JP4716930B2 - コールセンタの通話記録管理システムおよびその方法 - Google Patents
コールセンタの通話記録管理システムおよびその方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4716930B2 JP4716930B2 JP2006165594A JP2006165594A JP4716930B2 JP 4716930 B2 JP4716930 B2 JP 4716930B2 JP 2006165594 A JP2006165594 A JP 2006165594A JP 2006165594 A JP2006165594 A JP 2006165594A JP 4716930 B2 JP4716930 B2 JP 4716930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- call
- operator
- customer
- rule
- text data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
しかも、オペレータによる用件確認が終わるまでに所定時間以上の長いやりとりがある場合、つまりオペレータが用件確認に手間取ったときや、オペレータによる書式的事項の開始フレーズに対応する終了フレーズの前に顧客による書式的事項に適合しない通話の開始フレーズを検出した場合、つまりオペレータと顧客との間で行われる通常の通話を表さないときのように、通話状況が異常なときに、該当する部分をテキストデータから選択する。このため、顧客の潜在的なニーズを調べて顧客に対するサービス向上のために、必要なテキストデータの部分だけを残すことができ、分析の精度を高めることができる。
この実施の形態によるコールセンタの通話記録管理システムは、図1に示すように、通信網1を経由した顧客の電話機2からのコールに対応するコールセンタ10に設けられ、応答装置11、電話機121〜12n、図2に示すオペレータ端末131〜13n、…、サーバ14、ルールDB(データベース)15、および通話記録DB(データベース)16を備えている。なお、図2のオペレータ端末については後述する。
ルール1…電話による用件の確認が短時間(所定時間より短い時間)で終了する場合
ルール2…顧客の住所を確認する場合
ルール3…顧客の名前を確認する場合
ルール4…電気の使用開始日を確認する場合
ルール5…顧客の電話番号を確認する場合
ルール6…顧客による支払方法を確認する場合
ルール7…オペレータが発言した場合
がある。削除ルールは、通話内容に対応する後述のテキストデータから不要な部分を削除するための規則である。つまり、削除ルールは、通話内容を抽出して分析し、顧客の潜在的なニーズを調べて顧客に対するサービス向上などに必要な部分を残すために、オペレータ端末131〜13nで用いられる。
会話A1…電話の用件がすぐに確認できているので削除(ルール1)
会話A2…住所の確認のため削除(ルール2)
会話A3…名前の確認のため削除(ルール3)
会話A4…使用開始日の確認のため削除(ルール4)
会話A5…電話番号の確認のため削除(ルール5)
会話A6…支払方法の確認のため削除(ルール6)
会話A7…オペレータの発言のみのため削除(ルール7)
となる。この結果、オペレータ端末131はルールが適用された会話A1〜A7を削除する。なお、会話全体を会話A1〜A7に区切るために、処理部13Dはオペレータの発話を用いる。つまり、会話全体の中で、オペレータの「ご使用開始のご連絡」というフレーズにより、処理部13Dは会話A1が電話の用件の確認と判断する。会話全体の中で、オペレータの「ご住所からお願いしてよろしいですか」という開始フレーズと、この開始フレーズに対応する、「お待たせいたしました」の次のフレーズである「ご住所は」という終了フレーズとにより、処理部13Dは会話A2が住所の確認と判断する。会話A3〜S6まで同様である。また、会話全体の中で、オペレータの名前とお礼を述べるフレーズにより、会話A7がオペレータの発言と判断する。
会話B1…適用するルール無し
会話B2…適用するルール無し
会話B3…住所の確認のため削除(ルール2)
となる。オペレータ端末131は、適用する削除ルールが無い会話B1、B2をテキストデータとして保存する。このとき、会話全体を会話B1〜B3に区切るために、処理部13Dは先に述べたオペレータの発話を用いる。つまり、会話全体の中で、オペレータの「ご使用開始のご連絡」というフレーズにより、処理部13Dは会話B1が電話の用件の確認と判断する。会話全体の中で、オペレータの「ご住所からお願いしてよろしいですか」という開始フレーズと、この開始フレーズに対応するフレーズである「ご住所は」という終了フレーズが検出される前に再び開始フレーズである「ご住所からお願いしてよろしいですか」が検出されたので、このフレーズの前までを会話B2と判断する。会話B3については、図5の会話A2と同様である。
この実施の形態では、オペレータ端末131の処理部13Dが実施の形態1の削除ルールの代わりに図7に示す選択ルールを用いる。この選択ルールの一例を図7に示す。図7の選択ルールには、
ルール1…電話による用件の確認が長時間(所定時間以上の時間)で終了する場合
ルール2…住所確認の開始フレーズに対応する終了フレーズの前に開始フレーズを検出
ルール3…名前確認の開始フレーズに対応する終了フレーズの前に開始フレーズを検出
ルール4…使用開始日確認の開始フレーズに対応する終了フレーズの前に開始フレーズを検出
ルール5…電話番号確認の開始フレーズに対応する終了フレーズの前に開始フレーズを検出
ルール6…支払方法確認の開始フレーズに対応する終了フレーズの前に開始フレーズを検出
がある。
会話A1…電話の用件がすぐに確認できているので適用するルール無し
会話A2…住所の確認であり適用するルール無し
会話A3…名前の確認であり適用するルール無し
会話A4…使用開始日の確認であり適用するルール無し
会話A5…電話番号の確認であり適用するルール無し
会話A6…支払方法の確認であり適用するルール無し
会話A7…オペレータの発言であり適用するルール無し
となる。この結果、オペレータ端末131は会話A1〜A7から残すための選択をしない。また、音声認識後のテキストデータが図6に示すような内容である場合、選択ルールを用いたオペレータ端末131による判定結果は、
会話B1…電話による用件確認が終わるまでに長いやりとりがあるため保存(ルール1)
