JP4713419B2 - シート材後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート材の端部に作用してシート材の揃えを行う揃え装置を備えるフィニッシャ、ソータ等のシート材後処理装置及びこれを併設している画像形成装置に関するものである。
併設される画像形成装置から排出されたシート材を受入れて排紙積載手段上に排出するシート材後処理装置においては、受け入れたシート材が必要な処理を受けた後に排紙積載手段上に不都合なく積載されることが望まれる。
図20は入口ローラから排紙トレイへのシート材の不都合な排紙の第1の状態を示す概略図である。図21は入口ローラから排紙トレイへのシート材の不都合な排紙の第2の状態を示す概略図である。図22は入口ローラから排紙トレイへのシート材の不都合な排紙の第3の状態を示す概略図である。図23は入口ローラから排紙トレイへのシート材の不都合な排紙の第4の状態を示す概略図である。
上述したシート材後処理装置において、画像形成装置(図示せず)からシート材後処理装置2に搬入されてきたシート材Pの先端がカールしている場合、図20乃至図23に示すように、入口ローラ3から排紙トレイ4へ排出される際に、シート材Pの先端が排紙トレイ4上で挫屈してしまい、シート材Pが排紙トレイ4上に丸まって排紙されてしまう可能性がある。
従来から、併設される画像形成装置から受け入れたシート材に必要な処理を施した後に排紙積載手段に向けて排紙しかつそこに問題なく積載するために幾つかの技術が提案されている(例えば、特許文献1乃至4参照)。
特開2005−263418公報 特開2003−095516公報 特開2002−226110公報 特許第3481073号
しかしながら、個々に説明しないが上述した従来技術によっても、シート材受け入れ手段から排紙積載手段にシート材を排紙する際、シート材の先端が自重、又はカールにより排紙積載手段に引っ掛かり、シート材が丸まって排紙積載手段に排紙されてしまう可能性があるという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、シート材受け入れ手段から排紙積載手段の間に補助的な搬送路を設けることにより、シート材が丸まって排紙積載手段に排紙されてしまうという問題を解消するシート材後処理装置及びこれを併設する画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成装置から排出されたシート材を受け入れて排紙積載手段上に排出するシート材受入排出手段と、排紙積載手段上に排出された前記シート材を搬送してシート材後端停止手段に突き当てるシート戻し手段と、前記シート材後端停止手段に突き当てられた前記シート材を当該搬送方向と直交する方向に整合する整合手段と、整合された前記シート材束を綴じる綴じ手段と、整合後の前記シート材又は整合後に前記綴じ手段によって綴じられた前記シート材を前記排紙積載手段へ放出するシート材放出手段と、前記シート材受入排出手段から前記排紙積載手段への主搬送路に進退可能なように伸縮動作する補助的搬送手段と、前記補助的搬送手段の伸縮動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記補助的搬送手段の長さを排紙積載手段に積載されている前記シート材の枚数によって変更するように制御するシート材後処理装置を特徴とする。
求項2に記載の発明は、請求項1記載のシート材後処理装置において、前記補助的搬送手段は、前記シート材が、前記主搬送路と前記排紙積載手段とが形成する角度の1/2の角度方向に伸縮可能であることを特徴とする。
求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載のシート材後処理装置において、前記補助的搬送手段の伸縮動作は、パルスモータを駆動源とすることを特徴とする。
求項4に記載の発明は、請求項1又は2記載のシート材後処理装置において、前記補助的搬送手段の伸縮動作を前記シート材受入排出手段の駆動源を用いて行なうことを特徴とする。
