JP4716748B2 - 排便器具 - Google Patents

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本発明は、自力で排便できない人の便を容易な操作で強制的に排出できるようにする排便器具に関する。
従来、排便器具としては、肛門から挿入される筒体に同筒体の先端から直腸内へ温水等の液体を噴水する給水装置を接続し、同液体により軟化した便を吸引力により筒体内に取り込んで外部へ排出する吸引ポンプを筒体に接続した構造のものが提案されている(特許文献1参照)。
ところで、前記技術の排便器具では、筒体をバルーンで肛門に保持しているのみであるから、便の排出処置中に便及び液体が外部へ漏れ出ることがあった。また、排出処置後に筒体を廃棄するが、封入する袋等を別途用意する必要があり、不衛生であった。本発明はそのような事情に鑑みて成されたものである。
特開2001−137333号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、便と給水装置の液体が外部へ漏れ出ることなく排出処置して衛生的に廃棄できる排便器具を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1)
直腸に挿入する筒体に便を先端から取り込んで排出する排出路を形成し、筒体の先端に液体を直腸へ噴水するノズルを形成し、同ノズルに液体を給水する給水路を筒体に形成し、筒体の外周に肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートを水密状に取り付け、同シートの肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、液体の給水装置の給水チューブと筒体の給水路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、直腸内の便と液体を吸引により筒体内に取り込んで排出する吸引装置の吸引チューブと筒体の排出路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、しかもシートの肌面側とは反対側の面にシート又は吸収パッドを肌面に密接してシールする押え手段を備えた排便器具
2)
直腸に挿入する筒体に便を先端から取り込んで排出する排出路を形成し、筒体の先端に液体を直腸へ噴水するノズルを形成し、同ノズルに液体を給水する給水路を筒体に形成し、筒体の外周に肛門を拡張した状態で筒体を進退させるガイド筒を水密状且つ進退自在に挿入し、同ガイド筒の外周に肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートを水密状に取り付け、同シートの肌面側の肛門周囲位置又はガイド筒の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、液体の給水装置の給水チューブと筒体の給水路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、直腸内の便と液体を吸引により筒体内に取り込んで排出する吸引装置の吸引チューブと筒体の排出路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、しかもシートの肌面側とは反対側の面にシート又は吸収パッドを肌面に密接してシールする押え手段を備えた排便器具
3)
直腸に挿入する筒体に便を先端から取り込んで排出する排出路を形成し、筒体の先端に液体を直腸へ噴水するノズルを形成し、同ノズルに液体を給水する給水路を筒体に形成し、筒体の外周に肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートを水密状に取り付け、同シートの肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、液体の給水装置の給水チューブと筒体の給水路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、直腸内の便と液体を吸引により筒体内に取り込んで排出する吸引装置の吸引チューブと筒体の排出路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、しかもシートの肌面側にシート又は吸収パッドを肌面に密着させる剥離紙付きの粘着層を取り付け、更に押え手段が、一部を開放した変形可能なU字状の押え部材であって、シートを上側にして置いた押え部材上に被処置者を座らせて体重と押え部材の変形でシートを肌面に密接させ、押え部材のU字状の開放部分から筒体を通じて便を排出するようにした排便器具
