JP3608558B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、用便後の人体局部の洗浄を行う衛生洗浄装置に関し、特に洗浄ノズルを移動させることなく、洗浄範囲を変化させることが可能な衛生洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
人体局部を洗浄するこの種の洗浄装置としては単一もしくは、複数の噴出孔を設けた洗浄ノズルから温水を噴出させ、局部を集中的に洗浄するものがあるが、強い刺激感が得られる反面、人体局部に適応した広範囲の洗浄を行うことができなかった。また被洗浄部での洗浄水の変化がないため、洗浄効率を高められないという課題があった。すなわち被洗浄部に付着した汚物の洗浄は、流体が被洗浄面と汚物との結合部に侵入し、この結合力を低下させる過程、および洗浄流体が被洗浄部に衝突して汚物を剥離させる過程があり、この剥離効果を高めるためには被洗浄部において噴流を移動させることが効果的であるためである。
【0003】
このため近年、図6に示したように洗浄ノズル全体をモータなどの駆動手段によって往復動させ、洗浄噴流に変化を与えて人体局部に適した広範囲の洗浄を実現するとともに、洗浄効率の向上を図るものが提案されている(実開昭63−56775号公報)。同図において、1は洗浄ノズルであり、洗浄水供給手段(図示せず)から供給された洗浄水が給水口2から流入し、先端部に設けられた噴出孔3から人体局部に向けて噴出する。4は洗浄ノズル1を進退駆動するためのモータであり、その駆動力はギヤ5a、5b、5c、5dから構成される減速手段5と、ギヤ5dの軸6に巻回されたワイヤ7およびロータ8から構成される直線運動変換手段9を介して伝達され、結合部10によってワイヤ7に結合された洗浄ノズル1を進退駆動可能に構成されている。11は洗浄ノズル1の進出量を検出するフォトインタラプタであり、ギヤ5dの側面に形成されたスリット部(図示せず)のスリット数をカウントすることにより洗浄ノズル1の進出位置が検出される。
【0004】
上記構成において洗浄開始スイッチ(図示せず)が投入されると、モータ4が起動し、減速手段5および直線運動変換手段9を介して洗浄ノズル1は洗浄ノズル12内の後退位置から図6に示した人体局部位置に進出駆動され、給水口2から流入した洗浄水が噴出孔3から放出される。一方洗浄ノズル1の進出量はフォトインタラプタ11により検出されており、進出位置でモータ4を停止するとともに、必要により洗浄ノズル1を所定間隔で前後駆動し、人体局部に適応した広範囲の洗浄を行うとともに高い洗浄効率を実現するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記したような従来の洗浄装置では、洗浄ノズル全体を移動させるため、駆動手段となるモータ、減速手段およびモータの回転運動を洗浄ノズルの進退運動に変えるための直線運動変換手段、さらに進出状態を検出する位置検出手段などが必要であり、装置の複雑化、大型化およびそれに伴う高価格化につながるという課題があった。
【0006】
本発明は上記課題を解決するものであり、二種類の噴出孔から噴出する洗浄水を合流可能に構成し、各々の噴出孔から噴出する洗浄水の流量比を調節することにより、洗浄位置を変えるので、洗浄ノズル全体を移動させることなく人体局部に適した広範囲の洗浄が行えるとともに洗浄効率を向上させることが可能であり、かつ簡易構成の衛生洗浄装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の衛生洗浄装置は、洗浄水供給手段と、給水路と、洗浄水を人体局部に向けて噴出する洗浄ノズルとを有し、前記洗浄ノズルは、第1および第2の流路と、各々の流路に連通する第1、第2の噴出孔を有するとともに、前記第1、第2の噴出孔からの洗浄水を合流可能に構成し、前記第1および第2の流路の上流側に前記第1および第2の流路に供給する洗浄水量の配分比を制御して各々の噴出孔から噴出する洗浄水の流量比を調節し洗浄位置を変えるようにした流量比制御手段を設けて構成したものである。
