JP4723383B2 - 住宅用機器制御システム - Google Patents

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本発明は、住宅内に設置された各機器を操作端末により操作可能とする住宅用機器制御システムに関するものである。
住宅においては各部屋で幾つもの設備機器や家電が使用されており、近年ではそれら各設備機器等を共通の操作端末で操作する技術が検討されている。例えば、特許文献1の操作端末では、操作端末があらかじめ定められた領域内に存在することが検出された場合に、その領域内に存在する機器の識別情報を管理サーバから受信し表示画面に表示する。より詳しくは、操作端末は、機器に関する情報を取得する際、まずはセンサとの無線通信により操作端末がどの部屋にあるかを表す部屋番号の情報を取得し、次に、管理サーバとの無線通信により部屋の機器情報を取得する。そして、部屋の機器情報から表示部の画面情報を整えることとしている。これにより、ユーザの周辺に存在する機器の制御を集中管理できる操作端末を提供することとしている。
しかしながら上記従来技術では、センサや管理サーバとの無線通信によって部屋情報等を取得する構成としており、住宅内における無線の通信状況が良好でない場合には部屋情報等が適正に得られないことが生じる。かかる場合、部屋情報等が適正に得られないと、ユーザにとっては操作端末の操作性が向上されないという不都合が生じる。また、ユーザが実際に操作端末を使用する部屋と、操作端末が認識している部屋とで食い違いが生じると、表示部に表示される操作画面が全く異なるものとなり、却って操作性が悪化するおそれもあった。
特開2003−87275号公報
本発明は、操作端末の表示態様をユーザが望むように切り替えることができ、その利便性を大いに向上させることができる住宅用機器制御システムを提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施の形態において対応する構成例を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
本発明の住宅用機器制御システムでは、ユーザによる操作端末(操作端末12)の入力操作に応じて各部屋の機器(電気機器A1,A2等)が制御される。また特に、住宅内の所定位置にホルダ(充電装置15)が設けられ、操作端末においては、ホルダに装着された状態で使用環境が判定されるとともに、該判定結果に応じて表示部(表示部12b)の表示態様(表示画面)が変更される。この場合、操作端末において使用環境の判定及び表示態様の変更が行われるのは、所定の状態、すなわちホルダに装着された状態に限られ、表示変更を適正に行わせることができる。したがって、操作端末の表示態様をユーザが望むように切り替えることができ、その利便性を大いに向上させることができる。
各機器を通信ネットワークに接続し、操作端末により通信ネットワーク上に操作情報を
流して各機器の制御を行わせるようにすると良い。この場合、ネットワーク化された住宅において、操作端末によって各機器を集中管理することができる。
操作端末は、ホルダに装着された状態で当該ホルダから部屋識別情報(ルームID)を取得し、該部屋識別情報に応じて表示部の表示態様を変更するものであると良い。この場合、操作端末では、ホルダから取得した部屋識別情報によって部屋の認識を正確に行い、表示態様の変更を適正に行わせることができる。例えば、各部屋特有の操作メニュー等を表示させることが可能となる。
設置される機器が部屋ごとに相違する場合が考えられ、操作端末は、部屋ごとの機器に合わせて表示部の表示態様を変更すると良い。かかる場合、部屋内で使用できる機器のみを操作端末の表示部に表示させることが可能となるため、ユーザは各機器の操作を簡単に行うことができるようになる。
操作端末で可変表示される画面情報は、操作端末自体に情報ソースを有するもの、他の装置から情報提供されるもののいずれでも良い。すなわち、
(1)操作端末に複数の画面情報をあらかじめ登録しておき、該操作端末は、ホルダに装着された時に、都度の使用環境に応じて前記登録した画面情報のうちいずれかを用いて表示部の表示態様を切り替えると良い。
(2)操作端末は、ホルダに装着された状態で該ホルダを経由してサーバ装置(住宅内の機器情報を記憶するサーバ装置)から画面情報を取得し、その画面情報により表示部の表示態様を切り替えると良い。
