JPH11272686A - 文書重要文抽出方法、文書重要文抽出装置及び文書重要文抽出プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

文書重要文抽出方法、文書重要文抽出装置及び文書重要文抽出プログラムを記録した記録媒体

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JPH11272686A
JPH11272686A JP10070688A JP7068898A JPH11272686A JP H11272686 A JPH11272686 A JP H11272686A JP 10070688 A JP10070688 A JP 10070688A JP 7068898 A JP7068898 A JP 7068898A JP H11272686 A JPH11272686 A JP H11272686A
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JP
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JP10070688A
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Inventor
Muneyuki Horii
統之 堀井
Koji Matsuoka
浩司 松岡
Shinichiro Takagi
伸一郎 高木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書中の重要文を、簡単に且つ高い精度で抽
出することを可能にする。 【解決手段】 重要文として不適な表現を記述した不適
表現テーブルと、重要表現を記述した重要表現テーブル
を用意し、入力された文書を形態素解析し(S2)、該
形態素解析された文書を文単位に分割し(S3)、該文
単位に分割された文書中から不適表現テーブルを参照し
て不適表現を含んだ文を取り除き(S4)、該不適表現
を含んだ文を取り除いた後の文書中から重要表現テーブ
ルを参照して重要表現を含んだ文を重要文として抽出す
る(S5)。ここで、場合によっては、不適表現を含ん
だ文を取り除く処理は省略し、文単位に分割された文書
中から、重要表現テーブルを参照して直接重要表現を含
んだ文を重要文として抽出することでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータによ
る文書処理に係り、詳しくは、文書の要約等を目的とし
て文書の重要文を抽出する文書重要文抽出方法、文書重
要文抽出装置、及びそのための文書重要文抽出プログラ
ムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】大量の情報、特にWWW(World Wide
Web)の閲覧情報や電子メールといった電子的な情報
を効率良く概観し、必要な情報だけを取得するために
は、文書の要約技術が必要不可欠である。
【0003】従来、コンピュータによる文書処理におい
て、文書を要約するために文書中から重要文を自動を抽
出する技術としては、「文書中の単語頻度を利用する手
法」、「文書構造を解析する手法」がよく用いられる。
「文書中の単語頻度を利用する手法」は、大量の文書を
統計処理することにより、文書中に現れる各単語を単語
単位の出現頻度、文書単位の出現頻度を基にランキング
し、そのランキングが高い単語を含む文を重要文として
選択する手法である。一方、「文書構造を解析する手
法」は、文書の構造から主題があるべきブロックを同定
し、その中から重要文を選択したり、話題の導入、転換
等を表す言語表現を指標に重要文を選択する手法であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の「文書中の
単語頻度を利用する手法」は、大量の文書データが用意
できる場合には有効な方法となるが、反面、(1)大量
の文書データが必要である、(2)必ずしもランキング
が高い単語(一般的に文書内出現頻度が高く、他文書に
おける出現頻度が少ない単語)が重要文に含まれている
とは限らない、(3)該当単語の出現頻度が非常に高い
場合、ほとんどの文に該当単語が含まれて多数の文が選
択されてしまう、などの問題点がある。
【0005】また、「文書構造を解析する手法」は、文
書構造をうまく解析できれば効果的であるが、文書構造
を正しく解析できなければならず、話し言葉のように解
析が困難な文書や、電子メールのように定型的な構造を
持たない文書を対象とする場合、重要文抽出までたどり