【0008】
【作用】
本発明の衛生洗浄装置は、第1および第2の噴出孔からの洗浄水が合流可能に構成するとともに流量比制御手段により、第1の噴出孔の洗浄水量と第2の噴出孔からの洗浄水量の比率を制御するので、合流した洗浄噴流の挙動は二つの流路への流量比によって変化することとなり、被洗浄面における洗浄位置もしくは洗浄範囲が調節できる。これにより、ノズル装置全体を移動させることなく洗浄範囲を調節することができるとともに洗浄噴流の挙動変化によって洗浄効率を向上させることが可能となる。また洗浄ノズル全体を移動する必要がないので構成の簡素化が図れる。
【0009】
また、噴流が接触合流可能な第1、第2の噴出孔を設けるとともに、各々の噴出孔に対応して第1および第2の流路を設け、これらの流路に供給する流量の比率を制御する流量比制御弁を設けたものであり、合流した洗浄噴流の挙動は二つの流路への流量比によって変化することとなり、被洗浄面における洗浄位置もしくは洗浄範囲が調節できる。
【0010】
さらに第1および第2の流路の上流側に流量比制御手段を設けたので、第1および第2の流路の流量比制御はもとより、第1の流路のみもしくは第2の流路のみに洗浄水を供給することができるため、第1の噴出孔と第2の噴出孔それぞれ単独で洗浄水を吐出させることが可能となる。
【0011】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
【0012】
図1は本発明の一実施例を示す衛生洗浄装置の構成図を示し、図2は同装置における洗浄ノズルの拡大図を示す。同図において、13は水ポンプ14とその駆動手段であるモータ15から構成される洗浄水供給手段、16は電気ヒータ17によって洗浄水を加熱する加熱手段、18は洗浄水を供給するための給水路である。19は洗浄ノズルであり第1、第2の給水口20a、20bを有するノズルシリンダ21、ノズルシリンダ21内にあって洗浄水の水圧を受けて進出駆動され、人体局部位置に停止して洗浄水を一端に設けられたノズル素子22から人体局部に向けて噴出する可動給水体23および可動給水体23を後退位置の方向に付勢する弾性部材23aから構成されている。可動給水体23には、進出位置で洗浄水のノズル外部への漏水を防止するための弁部材24a、24bが設けられており、弁部材24aと24bの中間部に給水口20bが位置するように設けられている。また可動給水体23には、進出位置において第1の給水口20aに連通する第1の流路25と、第2の給水口20bに連通する第2の流路26を有しており、夫々洗浄ノズルの噴出端面27と被洗浄部Aの略中心軸線上に位置する点Pで軸線が交差するように所定角度θnをなして傾斜して設けられた第1および第2の噴出孔28a、28bに連通しており、噴出孔28a、28bから噴出する洗浄水が合流可能に構成されている。
【0013】
29は、温水タンク16の下流に設けられ、洗浄水供給手段13から供給された洗浄水を第1の流路25と第2の流路26に分配供給する流量比制御弁であり、図3に断面図を示し、図4に図3におけるX−X断面図を示す。ここで30はハウジングであり、温水タンク16に連通する入水ポート31と、入水ポート31から各々分岐して設けた第1および第2の出水ポート32a、32bを有しており、第1の出水ポート32aは第1の給水口20aに、また第2の出水ポート32bは、バイパス路33を介して第2の給水口20bに連通している。34はハウジング30内に回動可能に設けらた弁栓であり、円柱の一部に設けた切り欠き部35を設けることにより入水ポート31と第1、第2の出水ポート32a、32bを選択的に連通する通路36が形成されている。37は、四フッ化エチレンを含有する高分子材料から構成されるシール部材であり、弁栓34に一体成型されている。四フッ化エチレンを含有する高分子材料は摩擦係数が小さくかつ高弾性な特性を有し、弁栓34のスムーズな回動を実現するとともに、制御流体の外部への漏れを防止する。38は、弁栓34の駆動手段であり、ステッピングモータ39、減速手段40、弁栓34に挿入されたモータ軸41から構成されている。
