JPH07251377A - サンドブラスト装置及びそれに用いるブラスト室拡張用カバー - Google Patents

サンドブラスト装置及びそれに用いるブラスト室拡張用カバー

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JPH07251377A
JPH07251377A JP7010994A JP7010994A JPH07251377A JP H07251377 A JPH07251377 A JP H07251377A JP 7010994 A JP7010994 A JP 7010994A JP 7010994 A JP7010994 A JP 7010994A JP H07251377 A JPH07251377 A JP H07251377A
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cabinet
blast chamber
blast
cover
opening
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JP7010994A
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Keisaku Omasa
圭作 大政
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AASU GIKEN KK
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AASU GIKEN KK
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャビネットの高さを変えることなく、ブラ
スト室の横幅を拡張することができオートバイのフレー
ム等の長尺物等も収容できる低原価で生産性、汎用性に
優れたサンドブラスト装置の提供を目的とする。 【構成】 ブラスト室2aと逆錐台状のホッパー部2b
を有するキャビネット2と、ブラスト室2aの少なくと
も一側壁部に開口された開口部4aと、開口部4aの外
側に延設されたブラスト室拡張用カバー25と、ブラス
ト室2aに配設された作業台8と、ブラスト室2a内を
透視するための作業用透視窓6と、キャビネット2に装
設された開閉扉5の側部等に1以上配設された開閉駆動
部5aと、ホッパー部2bの底部に形成された係合部2
5′dと、係合部25′dに脱着自在に係合される研磨
材等を収納する研磨材収納容器11と、を備えたサンド
ブラスト装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はキャビネット本体内で圧
縮空気等を用いて砂等の粒状の研磨材を被加工物に噴射
して表面加工等を行うサンドブラスト装置及びそれに用
いるブラスト室拡張用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種金型の研掃、熱処理品のスケ
ール落とし、エンジン部品等の再生等を目的とした各種
のサンドブラスト装置が開発されている。例えば、特
開平4−87772号公報には研磨材の回収能力を向上
させたブラスト加工装置が、実開平4−60661号
公報にはキャビネット内に被加工物を収納するタンブラ
を有するエアブラスト装置が開示されている。また、そ
の他にも操作者がキャビネットの外からブラスト用の手
袋を介して被加工物に研磨材を噴射するスタンドアロン
タイプのサンドブラスト装置等が広く知られている。し
かしながら上記従来のサンドブラスト装置では、自動車
のエンジン本体等のブラストを行う場合、キャビネット
に配設された被加工物の搬出入部が小さすぎてエンジン
本体を収容することができないという問題点があった。
また、単に搬出入部を大きくしただけでは扉が大型にな
り重量も増大し、容易に扉の開閉ができないばかりでな
く開閉時にバランスをくずして転倒したり、重い扉で手
を挟む等、安全性に欠けるという問題点があった。更
