JP2014225857A - 通信システム、通信装置、制御方法、および、コンピュータプログラム - Google Patents

通信システム、通信装置、制御方法、および、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】家庭電化製品の遠隔制御ネットワークにおいて、対象機器がグループから離脱したり追加される度に、対象機器の変動を反映させたデータを端末に送信する方法を提供する。
【解決手段】通信装置20は、対象機器および端末と通信をおこなう通信部21と、複数の対象機器によって構成される対象機器グループへの新たな対象機器の追加と、離脱を検出する検出部30と、端末からの命令に応じて対象機器に実行させることが可能な機能を示すデータを生成するデータ生成部32と、データを端末に送信する通信制御部39と、を備える。データ生成部は、検出部が対象機器の追加を検出すると、追加された対象機器と、該対象機器が保有する機能を追加したデータを生成し、検出部が対象機器の離脱を検出すると、離脱された対象機器または該対象機器が保有する機能のいずれか一方を前記端末において選択不能とするためのデータを生成する。
【選択図】図5

Description

本願は、参照によってその開示の全てが本願に組み込まれる、2013年4月18日に出願された、発明の名称を「通信システム、通信装置、制御方法、および、コンピュータプログラム」とする、出願番号2013−87293の日本特許出願に基づく優先権を主張する。
本発明は、通信規格の異なる複数の対象機器の動作を制御するための技術に関する。
近年、ホームサーバが家庭電化製品、例えば、冷蔵庫やエアコンディショナーとネットワーク回線を介してデータ通信を行うことで、携帯端末から家庭電化製品の遠隔制御を実現する技術が知られている(特許文献1)。また、従来から、携帯端末の表示部に遠隔制御可能な家庭電化製品のメニューを表示する技術が知られている(特許文献2)。
特開2001−346270号公報 特開2003−030072号公報 特開2004−096234号公報 特開2012−015729号公報
しかしながら、上記先行技術によっても、家庭電化製品の遠隔制御の利便性に関して、なお改善の余地があった。例えば、携帯端末から遠隔制御可能な家庭電化製品のグループに新たな家庭電化製品が追加された場合、グループに属する家庭電化製品がグループから離脱された場合に、携帯端末の表示部上の遠隔制御可能な家庭電化製品の機能のメニューがすぐに変更されない場合があった。この場合、グループから離脱された家庭電化製品の機能が選択される問題があった。また、新たにグループに追加された家庭電化製品の機能をすぐに選択できない問題があった。
また、携帯端末の表示部に表示されるメニューが多すぎると、ユーザが誤選択をしてしまう問題があった。また、所望の家電製品の機能をメニュー中から特定しづらくなる問題があった。また、ユーザの場所や時間帯によって、携帯端末の表示部に表示されるメニューを変更したいという要望があった。また、携帯端末ごとに、表示部に表示されるメニューを変更したいという要望があった。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本願発明は、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、通信規格の異なる2以上の対象機器を含む複数の対象機器と、端末と、前記複数の対象機器と前記端末の間における情報のやりとりを仲介する通信装置と、を備える通信システムが提供される。この通信システムの通信装置は、前記複数の対象機器および前記端末と通信をおこなうための装置側通信部と、前記装置側通信部を介して通信可能な対象機器により構成される対象機器グループにおける対象機器の変動を検出する検出部と、前記端末からの命令に応じて前記対象機器グループを構成する前記対象機器に実行させることが可能な機能を示す機能情報データを生成するデータ生成部であって、前記検出部が前記対象機器グループにおける前記対象機器の変動を検出すると、変動に応じて新たな前記機能情報データを生成するデータ生成部と、前記新たな機能情報データが生成されると、前記装置側通信部を介して前記新たな機能情報データを前記端末に送信し、前記端末から受信した前記命令を前記対象機器に送信する装置側通信制御部と、を備え、前記端末は、前記通信装置と通信するための端末側通信部と、前記端末側通信部によって前記通信装置から受信した前記機能情報データに基づいて、前記対象機器グループを構成する前記対象機器に実行させることが可能な機能を表示する表示部と、前記表示部の表示から選択された少なくとも1つの機能を前記対象機器に実行させるための前記コマンドデータを前記命令として前記通信装置に送信する端末側通信制御部と、を備える。
この構成によれば、対象機器グループにおいて対象機器の変動が発生する度に、対象機器の変動を反映させた機能情報データを端末に送信することができる。これにより、端末の表示部に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューは、対象機器の変動の度に更新される。よって、本実施形態の通信システムによれば、例えば、対象機器グループからの離脱した対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制し、家庭電化製品の遠隔制御の利便性の向上を図ることができる。
上記形態の通信システムにおいて、前記装置側通信部は、無線または有線により前記複数の対象機器および前記端末と通信し、前記検出部は、前記対象機器グループへの新たな対象機器の追加および前記対象機器グループに含まれる対象機器の前記対象機器グループからの離脱を前記対象機器の変動として検出し、前記データ生成部は、前記対象機器グループ内の前記対象機器からそれぞれ送信され、送信元の対象機器の機能を示す送信元機能情報データを用いて、前記機能情報データを、XMLを含むデータ記述言語を用いて生成し、前記データ生成部は、前記検出部が前記対象機器の追加を検出すると、追加された対象機器と、前記対象機器が保有する機能とを追加した前記新たな機能情報データを生成し、前記検出部が前記対象機器の離脱を検出すると、離脱された対象機器または該対象機器が保有する機能のいずれか一方を前記端末において選択不能とするための前記新たな機能情報データを生成し、前記端末側通信部は無線または有線により前記通信装置と通信し、前記表示部は前記受信した前記機能情報データに基づいて、前記対象機器グループを構成する前記対象機器と、前記対象機器に実行させることが可能な機能とを識別可能に表示してもよい。
この構成によれば、対象機器グループへの新たな対象機器の追加、または、対象機器グループに含まれる対象機器の対象機器グループからの離脱が発生する度に、対象機器の追加または離脱を反映させた機能情報データを端末に送信することができる。これにより、端末の表示部に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューは、対象機器の追加、離脱の度に更新される。よって、本実施形態の通信システムによれば、対象機器グループからの離脱した対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制し、家庭電化製品の遠隔制御の利便性の向上を図ることができる。
本発明の他の一形態によれば、通信規格の異なる2以上の対象機器を含む複数の対象機器と、端末との間における情報のやりとりを仲介する通信装置が提供される。この通信装置は、前記複数の対象機器および前記端末と通信するための通信部と、前記通信部を介して通信可能な対象機器により構成される対象機器グループにおける対象機器の変動を検出する検出部と、前記端末からの命令に応じて前記対象機器グループを構成する前記対象機器に実行させることが可能な機能を示す機能情報データを生成するデータ生成部であって、前記検出部が前記対象機器グループにおける前記対象機器の変動を検出すると、変動に応じて新たな前記機能情報データを生成するデータ生成部と、前記通信部を介して前記機能情報データを前記端末に送信する通信制御部であって、前記新たな機能情報データが生成されると、前記新たな機能情報データを前記端末に送信する通信制御部と、を備える。
この構成によれば、対象機器グループにおいて対象機器の変動が発生する度に、対象機器の変動を反映させた機能情報データを端末に送信することができる。よって、本実施形態の通信装置によれば、例えば、端末側において、対象機器グループからの離脱した対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制することができる。
上記形態の通信装置において、前記通信部は、無線または有線により前記複数の対象機器および前記端末と通信し、前記検出部は、前記対象機器グループへの新たな対象機器の追加と、前記対象機器グループに含まれる対象機器の前記対象機器グループからの離脱を前記変動として検出し、前記データ生成部は、前記対象機器グループ内の前記対象機器からそれぞれ送信され、送信元の対象機器の機能を示す送信元機能情報データを用いて、前記機能情報データを、XMLを含むデータ記述言語を用いて生成し、前記データ生成部は、前記検出部が前記対象機器の追加を検出すると、追加された対象機器と、前記対象機器が保有する機能とを追加した前記新たな機能情報データを生成し、前記検出部が前記対象機器の離脱を検出すると、離脱された対象機器または前記離脱された対象機器が保有する機能のいずれか一方を前記端末において選択不能とするための前記新たな機能情報データを生成し、前記通信制御部は、前記通信部を介して前記端末から受信した前記命令を前記対象機器に送信してもよい。
この構成によれば、対象機器グループへの新たな対象機器の追加、または、対象機器グループに含まれる対象機器の対象機器グループからの離脱が発生する度に、対象機器の追加または離脱を反映させた機能情報データを端末に送信することができる。よって、本実施形態の通信装置によれば、端末側において、対象機器グループからの離脱した対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制することができる。
上記形態の通信装置において、前記通信装置と前記端末とは、互いに異なる複数の通信ネットワークを介して接続可能に構成されており、前記検出部は、前記通信装置と前記端末との間の通信に使用されている通信ネットワークを示す接続状態を検出可能に構成されており、前記データ生成部は、前記接続状態に応じて、前記対象機器に実行させることが可能な機能の範囲が異なる前記機能情報データを生成可能に構成されており、前記通信制御部は、前記接続状態が切り替わると、切り替わった後の接続状態に対応する機能情報データを前記端末に送信してもよい。
この構成によれば、通信装置と端末との間の接続状態に応じて、端末側において、対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更することができる。そのため、例えば、通信装置と端末との間が直接、無線通信可能な程度の距離か否かによって、対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更することができる。また、通信装置と端末との間の通信ネットワークのセキュリティレベルの違いによって、対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更することができる。
上記形態の通信装置において、前記データ生成部は、前記対象機器グループに属するすべての前記対象機器の機能のうち、前記接続状態に対応する機能を示す前記機能情報データを生成し、前記検出部が前記対象機器の追加を検出すると、追加された対象機器を含むすべての対象機器の機能のうち、前記接続状態に対応する機能を示す前記機能情報データを生成し、前記検出部が前記対象機器の離脱を検出すると、離脱された対象機器を除いたすべての対象機器の機能のうち、前記接続状態に対応する機能を前記端末において選択可能にする前記機能情報データを生成してもよい。
この構成によれば、対象機器グループへの新たな対象機器の追加、または、対象機器グループに含まれる対象機器の対象機器グループからの離脱が発生する度に、対象機器の追加または離脱を反映させた機能情報データを端末に送信することができる。また、通信装置と端末との間の接続状態に応じて、端末側において、対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更することができる。