【0014】
42は送水制御回路であり、洗浄スイッチ43を投入することにより作動し、洗浄水供給手段13を制御して洗浄水の供給量を調節する水量調節手段44および流量比制御弁29を制御する流量比調節手段45から構成されている。
【0015】
流量比調節手段45は、ステッピングモータ39に信号を出力して弁栓34を回転し、洗浄水供給手段13によって供給される所定量の洗浄水を第1、第2の流路25、26に分配供給する。46は水勢調節スイッチであり、本スイッチの調整により水量調節手段44を介して洗浄水供給手段13が制御され、使用者の好みに応じた水勢が設定可能に構成されている。
【0016】
図5は弁栓34の回転角θと第1の流路25に分配する流量Q1および第2の流路26に分配する流量Q2の比率の関係を示したものである。図4において、回転角θが0の状態で第1、第2の出水ポート32a、32bに同量の流量が分配され、弁栓34がθa側に回転すると第1の出水ポート32aへの流量が増加するとともに第2の出水ポート32bへの流量が減少する。また逆にθb側に回転すると第1の出水ポート32aへの流量が減少するとともに第2の出水ポート32bへの流量が増加する。なお図5からわかるように第1の流路25への流量Q1および第2の流路26への流量Q2は回転角θの制御により、それぞれ単独で吐出させることが可能である。
【0017】
47は揺動選択スイッチであり、本スイッチが投入されると流量比連続可変手段48が作動して流量比調節手段45に信号を出力し、駆動手段38によって弁栓34が図4に示したθa〜θbの範囲で連続的に交互に正逆転され、第1および第2の流路25、26に供給する流量Q1 、Q2の比率が連続的に増減される。
【0018】
また49は、前進および後退スイッチ50a、50bを有する位置調節スイッチであり、本スイッチが投入されると流量比断続可変手段51が作動して流量比調節手段45に信号を出力し、前進あるいは後退スイッチ50a、50bの投入ごとにステッピングモータ39が所定角度回転して弁栓34がθa〜θbの範囲で断続的に回転駆動され、第1および第2の流路25、26に供給される流量Q1、Q2の比率が断続的に増減される。
【0019】
52は初期設定手段であり、洗浄スイッチ43が投入された後、水勢調節スイッチ46、揺動選択スイッチ47および位置調節スイッチ49によって使用者の好みに応じた水勢および流量比率が設定された場合においても、停止スイッチ53が投入されて洗浄動作を終了すると、水勢調節手段44を標準水勢に設定し、また流量比調節手段45は弁栓34の回転角θが図4に示す0の位置、すなわち第1および第2の流路25、26に分配する流量比を同率となるように設定して洗浄動作が完了する。したがって次の利用者が再度洗浄スイッチ43を投入すると、所定の初期設定条件に基づいて洗浄が開始される。
【0020】
以上の構成において次に本実施例の作用、動作について説明する。洗浄スイッチ43が投入されると、初期設定手段52によって設定された条件により洗浄水供給手段13が動作し、温水タンク16を経て流量比制御弁29に洗浄水が流入する。ここで流量比制御弁29の弁栓34は、図4に示すように回転角0の位置に設定されており、第1および第2の出水ポート32a、32bから供給量に対して同率、すなわち50%づつに分配されて第1、第2の給水口20a、20bに分配供給される。ノズルシリンダ21内に洗浄水が流入すると可動給水体23に水圧が作用して前進し、ノズル素子22が人体局部位置に達した点で停止するとともに第1および第2の噴出孔28a、28bから洗浄水が噴出する。
【0021】
