JP5695319B2 - 軒樋吊具 - Google Patents

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本発明は、家屋の軒先に軒樋を設置するための軒樋吊具に関する。
一般に、家屋の軒先に軒樋を設置する場合には、建物の鼻隠し板に軒樋吊具を固定し、この軒樋吊具に軒樋を吊下するようにする。この軒樋設置工事は、高所での作業となるとともに足場が悪く、設置対象となる各部材も見え難い場所での作業となるため、特に軒樋を吊下する軒樋吊具の設置を容易かつ確実に行い得ることが望まれる。
従来、上記の点を考慮した軒樋吊具としては、下記特許文献1に記載されたものが知られている。
図5は、特許文献1に示す軒樋吊具1を示しており、図に示すように軒樋吊具1は、軒樋Tを支持する樋取付部材2を固定部材3で保持し、該固定部材3を建物の鼻隠し板Sに固定するようにしたものであり、樋取付部材2を固定部材3とをボルト4及びナット5により固定するようにしたものである。
樋取付部材2は、上面が平坦な面とされた腕部6の両端に、それぞれ軒樋Tを係止するための係止部9a、9bが一体的に形成されたものである。
固定部材3は、鼻隠し板Sに固定される基板部11に杆状部12が一体的に形成されたものであり、杆状部12の先端部12aには、樋取付部材2の腕部6の上面に当接させる平板部13に、この平板部13から下方に折り曲げられて腕部6の側面に当接する側板部14が形成されている。
この固定部材3の前記平板部13及び樋取付部材2の腕部6には、それぞれこれらを固定する際にボルト4を挿通するための貫通孔(図示せず)が形成されている。
この軒樋吊具1は、軒樋Tを設置する際に、まず固定部材3の基板部11をネジ等により鼻隠し板Sに固定する。
次いで、固定部材3の杆状部12の下方に樋取付部材2を位置させ、先端部12aの平板部13に腕部6の上面を当接させ、前記貫通孔にボルト4を挿通し、このボルト4に対し蝶ナット5を緊締することにより両者を固定する。
そして、樋取付部材2の係止部9a、9bに軒樋Tの耳部8a、8bを係止して軒樋Tの取付を完了する。
上記の軒樋吊具1においては、固定部材3に樋取付部材2を固定する際に、ボルト4に対して蝶ナット5を回動操作するため樋取付部材2に回動力が付与されるが、樋取付部材2の腕部6は固定部材3の側板部14によって位置が規制されており、この腕部6が蝶ナット5とともに共回りすることがなく固定部材3に対して、定位置に固定される。
よって、この軒樋吊具1は、作業環境の悪い軒先においても、固定部材3に対し樋取付部材2を常に定位置に容易に固定することができる。
特開平8−165762号公報
しかしながら、上記の軒樋吊具1においては、その設置作業時において、固定部材3に対して樋取付部材2の回動を阻止するために、固定部材3の杆状部12の構成として平板部13に側板部14、14を形成するため、この固定部材3を合成樹脂等で成形する際に、金型の構造が複雑となって樋取付部材2全体が高価となるという問題があった。
本発明に係る軒樋吊具は、上記した課題を解決するべく、下記の特徴を有する。
すなわち、請求項1の発明は、腕部の両端に軒樋の係止部が形成された樋取付部材と、建物の鼻隠し板に固定される基板部に前記樋取付部材を保持する保持杆が形成された固定部材とを備え、前記保持杆の下面に前記腕部の上面を当接させ、ボルト及びナットにより上下方向から緊締して、両者を固定する軒樋吊具において、前記腕部の上面には、その幅方向に延びる平坦面と、この平坦面の前記幅方向両端から下り傾斜する傾斜面とが形成され、前記保持杆の先端部下面は、前記平坦面と前記傾斜面とに当接する形状とされている。
本発明の係る軒樋吊具によれば、上記した解決手段によって下記の効果を奏する。