会話B2…開始フレーズに対応する終了フレーズが検出される前に開始フレーズが検出されたので保存(ルール2)
会話B3…住所の確認であり適用するルール無し
となる。この結果、オペレータ端末131は会話B1、B2をテキストデータとして保存する。
この実施の形態では、実施の形態1、2の通話記録の保存処理をサーバ14が行う。つまり、オペレータ端末131〜13nは、電話機121〜12nから受け取った音声データをサーバ14に転送する。この後、サーバ14は、図4または図8に示す通話記録の保存処理を行う。
2 電話機
10 コールセンタ
11 応答装置
121〜12n 電話機
131〜13n オペレータ端末
13A 入力部
13B AD変換部(第1の変換手段)
13C 入力装置
13D 処理部(第2の変換手段、編集手段)
13E 記憶部
13F 通信部
13G 表示装置
14 サーバ
15 ルールDB(記憶手段)
16 通話記録DB
Claims (2)
- コールセンタでのオペレータと顧客との通話内容を記録して管理するコールセンタの通話記録管理システムであって、
前記通話内容を音声データに変換する第1の変換手段と、
前記音声データを音声認識処理によりテキストデータに変換する第2の変換手段と、
前記オペレータと顧客との通話状況に基づいて、前記テキストデータの少なくとも一部を選択するための選択ルールをあらかじめ記憶している記憶手段と、
前記選択ルールに該当する部分を前記テキストデータから選択する編集手段と、
を備え、
前記選択ルールとして、前記オペレータによる用件確認が終わるまでに所定時間以上の長いやりとりがある場合および、前記オペレータによる住所確認や名前確認、電話番号確認などのような書式的事項の開始フレーズに対応する終了フレーズの前に前記顧客による前記書式的事項に適合しない通話の開始フレーズを検出した場合を含む、
ことを特徴とするコールセンタの通話記録管理システム。 - コールセンタでのオペレータと顧客との通話内容を記録して管理するコールセンタの通話記録管理方法であって、
前記通話内容を音声データに変換し、
前記音声データを音声認識処理によりテキストデータに変換し、
前記オペレータと顧客との通話状況に基づいて、前記テキストデータの少なくとも一部を選択するための選択ルールをあらかじめ記憶し、
前記選択ルールとして、前記オペレータによる用件確認が終わるまでに所定時間以上の長いやりとりがある場合および、前記オペレータによる住所確認や名前確認、電話番号確認などのような書式的事項の開始フレーズに対応する終了フレーズの前に前記顧客による前記書式的事項に適合しない通話の開始フレーズを検出した場合を含み、
前記選択ルールに該当する部分を前記テキストデータから選択する、
ことを特徴とするコールセンタの通話記録管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006165594A JP4716930B2 (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | コールセンタの通話記録管理システムおよびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006165594A JP4716930B2 (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | コールセンタの通話記録管理システムおよびその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007336237A JP2007336237A (ja) | 2007-12-27 |
JP4716930B2 true JP4716930B2 (ja) | 2011-07-06 |
Family
ID=38935287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006165594A Active JP4716930B2 (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | コールセンタの通話記録管理システムおよびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4716930B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5040352B2 (ja) * | 2007-02-22 | 2012-10-03 | 沖電気工業株式会社 | 窓口業務支援システム |
JP5325714B2 (ja) * | 2009-09-04 | 2013-10-23 | テクマトリックス株式会社 | コール管理システム、コール管理装置、コール管理方法及びプログラム |
JP5325140B2 (ja) * | 2010-02-22 | 2013-10-23 | 日本電信電話株式会社 | コンタクトセンタ向け用件区間抽出方法と、その装置と、プログラム |
JP5468474B2 (ja) * | 2010-06-21 | 2014-04-09 | 株式会社野村総合研究所 | トークスクリプト利用状況算出システムおよびトークスクリプト利用状況算出プログラム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000067063A (ja) * | 1998-08-20 | 2000-03-03 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | 対話内容利用システム |
JP2001333219A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Hitachi Ltd | ヘルプデスクシステム装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06259423A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-09-16 | N T T Data Tsushin Kk | 要約自動作成方式 |
JPH10327269A (ja) * | 1997-05-27 | 1998-12-08 | Sharp Corp | 電話機 |
JPH11272686A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-10-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 文書重要文抽出方法、文書重要文抽出装置及び文書重要文抽出プログラムを記録した記録媒体 |