に、研磨材の回収や交換を行う場合、ホッパー部からの
研磨材の抜き取り作業やホッパー部への投入作業が煩雑
で作業性に欠けるという問題点があった。加えて、ブラ
スト作業中に被加工物に噴射した研磨材やブラストされ
た錆等が作業用透視窓に飛散し硬質ガラス等の内側を傷
つけ、短期間でキャビネット内の透視性が低下するため
に作業性が著しく低下したり、また高価な硬質ガラス等
を頻繁に交換しなければならないので保守費がかかると
いう問題点を有していた。キャビネットの天板部等に配
設された照明部の照射窓のキャビネット側も同様に飛散
した研磨材等で傷つきキャビネット内の照度が低下し作
業性に欠けるという問題点を有していた。そこで、本発
明者は上記従来の問題点を解決すべく鋭意検討した結
果、安全で、かつ容易に開閉できる大型の扉を有し、小
物部品から自動車のエンジン本体等の大型の被加工物ま
で収容でき、研磨材の回収及び交換作業が簡単で、かつ
作業用透視窓や照射窓のガラス等が傷つきにくく低原価
で量産性に優れたサンドブラスト装置を完成し実願平5
−52287号として実用新案登録出願を行った。
【0003】以下に実願平5−52287号に開示した
サンドブラスト装置について説明する。図5は実願平5
−52287号に開示したサンドブラスト装置の全体斜
視図である。1′は従来のサンドブラスト装置の本体、
2は被加工物を収納するブラスト室2aとブラスト室2
aの底部に開設された逆円錐台状又は逆角錐台状に形成
され底部が開口したホッパー部2bとを備えたキャビネ
ット、3は本体1′の下部四方に配設され、キャビネッ
ト2を支持するための脚部、3aは脚部3の端部に回動
自在に軸着されたキャスタ、4はキャビネット2の両側
部の開口部4aに開閉自在に蝶着され、被加工物等を搬
出入するための側部扉、5はブラスト室2aに車のエン
ジン本体等の大型の被加工物でも搬出入できるようにキ
ャビネット2の前面一杯に開口した搬出入部に装設され
た跳ね上げ式の開閉扉、5aは開閉扉5の開閉がスムー
ズにできるように開閉扉5の両側部に配設されたコイル
バネやガスダンパ等からなる開閉駆動部、6は開閉扉5
に配設された作業用透視窓、7は開閉扉5に装着された
ブラスト用手袋、8はキャビネット2内側に配設され、
大型の被加工物でも耐えられるように支持部材(図示せ
ず)を横架して強度重視の設計がされたメッシュ状の作
業台、9は重量物でもいろんな角度からブラスト処理が
できるように脱着自在な大型のターンテーブル、10は
キャビネット2の開口した底部に螺状に形成された係合
部、11はホッパー部2bの底部に形成された係合部1
0に脱着自在に螺着されたカートリッジ式の研磨材収納
容器、12は被加工物に研磨材を噴射するためのブラス
トガン、13は被加工物やブラスト室2aの内部を清掃
するためのエアガン、14はキャビネット2の天板部に
配設された照明部、15はキャビネット2の前面中段に
配設された操作パネル、15aはブラストガン12及び
エアガン13に送給する圧縮空気の圧力を調整するため
の調圧弁、15bは調圧弁15aの圧力値を示す圧力
計、15cは照明部14のON/OFFを行うための照
明スイッチ、15dは集塵機用コンセント16に電源を
供給するための集塵機用スイッチ、15eは集塵機用電
源のヒューズ、17はコンプレッサ(図示せず)からの
圧縮空気を清浄するためのエアフィルタ、18はブラス
トガン12への圧縮空気を断続するための電磁弁19を
ON/OFFするためのフットスイッチ、20はコンプ
レッサからエアフィルタ17に圧縮空気を送給するため
の高圧送給管、21は調圧弁15aで調圧後の圧縮空気
をエアガン13に送給するための高圧送給管、22は電
磁弁19からブラストガン12に圧縮空気を送給する高
圧送給管、23は研磨材収納容器11からブラストガン
12に研磨材を送給するための研磨材送給管、24は集
塵機(図示せず)を接続するための集塵機用接続口であ
る。
【0004】以上のように構成されたサンドブラスト装
置について、以下その動作について説明する。操作者は
被加工物の仕上げの程度に応じた研磨材が入ったカート
