であること
    を特徴とする請求項8記載の殺菌水供給装置。
JP33775399A 1999-11-29 1999-11-29 殺菌水供給装置 Pending JP2001149939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33775399A JP2001149939A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 殺菌水供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33775399A JP2001149939A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 殺菌水供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001149939A true JP2001149939A (ja) 2001-06-05

Family

ID=18311646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33775399A Pending JP2001149939A (ja) 1999-11-29 1999-11-29 殺菌水供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001149939A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345047A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Wetmaster Kk 気化式加湿器の殺菌方法及び殺菌式気化式加湿器並びにそのための銀イオン発生装置
JP2010155245A (ja) * 2010-04-09 2010-07-15 Towa Techno:Kk 電解水の製造方法
JP2010253463A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Shinmeiwa:Kk 殺菌用の残留有効塩素含有水の製造装置及びその方法
WO2016166862A1 (ja) * 2015-04-16 2016-10-20 大和ハウス工業株式会社 食品洗浄装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345047A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Wetmaster Kk 気化式加湿器の殺菌方法及び殺菌式気化式加湿器並びにそのための銀イオン発生装置
JP2010253463A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Shinmeiwa:Kk 殺菌用の残留有効塩素含有水の製造装置及びその方法
JP2010155245A (ja) * 2010-04-09 2010-07-15 Towa Techno:Kk 電解水の製造方法
WO2016166862A1 (ja) * 2015-04-16 2016-10-20 大和ハウス工業株式会社 食品洗浄装置
JPWO2016166862A1 (ja) * 2015-04-16 2017-12-14 大和ハウス工業株式会社 食品洗浄装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101916882B1 (ko) 수처리 장치의 살균세척방법
US10266441B2 (en) Water treatment apparatus and sterilizing and cleansing method thereof
US7393450B2 (en) System for maintaining pH and sanitizing agent levels of water in a water feature
US7008529B2 (en) Water treating device
KR100706215B1 (ko) 염소소독수 생성장치
KR100802361B1 (ko) 전해살균 소독수 공급장치
JP2001198573A (ja) 殺菌水供給装置
JPH1024294A (ja) 弱酸性の塩素系殺菌水の製造方法
JP4730258B2 (ja) 電解水生成装置及びこれを備えた流し台
JP2001149939A (ja) 殺菌水供給装置
KR200435320Y1 (ko) 염소소독수 생성장치
JP2627258B2 (ja) 貯留水の電解消毒装置
JPH09189141A (ja) 水泳用プール水の殺菌消毒装置
JP3612902B2 (ja) 電解水生成装置
JP2008006347A (ja) 電解水生成装置及びこれを備えた流し台
JPH08215684A (ja) イオン水生成装置
JP3766848B2 (ja) 電解水生成装置
JPH10192855A (ja) 電解水生成装置
JP3508409B2 (ja) 電解水生成装置
JP3890440B2 (ja) 電解水生成装置
JP2002119968A (ja) ミネラル水製造装置
KR101394212B1 (ko) 살균수기
JP3919936B2 (ja) 飲料供給装置
JP2002126766A (ja) ミネラル水製造装置及びミネラル水製造方法
JP2003080256A (ja) 電解水製造装置