つかない問題がある。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、文書中から簡単かつ高い精度で、重要
表現を含んだ文を重要文として抽出する文書重要文抽出
方法、文書重要文抽出装置、及びそのための文書重要文
抽出プログラムを記録した記録媒体を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、重要文として不適な表現と重要表現を記
述したテーブルを用意し、文書中から不適表現を含んだ
文を取り除いた後の文書を対象に、重要表現を含んだ文
を重要文として抽出することを特徴とするものである。
なお、場合によっては、不適表現を含んだ文を取り除く
処理は省略してもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の文書重要文抽出
方法の処理フロー図である。図1に示すように、本発明
方法では、文書を入力し(ステップS1)、該入力され
た文書を形態素解析し(ステップS2)、該形態素解析
された文書を文単位に分割し(ステップS3)、まず、
重要文として不適な表現を記述した不適表現テーブルを
参照して、文単位に分割された文書中から不適表現を含
んだ文を取り除き(ステップS4)、次に、重要表現を
記述した重要表現テーブルを参照して、不適表現を含ん
だ文を取り除いた文書中から重要表現を含んだ文を重要
文として抽出し(ステップS5)、該抽出した重要文を
出力する(ステップS6)。ここで、ステップS4の不
適表現を含んだ文を取り除く処理は、場合によっては省
略し、文単位に分割された文書中から、重要表現テーブ
ルを参照して直接重要表現を含んだ文を重要文として抽
出してもよい。
【0009】図2は、本発明の文書重要文抽出装置の一
実施例の概略ブロック図である。本文書重要文抽出装置
は、文書入力装置10、形態素解析部21、単文分割部
22、不適文除去部23及び重要文抽出部24の各処理
機能を有する文書処理装置本体20、文書出力装置3
0、及び、単語辞書41、不適表現テーブル42、及び
重要表現テーブル43を格納する記憶装置40などで構
成される。この構成は、所謂コンピュータシステムで実
現されるものである。ここで、文書入力装置10は、キ
ーボード、イメージスキャナ、FD−やCD−ROM等
のドライバ、あるいは、WWWや電子メールでの文書入
力のための通信インタフェースの総称である。文書処理
装置本体20は、実行するプログラムや所要データ等を
格納するための内部メモリを有する所謂CPU本体であ
る。文書出力装置30はディスプレィやプリンタであ
る。記憶装置40はハードディスクなどである。
【0010】図2において、文書入力装置10は、重要
文抽出の対象となる文書の入力を行い、入力された文書
を形態素解析部21に送出する。形態素解析部21は、
文書入力装置10より受け取った文書を単語辞書41を
参照して形態素解析を行い、この形態素解析された文書
を単文分割部22に送出する。単文分割部22は、形態
素解析部22より受け取った文書を文単位に分割する。
ここまでは従来と同様である。単文分割部22では、こ
の文単位に分割された文書を不適文除去部40に送出す
る。
【0011】不適文除去部23は、不適表現テーブル4
2を参照することにより、単文分割部22より受け取っ
た文書中から不適表現を含んだ文を取り除く。不適表現
テーブル42には、重要文として不適な表現が形態素情
報、文位置情報として記述されている。不適文除去部2
3により、不適表現テーブル42に記述されたいずれか
の表現を含んだ文全てが文書中から取り除かれる。不適
表現を含んだ文を取り除いた文書が重要文抽出部24に
送出される。
【0012】重要文抽出部24は、重要表現テーブル4
3を参照することにより、不適文除去部23より受け取
った文書中から重要表現を含んだ文を抽出する。重要表
現テーブル43には、重要表現が形態素情報、文位置情
報として記述されている。重要文抽出部24により、重
要表現テーブル43に記述されたいずれかの表現を含ん
だ文全てが重要文として文書中から抽出される。抽出さ
れた重要文は文書出力装置30に出力される。
【0013】次に、具体例を用いて、本発明による文書
から重要文を抽出する手法を説明する。
【0014】文書入力装置10で、以下の電子メール文
書が入力された場合を考える。 <入力> 横須賀情報通信 高木様 三田商事の竹石です。いつもお世話になっております。 システム緊急会議のお願いです。 貴社に納入して頂いた在庫管理システムが今朝ダウン
し、現在非常モードで稼働中です。主な状況は以下の通
りです。 ・端末からアクセスしても初期画面が表示されません。 ・バックアップデータがリストアできません。 年末時期で業務に支障があり、早急に対応策を検討しな
