JP2007050466A - 配管外面ブラスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性がよく効率的に配管外面を研削処理することのできる配管外面ブラスト装置を提供すること。
【解決手段】ブラスト材26を噴射するノズル38及び研削に供されたブラスト材26と粉塵とを吸引する吸引口50を内蔵したブラストヘッド11を、ガイド部材14と環状部材12とによって配管P外面の長手方向及び周方向に移動可能に案内するように構成し、使用済みのブラスト材26や粉塵を吸引することができるとともに、ブラストヘッド11を容易に配管P外周面に沿って移動させることができるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明はブラスト装置に係り、特に配管の外面にブラスト材を噴射し、配管外面を研削処理して素地調整する配管外面ブラスト装置に関する。
例えば、原子力発電所の原子炉格納施設の一部である、サプレッションチェンバ内に配設されたベント管(配管)は、その外周面及び内周面が耐食性、除染性等に優れた複数の塗料を重ね塗りすることにより塗装されている。その再塗装工事は、運転開始後10年前後を目安に実施されるが、再塗装工事の事前工事として、外周面及び内周面の放射線物質を含む塗膜を研削し、塗装面を粗面化して素地調整する研削・除染作業が行われる。
従来、ベント管の内周面を研削・除染する装置はなく、外周面のみブラスト工法により実施していた。ブラスト工法とは、高速エアーで噴射したサンドやスチールグリット等のブラスト材を被加工物に衝突させ、その衝撃力で被加工物の表面を研削し粗面化する工法である(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−109029号公報
しかしながら、前述の特許文献1に記載されたようなサンドブラスト工法では、作業者がブラスト噴射ノズルを把持して加工面上を移動させる方式であるため、非効率で衛生面においても問題があった。
また、作業者が配管の周りを1周して作業することになるが、配管が横配管の場合は作業性が極度に悪く、縦配管であっても壁面に近接した配管の場合は同様に作業性が低下するという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、作業性がよく効率的に配管外面を研削処理することのできる配管外面ブラスト装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、前記目的を達成するために、配管の外面にブラスト材を噴射して前記外面を研削する配管外面ブラスト装置において、前記ブラスト材を噴射するノズル及び研削に供されたブラスト材と粉塵とを吸引する吸引口を内蔵するブラストヘッドと、前記配管外面の長手方向に沿って設けられ、前記ブラストヘッドを前記配管外面の長手方向に沿って案内するガイド部材と、少なくとも2分割された部材を結合して構成され、前記配管の外径より大径の内径を有する環状部材であって、前記配管を挿通して配置されるとともに前記ガイド部材を保持し、前記配管外面を周方向に回動することにより前記ブラストヘッドを前記配管外面の周方向に沿って案内する環状部材と、が設けられたことを特徴とする配管外面ブラスト装置を提供する。
請求項1に記載の発明によれば、ブラスト材を噴射するノズル及び研削に供されたブラスト材と粉塵とを吸引する吸引口を内蔵したブラストヘッドを、配管外面の長手方向に沿って設けられたガイド部材によって配管外面の長手方向に沿って案内するとともに、配管を挿通して配置された環状部材によって配管外面の周方向に沿って案内するので、単純な機構でブラストヘッドを容易に配管外面の長手方向及び周方向に沿って移動させることができ、クリーンな環境下で効率的に配管外面のブラスト加工を行うことができる。
また、環状部材が少なくとも2分割された部材によって構成されているので、配管への取り付け取り外しが容易である。特に配管を支持するサポート部を越えて長手方向にセット替えするときの作業性が極めて良好である。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、前記ブラストヘッドを前記配管外面の長手方向に沿って移動させる長手方向駆動手段と、前記ブラストヘッドを前記配管外面の周方向に沿って移動させる周方向駆動手段と、が設けられ、前記周方向駆動手段は、1本のガイド部材及び該1本のガイド部材と平行に設けられた1本の送りネジと、該送りネジに螺合するとともに、前記ブラストヘッドに連結された送りナットと、前記送りネジを回転駆動する駆動手段と、からなり、前記周方向駆動手段は、前記環状部材と、前記環状部材と一体に設けられた大径歯車と、 該大径歯車と噛み合わされた小径歯車と、該小径歯車を回転駆動する駆動手段と、からなることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、1本のガイド部材と駆動手段によって回転駆動される1本の送りネジとを有する長手方向駆動手段、及び、環状部材と、環状部材に設けられた大径歯車と、駆動手段によって回転駆動される小径歯車とを有する周方向駆動手段が設けられているので、単純な機構でブラストヘッドの配管外面の長手方向移動及び周方向移動を自動化することができる。
請求項3に記載の発明は、配管の外面にブラスト材を噴射して前記外面を研削する配管外面ブラスト装置において、前記ブラスト材を噴射するノズル及び研削に供されたブラスト材と粉塵とを吸引する吸引口を内蔵するブラストヘッドが設けられ、前記ブラストヘッドは、少なくとも2分割された部材を結合して構成され、前記配管の外径より大径の内径を有する環状に形成されるとともに、前記配管を挿通して配置され、前記ブラストヘッドの内径側には、前記配管の外面に当接して前記ブラストヘッドを前記配管外面の長手方向及び周方向に移動可能に案内する複数の球面転動座が設けられたことを特徴とする配管外面ブラスト装置を提供する。
請求項3に記載の発明によれば、配管を挿通して配置された環状のブラストヘッドには、配管の外面に当接する複数の球面転動座が設けられているので、単純な機構でブラストヘッドを配管外面の長手方向及び周方向に沿って移動させることができる。
また、ブラストヘッドが少なくとも2分割された部材によって構成されているので、配管への取り付け取り外しが容易である。特に配管を支持するサポート部を越えて長手方向にセット替えするときの作業性が極めて良好である。
請求項4に記載の発明は、請求項3の発明において、前記ブラストヘッドを前記配管外面の長手方向に沿って移動させる長手方向駆動手段と、前記ブラストヘッドを前記配管外面の周方向に沿って移動させる周方向駆動手段と、が設けられ、前記長手方向駆動手段は、前記配管外面の長手方向と平行に設けられた1本の送りネジと、該送りネジに螺合するとともに、前記ブラストヘッドの前記配管外面の長手方向の移動のみを拘束するように前記ブラストヘッドに連結された送りナットと、前記送りネジを回転駆動する駆動手段と、からなり、前記周方向駆動手段は、前記環状に形成されたブラストヘッドと一体に設けられた大径歯車と、前記送りナットに保持され前記大径歯車と噛み合わされた小径歯車と、該小径歯車を回転駆動する駆動手段と、からなることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、駆動手段によって回転駆動される1本の送りネジを有する長手方向駆動手段、及び、ブラストヘッドと一体に設けられた大径歯車と、エアーモータによって回転駆動される小径歯車とを有する周方向駆動手段が設けられているので、単純な機構でブラストヘッドの配管外面の長手方向移動及び周方向移動を自動化することができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1、2、3、又は4のうちいずれか1項の発明において、前記ブラスト材によって研削された配管外面の素地を照明する照明手段と、前記照明手段によって照明された前記配管外面の素地を撮像する撮像手段と、を有することを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、ブラスト後の配管外面の素地を撮像することができるので、除錆度や研削状態を観察することができ、仕上がり状態を記録に残したり、仕上がり状態を標本と比較して自動判定したりすることができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1、2、3、4、又は5のうちいずれか1項の発明において、前記ブラスト材は、研削材が多孔質弾性体内に包含されたスポンジ片状のブラスト媒体であることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、ブラスト材として研削材が多孔質弾性体内に包含されたスポンジ片状のブラスト媒体を使用する。このブラスト媒体が配管の外面に衝突するとブラスト媒体が偏平になり、混入した研削材が外面に直接高速で衝突するので、サンドブラスト工法と同様に、外面を研削することができる。また、通常のサンドブラストでは空中に漂うことになる粉塵がスポンジ片の中に取り込まれてそのまま落下するので、粉塵の飛散を大幅に低減でき、作業環境を著しく改善できる。