上記形態の通信装置において、前記通信装置は、それぞれ異なる識別子をもつ複数の前記端末と前記複数の通信ネットワークを介して接続可能に構成されており、前記検出部は、前記通信装置と前記複数の端末との間の各接続状態を検出可能に構成されており、前記データ生成部は、前記各接続状態に応じて、前記機能の範囲が異なる前記機能情報データを生成可能に構成されており、前記通信制御部は、前記接続状態のいずれかが切り替わったことが検出されると、切り替わった後の接続状態に対応する機能情報データを切り替わった接続状態に係わる端末に送信してもよい。
この構成によれば、通信装置と複数の端末との間のそれぞれの接続状態に応じて、それぞれの端末側において、対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更することができる。
上記形態の通信装置において、前記検出部は、前記通信装置と前記端末との間に論理的な接続が確立されているか否か、または、前記通信装置から前記端末に向けて送信されたパケットに応じて、前記端末からレスポンスがあるか否か、に応じて前記接続状態を検出してもよい。
この構成によれば、通信装置と端末との間の接続状態を容易に検出することができる。
上記形態の通信装置において、前記検出部は、時刻を検出可能に構成されており、前記データ生成部は、検出された時刻に応じて、前記対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更して前記機能情報データを生成可能に構成されており、前記通信制御部は、前記検出された時刻が所定の時刻になると、前記所定の時刻に対応する機能情報データを前記端末に送信してもよい。
この構成によれば、所定の時刻になったときに、その時刻に対応した機能情報データを端末に送信することができる。よって、本実施形態の通信装置によれば、端末の表示部に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューを時刻に応じて、変更させることができる。
上記形態の通信装置はさらに、前記端末から送信される前記命令としてのコマンドデータから対象機器に実行させる機能を特定し、特定された対象機器に特定された機能を実行させるための制御データを生成する命令部を備え、前記通信制御部は、前記通信部を介して、前記制御データを前記特定された対象機器に送信してもよい。
この構成によれば、ユーザが端末を操作することによって選択された特定の対象機器の機能をその対象機器に実行させることができる。
上記形態の通信装置において、前記データ記述言語は、XMLと、HTMLと、JSONとのいずれかであり、前記通信規格は、通信プロトコルの種類と通信インターフェースの種類との組合せであり、前記通信プロトコルの種類は、ECHONET Liteと、Z−waveと、Zigbee(登録商標)とのいずれかを含み、前記通信インターフェースの種類は、IEEE802.11と、IEEE802.3と、Z−waveと、Zigbeeとのいずれかに準拠した通信インターフェースであってもよい。
この構成によれば、機能情報データがXML、HTML、および、JSONのいずれかで記述されており、複数の対象機器の通信プロトコルが、ECHONET Lite、Z−wave、および、Zigbeeのいずれかであり、複数の対象機器の通信インターフェースが、IEEE802.11、IEEE802.3、Z−wave、および、Zigbeeのいずれかであっても、端末の表示部に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューは、対象機器の追加、削除の度に更新される。よって、本実施形態の通信装置によっても、対象機器グループからの離脱した対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制することができる。
本発明の他の一形態によれば、通信規格の異なる2以上の対象機器を含む複数の対象機器と、端末との間における情報のやりとりを制御する制御方法が提供される。この制御方法は、通信可能な前記複数の対象機器により構成される対象機器グループにおける対象機器の変動を検出し、前記対象機器グループにおける前記対象機器の変動を検出すると、変動に応じて、前記端末からの命令に応じて前記対象機器グループを構成する前記対象機器に実行させることが可能な機能を示す新たな機能情報データを生成し、前記新たな機能情報データが生成されると、前記新たな機能情報データを前記端末に送信すること、を備える。
この構成によれば、対象機器グループにおいて対象機器の変動が発生する度に、対象機器の変動を反映させた機能情報データを端末に送信することができる。これにより、例えば、端末の表示部に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューは、対象機器の追加、削除の度に更新される。よって、本実施形態の制御方法によれば、対象機器グループからの離脱した対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制することができる。
上記形態の制御方法において、検出される前記変動は、前記対象機器グループへの新たな対象機器の追加および前記対象機器グループに含まれる対象機器の前記対象機器グループからの離脱であり、前記新たな機能情報データの生成は、前記対象機器グループ内の前記対象機器からそれぞれ送信され、送信元の対象機器の機能を示す送信元機能情報データを用いて、XMLを含むデータ記述言語により記述することで実行され、さらに、前記対象機器の追加が検出されると、追加された対象機器と、該対象機器が保有する機能とを追加した前記新たな機能情報データを生成し、前記対象機器の離脱が検出されると、離脱された対象機器または該対象機器が保有する機能のいずれか一方を前記端末において選択不能とするための前記新たな機能情報データを生成することにより実行されてもよい。
この構成によれば、対象機器グループへの新たな対象機器の追加、または、対象機器グループに含まれる対象機器の対象機器グループからの離脱が発生する度に、対象機器の追加または削除を反映させた機能情報データを端末に送信することができる。これにより、端末の表示部に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューは、対象機器の追加、削除の度に更新される。よって、本実施形態の制御方法によれば、対象機器グループからの離脱した対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制することができる。
本発明の他の一形態によれば、通信規格の異なる2以上の対象機器を含む複数の対象機器と、端末との間における情報のやりとりを制御するためのコンピュータプログラムがコンピュータ読み取り可能媒体に格納されているコンピュータプログラム製品が提供される。このコンピュータプログラム製品は、通信可能な前記複数の対象機器により構成される対象機器グループにおける対象機器の変動を検出するプログラム命令と、前記対象機器グループにおける前記対象機器の変動を検出すると、変動に応じて、前記端末からの命令に応じて前記対象機器グループを構成する前記対象機器に実行させることが可能な機能を示す機能情報データを生成するプログラム命令と、前記新たな機能情報データが生成されると、前記新たな機能情報データを前記端末に送信するプログラム命令と、を備える。
この構成によれば、対象機器グループにおいて対象機器の変動が発生する度に、対象機器の変動を反映させた機能情報データを端末に送信することができる。これにより、例えば、端末の表示部に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューは、対象機器の追加、離脱の度に更新される。よって、本実施形態のコンピュータプログラムをコンピュータに使用すれば、対象機器グループからの離脱した対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制することができる。
上記形態の制御方法コンピュータプログラム製品において、検出される前記変動は、前記対象機器グループへの新たな対象機器の追加および前記対象機器グループに含まれる対象機器の前記対象機器グループからの離脱であり、前記新たな機能情報データを生成するプログラム命令は、前記対象機器グループ内の前記対象機器からそれぞれ送信され、送信元の対象機器の機能を示す送信元機能情報データを用いて、XMLを含むデータ記述言語により記述するプログラム命令と、前記対象機器の追加が検出されると、追加された対象機器と、該対象機器が保有する機能とを追加した前記新たな機能情報データを生成するプログラム命令と、前記対象機器の離脱が検出されると、離脱された対象機器または該対象機器が保有する機能のいずれか一方を前記端末において選択不能とするための前記新たな機能情報データを生成するプログラム命令とを含む、機能情報データを生成するプログラム命令と、を含んでいてもよい。
この構成によれば、対象機器グループへの新たな対象機器の追加、または、対象機器グループに含まれる対象機器の対象機器グループからの離脱が発生する度に、対象機器の追加または離脱を反映させた機能情報データを端末に送信することができる。これにより、端末の表示部に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューは、対象機器の追加、離脱の度に更新される。よって、本実施形態のコンピュータプログラムをコンピュータに使用すれば、対象機器グループからの離脱した対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制することができる。
上述した本発明の各形態の有する複数の構成要素は全てが必須のものではなく、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部または全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部または全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、本発明は、通信システム、通信機器、通信機器と外部記憶装置とを備えたシステム、それらの方法、それらの装置やシステムの機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
通信装置を含んで構成される通信システムの概略構成を説明するための図である。 送信元機能情報データの内容を説明するための説明図である。 機能情報データの内容を説明するための説明図である。 端末が表示するメニューの内容を説明するための説明図である。 通信装置の内部構成を例示する説明図である。 端末の内部構成を例示する説明図である。 機能情報マスターデータの内容を説明するための説明図である。 付加条件データの内容を説明するための説明図である。 対象機器仕様データの内容を説明するための説明図である。 端末仕様データの内容を説明するための説明図である。 通信装置の動作の流れを説明するためのフローチャートである。 機能情報マスターデータの内容を追加変更するときの手順を示すフローチャートである。 無線LAN接続状態であった場合に生成される機能情報データの内容を説明するための説明図である。 無線WAN接続状態であった場合に生成される機能情報データの内容を説明するための説明図である。 通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 無線WAN接続状態時に端末が表示するメニューの内容を説明するための説明図である。 第2実施形態の機能情報マスターデータの内容を説明するための説明図である。 第3実施形態の機能情報マスターデータの内容を説明するための説明図である。 第3実施形態の通信装置の動作の流れを説明するための説明図である。 第4実施形態の送信元機能情報データの内容を説明するための説明図である。 第4実施形態の付加条件データの内容を説明するための説明図である。 第4実施形態の機能情報マスターデータの内容を説明するための説明図である。 第5実施形態の通信システムを示す説明図である。
A.第1実施形態:
A−1.通信システム1000の概略構成:
図1は、通信装置20を含む通信システム1000の概略構成を説明するための図である。通信システム1000は、通信装置20と、エアコンディショナー52と、電気コンロ54と、照明器具56と、テレビ58と、端末80とを備えている。以下では、エアコンディショナー(エアコン)52と、電気コンロ54と、照明器具56と、テレビ58をそれぞれ単に「対象機器」とも呼ぶ。
通信装置20は、ゲートウェイ機能を持つルータによって構成され、対象機器52、54、56、58と、端末80と、の間の情報のやりとりを仲介、すなわち、通信を中継する。通信装置20とエアコン52との間には、IEEE802.11およびECHONET Lite(エコーネットライト)に準拠する無線通信ネットワークNET1が構築されている。また、通信装置20と電気コンロ54との間には、IEEE802.3およびECHONET Liteに準拠する有線通信ネットワークNET2が構築されている。また、通信装置20と照明器具56との間には、Z−Waveに準拠する無線通信ネットワークNET3が構築されている。また、通信装置20とテレビ58との間には、ZigBeeに準拠する無線通信ネットワークNET4が構築されている。上記の「無線通信ネットワーク」には、装置間において論理的な接続が確立されている状態だけでなく、バス接続を無線化したような、単に、装置間において相互に信号の伝達が可能な物理的な接続状態も含まれる。通信装置20は、これらの通信ネットワークNET1、NET2、NET3、NET4を介して無線または有線により対象機器52、54、56、58と通信可能である。以下では、通信ネットワークNET1、NET2、NET3、NET4を介して通信装置20と通信可能となっている対象機器のグループを「対象機器グループOAG」とも呼ぶ。
通信装置20は、端末80と、異なる3つの通信ネットワークNET5、NET6、NET7を介して通信可能に構成されている。具体的には、通信装置20と端末80は、それぞれNET5およびNET7を介してインターネット5に接続されており、インターネット5を介して互いに通信可能に構成されている。また、通信装置20と端末80は、互いが所定の範囲内に存在していれば、IEEE802.11に準拠する無線通信ネットワークNET6によっても互いに通信可能に構成されている。本実施形態の端末80と通信装置20との間の、ネットワーク層(OSI参照モデル)以上の通信プロトコルは、TCP/IPプロトコルおよびHTTPプロトコルに準拠している。なお、端末80と通信装置20との間のネットワーク層以上の通信プロトコルは、HTTPsプロトコルやFTPプロトコルに準拠していてもよい。
対象機器52、54、56、58は、互いに通信規格が異なっており、異なる通信規格によってそれぞれ通信装置20と通信可能に構成されている。ここでの「通信規格」とは、通信プロトコルの種類と通信インターフェースの種類との組合せを意味しており、少なくともこれらの一方が異なる対象機器同士は、互いに通信規格が異なる。本実施形態では、エアコン52は、IEEE802.11に準拠する有線通信インターフェ−スを備えており、通信プロトコルとしてECHONET Liteを用いている。すなわち、エアコン52の通信規格は、物理層とデータリンク層のプロトコルがIEEE802.11に準拠しており、ネットワーク層以上のプロトコルがECHONET Liteに準拠している。電気コンロ54は、IEEE802.3に準拠する無線通信インターフェ−スを備えており、通信プロトコルとしてECHONET Liteを用いている。照明器具56は、Z−Waveに準拠する無線通信インターフェースを備えており、通信プロトコルとしてもZ−Waveを用いている。テレビ58は、ZigBeeに準拠する無線通信インターフェースを備えており、通信プロトコルとしてもZigBeeを用いている。なお、通信システム1000に含まれる対象機器は、必ずしも、すべて通信規格が異なっている必要はなく、2台以上の対象機器が同じ通信規格で動作していてもよい。すなわち、通信システム1000は、互いに通信規格の異なる2以上の対象機器を含んでいれば、通信規格が同じ対象機器を複数含んで構成されていてもよい。
端末80は、いわゆるスマートフォンであり、移動体通信網等の無線WANへの接続機能(無線WAN接続機能)と、IEEE802.11に準拠するコネクションを確立する機能(無線LAN接続機能)とを備えている。端末80は、無線WAN続機能によって、通信ネットワークNET7、インターネット5および通信ネットワークNET5介して通信装置20と通信をおこなうことができる。また、端末80は、無線LAN接続機能によって、無線通信ネットワークNET6を介して通信装置20と直接的に無線通信をおこなうことができる。本実施形態の端末80は、通信装置20と通信する際、無線LAN接続機能による通信を、無線WAN接続機能による通信よりも優先させるように構成されている。すなわち、端末80は、通信装置20と無線LAN接続が可能な場合には、無線LAN通信をおこない、無線LAN接続ができない場合には、無線WANを介した通信をおこなう。以後、端末80が通信装置20と無線LAN通信可能な状態を「無線LAN接続状態」とも呼び、通信装置20と無線LAN通信ができず、無線WANを介して通信装置20と通信可能な状態を「無線WAN接続状態」とも呼ぶ。なお、端末80は、スマートフォンに限定されるものではなく、PDAや、スマートフォン以外の携帯電話、タブレット型PC等、通信装置20との間で通信が可能であり、利用者が持ち運び可能な任意の端末とすることができる。
通信システム1000では、通信装置20を介して、端末80から対象機器グループOAGに属している対象機器52、54、56、58を遠隔制御可能に構成されている。この遠隔制御を実現するために、本実施形態の通信システム1000では、はじめに、対象機器グループOAGに属している各対象機器52、54、56、58から通信装置20に送信元機能情報データFCDが送信される。
図2は、送信元機能情報データFCDの内容を説明するための説明図である。ここでは、送信元機能情報データFCDの一例として、エアコン52の送信元機能情報データFCDを示している。「送信元機能情報データFCD」とは、対象機器(ここでは、エアコン52)のCapabilityデータであり、送信元の対象機器が実行可能な機能を示す。送信元機能情報データFCDは、送信元の通信プロトコル(例えば、ECHONET Lite)に準拠して記述されている。図2の送信元機能情報データFCDには、「対象機器名」と、「ネットワークアドレス」と、「機能情報」と、「制御データCON」とが含まれている。「対象機器名」は、送信元機能情報データFCDの送信元の対象機器を示している。対象機器名に設定される情報は、対象機器を識別可能な情報であれば、対象機器の名称に限定されない。例えば、「対象機器名」には、対象機器の型番情報や対象機器の識別子が設定されていてもよい。対象機器の識別子としては、例えば、対象機器のMACアドレス、XML形式の/Node/1を例示することができる。なお、「ネットワークアドレス」を識別子として使用する場合には、「対象機器名」は設定されていなくてもよい。「ネットワークアドレス」には、送信元の対象機器が属する通信ネットワークNET1、NET2、NET3、NET4における対象機器のアドレスが示されている。ネットワークアドレスとして、例えば、IEEE802.3やIEEE802.11では、IPアドレスを使用することができる。IPアドレスは、IPv6により構成されるIPアドレスであってもよい。また、Z−Waveでは、「**」(*16進数2桁)が示されていてもよい。「機能情報」は、送信元の対象機器が実行可能な機能が示されている。「制御データCON」は、「機能情報」に示された各機能を実行させるための制御コマンドであり、送信元の対象機器を制御する制御プロトコルに準拠して記述されている。
図1に戻る。送信元機能情報データFCDを受信した通信装置20は、送信元機能情報データFCDを用いて、機能情報データTCDを生成して端末80に送信する。機能情報データTCDの生成方法については後述する。
図3は、機能情報データTCDの内容を説明するための説明図である。「機能情報データTCD」には、対象機器グループOAGに属しているすべての対象機器の機能のうち、端末80からの命令によって実行させることが可能な機能が示されている。機能情報データTCDは、XML等のデータ記述言語で記述されている。図3の機能情報データTCDには、「コマンド内容」と「対象機器名」とが含まれている。「コマンド内容」は、特定の対象機器に対して、その対象機器が備える機能の少なくとも一つを実行させる命令の具体的な内容を示す。「対象機器名」は、対応するコマンドの実行主体を示す。この「対象機器名」は、対象機器の識別子であってもよい。
図1に戻る。機能情報データTCDを受信した端末80は、機能情報データTCDを用いて、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューMEを表示する。
図4は、端末80が表示するメニューMEの内容を説明するための説明図である。図4のメニューMEには、対象機器名を示す第1の画面IM1と、対象機器ごとに実行可能な機能(コマンド内容)が列挙された第2の画面IM2とが含まれている。ユーザは、第1の画面IM1に表示された対象機器リストの中から制御したい対象機器を選択する。次に、第2の画面IM2として表示される、選択した対象機器が実行可能な機能リストの中から、対象機器に実行させる機能(コマンド内容)を選択する。このようにして、端末80においてユーザから特定の対象機器の特定の機能が選択されると、端末80は、選択されたコマンド内容を示すコマンドデータCOMを通信装置20に送信する。通信装置20は、コマンドデータCOMを取得すると、コマンドの実行主体となる対象機器に対して、そのコマンドに対応する機能を実行させるための制御データCONを送信する。制御データCONを受信した対象機器は、コマンドに対応する機能を実行する。
A−2.通信装置20の内部構成:
図5は、通信装置20の内部構成を例示する説明図である。通信装置20は、通信部21と、CPU22と、記憶部24と、RAM29と、を備えている。通信部21、CPU22、記憶部24、および、RAM29はバスによって相互に通信可能に接続されている。
通信部21は、有線通信インターフェース(I/F)26と、無線通信インターフェース42、44、46とを含んで構成され、端末80や対象機器52、54、56、58などの外部装置との間でデータの送受信をおこなう。有線通信インターフェース26は、IEEE802.3に準拠しており、LANケーブル等の配線を介して有線通信ネットワークNET2、NET5にそれぞれ接続されている。有線通信インターフェース26は、図示しないPHY/MAC(Physical/Media Access Control)コントローラを含み、受信した信号の波形を整えるほか、受信した信号からMACフレームを取り出す。
無線通信インターフェース42、44、46は、それぞれ準拠するプロトコルが異なる複数のインターフェースによって構成されている。ここでは、第1の無線通信インターフェース42は、IEEE802.11に準拠しており、エアコン52、および、端末80と通信可能に構成されている。第2の無線通信インターフェース44は、Z−Waveに準拠しており、照明器具56と通信可能に構成されている。第3の無線通信インターフェース46は、ZigBeeに準拠しており、テレビ58と通信可能に構成されている。第1〜第3の無線通信インターフェース42、44、46は、それぞれ、アンテナ(第1〜第3のアンテナ421、441、461)と、制御回路(図示しない)と、を備えている。各無線通信インターフェース42、44、46の制御回路は、それぞれ準拠するプロトコルに従って、アンテナを介して受信した電波の復調とデータの生成、および、アンテナを介して送信する電波の生成と変調をおこなう。
通信部21は、通信ネットワークNET1〜NET6上で、通信装置20と対象機器との間、および、通信装置20と端末80との間で使用されている通信プロトコル(例えば、TCP/IP、HTTP、ECHONET Lite、Z−Wave、ZigBee)を判別し、各対象機器および端末80との間の通信で使用する論理ポートと物理ポートを設定する。通信部21は、各対象機器および端末80から取得したフレームから、送信元の通信プロトコル(例えば、ECHONET Lite)に準拠して記述されているデータのボディを取り出すことができる。
