JP4718788B2 - 有線ページングシステム - Google Patents

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Description

本発明は、主装置と複数のハンドセットステーション(以下子機という。)、スピーカ及び放送回線,通話回線などの接続ケーブルで構成され、主装置から子機への直流電源の供給により、子機から主装置の放送回線を介して他の子機をスピーカにより呼出し、子機相互間の通話等を行う有線ページングシステムにおいて、主装置から放送回線を介して充電電流を伝送し、子機側に設置した電源装置を充電するようにした有線ページングシステムに関するものである。
最初に、従来から使用されている有線ページングシステムの一例を、図4に示した回路図に基づいて説明する。この有線ページングシステムは、主装置Mと複数の子機H1〜Hn及びスピーカSPで構成され、呼出回線A(以下A回線という),通話回線B(以下B回線という)及び放送回線P(以下P回線という)により接続されている。主装置Mは、商用交流電源(AC100V)から所要の直流電源、例えば−24V,−48Vを得る電源回路E,放送用増幅器PA,トランスT3,B回線の使用中を検出するリレーA1,A2,A回線の使用中を検出するリレーB,表示ランプPL1,PL2などから構成されている。なお、リレーA1,A2,Bのコイルに並列に設けられるスパイクキラーダイオードは、図示及び説明を省略する。
子機Hは、送話器T,送話用増幅器TA,トランスT1,T2,受話器R,誘導線輪IND,図示していないフックスイッチHSの接点HS1,HS2,図示していないノンロック式の呼出用スイッチCHの接点CK1〜CK4,可変抵抗器VR1,VR2,固定抵抗器R1,R2,コンデンサC1,C2などから構成されている。
次に動作を説明する。商用電源AC100Vは主装置Mに供給され、電源回路Eを介して−24VがA回線又はB回線から各子機H1〜Hnに供給される。各子機H1〜Hnが待ち受け状態では、子機H1のフックスイッチの接点HS1,HS2は開放状態でA回線に電流は流れていない。発呼(呼出し又は通話)のため子機H1で送受器を上げると、フックスイッチの接点HS1,HS2が閉じ、主装置Mの(−24)→ダイオードD1→インダクタンスL1→トランスT3→端子1,2→A回線→子機H1の端子1,2→トランスT1→フックスイッチ接点HS1→送話用増幅器TA→端子3→A回線のシールド→主装置Mの端子3→Gのルートで子機H1の送話用増幅器TAに電流が供給される。
また、フックスイッチ接点HS1.HS2の閉成により、主装置MのリレーBが動作して、そのメーク接点b1が閉じ通話回線使用中を示す表示ランプPL1が点灯する。従って、発呼側の子機H1の送話器Tで送話をすれば、音声信号は、送話器T→送話用増幅器TA→接点CK1,CK2→誘導線輪IND→接点HS2,コンデンサC2→端子4,5を経由してB回線に接続される。従って、このとき他の子機Hn(被呼側)が送受器を上げれば、B回線を介して子機H1,Hn同志は同一端子4,5で接続されているため、他の子機Hnの端子4,5→接点HS2,コンデンサC2→誘導線輪IND→受話器Rのルートで接続され、受話器Rからの音声を受話できる。このとき受話側(被呼側)の子機Hnで送話器Tで送話すると、前述の子機H1で説明した送話回路のルートで発呼側の子機H1の受話器Rで受話ができ、両者間で相互通話ができる。
被呼側の子機Hnが送受器を上げていないとき相手を呼び出すには、発呼側の子機H1で送受器を上げた後、呼出用スイッチCKを操作して接点CK1〜CK3を閉じると、端子4→接点HS2→誘導線輪IND→接点CK3→端子5により、端子4,5間に直流ループが形成され、B回線を介して主装置MのリレーA1,A2が動作し、そのメーク接点a1,a2が閉じ表示ランプPL2が点灯してB回線の使用状態が表示される。この状態で、子機H1が送話器Tで呼び出すと、送話用増幅器TAで増幅された呼出音声信号は、接点CK1,CK2によりB回線(通話回線B)の誘導線輪INDからA回線(呼出回線A)のトランスT1に切り替わり、端子1,2→A回線→主装置Mの端子1,2→トランスT3→抵抗R3,VR3→制限回路LA→放送用増幅器PAに入力される。放送用増幅器PAで増幅された呼出音声信号は、端子7,8→P回線(放送回線P)→発呼の子機以外の全子機Hnの端子7,8→接点CK4(放送用スイッチCKを操作していない子機Hnの接点CK4は閉じている)→端子10,11→スピーカSPにより呼出放送される。