本発明に係る配管外面ブラスト装置によれば、ブラスト材を噴射するノズル及び研削に供されたブラスト材と粉塵とを吸引する吸引口を内蔵したブラストヘッドが配管外面の長手方向及び周方向に移動可能に案内されているので、使用済みのブラスト材や粉塵を吸引することができるとともに、単純な機構でブラストヘッドを容易に配管外周面に沿って移動させることができ、クリーンな環境下で効率的に配管外面のブラスト加工を行うことができる。
以下添付図面に従って、本発明に係る配管外面ブラスト装置の好ましい実施の形態について詳説する。本実施の形態においては、ブラスト材として研削材が多孔質弾性体内に包含されたスポンジ片状のブラスト媒体を使用したスポンジブラスト装置の例で説明する。尚、各図において同一部材には同一の番号または記号を付している。
図1は、実施の形態の配管外面ブラスト装置に適用されるスポンジブラスト装置20の基本構造を示した説明図である。まず、スポンジブラスト装置20を用いたスポンジブラスト工法について説明すると、この工法で使用するブラスト材としてのブラスト媒体26は、図2に示すように用途に応じて異なる材質(スチールグリット、アルミナ、スターライト、ユリア樹脂等)の研削材(ユニア樹脂の場合には研掃材ともいう)をスポンジ片(多孔質弾性体)24に固着させたものであり、このブラスト媒体26を高圧エアによって塗膜28に噴射し、塗膜28を研削するとともに塗装面30を粗面化して素地調整を行う工法である。
また、例えば、原子力発電所の原子炉格納施設の一部であるサプレッションチェンバ内に配設されたベント管のように、塗膜28が放射線により汚染されている場合には、ブラスト媒体26によって塗装面30を除染することができる。
スポンジブラスト工法によれば、図2(A)の如くブラスト媒体26が塗膜28に衝突すると、図2(B)の如くブラスト媒体26が偏平になり、混入した研削材22、22…が塗膜28に直接高速で衝突する。これにより、サンドブラスト工法と同様に、図2(C)の如く塗膜28を研削することができる。
また、通常のサンドブラスト工法では空中に漂うことになる粉塵32、32…がスポンジ片24の中に取り込まれてそのまま落下するので、粉塵飛散も防止することができる。また、反発力もスポンジ片24によって吸収されるため、ブラスト媒体26の跳ね返りも抑制できる。
スポンジブラスト装置20は図1の如く、スポンジブラスト供給装置34、コンプレッサ36、ノズル38、吸引機40、リサイクル分離機42及びホッパ44から構成されている。
スポンジブラスト供給装置34には、コンプレッサ36から高圧エアが供給されるとともに、ホッパ44からブラスト媒体26(図2参照)が供給される。このブラスト媒体26は、コンプレッサ36からの高圧エアによりホース46を介してエア搬送されてノズル38の先端から対象物48に向けて高速で噴射される。そして、使用済みのブラスト媒体26は、粉塵32、32…(図2(C)参照)を取り込んだ状態でそのまま落下し、その落下位置近傍に設置された吸引口50から吸引機40に吸引され、リサイクル分離機42に送り込まれる。
リサイクル分離機42は、篩の目のサイズが大、中の2つの篩52、54が加振機56上に積み重ねられて構成される。ブラスト媒体26は、まず、目のサイズが大の篩52に送り込まれ、加振機56のバイブレータによって篩52が加振されることにより、ここで大サイズのブラスト媒体26が選別されて篩52から取り出される。また、篩52を通過したブラスト媒体26は篩54に落下し、同じくバイブレータによって加振されている篩54によって中サイズのブラスト媒体26が選別されて取り出される。
篩52、54から取り出された大、中サイズのブラスト媒体26は、そのまま使用できるためホッパ44に搬送される。また、篩54を通過した細かいブラスト媒体26は、再使用不能のため容器58に溜められて廃棄される。なお、再使用可能なブラスト媒体26は、全体の約90%である。以上がスポンジブラスト装置20の基本構造である。
