JP4722331B2 - ミシンのスタッカ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミシンにより縫製を終了した生地を重積載置するためのミシンのスタッカ装置に係り、特に、生地を安定的に重積載置することができるミシンのスタッカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ミシンにより縫製を終了した生地を重積載置するミシンのスタッカ装置は、一般に、受け台の受け部上にこの受け部の両側から垂下するように生地を自動的に重積載置するようになっている。
【0003】
すなわち、テーブルの生地垂下側に配置され縫製物を重積載置する受け部と、テーブル下方から受け部に当接する位置への移動によりテーブルから垂下している生地を受け部との間で挟持する生地押え部材と、生地を受け部と生地押え部材との間に挟持した状態でテーブル下方から受け部上方を通過するように移動してテーブル上の生地を受け部上へと払う生地払い部材とにより構成されている。そして、生地押え部材によりテーブルから垂下している生地の一部を受け部との協働によって挟持し、続いて、生地払い部材の駆動によりテーブル上の生地を引き出して受け部上へと払うことによって受け部上へと生地を載置するようにしている。
【0004】
ところが、生地の長さやテーブルからの垂下量は必ずしも均一ではないにもかかわらず、受け部と生地押え部材とによりテーブルから垂下している生地を挟持する位置は常に同じ箇所であるため、生地が受け部へと載置されるときにテーブル側の垂下量がテーブルとは反対側の垂下量に比べて極端に大きく載置されたり、また逆に、テーブルとは反対側の垂下量がテーブル側の垂下量に比べて極端に大きく載置されたりして、生地が受け部へと安定的に載置されず、このため受け部から生地が滑落してしまう事態の生じるおそれがある。
【0005】
また、テーブルからの垂下量が少ない場合には、生地を挟持することができないということがある。
【0006】
このような点に鑑み、受け台の受け部の両側に生地がほぼ均等な長さで垂下され受け部に安定的に生地を載置するようにしたスタッカ装置が特開平1−181897号公報に記載されている。
【0007】
この公報記載のスタッカ装置は、生地が載置されるテーブルと、このテーブルとの協働により生地を挟持するローラと、このローラを駆動するパルスモータとを有しており、パルスモータによりローラを所定量回転することによりテーブルから垂下される生地の長さを制御し、ひいては生地を常に挟持し、かつ受け台の受け部に載置される生地の受け部の両側から垂下する長さをほぼ等しくなるようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した公報記載のスタッカ装置によっては、ローラを回転させて生地を送ることにより受け台の受け部上における生地の左右のバランスを取るようにしているため、ローラにより生地を送る際に生地とローラとの間で滑りが生じると、所望の距離だけ生地を送ることができず、受け台の受け部の両側に生地がほぼ均等な長さで垂下されなくなってしまうおそれがあった。
【0009】
本発明は、このような従来のものにおける問題点を克服し、生地を確実に挟持し、かつ受け台の受け部上に生地が確実に安定的に載置され得るようにしたミシンのスタッカ装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため請求項1に係る本発明のミシンのスタッカ装置の特徴は、受け台をその受け部を前記テーブルに対する接離方向に受け台用駆動源により移動可能に設け、前記受け台の受け部に対し接離するように押え部材用駆動源により移動可能とされた生地押え部材と、払い部材用駆動源により受け台上方を通過移動可能とされ前記受け台の受け部および前記生地押え部材間に生地を挟持している状態において前記テーブルから垂下している部位の生地を払う生地払い部材と、前記受け台の受け部および前記生地押え部材間に挟持される生地の部位を変化させるためにこれらの受け台および生地押え部材が生地を挟持する位置を変化させるべく対応する前記各駆動源を制御する制御部とを設けた点にある。そして、このような構成を採用したことにより、生地の長さやテーブルからの垂下量に応じて制御部が受け台および生地押え部材の駆動源を制御して受け台および生地押え部材が生地を挟持する位置を変化させることができるので、生地を確実に挟持し、かつ受け台の受け部上に確実に安定的に生地を載置することができる。