求項5に記載の発明は、請求項4記載のシート材後処理装置において、 前記シート材受入排出手段の動作の有無に応じ、前記補助的搬送手段の駆動/停止を電磁クラッチを用いて切り替えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一項記載のシート材後処理装置において、前記制御手段は、前記シート材先端が前記排紙積載手段に到達してから一定距離搬送後に、自動的に前記シート部受入排出手段方向に縮小動作を行うように前記補助的搬送手段を制御することを特徴とする。
求項7に記載の発明は、請求項6記載のシート材後処理装置において、前記制御手段は、前記シート材のサイズごとに、前記シート材受入排出手段方向への縮小動作を開始するタイミングを変更するように前記補助的搬送手段を制御することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至の何れか一項記載のシート材後処理装置を併設することを画像形成装置を特徴とする。
本発明によれば、シート材受け入れ手段から排紙積載手段にシート材を排紙する際、シート材の先端が自重、又はカールにより排紙積載手段に引っかかり、シート材が丸まって排紙積載手段に排紙されてしまう可能性は、前記シート材受入排出手段から前記排紙積載手段の間に補助的な搬送路を設けることによって解消され得る。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明のシート材後処理装置を併設している画像形成装置を示す概略図である。図1は、画像形成装置1とシート材後処理装置2の配置を単に示している。
図2はシート材後処理装置の1つの形態の詳細を示す概略図である。図2を参照して、シート材後処理装置の機構と基本的制御ついて説明する。シート材後処理装置2へは画像形成装置1(図1)から排出されたシート材Pがシート材受入排出手段である入口ローラ3の上流にある受け入れ搬送口3aに向かって排紙・搬送される。
入口ローラ3は、画像形成装置1から排出されたシート材Pをシート材後処理装置2内へ搬送し、その後、排紙トレイ(排紙積載手段)4あるいはジョガー6のシート材積載部6a上へ排出する。
シート材戻し手段5は、シート材Pの搬送を行う戻しコロ5aとこの戻しコロ5aを支えるアーム5bにより構成され、そして詳述はしないが、アーム5bの戻しコロ5aを支持していない端部に回転中心を備えている。戻しコロ5aを正転駆動させると、シート材(用紙)Pは後端フェンス(シート材後端停止手段)7方向へ搬送され、逆転駆動させると、シート材Pは排紙トレイ4方向へ搬送される。
ジョガー(整合手段)6はシート材P端面に作用する垂直部と、シート材Pを積載させる積載部6aを備える。また、垂直部は、シート材Pの手前側を揃える前ジョガー(図示せず)と、シート材Pの奥側を揃える後ジョガー(図示せず)を備であり、手前奥両側からシート材Pの側面を押すことで横揃えを行う。
排紙トレイ4あるいはジョガー6上へ排出されたシート材Pは戻しコロ5aで搬送され、その端部が後端フェンス7に突き当たる。ステイプラ(綴じ手段)8は後端フェンス7近傍に設置され、後端フェンス7で揃えられたシート材Pの端部付近に綴じ処理を実施する。
放出リンク(シート材放出手段)9は、排紙トレイ4とジョガー6上に積載されかつ後端フェンス7に突き当てられたシート材Pを排紙トレイ4上へ移動させる。放出リンク9の構成は詳述しないが、ステイプラ8で綴じ処理されたシート材Pを後端フェンス7から排紙トレイ4へ向かって放出するように移動する。
図3はシート材後処理装置の第1の動作を説明する概略図である。図4はシート材後処理装置の第2の動作を説明する概略図である。図5はシート材後処理装置の第3の動作を説明する概略図である。図6はシート材後処理装置の第4の動作を説明する概略図である。
図3には、画像形成装置1(図1)から排出されたシート材Pが、受け入れ搬送口3aを介して入口ローラ3を通過して排紙トレイ4あるいはジョガー6のシート材積載部6a上へ排紙されている様子を示している。この時、戻し手段5は排紙トレイ4の上方へ退避した位置にある。
図4では、排紙トレイ4あるいはジョガー6のシート材積載部6a上へ排紙されたシート材P上へ戻し手段5が揺動して載り、戻しコロ5aが正転駆動で回転して、シート材Pを後端フェンス7へ搬送する。
図5では、シート材Pが後端フェンス7へ突当てられて縦揃えが行われた後、戻し手段5が再び退避位置へ上昇する。そして、シート材Pの側面より予め設定された距離離れた位置で待機していたジョガー6がシート材Pの側面を押して横揃えを行う。
図6では、ジョブの指定枚数分を図3乃至図5の動作が繰り返された後、シート材P束が放出リンク9によって排紙トレイ4へ移動されている様子を示している。綴じ処理を行う時は、ステイプラ8が綴じを行い、綴じ束を同様に放出リンク9によって排紙トレイ4へ移動する。
このように、綴じモードあるいは非綴じモードに拘わらず、シート材Pはジョガー6のシート材積載部6aと排紙トレイ4に跨って積載される。つまり、ジョガー6はシート材Pの横揃え動作だけではなく、シート積載の機能も兼ねている。
なお、戻し手段5の揺動動作は図示しないソレノイドやモータ、ジョガー6の揃え動作は図示しないモータ、戻し手段5の戻しコロ5aや入口ローラ3は図示しないモータ、放出リンク9は図示しないモータ等で、各々タイミングベルト等を介して駆動されるがその詳細は省略する。
図7はステイプルを行うためにシート材Pをジョガー6のシート材積載部6aまで搬送し、スタックする時の動作を示すフローチャートである。図8はステイプル時の動作を示すフローチャートである。
先ず、図7を参照して、入口ローラ3がオンかどうかを判断し(S1)、オンならば、搬送モータ(図示せず)の駆動を開始する(S2)。次に、入口ローラ3がオフかどうかを判断し(S3)、オフならば、搬送モータが指定パルスで駆動しているかどうかを判断し(S4)、指定パルスで駆動しているならば、戻しコロソレノイド(図示せず)をオンして戻しコロモータ(図示せず)を駆動する(S5)。
続いて、戻しコロモータが指定パルスで駆動しているかどうかを判断し(S6)、指定パルスで駆動しているならば、戻しコロソレノイド(図示せず)をオフして戻しコロモータを停止する(S7)。
次に、ジョガーモータ(図示せず)を指定パルスで正転駆動する(S8)。次に、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S9)、停止ならば、ジョガーモータを指定パルスで逆転駆動し(S10)、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S11)、停止ならば、動作を終了する。
図8に示すように、ステイプル時には、図7のステップ(S1)乃至(S9)までの同様な動作を行ない、ステップ(S9)でジョガーモータが停止ならば、ステイプルを開始する(S12)。
次いで、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S13)、停止ならば、ジョガーモータを指定パルスで逆転駆動する(S14)。ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S15)、ジョガーモータ停止ならば、放出リンクモータ(図示せず)を駆動し(S16)、最後に、放出リンクモータが停止かどうかを判断し(S17)、停止ならば、動作を終了する。
図9は本発明の要部である補助的搬送路構成部材10を動作位置で示す概略図である。図10は図9の補助的搬送路構成部材10を退避位置で示す概略図である。図9及び図10には、前述した入口ローラ3から排紙トレイ4へ排出される際に、シート材Pの先端が排紙トレイ4上で挫屈してしまい、シート材Pが排紙トレイ4上に丸まって排紙されてしまう問題を解消する構成について説明している。
図2、図9及び図10を参照して、シート材後処理装置2は画像形成装置(図1)から受け入れ搬送口3aを通って搬送されたシート材(図示せず)を、ジョガー6を超えて入口ローラ3から排紙トレイ4へ直接排紙する機能を有する補助的搬送路を構成する補助的搬送路構成部材10を、入口ローラ3から排紙トレイ4へ延びるように備えている。補助的搬送路構成部材10は図では板状部材で構成され補助的搬送路を構成する。また、補助的搬送路の動作を制御する、図示しない制御手段を備えている。
図9では補助的搬送路構成部材10は補助動作状態にあり、図10では補助的搬送路構成部材10は主搬送路構成部材3cの下方に収納された状態を示している。このようにシート材がシート材受入排出手段(入口ローラ3、受け入れ搬送口3a、主搬送路構成部材3c)にて搬送されていない時は図10のように補助的搬送路構成部材10は収納されている。
シート材Pが入口ローラ3より排紙トレイ4へ排出されている時は図9のように補助的搬送路構成部材10は補助動作を行う位置にある。この補助的搬送路構成部材10は図では作動及び支持手段を持たずに単なる板状部材として示されているが、例えば、主搬送路構成部材3cに沿って突出/退避(伸張)するように適宜な手段によって作動及び支持するように構成されている。また、図10では、補助的搬送路構成部材10は主搬送路構成部材3cと重ならないようにずらして示してある。
図11は先端がカールしているシート材が入口ローラ3から排紙トレイ4へ排出される第1の状態を示す概略図である。図12は先端がカールしているシート材Pが入口ローラ3から排紙トレイ4へ排出される第2の状態を示す概略図である。図13は先端がカールしているシート材Pが入口ローラ3から排紙トレイ4へ排出される第3の状態を示す概略図である。図14は先端がカールしているシート材Pが入口ローラ3から排紙トレイ4へ排出される第4の状態を示す概略図である。
上述したシート材後処理装置2において、画像形成装置1(図1)から搬入されてきたシート材Pの先端がカールしている場合、図11乃至図13に示すように、補助的搬送路構成部材10が作動して補助動作を行う位置にある。
このように、入口ローラ3から排紙トレイ4の間に補助的搬送路10を設けることにより、入口ローラ3から排紙トレイ4にシート材Pを排紙する際、シート材Pの先端が自重、又はカールにより排紙トレイ4に引っ掛かり、シート材Pが丸まって排紙トレイ4に排紙される不都合を解消する。先端がカールしているシート材Pが引っ掛かりなく排紙トレイ4上に載置された時は、図14に示すように、補助的搬送路構成部材10は退避位置に移動する。
図15は入口ローラ3が備わっている主搬送路3cと排紙トレイ4との角度の中間に配置している補助的搬送路を、それらの角度的関係とともに示す概略図である。図15のシート材後処理装置2には、補助的搬送路構成部材10が、入口ローラ3が備わっている主搬送路3cと排紙トレイ4の角度の中間にくるように備えられている。
排紙トレイ4と主搬送路3cが形成する角度をα°とすると、排紙トレイ4と補助的搬送路10の形成する角度がα/2°となるような位置に補助的搬送路を設定する。このことにより、図10ではシート材の排紙トレイ4への入射角度はα°(図示せず)だったが、図15では排紙トレイ4への入射角度はα/2°となるため、先端がカールしたシート材P(図11)に対して余裕度が上がる。
このように、補助的搬送路構成部材10の排紙トレイ4への進入角度を排紙トレイ4と入口ローラ3の主搬送路3cとの角度の中間に設定することにより、入口ローラ3から補助的搬送路構成部材10、この補助的搬送路構成部材10から排紙トレイ4へシート材Pを受け渡しする際のカールによる挫屈を防ぐことができる。
図示はしてないが、補助的搬送路を構成する補助的搬送路構成部材10の駆動はステッピングモータで行うようにしている。このように、補助的搬送路構成部材10の駆動をパルスモータで行うことにより、補助的搬送路の制御を容易に行なうことができる。
同様に、図示はしてないが、補助的搬送路を構成する補助的搬送路構成部材10と入口ローラ3の駆動源を同じステッピングモータで行うにしている。このように、補助的搬送路構成部材10の駆動源を入口ローラ3の駆動源と同じにすることにより、駆動源を1つ減らすことができ、コストダウンを行うことができる。
図示はしてないが、補助的搬送路構成部材10を駆動させる軸に電磁クラッチを装着し、電磁クラッチがオフの時には補助的搬送路構成部材10は動作せず、電磁クラッチがオンの時に補助的搬送路構成部材10が駆動するようにしている。
このように、電磁クラッチのオン/オフで補助的搬送路構成部材10の駆動/停止を行うことにより、入口ローラ3の制御と補助的搬送路構成部材10の制御を同一駆動源でありながら、それぞれ別個に制御することが可能になる。
図16はシート材が入口ローラ3から排紙トレイへ搬送されるまでの動作を示すフローチャートである。図2及び図16を参照して、先ず、入口ローラ3がオンかどうかを判断し(S21)、オンならば、搬送モータ(図示せず)の駆動を開始しかつ電磁クラッチ(図示せず)をオンにする(S22)。
次に、搬送モータがAパルス駆動かどうかを判断し(S23)、Aパルス駆動ならば、電磁クラッチをオフにする(S24)。次に、入口ローラ3がオフかどうかを判断し(S25)、オフならば、搬送モータが指定パルスで駆動しているかどうかを判断し(S26)、指定パルスで駆動しているならば、搬送モータを停止しかつ電磁クラッチをオンにする(S27)。
次いで、搬送モータを指定パルスで逆転駆動する(S28)。次に、搬送モータが停止かどうかを判断し(S29)、停止ならば、電磁クラッチをオフしかつ戻しコロソレノイド(図示せず)をオンして戻しコロモータ(図示せず)を駆動する(S30)。続いて、戻しコロモータが指定パルスで駆動しているかどうかを判断し(S31)、指定パルスで駆動しているならば、戻しコロソレノイド(図示せず)をオフして戻しコロモータを停止する(S32)。
次に、ジョガーモータ(図示せず)を指定パルスで正転駆動する(S33)。次いで、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S34)、停止ならば、ジョガーモータを指定パルスで逆転駆動する(S35)。さらに、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S36)、停止ならば、動作を終了する。
図17は入口ローラ3から排紙トレイへ排紙されたシート材Pをカウントする場合の動作を説明するフローチャートである。本発明では、入口ローラ3から排紙トレイ4へ排紙されたシート材Pの枚数をカウントし、カウントの値によって補助的搬送路の補助動作状態時の長さを変更するようにしている。
図2、図15及び図17を参照して、先ず、入口ローラ3がオンかどうかを判断し(S41)、オンならば、搬送モータ(図示せず)の駆動を開始しかつカウンタ(図示せず)の値を+1にする(S42)。
次に、補助的搬送路モータ(図示せず)を指定パルスで駆動する(S43)。次いで、入口ローラ3がオフかどうかを判断し(S44)、オフならば、搬送モータが指定パルスで駆動しているかどうかを判断し(S45)、指定パルスで駆動しているならば、搬送モータを停止し(S46)、補助的搬送路モータを指定パルスで逆転駆動する(S47)。
次いで、戻しコロソレノイド(図示せず)をオンして戻しコロモータ(図示せず)を駆動する(S48)。続いて、戻しコロモータが指定パルスで駆動しているかどうかを判断し(S49)、指定パルスで駆動しているならば、戻しコロソレノイドをオフして戻しコロモータを停止する(S50)。
次に、ジョガーモータ(図示せず)を指定パルスで正転駆動する(S51)。次いで、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S52)、停止ならば、ジョガーモータを指定パルスで逆転駆動する(S53)。さらに、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S54)、停止ならば、動作を終了する。
このように、排紙トレイ4に積載されているシート材の枚数により補助的搬送路10の長さを変更することにより、排紙トレイ4に積載されて高さが高くなってきてシート材Pと補助的搬送路構成手段10が接触することを防ぐようにしている。
図18はカウント値が設定された値となった時に補助的搬送路構成手段10を収納方向へ移動する動作を説明するフローチャートである。入口ローラ3を駆動するステッピングモータ(図示せず)のパルス数をカウントし、カウント値が設定された値(例として、シート材Pの先端が排紙トレイ4に到達し、その後50mm搬送された値)になった時に補助的搬送路構成手段10を収納方向への移動を開始する。
図2、図15及び図18を参照して、先ず、入口ローラ3がオンかどうかを判断し(S61)、オンならば、搬送モータ(図示せず)の駆動を開始しかつ補助的搬送路モータ(図示せず)をオンにする(S62)。
次に、搬送モータがAパルス駆動かどうかを判断し(S63)、Aパルス駆動ならば、補助的搬送路モータを停止し(S64)、補助的搬送路モータを指定パルスで逆転駆動する(S65)。