図3は、このスポンジブラスト装置20を使用した配管外面ブラスト装置の第1の実施形態を表す斜視図である。第1の実施形態に係わる配管外面ブラスト装置10は、ブラストヘッド11、配管Pの外周を包囲する一対の環状部材12、12、環状部材12、12に取り付けられブラストヘッド11を配管P外面の長手方向に沿って案内する2本のガイド部材14、14等で構成されている。
ブラストヘッド11は、ケーシングの内部にスポンジブラスト装置20のノズル38及び吸引口50が取り付けられている。ノズル38はフレキシブルなホース46に接続され
ており、先端から配管P外面にスポンジブラスト26を噴射する。また、吸引口50はフレキシブルなホース51に接続され、使用済みのブラスト媒体26を吸引して吸引機40を経由してリサイクル分離機42に送り込む。また、ブラストヘッド11の配管Pの外面と接触する部位には、ゴム等の弾性材からなるシール材11aが取り付けられている。
一対の環状部材12、12は、内径が配管Pの外径よりも僅かに大径に形成され、配管Pの外周に沿って周方向に回転可能であり、全体を2分割した一方の部材12Aと他方の部材12Bとからなっている。この一方の部材12Aと他方の部材12Bとを配管Pにセットし、夫々2個の掛け止め具13、13で接続するようになっている。
一対の環状部材12、12には2本のガイド部材14、14が配管Pの長手方向に向けて固定されており、ブラストヘッド11はガイド部材14、14に案内されて配管Pの外面長手方向に沿って移動可能になっている。また、ブラストヘッド11はガイド部14、14を介して一対の環状部材12、12ごと配管Pの周方向に回転可能になっている。
一対の環状部材12、12の一方にはネジ孔12aが形成され、固定ネジ15を締め込むことにより環状部材12を配管Pに固定して周方向の回転を止め、固定ネジ15を緩めることにより環状部材12の周方向回転を可能にしている。
次に、このように構成された配管外面ブラスト装置10の作用について説明する。先ず、配管Pのブラスト加工する部位に一対の環状部材12、12の一方の部材12A、12Aを装着する。次に、環状部材12、12の他方の部材12B、12Bを一方の部材12A、12Aに組み合わせ、夫々2個の掛け止め具13、13で結合して一対の環状部材12、12とし、固定ネジ15を締め込んで環状部材12、12を固定する。
ここからブラスト加工の運転に入る。先ず、ノズル38からブラスト媒体26が配管Pの外面に噴射されるとともに吸引口50から使用済みのブラスト媒体26及び粉塵が吸引される。この状態で作業者はブラストヘッド11を配管Pの外面長手方向に沿ってゆっくりと移動する。これで1列のブラスト加工が行われる。
この時、ブラストヘッド11の配管P外面に対向するケーシングの周囲にはゴム等の弾性材からなるシール材11aが取り付けられているので、ブラストヘッド11内部のブラスト媒体や粉塵が外部に噴出するのが防止されている。
次に、環状部材12を固定していた固定ネジ15をゆるめ、ブラストヘッド11を配管Pの外面周方向に沿って1列のブラスト幅分だけ回転させ、固定ネジ15を締め込む。次いで、ブラストヘッド11を配管Pの外面長手方向の先程とは逆方向に沿ってゆっくりと移動して2列目のブラスト加工を行う。このようにブラストヘッド11の配管P外面長手方向移動と周方向移動とを繰り返して、配管Pの外面全周に亘ってブラスト加工を施す。
このようにして配管Pの周方向が全てブラスト加工されると、配管外面ブラスト装置10を配管Pの長手方向の未加工位置に移動する。この時、リング部材12、12が反割れ構造になっているので、配管Pを支持するサポート部を越えて長手方向にセット替えする場合でも容易にセット替えが可能である。
なお、前述の実施の形態では、ブラストヘッド11の配管P外面長手方向移動と周方向移動とを作業者による手動の形態で説明したが、駆動機構を設け、自動で移動する形態とすることもできる。
図4、及び図5は第2の実施形態を表したもので、図4は斜視図で、図5は断面図である。第2の実施形態に係わる配管外面ブラスト装置10Aは、ブラストヘッド61そのものが配管Pの外面長手方向及び配管Pの外面周方向に沿って移動可能に構成されている。
図5に示すように、ブラストヘッド61は円筒形状をなしており、ケーシングの内部には、円周上4等分する位置で幅方向に2列の合計8個の球面転動座62、62、…が設けられている。各球面転動座62の球体62aは、弾性材62bを介して配管Pの外面に当接され、ブラストヘッド61は配管Pの外面長手方向及び周方向に移動可能に支持されている。