【0011】
例えば、受け台および生地押え部材によって挟持する位置を、生地のほぼ中間付近となるように制御すれば、受け台の受け部上の両側に生地をほぼ均等な長さで垂下するようにして載置することができる。
【0012】
請求項2に係る本発明のミシンのスタッカ装置の特徴は、制御部が、受け台と生地押え部材により生地を挟持する位置が前記テーブルから離間した位置で挟持する動作と接近した位置で挟持する動作とのいずれか一方の動作に各駆動源を制御可能であり、前記両動作のいずれかを選択する選択手段を備え、選択手段の選択に応じて動作を変更するようにした点にある。そして、このような構成を採用したことにより、いずれか一方の動作を選択するという簡単な制御構成で安定的に生地を載置することができる。
【0013】
請求項3に係る本発明のミシンのスタッカ装置の特徴は、テーブルから垂下する生地の長さを検出する検出手段を設け、前記制御部が、この検出手段の検索結果に応じて挟持位置を変更するように各駆動源を制御するようにした点にある。そして、このような構成を採用したことにより、検出手段が検出したテーブルからの垂下量により自動的に挟持位置を変更することができ、請求項1と同様な効果を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1ないし図6は、本発明に係るスタッカ装置の機械的構成を示すものである。
【0015】
図1に示す本実施形態のミシンは自動玉縁縫いミシンであるが、本発明のスタッカ装置はこの自動玉縁縫いミシンのみに適用されるものではなく、他の各種ミシンに適用可能である。
【0016】
図1において、自動玉縁縫いミシン1には、縫製される生地が載置されるテーブル2がミシン本体3の側方に配設されており、このテーブル2上には、玉縁縫いのためにポケット袋やポケット片などを押える押え部材4が配設されている。また、前記テーブル2は、水平な主テーブル2aと、主テーブル2aの下方に傾斜配置されているサブテーブル2bとにより構成されている。なお、前述した玉縁縫い用の構成は、本発明の要旨とは直接の関係がないので、詳細な説明は省略する。
【0017】
本発明に係るスタッカ装置10は、図1ないし図6に示すように、前記サブテーブル4の側方に配設されている縦型のフレーム11を有している。このフレーム11の上端部には、図2に詳示するように水平方向に延在する支持ロッド12が橋架されている。
【0018】
前記支持ロッド12には、移動ブラケット13の基端部が回動自在に枢支されており、この移動ブラケット13の長手方向の中間部には、アーム14が下向きに突設されている。一方、前記フレーム11の下端部には、前記移動ブラケット13の駆動源である第1空気圧シリンダ15(押え部材用駆動源)が枢着されており、この第1空気圧シリンダ15のピストンロッド16の先端部が前記アーム14に枢着されている。したがって、前記第1空気圧シリンダ15のピストンロッド16を伸縮することにより前記移動ブラケット13が前記支持ロッド12を中心として回動されることになる。
【0019】
前記移動ブラケット13の先端部には、前記支持ロッド12と平行な方向に延在する他の支持ロッド17が橋架されており、この支持ロッド17には、ほぼL字状をなし先端側の生地払い部19が水平方向に延在する生地払いバー18(生地払い部材)の基端部が回動自在に枢支されている。一方、前記移動ブラケット13の基端部には、前記生地払いバー18の駆動源である第2空気圧シリンダ20が枢着されており、この第2空気圧シリンダ20(払い部材用駆動源)のピストンロッド21の先端部が前記生地払いバー18の基端部に枢着されている。したがって、前記第2空気圧シリンダ20のピストンロッド21を伸縮することにより前記生地払いバー18が前記支持ロッド17を中心として回動され、後述する受け台25の上方を通過移動可能とされている。
【0020】
前記移動ブラケット13の基部の上端には、生地を後述する受け台25の受け部26との間で挟持する第1生地押えバー22(生地押え部材)が固定部材24を介して固着されており、この第1生地押えバー22はほぼL字状をなし、先端側の生地押え部23が水平方向に延在するようになっている。
【0021】
また、前記支持ロッド12には、生地を受けて載置する受け台25の台座27の基端部が回動自在に枢支されており、この台座27には、受け台25の基端部が固着されている。この受け台25の上端部には、水平方向に延在する断面正方形状の受け部26が突設されている。さらに、前記台座27の長手方向中間部には、アーム28が下向きに突設されている。一方、前記フレーム11の下端部には、前記受け台25の駆動源である第3空気圧シリンダ29(受け台用駆動源)が枢着されており、この第3空気圧シリンダ29のピストンロッド30の先端部が前記アーム28に枢着されている。したがって、前記第3空気圧シリンダ29のピストンロッド30を伸縮することにより前記受け台25が前記支持ロッド12を中心として回動されることになる。
【0022】
さらに、前記台座27の先端部には、前記支持ロッド12と平行な方向に延在する他の支持ロッド31が橋架されており、この支持ロッド31の外端部には、前記第1生地押えバー22と選択的に前記受け台25の受け部26との間で生地を挟持する第2生地押えバー32が固着されている。この第2生地押えバー32はほぼP字状をなし、先端側の生地押え部33が水平方向に延在するようになっている。また、前記支持ロッド31には、固定部材34が固着されている。一方、前記台座27の基端部には、前記第2生地押えバー32の駆動源である第4空気圧シリンダ35が枢着されており、この第4空気圧シリンダ35のピストンロッド36の先端部が前記固定部材34に枢着されている。したがって、前記第4空気圧シリンダ35のピストンロッド36を伸縮することにより前記第2生地押えバー32が前記支持ロッド31を中心として回動されることになる。
【0023】
前述した各空気圧シリンダ15,20,29,35には、それぞれのピストンロッド16,21,30,36を伸縮するため、それぞれ軸方向の間隔を隔てて2本の導管15A,15B、20A,20B、29A,29B、35A,35Bが接続されている。各導管は、それぞれ電磁弁からなる流路切換弁15C、20C、29C、35Cを介して空気圧供給源37と接続されている。
【0024】
前記各流路切換弁15C、20C、29C、35Cは、図7に示すように、自動玉縁縫いミシン1の各種制御を司る制御部38により制御されるようになっている。また、動作モードを切換える切換スイッチ39(選択手段)が自動玉縁縫いミシン1の操作パネル(図示せず)などに配設されており、この切換スイッチ39を操作することにより前記制御部38により各流路切換弁15C、20C、29C、35Cが所定のタイミングにより切換えられるようになっている。なお、本実施形態においては、生地が短く、かつ、テーブルからの垂下量が小さいときには前記切換スイッチ39をONとし、生地が長く、かつ、テーブルからの垂下量が大きいときには前記切換スイッチ39をOFFとするようになっている。
【0025】
つぎに、前述した構成からなる本発明の実施形態の作用について説明する。
【0026】
本実施形態のスタッカ装置においては、移動ブラケット13用の第1空気圧シリンダ15のピストンロッド16は当初伸張状態にあり、この移動ブラケット13に固定されている第1生地押えバー22の生地押え部23は、ミシン1のサブテーブル2bの下方に位置している。
【0027】
また、生地払いバー18用の第2空気圧シリンダ20のピストンロッド21も当初伸張状態にあり、生地払いバー18の生地払い部19も、ミシン1のサブテーブル2bの下方に位置している。
【0028】
さらに、受け台25用の第3空気圧シリンダ29のピストンロッド30は当初短縮状態にあり、受け台25の受け部26は、ミシン1のテーブル2から大きく離間した位置にある。
【0029】
さらにまた、第2生地押えバー32用の第4空気圧シリンダ35のピストンロッド36は当初短縮状態にあり、第2生地押えバー32の生地押え部33は、前記受け台25の受け部26の側面に近接した位置にある。
【0030】
この状態において、図1における、押え部材4がポケット布やポケット布を縫いつける生地などを保持した状態で、2点鎖線で示すFS側から実線で示すBS側へと移動し、この際、所望の縫製動作を行うことによって玉縁縫いを完了するが、このとき、前述したように生地払いバー19および生地押え部材23はサブテーブル2bの下方に位置し、受け部26はテーブル2から離間した位置にあるので、テーブル2から垂下する生地は生地払いバー19、生地押え部23と、受け部26との間に位置する。
【0031】
このような初期状態が図8(A),(A´)にそれぞれ示されている。
【0032】
このような初期状態において、テーブル2から垂下している生地5を受け台25の受け部26上へ載置する動作が開始されると、図9のステップST1に示すように、まず、制御部38において切換スイッチ39がON、OFFのいずれであるかという判断がなされる。
【0033】
そして、生地5の長さが短く、図8(A)に示す初期状態において、テーブル2からの垂下量が小さい場合には、切換スイッチ39がONとされているので、初期状態において短縮されていた受け台25用の第3空気圧シリンダ29のピストンロッド30が伸張される(ステップST2)。すると、図8(B)に示すように、受け台25および第2生地押えバー32が、受け部26および生地押え部33が相互に近接状態を維持したまま支持ロッド12を中心として回動し、受け台25の受け部26と第1生地押えバー22の生地押え部23との間にテーブル2から垂下している生地5を挟持する。
【0034】
ついで、移動ブラケット13用の第1空気圧シリンダ15のピストンロッド16ならびに受け台25用の第3空気圧シリンダ29のピストンロッド30をそれぞれ短縮する(ステップST3)。すると、図8(C)に示すように、受け台25と第1生地押えバー22が同期的にテーブル2から離間することにより受け台25の受け部26と第1生地押えバー22の生地押え部23との間に挟持している生地5を引き出す。このとき、生地払いバー18および第2生地押えバー32を同期的にテーブル2から離間することになる。
【0035】
一方、生地5の長さが長く、図8(A´)に示す初期状態においてテーブル2から長く垂下している場合には、切換スイッチ39がOFFとされているので、図9のステップST1に示すように、まず、制御部38において切換スイッチ39がON、OFFのいずれであるかという判断がなされると、ステップST2´に移行して、移動ブラケット13用の第1空気圧シリンダ15のピストンロッド16を短縮する。すると、図8(C´)に示すように、テーブル2から第1生地押えバー22が離間するが、このときには生地5を引き出すようには作用せず、単に生地5に沿って第1生地押えバー22の生地押え部23が移動し、第1生地押えバー22の生地押え部23が受け台22の受け部23に当接したときに生地5を挟持する。このときの状態は、垂下している生地5の長さが異なるのみで受け台25、第1生地押えバー22、生地払いバー18および第2生地押えバー32の位置は図8(C)と同様である。
【0036】
ついで、図9のステップST4に移行し、生地払いバー18用の第2空気圧シリンダ20のピストンロッド21を短縮するとともに、第2生地押えバー32用の第4空気圧シリンダ35のピストンロッド36を伸張する。すると、図8(D)に示すように、生地払いバー18が支持ロッド17を中心として反時計方向に回動し、その生地払い部19が生地5を保持したまま、受け台25の受け部26の一側から他側に移動する。すると、受け台25の受け部26と第1生地押えバー22の生地押え部23との間に挟持されている生地5の上方側が生地払いバー18の生地払い部19に払われて受け台25の受け部26上に載置されることになる。
【0037】
その後、図9のステップST5に移行し、生地払いバー18用の第2空気圧シリンダ20のピストンロッド21を伸張するとともに、第2生地押えバー32用の第4空気圧シリンダ35のピストンロッド36を短縮する。すると、図8(E)に示すように、受け台25の受け部26と第1生地押えバー22の生地押え部23との間に挟持されている生地5の下方部位を第2生地押えバー32の生地押え部33が受け台25の受け部26とによりさらに挟持することになる。
【0038】
この状態において、図9のステップST6に移行し、移動ブラケット13用の第1空気圧シリンダ15のピストンロッド16を伸張する。すると、図8(F)に示すように、受け台25の受け部26と第2生地押えバー32の生地押え部33との間で生地5を挟持している状態において、図8(A),(A´)の状態に復し、つぎの生地5を挟持するための待機状態になる。
【0039】
なお、図8(D),(E)で示した動作は、生地5の長さにかかわらず共通している動作であるので、生地5の長さが短い場合を一例として示している。
【0040】
このように本実施形態のスタッカ装置によれば、生地5の長さが短く、かつ、テーブル2からの垂下量が小さいときには、テーブル2の近傍において受け台25の受け部26と第1記事押えバー22の生地押え部23との間で生地を挟持するようにしているので、テーブル2から垂下している生地5のテーブルに近い部位を挟持することになる。
【0041】
一方、生地5の長さが長く、かつ、テーブル2からの垂下量が大きいときには、テーブル2の近傍において生地5を挟持することなく、受け台25が生地5を載置する位置に戻ったうえで、初めて受け台25の受け部26と第1生地押えバー22の生地押え部23との間で生地5を挟持することになるので、テーブル2から垂下している生地5のテーブルから離れている部位を挟持することになる。
【0042】
したがって、いずれの場合にも、受け部26と生地押えバー22による挟持位置を生地5のほぼ中間付近にすることができるので、受け台25の受け部26上に受け部26の両側に生地5をほぼ均等な長さで垂下させるようにして載置することができる。
【0043】
また、2本の生地押えバー22,32を有しており、第1生地押えバー22の生地押え部23が受け台25の受け部26から離間しているときには、第2生地押えバー32の生地押え部33が受け台25の受け部26との間で生地5を挟持しているので、生地5を受け台25の受け部26に重積載置する際にも、それまで受け部26に載置されていた生地5が滑落するおそれがない。
【0044】
なお、本実施形態においては、生地5の長さとテーブル2からの垂下量とがそれぞれ異なる場合について説明したが、いずれか一方が同一の場合にも適用可能である。すなわち、生地5の長さが均一であり、テーブル2からの垂下量のみが異なる場合には、テーブル2からの垂下量が小さいとき、切換スイッチ39をONとして制御し、テーブル2からの垂下量が大きいとき、切換スイッチ39をOFFとして制御するようにすれば、本実施形態と同様の効果を得られる。また、テーブル2からの垂下量が均一であり、生地5の長さが異なる場合には、生地5の長さが短いとき、切換スイッチ39をONとして制御し、生地5の長さが長いとき、切換スイッチ39をOFFとして制御するようにすれば、本実施形態と同様の効果を得られる。
【0045】
図10は本発明に係るスタッカ装置の第2実施形態を示すものである。機械的な構成および2つの制御形態を有する点は第1実施形態と共通している。本実施形態は、スタッカ装置の生地5のテーブル2からの垂下量のみを制御形態を切換える判断基準とし、生地5の垂下量を生地センサ40(検出手段、選択手段)により自動的に検出して制御形態を切換えるので、前述した第1実施形態のように作業者が自己の判断により切換スイッチ39を操作する必要がない。
【0046】
本実施形態によれば、図11に示すように、この生地センサ40からの信号により制御部38が各流路切換弁15C,20C,29C,35Cを生地5の長さに応じて制御することができる。
【0047】
このような構成において、生地センサ40が生地を検知しなかった場合、図9のフローチャートにおける切換スイッチ39がONのときと同様の制御を行い、生地センサ40が生地を検知した場合、切換スイッチ39がOFFのときと同様の制御を行う。
【0048】
本実施形態によれば、自動的に生地5を挟持する位置を変更して受け台25の受け部26上に良好に生地5を重積載置することができる。
【0049】
なお、前述した2つの実施形態においては、空気圧シリンダを使用してそのピストンロッドの伸張状態と短縮状態という2位置のみしか生地の挟持位置を設定できなかったが、3位置以上の生地の挟持位置を設定することも可能である。
【0050】
図12は、このような3位置以上の生地の挟持位置を設定可能とした本発明に係るスタッカ装置の第3実施形態を示すものである。
【0051】
本実施形態においては、テーブル2から垂下している生地5の長さ寸法をエリアセンサ41(検出手段)により自動的に検出するようにしたものである。このエリアセンサ41は、縦方向に間隔を隔てて配置された複数の発光受光素子(図示せず)を有しており、上からいくつ目の発光受光素子までの光が生地において反射して戻ったかにより生地の垂下長さを検出するものである。
【0052】
一方、本実施形態においては、前述した両実施形態において、移動ブラケット13、生地払いバー18、台座27および第2生地押えバー32をそれぞれ空気圧シリンダにより回動させていたが、これらの各部材13,18,27,32を3個所以上の位置において停止可能とするため、本実施形態においては、図13に示すように、これらの各部材13,18,27,32をそれぞれのピストンロッドが多位置において停止可能とされているサーボシリンダを用いるようにしている。したがって、前述した両実施形態において用いられていた流路切換弁に代えてドライバ15E,20E,29E,35Eにより各サーボシリンダ15D(押え部材用駆動源),20D(払い部材用駆動源),29D(受け台用駆動源),35D(押え部材用駆動源)を制御するようにして、移動ブラケット13、生地払いバー18、台座27および第2生地押えバー32を3個所以上の位置において停止可能となるようにしている。