噴出孔28a、28bはθnの角度を設けて傾斜して設けられているため、噴出した洗浄水はP点で合流し、図2の実線で示したように集中的な噴流となって被洗浄部Aの略中心部に衝突し、洗浄が行われる。また水勢調節スイッチ46の操作により使用者の好みに応じた水勢が選択できる。なおこの時の洗浄位置は個人差、着座位置により最適なものではない場合がある。このような場合、例えば洗浄噴流を使用者に対して前方に移動させたい時は、位置調節スイッチ49の前進スイッチ50aを1回投入すると流量比率断続可変手段51からの出力信号によって流量比調節手段45が動作し、図5に示したように流量比制御弁29の弁栓34が、回転角0の位置からθbの方向に所定角θb1回転駆動され、第1の流路25に供給される流量Q1が減少するとともに、第2の流路26に供給される流量Q2が増加する。この結果、図2に示すように第2の噴出孔28bからの噴出力が強まり、噴流による洗浄位置は矢印Fの方向(使用者に対して前方)に移動することとなる。なお、さらに前方に移動したい場合は再度前進スイッチ50aを操作して回転角をθb2とすることで可能であり、また後退させたい場合は後退スイッチ50bを選択することにより、被洗浄部Aの略中心を基準として前後方向に段階的に洗浄位置を調節することが可能である。
【0022】
次に流量比連続可変手段48の動作について説明する。洗浄スイッチ43が投入された後、揺動選択スイッチ47が投入されると、流量比連続可変手段48が動作して流量比可変手段45に信号を出力し、流量比制御弁29の弁栓34が図4に示したθa〜θbの範囲で連続的に交互に正逆転され、第1および第2の流路25、26に供給する流量Q1、Q2の比率が連続的に増減される。この結果、第1、第2の噴出孔28a、28bから噴出される洗浄水は交互にしかも連続的に増減されることとなり、図2に示したようにQ1が増加すれば洗浄位置は矢印Bの方向に、またQ2が増加すれば矢印Fの方向に移動し、被洗浄部Aの略中心を基準として前後方向にこれらが交互に繰り返されることにより噴流の揺動による広範囲の洗浄が可能となる。なお噴流の揺動幅Wnは噴出孔28a、28bの傾斜角θnに比例し、傾斜角θnを大きく設定すれば揺動幅Wnあるいは位置調節幅を大きく設定できる。また揺動洗浄における揺動周期は流量比制御弁29の動作速度、すなわちステッピングモータ39の回転速度と、減速手段40の減速比に依存する。
【0023】
以上述べたように本実施例は、被洗浄部Aの略中心軸線上に位置する点Pで軸線が交差するように所定角度θn傾斜させることによって噴流が接触合流可能な第1、第2の噴出孔28a、28bを設けるとともに、各々の噴出孔28a、28bに対応して二つの流路25、26を設け、この流路25、26に供給する流量の比率を制御する流量比制御弁29を設けたものであり、噴出孔28a、28bから噴出される流量比を同率に制御すれば、集中的な洗浄噴流が得られ、また揺動選択スイッチ47を選択することにより、流量比が連続的に変化し、洗浄ノズル19全体を移動させることなく広範囲の洗浄を行い得る揺動噴流が選択できるものである。このため使用者の体調、年令、好みなどに応じて最適な洗浄噴流が容易に選択できるとともに洗浄装置の構成の簡素化および低コスト化が実現できる。さらに第1および第2の流路25、26の上流側に流量比制御弁29を設けたので、第1および第2の流路25、26の流量比制御はもとより、第1の流路25のみもしくは第2の流路26のみに洗浄水を選択供給することができるため、第1の噴出孔28aと第2の噴出孔28bそれぞれ単独で洗浄水を吐出させることが可能となり、第1、第2の噴出孔28a、28bの仕様、例えば異なる孔径にすることで、それぞれ異なった洗浄噴流が吐出できる。
【0024】