CPU22は、記憶部24に格納されているコンピュータプログラムをRAM29に展開して実行することにより、検出部30と、データ生成部32と、命令部36と、通信制御部39としての機能を実現する。
検出部30は、対象機器グループOAGへの新たな対象機器の追加と、対象機器グループOAGに含まれる対象機器の対象機器グループOAGからの離脱とをそれぞれ検出する。また、検出部30は、端末80と通信装置20との接続状態を検出する。具体的には、検出部30は、端末80と通信装置20とが「無線LAN接続状態」か、「無線WAN接続状態」かを検出する。端末80と通信装置20との接続状態を検出することによって、端末80と通信装置20との間の通信に使用されている通信ネットワークが、通信ネットワークNET5、NET6のいずれであるかを特定することができる。対象機器の追加・離脱の検出方法、および、端末80と通信装置20との接続状態の検出方法については後述する。
データ生成部32は、各対象機器から送信される送信元機能情報データFCD(図2)を用いて、端末80に送信するための機能情報データTCD(図3)を生成する。データ生成部32は、機能情報データTCDを所定のデータ記述言語で記述する。本実施形態においては、データ生成部32は、XML形式で機能情報データTCDを記述するが、HTMLやJSONが用いられても良い。データ生成部32は、各対象機器との間の通信で使用されているプロトコル間のインタワーク(プロトコル変換)に関する処理をおこなうことができる。具体的には、データ生成部32は、通信部21から、送信元の通信プロトコルに準拠して記述されているデータのボディを受け取ると、そのデータを他の通信プロトコルに準拠するデータ形式に書き換えることができる。例えば、各対象機器から送信される送信元機能情報データFCDは、送信元の通信プロトコル(例えば、ECHONET Lite)に準拠して記述されているが、データ生成部32は、この送信元機能情報データFCDを用いて、端末80との通信に使用されるデータ転送用の通信プロトコル(例えば、HTTP、HTTPs、FTP)に準拠するデータ形式(例えば、HTML、XML)の機能情報データTCD(図3)を生成することができる。
本実施形態のデータ生成部32は、まず、対象機器グループOAGに属している各対象機器から送信される送信元機能情報データFCDを用いて、機能情報マスターデータMCD(図7)を生成する。生成される機能情報マスターデータMCDのデータ形式に特に制限はなく、任意のデータ形式が用いられ得る。機能情報マスターデータMCDには、対象機器グループOAGに属しているすべての対象機器の実行可能な機能が示されている。データ生成部32は、機能情報マスターデータMCDの少なくとも一部の情報を使用して機能情報データTCD(図3)を生成する。本実施形態のデータ生成部32は、機能情報データTCDを生成する際、端末80と通信装置20との間の接続状態に応じて、機能情報マスターデータMCDに記載されている情報の中から機能情報データTCDとして使用する情報を変更可能に構成されている。すなわち、生成される機能情報データTCDの内容は、端末80と通信装置20との間の接続状態に応じて決定される。各データの詳細や、データ生成部32の具体的な動作については後述する。
命令部36は、端末80から送信されるコマンドデータCOMに基づいてコマンド内容を特定する。命令部36は、特定したコマンド内容に応じてコマンドの対象となる対象機器に対する制御データCONを生成する。本実施形態では、命令部36は、機能情報マスターデータMCDから、コマンドに対応する制御データCONを取得する。通信制御部39は、通信部21を介して、データ生成部32が生成した機能情報データTCDを端末80に送信する。また、通信部21を介して、命令部36が生成した制御データCONをコマンドの実行主体となる対象機器に送信する。
記憶部24は、フラッシュROMを含んで構成され、CPUによって実現される上記各機能部が参照する種々のデータを記憶している。記憶部24は、機能情報マスターデータMCDと、付加条件データACDと、対象機器仕様データOSDと、端末仕様データTSDと、プロトコルスタックPSTとを記憶している。プロトコルスタックPSTには、通信装置20と対象機器52、54、56、58との間の通信をおこなうための複数種類のプロトコルが定義されている。通信部21は、このプロトコルスタックPSTを参照することによって、端末80や対象機器等の外部装置から取得されたデータの内容を解釈し、送信するデータの形式を外部装置との間の通信規格に対応する形式に変換する。また、プロトコルスタックPSTは、データ生成部32によっても参照される。本実施形態の記憶部24には、IEEE802.3、IEEE802.11、ECHONET Lite、Z−Wave、ZigBee、TCP/IP、HTTP、FTP等を含むプロトコル群が記憶されている。機能情報マスターデータMCDと、付加条件データACDと、対象機器仕様データOSDと、端末仕様データTSDの詳細は後述する。
A−3.端末80の内部構成:
図6は、端末80の内部構成を例示する説明図である。端末80は、通信部81と、CPU82と、タッチパネル83と、記憶部84と、RAM85と、を備えている。通信部81、CPU82、タッチパネル83、記憶部84、および、RAM85はバスによって相互に通信可能に接続されている。
通信部81は、移動体通信インターフェース86と、無線LAN通信インターフェース87とを含んで構成されている。移動体通信インターフェース86は、移動体通信網等の無線WANの通信規格に準拠しており、インターネット5に接続されている移動体通信基地局(図示しない)と無線によって通信可能に構成されている。無線LAN通信インターフェース87は、IEEE802.11に準拠しており、通信装置20までの距離が所定距離以内であれば、通信装置20と無線通信可能に構成されている。
CPU82は、記憶部84に格納されているコンピュータプログラムをRAM85に展開して実行することにより、表示制御部91と、コマンド生成部92と、通信制御部93としての機能を実現する。
表示制御部91は、タッチパネル83の制御をおこなう。本実施形態では、表示制御部91は、通信装置20から送信された機能情報データTCD(図3)を用いて、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューME(図4)をタッチパネル83に表示させる。コマンド生成部92は、タッチパネル83を介してユーザによって選択された対象機器の機能(コマンド内容)に対応するコマンドデータCOMを生成する。通信制御部90は、通信部85を介して、コマンド生成部92によって生成されたコマンドデータCOMを通信装置20に送信する。
A−4.通信装置20の記憶部24に記憶されているデータの構成:
図7は、機能情報マスターデータMCDの内容を説明するための説明図である。機能情報マスターデータMCDには、対象機器グループOAGに属するすべての対象機器の機能(コマンド内容)が示されている。図7の機能情報マスターデータMCDでは、「コマンド内容」と、「対象機器名」と、「制御プロトコル」と、「制御データCON」と、「付加情報」とが対応付けられている。「コマンド内容」、「対象機器名」は、機能情報データTCD(図3)の「コマンド内容」、「対象機器名」に対応している。「制御プロトコル」は、対応するコマンドを実行する対象機器を制御するプロトコルを示す。この「制御プロトコル」は機能情報マスターデータMCDに含まれていなくてもよい。「制御データCON」は、対応するコマンドを対象機器に実行させるためのデータであり、対応する制御プロトコルに準拠して記述されている。この制御データCONは、命令部36が対象機器52に送信する制御データCONとして使用される。「付加情報」は、端末80と通信装置20との間の接続状態に応じて、対応するコマンドが選択可能か否かを示す。すなわち、通信装置20と端末80とが無線LAN接続状態であるときに選択可能なコマンドであるか否か、および、通信装置20と端末80とが無線WAN接続状態であるときに選択可能なコマンドであるか否かが、それぞれ示されている。ここでは、通信装置20と端末80とが無線WAN接続状態であるときには、コマンド内容が「電源OFF」のコマンドのみが選択されるように設定されている。
例えば、図7の機能情報マスターデータMCDの一行目に記載されている第1のコマンドは、エアコン52の電源をONにするためのコマンドであり、ECHONET Liteに準拠して記述されている「AAAAAA」の制御データCONが対応付けられている。また、第1のコマンドは、通信装置20と端末80とが無線LAN接続状態のときには選択可能であり、無線WAN接続状態のときには選択不可能である。後述するように、機能情報マスターデータMCDのうちの、「コマンド内容」、「対象機器名」、「制御プロトコル」、および、「制御データCON」は、送信元機能情報データFCD(図2)に基づいて設定される。また、「付加情報」は、データ生成部32が付加条件データACD(図8)を参照することによって設定される。
図8は、付加条件データACDの内容を説明するための説明図である。付加条件データACDには、機能情報マスターデータMCD(図7)に示されている「コマンド内容」、「対象機器名」、および「制御プロトコル」と、機能情報マスターデータMCDに設定する「付加情報」の内容と、の対応関係が示されている。図8の付加条件データACDでは、「優先順位」と、「コマンド内容」と、「対象機器名」と、「制御プロトコル」と、「付加情報」と、が対応付けられている。「コマンド内容」、「対象機器名」、および、「制御プロトコル」には、付加情報の内容を決定するための設定条件が示されており、「付加情報」には、対応する設定条件をすべて満たした場合に設定される内容が示されている。設定条件中の「−」は、設定条件が限定されないことを示している。「コマンド内容」、「対象機器名」、および、「制御プロトコル」に設定される設定条件、および、対応する「付加情報」の内容は、ユーザによって任意に設定することできる。
例えば、機能情報マスターデータMCD(図7)の第1のコマンドのように、「コマンド内容」が「電源ON」のコマンドは、付加条件データACDの一行目の各設定条件の組合せを満たしている。そのため、付加条件データACDの一行目の「付加情報」に記載されている、無線LAN接続状態では「〇」、機能情報マスターデータMCDの第1のコマンド(一行目)には、無線WAN接続状態では「×」が設定される。「優先順位」には、設定される「付加情報」の優先順位が示されており、機能情報マスターデータMCDに記載されているコマンドが、付加条件データACDの2以上の設定条件を満たす場合に、最も高い優先順位に対応する「付加情報」が設定される。例えば、機能情報マスターデータMCD(図7)の七行目に記載されている第7のコマンドのように、「コマンド内容」が「電源ON」であり、「対象機器名」が「照明機器」のコマンドは、付加条件データACDの一行目と三行目の設定条件を満たしている。この場合、優先順位が相対的に高い一行目の「付加情報」に記載されている、無線LAN接続状態では「〇」、無線WAN接続状態では「×」、が機能情報マスターデータMCDの第7のコマンド(七行目)の付加情報として設定される。
図9は、対象機器仕様データOSDの内容を説明するための説明図である。対象機器仕様データOSDには、対象機器グループOAGに属する各対象機器との間の通信に関連する情報が示されている。図9の対象機器仕様データOSDでは、「対象機器名」と、「送受信ポート」と、「ネットワークアドレス」と、「通信I/F」とが対応付けられている。「対象機器名」と「ネットワークアドレス」は、送信元機能情報データFCD(図2)に基づき、データ生成部32によって設定される。「送受信ポート」には、対応する対象機器との間の通信に使用される論理ポートと物理ポートが示されている。「通信I/F」は、通信装置20が各対象機器との通信に使用する通信インターフェースの種別を示している。「送受信ポート」と「通信I/F」は、通信制御部39によって設定される。
図10は、端末仕様データTSDの内容を説明するための説明図である。端末仕様データTSDには、端末80との間の通信に関連する情報が示されている。図10の端末仕様データTSDでは、通信装置20における「端末名」と、「データ記述形式」と、「送受信ポート」と、「ネットワークアドレス」と、「通信I/F」とが対応付けられている。「データ記述形式」は、機能情報データTCD(図3)の記述形式を示しており、データ生成部32によって機能情報データTCDの生成時に参照される。「データ記述形式」の内容は、ユーザによって任意に設定され得る。データ記述形式としては、XML、HTML、JSON等のデータ記述言語が用いられ得る。「送受信ポート」には、端末80との通信に使用される論理ポートと物理ポートが示される。端末80は、無線WAN接続機能用と、無線通信機能用の2つの送受信ポートを備えている。「ネットワークアドレス」には、無線WAN接続時に使用されるインターネット5に接続する通信ネットワークNET7における端末80のアドレスと、無線LAN接続時に使用される無線通信ネットワークNET6における端末80のアドレスが示される。ここでは、無線WAN接続時に使用される端末80のアドレスと、無線LAN接続時に使用される端末80のアドレスがそれぞれ設定されている。「通信I/F」は、無線WAN接続時に使用される通信インターフェースの種別と、無線LAN接続時に使用される通信インターフェースの種別とが示されている。「端末名」と「ネットワークアドレス」は、端末80から受信したデータに基づいて、データ生成部32により設定される。「送受信ポート」と「通信I/F」は、通信制御部39によって設定される。
A−5.通信装置20の動作:
図11は、通信装置20の動作の流れを説明するためのフローチャートである。通信装置20は、図11に示す処理動作を所定のタイミングで実行するように構成されている。所定のタイミングとしては、例えば、検出部30が対象機器グループOAGに対する対象機器の追加・離脱を検出したときとすることができる。図11の処理動作では、まず、検出部30は、対象機器グループOAGへの新たな対象機器の追加と、対象機器グループOAGに含まれる対象機器の対象機器グループOAGからの離脱のいずれかが発生したか否かを検出する(ステップS20)。対象機器グループOAGに新たな対象機器が追加されたか否かは、例えば、通信装置20に登録されていない対象機器と通信装置20との間に新たなコネクション(論理的な接続)が確立されたか否かによって判別することができる。また、例えば、通信装置20に登録されていない対象機器から発信されたパケットを受信したか否かによって判定することができる。また、対象機器グループOAGに含まれる対象機器が離脱されたか否かは、例えば、対象機器グループOAGに含まれる対象機器の中に、通信装置20が発信する所定の回数、例えば3回連続するポーリングに対して応答ない対象機器が存在するか否かによって判定することができる。
検出部30が対象機器の追加・離脱を検出しなかった場合には(ステップS20:NO)、データ生成部32による以下のステップS21、S22、S23の処理動作はスキップされる。一方、検出部30が対象機器の追加・離脱を検出した場合には(ステップS20:YES)、データ生成部32は、機能情報マスターデータMCD(図7)の内容の変更をおこなう(ステップS21)。ここでは、対象機器グループOAGからの対象機器の離脱の一例として、検出部30が対象機器グループOAGからエアコン52の離脱を検出した場合について説明する。このとき、データ生成部32は、図7に示す機能情報マスターデータMCDの「対象機器名」が「エアコン」となっている一行目〜四行目のコマンド(第1のコマンド〜第4のコマンド)を削除する。一方、対象機器グループOAGへの新たな対象機器の追加の一例として、検出部30が、一度離脱したエアコン52が、再度、対象機器グループOAGに追加されたことを検出した場合について説明する。
図12は、機能情報マスターデータMCDの内容を追加変更するときの手順を示すフローチャートである。まず、エアコン52は、通信装置20との間のコネクションが確立した後に、送信元機能情報データFCD(図2)を含むパケットを通信装置20に送信する(ステップS211)。通信装置20のデータ生成部32は、受信した送信元機能情報データFCDの「対象機器名」、「機能情報」、「制御データCON」を用いて、機能情報マスターデータMCD(図7)の「コマンド内容」、「対象機器名」、「制御プロトコル」、「制御データCON」を設定する(ステップS212)。データ生成部32は、「制御データCON」を解釈することによって、「制御プロトコル」を設定することができる。データ生成部32は、受信した送信元機能情報データFCDを含むパケットのヘッダに含まれる情報から、「制御プロトコル」を特定してもよい。次に、データ生成部32は、「第1のコマンド」〜「第4のコマンド」の付加情報を設定する(ステップS214)。具体的には、第1のコマンドは、「コマンド内容」が「電源ON」となっているため、付加条件データACD(図8)の一行目の「付加情報」に記載されている、無線LAN接続状態では「〇」、無線WAN接続状態では「×」が、付加情報に設定される。第2のコマンドは、「コマンド内容」が「電源OFF」となっているため、付加条件データACD(図8)の二行目の「付加情報」に記載されている、無線LAN接続状態、無線WAN接続状態ともに「〇」が、付加情報に設定される。第3のコマンドと第4のコマンドは、付加条件データACD(図8)の一行目〜四行目の設定条件に該当しないため、五行目の「付加情報」に記載されている、無線LAN接続状態では「〇」、無線WAN接続状態では「×」がそれぞれ付加情報に設定される。これによって、機能情報マスターデータMCDの内容の追加変更は完了する。なお、データ生成部32は、機能情報マスターデータMCDの追加変更に合わせて、対象機器仕様データOSDの追加変更をおこなってもよい。
図11に戻る。データ生成部32は、機能情報マスターデータMCDを変更した後、端末80の接続状態に応じた機能情報データTCDを生成する(ステップS22)。端末80の接続状態は、検出部30によって検出される。具体的には、検出部30は、端末80と通信装置20とが無線LAN接続状態か否か、および、無線WAN接続状態か否かを検出する。ここでは、無線LAN接続状態か否かは、例えば、通信装置20と端末80との間にIEEE802.11に準拠したコネクションが確立されているか否かを検出することによって判定することができる。また、例えば、第1の無線通信インターフェース42を介してパケットを送信し、端末80からレスポンスがあるか否かによって判定することができる。無線WAN接続状態か否かは、例えば、有線通信インターフェース26を介してパケットを送信し、端末80からレスポンスがあるか否かによって判定することができる。また、例えば、無線LAN接続状態ではない場合に無線WAN接続状態であるとみなしてもよい。
図13は、無線LAN接続状態である場合に生成される機能情報データTCDの内容を説明するための説明図である。図14は、無線WAN接続状態であった場合に生成される機能情報データTCDの内容を説明するための説明図である。データ生成部32は、機能情報マスターデータMCD(図7)と端末仕様データTSD(図10)を参照して機能情報データTCDを生成する。例えば、データ生成部32は、無線LAN接続状態であった場合には、機能情報マスターデータMCDの「付加情報」の「無線LAN接続状態」が「〇」となっているコマンドの「コマンド内容」と「対象機器名」を抽出する。また、端末仕様データTSDの「データ記述形式」を参照することによって、生成する機能情報データTCDの記述形式を決定する。これにより、データ生成部32は、無線LAN接続状態時の機能情報データTCDを生成することができる。図7の機能情報マスターデータMCDにおいて、無線LAN接続状態時に生成される機能情報データTCDは図13のようになる。一方、データ生成部32は、無線WAN接続状態である場合には、機能情報マスターデータMCDの「付加情報」の「無線WAN接続状態」が「〇」となっているコマンドの「コマンド内容」と「対象機器名」を抽出し、端末仕様データTSDの「データ記述形式」を参照することによって、無線WAN接続状態時の機能情報データTCDを生成することができる。図7の機能情報マスターデータMCDにおいて、無線WAN接続状態時に生成される機能情報データTCDは図14に示すようになる。
図11に戻る。データ生成部32が機能情報データTCDを生成すると、通信制御部39は、生成された機能情報データTCDを端末80に送信する(ステップS23)。通信制御部39は、端末仕様データTSD(図10)のうち、端末80の接続状態に応じた、「送受信ポート」、「ネットワークアドレス」、および、「通信I/F」を参照することによって、機能情報データTCDを送信することができる。
次に、検出部30は、端末80の接続状態が切り替わったか否かを検出する(ステップS24)。検出部30は、前回のステップS24において検出した端末80の接続状態を記憶しておき、今回検出した端末80の接続状態が前回の接続状態と異なっているか否かによって、端末80の接続状態が切り替わったか否かを判定する。端末80の接続状態が切り替わっていない場合(ステップS24:NO)、処理動作は終了される。
一方、端末80の接続状態が切り替わっている場合(ステップS24:YES)、データ生成部32は、端末80の接続状態に応じた機能情報データTCDを生成する(ステップS25)。端末80の接続状態に応じた機能情報データTCDを生成方法については上述したとおりである。データ生成部32が機能情報データTCDを生成すると、通信制御部39は、生成された機能情報データTCDを端末80に送信する(ステップS26)。通信制御部39による機能情報データTCDの送信方法についても上述したとおりである。
上記処理によれば、通信装置20は、対象機器グループOAGへの新たな対象機器の追加時や対象機器の対象機器グループOAGからの離脱時に速やかに機能情報データTCDを更新して端末80に送信することができる。また、通信装置20は、端末80と通信装置20との間の接続状態が切り替わった場合にも接続状態に応じた機能情報データTCDを端末80に送信することができる。
A−6.通信システム1000の動作:
図15は、通信システム1000の動作を説明するためのフローチャートである。上述したように、通信装置20は、対象機器グループOAGに対する対象機器の追加・離脱を検出した場合、および、端末80と通信装置20との間の接続状態の切り替わった場合に、機能情報データTCDを生成し、端末80に送信する(ステップS60)。端末80は、通信装置20から機能情報データTCDを受信すると、タッチパネル83に、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューMEを表示する(ステップS62)。ここでは、メニューMEの一例として、無線WAN接続状態時に生成される機能情報データTCD(図14)に基づいて作成されるメニューMEについて説明する。
図16は、無線WAN接続状態時に端末80が表示するメニューMEの内容を説明するための説明図である。端末80の表示制御部91(図6)は、機能情報データTCD(図14)の「対象機器名」を用いて第1の画面IM1の対象機器リストを生成する。また、機能情報データTCD(図14)の「コマンド内容」を用いて第2の画面IM2の機能リストを生成する。この結果、タッチパネル83(図6)には、機能情報マスターデータMCD(図7)に記載されているコマンドのうち、「付加情報」の「無線WAN接続状態」が「〇」となっている4つのみ、すなわち、各対象機器の電源をOFFにするコマンドのみが表示される。
図15に戻る。ユーザによるタッチパネル83の操作によって、特定の対象機器の特定の機能(コマンド内容)が選択されると、端末80は、選択された内容を示すコマンドデータCOMを生成し、通信装置20に送信する(ステップS63)。本実施形態の端末80のコマンド生成部92(図6)は、機能情報データTCDを参照し、ユーザによって選択された「コマンド内容」を含むコマンドデータCOMを生成する。通信制御部93は、生成されたコマンドデータCOMを通信装置20に送信する。
通信装置20は、端末80から送信されるコマンドデータCOMから、コマンド内容を特定する(ステップS64)。具体的には、通信装置20の命令部36(図5)は、機能情報マスターデータMCD(図7)を参照することによって、コマンドデータCOMに示されている「コマンド内容」に対応する「対象機器名」、「制御プロトコル」、および、「制御データCON」を特定する。