上記(2)の場合、操作端末は、記憶部に記憶されている画面情報とサーバ装置から取得した画面情報とが同じであるか否かを判定し、それらが相違する場合に、サーバ装置から取得した画面情報によって前記記憶部の画面情報を更新すると良い。これにより、住宅内で機器が追加された場合等において、その機器追加に対応した好適なる表示を行わせることができる。なお、サーバ装置では、機器の追加又は削減があった都度、手動又は自動で機器情報が更新される。
操作端末は、都度の使用環境に応じて前記表示部の文字や図表等を拡大表示又は縮小表示すると良い。これにより、操作端末の操作性が向上する。例えば、機器類が少ない部屋で使用される場合には表示対象となる機器情報も少なくなるため、1つ1つの文字や図表等を拡大表示する。又は、浴室などにおいては、眼鏡を外した状態でも操作しやすいように1つ1つの文字や図表等を拡大表示する。
操作端末は一般に電源としてのバッテリ(バッテリ25)を備えており、ホルダに装着された状態で操作端末に対して充電が行われると良い。これにより、操作端末をホルダに装着した状態では、表示画像情報の取り込みと同時にバッテリ充電を行うことができ、操作端末が電池切れとなることが回避できる。
操作端末は、ホルダに装着された状態で有線通信により前記機器を操作するものであると良い。有線通信を用いることにより、情報の伝送を品質特性が良い状態でしかも効率良く行うことができる。したがって、操作端末における表示部の表示変更を適正にかつ多様に行わせることができる。
一方で、操作端末に無線通信機能と有線通信機能とを共に持たせるようにしても良い。かかる場合、住宅内の通信ネットワーク(通信ネットワーク10)上に前記各機器や無線アクセスポイント(無線アクセスポイント11)を設けるとともにホルダの有線通信部(有線通信モジュール32)を接続する。そして、操作端末は、ホルダに装着されていない
状態で無線アクセスポイントを経由した無線通信により機器を操作する一方、ホルダに装着された状態で有線通信部を介した有線通信により機器を操作する。
本構成によれば、操作端末がホルダ装着状態であるか否かに応じて無線通信と有線通信とが適宜切り替えられる。この場合、有線通信と無線通信とを比較すると、一般的に有線通信の方が品質特性が良く、情報の伝送効率も高いと考えられる。故に、操作端末がホルダ装着状態にある場合に有線通信が優先的に行われることで、該ホルダ装着状態での通信特性を良好なものとすることができる。したがって、操作端末における表示部の表示変更を適正にかつ多様に行わせることができる。
また、操作端末がホルダに装着された状態、すなわち表示態様変更が行われる状態で無線通信を行わないようにすることで、定常的に電波を発信する必要がなくなり、操作端末における電力消費を低減することができる。
また、住宅内においてホルダの設置場所を変更可能とすると良い。この場合、住宅内に複数のホルダ接続地点を設け、ホルダを各ホルダ接続地点で着脱可能とすると良い。これにより、本システムを活用する上での自由度を高めることができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、住宅内において設備機器や家電装置などを通信ネットワークを介して制御する住宅ネットワークシステムを構築するものとしており、その概要を図1に示す。なお、こうしたネットワークシステムを備えた住宅はインテリジェント住宅(知能住宅)とも称される。
図1において、住宅内には複数の部屋(部屋A,B等)が設けられており、この各部屋を通じてLANケーブルによる通信ネットワーク10が敷設されている。通信ネットワーク10上には、電波の中継地点である無線アクセスポイント11が複数箇所に設けられている。この無線アクセスポイント11では、携帯端末装置である操作端末12から送信される電波が随時受信される。
部屋Aにおいては通信ネットワーク10に照明器具やエアコン等からなる電気機器A1,A2が接続され、部屋Bにおいては通信ネットワーク10に同じく照明器具やエアコン等からなる電気機器B1,B2が接続されている。これら各部屋A,Bの電気機器A1,A2,B1,B2では、通信ネットワーク10を介して送られてくる情報に基づいて各種制御が行われる。例えば、照明器具に関しては、そのON/OFF(点灯及び消灯)や照度調節などの制御が行われる。エアコンに関しては、そのON/OFF(稼動及び稼動停止)、設定温度調整、風量調整、風向き調整などの制御が行われる。
操作端末12は、複数の操作ボタンが配列された操作部12aと、液晶ディスプレイからなる表示部12bと、電波送受信部たるアンテナ部12cとを有している。表示部12bには各電気機器A1,A2等を操作するための操作メニューが表示され、ユーザは、表示部12bの操作メニューを見ながら操作部12aの押し操作等を行うことができるようになっている。この操作端末12の入力操作によって各機器が遠隔操作される。図1には図示を略すが、操作端末12にはバッテリ(二次電池)が内蔵されており、筐体の一端部には充電用端子が設けられている。