ければなりません。至急電話を頂けないでしょうか?本
日15時から17時に三田商事本社会議室で緊急対策会
議を行いますので、ご出席をお願いしたいと思います。
申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
【0015】形態素解析部21では、単語辞書41を参
照して上記入力文書を形態素解析する。たとえば、上記
入力文書のうち、「三田商事の竹石です。」を形態素解
析した結果は、図3のようになる。図3において、上段
が原文及び分割点、中段が各単語の標準表記、下段が各
単語の品詞を表す。文書入力装置10で入力された文書
は全て形態素解析部21により、図3と同様に形態素解
析される。
【0016】単文分割部22では、形態素解析された入
力文書を文単位に分割する。上記入力文書は、以下のよ
うに文単位に分割される。ただし、以下では、説明の都
合上、分割された文の順番に文番号を付与して示す。ま
た、形態素情報は省略する。 1 横須賀情報通信 高木様 2 三田商事の竹石です。 3 いつもお世話になっております。 4 システム緊急会議のお願いです。 5 貴社に納入して頂いた在庫管理システムが今朝ダウ
ンし、現在非常モードで稼働中です。 6 主な状況は以下の通りです。 7 ・端末からアクセスしても初期画面が表示されませ
ん。 8 ・バックアップデータがリストアできません。 9 年末時期で業務に支障があり、早急に対応策を検討
しなければなりません。 10 至急電話を頂けないでしょうか? 11 本日15時から17時に三田商事本社会議室で緊
急対策会議を行いますので、ご出席をお願いしたいと思
います。 12 申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
【0017】不適文除去部23では、単文分割部22で
分割された全ての文に対し、不適表現テーブル42に記
述された表現のいずれかが含まれているかどうかを調
べ、1つでも含まれていた場合、その文を、不適表現を
含んだ文、すなわち重要文とはなり得ない文として、単
文分割部22から受け取った文書から取り除く。
【0018】図4に、不適表現テーブル42の例を示
す。不適表現テーブル42は、文位置情報と形態素情報
から構成される。文位置情報は、形態素情報で記述され
ている表現が含まれているかどうかをチェックする対象
となる文位置を記述している。通常“*”となってお
り、全ての文を対象とする。たとえば“先頭文”となっ
ていれば、先頭の文しか対象とならない。形態素情報は
1組以上の接続情報、表層表記、標準表記、品詞の4つ
組から構成される。接続情報は、次の形態素の位置を規
定する。“next”は次の形態素が直後にあることを
表し、“far”は次の形態素が離れていても良いこと
を表す。また、“end”は文末であることを表し、
“−”は次に形態素情報がないことを表す。表層表記、
標準表記、品詞における“*”は全てにマッチすること
を表す。
【0019】上記分割された各文において、たとえば、 1 横須賀情報通信 高木様 では、「様(文末)」の部分が不適表現テーブル42の
テーブルID100の表現にマッチする。従って、文書
から取り除かれる文となる。同様にして、 2 三田商事の竹石です。 は、「竹石です」の部分がテーブルID101にマッ
チ、 3 いつもお世話になっております。 は、「世話になっ」の部分がテーブルID102にマッ
チ、 12 申し訳ありませんが、よろしくお願いします。 は、「が、よろしくお願いし」の部分がテーブルID1
03にマッチする。なお、文番号12は、「、」と「お
願い」の間に「よろしく」が入っているが、テーブルI
D103の「、」の接続情報が“far”になっている
ので、「お願い」が離れていても構わない。
【0020】このようにして、不適文除去部23では、
入力文書中から文番号1、2、3、12の4文が取り除
かれ、以下の文書が重要文抽出部23へ送出される。 4 システム緊急会議のお願いです。 5 貴社に納入して頂いた在庫管理システムが今朝ダウ
ンし、現在非常モードで稼働中です。 6 主な状況は以下の通りです。 7 ・端末からアクセスしても初期画面が表示されませ
ん。 8 ・バックアップデータがリストアできません。 9 年末時期で業務に支障があり、早急に対応策を検討
しなければなりません。 10 至急電話を頂けないでしょうか? 11 本日15時から17時に三田商事本社会議室で緊
急対策会議を行いますので、ご出席をお願いしたいと思
います。
【0021】重要文抽出部24では、不適文除去部23
40から受け取った、不適表現を含んだ文の取り除かれ
