JP4725311B2 - 噴流可動ノズル - Google Patents

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本発明は、水流の噴出方向を変化させる噴流可動ノズルに関するものである。
従来から、浴槽に水流(浴水又は気泡入り浴水)を噴出して浴槽に入浴している人に衝突させてマッサージすることが行われている。このような従来例として例えば特許文献1が知られている。
この特許文献1に示された従来例にあっては、浴槽の複数箇所に浴槽に入浴する入浴者に向けて水流を噴出するための複数の噴出口を設け、例えば腰から背中にかけての部位に噴出口から水流を噴出する場合、腰から背中にかけての部位に存在する複数箇所のツボに同時に水流が当たるように腰から背中にかけての広い部位に水流が当たるように噴出させている。ところが、異なる位置にある複数のツボに水流が同時に当たるので、身体の特定の一部の部位(例えばツボのある部位)を局部的に集中して効果的なマッサージができないことになり、マッサージ効果が弱いという問題がある。
そこで、本発明者らは、本発明に至る過程で、ポンプと噴出口との循環流路の途中に切替弁を設置して、ポンプからの水を切替弁を介して複数の噴出口に分配し且つ、切替弁によって各噴出口から噴出する水流を変化させることで、異なる部位に順番に集中的に水流を当てて押し擦すようにして異なる部位をそれぞれ順番に効果的にマッサージできるようにする水流噴出装置を開発し、この時、噴出口から噴出する水流の噴出方向を変化させるための噴流可動ノズルを開発しており、これについて説明する。
噴流可動ノズルは、図4に示すようにノズル体10に断面略V字状をし且つノズル体10の前面部に開口したV字状溝25を形成することで前面部の開口を噴出口20としてあり、V字状溝25よりなる噴出口20の底部の一方の片側半部の傾斜底面26a及び他方の片側半部の傾斜底面26bにそれぞれ二つの開口27a、27bが設けてある。また、ノズル体10の両側面部の後端部に二つの入口28a、28bを設け、一方の入口28aと噴出口20の底部の一方の開口27aとを二つの流路3のうちの一方の流路3aで連通させると共に他方の入口28bと噴出口20の底部の他方の開口27bとを他方の流路3bで連通させてある。ここで、一方の流路3aと他方の流路3bとは流路3の延長線がV字状溝25内で互いに交差するように逆方向に傾斜した関係となっている。
また、前記一方の流路3aと他方の流路3bとに流量比を変えながら供給するための切替弁及びポンプが上流側に設けてある。
このように、ポンプを運転して切替弁を介して水を噴出口20に供給するのであるが、一方の流路3aと他方の流路3bへの水の流れる流量比が変化しながら一方の開口27a、他方の開口27bから噴出口20内に供給されて噴出口20内で合流し、合流した水流が噴出口20から外部に噴出されることになる。この場合、噴出口20で合流した水は一方の流路3aの先端の一方の開口27aと他方の流路3bの先端の他方の開口27bから噴出口20内に供給される流量比が変化することでその噴出口20からの噴出する水量の噴出方向を略扇状の角度の範囲内で連続して変化させることになる。
しかしながら、この従来の噴流可動ノズルにおいては、浴槽への取り付けスペースを広く要するものであるため、二つの流路3a、3bが略平行となるように配置して広い取り付けスペースを要しないと共に、略平行にしたことによって噴流が設計通りの噴出方向で噴出されないといったことのない噴流可動ノズルが望まれていた。