なお、操作端末12は、2つの筐体がヒンジ部を介して連結されて折り畳み可能とされた折り畳み式操作端末であっても良い。折り畳み式とすることで、操作端末12の体格を大きくすることなく、表示部12bの大型化を図ることができる。また、操作端末12において、操作部12aと表示部12bとを有する構成に代えて、タッチパネル式の構成を
採用しても良い。
また、各部屋A,Bには、操作端末12を充電するための充電装置(クレイドルとも称される)15がそれぞれ設けられており、その充電装置15も上記の各電気機器と同様に通信ネットワーク10に接続されている。充電装置15は、操作端末12を装着するためのホルダ部(保持部)を有しており、該ホルダ部に操作端末12が装着されることにより操作端末12と充電装置15との間で電気的な接続がなされ、操作端末12の充電や各種情報のやり取りが行われるようになっている。なお図1では、2つの部屋A,Bの充電装置15を示しているが、通信ネットワーク10が敷かれかつ操作対象となる機器類が設置されている全ての部屋の所定位置に充電装置が設けられている。
図2は、操作端末12と充電装置15に付加された機能等を示す機能ブロック図である。図2において、操作端末12は、有線通信モジュール21と無線通信モジュール22とを備えており、これら各モジュール21,22によって有線通信と無線通信とが共に可能となっている。また、同操作端末12は、通信/表示判断部23と、GUI(Graphical User Interface)生成モジュール24と、バッテリ25と、充電状態判断部26とを備えている。
通信/表示判断部23は、操作部12aの操作入力に基づいて操作指令情報を作成するとともに、該指令情報を有線通信モジュール21又は無線通信モジュール22のいずれかを用いて通信ネットワーク10に送信する。また、同通信/表示判断部23は、操作部12aの操作入力や、有線通信モジュール21又は無線通信モジュール22を介して取り込まれた受信情報に基づいて表示部12bの表示内容を決定し、その表示内容に応じてGUI生成モジュール24に対して画面切替などを指令する。GUI生成モジュール24は、通信/表示判断部23からの指令に基づいて表示部12bにおける操作画面の作成等を実行する。なお、本操作端末12では、複数の操作画面情報が内部メモリにあらかじめ登録されており、その登録情報に基づいて表示画面を切り替えが行われる。
充電状態判断部26は、バッテリ25に残存する電気容量を監視するとともに、その監視結果を通信/表示判断部23に出力する。通信/表示判断部23は、バッテリ25の残存容量を表示部12bに表示させる指令を出力する。
充電装置15は、ルームID記憶部31と、有線通信モジュール32と、電源供給部33とを有している。操作端末12が充電装置15に装着(セット)された状態では、操作端末12の有線通信モジュール21と充電装置15の有線通信モジュール32とが接続されて互いに通信可能とされ、操作端末12と充電装置15との間で有線通信が行われる。このとき、充電装置15から操作端末12に対して、ルームID記憶部31にあらかじめ記憶した部屋ごとのルームID(識別コード)が送信される。
また、同じく操作端末12が充電装置15に装着された状態では、電源供給部33から操作端末12のバッテリ25に直流電力が供給され、該バッテリ25の充電が行われる。
上記構成の住宅ネットワークシステムでは、ユーザ(居住者等)が操作端末12を手に持った状態で操作部12aの操作などが行われると、その操作情報が無線通信によって通信ネットワーク10上に流れ、操作対象の電気機器で所望の制御が実行される。例えば、図1に示すように、充電装置15に設置していない操作端末12を用い、部屋Bの電気機器B1(照明器具)を操作する場合を想定する。この場合、操作端末12の操作情報が、無線アクセスポイント11→通信ネットワーク10→電気機器B1の経路で流れ(図1のX1)、電気機器B1において操作端末12の操作内容に応じた制御が行われる。
また、操作端末12が充電装置15に装着された状態で操作部12aの操作などが行われると、その操作情報が有線通信によって通信ネットワーク10上に流れ、操作対象の電気機器で所望の制御が実行される。例えば、操作端末12の操作情報が、充電装置15(有線通信モジュール32)→通信ネットワーク10→電気機器B1の経路で流れ(図1のX2)、電気機器B1において操作端末12の操作内容に応じた制御が行われる。