4)
直腸に挿入する筒体に便を先端から取り込んで排出する排出路を形成し、筒体の先端に液体を直腸へ噴水するノズルを形成し、同ノズルに液体を給水する給水路を筒体に形成し、筒体の外周に肛門を拡張した状態で筒体を進退させるガイド筒を水密状且つ進退自在に挿入し、同ガイド筒の外周に肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートを水密状に取り付け、同シートの肌面側の肛門周囲位置又はガイド筒の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、液体の給水装置の給水チューブと筒体の給水路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、しかもシートの肌面側にシート又は吸収パッドを肌面に密着させる剥離紙付きの粘着層を取り付け、更に押え手段が、一部を開放した変形可能なU字状の押え部材であって、シートを上側にして置いた押え部材上に被処置者を座らせて体重と押え部材の変形でシートを肌面に密接させ、押え部材のU字状の開放部分から筒体を通じて便を排出するようにした排便器具
5)
筒体の外周にガイド筒を水密状且つ進退自在に挿入し、同ガイド筒で肛門を拡張した状態で筒体を進退させて直腸内の奥部の便を排出できるようにした前記1)記載の排便器具
6)
筒体の外周にガイド筒を水密状且つ進退自在に挿入し、同ガイド筒で肛門を拡張した状態で筒体を進退させて直腸内の奥部の便を排出できるようにした前記3)記載の排便器具
7)
筒体の後部に給水装置と吸引装置の各チューブを取り外した穴を閉塞するキャップを設けた前記1),2),5)のいずれか記載の排便器具
8)
筒体の後部に給水装置と吸引装置の各チューブを取り外した穴を閉塞するキャップを設けた前記3),4),5)のいずれか記載の排便器具
9)
押え手段が、筒体を囲む環状の押え部材である前記1),2),5),7)のいずれかに記載の排便器具
10)
押え部材がエアチューブで構成されたものである前記3),4),6),8),9)いずれかに記載の排便器具
11)
シートの肌面側の外周部に筒体の前方を閉塞する剥離紙付きの閉塞粘着部を設けた前記1)〜10)いずれか記載の排便器具
12)
シートの閉塞粘着部の内側に吸収性の拭取パッドを取り付けた前記11)記載の排便器具
13)
拭取パッドに消毒・消臭・抗菌のいずれかの薬剤を浸漬させた前記12)記載の排便器具
14)
シートを不透明な材料で構成し、肌面が見えないようにした前記1)〜13)いずれか記載の排便器具
にある。
本発明によれば、筒体を囲むように配置したシートと吸収パッドを肌面に密接しているから、排出処置中に便や給水装置の液体が外部へ漏れ出ることがなく、排出処置後は肌面から外したシートで筒体を直に被覆できるから臭気が外部へ漏れ難く、衛生的に廃棄処分できる。
本発明のシートとしては、ポリエチレン,ポリプロピレン等の可撓性を有する合成樹脂シートなど便や液体や臭気が外部へ漏れ出ない防水性で且つ不透明でしかも廃棄時に環境に影響を与えないものが望ましく、シートは下腹部から臀部に渡って拡幅して局部を隠蔽できるようにし、被処置者に配慮する。
押え手段としては、エアチューブ・スポンジ・ゴム等の弾性を有するものや肌面の形状に合わせて成形したプラスチック等の硬質のものが用いられ、筒体を囲むように環状や一部を開放したU字状に形成する。押え部材には把手を形成して取り扱いを容易にしたり、吸収パッドを肌面に押圧する押付部を形成してもよい。以下、本発明の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜3に示す実施例1は単筒の筒体を用いた例である。図1は実施例1の排便器具の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は実施例1の排便器具の使用状態を示す説明図である。図中、1は排便器具、2はシート、2aは張出部、3は吸収パッド、4は筒体、4aは排出路、4bはノズル、4cは給水路、4dは接続部、4eはコーン、4fはキャップ、5は給水装置、5aは給水チューブ、5bは給水ポンプ、5cはバルブ、6は吸引装置、6aは吸引チューブ、6bは吸引ポンプ、6cは回収槽、7は粘着層、7aは剥離紙、8は拭取パッド、9は閉塞粘着部、9aは剥離紙、10は付着層、10aは剥離紙、Bは便、Hは直腸、Wは温水である。