また、ブラストヘッド61は、全体を2分割した一方の部材61Aと他方の部材61Bとからなっている。この一方の部材61Aと他方の部材61Bとを配管Pにセットし、幅方向に2個、その対向位置に2個、合計4個の掛け止め具13、13、…で結合するようになっている。
ブラストヘッド61のケーシングの内部には、スポンジブラスト装置20のノズル38及び吸引口50が取り付けられている。ノズル38はフレキシブルなホース46に接続されており、先端から配管P外面にスポンジブラスト26を噴射する。また、吸引口50はフレキシブルなホース51に接続され、使用済みのブラスト媒体26を吸引して吸引機40を経由してリサイクル分離機42に送り込む。
ノズル38及び吸引口50と対向する位置には、固定用のエアーシリンダ63が取り付けられている。この固定用のエアーシリンダ63は、例えば、作業の途中で一旦作業を停止する時の現位置確保等に用いる。また、ブラストヘッド61の配管Pの外面と接触する部位には、ゴム等の弾性材からなるシール材61aが取り付けられている。
更に、ブラストヘッド61のケーシング内には、研削された配管P外面の素地を照明する照明手段92と、照明手段92によって照明された配管P外面の素地を撮像する撮像手段91が設けられており、ブラスト後の配管P外面の素地を撮像し、除錆度や研削状態を観察することができる。また、仕上がり状態を記録に残したり、仕上がり状態を標本と比較して判定することもできる。
また、前述したように、ブラストヘッド61が2分割されているので、長い配管Pを支持するサポート部を越えた長手方向にセット替えする場合でも、ブラストヘッド61を分割して行うことができるので、容易にセット替えすることができるようになっている。
この第2の実施形態の場合も、ブラストヘッド11の配管P外面長手方向移動と周方向移動とを作業者による手動の形態で説明したが、駆動機構を設け、自動で移動する形態としてもよい。
図6は第3の実施形態を表した斜視図である。第3の実施形態に係わる配管外面ブラスト装置10Bは、ブラストヘッド71、ベース板78、ブラストヘッド71を配管Pの外面長手方向に沿って移動させる長手方向駆動手段74、ブラストヘッド71を配管Pの外面周方向に沿って移動させる周方向駆動手段77、及び各部の動作を制御する図示しない制御手段等で構成されている。
ブラストヘッド71は、ケーシングの内部にスポンジブラスト装置20のノズル38及び吸引口50が取り付けられている。ノズル38はフレキシブルなホース46に接続され
ており、先端から配管P外面にスポンジブラスト26を噴射する。また、吸引口50はフレキシブルなホース51に接続され、使用済みのブラスト媒体26を吸引して吸引機40を経由してリサイクル分離機42に送り込む。
また、ブラストヘッド71の配管Pの外面と接触する部位には、ゴム等の弾性材からなるシール材71aが取り付けられている。更に、ブラストヘッド71のケーシング内には、撮像手段91と照明手段92が取り付けられている。
長手方向駆動手段74は、図6に示すように、後述する一対の環状部材72、72に取り付けられた1本のガイド部材73、送りネジ74A、送りネジ74Aと螺合するとともにブラストヘッド71に連結された送りナット76、送りネジ74Aを回転駆動する駆動手段である防爆型動力機としてのエアーモータ75A等で構成されている。エアーモータ75Aで送りネジ74Aを往復回転させることにより、ブラストヘッド71を配管Pの外面長手方向に沿って往復移動させることができる。
周方向駆動手段77は、図6に示すように、一対の環状部材72、72、一対の環状部材72、72の夫々外周に形成された大径歯車72G、72G、ベース板78に取り付けられた軸77A、軸77Aに固定され大径歯車72G、72Gに夫々噛み合う小径歯車77G、77G、軸77Aを回転駆動する駆動手段である防爆動力機としてのエアーモータ75B等で構成されている。
エアーモータ75Bで軸77Aを往復回転させることにより、小径歯車77G、77G、大径歯車72G、72G、長手方向駆動手段74等を介してブラストヘッド71を配管Pの外面周方向に沿って往復移動させることができる。
環状部材72は、内径が配管Pの外径よりも僅かに大径に形成されており、全体を2分割した一方の部材72Aと他方の部材72Bとからなっている。この一方の部材72Aと他方の部材72Bとを配管Pにセットし、2個の掛け止め具13、13で結合するようになっている。