発呼側の子機H1では、呼出放送を行った後、放送用スイッチCKを平常状態に戻し、そのまま被呼側の子機Hnの応答を待つ。被呼側の子機Hnで送受器を上げれば、発呼側の子機H1との間でB回線(通話回線B)を介して通話ができる。なお、呼出放送中は発呼側の子機H1の接点CK4が開放されて、自己の近傍のスピーカSPからは呼出放送がされないようにミュート機能として働く。(例えば、特許文献1参照)
なお、子機HnのスピーカSPは、子機Hnから少し離れた位置、例えば屋外の電柱などの適宜箇所に設けられたものであるが、子機H1のスピーカSPは、当該子機H1に内蔵されているものである。また、主装置Mには、チャイムなどの音源を持たせ、放送回線Pにより所要の時刻を報知させるようにしたものもある。
また、前述の従来例では、子機Hの送話用増幅器TAの電源をA回線(呼出回線A)を介して主装置Mから供給されているが、この他にも(図示していないが)主装置MからB回線(通話回線B)を介して電源の供給を受けるように構成されているものもある。
特開平10−155027号公報
以上、従来から使用されている有線ページングシステムの一例について説明したが、従来の有線ページングシステムは、子機H1〜Hnの放送(呼出)機能及び通話機能における動作電源の供給を主装置Mから受けている。
このような有線ページングシステムにおいては、子機側の機能向上のための端末機器として、使用中の各回線を表示させる話中表示器、構内に設置されている子機(ハンドセット)の場所を常駐者以外の者に知らせる回転灯、時刻表示器、或いは構内用の監視カメラなどの設置を要することがある。このような場合の端末機器への動作電源の供給が問題となる。
即ち、主装置から子機側に供給する電力は、呼出用のA回線、放送用のP回線及び通話用のB回線の動作電源としてであり、数10台の子機に対する電流容量も直流電圧24Vで500mA程度である。これに対して、前述の端末機器に電力を供給する場合は、主装置から子機側間での距離は数kmになる場合もあることから、線路ロスも大きく、従来システムの電流容量では到底対応が出来なかった。もし、どうしても対応する必要がある場合は、主装置から子機側に別の電源用ケーブルを敷設して端末機器に電力供給するか、端末機器を設置する場所に商用交流電源があることを条件にする必要があった。
ただし、電源用ケーブルを敷設する場合は、膨大な費用と時間が掛かるという問題があり、このような対応の実現は困難であった。
本発明は、端末装置側に蓄電池を設け、この蓄電池に主装置側から電源供給を行うようにして、前述した従来の有線ページングシステムの問題を解決したものである。
本願の第1の発明の有線ページングシステムは、主装置、複数の子機、スピーカ及び放送回線,通話回線などの接続ケーブルで構成され、前記主装置からの直流電流の供給により前記子機から前記主装置の前記放送回線を介して他の前記子機をスピーカにより呼出し、前記子機相互間の通話等を前記通話回線を介して行い得るよう構成された有線ページングシステムにおいて、
前記主装置に商用電源周波数発振回路と前記放送回線又は前記通話回線の使用状態の有り又は無しを検知する放送状態検知回路とを設けると共に、前記子機に前記放送回線が使用状態に無いとき該放送回線を介して充電可能となる電池を有する電源装置を備え、
前記放送状態検知回路により前記放送回線又は前記通話回線が使用状態に有ることを検知したときは、前記商用電源周波数発振回路の前記放送回線への接続を遮断し、前記放送回線又は前記通話回線が使用状態に無いことを検知したときは、前記商用電源周波数発振回路を前記放送回線に接続して商用電源周波数信号により前記電源装置の電池を充電することができるように構成したものである。