【0053】
このような構成において、初期位置では、前述した他の実施形態と同様に図8(A)あるいは(A´)に示す形態をとるべく、サーボシリンダ15D,20Dを伸張し、サーボシリンダ29D,35Dは短縮している。
【0054】
複数の発光受光素子のうちいくつ目の発光受光素子までが生地5を検出したかによって、サーボシリンダ29Dの駆動量を制御して受け台25の受け部26の駆動量を制御する。すなわち、テーブル2からの垂下量が小さく、上端の受光素子のみが生地5を検出した場合、図8(B)に示す形態をとるべく、受け台25の受け部26が第1生地押えバー22の生地押え部23との間で生地5を挟持するまでサーボシリンダ29Dを伸張する。また,テーブル2からの垂下量が大きく、下端の受光素子まで生地5を検出した場合、サーボシリンダ29Dを前記伸張状態の半分まで伸張して、受け部26を図8における(A)の状態と(B)の状態のほぼ中間に位置するようにする。
【0055】
中間の受光素子まで生地5を検出した場合において、その後、サーボシリンダ15Dが短縮して、第1生地押えバー22の生地押え部23と受け部26とで生地を挟持する。続いて、生地5を挟持した状態を保ちながらサーボシリンダ15D,29Dを短縮して、図8(C)あるいは(C´)に示す形態をとる。その後は、図8(D)〜(F)と同様の形態を順次とるように作用する。
【0056】
なお、上端の受光素子のみが生地を検出した場合のその後の動作は、図8(C)〜(F)と同様であり、また、下端の受光素子まで生地を検出した場合のその後の動作は、図8(C´)〜(F)と同様である。
【0057】
本実施形態によれば、このような発光受光素子が検出する生地5の量が少なくなるにしたがい、すなわち、テーブル2からの生地5の垂下量が小さくなるにしたがって、サーボシリンダ29Dの伸張量を大きくするように制御しているので、第2実施形態に比べて精度のよい制御を行うことができ、より確実に受け台25の受け部26の両側に生地5を均等な長さで垂下させ、安定的に載置することができる。
【0058】
図14は、生地の長さを入力装置42を用いて縫製データに含めるようにしてこの縫製データから生地の挟持位置を設定するようにしたものである。なお、本実施形態においては、流路切換15C,20C,29C,35Cにより駆動される空気圧シリンダ15A,20A,29A,35Aにより2位置でのみ挟持位置の設定を行うようにしたが、前述した第3実施形態のようにドライバによりサーボシリンダを制御するようにして、3個所以上の挟持位置を設定できるようにしてもよい。
【0059】
本実施形態によれば、制御部38が縫製データを読み取って自動的に生地の挟持位置を設定することができる。
【0060】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、生地を確実に挟持し、かつ受け台の受け部上に生地を確実に安定的に載置することができる。
【0062】
すなわち、受け台をその受け部がテーブルに対し接離するように受け台用駆動源により移動可能に形成するとともに、前記受け台の受け部を前記テーブルに対する接離方向に受け台用駆動源により移動可能に設け、前記受け台の受け部に対し接離するように押え部材用駆動源により移動可能とされた生地押え部材と、
払い部材用駆動源により受け台上方を通過移動可能とされ前記受け台の受け部および前記生地押え部材間に生地を挟持している状態において前記テーブルから垂下している部位の生地を払う生地払い部材と、前記受け台の受け部および前記生地押え部材間に挟持される生地の部位を変化させるためにこれらの受け台および生地押え部材が生地を挟持する位置を変化させるべく対応する前記各駆動源を制御する制御部とを設けたことにより、生地の長さやテーブルからの垂下量に応じて制御部が受け台および生地押え部材の駆動源を制御して受け台および生地押え部材が生地を挟持する位置を変化させることができるので、生地を確実に挟持し、かつ受け台の受け部上に確実に安定的に生地を載置することができる。
【0063】
例えば、受け台および生地押え部材によって挟持する位置を、生地のほぼ中間付近となるように制御すれば、受け台の受け部上の両側に生地をほぼ均等な長さで垂下するようにして載置することができる。
