JP4716710B2 - ベビースリング - Google Patents

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Description

この発明は、幼児をだっこやおんぶする際の抱持補助具として用いられるベビースリングに関する。
ベビースリングは帯状の布やネットを環状に形成した抱持補助具であり、使用者の一方の肩にたすき掛けにし、幼児の身体を包み込むようにして保持するものである。このようなベビースリングは、2本の肩ベルトによるリュック式ベビーキャリアに比べると構造が単純で使用方法が簡単であり、また軽量で携帯時に嵩張らない。特にネット製ベビースリングは、糸条が堅固に結合されて丈夫であり、かつ畳むと布製スリングよりも格段に嵩が小さくなる点が好まれている(特許文献1〜4、非特許文献1参照)。
実開平1−92862号公報 実公昭50−10112号公報 実開平7−14921号公報 特開2003−47542号公報 ネット製ベビースリング(商品名:トンガベビーホルダー)、〔平成16年10月21日検索〕、インターネット〈URL:http://list.shopping.yahoo.co.jp/list?&R=baby_and_maternity%02baby_carriers&f=0&b=21〉
従来のネット製ベビースリングは環状に縫製したものであって、使用者は提供される数種のサイズの中から体格に合わせたものを選択していた。しかしながら、母親と父親のように体格の異なる者が共用しようとすれば、寸法が合わないままに使用しなければならなかった。また、幼児の成長に伴って適正寸法が変化し、まただっこ、おんぶ、横だっこといった抱持方法、着衣の嵩高さによっても適正寸法が異なるため、寸法がぴったり合わないままに使用されているのが現状である。寸法の合わないベビースリングで抱持すると、不安定な抱持姿勢となって幼児にも使用者にも負担がかかることになる。
また、従来のネット製ベビースリングは、肩当たり部が細い帯状体で形成されているために肩に荷重が集中し、負担が大きいという問題もあった。
本発明は、上述したベビースリングの現状に鑑み、使用者の体格や幼児の成長に応じて適正な寸法で使用でき、かつ使用者の負担の少ないネット製ベビースリングの提供を目的とする。
即ち、本発明のベビースリングは下記〔1〕〔2〕に記載の構成を有する。
〔1〕 帯状ネットがその両端で長さ調節可能に連結されることにより環状に形成されてなり、前記帯状ネットが、その一端側から、肩当たり部、背当たり部、幼児保持部、長さ調節部の順に形成され、かつ前記肩当たり部および幼児保持分が目の粗いローゲージ編み地で形成され、前記背当たり部および長さ調節部が目の細かいハイゲージ編み地で形成されてなることを特徴とするベビースリング。
〔2〕 前記帯状ネットの一端部に前記長さ調節部を通して拘束する連結用リングが取り付けられ、前記長さ調節部の先端部に前記連結用リングに対する抜け止め部が設けられている前項1に記載のベビースリング。
〔1〕の発明にかかるベビースリングによれば、使用者の体格や幼児の成長に応じて適正な寸法で使用できる。また、使用者の肩にかかる荷重が分散されるために負担が少ない。
〔2〕の発明にかかるベビースリングによれば、不本意に環が解けることがなく安全である。
図1および図2(A)(B)に、本発明にかかるベビースリングの一実施形態を示す。
図1に示すように、ベビースリング(1)は、展開状態において、帯状ネット(10)の一端部に2個の連結用リング(11)(11)が取付けられ、他端部に前記リング(11)の直径よりも長い抜け止め用の硬質板片(12)が縫い込まれている。
前記帯状ネット(10)は、幅方向に拡大される菱目状ネットであり、網目の大きさを変化させることによって一端側から順に肩当たり部(13)、背当たり部(14)、幼児保持部(15)、長さ調節部(16)が形成されている。即ち、前記肩当たり部(13)および幼児保持部(15)は目の粗いローゲージ編み地で形成され、幅方向に大きく拡大することができる。また、前記背当たり部(14)および長さ調節部(16)は目の細かいハイゲージ編み地で形成され、幅方向の拡がり量が小さいものとなされている。図1中の部分拡大図に示すようように、前記ローゲージ編み地(13)とハイゲージ編み地(14)とは、幅方向のゲージが一定で長さ方向のゲージのみを変更することによって連続して編み立てられたものであって継ぎ目はない。なお、図面において肩当たり部(13)と背当たり部(14)の境界部分を示したが、背当たり部(14)と幼児保持部(15)との境界部分、幼児保持部(15)と長さ調節部(16)の境界部分においても、長さ方向のゲージのみを変更することにより、継ぎ目なしで連続して編み立てられている。
図2(A)に示すように、前記ベビースリング(1)は、前記帯状ネット(10)の長さ調節部(16)を、2個のリング(11)(11)間に硬質板片(12)を長手方向に向けて通し、リング(11)(11)間に長さ調節部(16)を拘束することによって環状に形成される。前記スリング(1)の直径は長さ調節部(16)の拘束位置を加減することによって無段階で調節できる。また、一旦長さ調節部(16)をリング(11)(11)に通せば、不本意に拘束位置がずれても硬質板片(12)がリング(11)(11)に引っかかって抜け止め状態となり、環が解けることはなく安全である。
図2(A)(B)に示すように、前記ベビースリング(1)を使用者の肩にたすき掛けにして幼児をだっこすると、目の粗い幼児保持部(15)は幅が大きく拡がり、幼児の背中から膝裏までの広い面積を覆ってしっかりと安定して支えることができる。また、肩当たり部(13)も幅が拡がって使用者の肩を広く覆い、荷重が分散されるために負担が軽減される。
一方、長さ調節部(16)は目が細かく拡がり量が少ないため、安定してリング(11)(11)に通すことができ、長さ調節を容易に行える。しかも、全幅に亘って安定した張力を与えることができるので、ずれにくく偏りのない調節ができる。また、長さ調節部(16)の先端余剰部分が過度に拡がらないので体裁が良い。また、背当たり部(14)の拡がり量も少ないため、体裁が良い。
なお、上述したベビースリング(1)は、図示例の対面だっこの他、従来のものと同様に横抱き、おんぶ、前向きだっこ等の種々の抱持方法に使用できる。
本発明のベビースリングにおいて、網目構造は図示例の菱目状に限定されるものではなく、幼児保持部および肩当たり部が必要幅に拡大される限り任意の網目構造のものを用いることができる。また網目の大きさも限定されず、ネットを構成する糸条の太さや強度、網目構造等に応じて適宜設定する。例えば図示例の単純な菱目の場合、ローゲージ編み地では一辺を10〜30mmの範囲に設定することが好ましく、特に15〜25mmが好ましい。ゲージが過度に細かくなると十分に拡がらず、粗すぎると幼児の身体や使用者の肩に糸条が食い込むからである。一方、ハイゲージ編み地は一辺を2〜10mmの範囲とすることが好ましく、特に4〜8mmが好ましい。上記実施形態におけるローゲージ編み地の菱目の一辺は18mm、ハイゲージ編み地の菱目の一辺は6mmに形成されている。
また、図示例の菱目状ネットは長さ方向のゲージのみを変化させているが、幅方向のゲージのみ変化させたもの、両方向のゲージを変化させたものも本発明に含まれる。菱目以外の網目構造の場合も同様である。
また、帯状ネット(10)の両端を環状に連結するための連結構造は、上記2つのリング(11)(11)に限定されず、バックル、スナップ等の任意の連結具を用いることができる。上記リング(11)(11)による連結は、他端部に連結具が不要であり長さ調節も容易である点が有利である。また、他端部の抜け止め部も硬質板片(12)に限定されない。例えば、ネットを折り畳んで縫製し先端部を厚くするだけでも良い。
本発明のベビースリングは、幼児を安全にだっこやおんぶする際の抱持補助具として用いられる。
本発明のベビースリングの一実施形態において、環状ネットの展開状態を示すも平面図である。 図1のベビースリングを用いてだっこした状態を示す斜視図であり、(A)は前姿、(B)は後ろ姿である。
符号の説明
1…ベビースリング
10…帯状ネット
11…リング
12…抜け止め部(硬質板片)
13…肩当たり部(ローゲージ編み地)
14…背当たり部(ハイゲージ編み地)
15…幼児保持部(ローゲージ編み地)
16…長さ調節部(ハイゲージ編み地)

Claims (2)

  1. 帯状ネットがその両端で長さ調節可能に連結されることにより環状に形成されてなり、前記帯状ネットが、その一端側から、肩当たり部、背当たり部、幼児保持部、長さ調節部の順に形成され、かつ前記肩当たり部および幼児保持部が目の粗いローゲージ編み地で形成され、前記背当たり部および長さ調節部が目の細かいハイゲージ編み地で形成されてなることを特徴とするベビースリング。
  2. 前記帯状ネットの一端部に前記長さ調節部を通して拘束する連結用リングが取り付けられ、前記長さ調節部の先端部に前記連結用リングに対する抜け止め部が設けられている請求項1に記載のベビースリング。
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