リッジ式の研磨材収納容器11をキャビネット2の底部
に形成された係合部10に螺着する。次に、被加工物を
キャビネット2内に搬入し、作業台8に載上して、開閉
扉5を閉める。操作者はキャビネット2前面からブラス
ト用手袋7に手を挿入し、このブラスト用手袋7を介し
て、ブラストガン12を用いて被加工物に研磨材を噴射
してブラスト作業を行う。ブラストガン12からの研磨
材の噴射の制御はフットスイッチ18でブラストガン1
2に送給される圧縮空気の送給を断続することによって
行う。つまり、コンプレッサ(図示せず)からの圧縮空
気は常時高圧送給管20を介してエアフィルタ17に供
給される。エアフィルタ17で清浄された圧縮空気は調
圧弁15aで所定の圧力に調整された後、2系統に分か
れ、一方は高圧送給管21を介してキャビネット2内の
エアガン13に送給される。他方は電磁弁19,高圧送
給管22を介してキャビネット2内のブラストガン12
に送給される。通常ブラスト用の圧縮空気は電磁弁19
で遮断されており、フットスイッチ18を踏むと電磁弁
19が開き圧縮空気は高圧送給管22を介しブラストガ
ン12に送給される。また、ブラストガン12には研磨
材収納容器11から研磨材送給管23も挿着されてお
り、研磨材はブラストガン12から噴射される圧縮空気
による負圧によって吸引され、研磨材送給管23を介し
てブラストガン12に送給されて噴射される。被加工物
への研磨材の噴射圧は操作パネル15に設けられた調圧
弁15aによって圧力計15bを見ながらコントロール
する。操作者はキャビネット2の所定部に配設された作
業用透視窓6から被加工物の仕上げの状態を透視しなが
ら上記作業を行う。一方、被加工物に噴射された研磨材
はブラストされた錆等と共に作業台8の孔部を通して落
下し、キャビネット2の下方のホッパー部2bの底部に
螺着された研磨材収納容器11に自然堆積される。この
自然堆積された研磨材等は研磨材送給管23を介してブ
ラストガン12に循環送給され、被加工物に再噴射され
る。また、ブラスト作業によって発生した粉塵はキャビ
ネット2の内側上方に配設された吸込口(図示せず)か
ら吸入されて集塵機用接続口24を介して別途用意した
集塵機(図示せず)に排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、従来のサンドブラスト装置に比べ、自動車
のエンジン等の大型の被加工物まで収容でき、研磨材の
回収及び交換作業が簡単で、低原価で安全性、作業性等
に著しく優れるものであるが、オートバイのフレーム等
の長尺物を収容するにはキャビネットの横幅が足らない
という問題点があった。また、単にキャビネットの横幅
を広くすると、ホッパー部の研磨材を自然落下させるた
めの傾斜角(安息角)が一定以上必要なためにキャビネ
ットの高さも高くなり、結果としてキャビネット全体を
大型化しなければならないという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、キャビネットの側壁部にブラスト室を拡張するため
にキャビネットの少なくとも一側壁部の開口部の外側に
延設されたブラスト室拡張用カバー部を設ける簡単な構
造でキャビネットの高さを変えることなく、ブラスト室
の横幅を拡張することでき、オートバイのフレーム等の
長尺物等も収容できる低原価で生産性、汎用性に優れた
サンドブラスト装置の提供、及びキャビネットの側壁部
に脱着自在に装着して、ブラスト室を必要に応じて拡張
できるブラスト室拡張用カバーを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のサンドブラスト装置及びそれに用いるブラス
ト室拡張用カバーは以下の構成を有している。すなわ
ち、請求項1に記載のサンドブラスト装置は、被加工物
を収納し前記被加工物にブラスト処理を行うためのブラ
スト室と前記ブラスト室の底部に開設された逆錐台状の
ホッパー部を有するキャビネットと、前記キャビネット
の前記ブラスト室の少なくとも一側壁部に開口された開