実施例1の排便器具1は、図1,2に示すようにポリエチレンからなる着色不透明のシート2を被処置者の肛門及びその周囲を覆う面積に形成し、同シート2の肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される環状の吸収パッド3を取り付け、同吸収パッド3で囲まれたシート2部分に硬質プラスチックからなる所定長さの筒体4を貫通させて水密状に固着し、筒体4の先端に挿入時の痛みを軽減する水溶性のコーン4eを取り付けている。
筒体4の内部には、先端から取り込んだ便Bを後方へ送る排出路4aを形成し、同排出路4aと並行してノズル4bから噴水させる温水Wを送るための給水路4cを複数本形成し、筒体4の後部には排出路4aと給水路4cに吸引装置6の吸引チューブ6aと給水装置5の給水チューブ5aを脱着自在に接続する接続部4dを設け、接続部4dに吸引チューブ6aと給水チューブ5aを取り外した後の穴を閉塞するキャップ4fを設けている。
シート2の肌面側の吸収パッド3の外周部には剥離紙7aを備えた粘着層7を取り付け、その外周部には使用後に筒体2の先端部を覆うように閉塞する剥離紙9aを備えた環状の閉塞粘着部9を取り付け、同閉塞粘着部9の内側に消毒液を浸漬した吸収性の拭取パッド8を取り付け、シート2の肌面側の下腹部と臀部の位置に剥離紙10aを備えた弱粘着力の付着層10を取り付けている。
実施例1では、まず被処置者の肛門に必要に応じて潤滑クリーム等を塗布して滑り易くした後、図3(a)に示すように筒体4の先端を肛門に挿入してコーン4eを腸液で溶解し、剥離紙7aを剥離した粘着層7でシート2を肌面に付着して吸収パッド3を肌面に密接し、剥離紙10aを剥離した付着層10を下腹部と臀部に付着してシート2を固定し、給水装置5の給水チューブ5aと吸引装置6の吸引チューブ6aを接続部4dに接続して作動させる。
温水Wは給水チューブ5aから筒体4の給水路4cを通じてノズル4bから直腸H内に噴水され、直腸H内の便Bが徐々に軟化する。軟化した便Bは吸引ポンプ6bの吸引力により筒体2の先端から少しずつ取り込まれ、排出路4aと吸引チューブ6aを通じて回収槽6cに回収される。肛門から漏れ出た便Bや温水Wは吸収パッド3に吸収されて外部へ漏れ出ることはない。直腸の奥部は筒体4をシート2の余裕部分で奥部に挿入して処置する。
便Bの排出が終了すると、給水装置5と吸引装置6を停止し、図3(b)に示すように給水チューブ5aと吸引チューブ6aを取り外して筒体4の後端をキャップ4fで閉塞し、粘着層7を肌面から剥離してシート2と筒体4を脱離し、肛門やその周囲の汚れを拭取パッド8で拭き取り、剥離紙9aを剥離した閉塞粘着部9で筒体4の前方を閉塞して焼却等により処分し、回収槽6cに回収した便Bと温水Wを廃棄する。このように実施例1によれば便Bと温水Wが外部へ漏れ出ることなく排出処置し、処分時も筒体4をシート2で覆って閉塞するから衛生的に行える。
図4,5に示す実施例2は筒体をガイド筒に挿入した排便器具の例である。図4は実施例2の排便器具の横断面図、図5は実施例2の排便器具の使用状態を示す説明図である。図中、4gはガイド筒、4hはシール部、11はバルーン、11aは送気チューブ、12は押え部材である。
実施例2の排便器具1は、図4に示すように筒体4を短いガイド筒4gにシール部4hを介して水密状且つ進退自在に挿入し、ガイド筒4gの外周に送気チューブ11aで膨縮させる一対のバルーン11を取り付け、シート2の肌面側とは反対側にエアチューブからなる環状の押え部材12を筒体4を囲むように配置している。また、粘着層7は省略している。
実施例2では、図5に示すように処置者が押え部材12でシート2を肌面に押えつけて密接し、送気チューブ11aでバルーン11を膨張させてガイド筒4gを肛門に固定し、この状態で便Bの排出操作を行う。直腸の奥部の便Bの排出は筒体4を前方へスライドさせて行う。従って、処置後のシート2の脱離時に粘着層により肌面を傷めることがなく、押え部材12は再利用でき、粘着層を用いないから排便器具1を低コストで製造できる。また、直腸の奥部の便Bの排出時は筒体4のスライドがガイド筒4gにより円滑に行え、処置が容易になる。その符号、構成は実施例1と同じである。