通信装置20は、コマンド内容を特定した後、制御データCONを生成し、コマンドの対象となる対象機器に送信する(ステップS66)。本実施形態の通信装置20の命令部36は、機能情報マスターデータMCDを参照することによって制御データCONを取得することができる。また、通信装置20の通信制御部93は、機能情報マスターデータMCDを参照して送信先となる対象機器の「対象機器名」を特定し、対象機器仕様データOSD(図9)を参照して送信先となる対象機器の「送受信ポート」、「ネットワークアドレス」を特定するとともに、送信に使用する「通信I/F」を特定する。
制御データCONを受信した対象機器は、肯定応答データ(ACK)を通信装置20に対して返信する(ステップS67a)。また、制御データCONを受信した対象機器は、制御データCONに従った動作を実行する(ステップS67b)。通信装置20は、対象機器から肯定応答データを受信すると、対象機器への命令が完了したことを示す完了データを生成し、端末80に対して送信する(ステップS68)。
以上説明した第1実施形態の通信装置20によれば、対象機器グループOAGへの新たな対象機器の追加、または、対象機器グループOAGに含まれる対象機器の対象機器グループOAGからの離脱が発生する度に、対象機器の追加または離脱を反映させた機能情報データTCDを端末80に送信することができる。これにより、端末80のタッチパネル83に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューMEは、対象機器の追加、離脱の度に自動的に更新される。よって、第1実施形態の通信装置20によれば、端末80において、対象機器グループからの離脱された対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制し、家庭電化製品の遠隔制御の利便性の向上を図ることができる。
また、第1実施形態の通信装置20によれば、通信装置20と端末80との間の接続状態に応じて、端末80のタッチパネル83に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューMEを更新することができる。すなわち、通信装置20と端末80との間の接続状態に応じて、端末80のタッチパネル83に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更することができる。そのため、例えば、通信装置20と端末80との距離が直接、無線LAN通信可能な程度の距離であるか否かによって、対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更できる。例えば、通信装置20と端末80との距離が直接、無線LAN通信可能な程度であれば、エアコン52や電気コンロ54の電源ONが選択できるが、直接、無線LAN通信可能な距離ではない場合には、これらの電源ONを選択できなくすることができる。また、通信装置と端末80との間の通信ネットワークのセキュリティレベルの違いによって、対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更することができる。
B.第2実施形態:
図17は、第2実施形態の機能情報マスターデータMCD2の内容を説明するための説明図である。図17の機能情報マスターデータMCD2では、「制御プロトコル」と「制御データCON」の図示が省略されている。第2実施形態の機能情報マスターデータMCD2は、第1実施形態の機能情報マスターデータMCDと比較すると、「付加情報」の内容のみが異なる。第2実施形態の機能情報マスターデータMCD2は、複数の端末のそれぞれについて付加情報が設定されている。本実施形態では、「第1の端末」と「第2の端末」のそれぞれの接続状態に応じて、対応するコマンドが選択可能か否か示されている。すなわち、機能情報マスターデータMCD2の付加情報には、通信装置20と第1の端末とが無線LAN接続状態であるときに選択可能なコマンドか否か、通信装置20と第1の端末とが無線WAN接続状態であるときに選択可能なコマンドか否か、通信装置20と第2の端末とが無線LAN接続状態であるときに選択可能なコマンドか否か、および、通信装置20と第2の端末とが無線WAN接続状態であるときに選択可能なコマンドか否か、それぞれ示されている。
第2実施形態の通信装置20の構成は、第1実施形態の通信装置20(図5)の構成と比較すると、機能情報マスターデータMCDの内容が異なること以外は同様である。第2実施形態の通信装置20の動作の流れは、図11に示すとおりである。第2実施形態のデータ生成部32は、ステップS22において、それぞれの端末の接続状態に応じた機能情報データTCD(図3、図13、図14)をそれぞれ生成する。また、第2実施形態の検出部30は、ステップS24において、それぞれの端末について接続状態が切り替わったか否かを検出する。また、第2実施形態のデータ生成部32は、ステップS25において、接続状態が切り替わった端末についてのみ接続状態に応じた機能情報データTCDを生成する。
以上説明した第2実施形態の通信装置20によれば、通信装置20と複数の端末(第1の端末および第2の端末)との間のそれぞれの接続状態に応じて、それぞれの端末側において、対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更することができる。
C.第3実施形態:
図18は、第3実施形態の機能情報マスターデータMCD3の内容を説明するための説明図である。第3実施形態の機能情報マスターデータMCD3は、第2実施形態の機能情報マスターデータMCD2と同様に、「付加情報」の内容のみが第1実施形態の機能情報マスターデータMCDと異なる。図18の機能情報マスターデータMCD3では、図17と同様に、「制御プロトコル」と「制御データCON」の図示が省略されている。第3実施形態の機能情報マスターデータMCD3は、第2実施形態の機能情報マスターデータMCD2と同様に、複数の端末のそれぞれについて付加情報が設定されている。
第3実施形態の機能情報マスターデータMCD3の付加情報には、各端末についての接続状態ではなく、時刻に応じて、対応するコマンドが選択可能か否か示されている。すなわち、図16の機能情報マスターデータMCD3の付加情報には、時刻が0:00〜6:00のときに第1の端末のコマンドとして選択可能か否か、時刻が6:00〜24:00のときに第1の端末のコマンドとして選択可能か否か、時刻が0:00〜12:00のときに第2の端末のコマンドとして選択可能か否か、および、時刻が12:00〜24:00のときに第2の端末のコマンドとして選択可能か否か、それぞれ示されている。付加情報の時刻はユーザによって任意に設定することができる。第3実施形態の通信装置20の構成は、第1実施形態の通信装置20(図5)の構成と比較すると、機能情報マスターデータMCDの内容が異なること以外は同様である。
図19は、第3実施形態の通信装置20の動作の流れを説明するための説明図である。図19のステップS70、S71、S73は、第1実施形態の通信装置20の動作の流れ(図11)のステップS20、S21、S23と同じである。第3実施形態のステップS72では、データ生成部32は、機能情報マスターデータMCDを変更した後、時刻に応じた機能情報データTCDを生成する。具体的には、データ生成部32は、現在時刻と、機能情報マスターデータMCD3を参照して機能情報データTCDを生成する。例えば、データ生成部32は、現在時刻が6:00になった場合には、機能情報マスターデータMCD3の「付加情報」の「第1の端末」の「6:00−24:00」が「〇」となっているコマンドの「コマンド内容」と「対象機器名」を抽出し、第1の端末用の機能情報データTCDを生成する。また、現在時刻12:00になった場合には、機能情報マスターデータMCD3の「付加情報」の「第2の端末」の「12:00−24:00」が「〇」となっているコマンドの「コマンド内容」と「対象機器名」を抽出し、第2の端末用の機能情報データTCDを生成する。データ生成部32が機能情報データTCDを生成すると、通信制御部39は、生成された機能情報データTCDを対象の端末に送信する(ステップS73)。
以上説明した第3実施形態の通信装置20によれば、各端末(第1の端末および第2の端末)においてそれぞれ設定された時刻になったときに、その時刻に対応した機能情報データTCDを各端末に送信することができる。よって、本実施形態の通信装置によれば、各端末のタッチパネル83に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューを時刻に応じて、変更させることができる。そのため、例えば、自宅にいない昼間には、対象家電の電源ONが選択できないようにしておいたり、また、就寝時には、誤操作を防止するために電気コンロ54の電源ONが選択できないようにしておいたりすることができる。
D.第4実施形態:
ここでは、図20〜図22を用いて、第1実施形態とは異なる方法で、機能情報マスターデータMCD(図7)の「付加情報」を設定する方法について説明する。第4実施形態の通信装置20の構成は、第1実施形態の通信装置20(図5)の構成と比較すると、付加条件データACD、および、機能情報マスターデータMCD、の内容が異なること以外は同様である。また、第4実施形態の対象機器は、第1実施形態の対象機器と比較すると、通信装置20に送信する送信元機能情報データFCDの内容が異なる。第4実施形態の通信装置20の動作の流れは、図11に示すとおりである。
図20は、第4実施形態の送信元機能情報データFCD4の内容を説明するための説明図である。第4実施形態の送信元機能情報データFCD4は、第1実施形態の送信元機能情報データFCD(図2)と比較すると、「操作重要度」の項目が追加されている点のみが異なる。「操作重要度」は、各機能情報(コマンド)の相対的な重要度を示す値であり、送信元の対象機器に予め登録されている。ここでは、操作重要度の一例として、1〜100の値を使用している。最も重要な(機能情報)コマンドには「100」が、最も重要ではないコマンドには「1」が割り当てられる。第4実施形態では、この操作重要度を用いて、機能情報マスターデータMCD(図22)の付加情報が設定される。
図21は、第4実施形態の付加条件データACD4の内容を説明するための説明図である。第4実施形態の付加条件データACD4には、「操作重要度」と、「付加情報」との対応関係が示されている。ここでの「操作重要度」は設定条件であり、機能情報マスターデータMCD(図22)の各コマンドにおいて、この設定条件を満たすコマンドに対して、対応する「付加情報」が設定される。
図22は、第4実施形態の機能情報マスターデータMCD4の内容を説明するための説明図である。図22の機能情報マスターデータMCD4では、「制御プロトコル」と「制御データCON」の図示が省略されている。また、便宜上、第1のコマンド〜第4のコマンドのみを示している。第4実施形態の機能情報マスターデータMCD4は、「操作重要度」が設定されている点と、「付加情報」の内容とが、第1実施形態の機能情報マスターデータMCD(図7)と異なる。第4実施形態の機能情報マスターデータMCD4の「付加情報」は、第2実施形態の機能情報マスターデータMCD2(図17)の「付加情報」と同様の構成のため、説明を省略する。第4実施形態の機能情報マスターデータMCD4の「操作重要度」は、送信元機能情報データFCD4(図20)に基づいて、データ生成部32によって設定される。
機能情報マスターデータMCD4の「付加情報」の設定方法について説明する(図12、ステップS214)。本実施形態では一例として、機能情報マスターデータMCD4の一行目に記載されている第1のコマンドの「付加情報」を設定する方法について説明する。第1のコマンドの「操作重要度」は「30」であり、付加条件データACD4(図21)の二行目の設定条件「21〜50」を満たしている。そのため、第1のコマンドの「付加情報」として、「第1の端末」の「無線LAN接続状態」および「無線WAN接続状態」の両方に「〇」が設定され、「第2の端末」の「無線LAN接続状態」には「〇」が設定され、「無線WAN接続状態」には「×」が設定される。
以上説明した第4実施形態の通信装置20によれば、操作重要度の高い対象機器のコマンドを特定の端末でのみ選択可能にすることができる。
E.第5実施形態:
図23は、第5実施形態の通信システムを示す説明図である。通信システムは、通信装置CD1、端末、並びに対象機器Aおよび対象機器Bを備えている。なお、対象機器は3つ以上備えられていても良い。通信装置CD1と端末および通信装置CD1と対象機器A、Bとは無線または有線にて相互に通信することが可能であり、通信装置CD1は、端末と対象機器A、Bとの間における通信を中継している。また、対象機器Aと対象機器Bの通信規格は異なっている。通信装置CD1は、装置側通信部CD2、検出部CD3、データ生成部CD4および装置側通信制御部CD5を備えている。端末は、端末側通信部T11、表示部T12および端末側通信正誤部T13を備えている。
装置側通信部CD2は、対象機器A、Bおよび端末と通信するための機能および構成を有する。検出部CD3は装置側通信部CD2を介して通信可能な対象機器A、Bにより構成される対象機器グループにおける対象機器の変動を検出するための機能および構成を有している。データ生成部CD4は、端末からの命令に応じて対象機器グループを構成する対象機器に実行させることが可能な機能を示す機能情報データを生成するための機能および構成を備えており、検出部CD3が対象機器グループにおける対象機器の変動を検出すると、変動に応じて新たな機能情報データを生成する。なお、対象機器の変動には、対象機器グループへの対象機器の追加、対象機器グループからの対象機器の離脱の他に、対象機器グループを構成中の対象機器に対する機能の追加が含まれる。対象機器に対する機能の追加は、例えば、ファームウェア、OSのバージョンアップによって実現され得る。装置側通信制御部CD5は、新たな機能情報データが生成されると、装置側通信部CD2を介して新たな機能情報データを端末に送信し、端末から受信した命令を対象機器に送信するための機能および構成を有している。
端末側通信部T11は、通信装置CD1と通信するための機能および構成を有している。表示部T12は、端末側通信部T11によって通信装置CD1から受信した機能情報データに基づいて、対象機器グループを構成する対象機器に実行させることが可能な機能を表示するための機能および構成を有している。端末側通信制御部T13は、表示部T12の表示から選択された少なくとも1つの機能を対象機器A、Bに実行させるためのコマンドデータを命令として通信装置CD1に送信するための機能および構成を備えている。
以上説明した第5実施形態の通信システムによれば、対象機器グループにおける対象機器の変動が発生する度に、対象機器の変動を反映させた機能情報データを端末に送信することができる。これにより、端末の表示部に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューは、対象機器の変動の度に更新される。よって、対象機器の変動に伴う対象機器の機能を誤選択、新たな機能の非表示といった問題の発生を抑制し、家庭電化製品としての対象機器の遠隔制御の利便性の向上を図ることができる。
F.変形例:
なお、この発明は上記の実施形態や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
F−1.第1変形例:
本実施形態の通信システム1000は、4つの対象機器(エアコン52、電気コンロ54、照明器具56、および、テレビ58)を含んで構成されているが、通信システム1000は、対象機器の数は4つに限定されない。通信システム1000は、互いに通信規格の異なる2つ以上の対象機器を含んでいればよい。
F−2.第2変形例:
本実施形態の通信システム1000では、通信装置20と対象機器との間の通信インターフェースとして5つのプロトコル(IEEE802.11、ECHONET Lite、IEEE802.3、Z−Wave、ZigBee)に準拠する通信インターフェースを使用しているが、通信装置20と対象機器との間の通信に使用される通信インターフェースは、これらの中の一部であってもよく、また、これら以外の通信インターフェースが使用されていてもよい。例えば、通信装置20と対象機器との間の通信に使用される通信インターフェースとして、IEEE P1901によって承認されたPLC(Power Line Communication)に準拠した通信インターフェースや、HDMI(登録商標,High-Definition Multimedia Interface)に準拠した通信インターフェース、60GHzを利用したWirelessHDやIEEE802.11adに準拠した通信インターフェースが使用されていてもよい。
また、本実施形態の通信システム1000は、互いに通信規格の異なる対象機器のみによって構成されていたが、通信システム1000は、通信規格が同じ対象機器を複数含んで構成されていてもよい。例えば、本実施形態の通信システム1000は、通信規格が同じ複数のエアコンを含んで構成されていてもよい。すなわち、通信システム1000は、通信規格の異なる2以上の対象機器を含んでいれば、それ以外に通信規格が等しい対象機器が含まれていてもよい。
F−3.第3変形例:
本実施形態では、通信装置20と端末80との間の接続状態に応じて機能情報データTCDを生成する通信装置20を用いて説明したが、通信装置20は、通信装置20と端末80との間の接続状態に応じて機能情報データTCDを生成しなくてもよい。すなわち、通信装置20は、対象機器グループOAGへの対象機器の追加、または、対象機器グループOAGからの対象機器の離脱を検出した場合にだけ機能情報データTCDを送信する構成を備えてもよい。この構成の場合、機能情報マスターデータMCDには、付加情報が含まれていなくてもよく、また、通信装置20は、付加条件データACDを備えていなくてもよい。この場合であっても、対象機器グループOAGへの新たな対象機器の追加、または、対象機器グループOAGに含まれる対象機器の対象機器グループOAGからの離脱が発生する度に、対象機器の追加または離脱を反映させた機能情報データTCDを端末80に送信することができる。これにより、端末80のタッチパネル83に表示される、対象機器に実行させることが可能な機能のメニューMEは、対象機器の追加、離脱の度に自動的に更新される。よって、この構成によっても、端末80において、対象機器グループから離脱された対象機器の機能を誤選択する問題や、新たに対象機器グループに追加された対象機器の機能が表示されない問題の発生を抑制することができる。
F−4.第4変形例:
第2実施形態の機能情報マスターデータMCD2には、「第1の端末」と「第2の端末」の2つの端末についてそれぞれ付加情報が設定されているが、機能情報マスターデータMCD2には、3つ以上の端末についての付加情報が設定されていてもよい。また、第2実施形態の機能情報マスターデータMCD2の付加情報として、各端末について「無線通信接続状態」と「無線WAN接続状態」の2つの接続状態に応じて対応するコマンドが選択可能か否か示されているが、3以上の接続状態に応じて対応するコマンドが選択可能か否か示されていてもよい。
F−5.第5変形例:
本実施形態の端末仕様データTSD(図10)の「データ記述形式」には、1つのデータ記述言語が設定されるが、「データ記述形式」には、複数のデータ記述言語が設定されてもよい。このようにすれば、データ生成部32は、機能情報データTCDを生成する際、機能情報データTCDのデータ形式を複数のデータ記述言語を用いて生成することができる。例えば、データ生成部32は、第1の端末に送信する機能情報データTCDをXMLで生成し、第2の端末に送信する端末仕様データTSDをHTMLで生成することができる。また、データ生成部32は、機能情報データTCDのデータ量や時刻に応じて生成する機能情報データTCDのデータ記述言語を変えることができる。
F−6.第6変形例:
本実施形態の送信元機能情報データFCDには、対象機器52の「ネットワークアドレス」が含まれているが、対象機器が通信装置20に対して、送信元機能情報データFCDとは別にアドレスを通知する構成の場合、送信元機能情報データFCDには、対象機器のネットワークアドレスが含まれていなくてもよい。別に通知する場合とは、例えば、通信装置20と対象機器との間のコネクションの確立時に対象機器が通信装置20にネットワークアドレスを通知する場合などが含まれる。また、本実施形態の送信元機能情報データFCDおよび機能情報マスターデータMCDには、「対象機器名」が含まれているが、送信元機能情報データFCDおよび機能情報マスターデータMCDには「対象機器名」が含まれていなくてもよい。例えば、送信元機能情報データFCDに対象機器の識別子が含まれており、通信装置20がその識別子と対象機器名との変換テーブルを備えていれば、通信装置20のデータ生成部32は、機能情報データTCDに「対象機器名」を設定することができる。
F−7.第7変形例:
本実施形態において、ハードウェアによって実現されるとした構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、ソフトウェアによって実現されるとした構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
F−8.第8変形例:
本実施形態では、検出部30によって対象機器グループOAGからの対象機器の離脱が検出されると、データ生成部32は、機能情報マスターデータMCDから離脱された対象機器のコマンドを削除する(図11、ステップS21)。しかし、データ生成部32は、機能情報マスターデータMCDから離脱された対象機器のコマンドを削除しなくてもよい。例えば、データ生成部32は、機能情報マスターデータMCDに示されている離脱された対象機器のコマンドに対してフラグを立てることによって、コマンドが有効か否かを判別可能にしてもよい。このようにすれば、離脱した対象機器が再度、対象機器グループOAGに追加されたときには、フラグを降ろすだけで、追加された対象機器のコマンドを有効にすることができる。
F−9.第9変形例:
本実施形態では、データ生成部32は、機能情報マスターデータMCDに示されているコマンドのうち、端末80の接続状態に対して付加情報が「〇」になっているコマンドのみを選択して機能情報データTCDを生成する(図11、ステップS22、S25)。しかし、データ生成部32が生成する機能情報データTCDに付加情報が含まれていれば、端末80の接続状態に対して付加情報が「×」となっているコマンドが含まれていてもよい。例えば、データ生成部32は、機能情報マスターデータMCDに示されているすべてのコマンドを含む機能情報データTCDを生成してもよい。この場合には、端末80側において、通信装置20との接続状態を判別して、接続状態に対して付加情報が「〇」になっているコマンドをアクティブにし、「×」になっているコマンドを選択不能にグレーアウトさせることができる。なお、通信装置20と端末80との接続状態の判別は通信装置20がおこない、端末80に判別結果を通知してもよい。
F−10.第10変形例:
本実施形態では、データ生成部32は、端末80の接続状態が切り替わるたびに機能情報データTCDを生成する(図11、ステップS24、S25)。しかし、データ生成部32は、端末80の接続状態が切り替わるたびに機能情報データTCDを生成しなくてもよい。例えば、データ生成部32は、予め、無線LAN接続状態時の機能情報データTCD(図13)と無線WAN接続状態時の機能情報データTCD(図14)を生成し、記憶部24に記憶させておいてもよい。このようにすれば、端末80の接続状態が切り替わったときには、通信制御部39は、切り替わった後の接続状態に対応する機能情報データTCDを記記憶部24から取得し、端末80に送信することができる。
5…インターネット
20…通信装置
21…通信部
22…CPU
24…記憶部
26…有線通信インターフェース
30…検出部
32…データ生成部
36…命令部
39…通信制御部
42…第1の無線通信インターフェース
44…第2の無線通信インターフェース
46…第3の無線通信インターフェース
52…エアコンディショナー
54…電気コンロ
56…照明器具
58…テレビ
80…端末
81…通信部
82…CPU
83…タッチパネル
84…記憶部
85…通信部
86…移動体通信インターフェース
87…無線LAN通信インターフェース
90…通信制御部
91…表示制御部
92…コマンド生成部
93…通信制御部
1000…通信システム
NET1〜NET6…通信ネットワーク
TCD…機能情報データ
FCD…送信元機能情報データ
MCD…機能情報マスターデータ
ACD…付加条件データ
OAG…対象機器グループ
OSD…対象機器仕様データ
TSD…端末仕様データ
COM…コマンドデータ
CON…制御データ