本願の第2の発明の有線ページングシステムは、主装置、複数の子機、スピーカ及び放送回線,通話回線などの接続ケーブルで構成され、前記主装置からの直流電流の供給により前記子機から前記主装置の前記放送回線を介して他の前記子機をスピーカにより呼出し、前記子機相互間の通話等を前記通話回線を介して行い得るよう構成された有線ページングシステムにおいて、
前記主装置の通話回線又は放送回線に設けられた前記放送回線の使用の有り又は無しを検知する放送状態検知回路と、該放送状態検知回路により放送回線が使用状態でないことが検知されたとき、前記主装置の放送回線に商用電源周波数信号を出力するように設けられた商用電源周波数発振回路と、該商用電源周波数発振回路から前記放送回線を通じて前記子機側に伝送される商用電源周波数信号を整流して充電するように前記子機側に設けられた蓄電池と、前記子機側の前記放送回線に前記商用電源周波数信号が伝送されているか否かを検知するよう前記子機側に設けられた商用電源周波数検知回路と、該商用電源周波数検知回路が前記商用電源周波数信号を検知したときは前記放送回線を前記蓄電池に接続し、前記商用電源周波数信号を検知しないときは前記放送回線を前記スピーカに接続する切替回路とを備え、
前記放送状態検知回路が放送状態を検知していないとき前記商用電源周波数発振回路を前記放送回線に接続せしめると共に、前記切替回路により前記放送回線を前記蓄電池に接続して、前記商用電源周波数信号により該蓄電池を充電することができるように構成したものである。
本願の第3の発明の有線ページングシステムは、主装置、複数の子機、スピーカ及び放送回線,通話回線などの接続ケーブルで構成され、前記主装置からの直流電流の供給により前記子機から前記主装置の前記放送回線を介して他の前記子機をスピーカにより呼出し、前記子機相互間の通話等を前記通話回線を介して行い得るようにすると共に、前記主装置に接続された外部音源装置からの音源信号を前記子機側に放送できるよう構成された有線ページングシステムにおいて、
前記主装置の通話回線又は放送回線に設けられた前記放送回線の使用の有り又は無しを検知する放送状態検知回路と、前記主装置に前記外部音源装置から該主装置に入力される音源信号の有り又は無しを検知するよう設けられた音源信号検知回路と、前記放送状態検知回路により放送回線が使用状態でないことが検出されたとき、又は前記音源信号検知回路が前記音源信号を検出していないとき、前記主装置の放送回線に商用電源周波数信号を出力するように設けられた商用電源周波数発振回路と、該商用電源周波数発振回路から前記放送回線を介して前記子機側に伝送される商用電源周波数の電流を整流して充電するように前記子機側に設けられた蓄電池と、前記子機側の前記放送回線に前記商用電源周波数信号が伝送されているか否かを検知するよう前記子機側に設けられた商用電源周波数検知回路と、該商用電源周波数検知回路が前記商用電源周波数信号を検知したときは前記放送回線を前記蓄電池に接続し、前記商用電源周波数信号を検知しないときは前記放送回線を前記スピーカに接続する切替回路とを備え、
前記放送状態検知回路が放送状態を検知しないとき、又は前記音源信号検知回路が音源信号を検知していないとき、前記商用電源周波数発振回路を前記放送回線に接続せしめると共に、前記切替回路により放送回線を前記蓄電池に接続して、前記商用電源周波数信号により該蓄電池を充電することができるように構成したものである。
以上説明したように、本発明によれば、有線ページングシステムの子機側に充電可能な電源装置を設けて、放送回線が使用状態にないとき主装置から当該放送回線を介して商用電源周波数発振信号を電源装置に送信し充電することができるようにしたものである。従って、主装置から遠距離にある子機に対して多大なコストを掛けて電源供給用の線路を新規に敷設することがなく、また各種端末機器の設置が商用電源が使用可能な場所に制限されることがなく、簡単な構成により子機側に電源装置を設置することが可能となり、これにより本有線ページングシステムの種々の機能向上を図ることができるものである。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例を示す有線ページングシステムの回路図であり、図示の状態は有線ページングシステムが放送状態又は通話状態にはなく蓄電池を充電している状態を示している。