口部と、前記ブラスト室を拡張するために前記開口部の
外側に延設されたブラスト室拡張用カバーと、前記ブラ
スト室に配設された作業台と、前記キャビネットの所定
部に配設された前記ブラスト室内を透視するための作業
用透視窓と、前記ブラスト室に前記被加工物を搬出入す
るため前記キャビネットに装設された開閉扉の側部等に
1以上配設された開閉駆動部と、前記キャビネットの前
記ホッパー部の底部に形成された係合部と、前記係合部
に前記キャビネット内と連通して脱着自在に係合される
研磨材等を収納する研磨材収納容器と、を備えた構成を
有している。請求項2に記載のサンドブラスト装置は、
請求項1において、前記ブラスト室拡張用カバーが前記
キャビネットの側壁部に脱着自在に係合又は係止されて
いる構成を有している。請求項3に記載のサンドブラス
ト装置は、請求項1乃至2の内いずれか1において、前
記ブラスト室拡張用カバーの容体部のカバー底部及び/
又は前記キャビネットのホッパー部の外壁部に装設され
た振動部を備えた構成を有している。請求項4に記載の
ブラスト室拡張用カバーは、係止部又は係合部を有する
縁部と、前記縁部に延設された容体部と、を備えた構成
を有している。請求項5に記載のブラスト室拡張用カバ
ーは、請求項4において、前記縁部の前面に積層された
弾性体からなるシーリング材を備えた構成を有してい
る。請求項6に記載のサンドブラスト装置は、請求項1
乃至5の内いずれか1において、前記ブラスト室拡張用
カバーの前記容体部のカバー底部が前記キャビネットの
内側方向に傾斜角度が5〜80°,好ましくは20〜6
0°に傾斜して形成されている構成を有している。
【0008】ここで、作業用透視窓の内面には透明なポ
リオレフィンやポリ塩化ビニル等のシートやフィルムを
脱着自在に被着するのが好ましい。これらのシートやフ
ィルムが飛散してくる硬質の研磨材の緩衝材として働
き、透視窓のキズつきを防止できる。ブラスト室拡張用
カバーとしては、木製,金属製,又は射出成形等で製造
された合成樹脂製等の箱状又は柔軟で機械的強度に優れ
たポリオレフィン,ポリエステル,ポリアミド,ポリア
クリロニトリル,ポリビニルアルコール,ポリユリア,
ポリウレタン,ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,
等の合成樹脂製若しくは瀘布等の布製の袋状に形成され
たものが用いられる。キャビネットの側壁部の開口部に
脱着自在に螺子やボルト等で螺着して係止又は係合する
ようにすると非稼働時や移送時に取り外すことができ、
省スペース化が図れるので好ましい。尚、ブラスト室拡
張用カバーは後部をキャビネットと蝶番構造で開閉自在
に配設してもよい。尚、側部扉を外し、その代わりに該
拡張用カバーを取り付けてもよい。長尺の被加工物のブ
ラスト室での設置を容易にすることができ、作業性を向
上させることができる。ブラスト室拡張用カバーは、被
加工物の大きさ(長さ)に合わせて交換できるようにし
てもよい。また、大型の箱状のブラスト室拡張用カバー
の場合は、ブラスト処理がし易いようにブラスト用手袋
を設けてもよい。ブラスト室拡張用カバーには被加工物
の研磨状態が確認し易いように容体を透明な合成樹脂製
とするか、木製,金属製の場合は作業用透視窓や照明部
を設けると作業性を向上させるので好ましい。尚、透明
な合成樹脂製とした場合や作業用透視窓には、その内側
に軟質の透明な合成樹脂製シートやフィルムを被着又は
積層するとその弾力性により緩衝材として働き研磨材等
により該窓や照明部に傷がつくのを防止できるので好ま
しい。また、ブラスト室拡張用カバーの底部の傾斜角度
は5〜80°,好ましくは20〜60°に傾斜して形成
されるのが好ましい。噴射した研磨材等が該カバー部に
堆積するのを防止するため研磨材の安息角を考慮して作
製されるのが作業性を向上させるので好ましい。また、
ブラスト室拡張用カバーが柔軟な袋状の場合は、非稼働
時にはキャビネット内にそのまま折り畳んで収納できる
ので毎回取り外す必要がなく作業性を向上させることが