次に、入口ローラ3がオフかどうかを判断し(S66)、オフならば、搬送モータが指定パルスで駆動しているかどうかを判断し(S67)、指定パルスで駆動しているならば、搬送モータが停止かどうかを判断し(S68)、停止ならば、電磁クラッチをオフしかつ戻しコロソレノイド(図示せず)をオンして戻しコロモータ(図示せず)を駆動する(S69)。
続いて、戻しコロモータが指定パルスで駆動しているかどうか判断し(S70)、指定パルスで駆動しているならば、戻しコロソレノイドをオフして戻しコロモータを停止する(S71)。
次に、ジョガーモータ(図示せず)を指定パルスで正転駆動する(S72)。次いで、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S73)、停止ならば、ジョガーモータを指定パルスで逆転駆動する(S74)。さらに、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S75)、停止ならば、動作を終了する。
戻しコロ5aの動作時に、シート材P先端が排紙トレイ4に到達してから一定距離搬送後に、補助的搬送路構成手段10の受入排出手段方向への縮小動作を自動的に行うことにより、戻し動作時にシート材の後端を確実に排紙トレイ4に確実に排紙することができる。
図19は画像形成装置1からシート材Pのサイズのデータを受け取り、サイズデータによってカウント値の設定の値を変更する動作を説明するフローチャートである。画像形成装置1(図1)から搬送されるシート材Pのサイズごとに入口ローラ3方向に補助的搬送路10(図15)の縮小動作を行う開始タイミング変更を行う。
図2、図15及び図19を参照して、先ず、入口ローラ3がオンかどうかを判断し(S81)、オンならば、搬送モータ(図示せず)の駆動を開始しかつ補助的搬送路モータ(図示せず)を駆動する(S82)。
次に、サイズ毎に値:Aを決定する(S83)。搬送モータがAパルス駆動かどうかを判断し(S84)、Aパルス駆動ならば、補助的搬送路モータを停止し(S85)、補助的搬送路モータを指定パルスで逆転駆動する(S86)。
次に、入口ローラ3がオフかどうかを判断し(S87)、オフならば、搬送モータが指定パルスで駆動しているかどうかを判断し(S88)、指定パルスで駆動しているならば、搬送モータが停止かどうかを判断し(S89)、停止ならば、電磁クラッチをオフしかつ戻しコロソレノイド(図示せず)をオンして戻しコロモータ(図示せず)を駆動する(S90)。
続いて、戻しコロモータが指定パルスで駆動しているかどうか判断し(S91)、指定パルスで駆動しているならば、戻しコロソレノイドをオフして戻しコロモータを停止する(S92)。
次に、ジョガーモータ(図示せず)を指定パルスで正転駆動する(S93)。次いで、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S94)、停止ならば、ジョガーモータを指定パルスで逆転駆動する(S95)。さらに、ジョガーモータが停止かどうかを判断し(S96)、停止ならば、動作を終了する。
シート材Pのサイズによって縮小動作開始タイミングを変更することにより、次のシート材Pとの紙間が短いサイズに対しては次シート材P受け入れ時間を短くし、生産性を落とすことなく後処理を行うことができる。
本発明のシート材後処理装置を併設している画像形成装置を示す概略図。 ート材後処理装置の1つの形態の詳細を示す概略図。 シート材後処理装置の第1の動作を説明する概略図。 シート材後処理装置の第2の動作を説明する概略図。 シート材後処理装置の第3の動作を説明する概略図。 シート材後処理装置の第4の動作を説明する概略図。 ステイプルするためにシート材を積載部まで搬送し、スタックする時の動作を示すフローチャート。 ステイプル時の動作を示すフローチャート。 本発明の要部である補助的搬送路構成部材を動作位置で示す概略図。 図9の本発明の要部である補助的搬送路構成部材を退避位置で示す概略図。 先端がカールしているシート材が入口ローラから排紙トレイへ排出される第1の状態を示す概略図。 先端がカールしているシート材が入口ローラから排紙トレイへ排出される第2の状態を示す概略図。 先端がカールしているシート材が入口ローラから排紙トレイへ排出される第3の状態を示す概略図。 先端がカールしているシート材が入口ローラから排紙トレイへ排出される第4の状態を示す概略図。 入口ローラが備わっている主搬送路と排紙トレイの角度の中間に配置している補助的搬送路を、それらの角度的関係とともに示す概略図。 シート材が入口ローラから排紙トレイへ搬送されるまでの動作を示すフローチャート。 入口ローラから排紙トレイへ排紙されたシート材をカウントする場合の動作を説明するフローチャート。 カウント値が設定された値となった時に補助的搬送路を収納方向へ移動する動作を説明するフローチャート。 画像形成装置からシート材のサイズのデータを受け取り、サイズデータによってカウント値の設定の値を変更する動作を説明するフローチャート。 入口ローラから排紙トレイへのシート材の不都合な排紙の第1の状態を示す概略図。 入口ローラから排紙トレイへのシート材の不都合な排紙の第2の状態を示す概略図。 入口ローラから排紙トレイへのシート材の不都合な排紙の第3の状態を示す概略図。 入口ローラから排紙トレイへのシート材の不都合な排紙の第4の状態を示す概略図。
符号の説明
1 画像形成装置
2 シート材後処理装置
3 入口ローラ
3a 受け入れ搬送口
3c 主搬送路
4 排紙トレイ
5 シート材戻し手段
5a 戻しコロ
5b アーム
6 ジョガー
7 後端フェンス
8 綴じ手段(ステイプラ)
9 放出リンク
10 補助的搬送路構成部材
P シート材

Claims (8)

  1. 画像形成装置から排出されたシート材を受け入れて排紙積載手段上に排出するシート材受入排出手段と、排紙積載手段上に排出された前記シート材を搬送してシート材後端停止手段に突き当てるシート戻し手段と、前記シート材後端停止手段に突き当てられた前記シート材を当該搬送方向と直交する方向に整合する整合手段と、整合された前記シート材束を綴じる綴じ手段と、整合後の前記シート材又は整合後に前記綴じ手段によって綴じられた前記シート材を前記排紙積載手段へ放出するシート材放出手段と、前記シート材受入排出手段から前記排紙積載手段への主搬送路に進退可能なように伸縮動作する補助的搬送手段と、前記補助的搬送手段の伸縮動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記補助的搬送手段の長さを排紙積載手段に積載されている前記シート材の枚数によって変更するように制御することを特徴とするシート材後処理装置。
  2. 前記補助的搬送手段は、前記シート材が、前記主搬送路と前記排紙積載手段とが形成する角度の1/2の角度方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項1記載のシート材後処理装置。
  3. 前記補助的搬送手段の伸縮動作は、パルスモータを駆動源とすることを特徴とする請求項1又は2記載のシート材後処理装置。
  4. 前記補助的搬送手段の伸縮動作を前記シート材受入排出手段の駆動源を用いて行なうことを特徴とする請求項1又は2記載のシート材後処理装置。
  5. 前記シート材受入排出手段の動作の有無に応じ、前記補助的搬送手段の駆動/停止を電磁クラッチを用いて切り替えることを特徴とする請求項4記載のシート材後処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記シート材先端が前記排紙積載手段に到達してから一定距離搬送後に、自動的に前記シート部受入排出手段方向に縮小動作を行うように前記補助的搬送手段を制御することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載のシート材後処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記シート材のサイズごとに、前記シート材受入排出手段方向への縮小動作を開始するタイミングを変更するように前記補助的搬送手段を制御することを特徴とする請求項6記載のシート材後処理装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項記載のシート材後処理装置を併設することを特徴とする画像形成装置。
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