なお、図1の回路は、従来例として示した図4の回路に、本発明に係る回路を一部付加したものである。従って、図4と同じ部分は同じ記号で示し、その説明を省略する。図1の回路において図4の回路と相違するところは、主装置Mの放送用増幅器PAの入力側に、商用電源周波数の50Hz又は60Hzの信号を発振する商用電源周波数発振回路OSC1と、放送用増幅器PAの試験を行うための試験用発振回路OSC2とを切り替えて接続されるように設けられている。この切替接続は、B回線(通話回線B)に設けられているリレーAのメーク接点a2の閉成により動作するリレーFの切替接点f1,f2により行われるものである。なお、試験用発振回路OSC2の動作回路には手動操作のスイッチSW1を設け、試験用発振信号の出力のオン・オフを制御する。
他方、子機H1〜HnのP回線(放送回線P)には、このP回線に商用電源周波数の信号(電流)が伝送されたとき、この信号を検知する例えばノッチフィルタによる商用電源周波数検知回路FDと、この商用電源周波数検知回路FDの検知出力により動作するリレーNが設けられている。また、このP回線には、商用電源周波数信号が伝送されたとき、この商用電源周波数信号を整流器Kで整流して充電する蓄電池Vが設けられている。
次に、主装置Mから子機H側の蓄電池Vへの充電動作を説明する。前述の商用電源周波数発振回路OSC1は、リレーFの切替接点f1,f2により放送用増幅器PAを介してP回線に接続されている。従って、この有線ページングシステムが放送状態又は通話状態にない場合は、主装置Mから商用電源周波数信号はP回線の端子7,8を通じて子機H1〜Hnに伝送される。子機H1〜Hnの商用電源周波数検知回路FDは、この信号を検知してリレーNを動作せしめ、その切替接点n1を整流器K側に接続し、蓄電池Vに充電するものである。
なお、図示の状態は、商用電源周波数発振回路OSC1に設けてある手動のスイッチSW2をオン状態として充電状態にしているが、このスイッチSW2をオフ状態に操作することにより、充電状態を停止することができる。即ち、商用電源周波数発振回路OSC1が動作を停止すると、子機H側の商用電源周波数検知回路FDは、主装置Mから商用電源周波数信号を検知しないためリレーNは復旧し、その切替接点n1は整流器K側からスピーカSP側に切り替わり、充電状態から待機状態に変わる。
次に、子機H1が呼出(放送)動作のため送受器を上げフックスイッチHSが動作すると、接点HS2によりB回線(通話回線B)が形成され、主装置MのB回線に設けられているリレーA1,A2が動作して、その接点a2の閉成によりリレーFが動作し、その切替接点f1,f2によりP回線(放送回線P)は商用電源周波数発振回路OSC1への接続を切り離し、試験用発振回路OSC2への接続に切り替えられる。従って、P回線への商用電源周波数信号の伝送は停止されるため、子機H1の商用電源周波数検知回路FDにより制御されるリレーNは復旧し、その切替接点n1によりP回線はスピーカに接続される。この一連の動作により子機H1の蓄電池Vに対する充電は停止される。この状態で呼出用スイッチCKを操作することにより、送話器Tは接点CK1〜CK3によりA回線に接続され呼出状態となる。
なお、図2に示すように、主装置MのA回線(呼出回線A)の直流供給回路に設けられたリレーBのメーク接点b2をリレーA2のメーク接点a2と並列に設け、A回線が形成されたとき動作するリレーBのメーク接点b2を閉成させ、リレーFを動作せしめて商用電源周波数発振回路OSC1をP回線から切り離すようにしてもよい。
蓄電池Vに充電された直流電力は、インバータ又はコンバータなどの電力変換器ECにより、所要の交流又は直流に変換して出力端子12,13に出力し、図示していない例えば、話中表示器、構内に設置されている子機の場所を常駐者以外の者に知らせる回転灯、時刻表示器、或いは構内用の監視カメラなどの端末機器に電力を供給する。
(実施例2)