でき好ましい。シーリング材用の弾性体としては、天然
ゴム,合成ゴム,シリコン,発泡体,軟質な合成樹脂,
コルク等の板状物が用いられる。キャビネットの側壁部
と容袋部の縁部を密着させ研磨材の漏れを防止し、作業
環境の劣化を防ぐためである。弾性体の厚みは1〜8m
m,好ましくは0.5〜3mmに形成されるのが好まし
い。ブラスト室拡張用カバーをキャビネットの開口部に
係止する際に、該カバーの縁部の破損を防止するためで
ある。厚みが厚くなりすぎると、シーリング材に研磨材
がたまるので好ましくない。ブラスト室拡張用カバーの
キャビネットへの係合又は係止手段としては、脱着自在
なビス等による螺着式や脱着可能な蝶着構造等を用いる
と簡単な構造でキャビネットへの脱着が容易で作業性を
向上させることができるので好ましい。尚、サンドブラ
スト装置の用途によっては、ブラスト室拡張用カバーは
溶接したり接着剤で接着して固定してもよい。振動部
は、必要に応じてブラスト室拡張用カバーのカバー底部
及び/又はキャビネットのホッパー部の外壁面に装設さ
れ、該カバーやホッパー部に振動を与えて研磨材が堆積
するのを防止する。振動部としては、ハンマ方式の他に
電磁式やエアー式の振動装置等が用いられる。電磁式や
エアー式の場合は、フットスイッチと組み合わせること
により作業性を向上させることができる。
【0009】
【作用】この構成によって、キャビネットの開閉扉の所
定部にガスダンパ等の自在式開閉駆動部を配設している
ので、重量の重い大型の開閉扉もスムーズに安全でかつ
容易に開閉することができ、小物物品は勿論のことエン
ジン本体等の大型の被加工物も簡単に出し入れすること
ができる。また、キャビネットのホッパー部の底部の研
磨材収納容器が脱着自在のカートリッジ式になっている
ので研磨材の回収や交換を簡単に行うことができ、作業
性を向上させることができる。また研磨材の大部分は常
時研磨材収納容器に収納されており回収や交換時にキャ
ビネット内に残ることがないので、他の研磨材と混ざる
ことがなく均一で高品質のブラスト処理を行うことがで
きる。キャビネットの側壁部が外側に突出したブラスト
室拡張用カバーを有しているので、キャビネット全体を
大型化しなくてもキャビネットの横幅を実質的に拡大す
ることができる。ブラスト室拡張用カバーは必要に応じ
て簡単に脱着できるので、非稼働時には取り外して又は
そのまま折り畳んでキャビネット内に収納できるので、
装置全体の省スペース化を図ることができる。ブラスト
室拡張用カバーの場合底部がキャビネットのホッパー部
と略同程度に内側に傾斜しているので、噴射した研磨材
等が堆積するのを防止することができる。万一、研磨材
が堆積してもブラスト室拡張用カバーのカバー底部及び
/又はキャビネットのホッパー部に振動を与える振動部
を備えているので、研磨材の堆積を略完全に防止するこ
とができる。また、柔軟な袋状のブラスト室拡張用カバ
ーの場合、その端部を持ち上げて傾斜させるだけで研磨
材をキャビネット内に落下させることができる。また、
空袋部の縁部に弾性体を備えているので、キャビネット
の側壁部に密着してキャビネットの側壁部との当接面か
ら研磨材が漏れるのを防止することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1実施例におけるサンド
ブラスト装置の全体斜視図であり、図2は本発明の第1
実施例におけるサンドブラスト装置のキャビネット下方
の要部断面図である。2はキャビネット、2aはブラス
ト室、2bはホッパー部、3は脚部、3aはキャスタ、
5は開閉扉、5aはガスダンパ等からなる開閉駆動部、
6は作業用透視窓、7はブラスト用手袋、8は作業台、
9はターンテーブル、10は係合部、11は研磨材収納
容器、12はブラストガン、13はエアガン、14は照
明部、15は操作パネル、15aは調圧弁、15bは圧
力計、15cは照明スイッチ、15dは集塵機用スイッ
チ、15eはヒューズ、16は集塵機用コンセント、1
7はエアフィルタ、18はフットスイッチ、19は電磁
弁、20,21,22は高圧送給管、23は研磨材送給
