JP2000185068A - 排尿処理装置 - Google Patents
排尿処理装置Info
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- JP2000185068A JP2000185068A JP10366637A JP36663798A JP2000185068A JP 2000185068 A JP2000185068 A JP 2000185068A JP 10366637 A JP10366637 A JP 10366637A JP 36663798 A JP36663798 A JP 36663798A JP 2000185068 A JP2000185068 A JP 2000185068A
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- Japan
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- urine receiving
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- suction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】重傷患者等が、その日常の姿勢のままで、特別
な苦痛を伴うことなく、しかも補助者なくして、排尿を
強制的に、かつ安全、確実に処理し得る排尿処理装置を
提供することである。 【解決手段】本発明に係る排尿処理装置1は、導入管1
3の一端に人からの排尿を受ける受尿装置2が外部から
空気を取り入れることができる状態で設けられ、導入管
13の他端に蓄尿器15が取り付けられ、この蓄尿器1
5に吸引管17を介して吸気装置16が連通され、前記
受尿装置もしくは導入管に感知センサーが設けられ、こ
の感知センサーあるいは別に設けた手動操作用のボタン
21からの電気信号によって前記した吸気装置16の駆
動をON、OFFするコントローラ部が設けられてなる
ことを特徴とする。
な苦痛を伴うことなく、しかも補助者なくして、排尿を
強制的に、かつ安全、確実に処理し得る排尿処理装置を
提供することである。 【解決手段】本発明に係る排尿処理装置1は、導入管1
3の一端に人からの排尿を受ける受尿装置2が外部から
空気を取り入れることができる状態で設けられ、導入管
13の他端に蓄尿器15が取り付けられ、この蓄尿器1
5に吸引管17を介して吸気装置16が連通され、前記
受尿装置もしくは導入管に感知センサーが設けられ、こ
の感知センサーあるいは別に設けた手動操作用のボタン
21からの電気信号によって前記した吸気装置16の駆
動をON、OFFするコントローラ部が設けられてなる
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の排尿を自動的
あるいは手動的操作により強制的に蓄尿器内に収容でき
る排尿処理装置に関する。
あるいは手動的操作により強制的に蓄尿器内に収容でき
る排尿処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的には、従来、人の排尿の処理のた
めには、トイレで済ませることができる。しかし、重傷
患者や身体障害者等である場合、トイレに行くのが困難
な場合がある。このため、従来、溲瓶や蓄尿器内に連通
されたチューブ端に針管を伴う採取装置が使用されてき
た。
めには、トイレで済ませることができる。しかし、重傷
患者や身体障害者等である場合、トイレに行くのが困難
な場合がある。このため、従来、溲瓶や蓄尿器内に連通
されたチューブ端に針管を伴う採取装置が使用されてき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の溲瓶に
よる場合、排尿を支障なく収容するために、使用者が一
定の姿勢をとることが要求される。このため、使用者が
重傷患者や身体障害者等である場合には、これらの者が
自分で排尿を処理することは困難であり、また、その補
助者にとっても、この補助作業自体が困難であるのに加
えて、昼夜別なくその作業が要請される点からも、困難
性な面がある。また、前記した採取装置による場合は、
針管を尿道内に挿入することによって装着されるから、
その装着に際して痛みを伴うし、またその装着期間が長
いときは、尿道炎等の発生の原因となる欠点がある。
よる場合、排尿を支障なく収容するために、使用者が一