図3は、本発明の他の実施例を示す有線ページングシステムの回路図であり、図示の状態は図1と同様に蓄電池を充電している状態を示している。この図3の回路の図1の回路と相違するところは、主装置Mの端子1,1に外部音源(図示を省略)として、例えば一斉指令放送,緊急連絡放送,時刻報知放送などの外部音源装置が接続され、その音源信号がトランスT4及び外部音源用増幅器SAを介して放送用増幅器PAに入力される。このような外部音源から入力される音源信号の放送状態においては、B回線(通話回線B)が動作状態となっていないため、P回線(放送回線P)が外部音源による放送状態にあるにも拘らず、商用電源周波数発振回路OSC1がP回線に接続されることになり、外部音源からの放送に影響を及ぼすことになる。
このような場合に対応するため、外部音源が接続される有線ページングシステムの場合には、外部音源が接続される端子14,15に接続された外部音源用増幅器SAの出力側に音源信号検知回路SDを設けると共に、この音源信号検知回路SDが音源信号を検知したとき動作するリレーCを設け、このリレーCのメーク接点c1の閉成により商用電源周波数発振回路OSC1のP回線(放送回線)への接続を切り離すようにしたものである。即ち、リレーCのメーク接点c1をリレーA2のメーク接点a2,と並列に設け、リレーA2,Cのいずれかが動作したときリレーFを動作させて、商用電源周波数発振回路OSC1をP回線から切り離すようにしたものである。また、図2の回路に示したように主装置Mから子機Hの送話用増幅器TAに対する電源供給回路に設けたリレーBのメーク接点b2を、前述のメーク接点a2,c1と並列に設け、リレーA2,B,Cのいずれかが動作したときリレーFを動作させるようにしてもよい。
従って、子機Hが放送状態になく、子機H側の蓄電池Vに対し商用電源周波数発振回路OSC1からの商用電源周波数による充電中であっても、端子14,15に外部音源装置からの音源信号が入力された場合は、音源信号検知回路SDにより検知して、商用電源周波数発振回路OSC1からの商用電源周波数による充電を停止させることができる。
なお、子機H側に充電可能な電源装置である蓄電池Vなどの設置を必要としない場合は、子機H側に設けられる商用電源周波数検知回路FDとその検知出力により動作するリレーNとは必要とするが、整流器K,蓄電池V,電力変換器ECを設ける必要はない。
また、主装置Mに設けられている電源回路Eの−48Vの電源は、放送用増幅回路PAや外部音源用増幅器SAなどの駆動電源として使用される。
本発明による有線ページングシステムは、主装置から子機への通話回線や放送回線又は呼出回線に対する直流電源の供給方式と異なる供給方式の有線ページングシステムについても適用することができる。
本発明の有線ページングシステムにおける主装置から子機側電源装置へ充電する一実施例を示す回路図である。 本発明の有線ページングシステムにおける主装置側の他の実施例を示す回路図である。 本発明の有線ページングシステムにおける主装置から子機側電源装置へ充電する他の実施例を示す回路図である。 従来の有線ページングシステムの一例を示す回路図である。
符号の説明
PA 放送用増幅器
TA 送話用増幅器
SA 外部音源用増幅器
OSC1 商用電源周波数発振回路
OSC2 試験用発振回路
E 電源回路
LA 制限回路
PL1,PL2 表示ランプ
T 送話器
R 受話器
HS1,HS2 フックスイッチの接点
CK1〜CK4 放送用スイッチ
T1〜T4 トランス
A1,A2,B,C,F,N リレー
FD 商用電源周波数検知回路
K 整流器
V 蓄電池
EC 電力変換器

Claims (4)

  1. 主装置、複数の子機、スピーカ及び放送回線,通話回線などの接続ケーブルで構成され、前記主装置からの直流電流の供給により前記子機から前記主装置の前記放送回線を介して他の前記子機をスピーカにより呼出し、前記子機相互間の通話等を前記通話回線を介して行い得るよう構成された有線ページングシステムにおいて、
    前記主装置の通話回線又は放送回線に設けられた前記放送回線の使用の有り又は無しを検知する放送状態検知回路と、
    該放送状態検知回路により放送回線が使用状態でないことが検知されたとき、前記主装置の放送回線に商用電源周波数信号を出力するように設けられた商用電源周波数発振回路と、