図6,7に示すのは、U字状の押え部材を用いた実施例2の排便器具の他の例である。図6は実施例2の他の例の排便器具の背面図、図7は実施例2の排便器具の使用状態を示す説明図である。図6に示すように押え部材12が一部を開放したU字状に形成されている。図7に示すように台(図示せず)の上に押え部材12・シート2の順に重ね置き、被処置者を肛門周囲の肌面に吸収パッド3が配置されるようにシート2上に座らせ、被処置者の体重と押え部材12の変形でシート2を肌面に密接し、押え部材12の開放部分から筒体4で便Bを排出処置する。その他、符号、構成は実施例2と同じである。
図8,9に示すのは、筒体にシートを取り付け、ガイド筒に吸収パッドを備えた実施例2の排便器具の他の例である。図8は実施例2の他の例の排便器具の縦断面図、図9は実施例2の他の例の排便器具の使用状態を示す説明図である。図中、4iは押付部である。図8に示すように、筒体4の後部にシート2を水密状に取り付け、ガイド筒4gの後端を拡径して吸収パッド3を肌面に押し付ける押付部4iを形成し、同押付部4iに吸収パッド3を直接取り付けている。図9に示すように、ガイド筒4gを肛門に挿入して押付部4iで吸収パッド3を肌面に密接させ、排出処置を行う。筒体4にシート2を取り付けているから、筒体4をスライドさせても汚れた部分が露出せず、衛生的に処置できる。その他、符号、構成は実施例2と同じである。
本発明の排便器具は、お年寄り,患者,身障者等自力で排便できない人の処置に用いられる。
実施例1の排便器具の正面図である。 図1のA−A断面図である。 実施例1の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例2の排便器具の横断面図である。 実施例2の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例2の他の例の排便器具の背面図である。 実施例2の他の例の排便器具の使用状態を示す説明図である。 実施例2の他の例の排便器具の縦断面図である。 実施例2の他の例の排便器具の使用状態を示す説明図である。
符号の説明
1 排便器具
2 シート
2a 張出部
3 吸収パッド
4 筒体
4a 排出路
4b ノズル
4c 給水路
4d 接続部
4e コーン
4f キャップ
4g ガイド筒
4h シール部
4i 押付部
5 給水装置
5a 給水チューブ
5b 給水ポンプ
5c バルブ
6 吸引装置
6a 吸引チューブ
6b 吸引ポンプ
6c 回収槽
7 粘着層
7a 剥離紙
8 拭取パッド
9 閉塞粘着部
9a 剥離紙
10 付着層
10a 剥離紙
11 バルーン
11a 送気チューブ
12 押え部材
B 便
H 直腸
W 温水

Claims (14)

  1. 直腸に挿入する筒体に便を先端から取り込んで排出する排出路を形成し、筒体の先端に液体を直腸へ噴水するノズルを形成し、同ノズルに液体を給水する給水路を筒体に形成し、筒体の外周に肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートを水密状に取り付け、同シートの肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、液体の給水装置の給水チューブと筒体の給水路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、直腸内の便と液体を吸引により筒体内に取り込んで排出する吸引装置の吸引チューブと筒体の排出路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、しかもシートの肌面側とは反対側の面にシート又は吸収パッドを肌面に密接してシールする押え手段を備えた排便器具。