特開2003−250854号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、広い取り付けスペースを要することなく水流の噴出方向を変化させることができる噴流可動ノズルを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、前方が開口して噴出口20となる合流室2と、この合流室2の後部の二箇所にそれぞれ連通接続される二つの流路3(3a、3b)とを備え、流量比を可変とした前記二つの流路3a、3bからの各噴流を合流室2にて合流させて該合流した噴流を前記流量比に応じて定まる噴出方向に向けて噴出口20から噴出させる噴流可動ノズル1において、二つの流路3a、3bを前方に向けて略平行に形成すると共に該二つの流路3a、3bの合流室2に接続される下流端近傍を前方へ行く程互いに近づくように傾斜させ、前記二つの流路3a、3bの平行となった部分の下流端近傍の互いに対向する側の内壁面に前方へ行く程互いに離れる傾斜面4を形成して成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、広い取り付けスペースを要することなく水流の噴出方向を変化させることができる。
本発明にあっては、広い取り付けスペースを要することなく水流の噴出方向を変化させることができて、噴流可動ノズルの小型化が図られるものである。
本発明の一実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態では浴槽に水流を噴出して浴槽に入浴している人に衝突させてマッサージするための噴流可動ノズルとして説明するが、用途については特に限定されないものであり、また噴流は水流に限定されず液体の流れであればよい。
この噴流可動ノズルは、浴槽の底面部や側壁部に取り付けられると共に、この噴流可動ノズルに二つの水流を供給するための切替弁を上流側に配設するもので、切替弁と噴流可動ノズルとを配管を介して接続してもよいが、噴流可動ノズルを切替弁に直接接続してもよい。以下、噴流可動ノズルと切替弁について説明する。
噴流可動ノズル1は、図1に示すようにノズル体10に前面が開口して噴出口20となる合流室2と、前記合流室2に連通接続される二つの流路3とで主体が構成される。二つの流路3は一方の流路3aと他方の流路3bとからなり、この一方の流路3aと他方の流路3bは、前端部(下流側の端部)がそれぞれ合流室2の後部に連通接続されるものである。本実施形態ではノズル体10は前半体10aと後半体10bとで構成される。前半体10aには、上記合流室2及び噴出口20と、合流室2の後方に開口する後開口(特に図示せず)が形成してある。後半体10bは、内部がそれぞれ一方の流路3aと他方の流路3bとなる二つの筒部11(11a、11b)を略平行となるように並設して、この両筒部11の前端部と略中央部とを連結部12にて連結して略平行な状態を保持している。この後半部の前端部を前半部の後開口13に嵌入固定してノズル体10が形成される。
上記のようにノズル体10の後半体10bの二つの筒部11は略平行となっていて一方の流路3aと他方の流路3bの流れ方向は略平行となるが、両筒部11の前端(下流端)近傍を前方へ行く程互いに近づくように傾斜させており、これによって二つの筒部11内の流路3を流れる水流の流れ方向が互いに前方へ行く程近づくように傾斜する。そして更に、本発明においては、二つの流路3の平行となった部分の前端(下流端)近傍の互いに対向する側の内壁面に前方へ行く程互いに離れる傾斜面4が形成してある。
次に、上記噴流可動ノズル1に二つの流路3を介して水を供給する切替弁5について説明する。
切替弁5は図2に示すように弁本体50と、弁本体50の孔52に回動自在に嵌め込まれた回動弁体51と、回動弁体51を回動するためのモータ6とより構成してある。
回動弁体51には一端が軸方向の端部に開口した通水孔55が設けてあり、通水孔55の他端は回動弁体51の側面部に設けた弁口56に連通している。弁本体50の孔52の壁面における弁口56の回動軌跡上の複数箇所にそれぞれ対応する位置に複数の流出口53を設けてある。図2に示す実施形態には二つの流出口53a、53bを隔設して設けた例が示してある。