また本実施の形態のシステムでは、特徴的な構成として、操作端末12が充電装置15に装着されているか否かに応じて操作端末12の表示画面を切り替えるようにしている。その具体的な表示例を図3により説明する。図3において、(a)は無線通信状態(すなわち、操作端末12を充電装置15に装着していない状態)での操作端末12の操作画面例を示し、(b)は充電状態(すなわち、操作端末12を充電装置15に装着した状態)での操作端末12の操作画面例を示す。
図3の(a)では、操作画面として「住宅全体操作メニュー」が表示されている。この場合、部屋A,B等にある全ての電気機器(図ではA1,A2,B1,B2)が操作対象として表示されるとともに、機器ごとに操作メニュー又は操作状況等が表示される。また、図3の(b)では、操作画面として「部屋B専用操作メニュー」が表示されている。この場合、部屋B内にある電気機器(B1,B2)が操作対象として表示されるとともに、機器ごとに操作メニュー又は操作状況等が表示される。図3の(a),(b)を比べると、(b)の方が表示対象の機器類が少ないため、その分文字や図表等が拡大表示されている。これにより、操作端末12の操作性が向上する。ちなみに、浴室などを対象に操作メニューを表示する場合において、眼鏡を外した状態でも操作しやすいように1つ1つの文字や図表等を拡大表示することも可能である。
図4は、操作端末12にて実行される処理手順を示すフローチャートである。本処理では、表示部12bにおける表示切替と、通信方式の切替(無線/有線切替)とが適宜行われる。
図4において、ステップS11では、今現在、操作端末12が充電中であるか否か、すなわち操作端末12が充電装置15に装着されているか否かを判定する。充電中でなければステップS12に進み、部屋全体の操作メニュー(例えば図3の(a)参照)を表示させるべくGUI画像の生成を実行する。その後、ステップS13では、操作部12aに対する入力操作が行われたか否かを判定し、入力操作があった場合にはステップS14に進む。ステップS14では、無線通信により今回の操作情報を送信する。
また、充電中であれば、ステップS15に進み、充電装置15からルームIDを取得し、続くステップS16では、ルームIDに従い部屋特有の操作メニュー(例えば図3の(b)参照)を表示させるべくGUI画像の生成を実行する。その後、ステップS17では、操作部12aに対する入力操作が行われたか否かを判定し、入力操作があった場合にはステップS18に進む。ステップS18では、有線通信により今回の操作情報を送信する。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
操作端末12において、ホルダたる充電装置15に装着された状態で表示部12bの表示画面が変更されるようにしたため、センサやサーバ等との無線通信に基づいて画面構成を変更する従来技術とは異なり、画面表示の変更を適正に行わせることができる。したがって、操作端末12の表示画面をユーザが望むように切り替えることができ、その利便性を大いに向上させることができる。また本構成では、基本的に充電装置15を介して行われる有線通信により部屋情報の取得が行われるため、部屋情報を発信するために天井等に
設置される発信装置(ビーコンなど)を排除することも可能となる。
操作端末12を充電装置15に装着した状態で操作端末12のバッテリ充電が行われるため、操作端末12で電池切れとなることが回避できる。したがって、ユーザが使いたい時に電池切れで使えないといった不都合が回避できる。また本実施の形態の構成では、表示部12bの表示切替を行わせようとすると必然的に操作端末12を充電装置15に装着する機会が増える。したがって、操作端末12で電池切れとなることがより確実に回避できる。
操作端末12が住宅内の各部屋に持ち運び自在であり、かつ該操作端末12によって住宅内の各機器が統括的に管理できるため、機器ごとに操作端末(リモコン)が必要となることもなく、ユーザにとっては使い慣れた操作端末12を各部屋で共通使用できる。また、部屋ごとに操作端末を設置することも不要となる。その意味でも利便性が大いに向上する。またコスト面でも優位な構成が実現できる。
操作端末12では、充電装置15に装着された状態で該充電装置15から取得したルームIDに応じて表示部12bの表示画面が変更されるため、操作端末12において部屋の認識を確実に行うことができ、各部屋特有の操作メニュー等を適正に表示させることが可能となる。このとき、部屋ごとの機器に合わせて部屋特有の操作メニューを表示することにより、ユーザによる操作性が向上する。