  2. 直腸に挿入する筒体に便を先端から取り込んで排出する排出路を形成し、筒体の先端に液体を直腸へ噴水するノズルを形成し、同ノズルに液体を給水する給水路を筒体に形成し、筒体の外周に肛門を拡張した状態で筒体を進退させるガイド筒を水密状且つ進退自在に挿入し、同ガイド筒の外周に肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートを水密状に取り付け、同シートの肌面側の肛門周囲位置又はガイド筒の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、液体の給水装置の給水チューブと筒体の給水路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、直腸内の便と液体を吸引により筒体内に取り込んで排出する吸引装置の吸引チューブと筒体の排出路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、しかもシートの肌面側とは反対側の面にシート又は吸収パッドを肌面に密接してシールする押え手段を備えた排便器具。
  3. 直腸に挿入する筒体に便を先端から取り込んで排出する排出路を形成し、筒体の先端に液体を直腸へ噴水するノズルを形成し、同ノズルに液体を給水する給水路を筒体に形成し、筒体の外周に肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートを水密状に取り付け、同シートの肌面側の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、液体の給水装置の給水チューブと筒体の給水路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、直腸内の便と液体を吸引により筒体内に取り込んで排出する吸引装置の吸引チューブと筒体の排出路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、しかもシートの肌面側にシート又は吸収パッドを肌面に密着させる剥離紙付きの粘着層を取り付け、更に押え手段が、一部を開放した変形可能なU字状の押え部材であって、シートを上側にして置いた押え部材上に被処置者を座らせて体重と押え部材の変形でシートを肌面に密接させ、押え部材のU字状の開放部分から筒体を通じて便を排出するようにした排便器具。
  4. 直腸に挿入する筒体に便を先端から取り込んで排出する排出路を形成し、筒体の先端に液体を直腸へ噴水するノズルを形成し、同ノズルに液体を給水する給水路を筒体に形成し、筒体の外周に肛門を拡張した状態で筒体を進退させるガイド筒を水密状且つ進退自在に挿入し、同ガイド筒の外周に肛門及びその周囲を覆う面積の防水性のシートを水密状に取り付け、同シートの肌面側の肛門周囲位置又はガイド筒の肛門周囲位置に肛門を囲むように配置される吸収パッドを取り付け、液体の給水装置の給水チューブと筒体の給水路をシートの肌面側の反対側で脱着自在に接続し、しかもシートの肌面側にシート又は吸収パッドを肌面に密着させる剥離紙付きの粘着層を取り付け、更に押え手段が、一部を開放した変形可能なU字状の押え部材であって、シートを上側にして置いた押え部材上に被処置者を座らせて体重と押え部材の変形でシートを肌面に密接させ、押え部材のU字状の開放部分から筒体を通じて便を排出するようにした排便器具。
  5. 筒体の外周にガイド筒を水密状且つ進退自在に挿入し、同ガイド筒で肛門を拡張した状態で筒体を進退させて直腸内の奥部の便を排出できるようにした請求項1記載の排便器具。
  6. 筒体の外周にガイド筒を水密状且つ進退自在に挿入し、同ガイド筒で肛門を拡張した状態で筒体を進退させて直腸内の奥部の便を排出できるようにした請求項3記載の排便器具。
  7. 筒体の後部に給水装置と吸引装置の各チューブを取り外した穴を閉塞するキャップを設けた請求項1,2,5のいずれか記載の排便器具。
  8. 筒体の後部に給水装置と吸引装置の各チューブを取り外した穴を閉塞するキャップを設けた請求項3,4,5のいずれか記載の排便器具。
  9. 押え手段が、筒体を囲む環状の押え部材である請求項1,2,5,7のいずれかに記載の排便器具。
  10. 押え部材がエアチューブで構成されたものである請求項3,4,6,8,9いずれかに記載の排便器具。
  11. シートの肌面側の外周部に筒体の前方を閉塞する剥離紙付きの閉塞粘着部を設けた請求項1〜10いずれか記載の排便器具。
  12. シートの閉塞粘着部の内側に吸収性の拭取パッドを取り付けた請求項11記載の排便器具。
  13. 拭取パッドに消毒・消臭・抗菌のいずれかの薬剤を浸漬させた請求項12記載の排便器具。
  14. シートを不透明な材料で構成し、肌面が見えないようにした請求項1〜13いずれか記載の排便器具。
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