た文書中の全ての文に対し、重要表現テーブル43に記
述された表現のいずれかが含まれているかどうかを調
べ、1つでも含まれていた場合、重要文として抽出す
る。
【0022】図5に、重要表現テーブル43の例を図4
に示す。重要表現テーブル43の構成は、図4の不適表
現テーブル42の構成と同じである。したがって、重要
文抽出部24では不適文除去部23と同様の手法で照合
を行う。
【0023】上記文例では、不適文除去部23から受け
取った文書のうち、 4 システム緊急会議のお願いです。 の「お願いです」の部分がテーブルID202にマッ
チ、 10 至急電話を頂けないでしょうか? の「か?」の部分がテーブルID200にマッチ、 11 本日15時から17時に三田商事本社会議室で緊
急対策会議を行いますので、ご出席をお願いしたいと思
います。 の「お願いし」の部分がテーブルID201にマッチす
る。なお、テーブルID204の形態素情報は、 9 年末時期で業務に支障があり、早急に対応策を検討
しなければなりません。 の「を」の部分とマッチするが、文位置情報に“先頭
文”とあるので、先頭文でない文番号9は該当しない。
(この場合の先頭文は文番号4)。
【0024】以上により、重要文抽出部24では、上記
の3文、すなわち、 4 システム緊急会議のお願いです。 10 至急電話を頂けないでしょうか? 11 本日15時から17時に三田商事本社会議室で緊
急対策会議を行いますので、ご出席をお願いしたいと思
います。 が重要文として抽出されることになる。
【0025】図2の実施例では、不適文除去部23で不
適表現を含んだ文を取り除いた文書を対象として、重要
文抽出部24で重要文を抽出しているが、不適文除去部
23での処理を省略し、不適文を取り除かずに重要文抽
出を行うこともできる。その場合、上記文書例では、文
番号1から12の文全てが重要文抽出部50への入力と
なるので、文番号4、10、11の3文以外に、 12 申し訳ありませんが、よろしくお願いします。 が抽出される。(「お願いし」とテーブルID201が
マッチ)。
【0026】したがって、抽出される重要文は、 4 システム緊急会議のお願いです。 10 至急電話を頂けないでしょうか? 11 本日15時から17時に三田商事本社会議室で緊
急対策会議を行いますので、ご出席をお願いしたいと思
います。 12 申し訳ありませんが、よろしくお願いします。の
4文となる。
【0027】このように、不適文除去部23の処理を省
略することで、それほど重要ではない文番号12も抽出
されてしまうが、上記文書例では、多少精度が落ちる程
度で問題はない。
【0028】次に、他の具体例として、文書入力装置1
0で、以下の電子メール文書が入力された場合を考え
る。 <入力> 田中です。 4月25日に「第3回情報通信学習会」を開催します。
今回のテーマは、「エージェント通信」です。佐藤さん
のグループには関連の深いテーマだと思います。参加希
望者がございましたら、田中までご連絡ください。多数
の参加、お待ちしております。
【0029】形態素解析部21、単文分割部22を経
て、 1 田中です。 2 4月25日に「第3回情報通信学習会」を開催しま
す。 3 今回のテーマは、「エージェント通信」です。 4 佐藤さんのグループには関連の深いテーマだと思い
ます。 5 参加希望者がございましたら、田中までご連絡くだ
さい。 6 多数の参加、お待ちしております。 が不適文除去部23に送出される。
【0030】不適文除去部23では、図4の不適表現テ
ーブル42を参照することにより、 1 田中です。 が取り除かれる。(「田中です」とテーブルID101
がマッチ)。
【0031】したがって、重要文抽出部24には、 2 4月25日に「第3回情報通信学習会」を開催しま
す。 3 今回のテーマは、「エージェント通信」です。 4 佐藤さんのグループには関連の深いテーマだと思い
ます。 5 参加希望者がございましたら、田中までご連絡くだ
さい。 6 多数の参加、お待ちしております。が送出される。
【0032】重要文抽出部24では、図5の重要表現テ
ーブル43を参照することにより、 2 4月25日に「第3回情報通信学習会」を開催しま
す。 5 参加希望者がございましたら、田中までご連絡くだ
さい。 がそれぞれ「を」(先頭文)とテーブルID204のマ
ッチ、「ご連絡ください」とテーブルID203のマッ
チで重要文として抽出される。
【0033】この例で不適文除去部23の処理を省略し
た場合、重要文抽出部24では、文番号2が抽出されな
い。これは文番号2が先頭文でなくなるため、テーブル
ID204の文位置情報を満たさないからである。した
がって抽出される重要文は、 5 参加希望者がございましたら、田中までご連絡くだ