管、24は集塵機用接続口であり、これらは従来例と略
同様なものであり、同一の符号を付し説明を省略する。
1は第1実施例のサンドブラスト装置の本体、25はキ
ャビネット2の両側部に開口部が左右に開閉自在に蝶着
されブラスト室2aの横幅を拡張するために合成樹脂や
集積材で箱状に形成されたブラスト室拡張用カバー、2
6はブラスト室拡張用カバー25に配設された透視性と
採光性を向上させるために上面及び前面部に形成された
作業用透視窓、27はキャビネット2のホッパー部2b
の下方側壁部の外側に溶接等で装設されたハンマー27
aとテコ部27bを備え、側壁に振動を与えて研磨材の
落下を促すための振動部である。尚、ブラスト室拡張用
カバー25のカバー底部は40°に傾斜してブラスト室
2aに接続されている。尚、キャビネット2の天板部に
配設された照明部の照射窓(図示せず)の内側及び作業
用透視窓6の内側には透明で軟質の合成樹脂シートやフ
ィルムが被着されており、研磨材等による照射窓等のガ
ラスの傷つきを防止している。また、フットスイッチ1
8は集塵機用スイッチ15dで回路的にロックされてお
り集塵機用スイッチ15dがONでないとフットスイッ
チ18をONしても電磁弁19は動作しないようになっ
ている。また、開閉扉5の開閉部にはマイクロスイッチ
(図示せず)が配設されており、開閉扉5が開いている
場合もフットスイッチ18を回路的にロックしてブラス
トガン12から誤って研磨材が噴射されるのを防止して
いる。研磨材収納容器11にはアルミナ質,炭化珪素,
合成ダイヤモンド,窒化ホウ素,エメリーガーネット,
珪砂,スピネル,コランダム,ガラス粉,カーボランダ
ム等の研磨材の種類及び粒度別に区分された研磨材が収
納されており、被加工物の種類や研磨工程の各段階に応
じて簡単に交換できるようにカートリッジ式になってい
る。また、研磨材収納容器11内に内設された研磨材吸
入管(図示せず)の先端部は研磨材収納容器11の底部
に当接しても研磨材がブラストガン12に送給されるよ
うに斜めにカットされている。
【0011】以上のように構成された本実施例のサンド
ブラスト装置について、以下その動作を説明する。操作
者は被加工物の仕上げに応じた研磨材が入ったカートリ
ッジ式の研磨材収納容器11をホッパー部2bの底部に
形成された係合部10に螺着する。次に、オートバイの
フレーム等の長尺物の被加工物をキャビネット2の前面
に配設された開閉扉5を開け作業台8上に搬入する。オ
ートバイのフレームのようにキャビネット2の横幅より
長いものでもキャビネット2の両側部のブラスト室拡張
用カバー25が突出しているので、簡単に収容すること
ができる。次に、操作パネル15の集塵機用スイッチ1
5dをONにしてフットスイッチ18のロックを解除し
た後、フットスイッチ18をON/OFFしながら従来
例と同様にしてブラストガン12で研磨材を被加工物に
噴射してブラスト処理を行う。被加工物の仕上げ状態
は、開閉扉5に配設された作業用透視窓6やブラスト室
拡張用カバー25の作業用透視窓26を介して視認する
が、必要に応じて開閉扉5等を開けて直接確認等を行
う。ブラスト室拡張用カバー25の底部は噴射した研磨
材がキャビネット2内に自然流下するように40°に傾
斜して形成されているので、研磨材がブラスト室拡張用
カバー25内に堆積するのを防止できる。万一、研磨材
がブラスト室拡張用カバー25のカバー底部やキャビネ
ット2のホッパー部2bに堆積した場合は、振動部27
のハンマー27a等で振動を与えて研磨材を研磨材収納
容器11に落下させる。また、ブラスト室拡張用カバー
25の蝶着部はキャビネット2と脱着自在な構造になっ
ている。従って、ブラスト処理を行わないときやサンド
ブラスト装置の本体1を移送する際、もしくは被加工物
が小物のときはブラスト室拡張用カバー25を取り外し
て、キャビネット2内に収容するか、側部扉4を取りつ
ける。
【0012】(実施例2)図3は本発明の第2実施例に
おけるサンドブラスト装置の全体斜視図である。第1実
施例のサンドブラスト装置と異なるのは、ブラスト室拡