ベース板78の両端側にはV字切り欠きを有したマグネット台79、79が取り付けられており、マグネット台79のレバー79aを切り替えることによりベース板78を配管Pの外面に着脱することができるようになっている。
また、前述したように、環状部材72が2分割されているので、長い配管Pを支持するサポート部を越えた長手方向にセット替えする場合でも、環状部材72を分割して行うことができるので、容易にセット替えすることができるようになっている。
次に、このように構成された配管外面ブラスト装置10Bの作用について説明する。先ず、配管Pのブラスト加工する部位に一対の環状部材72、72の一方の部材72A、72Aを装着する。この時ブラストヘッド71及び長手方向駆動手段74を一方の部材72A、72Aに取り付けたままで行う。次に、環状部材72、72の他方の部材72B、72Bを一方の部材72A、72Aに組み合わせ、夫々2個の掛け止め具13、13で結合して一対の環状部材72、72とする。
次に、ベース板78に取り付けられた小径歯車77G、77Gが夫々大径歯車72G、72Gと噛み合うようにベース板78のマグネット台79、79を配管P外面に当接させ、マグネット台79のレバー79aを切り替えてベース板78を配管Pの外面に固定する。
これで配管外面ブラスト装置10Bの配管Pへのセットが完了し、次に制御手段によって各部の動作が制御され、ブラスト加工の自動運転に入る。先ず、ノズル38からブラスト媒体26が配管Pの外面に噴射されるとともに吸引口50から使用済みのブラスト媒体26及び粉塵が吸引される。また、これと平行してエアーモータ75Aによって送りネジ74Aが回転駆動され、ブラストヘッド71が配管Pの外面長手方向に沿って移動される。
この時、ブラストヘッド71の配管P外面に対向する部位にはゴム等の弾性材からなるシール材71aが取り付けられているので、ブラストヘッド71内部のブラスト媒体や粉塵が外部に噴出するのが防止されている。 また、ブラストヘッド71が長手方向に移動中は、リング部材72、72はエアーモータ75Bのホールディングトルクによって周方向の回転が抑止されている。
また、長手方向のストロークエンドには、図示しない終端センサが設けられており、ブラストヘッド71の長手方向ストロークエンドを検出する。長手方向のストロークエンドが検出されると、次にエアーモータ75Bによって小径歯車77G、77Gが所定角度回転され、ブラストヘッド71は一対のリング部材72、72ごと配管Pの周方向に所定量回転される。この回転量は周方向のブラスト幅に応じて設定される。
周方向の回転が終了すると、ブラストヘッド71はエアーモータ75Aの逆回転により
配管Pの外面長手方向に沿ってブラスト加工しながら逆方向にストロークエンドまで移動される。こちら側のストロークエンドにも終端センサが設けられており、ストロークエンドが検出される。
逆方向のストロークエンドが検出されると、ブラストヘッド71は更に配管Pの周方向に所定量回転され、この動作が繰り返される。このようにして配管Pの周方向が全てブラスト加工されると、配管外面ブラスト装置10Bを配管Pの長手方向の未加工位置に移動する。この時、環状部材72、72が反割れ構造になっているので、配管Pを支持するサポート部を越えて長手方向にセット替えする場合でも容易にセット替えが可能である。
また、ブラストヘッド71の内部には、研削された配管P外面の素地を照明する照明手段92と、照明手段92によって照明された配管P外面の素地を撮像する撮像手段91が設けられているので、ブラスト後の配管P外面の素地を撮像し、除錆度や研削状態を観察する。また、仕上がり状態を記録に残したり、仕上がり状態を標本と比較して自動判定してもよい。
次に、第4の実施形態について説明する。図7、及び図8は第4の実施形態を表したもので、図7は斜視図で、図8は断面図である。第4の実施形態に係わる配管外面ブラスト装置10Cは、ブラストヘッド81、ベース板85、ブラストヘッド81を配管Pの外面長手方向に沿って移動させる長手方向駆動手段82、ブラストヘッド81を配管Pの外面周方向に沿って移動させる周方向駆動手段83、及び各部の動作を制御する図示しない制御手段等で構成されている。
図8に示すように、ブラストヘッド81のケーシングの内部には、円周上4等分する位置で長手方向に2列の合計8個の球面転動座62、62、…が設けられている。各球面転動座62の球体62aは、弾性材62bを介して配管Pの外面に当接され、ブラストヘッド81は配管Pの外面長手方向及び周方向に移動可能に支持されている。また、ブラストヘッド81の一方の端面側には大径歯車81Gが形成されている。
また、ブラストヘッド81は、全体を2分割した一方の部材81Aと他方の部材81Bとからなっている。この一方の部材81Aと他方の部材81Bとを配管Pにセットし、2個の掛け止め具13、13で結合するようになっている。
ブラストヘッド81のケーシングの内部には、スポンジブラスト装置20のノズル38及び吸引口50が取り付けられている。ノズル38はフレキシブルなホース46に接続されており、先端から配管P外面にスポンジブラスト26を噴射する。また、吸引口50はフレキシブルなホース51に接続され、使用済みのブラスト媒体26を吸引して吸引機40を経由してリサイクル分離機42に送り込む。
また、ブラストヘッド81の配管Pの外面と接触する部位には、ゴム等の弾性材からなるシール材81aが取り付けられている。更に、ブラストヘッド81のケーシング内には、撮像手段91と照明手段92が取り付けられている。
長手方向駆動手段82は、図7に示すように、ベース板85に取り付けられた送りネジ82A、送りネジ82Aと螺合するとともにブラストヘッド81に連結された送りナット84、送りネジ82Aを回転駆動する駆動手段である防爆動力としてのエアーモータ75D等で構成されている。
送りナット84は、後述するブラストヘッド81の大径歯車81Gの側面を2個のボール84A、84Aで挟持するとともに、底面がベース板85に接触して周り止めの作用をなし、エアーモータ75Dで送りネジ82Aを往復回転させることにより、ブラストヘッド81を配管Pの外面長手方向に沿って往復移動させることができる。
周方向駆動手段83は、図7に示すように、ブラストヘッド81と一体で形成された大径歯車81G、送りナット84に取り付けられた軸83A、軸83Aに固定され大径歯車81Gに噛み合う小径歯車83G、軸83Aを回転駆動する駆動手段である防爆動力としてのエアーモータ75C等で構成されている。
エアーモータ75Cで軸83Aを往復回転させることにより、小径歯車83G、大径歯車81Gを介してブラストヘッド81を配管Pの外面周方向に沿って往復移動させることができる。また、ブラストヘッド81が長手方向に移動中は、エアーモータ75Cのホールディングトルクによって周方向の回転が抑止されている。
ベース板85の両端側にはV字切り欠きを有したマグネット台86、86が取り付けられており、マグネット台86のレバー86aを切り替えることによりベース板85を配管Pの外面に着脱することができるようになっている。
また、前述したように、ブラストヘッド81が2分割されているので、長い配管Pを支持するサポート部を越えた長手方向にセット替えする場合でも、ブラストヘッド81を分割して行うことができるので、容易にセット替えすることができるようになっている。
以上説明したように、本発明の配管外面ブラスト装置によれば、配管外面を作業性よく効率的に研削処理することができる。
なお、前述した実施の形態では、ブラスト材として研削材が多孔質弾性体内に固着されたスポンジ片状のブラスト媒体26を使用したスポンジブラスト装置20の例で説明したが、本発明はこれに限らず、スチールグリット等のブラスト材22を媒体に包含させずにそのまま噴射するスチールグリットブラストやサンドを噴射するサンドブラストに適用させても大きな効果を得ることができる。
また、ブラストヘッドを配管Pの長手方向に移動させる長手方向駆動手段74、82の機構として送りネジ74A,82A及び送りナット76、84を用いたが、ラック・ピニオン機構等その他既知の機構を用いることができる。また、周方向駆動手段77、83として大径歯車72G、81Gと小径歯車77G、83Gを用いたが、ベルト機構等その他既知の機構を用いることができる。更に、駆動手段としてエアを動力としたエアーモータを用いたが、防爆型の電動機を用いることもできる。
スポンジブラスト装置の基本構成を示した説明図 スポンジブラストのメカニズムを説明した図 本発明の第1の実施形態に係る配管外面ブラスト装置を表す斜視図 本発明の第2の実施形態に係る配管外面ブラスト装置を表す斜視図 本発明の第2の実施形態に係る配管外面ブラスト装置を表す断面図 本発明の第3の実施形態に係る配管外面ブラスト装置を表す斜視図 本発明の第4の実施形態に係る配管外面ブラスト装置を表す斜視図 本発明の第4の実施形態に係る配管外面ブラスト装置を表す断面図