JP2000067064A (ja) * | 1998-08-20 | 2000-03-03 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | 対話記録システム |
JP3872066B2 (ja) * | 2004-03-05 | 2007-01-24 | Necフィールディング株式会社 | Ctiシステムおよびcsレベル判断方法ならびに音声分析サーバおよびプログラム |
-
2006
- 2006-06-15 JP JP2006165594A patent/JP4716930B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000067063A (ja) * | 1998-08-20 | 2000-03-03 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | 対話内容利用システム |
JP2001333219A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Hitachi Ltd | ヘルプデスクシステム装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007336237A (ja) | 2007-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10129394B2 (en) | Telephonic communication routing system based on customer satisfaction | |
US8515028B2 (en) | System and method for externally mapping an Interactive Voice Response menu | |
US8407048B2 (en) | Method and system for transcribing telephone conversation to text | |
CN102868836B (zh) | 用于呼叫中心的真人话术系统及其实现方法 | |
US7602892B2 (en) | Telephony annotation services | |
US8724779B2 (en) | Persisting customer identity validation during agent-to-agent transfers in call center transactions | |
JP2011087005A (ja) | 通話音声要約生成システム、その方法及び通話音声要約生成プログラム | |
US20080037745A1 (en) | Systems, Methods, And Media For Automated Conference Calling | |
CA2665055C (en) | Treatment processing of a plurality of streaming voice signals for determination of responsive action thereto | |
JP2017112614A (ja) | 呼分析を学習する方法およびシステム | |
US9210264B2 (en) | System and method for live voice and voicemail detection | |
JP4716930B2 (ja) | コールセンタの通話記録管理システムおよびその方法 | |
EP2124425B1 (en) | System for handling a plurality of streaming voice signals for determination of responsive action thereto | |
US7623651B2 (en) | Context retention across multiple calls in a telephone interaction system | |
JP2016225740A (ja) | 通話振り分けシステム、呼制御装置およびプログラム | |
EP2124426B1 (en) | Recognition processing of a plurality of streaming voice signals for determination of responsive action thereto | |
KR20090128982A (ko) | 통화시 멀티미디어 콘텐츠를 제공하는 정보 제공 시스템 및그 방법 | |
JP2005292476A (ja) | 顧客応対方法及び装置 | |
US8411825B2 (en) | Method, system, and computer program product for contacting intended customers | |
CN1221119C (zh) | 留言电话信息提供系统 | |
JP7164372B2 (ja) | 音声認識システム及び音声認識方法 | |
JP2017163198A (ja) | 音声認識システム、コネクト装置および音声認識方法 | |
CA2857140C (en) | System and method for externally mapping an interactive voice response menu | |
KR20040052824A (ko) | 유무선 전화기를 이용한 녹취시스템 및 그 녹취방법 | |
Holdsworth | Voice processing |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101004 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101012 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110322 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4716930 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |