JP4714387B2 - 天井吊ボルト連結金具 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井吊ボルトを、C形鋼等の型材からなる母屋等の屋根枠部材に垂下連結するための連結金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
図1には、傾斜状に配置されたH形鋼からなる合掌梁(勾配屋根枠部材)10上に、C形鋼からなる母屋(水平屋根枠部材)11が一定間隔おきに配設され、その母屋11に天井吊ボルト12が垂下連結され、この天井吊ボルト12によって天井板13が水平に吊支されている状態を示す。この場合、天井吊ボルト12は、天井吊ボルト連結金具を介して母屋11に垂下連結されるわけであるが、従来使用されている天井吊ボルト連結金具では、この連結金具を母屋11に取り付けるために溶接機や締結工具などを高所まで持ち込む必要があることから、作業に危険が伴い上に、手間がかかって、取付施工費が高くつく難点があった。
【0003】
本発明は、上記の課題に鑑み、母屋等の屋根枠部材に迅速容易に取り付けできると共に、構造簡単にして製作が容易となり、しかもあらゆる屋根勾配に対応可能な天井吊ボルト連結金具を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の天井吊ボルト連結金具は、天井吊ボルト12を、C形鋼等の型材からなる母屋11等の屋根枠部材に垂下連結するための連結金具であって、下側板部2と、この下側板部2に対し略L字状に延びる上側板部3とからなる金具本体4の上側板部3には、前記屋根枠部材に掛嵌する略U字状の掛嵌部5が当該上側板部3の上端部を内側に折り返すことによって形成され、下側板部2には天井吊ボルト用ねじ孔6が形成され、この下側板部2と上側板部3との間には、下側板部2を上側板部3に対し所要角度に折り曲げ可能にするための板幅狭部7が設けられてなることを特徴とする。
【0005】
請求項2は、請求項1に記載の天井吊ボルト連結金具において、前記板幅狭部7は、金具本体4の下側板部2と上側板部3との交差部Kよりも下側板部2側へ所要長さΔ隔たった位置に形成されてなることを特徴とする。
【0006】
請求項3は、請求項2に記載の天井吊ボルト連結金具において、金具本体4の上側板部3と、前記板幅狭部7と前記交差部Kとの間に形成される下側板部2の基端部2oとの間には補強リブ8が形成されてなることを特徴とする。
【0007】
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の天井吊ボルト連結金具において、前記板幅狭部7は、金具本体4の板幅方向両端部又は一端部に切込溝9を設けることによって形成されることを特徴とする。
【0008】
請求項5は、請求項1〜4の何れかに記載の天井吊ボルト連結金具において、前記U字状掛嵌部5の入口には、掛嵌用ガイド5aが上側板部3の先端部分を外向きに折曲することによって形成されてなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、傾斜状に配置されたH形鋼からなる例えば合掌梁(傾斜屋根枠部材)10上にC形鋼からなる母屋(水平屋根枠部材)11が一定間隔おきに配設され、その各母屋11に天井吊ボルト12が本発明に係る天井吊ボルト連結金具1によって垂下連結され、この天井吊ボルト12によって天井板13が水平に吊支された状態を示している。図2は図1のX−X線拡大断面図である。これらの図において、14は屋根表層材を示す。尚、合掌梁10は3〜4mおきに配設され、母屋11は合掌梁10と直交するように互いに60〜90cmの間隔で配設され、そして天井吊ボルト連結金具1は母屋11に沿って90cm程度の間隔で取り付けられる。
【0010】
図3は本発明に係る天井吊ボルト連結金具1の斜視図であり、図4の(A)は同連結金具1の側面図、(B)は正面図、(C)は底面図であり、図5は同連結金具1の使用状態を示す側面図である。これらの図から分かるように、この天井吊ボルト連結金具1は、下側板部2と、この下側板部2に対し略L字状に延びる上側板部3とからなる鋼板製の金具本体4を有し、この金具本体4の上側板部3には、図5に示すようにC形鋼からなる母屋11の下側開口縁部11aに掛嵌する略U字状の掛嵌部5が、当該上側板部3の上端部を内側に折り返すことによって形成されている。また、金具本体4の下側板部2には天井吊ボルト用ねじ孔6が形成され、この下側板部2と上側板部3との間には、下側板部2を上側板部3に対し所要角度に折り曲げ可能にするための板幅狭部7が設けられている。
【0011】
前記板幅狭部7は、金具本体4の下側板部2と上側板部3との交差部Kよりも下側板部2側へ所要長さΔ隔たった位置に形成されており、そして板幅狭部7と前記交差部Kとの間に形成される下側板部2の基端部2oと、上側板部3との間には、前記交差部Kを補強して、下側板部2を板幅狭部7のところから的確に曲げることができるようにする補強リブ8が形成されている。この板幅狭部7は、図4の(C)から分かるように、下側板部2の板幅方向両端部に一対の切込溝9,9を設けることによって形成されたものである。
【0012】
また、前記U字状掛嵌部5の入口には、掛嵌用ガイド5aが、U字状掛嵌部5を形成する上側板部3の先端部分を外向きに折曲することによって形成されておいる。この掛嵌用ガイド5aは、U字状掛嵌部5を母屋11の下側開口縁部11aに掛嵌する時にその掛嵌を案内するためのもので、このガイド5aによって、母屋11への掛嵌部5の掛嵌操作を迅速容易に行うことができる。
【0013】
次に、上記のように構成される天井吊ボルト連結金具1の使用による天井吊ボルト12の取付方法を図5によって説明する。尚、この図5において、母屋11が配設されている合掌梁(傾斜屋根枠部材)10の屋根勾配を傾斜角度αで示せば、この傾斜角度αは、合掌梁10が水平面と成す角度であって、例えば35°とする。
【0014】
この天井吊ボルト連結金具1の使用前にあっては、金具本体4の下側板部2と上側板部3とが、図3及び図4に示すように互いに直角に交差した状態にある。しかして、先ず、下側板部2のねじ孔6に天井吊ボルト12の上端部をねじ込んで、この連結金具1を図5の▲1▼の仮想線で示すような位置まで持ち上げ、この状態から金具本体4の掛嵌部5を母屋11の下側開口縁部11aに掛嵌固定して、同図の▲2▼の仮想線図示のような状態とする。この時、天井吊ボルト12は、同図の実線で示される垂直姿勢に対して屋根の傾斜角度αと同じαだけ傾斜している。
【0015】
図5の▲2▼に示す状態から天井吊ボルト12の下端部側を掴んで矢印aの方向に傾動させて、金具本体4の下側板部2を図5の実線で示す水平位置まで曲げる。この際、天井吊ボルト12の下端部側を掴んで傾動させると、梃子の作用で金具本体4に大きな曲げモーメントが作用して曲げを生じる。この時の金具本体4に作用する曲げモーメントは、下4板部2と上側板部3との間に形成されている板幅狭部7のところで最大となって、この板幅狭部7で曲げ応力が最大となり、しかしてその応力が弾性限界を超えると、この板幅狭部7のところから下側板部2が上側板部3に対し屈曲して図5の実線図示のように水平に曲げ変形する。
【0016】
こうして、金具本体4の下側板部2を水平になるように曲げることによって、天井吊ボルト12は、図5の実線図示のように垂直姿勢となって、この連結金具1を介して母屋11に垂下連結され、図1に示す天井板13を吊支し得る状態となる。この場合、下側板部2の曲げ角度は、図5から分かるように、上側板部3と直交した元の位置から前記傾斜角度αと同じαだけ曲げられた角度である。尚、この時、図5に示すように、天井吊ボルト12の上端周縁を上側板部3に当て付けておくことによって、天井吊ボルト12を垂直姿勢に安定に保持できる。
【0017】
上記のように金具本体4の下側板部2を上側板部3に対して所要角度に折り曲げ可能にするための板幅狭部7は、この実施形態では、金具本体4の下側板部2と上側板部3との交差部Kよりも下側板部2側へ所要長さΔ隔たった位置に形成しているが、これは、後述するが、図7に示すように下側板部2を上側板部3と平行になるような角度まで折り曲げる場合でも、下側板部2と上側板部3との間隔が十分にとれて、下側板部2のねじ孔6から突出した天井吊ボルトの上端部を受け入れることができるようにするためである。
【0018】
即ち、下側板部2を、例えば図6に示すように元の位置から60°程度まで曲げるのであれば、下側板部2と上側板部3との間には、この下側板部2のねじ孔6から突出した天井吊ボルト12の上端部を収納し得るだけの空間が形成されるから、板幅狭部7は、下側板部2と上側板部3との交差部Kに設けてもよいが、図7に示すように下側板部2を上側板部3と平行になるような角度まで折り曲げる場合には、板幅狭部7を下側板部2と上側板部3との交差部Kよりも下側板部2側へ所要長さ隔たった位置に設けておかないと、上側板部3に対する下側板部2の曲げ部の半径が小さくなって、下側板部2と上側板部3の間隔が狭くなり、下側板部2のねじ孔6から突出した天井吊ボルトの上端部を受け入れることができず、天井吊ボルト12を下側板部2のねじ孔6にねじ込むことができなくなるからである。また、このように板幅狭部7を交差部Kよりも下側板部2側へ所要長さ隔たった位置に設けることによって、下側板部2を、上側板部3と平行になるように元の位置から90°まで曲げることができるようになるから、この天井吊ボルト連結金具1を全ての屋根勾配に確実に適用することができる。
【0019】
また、この場合、金具本体4の上側板部3と、前記板幅狭部7と前記交差部Kとの間に形成される下側板部2の基端部2oとの間に、補強リブ8が形成されていることにより、上側板部3と下側板部2との交差部Kが補強され、それによって下側板部2を板幅狭部7のところから的確且つ容易に曲げることができるようになる。
【0020】
図5によって説明した天井吊ボルト連結金具1による天井吊ボルト12の取付方法は、屋根傾斜角度、即ち図1に示す合掌梁(傾斜屋根枠部材)10の水平面に対する傾斜角度を例えば35°にした場合であるが、図6は、その傾斜角度を比較的急な60°にした場合の天井吊ボルト12の取付方法を示す。即ち、この場合も、図5で説明した取付方法の場合と同様であって、金具本体4の下側板部2のねじ孔6に天井吊ボルト12の上端部をねじ込んだ状態から、この金具本体4の掛嵌部5を母屋11の下側開口縁部11aに掛嵌固定して、同図の仮想線図示のような状態とする。この時、天井吊ボルト12は、垂直姿勢のボルト12に対して屋根傾斜角度αと同じαだけ傾斜した状態にある。
【0021】
しかして、図6の仮想線図示の状態から天井吊ボルト12の下端部側を掴んで矢印aの方向に傾動させて、金具本体4の下側板部2が水平になるように曲げることにより、天井吊ボルト12は、同図の実線図示のように垂直姿勢となって、この連結金具1を介して母屋11に垂下連結され、天井板を吊支し得る状態となる。
【0022】
図7は、屋根傾斜角度が90°と云うよりも、C形鋼からなる母屋11をその開口部側が真上を向くように配置して使用する場合に、この母屋11の下側開口縁部11aに天井吊ボルト連結金具1によって天井吊ボルト12を取り付ける方法を示す。この場合も、金具本体4の下側板部2のねじ孔6に天井吊ボルト12の上端部をねじ込んだ状態で、掛嵌部5を母屋11の下側開口縁部11aに掛嵌固定する。この時、天井吊ボルト12は、仮想線図示のように水平姿勢にある。しかして、この状態から天井吊ボルト12の下端部側を掴んで矢印aの方向に傾動させて、金具本体4の下側板部2が上側板部3と平行になるように90°曲げることにより、天井吊ボルト12は、実線図示のように垂直姿勢となって、この連結金具1を介して母屋11に垂下連結される。
【0023】
図8は、傾斜角度が0°、即ち屋根が水平に配置され、C形鋼からなる母屋11の開口部が真横を向くように配置された場合に、その母屋11の下側開口縁部11aに天井吊ボルト連結金具1によって天井吊ボルト12を取り付ける場合を示す。この場合には、金具本体4の下側板部2のねじ孔6に天井吊ボルト12の上端部をねじ込んで、掛嵌部5を母屋11の下側開口縁部11aに掛嵌固定するだけでよく、天井吊ボルト12は、そのままで垂直姿勢となり、この連結金具1を介して母屋11に垂下連結される。この際、天井吊ボルト12の上端を母屋11の下側面に押し付けることによって、天井吊ボルト12を垂直姿勢に保持することができる。
【0024】
以上説明したように、この天井吊ボルト連結金具1によれば、全ての屋根勾配に対応可能となる。即ち、屋根傾斜角度が0°〜90°の全ての場合において、金具本体4の下側板部2のねじ孔6に天井吊ボルト12の上端部をねじ込んで、金具本体4の掛嵌部5を母屋11の下側開口縁部11aに掛嵌固定し、この状態から、天井吊ボルト12の下端部側を掴んで天井吊ボルト12が垂直姿勢となる方向に傾動させて、金具本体4の下側板部2が水平になるように曲げればよく、また屋根傾斜角度が0°の場合には掛嵌部5を母屋11の下側開口縁部11aに掛嵌固定するだけでよいから、母屋11への連結金具1の取付けを迅速容易に行え、それによって天井吊ボルト12の連結作業の作業能率を向上できる。
【0025】
また、この連結金具1は、下側板部2と、この下側板部2に対し略L字状に延びる上側板部3とからなる金具本体4の上側板部に、母屋11に掛嵌する略U字状の掛嵌部5を、当該上側板部3の上端部を内側に折り返すことにより形成し、下側板部2には天井吊ボルト用ねじ孔6を形成し、下側板部2と上側板部3との間に、下側板部2を上側板部3に対し所要角度に折り曲げ可能にするための板幅狭部7を設けてなるもので、構造がきわめて簡単であるから、製作が容易で、きわめて安価に提供することができる。
【0026】
上述した実施形態では、板幅狭部7は、下側板部2の板幅方向両端部に二つの切込溝9,9を設けることによって形成しているが、片方の切込溝9だけで板幅狭部7を形成してもよい。その場合は、切込溝9の長さを長めにするとよい。
【0027】
【発明の効果】
請求項1に係る発明の天井吊ボルト連結金具によれば、金具本体の下側板部に設けてあるねじ孔に天井吊ボルトの上端部をねじ込んで、掛嵌部を屋根枠部材に掛嵌固定し、勾配屋根の場合は、その状態から、天井吊ボルトの下端側を掴んでこの吊ボルトの垂直姿勢まで傾動させて、梃子の作用で金具本体の下側板部が水平になるように曲げればよいから、屋根枠部材への取り付けを迅速容易に行えて、天井吊ボルトの連結作業能率の向上を図ることができると共に、あらゆる屋根勾配に対応可能となる。
【0028】
また、この連結金具は、下側板部と、この下側板部に対し略L字状に延びる上側板部とからなる金具本体の上側板部に、屋根枠部材に掛嵌する略U字状の掛嵌部を、当該上側板部の上端部を内側に折り返すことによって形成し、下側板部には天井吊ボルト用ねじ孔を形成し、下側板部と上側板部の間に、下側板部を上側板部に対し所要角度に折り曲げ可能にするための板幅狭部を設けてなるもので、構造がきわめて簡単であるから、製作が容易となって、連結金具のコストを安くすることができる。
【0029】