符号の説明
10・10A・10B・10C…配管外面ブラスト装置、11・61・71・81…ブラストヘッド、12・72…環状部材、14・73…ガイド部材、22…研削材、24…スポンジ片(多孔質弾性体)、26…ブラスト媒体(ブラスト材)、38…ノズル、50…吸引口、62…球面転動座、74・82…長手方向駆動手段、75A・75B・75C・75D…エアーモータ(駆動手段)、72G・81G…大径歯車、74A・82A…送りネジ、76・84…送りナット、77・83…周方向駆動手段、77G・83G…小径歯車、91…撮像手段、92…照明手段、P…配管

Claims (6)

  1. 配管の外面にブラスト材を噴射して前記外面を研削する配管外面ブラスト装置において、
    前記ブラスト材を噴射するノズル及び研削に供されたブラスト材と粉塵とを吸引する吸引口を内蔵するブラストヘッドと、
    前記配管外面の長手方向に沿って設けられ、前記ブラストヘッドを前記配管外面の長手方向に沿って案内するガイド部材と、
    少なくとも2分割された部材を結合して構成され、前記配管の外径より大径の内径を有する環状部材であって、前記配管を挿通して配置されるとともに前記ガイド部材を保持し、前記配管外面を周方向に回動することにより前記ブラストヘッドを前記配管外面の周方向に沿って案内する環状部材と、
    が設けられたことを特徴とする配管外面ブラスト装置。
  2. 前記ブラストヘッドを前記配管外面の長手方向に沿って移動させる長手方向駆動手段と、
    前記ブラストヘッドを前記配管外面の周方向に沿って移動させる周方向駆動手段と、が設けられ、
    前記周方向駆動手段は、1本のガイド部材及び該1本のガイド部材と平行に設けられた1本の送りネジと、該送りネジに螺合するとともに、前記ブラストヘッドに連結された送りナットと、前記送りネジを回転駆動する駆動手段と、からなり、
    前記周方向駆動手段は、前記環状部材と、前記環状部材と一体に設けられた大径歯車と、 該大径歯車と噛み合わされた小径歯車と、該小径歯車を回転駆動する駆動手段と、からなることを特徴とする請求項1に記載の配管外面ブラスト装置。
  3. 配管の外面にブラスト材を噴射して前記外面を研削する配管外面ブラスト装置において、
    前記ブラスト材を噴射するノズル及び研削に供されたブラスト材と粉塵とを吸引する吸引口を内蔵するブラストヘッドが設けられ、
    前記ブラストヘッドは、少なくとも2分割された部材を結合して構成され、前記配管の外径より大径の内径を有する環状に形成されるとともに、前記配管を挿通して配置され、
    前記ブラストヘッドの内径側には、前記配管の外面に当接して前記ブラストヘッドを前記配管外面の長手方向及び周方向に移動可能に案内する複数の球面転動座が設けられたことを特徴とする配管外面ブラスト装置。
  4. 前記ブラストヘッドを前記配管外面の長手方向に沿って移動させる長手方向駆動手段と、
    前記ブラストヘッドを前記配管外面の周方向に沿って移動させる周方向駆動手段と、が設けられ、
    前記長手方向駆動手段は、前記配管外面の長手方向と平行に設けられた1本の送りネジと、該送りネジに螺合するとともに、前記ブラストヘッドの前記配管外面の長手方向の移動のみを拘束するように前記ブラストヘッドに連結された送りナットと、前記送りネジを回転駆動する駆動手段と、からなり、
    前記周方向駆動手段は、前記環状に形成されたブラストヘッドと一体に設けられた大径歯車と、前記送りナットに保持され前記大径歯車と噛み合わされた小径歯車と、
    該小径歯車を回転駆動する駆動手段と、からなることを特徴とする請求項3に記載の配管外面ブラスト装置。
  5. 前記ブラスト材によって研削された配管外面の素地を照明する照明手段と、
    前記照明手段によって照明された前記配管外面の素地を撮像する撮像手段と、
    を有することを特徴とする請求項1、2、3、又は4のうちいずれか1項に記載の配管外面ブラスト装置。
  6. 前記ブラスト材は、研削材が多孔質弾性体内に包含されたスポンジ片状のブラスト媒体であることを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5のうちいずれか1項に記載の配管外面ブラスト装置。
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