定の姿勢をとることが要求される。このため、使用者が
重傷患者や身体障害者等である場合には、これらの者が
自分で排尿を処理することは困難であり、また、その補
助者にとっても、この補助作業自体が困難であるのに加
えて、昼夜別なくその作業が要請される点からも、困難
性な面がある。また、前記した採取装置による場合は、
針管を尿道内に挿入することによって装着されるから、
その装着に際して痛みを伴うし、またその装着期間が長
いときは、尿道炎等の発生の原因となる欠点がある。
【0004】そこで、本発明は、上記した従来の装置に
おける諸欠点を解消し、特別な痛み等の弊害を伴うこと
なく、しかも補助者なくして、排尿を安全かつ確実に、
しかも清潔な状態で処理し得る排尿処理装置の提供を目
的とした。
おける諸欠点を解消し、特別な痛み等の弊害を伴うこと
なく、しかも補助者なくして、排尿を安全かつ確実に、
しかも清潔な状態で処理し得る排尿処理装置の提供を目
的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、排尿処理装置につき、次のように構
成した。即ち、導入管の一端に人からの排尿を受ける受
尿装置が取り付けられると共に、導入管の他端に蓄尿器
が取り付けられ、この蓄尿器に吸引管を介して吸気装置
が連通され、前記受尿装置もしくは導入管に感知センサ
ーが設けられ、この感知センサーあるいは別に設けた手
動操作用のボタンからの電気信号によって前記した吸気
装置の駆動をON、OFFするコントローラ部が設けら
れてなることを特徴とする。
ため、本発明では、排尿処理装置につき、次のように構
成した。即ち、導入管の一端に人からの排尿を受ける受
尿装置が取り付けられると共に、導入管の他端に蓄尿器
が取り付けられ、この蓄尿器に吸引管を介して吸気装置
が連通され、前記受尿装置もしくは導入管に感知センサ
ーが設けられ、この感知センサーあるいは別に設けた手
動操作用のボタンからの電気信号によって前記した吸気
装置の駆動をON、OFFするコントローラ部が設けら
れてなることを特徴とする。
【0006】この排尿処理装置において、受尿装置は、
硬質性プラスチック材等の耐水性の定形性材料によるこ
とができる。つまり、この受尿装置は、人体の排尿部を
覆うように設置され、排尿を直接受ける。また、この受
尿装置の端口部には、ゴムラバー等の柔軟質材からなる
保持部を設けることができる。この保持部は、密着状態
で受尿装置内に負圧を確保させる。
硬質性プラスチック材等の耐水性の定形性材料によるこ
とができる。つまり、この受尿装置は、人体の排尿部を
覆うように設置され、排尿を直接受ける。また、この受
尿装置の端口部には、ゴムラバー等の柔軟質材からなる
保持部を設けることができる。この保持部は、密着状態
で受尿装置内に負圧を確保させる。
【0007】また、受尿装置には通気孔を設けられる。
この通気孔は、一時的に滞留するおそれがある部位に設
ける。またこれには、受尿装置の縁部に設けた凹溝も含
まれる。この凹溝は、内装部の開口部の接触面間に通気
孔を構成する。これにより、滞留した尿を空気と共に吸
引除去することができる。
この通気孔は、一時的に滞留するおそれがある部位に設
ける。またこれには、受尿装置の縁部に設けた凹溝も含
まれる。この凹溝は、内装部の開口部の接触面間に通気
孔を構成する。これにより、滞留した尿を空気と共に吸
引除去することができる。
【0008】また、この受尿装置には、洗浄装置を設け
ることができる。即ち、洗浄剤液を受尿装置内に散布で
きるノズルを設けるのが、その例である。これによっ
て、樹尿装置内は、常に清潔な状態に保たれる。また、
このノズルには、専用の導入管と洗浄剤液容器とが付随
される。
ることができる。即ち、洗浄剤液を受尿装置内に散布で
きるノズルを設けるのが、その例である。これによっ
て、樹尿装置内は、常に清潔な状態に保たれる。また、
このノズルには、専用の導入管と洗浄剤液容器とが付随
される。
【0009】また、前記した導入管は、編み目状糸材で
ラミネートしたものを含む樹脂製ホース等の一般的なも
のによることができる。この導入管についても、変形が
容易な点から、蛇腹構成を含むものであることが好まし
い。この導入管は、前記した受尿装置と一体化させたも
のでもよいが、受尿装置が汚損したような場合に、それ
を取り替えることができるようにしておくことができる
構成であることが好ましい。
ラミネートしたものを含む樹脂製ホース等の一般的なも
のによることができる。この導入管についても、変形が