請求項2に記載のように、板幅狭部を、金具本体の下側板部と上側板部との交差部よりも下側板部側へ所要長さ隔たった位置に形成しておけば、下側板部を水上側板部と平行になるような角度まで折り曲げる場合でも、下側板部と上側板部との間隔を十分にとれて、この下側板部のねじ孔から突出した吊りボルトの上端部を受け入れることができ、従って天井吊ボルト連結金具を全ての屋根勾配に確実に適用できるようになる。
【0030】
請求項3に記載のように、金具本体の上側板部と、前記板幅狭部と前記交差部との間に形成される下側板部の基端部との間に、補強リブを形成することによって、前記交差部をその補強リブにより補強して、下側板部を板幅狭部のところから容易且つ的確に曲げることができる。
【0031】
請求項4に記載のように、板幅狭部が、金具本体の板幅方向両端部又は一端部に切込溝を設けることによって形成されるものであるから、板幅狭部の形成が容易となる。
【0032】
請求項5に記載のように、掛嵌部の入口に、掛嵌用ガイドを、上側板部の先端部分を外向きに折曲することによって形成すれば、屋根枠部材への掛嵌部の掛嵌が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、母屋に天井吊ボルトが本発明に係る天井吊ボルト連結金具によって垂下連結されている状態を示す説明図である。
【図2】 図1のX−X線拡大断面図である。
【図3】 本発明に係る天井吊ボルト連結金具の斜視図である。
【図4】 (A)は同連結金具の側面図、(B)は正面図、(C)は底面図である。
【図5】 図1に示す母屋に取り付けられる本発明の連結金具の取付方法を説明する側面図である。
【図6】 屋根勾配の比較的急な場合の本発明の連結金具の取付方法を説明する側面図である。
【図7】 C形鋼からなる母屋をその開口部側が真上を向くように配置した場合における本発明の連結金具の取付方法を説明する側面図である。
【図8】 屋根が水平に配置された場合の本発明の連結金具の取付方法を説明する側面図である。
【符号の説明】
1 天井吊ボルト連結金具
2 金具本体の下側板部
2o 下側板部の基端部
3 金具本体の上側板部
4 金具本体
5 掛嵌部
5a 掛嵌用ガイド
6 天井吊ボルト用ねじ孔
7 板幅狭部
8 補強リブ
9 板幅狭部を形成する切込溝
10 合掌梁(傾斜屋根枠部材)
11 母屋(水平屋根枠部材)
12 天井吊ボルト

Claims (5)

  1. 天井吊ボルトを、C形鋼等の型材からなる母屋等の屋根枠部材に垂下連結するための連結金具であって、下側板部と、この下側板部に対し略L字状に延びる上側板部とからなる金具本体の上側板部には、前記屋根枠部材に掛嵌する略U字状の掛嵌部が当該上側板部の上端部を内側に折り返すことによって形成され、下側板部には天井吊ボルト用ねじ孔が形成され、この下側板部と上側板部との間には、下側板部を上側板部に対し所要角度に折り曲げ可能にするための板幅狭部が設けられてなる天井吊ボルト連結金具。
  2. 前記板幅狭部は、金具本体の下側板部と上側板部との交差部よりも下側板部側へ所要長さ隔たった位置に形成されてなる請求項1に記載の天井吊ボルト連結金具。
  3. 金具本体の上側板部と、前記板幅狭部と前記交差部との間に形成される下側板部の基端部との間には補強リブが形成されてなる請求項2に記載の天井吊ボルト連結金具。
  4. 前記板幅狭部は、金具本体の板幅方向両端部又は一端部に切込溝を設けることによって形成される請求項1〜3の何れかに記載の天井吊ボルト連結金具。
  5. 前記U字状掛嵌部の入口には、掛嵌用ガイドが上側板部の先端部分を外向きに折曲することによって形成されてなる請求項1〜4の何れかに記載の天井吊ボルト連結金具。
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