張用カバー25を大型にし、キャビネットの開口部にそ
の縁部をボルト25aで脱着自在に固定している点であ
る。尚、ブラスト室拡張用カバー25のカバー底部は3
2°に傾斜して形成した。以上のように本実施例によれ
ば、ブラスト室拡張カバーを被加工物の形状の大小に応
じて自在に取り変えることができるので、被加工物の範
囲を著しく拡大することができる。また、振動部をブラ
スト室拡張用カバーの底壁の外側にも装設すると、ブラ
スト室拡張用カバーの底部に研磨材が堆積するのを防止
することができる。
【0013】(実施例3)次に、本発明の他のブラスト
室拡張用カバーについて説明する。図4は本発明の第3
実施例におけるブラスト室拡張用カバーの全体斜視図で
ある。25′は本発明の第3の実施例における全体が透
明で、内部に用途に応じてポリエチレン等のフィルムが
脱着自在に被着された合成樹脂製の袋体からなるブラス
ト室拡張用カバー、25′aは容体部、25′bは容体
部25′aの縁部、25′cは縁部25′bの前面に積
層されキャビネット2の側壁部との密着性を確保し研磨
材が漏れるのを防止するため軟質なポリウレタン樹脂等
の合成樹脂製の弾性体からなるシーリング材、25′d
はブラスト室拡張用カバー25′をキャビネット2の側
壁部に取り付けるために縁部25′b,シーリング材2
5′cに貫通して形成された係止部、25′eは傾斜角
θが35°に傾斜して形成されたカバー底部である。以
上のように構成されたブラスト室拡張用カバーについて
以下その動作を説明する。ブラスト室拡張用カバー25
はオートバイのフレーム等の長尺物でそのままではキャ
ビネット2内に被加工物を収納できない場合、キャビネ
ット2の側壁部の開口部に脱着自在に延設し、ブラスト
室を拡張して長尺の被加工物を収納してブラスト処理を
行うものである。また、シーリング材25′cが縁部2
5′bの周囲に形成されているので粉塵がキャビネット
外へ洩れるのを防止し作業環境を衛生的に維持できる。
柔軟な袋状で形成されているので、非稼働時にはキャビ
ネット2内にそのまま収納することもできる。また、ブ
ラスト処理によりブラスト室拡張用カバー25内に堆積
した研磨材は、ブラスト室拡張用カバーの端部を持ち上
げて傾斜させてキャビネット内に落下させることにより
排除できる。
【0014】以上のように本実施例によれば、キャビネ
ットの側部に突出した脱着自在なブラスト室拡張用カバ
ーを設ける簡単な構造でキャビネット全体を大型化する
ことなく、オートバイのフレーム等の長尺物の被加工物
を収容することができる。また、脱着が容易なので非稼
働時や移送時には突出部分がなくなり、省スペース化を
図ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明のサンドブラスト装
置は、研磨材の堆積を防止しまた研磨材の回収及び交換
作業が簡単でブラスト作業の作業性を著しく向上させる
ことができるとともに、作業用透視窓や照射窓のガラス
等が傷つきにくく耐久性を向上させ、更に、キャビネッ
トの側部に突出した脱着自在なブラスト室拡張用カバー
を有しているのでキャビネット全体を大型化することな
く、ブラスト室を拡張し、小物部品からオートバイのフ
レーム等の長尺物の被加工物でも収容することができる
低原価で生産性、汎用性に優れたサンドブラスト装置を
実現できるものである。また、本発明のブラスト室拡張
用カバーは、大型の被加工物をブラスト加工するときに
キャビネットの側部の開口部に簡単に取りつけることが
でき、使用しないときは容易に取り外しができ、ブラス
ト加工の対象物を著しく拡大することができるととも
に、粉塵の発生を防止し作業環境を衛生的に維持でき
る、低原価で量産性に優れたブラスト室拡張用カバーを
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるサンドブラスト装置
の全体斜視図
【図2】本発明の第1実施例におけるサンドブラスト装
置のキャビネット下方の要部断面図
【図3】本発明の第2実施例におけるサンドブラスト装