容易な点から、蛇腹構成を含むものであることが好まし
い。この導入管は、前記した受尿装置と一体化させたも
のでもよいが、受尿装置が汚損したような場合に、それ
を取り替えることができるようにしておくことができる
構成であることが好ましい。
【0010】また、蓄尿器は、尿を保持し得る、例え
ば、ガラス材、ステンレス材、ポリプロピレンやポリエ
チレン等の樹脂材などであって、使用時の負圧に耐え得
る液体不透過性材であればよい。また、この蓄尿器の容
量は、特に制限はないが、この排尿処理装置のコンパク
ト化の観点から、1〜3回分の排尿量に対応する0.5
〜2リットル容量程度であることが好ましい。また、こ
の蓄尿器内には、収容した排尿を安定化させるために、
高吸水性ポリマー等をあらかじめ収納しておくことがで
きる。
ば、ガラス材、ステンレス材、ポリプロピレンやポリエ
チレン等の樹脂材などであって、使用時の負圧に耐え得
る液体不透過性材であればよい。また、この蓄尿器の容
量は、特に制限はないが、この排尿処理装置のコンパク
ト化の観点から、1〜3回分の排尿量に対応する0.5
〜2リットル容量程度であることが好ましい。また、こ
の蓄尿器内には、収容した排尿を安定化させるために、
高吸水性ポリマー等をあらかじめ収納しておくことがで
きる。
【0011】また、吸気装置としては、真空ポンプ、ブ
ロワー等の吸気できる装置によることができる。この吸
気装置による吸気作用は、蓄尿器内に一端部が及ぶ吸引
パイプを介して蓄尿器内、さらには、前記した導入管を
介して受尿装置内に及ぶ。従って、受尿装置内の排尿
は、受尿装置に設けた溝を含む通気孔から吸入され、空
気と共に、この吸気作用によって、蓄尿器内に強制的に
収容されることになる。
ロワー等の吸気できる装置によることができる。この吸
気装置による吸気作用は、蓄尿器内に一端部が及ぶ吸引
パイプを介して蓄尿器内、さらには、前記した導入管を
介して受尿装置内に及ぶ。従って、受尿装置内の排尿
は、受尿装置に設けた溝を含む通気孔から吸入され、空
気と共に、この吸気作用によって、蓄尿器内に強制的に
収容されることになる。
【0012】また、この吸気装置からの排気に対して
は、この排気に含まれる尿臭を脱臭するために、この排
気を導入する脱臭装置を設けておくことができる。
は、この排気に含まれる尿臭を脱臭するために、この排
気を導入する脱臭装置を設けておくことができる。
【0013】また、吸気装置は、コントローラ部によっ
て電気的に制御される。この制御により、感知センサー
によって排尿があったことを感知し、自動的に吸気装置
を駆動させることができる。また、この際同時に、タイ
マーが働くようにセットするように電気的回路を構成す
ることができる。また、感知センサーは、排尿を極く短
い時間内に感知させるために、受尿装置あるいはその付
近に設けられる。また、手動操作により強制的に吸気装
置を駆動乃至係止させることができるように、操作ボタ
ンをコントローラ部に別途に設けておくことができる。
て電気的に制御される。この制御により、感知センサー
によって排尿があったことを感知し、自動的に吸気装置
を駆動させることができる。また、この際同時に、タイ
マーが働くようにセットするように電気的回路を構成す
ることができる。また、感知センサーは、排尿を極く短
い時間内に感知させるために、受尿装置あるいはその付
近に設けられる。また、手動操作により強制的に吸気装
置を駆動乃至係止させることができるように、操作ボタ
ンをコントローラ部に別途に設けておくことができる。
【0014】また、この吸気装置からの排気に伴う正圧
を洗浄剤液を収容する洗浄剤液容器内に及ぼすように構
成することもできる。この場合、この正圧によって洗浄
剤液は、導入管を介してノズルにまで及んで、受尿装置
内で散布されることになる。
を洗浄剤液を収容する洗浄剤液容器内に及ぼすように構
成することもできる。この場合、この正圧によって洗浄
剤液は、導入管を介してノズルにまで及んで、受尿装置
内で散布されることになる。
【0015】また、蓄尿器,吸気装置,脱臭器及びコン
トローラ、並びに洗浄剤液を保持する容器を適当なハウ
ジング内に一体化しておくことができる。これによっ
て、使用者の寝台付近にコンパクトな形態で配置するこ
とができる。
トローラ、並びに洗浄剤液を保持する容器を適当なハウ
ジング内に一体化しておくことができる。これによっ
て、使用者の寝台付近にコンパクトな形態で配置するこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施の形態を
説明する。図1に示す排尿処理装置1は、受尿装置2、
蓄尿器15、吸気装置16、脱臭器18及び感知センサ
ー20と手動操作用のボタン21とを伴うコントローラ
部19、並びに洗浄剤液ノズル11、洗浄液容器24等
からなる洗浄装置とを備えている。
説明する。図1に示す排尿処理装置1は、受尿装置2、
蓄尿器15、吸気装置16、脱臭器18及び感知センサ
ー20と手動操作用のボタン21とを伴うコントローラ
部19、並びに洗浄剤液ノズル11、洗浄液容器24等
からなる洗浄装置とを備えている。
【0017】第一の受尿装置2は、図2に示すように、
定形性硬質プラスチック材等からなる筒状の受尿部3を
有する。この受尿部3は、男性の尿排出部Aを挿入でき
る容量を備え、その一端に口部4、他端は接続端5とな
っている。
定形性硬質プラスチック材等からなる筒状の受尿部3を
有する。この受尿部3は、男性の尿排出部Aを挿入でき
る容量を備え、その一端に口部4、他端は接続端5とな
っている。
【0018】また、口部4の周縁部からは外方へ延設さ
れた係止部5が設けられている。また、口部4の周端部
には、柔軟質材からなる保持部6が接着により設けられ
ている。この保持部6には、人体と接する面に凹溝7…
が形成されている。これらの凹溝7…は、保持部6が人
体と接面状態にあるときでも空気を取り入れることがで
きると共に、受尿装置2に滞留する尿が漏れない位置と
なっている。
れた係止部5が設けられている。また、口部4の周端部
には、柔軟質材からなる保持部6が接着により設けられ
ている。この保持部6には、人体と接する面に凹溝7…
が形成されている。これらの凹溝7…は、保持部6が人
体と接面状態にあるときでも空気を取り入れることがで
きると共に、受尿装置2に滞留する尿が漏れない位置と
なっている。
【0019】また、この係止部5は、使用者が着用する
下着8の中央部に備える開放部9縁に設けた係合部10
に係合される。これによって受尿装置2を下着8を介し
て安定的に装着させることができる。この装着時に、男
性の尿排出部Aが受尿装置2内に挿入される。尿排出部
Aの挿入状態は、図2に示すように、尿排出部Aの周面
部と受尿部3の内面部とは密着している必要はなく、離
間していてもよい。この場合には、凹溝7から外気が容
易に流入され、排尿の蓄尿器15内への収容をスムーズ
に行うことができる。
下着8の中央部に備える開放部9縁に設けた係合部10
に係合される。これによって受尿装置2を下着8を介し
て安定的に装着させることができる。この装着時に、男
性の尿排出部Aが受尿装置2内に挿入される。尿排出部
Aの挿入状態は、図2に示すように、尿排出部Aの周面
部と受尿部3の内面部とは密着している必要はなく、離
間していてもよい。この場合には、凹溝7から外気が容
易に流入され、排尿の蓄尿器15内への収容をスムーズ
に行うことができる。
【0020】受尿部3の接続端5付近には、洗浄剤液用
のノズル11が設けられている。このノズル11には導
入管12を介して洗浄剤液容器24内に連通している。
また、この接続端5には、導入管13の一端が接続され
る。この一端部には、感知センサー20が導入管13内
に及ぶように設けられている。なお、14は、この接続
部の固定部材である。また、この導入管13の他端部は
蓄尿器15内にまで及んでいる。また、この導入管13
の露出部分は、取扱い性を良くするために蛇腹状に形成
されている。
のノズル11が設けられている。このノズル11には導
入管12を介して洗浄剤液容器24内に連通している。
また、この接続端5には、導入管13の一端が接続され
る。この一端部には、感知センサー20が導入管13内
に及ぶように設けられている。なお、14は、この接続
部の固定部材である。また、この導入管13の他端部は
蓄尿器15内にまで及んでいる。また、この導入管13
の露出部分は、取扱い性を良くするために蛇腹状に形成
されている。
【0021】また、蓄尿器15は、吸気装置16の駆動
に基づく負圧により容易に変形しない硬質性プラスチッ
材製等の容器によることができる。この蓄尿器15内に
は、吸気装置16からの吸気管17の至端部が及んでい
る。従って、吸気装置16による吸引力は、吸気管17
を介して蓄尿器15内の空隙部分を減圧するように作用
する。これによって、受尿部3内に排尿は、導入管13
を介して順次強制的に蓄尿器15内に収容されることに
なる。22は、この収容された状態の尿を示す。
に基づく負圧により容易に変形しない硬質性プラスチッ
材製等の容器によることができる。この蓄尿器15内に
は、吸気装置16からの吸気管17の至端部が及んでい
る。従って、吸気装置16による吸引力は、吸気管17
を介して蓄尿器15内の空隙部分を減圧するように作用
する。これによって、受尿部3内に排尿は、導入管13
を介して順次強制的に蓄尿器15内に収容されることに
なる。22は、この収容された状態の尿を示す。
【0022】また、吸気装置16の排気口は脱臭器18
内に連通されている。この脱臭器18によって、この排
気中に含まれる悪臭分を除去することができる。
内に連通されている。この脱臭器18によって、この排
気中に含まれる悪臭分を除去することができる。
【0023】また、吸気装置16は、コントローラ部1
9によって電気的に制御される。また、コントローラ部
19は、感知センサー20からの電気信号を受信して吸
気装置16を駆動させる。この際、コントローラ部19
に備えるタイマーが作動し、一定時間後にその駆動を終
了させる。なお、この時間は、個人差に応じて自由に設
定できるようにされている。また、コントローラ部19
は、手動操作用のボタン21によっても吸気装置16を
強制的に駆動乃至停止できるように設定されている。
9によって電気的に制御される。また、コントローラ部
19は、感知センサー20からの電気信号を受信して吸
気装置16を駆動させる。この際、コントローラ部19
に備えるタイマーが作動し、一定時間後にその駆動を終
了させる。なお、この時間は、個人差に応じて自由に設
定できるようにされている。また、コントローラ部19
は、手動操作用のボタン21によっても吸気装置16を
強制的に駆動乃至停止できるように設定されている。
【0024】次に、図3及び図4に、女性用の受尿装置
25を示した。この受尿装置25には、拡開状の受尿部
26が設けられている。この受尿部26の口部26aに
は延接部27が設けられ、この延設部27の周端面には
柔軟質材からなる保持部28が接着により固定した状態
で設けられている。この保持部28の外方面には凹溝2
9…が設けられている。これらの凹溝29…は、保持部
28が人体と接面状態にあるときでも空気を取り入れる
ことができると共に、受尿装置25に滞留するおそれの
ある尿が漏れない位置に形成されている。
25を示した。この受尿装置25には、拡開状の受尿部
26が設けられている。この受尿部26の口部26aに
は延接部27が設けられ、この延設部27の周端面には
柔軟質材からなる保持部28が接着により固定した状態
で設けられている。この保持部28の外方面には凹溝2
9…が設けられている。これらの凹溝29…は、保持部
28が人体と接面状態にあるときでも空気を取り入れる
ことができると共に、受尿装置25に滞留するおそれの
ある尿が漏れない位置に形成されている。
【0025】また、係止部27が、下着30の係止部3
1にて係合されることによって、受尿装置25が装着さ
れるのは、前記した男性用受尿装置2の場合と同様であ
る。この受尿装置25による場合、女性の尿排出部の形
態から、口部26aについては、全周部に使用者の皮膚
面上に密接している必要がある。これによって、排尿が
受尿装置25の外に漏れるのを防いでいる。
1にて係合されることによって、受尿装置25が装着さ
れるのは、前記した男性用受尿装置2の場合と同様であ
る。この受尿装置25による場合、女性の尿排出部の形
態から、口部26aについては、全周部に使用者の皮膚
面上に密接している必要がある。これによって、排尿が
受尿装置25の外に漏れるのを防いでいる。
【0026】また、受尿部26の他端部は、接続端26
bとして構成されている。この接続端26bと導入管1
3との接続構成は、受尿装置2に対する場合と同じであ
る。また、この接続端26bの近傍位置に洗浄剤液用の
ノズル11が設けられているのも、受尿装置2の場合と
同様である。
bとして構成されている。この接続端26bと導入管1
3との接続構成は、受尿装置2に対する場合と同じであ
る。また、この接続端26bの近傍位置に洗浄剤液用の
ノズル11が設けられているのも、受尿装置2の場合と
同様である。
【0027】
【発明の効果】上述したように本発明は構成されるか
ら、次のような効果が発揮される。先ず、受尿装置、蓄
尿器、吸気装置及びコントローラ部を備え、受尿装置内
への排尿は、感知センサーからの信号に従って自動的に
あるいは手動操作により駆動される吸気装置の吸引作用
によって、強制的に蓄尿器内に収容されるから、排尿を
安全かつ確実に蓄尿器内に収容保持させることができ