また流量比制御弁29として、弁栓34をステッピングモータ39によって回転駆動して流量比を調節する方式を用いたので、ステッピングモータ39へ供給するパルス信号の制御により流量比を高精度に制御できるため、回転角度の検出によるフィードバック制御が不要である。このため、回転角度の検出手段およびそのための制御回路が不要となり、低コスト化が図れる。また弁栓34の表面に四フッ化エチレンを含有する高分子材料から構成されるシール部材37を一体成型により設けたので、回動時の摩擦係数を低減でき、ステッピングモータ39の低トルク化が図れるとともに、制御流体の外部漏れに対する信頼性が向上する。
【0025】
また位置調節スイッチ49の操作により、流量比を段階的に調整することで洗浄位置の調節が可能である。これにより洗浄ノズル19全体を移動させることなく、使用者に適した洗浄位置を選択でき、従来例のようなモータや減速手段、直進運動変換手段などの駆動装置が不要となり、装置の複雑化や高価格化を伴うことなく洗浄位置の調節が可能となる。
【0026】
さらに初期設定手段52を設けたので、前の使用者の使用条件がキャンセルされ、使用開始時は必ず予め設定された水勢および洗浄位置で洗浄が開始されるため、使用者の不要なスイッチ操作が減少する。このことは複数の利用者があるこの種の衛生洗浄装置に好適である。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明の衛生洗浄装置はノズル装置全体を移動させることなく洗浄位置を変えることが可能で洗浄範囲を調節することができるとともに洗浄噴流の挙動変化によって洗浄効率を向上させることが可能となる。また洗浄ノズル全体を移動する必要がないので従来例のようなモータや減速手段、直進運動変換手段などの駆動装置が不要となり構成の簡素化および低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す衛生洗浄装置の構成図
【図2】同衛生洗浄装置の洗浄ノズルの拡大断面図
【図3】同衛生洗浄装置の流量比制御弁の断面図
【図4】同衛生洗浄装置の流量比制御弁のX−X矢視断面図
【図5】同衛生洗浄装置の流量比制御弁の回転角と流量比率の関係を示す特性図
【図6】従来の衛生洗浄装置の上面図
【符号の説明】
13 洗浄水供給手段
18 給水路
19 洗浄ノズル
20a 第1の給水口
20b 第2の給水口
21 ノズルシリンダ
23 可動給水体
23a 弾性部材
25 第1の流路
26 第2の流路
27 噴出端面
28a 第1の噴出孔
28b 第2の噴出孔
29 流量比制御弁
30 ハウジング
32a 第1の流出路
32b 第2の流出路
34 弁栓
38 駆動手段
39 モータ
45 流量比調節手段
47 揺動選択スイッチ
48 流量比連続可変手段
49 位置調節スイッチ
51 流量比断続可変手段
52 初期設定手段

Claims (3)

  1. 洗浄水供給手段と、給水路と、洗浄水を人体局部に向けて噴出する洗浄ノズルとを有し、前記洗浄ノズルは、第1および第2の流路と、各々の流路に連通する第1、第2の噴出孔を有するとともに、前記第1、第2の噴出孔から噴出する洗浄水が合流可能に構成し、前記第1および第2の流路の上流側に前記第1および第2の流路に供給する洗浄水量の配分比を制御して各々の噴出孔から噴出する洗浄水の流量比を調節し洗浄位置を変えるようにした流量比制御手段を設けた衛生洗浄装置。
  2. 流量比制御手段は、給水路に連通する流入路と、洗浄ノズルの第1および第2の給水路に各々連通する第1および第2の流出路を有するハウジングと、前記ハウジング内に回動可能に設けられ前記第1および第2の流出路に供給する洗浄水の流量比を調節する弁栓と、この弁栓を回動するモータを有する駆動手段から構成される流量比制御弁と、前記モータの回転角を制御する流量比調節手段を含む請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 流量比制御手段は第1の流路のみもしくは第2の流路のみに洗浄水を選択供給可能とした請求項1または請求項2に記載の衛生洗浄装置。
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