JP4716084B2 - ブラスト装置 - Google Patents

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本発明は、対象物のホーニング及び/又は除染を行うブラスト装置において、大型機器、例えば発電所設備の主タービンの動翼、静翼にブラスト媒体を投射してホーニング及び/又は除染を行うブラスト装置に関する。
大型機器、ここでは火力発電所や原子力発電所のタービンについて説明する。
火力発電所及び原子力発電所に設置される主タービンは、供給される蒸気の熱により長期間使用すると焼き付きを起こすため、原子力発電所の主タービンに関しては、その焼き付き部分にブラスト媒体を投射してホーニングと除染とを定期的に実施し、また、火力発電所の主タービンに関しては、その焼き付き部分にブラスト媒体を投射してホーニングを定期的に実施している。
このようなホーニングを行うブラスト作業は、特許文献1等に記載されているようなサンドブラスト工法により行われている。サンドブラスト工法とは、高速エアーで噴射したスチールグリット等のブラスト材を対象物に衝突させ、その衝撃力で対象物の表面をブラストする工法である。
サンドブラスト工法は、対象物に衝突したブラスト材が強力な力で跳ね返るため、作業者は鉄板等のプロテクタや防御ヘルメットを装着した重装備で作業する。また、跳ね返ったブラスト材やその粉塵の拡大飛散を防止するために、作業場は養生シートによって包囲されている。
特開平9−109029号公報
しかしながら、サンドブラスト工法により実施する従来のブラスト装置では、跳ね返ったブラスト材やその粉塵によって作業者の視界が劣悪となるために、均一なホーニングが困難で打ちむらが生じ、ブラスト過多の部分(オーバーブラスト)や繰り返し作業の必要部分(リブラスト)が発生するという問題があった。特に、主タービンは回転体であるために、不均一なホーニングを行うと回転バランスが崩れ発電に支障をきたすという欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、上記の問題を解消することにより対象物を均一にホーニングすることができるブラスト装置を提供することを目的とする。
発明は、前記目的を達成するために、対象物にブラスト媒体を投射して対象物をブラストするブラスト装置において、前記ブラスト媒体として、ブラスト材が多孔質弾性体内に包含されたブラスト媒体が使用され、前記対象物は、前記ブラスト媒体より大きい隙間を持つ床に載置されるとともに、床はホッパの上部開口部に設置され、前記ホッパには、ホッパに振動を与える加振手段が取り付けられ、前記ホッパに溜められた前記ブラスト媒体は、前記加振手段による前記ホッパの振動によってホッパの下部中央開口部に集められ、集められたブラスト媒体は、前記下部中央開口部に連結された回収手段によってホッパから回収され、前記対象物、前記床及び前記ホッパは、通気性のないシートによって包囲され、前記シートには、シートによって囲まれた作業場内のエアを排気するファンが取り付けられるとともに、ファンの排気口にはメッシュが設けられ、前記ファンは、前記作業場内の気圧を測定する第1の気圧計と、前記作業場外の気圧を測定する第2の気圧計との差圧に基づいて制御手段により前記作業場内を一定の負圧状態に維持するように駆動制御されていることを特徴としている。
発明は、前記通気性のないシートで包囲されたブラストの囲み室において、前記ブラスト媒体の噴出時、ブラスト噴出圧噴出空気量の少なくとも一方と連動して前記差圧が一定になるように前記ファンの回転数を前記制御手段によって制御することを特徴としている。
発明は、前記シートは、二重に敷設されていることを特徴としている。
本発明は、従来のサンドブラスト工法に代えて、ブラスト材が多孔質弾性体内に包含されたブラスト媒体を使用したブラスト工法を採択したことを特徴している。このブラスト媒体を高圧エアによって対象物に投射し、対象物をホーニング及び/又は除染する。
このブラスト工法によれば、ブラスト媒体が対象物に衝突するとブラスト媒体が偏平になり、包含させた対象物に直接高速で衝突する。これにより、サンドブラスト工法と同様に、対象物をブラスト材によってブラストすることができる。また、通常では空中に漂うことになる粉塵が多孔質弾性体内に取り込まれてそのまま落下するので、粉塵飛散を防止できる。また、反発力も多孔質弾性体によって吸収されるため跳ね返りはなく、よって作業者の装備も軽くすむ。また、作業環境の視界も良好となるので、対象物を盲目的にブラストを行うことにより打ちむらが生じる従来の工法と比較して、対象物全体を均一にブラストすることができる。
発明は、このようなブラスト工法の利点を生かしたブラスト装置の発明であり、このブラスト装置によれば、まず、ホッパの上部開口部に設置された床上に、対象物を載置する。次に、対象物にブラスト媒体を投射する。これにより、対象物に衝突して落下したブラスト媒体は、床の孔部を通過してホッパに溜まる。次に、ホッパに取り付けられた加振手段を駆動してホッパを振動させることにより、ホッパに溜まったブラスト媒体を、ホッパの下部中央開口部に集めていく。そして、集められたブラスト媒体を、下部中央開口部に連結された回収手段によってホッパから回収する。これにより、作業場が常にクリーンな状態に維持されるので、精度の高い作業が可能となる。
また、放射性物質により汚染された原子力発電所の例えば主タービンのホーニング及び除染を行う場合には、汚染が拡大するのを防止するために対象物、床及びホッパを通気性のないシートによって包囲している。そして、このシートには、シートによって囲まれた作業場内のエアを排気するフィルタ付きのファンが設けられている。このファンは、作業場内の気圧を測定する第1の気圧計と、作業場外の気圧を測定する第2の気圧計との差圧に基づいて制御手段により駆動制御されている。例えば、作業場内においてブラスト媒体を高圧エアとともに噴射すると、作業場内の気圧は上昇し、作業場内の汚染が漏出する虞がある。そこで、ファンを回転させることにより作業場内のエアを外部に排気し、作業場内の気圧を一定、好ましくは負圧状態に維持する。このとき、ファンにはフィルタが取り付けられているため、放射性汚染物質はフィルタにより捕集されるので、作業場内のエアを外部に排気しても問題はない。また、シートに換気ファンを設け、クリーンな外気を作業場に供給するようにしてもよい。
発明は、通気性のないシートで包囲されたブラストの囲み室において、ブラスト媒体の噴出時、そのブラスト噴出圧噴出空気量の少なくとも一方と連動して差圧が一定になるようにファンの回転数を制御手段によって制御する。
発明は、前記通気性のないシートを二重に敷設したことを特徴としている。シートによって仕切られた作業場内において、除染が完了した対象物をシートからそのまま外部に搬出するのではなく、シートを二重に敷設することにより形成される内側シートと外側シートとの間の空間を除染確認作業場として利用することができる。これにより、この除染確認作業場で除染が完了したことを確認後、対象物を外部に搬出する。
本発明に係るブラスト装置によれば、ブラスト媒体として、ブラスト材が多孔質弾性体内に包含されたブラスト媒体を使用し、使用したブラスト媒体を床を介してホッパに溜めた後、回収するようにしたので、作業場を常にクリーンな状態に維持することができる。これにより、精度の高い作業が可能となり、対象物を均一にホーニングすることが可能となる。
以下添付図面に従って、本発明に係るブラスト装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、実施の形態のブラスト装置に適用されるスポンジ状多孔質弾性体ブラスト装置(以下、スポンジブラスト装置と称する)20の全体を示した構造図である。まず、スポンジブラスト装置20を用いたスポンジブラスト工法について説明すると、この工法で使用するブラスト媒体26は、図2に示すように用途に応じて異なる材質(スチールグリット、アルミナ、スターライト、ユリア樹脂等)のブラスト材(ユリア樹脂の場合には研掃材ともいう)をスポンジ片24に包含させたものであり、このブラスト媒体26を高圧エアによって対象物の表面28に投射し、表面28の焼き付き部分等の不良部分をブラスト除去する工法である。
スポンジブラスト工法によれば、図2(A)の如くブラスト媒体26が対象物の表面28に衝突すると、図2(B)の如くブラスト媒体26が偏平になり、包含させたブラスト材22、22…が表面28に直接高速で衝突する。これにより、サンドブラスト工法と同様に、図2(C)の如く表面28をブラストすることができる。また、通常では空中に漂うことになる粉塵32、32…がスポンジ片24の中に取り込まれてそのまま落下するので、粉塵飛散も防止することができる。また、反発力もスポンジ片24によって確実に吸収されるため、ブラスト媒体26の跳ね返りは発生しない。
したがって、図3の如くスポンジブラスト装置20を取り扱う作業者34の装備36も軽くすむ。図3は、スポンジブラスト装置20のノズル38及びその近傍のホース39を作業者34が両手で把持し、対象物40に向けてブラスト媒体26を投射している図が示されている。この作業者34は、サンドブラスト工法のようにプロテクタを全身に装備する必要はなく、また、ヘルメット42についても、頭部、顔部全てを覆うフルフェイス型のヘルメットではなく、作業現場で使用する通常のヘルメットに透明アクリル板からなるフェイスプロテクタ43が取り付けられたものが使用され、いたって軽量な装備36となっている。これにより、装備の重量が軽くなるので、作業者34の労力を大幅に軽減することができる。なお、対象物として放射性汚染物質を取り扱う場合には、図3に示した軽装備ではなく、防爆装備で作業を行う。
スポンジブラスト装置20は図1の如く、スポンジブラスト供給装置50、コンプレッサ52、ノズル38、吸引機54、リサイクル分離機56及びホッパ58から構成されている。
スポンジブラスト供給装置50には、コンプレッサ52から高圧エアが供給されるとともに、ホッパ58からブラスト媒体26(図2参照)が供給される。このブラスト媒体26は、コンプレッサ52からの高圧エアによりホース39を介してエア搬送されてノズル38の先端から加工対象物40に向けて高速で投射される。そして、ブラストに使用されたブラスト媒体26は、粉塵32、32…(図2(C)参照)を取り込んだ状態でそのまま落下し、その落下位置近傍に設置された吸引口60から吸引機54に吸引され、リサイクル分離機56に送り込まれる。
リサイクル分離機56は、篩の目のサイズが大、中の2つの篩62、64が加振機66上に積み重ねられて構成される。ブラスト媒体26は、まず、目のサイズが大の篩62に送り込まれ、加振機66のバイブレータによって篩62が加振されることにより、ここで大サイズのブラスト媒体26が選別されて篩62から取り出される。また、篩62を通過したブラスト媒体26は篩64に落下し、同じくバイブレータによって加振されている篩64によって中サイズのブラスト媒体26が選別されて取り出される。篩62、64から取り去れた大、中サイズのブラスト媒体26は、そのまま使用できるためホッパ58に搬送される。また、篩64を通過した細かいブラスト媒体26は、再使用不能のため容器68に溜められて廃棄される。なお、再使用可能なブラスト媒体26は、全体の約90%である。以上がスポンジブラスト装置20の構成である。
図4は、スポンジブラスト装置20を使用して、原子力発電所の主タービンを構成する静翼70をホーニング及び除染するそのブラスト装置72が示されている。
このブラスト装置72は、内側シート74と外側シート76とからなる二重の通気性のないシート78を有し、このシート78によってグリンハウス(作業場)80が形成されている。グリンハウス80内には、静翼70を支持する架台82が設置されており、この架台82は、静翼70の円周部が載置されるV字状の支持体84と、支持体84が設置される床86と、床86を支持する柱部88、88…から構成される。
床86の孔部は、図2に示したブラスト媒体26が十分に通過する大きさに形成され、床86の下方には、床86を通過したブラスト媒体26をためるホッパ90が連結されている。すなわち、床86は、ホッパ90の上部開口部92に設置されている。また、ホッパ90には、ホッパ90に振動を与えるバイブレータ(加振手段)94が取り付けられている。このバイブレータ94によってホッパ90全体が振動されると、その振動によってホッパ90に溜められたブラスト媒体26が、ホッパ90の傾斜面に沿って下部中央開口部96に集めらる。下部中央開口部には、図1に示した吸引口(回収手段)60が連結されており、これによって、下部中央開口部96に集められたブラスト媒体26はホッパ90から回収される。
一方、シート78の各々のシート74、76には、シート74によって形成されたグリンハウス80内のエアを排気するファン100、102がそれぞれ設けられている。これらのファン100、102は、グリンハウス80内の気圧を測定する第1の気圧計104と、グリンハウス80外の気圧を測定する第2の気圧計106との差圧に基づいて、差圧が一定になるように制御部108によって駆動制御されている。
例えば、グリンハウス80内においてブラスト媒体26を高圧エアとともに噴射すると、グリンハウス80内の気圧は上昇し、グリンハウス80内の汚染が漏出する虞がある。そこで、ファン100、102を回転させることによりグリンハウス80内のエアを外部に排気し、グリンハウス80内の気圧を一定、好ましくは負圧状態に維持することができる。このとき、ファン100、102にはプレフィルタ110及びHEPAフィルタ112が積層されて取り付けられているので、グリンハウス80内の放射性汚染物質はこれらのフィルタ110、112によって捕集される。したがって、グリンハウス80内のエアを外部に排気しても問題はない。また、シート74、76に換気ファンを設け、クリーンな外気をグリンハウス80に供給するようにしてもよい。
また、図4のブラスト装置72では、シート78が内側シート74と外側シート76からなる二重のシートであるので、グリンハウス80内において、除染が完了した対象物をシート78からそのまま外部に搬出するのではなく、内側シート74と外側シート76との間の空間114を除染確認作業場として利用することができる。これにより、この除染確認作業場114で除染が完了したことを確認後、対象物を外部に搬出することができる。
次に、前記の如く構成されたブラスト装置72の作用を説明する。
まず、床86上に、静翼70を図4の如く載置する。次に、スポンジブラスト装置20を駆動し、静翼70に向けてブラスト媒体26を投射して、静翼70のホーニング及び除染を開始する。
この作業時に静翼70に衝突して落下したブラスト媒体26は、床86の孔部を通過してホッパ90に溜まる。ホッパ90はバイブレータ94によって振動されているので、ホッパ90に溜まったブラスト媒体26は、ホッパ90の下部中央開口部96に集められていく。そして、集められたブラスト媒体26は、下部中央開口部96に連結された吸引口60によって吸引され、ホッパ90から回収される。
これにより、ブラスト装置72によれば、グリンハウス80が常にクリーンな状態に維持されるので、静翼70のホーニング及び除染作業を精度よく実施できる。
図5は、放射性物質で汚染されない火力発電所の静翼70Aのブラスト装置116が示され、図4に示したブラスト装置72と同一又は類似の部材については同一の符号を付してその説明は省略する。
図5に示すブラスト装置116は、汚染防止を目的とした通気性のないシートではなく簡便なメッシュシート118によってグリンハウス80を形成している。ここで使用するメッシュシート118は、ブラスト媒体26は粉塵と比較にならないほど大きいものなので、ブラスト媒体26を通過させない大きさの目を備えた簡便なものが適用されている。ブラスト媒体26を使用した静翼70Aのホーニング、及びブラスト媒体26の回収方法は、図4に示したブラスト装置72と同一なので、ここではその説明を省略する。
図6は、放射性物質によって汚染された複雑な形状の物品120を除染・研掃(洗浄)作業するグリンハウス122を示した説明図である。このような物品120として、タービンの高温ボルトを例示できる。この高温ボルトのねじ部分を含む全体をスポンジブラスト装置20によってブラストし、除染・研掃する。
グリンハウス122は、二重のシート124、126によって包囲されて形成され、また、グリンハウス122内のエアを吸引し、グリンハウス122内の圧力をコントロールする吸引装置128がダクト130を介してグリンハウス122の近傍に設置されている。また、グリンハウス122内に位置するダクト130の吸引口132にはプレフィルタ134及びHEPAフィルタ136が積層して取り付けられてグリンハウス122内の放射性物質の漏れが防止されている。
なお、実施の形態では、多孔質弾性体としてスポンジを例示したが、これに限定されるものではなく、ゴムを発泡させた多孔質弾性体でも適用できる。
スポンジブラスト装置の全体構成図 スポンジブラストのメカニズムを説明した図 スポンジブラストの作業者装備を説明した図 原子力発電所の静翼をホーニング及び除染作業を行うためのブラスト装置の構造図 火力発電所の静翼をホーニング及び除染作業を行うためのブラスト装置の構造図 放射性汚染物質を除染・研掃作業するグリンハウスを示した説明図
符号の説明
20…スポンジブラスト装置、22…ブラスト材、24…スポンジ片、26…ブラスト媒体、28…表面、30…塗装面、34…作業者、36…装備、38…ノズル、50…スポンジブラスト供給装置、52…コンプレッサ、54…吸引機、56…リサイクル分離機、58…ホッパ、、72…ブラスト装置、74…内側シート、76…外側シート、78…シート、80…グリンハウス、82…架台、86…床、90…ホッパ、92…上部開口部、94…バイブレータ、96…下部中央開口部、100…ファン、102…ファン、104…第1の気圧計、106…第2の気圧計、110…プレフィルタ、112…HEPAフィルタ、114…除染確認作業場、116…ブラスト装置、118…メッシュシート、122…グリンハウス、128…吸引装置

Claims (3)

  1. 対象物にブラスト媒体を投射して対象物をブラストするブラスト装置において、
    前記ブラスト媒体として、ブラスト材が多孔質弾性体内に包含されたブラスト媒体が使用され、
    前記対象物は、前記ブラスト媒体より大きい隙間を持つ床に載置されるとともに、床はホッパの上部開口部に設置され、
    前記ホッパには、ホッパに振動を与える加振手段が取り付けられ、
    前記ホッパに溜められた前記ブラスト媒体は、前記加振手段による前記ホッパの振動によってホッパの下部中央開口部に集められ、集められたブラスト媒体は、前記下部中央開口部に連結された回収手段によってホッパから回収され、
    前記対象物、前記床及び前記ホッパは、通気性のないシートによって包囲され、
    前記シートには、シートによって囲まれた作業場内のエアを排気するファンが取り付けられるとともに、ファンの排気口にはメッシュが設けられ、
    前記ファンは、前記作業場内の気圧を測定する第1の気圧計と、前記作業場外の気圧を測定する第2の気圧計との差圧に基づいて制御手段により前記作業場内を一定の負圧状態に維持するように駆動制御されていることを特徴とするブラスト装置。
  2. 前記通気性のないシートで包囲されたブラストの囲み室において、前記ブラスト媒体の噴出時、ブラスト噴出圧噴出空気量の少なくとも一方と連動して前記差圧が一定になるように前記ファンの回転数を前記制御手段によって制御することを特徴とする請求項1に記載のブラスト装置。
  3. 前記シートは、二重に敷設されていることを特徴とする請求項1に記載のブラスト装置。
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