操作端末12では、充電装置15に装着されていない状態(非充電状態)で無線通信が行われる一方、充電装置15に装着された状態(充電状態)で有線通信が行われる。したがって、操作端末12が充電装置15に装着された状態(充電状態)での通信特性を良好なものとすることができる。したがって、操作端末12における表示部12bの表示変更を適正にかつ多様に行わせることができる。また、操作端末12が充電装置15に装着された状態、すなわち表示画面変更が行われる状態で無線通信を行わないようにすることで、定常的に電波を発信する必要がなくなり、操作端末12における電力消費を低減することができる。
なお、本発明は上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施しても良い。
上記実施の形態では、操作端末12に対して充電装置15から部屋識別情報(ルームID)を送信したが、この構成を以下のように変更する。図5に概略構成を示す。図5では、前記同様、通信ネットワーク10に充電装置15が接続されている。また、新たに住宅内における各部屋の機器情報を記憶するサーバ40が通信ネットワーク10に接続されている。本構成においては、サーバ40内のメモリ41に画面情報としての画面コンテンツが記憶されており、操作端末12とサーバ40との間の通信により画面コンテンツが操作端末12に対して配信される。かかる場合、操作端末12が充電装置15に装着された状態では、まず操作端末12において充電装置15からルームIDが取得される(図の丸数字1)。次に、操作端末12が充電装置15を経由してサーバ40に対して画面コンテンツの取得を要求し(図の丸数字2)、サーバ40では操作端末12からの要求に応じて画面コンテンツを配信する(図の丸数字3)。そしてその後、操作端末12では、配信された画面コンテンツを充電装置15を経由して取得し、該画面コンテンツを表示部12bに表示する。
上記のようにサーバ40を具備するシステム構成において下記の構成を付加しても良い。すなわち、操作端末12は、内部メモリに記憶されている画面情報とサーバ40から取得した画面情報とが同じであるか否かを判定し、それらが相違する場合に、サーバ40か
ら取得した画面情報によって操作端末内メモリの画面情報を更新する。これにより、住宅内で機器が追加された場合等において、その機器追加に対応した好適なる表示を行わせることができる。なお、サーバ40では、機器の追加又は削減があった都度、手動又は自動で機器情報が更新される。
上記実施の形態では、操作端末12が持ち運ばれた部屋を認識し、その認識された部屋がいずれであるかによって操作端末12の使用環境を判定したが、これを以下のように変更する。
・操作端末12の使用が1日のなかのどの時間帯であるかにより操作端末12の使用環境を判定する。具体的には、1日を複数の時間帯(朝時間帯/昼時間帯/夜時間帯など)に区分しておき、それら時間帯ごとに操作端末12の表示切替を実行する。例えば、朝昼時間帯には照明器具を表示画面上の操作メニューから外し、夜時間帯には照明器具を操作メニューに入れるようにする。また、習慣的に朝時間帯にトーストとホットコーヒーを求めるユーザであれば、朝時間帯においてトースタとコーヒーメーカの操作メニューを操作端末12の表示部12bに追加表示する。こうした設定はユーザによって可変設定できると良い。
・部屋内でモニタした室内温度等により操作端末12の使用環境を判定する。そして、例えば、冬場で室内温度が下がってきた場合に、エアコンや暖房器具に関する表示(操作メニュー)を拡大表示する。
上記実施の形態では、操作端末12の表示部12bに部屋特有の操作メニューを表示する際、部屋ごとの機器のみを表示するようにしたが、これを変更する。例えば、基本的には住宅内における操作対象の全て(又は主たる操作対象の全て)を常に表示することとし、それが部屋内の機器か部屋外の機器かに応じて、表示の大きさや色等を変えるようにしても良い。
上記実施の形態では、ホルダとしてバッテリ充電機能を有する充電装置15を採用したが、これを変更し、バッテリ充電機能を有していないホルダを用いることも可能である。すなわち、ホルダは、少なくとも操作端末12を装着するための保持部としての機能と、操作端末12を装着した状態で部屋識別情報(ルームID)を操作端末12に送信する機能とを有するものとする。
上記実施の形態では、操作端末12が無線通信機能と有線通信機能とを共に有する構成としたが、これを変更する。操作端末12は少なくとも有線通信機能を有するものであれば良く、操作端末12が有線通信機能のみを有する場合には、操作端末12が充電装置15に装着された状態でのみ通信機能が有効となる。この場合、有線通信による各機器の操作等が行われる。