さい。 となり、精度がかなり落ちることになる。
【0034】以上、本発明の実施例について説明した。
ここで、図1に示した本発明の文書重要文抽出方法の処
理フローは、文書重要文抽出プログラムとして、FDも
しくはCD−ROM等の記録媒体にコンピュータ読み取
り可能な形式で記録し、販売してもよい。この記録媒体
に記録された文書重要文抽出プログラムを計算機にイン
ストールすると、図2の実施形態での使用が可能にな
る。
【0035】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、重要文と
して不適な表現と重要表現を記述したテーブルを用意す
るだけで、簡単に、また高い精度で文書中の重要文を抽
出することができる。本発明は、特に電子メール文書等
に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書重要文抽出方法の処理フロー図で
ある。
【図2】本発明の文書重要文抽出装置の一実施例の概略
ブロック図である。
【図3】形態素解析結果の具体例を示す図である。
【図4】本発明に用いる不適表現テーブルの内容例を示
す図である。
【図5】本発明に用いる重要表現テーブルの内容例を示
す図である。
【符号の説明】
10 文書入力装置 20 文書処理装置本体 21 形態素解析部 22 単文分割部 23 不適文除去部 24 重要文抽出部 30 文書出力装置 40 記憶装置 41 単語辞書 42 不適表現テーブル 43 重要表現テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を入力し、該入力された文書を形態
    素解析し、該形態素解析された文書を文単位に分割し、
    重要表現を記述した重要表現テーブルを参照して、該文
    単位に分割された文書中から重要表現を含んだ文を重要
    文として抽出することを特徴とする文書重要文抽出方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書重要文抽出方法にお
    いて、重要文として不適な表現を記述した不適表現テー
    ブルを参照して、文書中から不適表現を含んだ文を取り
    除いた後の文書を重要文抽出の対象とすることを特徴と
    する文書重要文抽出方法。
  3. 【請求項3】 文書を入力する手段と、前記入力された
    文書を形態素解析する手段と、前記形態素解析された文
    書を文単位に分割する手段と、重要表現を記述した重要
    表現テーブルと、前記重要表現テーブルを参照して、前
    記文単位に分割された文書中から重要表現を含んだ文を
    重要文として抽出する手段を有することを特徴とする文
    書重要文抽出装置。
  4. 【請求項4】 文書を入力する手段と、前記入力された
    文書を形態素解析する手段と、前記形態素解析された文
    書を文単位に分割する手段と、重要文として不適な表現
    を記述した不適表現テーブルと、前記不適表現テーブル
    を参照して、前記文単位に分割された文書中から不適表
    現を含んだ文を取り除く手段と、重要表現を記述した重
    要表現テーブルと、前記重要表現テーブルを参照して、
    前記不適表現を含んだ文を取り除いた文書中から重要表
    現を含んだ文を重要文として抽出する手段を有すること
    を特徴とする文書重要文抽出装置。
  5. 【請求項5】 文書から重要文を抽出するための文書重
    要文抽出プログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体であって、入力された文書を形態素解析す
    る処理プロセスと、形態素解析された文書を文単位に分
    割する処理プロセスと、重要文として不適な表現を記述
    した不適表現テーブルを参照して、文単位に分割された
    文書中から不適表現を含んだ文を取り除く処理プロセス
    と、重要表現を記述した重要表現テーブルを参照して、
    不適表現を含んだ文を取り除いた文書中から重要表現を
    含んだ文を重要文として抽出する処理プロセスを有する
    ことを特徴とする記録媒体。
JP10070688A 1998-03-19 1998-03-19 文書重要文抽出方法、文書重要文抽出装置及び文書重要文抽出プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11272686A (ja)

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