る。
ら、次のような効果が発揮される。先ず、受尿装置、蓄
尿器、吸気装置及びコントローラ部を備え、受尿装置内
への排尿は、感知センサーからの信号に従って自動的に
あるいは手動操作により駆動される吸気装置の吸引作用
によって、強制的に蓄尿器内に収容されるから、排尿を
安全かつ確実に蓄尿器内に収容保持させることができ
る。
【0028】また、受尿装置は、下着等と係合させて常
時装着させておくことができるから、排尿の都度に特別
な操作を行う必要がない。
時装着させておくことができるから、排尿の都度に特別
な操作を行う必要がない。
【0029】また、この受尿装置を導入管に対して取り
外しができるように構成することによって、使い捨て可
能なものとし、その汚損したような場合にも十分対応さ
せることができる。
外しができるように構成することによって、使い捨て可
能なものとし、その汚損したような場合にも十分対応さ
せることができる。
【0030】また、受尿装置内に及ぶノズルを伴う洗浄
装置を設けることによって、常に、、尿臭の発生を解消
し、清潔な状態で使用することもできる。この場合、吸
気装置からの正圧を利用するときには、より簡易かつ安
価な装置構成が得られる。
装置を設けることによって、常に、、尿臭の発生を解消
し、清潔な状態で使用することもできる。この場合、吸
気装置からの正圧を利用するときには、より簡易かつ安
価な装置構成が得られる。
【0031】本発明に係る排尿処理装置によれば、上記
したような効果が発揮されることから、寝たきり状態の
重傷患者や身体障害者等の排尿を処理する困難を十分に
解消できる。
したような効果が発揮されることから、寝たきり状態の
重傷患者や身体障害者等の排尿を処理する困難を十分に
解消できる。
【図1】本発明に係る排尿処理装置のブロック図であ
る。
る。
【図2】同の受尿装置の平面図である。
【図3】同の受尿装置の破断面平面図である。
【図4】同の受尿装置の側面図である。
1 排尿処理装置 2 受尿装置 3 受尿部 6 保持部 7 凹溝 11 ノズル 13 導入管 15 蓄尿器 16 吸気装置 17 吸引管 18 脱臭器 19 コントローラ部 20 感知センサー 21 手動操作用のボタン 23 洗浄剤液容器 25 受尿装置 26 受尿部 28 保持部 29 凹溝
Claims (2)
- 【請求項1】導入管の一端に人からの排尿を受ける受尿
装置が外部からの空気を取り入れることができる状態で
設けられると共に、導入管の他端に蓄尿器が取り付けら
れ、この蓄尿器に吸引管を介して吸気装置が連通され、
前記受尿装置もしくは導入管に感知センサーが設けら
れ、この感知センサーあるいは別に設けた手動操作用の
ボタンからの電気信号によって前記した吸気装置の駆動
をON、OFFするコントローラ部が設けられてなるこ
とを特徴とする排尿処理装置。 - 【請求項2】受尿装置内に洗浄剤液を及ばせるノズルを
備えた洗浄装置が、さらに設けられてなることを特徴と
する請求項1に記載の排尿処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10366637A JP2000185068A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 排尿処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10366637A JP2000185068A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 排尿処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000185068A true JP2000185068A (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18487276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10366637A Pending JP2000185068A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | 排尿処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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