【0064】
また、制御部が、受け台と生地押え部材により生地を挟持する位置が前記テーブルから離間した位置で挟持する動作と接近した位置で挟持する動作とのいずれか一方の動作に各駆動源を制御可能であり、前記両動作のいずれかを選択する選択手段を備え、選択手段の選択に応じて動作を変更すれば、いずれか一方の動作を選択するという簡単な制御構成で安定的に生地を載置することができる。
【0065】
さらに、テーブルから垂下する生地の長さを検出する検出手段を設け、前記制御部が、この検出手段の検索結果に応じて挟持位置を変更するように各駆動源を制御するようにすれば、検出手段が検出したテーブルからの垂下量により自動的に挟持位置を変更することができ、受け台の受け部上に確実に安定的に生地を載置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るミシンのスタッカ装置の第1実施形態を示す要部の斜視図
【図2】 図1のスタッカ装置の正面図
【図3】 図1のスタッカ装置の右側面図
【図4】 図1のスタッカ装置の左側面図
【図5】 図1のスタッカ装置の要部の分解斜視図
【図6】 図1のスタッカ装置の他の要部の分解斜視図
【図7】 図1のスタッカ装置の制御系統を示すブロック図
【図8】 図1のスタッカ装置の動作を示す説明図
【図9】 図8のフローチャート
【図10】 本発明に係るミシンのスタッカ装置の第2実施形態を示す要部の正面図
【図11】 図10のスタッカ装置の制御系統を示すブロック図
【図12】 本発明に係るミシンのスタッカ装置の第3実施形態を示す要部の正面図
【図13】 図12のスタッカ装置の制御系統を示すブロック図
【図14】 本発明に係るミシンのスタッカ装置の第4実施形態の制御系統を示すブロック図
【符号の説明】
1 自動玉縁縫いミシン
2 テーブル
2a 主テーブル
2b サブテーブル
3 ミシン本体
5 生地
10 スタッカ装置
11 フレーム
12 支持ロッド
13 移動ブラケット
15,20,29,35 空気圧シリンダ
15C,20C,29C,35C 流路切換弁
15D,20D,29D,35D サーボシリンダ
15E,20E,29E,35E ドライバ
16,21,30,36 ピストンロッド
17 支持ロッド
18 生地払いバー(生地払い部材)
19 生地払い部
22 第1生地押えバー(生地押え部材)
23 生地押え部
25 受け台
26 受け部
27 台座
31 支持ロッド
32 第2生地押えバー
33 生地押え部
37 空気圧供給源
38 制御部
39 切換スイッチ(選択手段)
40 生地センサ(検出手段、選択手段)
41 エリアセンサ(検出手段)
42 入力装置

Claims (3)

  1. テーブルから一部垂下している生地を受け台の受け部上にこの受け部の両側から垂下するように載置するためのスタッカ装置において、
    前記受け台をその受け部を前記テーブルに対する接離方向に受け台用駆動源により移動可能に設け、
    前記受け台の受け部に対し接離するように押え部材用駆動源により移動可能とされた生地押え部材と、
    払い部材用駆動源により受け台上方を通過移動可能とされ前記受け台の受け部および前記生地押え部材間に生地を挟持している状態において前記テーブルから垂下している部位の生地を払う生地払い部材と、
    前記受け台の受け部および前記生地押え部材間に挟持される生地の部位を変化させるためにこれらの受け台および生地押え部材が生地を挟持する位置を変化させるべく対応する前記各駆動源を制御する制御部と
    を設けたことを特徴とするミシンのスタッカ装置。
  2. 前記制御部が、
    受け台と生地押え部材とにより生地を挟持する位置が前記テーブルから離間した位置で挟持する動作と接近した位置で挟持する動作とのいずれか一方の動作に各駆動源を制御可能であり、
    前記両動作のいずれかを選択する選択手段を備え、
    前記選択手段の選択に応じて動作を変更することを特徴とする請求項1に記載のミシンのスタッカ装置。
  3. 前記テーブルから垂下する生地の長さを検出する手段を設け、前記制御部がこの検出手段の検出結果に応じて挟持位置を変更するように各駆動源を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のミシンのスタッカ装置。
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