また、住宅内においてホルダ(充電装置15)の設置場所を変更可能とする。この場合、住宅内に複数のホルダ接続地点を設け、ホルダを各ホルダ接続地点で着脱可能とする。これにより、本システムを活用する上での自由度を高めることができる。
上記実施の形態では、有線通信手段としてLANケーブルによる通信ネットワークを採用したが、これに代えて電力線など他の伝送媒体による通信ネットワークを採用しても良い。
住宅ネットワークシステムの概要を示す図。 操作端末と充電装置が有する機能等を示す機能ブロック図。 操作端末における表示部の操作画面例を示す図。 操作端末で実行される処理手順を示すフローチャート。 別の形態におけるシステムを示す図。
符号の説明
10…通信ネットワーク、11…無線アクセスポイント、12…操作端末、12b…表示部、15…充電装置、25…バッテリ、32…有線通信モジュール、40…サーバ、A1,A2等…電気機器、A,B…部屋。

Claims (9)

  1. 住宅内の各部屋に設けた各種の機器を、ユーザにより入力操作される操作端末からの操作情報により制御可能とした住宅用機器制御システムにおいて、
    前記操作端末を装着するためのホルダを住宅内の所定位置に設置し、
    前記操作端末は、前記ホルダに装着された状態で使用環境を判定する判定機能と、該判定機能による判定結果に応じて当該操作端末に設けた表示部の表示態様を変更する表示変更機能とを有し、
    前記各機器を前記住宅内に敷設した通信ネットワークに接続し、前記操作端末により前記通信ネットワーク上に操作情報を流して各機器の制御を行わせるものであり、
    前記住宅内に敷設した通信ネットワーク上に前記各機器及び無線アクセスポイントを設けるとともに前記ホルダの有線通信部を接続し、
    前記操作端末は、前記ホルダに装着されていない状態で前記無線アクセスポイントを経由した無線通信により前記機器を操作する一方、前記ホルダに装着された状態で前記有線通信部を介した有線通信により前記機器を操作することを特徴とする住宅用機器制御システム。
  2. 前記操作端末は、前記ホルダに装着された状態で当該ホルダから部屋識別情報を取得し、該部屋識別情報に応じて前記表示部の表示態様を変更することを特徴とする請求項1に記載の住宅用機器制御システム。
  3. 前記操作端末は、前記部屋ごとの機器に合わせて前記表示部の表示態様を変更することを特徴とする請求項2に記載の住宅用機器制御システム。
  4. 前記操作端末の記憶部に複数の画面情報をあらかじめ登録しておき、該操作端末は、前記ホルダに装着された時に、都度の使用環境に応じて前記登録した画面情報のうちいずれかを用いて前記表示部の表示態様を切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の住宅用機器制御システム。
  5. 前記住宅内の機器情報を記憶するサーバ装置を備え、前記操作端末は、前記ホルダに装着された状態で該ホルダを経由して前記サーバ装置から画面情報を取得し、その画面情報により前記表示部の表示態様を切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の住宅用機器制御システム。
  6. 画面情報を記憶する記憶部を前記操作端末に設け、前記操作端末は、記憶部に記憶されている画面情報と前記サーバ装置から取得した画面情報とが同じであるか否かを判定し、それらが相違する場合に、サーバ装置から取得した画面情報によって前記記憶部の画面情報を更新することを特徴とする請求項5に記載の住宅用機器制御システム。
  7. 前記操作端末は、都度の使用環境に応じて前記表示部の文字や図表等を拡大表示又は縮小表示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の住宅用機器制御システム。
  8. 前記操作端末が電源としてのバッテリを備え、前記操作端末が前記ホルダに装着された状態でバッテリに対して充電が行われることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の住宅用機器制御システム。
  9. 前記住宅内の所定位置ごとにホルダ接続地点を設け、前記ホルダは前記ホルダ接続地点において着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の住宅用機器制御システム。
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