請求項1に係る軒樋吊具によれば、樋取付部材の腕部の上面に保持杆の下面との相対変位を規制する傾斜面を形成し、保持杆を前記上面に当接するように形成したので、固定部材と樋取付部材とをボルト及びナットにより固定する際に、双方の傾斜面が当接することにより容易に位置合わせを行うことができ、ボルトの回動による樋取付部材の共回りを防止して軒樋吊具の設置を容易に行うことができ、共回り防止のための構成が簡単であるから軒樋吊具全体を安価に提供することができるという効果が得られる。
は、本発明の一実施形態として示した軒樋吊具の平面図である。 は、本発明の一実施形態として示した軒樋吊具の正面図である。 は、図2のA−A線視拡大断面図である。 は、図2に示す軒樋吊具における固定部材の固定部を矢印B方向から見た図である。 は、従来の軒樋吊具の正面図である。
以下、図を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1、図2は、本発明の一実際形態として示した軒樋吊具20を示す図である。
これらの図に示すように軒樋吊具20は、軒樋Tを支持する樋取付部材21と、この樋取付部材21を保持して建物の鼻隠し板Sに固定される固定部材22と、これら樋取付部材21、固定部材22を固定するボルト23及び蝶ナットとして構成されたナット24とを備えたものである。
樋取付部材21は、腕部25の両端に軒樋Tの耳部27a、27bを係止する係止部28a、28bが一体的に形成されたものである。
腕部25は、図3に示すように、平坦な底面31aと、この底面31aの幅方向両側端から直角に立ち上がる側面31b、31bと、側面31b、31bの上端間の上面31cとを備えており、上面31c、底面31aの幅方向中心部間には貫通孔32が形成されている。
上面31cは、貫通孔32が形成されている幅方向中央部が、底面31aと平行な平坦面であって、後述するように樋取付部材21と固定部材22とをボルト23、ナット24により緊締する方向に直交する平坦面41とされている。また、上面31cは、平坦面41から幅方向両端側に向けて下り傾斜する傾斜面42、42とされている。
固定部材22は、図2に示すように、鼻隠し板Sに固定される基板部51と、この基板部51に一体的に形成された保持杆52とからなるものである。
基板部51は、板状に形成された部分であって、その周縁部から内方には、図4に示すように、この基板部51をネジ等により鼻隠し板Sに固定するための取付孔51a・・が形成されている。
保持杆52は、図2に示すように基板部51から略水平方向前方へ延びる上杆部52aと、この上杆部52aから斜め前方へ下るように延びる中杆部52bと、この中杆部52bから水平方向前方へ延び、保持杆52の先端部となる下杆部52cとからなっている。
この保持杆52は、一定の厚みを有する板状の壁部であり、上記各杆部52a〜52cのうち、特に下杆部52cを成す壁部の形状は、幅方向の中央部を平坦部53とし、平坦部53から幅方向の両端側向けて下り傾斜する傾斜部54、54とされ、前述した樋取付部材21における腕部25の上面31cの形状に沿って当接し得るよう形成されている。
上記の構成において、腕部25の傾斜面42及び保持杆52の傾斜部54の水平面に対する傾斜角度は、10度〜30度であることが望ましい。
平坦部53には、ボルト23を挿通するための貫通孔55が形成されている。
なお、保持杆52の上杆部52a、中杆部52bも下杆部52cと同様にそれぞれ幅方向中央部が平坦部とされ、両側部が両端側に向けて下り傾斜する傾斜部とされている。
上記の樋取付部材21は、合成樹脂、例えばポリカーボーネート樹脂等によって形成されるものである。
また、固定部材22は、合成樹脂又はステンレス等の金属により形成されるものである。
なお、図2に示すように、軒樋Tは、断面略U字状に形成されたものであって、その上端部に取付用の耳部27a、27bが形成されたものである。
上記の軒樋吊具20を用いて軒樋Tを設置するには、まず固定部材22の基板部51を取付孔51aの部分においてネジ等により鼻隠し板Sに固定する。
そして、図2に示すように固定部材22における保持杆52の下方に樋取付部材21を配置し、図3に示すように下杆部52cの下面に腕部25の上面を当接させ、貫通孔32、55を合致させてこれら貫通孔32、55に上方からボルト23を挿通し、腕部25の下方から突出するボルト23にナット24を螺着し、緊締する。
これによって樋取付部材21は固定部材22に堅固に固定される。
また更に、図2に示す樋取付部材21の係止部28a、28bに軒樋Tの耳部27a、27bを係止させることにより軒樋Tの設置が完了する。
上記の軒樋Tの設置作業において、固定部材22に対する樋取付部材21の固定作業は、樋取付部材21における腕部25の上面31cが平坦面41、傾斜面42、42とされ、固定部材22における下杆部52cが前記平坦面41、傾斜面42、42に沿って当接する平坦部53、傾斜部54、54とされているので、これら各部材の面が互いに当接することによって位置合わせが容易にできると共に両部材が密に接合し、ナット24の回動操作によっても固定部材22に対して樋取付部材21が回動しにくくなり、作業環境の悪い軒先においても軒樋吊具20を容易かつ確実に取り付けることができる。
以上のように、軒樋吊具20によれば、樋取付部材21の腕部25の上面31cに、平坦面41、傾斜面42、42を設け、固定部材22の保持杆52の下杆部52cを上面31cに沿って当接する構成としたから、上記のように両者の取り付けを容易に行うことができるという効果が得られる。
また、固定部材22の保持杆52が単純な形状であるため、固定部材22の製造が容易で軒樋吊具20全体を安価に提供することができる。
例えば、固定部材22を射出成形法により合成樹脂によって製造する場合には、射出成形金型を容易に製作でき、製造コストを抑えることができる。
また、固定部材22をステンレス等の金属板をプレス加工して製造する場合には、保持杆52を僅かな曲げ加工により形成できるために、製造コストを抑えることができる。
また、樋取付部材21の腕部25の上面31cが幅方向中央部から両端側へ向けて下り傾斜する傾斜面42、42とされ、固定部材22の保持杆52が傾斜部を有する構成とされているから、降雨時における雨水が軒樋T側へ案内されて飛散、落下し、軒樋吊具20周辺部における雨水による汚れを軽減させることができるという効果が得られる。
なお、本発明において、樋取付部材21の腕部25に形成する傾斜面は湾曲面も含むものとし、固定部材21の保持杆52に形成する傾斜部も湾曲した形状の傾斜部も含むものとする。
したがって、上記の実施の形態で説明した腕部25の傾斜面42、42、下杆部52cの傾斜部54、54を湾曲した形状としてもよく、要は、腕部25の上面と下杆部52cの下面とがナット24の回動操作によって共回りすることのない相対変位が規制された形状であればよい。
20 軒樋吊具
21 樋取付部材
22 固定部材
23 ボルト
24 ナット
25 腕部
27a、27b 係止部
31c 上面
42 傾斜面
51 基板部
52 保持杆
52c 下杆部
54 傾斜部
S 建物の鼻隠し板
T 軒樋

Claims (1)

  1. 腕部の両端に軒樋の係止部が形成された樋取付部材と、建物の鼻隠し板に固定される基板部に前記樋取付部材を保持する保持杆が形成された固定部材とを備え、前記保持杆の下面に前記腕部の上面を当接させ、ボルト及びナットにより上下方向から緊締して、両者を固定する軒樋吊具において、
    前記腕部の上面には、その幅方向に延びる平坦面と、この平坦面の前記幅方向両端から下り傾斜する傾斜面とが形成され、
    前記保持杆の先端部下面は、前記平坦面と前記傾斜面とに当接する形状とされていることを特徴とする軒樋吊具。
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