置の全体斜視図
【図4】本発明の第3実施例におけるブラスト室拡張用
カバーの全体斜視図
【図5】実願平5−52287号に開示したサンドブラ
スト装置の全体斜視図
【符号の説明】
1,1′ 本体 2 キャビネット 2a ブラスト室 2b ホッパー部 3 脚部 3a キャスタ 4 側部扉 4a 開口部 5 開閉扉 5a 開閉駆動部 6 作業用透視窓 7 ブラスト用手袋 8 作業台 9 ターンテーブル 10 係合部 11 研磨材収納容器 12 ブラストガン 13 エアガン 14 照明部 15 操作パネル 15a 調圧弁 15b 圧力計 15c 照明スイッチ 15d 集塵機用スイッチ 15e ヒューズ 16 集塵機用コンセント 17 エアフィルタ 18 フットスイッチ 19 電磁弁 20,21,22 高圧送給管 23 研磨材送給管 24 集塵機用接続口 25 ブラスト室拡張用カバー 25a ボルト 25′ 合成樹脂製の袋体からなるブラスト室拡張用カ
バー 25′a 容体部 25′b 縁部 25′c シーリング材 25′d 係止部 25′e カバー底部 26 作業用透視窓 27 振動部 27a ハンマー 27b テコ部 θ 傾斜角度

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を収納し前記被加工物にブラス
    ト処理を行うためのブラスト室と前記ブラスト室の底部
    に開設された逆錐台状のホッパー部を有するキャビネッ
    トと、前記キャビネットの前記ブラスト室の少なくとも
    一側壁部に開口された開口部と、前記ブラスト室を拡張
    するために前記開口部の外側に延設されたブラスト室拡
    張用カバーと、前記ブラスト室に配設された作業台と、
    前記キャビネットの所定部に配設された前記ブラスト室
    内を透視するための作業用透視窓と、前記ブラスト室に
    前記被加工物を搬出入するため前記キャビネットに装設
    された開閉扉の側部等に1以上配設された開閉駆動部
    と、前記キャビネットの前記ホッパー部の底部に形成さ
    れた係合部と、前記係合部に前記キャビネット内と連通
    して脱着自在に係合される研磨材等を収納する研磨材収
    納容器と、を備えたことを特徴とするサンドブラスト装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ブラスト室拡張用カバーが前記キャ
    ビネットの側壁部に脱着自在に係合又は係止されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のサンドブラスト装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ブラスト室拡張用カバーの容体部の
    カバー底部及び/又は前記キャビネットのホッパー部の
    外壁部に装設された振動部を備えたことを特徴とする請
    求項1乃至2の内いずれか1に記載のサンドブラスト装
    置。
  4. 【請求項4】 係止部又は係合部を有する縁部と、前記
    縁部に延設された容体部と、を備えていることを特徴と
    するブラスト室拡張用カバー。
  5. 【請求項5】 前記縁部の前面に積層された弾性体から
    なるシーリング材を備えていることを特徴とする請求項
    4に記載のブラスト室拡張用カバー。
  6. 【請求項6】 前記ブラスト室拡張用カバーの前記容体
    部のカバー底部が前記キャビネットの内側方向に傾斜角
    度が5〜80°,好ましくは20〜60°に傾斜して形
    成されていることを特徴とする請求項1乃至5の内いず
    れか1に記載のサンドブラスト装置。
JP7010994A 1994-03-14 1994-03-14 サンドブラスト装置及びそれに用いるブラスト室拡張用カバー Withdrawn JPH07251377A (ja)

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