PST…プロトコルスタック

Claims (15)

  1. 通信システムであって、
    通信規格の異なる2以上の対象機器を含む複数の対象機器と、端末と、前記複数の対象機器と前記端末の間における情報のやりとりを仲介する通信装置と、を備え、
    前記通信装置は、
    前記複数の対象機器および前記端末と通信するための装置側通信部と、
    前記装置側通信部を介して通信可能な対象機器により構成される対象機器グループにおける対象機器の変動を検出する検出部と、
    前記端末からの命令に応じて前記対象機器グループを構成する前記対象機器に実行させることが可能な機能を示す機能情報データを生成するデータ生成部であって、前記検出部が前記対象機器グループにおける前記対象機器の変動を検出すると、変動に応じて新たな前記機能情報データを生成するデータ生成部と、
    前記新たな機能情報データが生成されると、前記装置側通信部を介して前記新たな機能情報データを前記端末に送信し、前記端末から受信した前記命令を前記対象機器に送信する装置側通信制御部と、を備え、
    前記端末は、
    前記通信装置と通信するための端末側通信部と、
    前記端末側通信部によって前記通信装置から受信した前記機能情報データに基づいて、前記対象機器グループを構成する前記対象機器に実行させることが可能な機能を表示する表示部と、
    前記表示部の表示から選択された少なくとも1つの機能を前記対象機器に実行させるための前記コマンドデータを前記命令として前記通信装置に送信する端末側通信制御部と、を備える、通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記装置側通信部は、無線または有線により前記複数の対象機器および前記端末と通信し、
    前記検出部は、前記対象機器グループへの新たな対象機器の追加および前記対象機器グループに含まれる対象機器の前記対象機器グループからの離脱を前記対象機器の変動として検出し、
    前記データ生成部は、前記対象機器グループ内の前記対象機器からそれぞれ送信され、送信元の対象機器の機能を示す送信元機能情報データを用いて、前記機能情報データを、XMLを含むデータ記述言語を用いて生成し、前記データ生成部は、前記検出部が前記対象機器の追加を検出すると、追加された対象機器と、前記対象機器が保有する機能とを追加した前記新たな機能情報データを生成し、前記検出部が前記対象機器の離脱を検出すると、離脱された対象機器または該対象機器が保有する機能のいずれか一方を前記端末において選択不能とするための前記新たな機能情報データを生成し、
    前記端末側通信部は無線または有線により前記通信装置と通信し、
    前記表示部は前記受信した前記機能情報データに基づいて、前記対象機器グループを構成する前記対象機器と、前記対象機器に実行させることが可能な機能とを識別可能に表示する、通信システム。
  3. 通信規格の異なる2以上の対象機器を含む複数の対象機器と、端末との間における情報のやりとりを仲介する通信装置であって、
    前記複数の対象機器および前記端末と通信するための通信部と、
    前記通信部を介して通信可能な対象機器により構成される対象機器グループにおける対象機器の変動を検出する検出部と、
    前記端末からの命令に応じて前記対象機器グループを構成する前記対象機器に実行させることが可能な機能を示す機能情報データを生成するデータ生成部であって、前記検出部が前記対象機器グループにおける前記対象機器の変動を検出すると、変動に応じて新たな前記機能情報データを生成するデータ生成部と、
    前記通信部を介して前記機能情報データを前記端末に送信する通信制御部であって、前記新たな機能情報データが生成されると、前記新たな機能情報データを前記端末に送信する通信制御部と、備える通信装置。
  4. 請求項3に記載の通信装置であって、
    前記通信部は、無線または有線により前記複数の対象機器および前記端末と通信し、
    前記検出部は、前記対象機器グループへの新たな対象機器の追加と、前記対象機器グループに含まれる対象機器の前記対象機器グループからの離脱を前記変動として検出し、
    前記データ生成部は、前記対象機器グループ内の前記対象機器からそれぞれ送信され、送信元の対象機器の機能を示す送信元機能情報データを用いて、前記機能情報データを、XMLを含むデータ記述言語を用いて生成し、前記データ生成部は、前記検出部が前記対象機器の追加を検出すると、追加された対象機器と、前記対象機器が保有する機能とを追加した前記新たな機能情報データを生成し、前記検出部が前記対象機器の離脱を検出すると、離脱された対象機器または前記離脱された対象機器が保有する機能のいずれか一方を前記端末において選択不能とするための前記新たな機能情報データを生成し、
    前記通信制御部は、前記通信部を介して前記端末から受信した前記命令を前記対象機器に送信する、通信装置。
  5. 請求項4に記載の通信装置において、
    前記通信装置と前記端末とは、互いに異なる複数の通信ネットワークを介して接続可能に構成されており、
    前記検出部は、前記通信装置と前記端末との間の通信に使用されている通信ネットワークを示す接続状態を検出可能に構成されており、
    前記データ生成部は、前記接続状態に応じて、前記対象機器に実行させることが可能な機能の範囲が異なる前記機能情報データを生成可能に構成されており、
    前記通信制御部は、前記接続状態が切り替わると、切り替わった後の接続状態に対応する機能情報データを前記端末に送信する、通信装置。
  6. 請求項5に記載の通信装置において、
    前記データ生成部は、
    前記対象機器グループに属するすべての前記対象機器の機能のうち、前記接続状態に対応する機能を示す前記機能情報データを生成し、
    前記検出部が前記対象機器の追加を検出すると、追加された対象機器を含むすべての対象機器の機能のうち、前記接続状態に対応する機能を示す前記機能情報データを生成し、
    前記検出部が前記対象機器の離脱を検出すると、離脱された対象機器を除いたすべての対象機器の機能のうち、前記接続状態に対応する機能を前記端末において選択可能にする前記機能情報データを生成する、通信装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の通信装置において、
    前記通信装置は、それぞれ異なる識別子をもつ複数の前記端末と前記複数の通信ネットワークを介して接続可能に構成されており、
    前記検出部は、前記通信装置と前記複数の端末との間の各接続状態を検出可能に構成されており、
    前記データ生成部は、前記各接続状態に応じて、前記対象機器に実行させることが可能な機能の範囲が異なる前記機能情報データを前記端末ごとに生成可能に構成されており、
    前記通信制御部は、前記各接続状態のいずれかが切り替わったことが検出されると、切り替わった後の接続状態に対応する機能情報データを切り替わった接続状態に係わる端末に送信する、通信装置。
  8. 請求項5から請求項7までのいずれか一項に記載の通信装置において、
    前記検出部は、前記通信装置と前記端末との間に論理的な接続が確立されているか否か、または、前記通信装置から前記端末に向けて送信されたパケットに応じて、前記端末からレスポンスがあるか否か、に応じて前記接続状態を検出する、通信装置。
  9. 請求項4に記載の通信装置において、
    前記検出部は、時刻を検出可能に構成されており、
    前記データ生成部は、検出された時刻に応じて、前記対象機器に実行させることが可能な機能の範囲を変更して前記機能情報データを生成可能に構成されており、
    前記通信制御部は、前記検出された時刻が所定の時刻になると、前記所定の時刻に対応する機能情報データを前記端末に送信する、通信装置。
  10. 請求項4から請求項9までのいずれか一項に記載の通信装置はさらに、
    前記端末から送信される前記命令としてのコマンドデータから対象機器に実行させる機能を特定し、特定された対象機器に特定された機能を実行させるための制御データを生成する命令部を備え、
    前記通信制御部は、前記通信部を介して、前記制御データを前記特定された対象機器に送信する、通信装置。
  11. 請求項4から請求項10までのいずれか一項に記載の通信装置において、
    前記データ記述言語は、XMLと、HTMLと、JSONとのいずれかであり、
    前記通信規格は、通信プロトコルの種類と通信インターフェースの種類との組合せであり、前記通信プロトコルの種類は、ECHONET Liteと、Z−waveと、Zigbeeとのいずれかを含み、前記通信インターフェースの種類は、IEEE802.11と、IEEE802.3と、Z−waveと、Zigbeeとのいずれかに準拠した通信インターフェースである、通信装置。
  12. 通信規格の異なる2以上の対象機器を含む複数の対象機器と、端末との間における情報のやりとりを制御する制御方法であって、
    通信可能な前記複数の対象機器により構成される対象機器グループにおける対象機器の変動を検出し、
    前記対象機器グループにおける前記対象機器の変動を検出すると、変動に応じて、前記端末からの命令に応じて前記対象機器グループを構成する前記対象機器に実行させることが可能な機能を示す新たな機能情報データを生成し、
    前記新たな機能情報データが生成されると、前記新たな機能情報データを前記端末に送信すること、を備える制御方法。
  13. 請求項12に記載の制御方法であって、
    検出される前記変動は、前記対象機器グループへの新たな対象機器の追加および前記対象機器グループに含まれる対象機器の前記対象機器グループからの離脱であり、
    前記新たな機能情報データの生成は、前記対象機器グループ内の前記対象機器からそれぞれ送信され、送信元の対象機器の機能を示す送信元機能情報データを用いて、XMLを含むデータ記述言語により記述することで実行され、
    さらに、前記対象機器の追加が検出されると、追加された対象機器と、該対象機器が保有する機能とを追加した前記新たな機能情報データを生成し、
    前記対象機器の離脱が検出されると、離脱された対象機器または該対象機器が保有する機能のいずれか一方を前記端末において選択不能とするための前記新たな機能情報データを生成することにより実行される、制御方法。
  14. 通信規格の異なる2以上の対象機器を含む複数の対象機器と、端末との間における情報のやりとりを制御するためのコンピュータプログラムがコンピュータ読み取り可能媒体に格納されているコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラムは、
    通信可能な前記複数の対象機器により構成される対象機器グループにおける対象機器の変動を検出するプログラム命令と、
    前記対象機器グループにおける前記対象機器の変動を検出すると、変動に応じて、前記端末からの命令に応じて前記対象機器グループを構成する前記対象機器に実行させることが可能な機能を示す新たな機能情報データを生成するプログラム命令と、
    前記新たな機能情報データが生成されると、前記新たな機能情報データを前記端末に送信するプログラム命令と、を備えるコンピュータプログラム製品。
  15. 請求項14に記載のコンピュータプログラム製品であって、
    検出される前記変動は、前記対象機器グループへの新たな対象機器の追加および前記対象機器グループに含まれる対象機器の前記対象機器グループからの離脱であり、
    前記新たな機能情報データを生成するプログラム命令は、前記対象機器グループ内の前記対象機器からそれぞれ送信され、送信元の対象機器の機能を示す送信元機能情報データを用いて、XMLを含むデータ記述言語により記述するプログラム命令と、
    前記対象機器の追加が検出されると、追加された対象機器と、該対象機器が保有する機能とを追加した前記新たな機能情報データを生成するプログラム命令と、
    前記対象機器の離脱が検出されると、離脱された対象機器または該対象機器が保有する機能のいずれか一方を前記端末において選択不能とするための前記新たな機能情報データを生成するプログラム命令とを含む、機能情報データを生成するプログラム命令と、を含む、コンピュータプログラム製品。
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