弁本体50には、図2に示すように、回動弁体51の通水孔55の軸方向の一端の開口に常時連通する流入孔54が設けてあり、この流入孔54は図3に示すように循環用水路8の一部を構成する配管8aによりポンプ7と連通接続してある。また、循環用水路8の弁本体50とノズル体10との間の部分は複数の分岐配管8b、8cにより構成してあり、実施形態では一方の流出口53aとノズル体10の一方の流路3aとが分岐配管8bにより連通接続してあり、他方の流出口53bとノズル体10の他方の流路3bとが分岐配管8cにより連通接続してある。ここで、ポンプをオンにした状態で回動弁体51をモータ6で回動することで図2(b)のように一方の流出口53aにのみ水が流れる状態から、一方の流出口53aと他方の流出口53bの両方に流量比を変えながら流れる状態((図2(c)には流量比が等しい段階を示す)を経て、図2(d)のように他方の流出口53bのみに水が流れる状態というように、一方の流出口53aと他方の流出口53bへの水の流れる流量比を変化させながら噴出口20に水を供給することができるようになっている。
このように、ポンプを運転して切替弁5を介して水を噴出口20に供給するのであるが、モータ6を駆動して回動弁体51を回転することで、一方の流出口53aと他方の流出口53bへの水の流れる流量比が変化しながら一方の流路3a、他方の流路3bから噴出口20内に供給されて噴出口20内で合流し、合流した水流が噴出口20から外部に噴出されることになる。この場合、噴出口20で合流した水は一方の流路3aの先端と他方の流路3bの先端から噴出口20内に供給される流量比が変化することでその噴出口20からの噴出する水量の噴出方向を略扇状の角度の範囲内で連続して変化させることになる。つまり、図2(b)のように一方の流出口53aにのみ水が流れる時は噴出口20からの水流の噴出方向は図1の矢印ハ方向となり、回動弁体51が回転していって図2(c)のように一方の流出口53a、他方の流出口53bとの流量比が同じになると図1の矢印ロ方向となり、更に、回動弁体51が回転していって図2(d)のように他方の流出口53bのみに水が流れる時は噴出口20からの水流の噴出方向は図1の矢印イ方向となる。更に回動弁体51が回動すると矢印イ方向から矢印ロ方向を経て再び矢印ハ方向となる。このように噴出口20から矢印イ方向から矢印ハ方向の範囲内で水流の噴出方向を変えながら噴出するようになっており、本実施形態では一方の流路3aと他方の流路3bから供給される水流の流量比を変化させるための前述の切替弁5により噴出口20から浴水又は気泡入り浴水を噴出する際、水流の噴出方向を変化させながら噴出させるための噴出方向可変手段を構成している。
この時、噴流可動ノズル1から噴出される水流は、切替弁5より供給されてそれぞれ一方の流路3a、他方の流路3bに流入した水は傾斜面4によってその流れ方向が外方(すなわち互いに離れる方向)に傾斜し、その後その下流側の二つの流路3が互いに近づくように傾斜した部分にて水流の流れ方向が内方(すなわち互いに近づく方向)に傾斜するが、これにあたって上記傾斜面4を形成したことで、ノズルの外形、外寸を変えることなく流路3の内壁長を長くすることができて噴流の流れ方向を変化させるのに充分な長さを確保でき、小型化が可能となって浴槽への広い取り付けスペースを要しないと共に、略平行にしたものでありながら噴流が設計通りの噴出方向で噴出されないといったこともないものである。
本発明の一実施形態の断面図である。 切替弁を示し、(a)は正面図であり、(b)(c)(d)は回動弁体の回動角による連通状態を説明する説明図である。 全体概略構成図である。 従来の噴流可動ノズルの断面図である。
符号の説明
1 噴流可動ノズル
3 流路
3a 一方の流路
3b 他方の流路
4 傾斜面
5 切替弁
6 モータ

Claims (1)

  1. 前方が開口して噴出口となる合流室と、この合流室の後部の二箇所にそれぞれ連通接続される二つの流路とを備え、流量比を可変とした前記二つの流路からの各噴流を合流室にて合流させて該合流した噴流を前記流量比に応じて定まる噴出方向に向けて噴出口から噴出させる噴流可動ノズルにおいて、二つの流路を前方に向けて略平行に形成すると共に該二つの流路の合流室に接続される下流端近傍を前方へ行く程互いに近づくように傾斜させ、前記二つの流路の平行となった部分の下流端近傍の互いに対向する側の内壁面に前方へ行く程互いに離れる傾斜面を形成して成ることを特徴とする噴流可動ノズル。
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