    該商用電源周波数発振回路から前記放送回線を通じて前記子機側に伝送される商用電源周波数信号を整流して充電するように前記子機側に設けられた蓄電池と、
    前記子機側の前記放送回線に前記商用電源周波数信号が伝送されているか否かを検知するよう前記子機側に設けられた商用電源周波数検知回路と、
    該商用電源周波数検知回路が前記商用電源周波数信号を検知したときは前記放送回線を前記蓄電池に接続し、前記商用電源周波数信号を検知しないときは前記放送回線を前記スピーカに接続する切替回路とを備え、
    前記放送状態検知回路が放送状態を検知していないときは前記商用電源周波数発振回路を前記放送回線に接続せしめると共に、前記切替回路により前記放送回線を前記蓄電池に接続して、前記商用電源周波数信号により該蓄電池を充電し、前記放送状態検知回路が放送状態を検知したときは前記商用電源周波数発振回路を前記放送回線から切り離すと共に、前記切替回路により前記放送回線を前記スピーカに接続するように構成したことを特徴とする有線ページングシステム。
  2. 主装置、複数の子機、スピーカ及び放送回線,通話回線などの接続ケーブルで構成され、前記主装置からの直流電流の供給により前記子機から前記主装置の前記放送回線を介して他の前記子機をスピーカにより呼出し、前記子機相互間の通話等を前記通話回線を介して行い得るようにすると共に、前記主装置に接続された外部音源装置からの音源信号を前記子機側に放送できるよう構成された有線ページングシステムにおいて、
    前記主装置の通話回線又は放送回線に設けられた前記放送回線の使用の有り又は無しを検知する放送状態検知回路と、
    前記主装置に前記外部音源装置から該主装置に入力される音源信号の有り又は無しを検知するよう設けられた音源信号検知回路と、
    前記放送状態検知回路により放送回線が使用状態でないことが検出されたとき、又は前記音源信号検知回路が前記音源信号を検出していないとき、前記主装置の放送回線に商用電源周波数信号を出力するように設けられた商用電源周波数発振回路と、
    該商用電源周波数発振回路から前記放送回線を介して前記子機側に伝送される商用電源周波数の電流を整流して充電するように前記子機側に設けられた蓄電池と、
    前記子機側の前記放送回線に前記商用電源周波数信号が伝送されているか否かを検知するよう前記子機側に設けられた商用電源周波数検知回路と、
    該商用電源周波数検知回路が前記商用電源周波数信号を検知したときは前記放送回線を前記蓄電池に接続し、前記商用電源周波数信号を検知しないときは前記放送回線を前記スピーカに接続する切替回路とを備え、
    前記放送状態検知回路が放送状態を検知しないとき、及び前記音源信号検知回路が音源信号を検知していないときは、前記商用電源周波数発振回路を前記放送回線に接続せしめると共に、前記切替回路により放送回線を前記蓄電池に接続して、前記商用電源周波数信号により該蓄電池を充電し、前記放送状態検知回路が放送状態を検知したとき、又は前記音源信号検知回路が音源信号を検知したときは、前記商用電源周波数発振回路を前記放送回線から切り離すと共に、前記切替回路により前記放送回線を前記スピーカに接続するように構成したことを特徴とする有線ページングシステム。
  3. 前記子機側に充電機能を必要としない子機を有する場合は、前記商用電源周波数の電流を整流して充電する前記電源装置又は前記蓄電池を設置しないようにした請求項1又は2に記載の有線ページングシステム。
  4. 前記子機側に前記充電可能な前記電源装置又は前記蓄電池の電力を交流又は直流に変換する電力変換器を設け、前記充電可能な前記電源装置又は前記蓄電池から前記電力変換器を介して前記子機近傍に設けられた所要の端末機器に電力を供給するようにした請求項1乃至のいずれか一項に記載の有線ページングシステム。
JP2004091039A 2004-03-26 2004-03-26 有線ページングシステム Expired - Lifetime JP4718788B2 (ja)

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