JP4713351B2 - 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
その結果、「相反則不軌」という現象により、ビーム径が一定でも、書き込み時間間隔が異なることによって形成した潜像の電位が異なり、濃度や線幅が変化してしまい、相反則が成立している部分と成立していない部分では異なった画像となる。
図11(a)〜(d)は、従来の画像形成装置の相反則不軌のモデル図であり、図11(a)は、2ドット横ラインの静電潜像の平面図を示し、図11(b)は感光体表面の電位を示し、図11(c)はトナー像の濃度を示し、図11(d)はトナー像の平面図を示している。
図11(a)において横軸は主走査方向を示し、縦軸は副走査方向を示している。図11(b)において横軸は電位を示し、縦軸は副走査方向を示している。図11(c)において横軸は濃度を示し、縦軸は副走査方向を示している。図11(d)において横軸は主走査方向を示し、縦軸は副走査方向を示している。
本発明に係る画像形成装置の他の実施の形態は、上記構成に加え、前記転写部材上に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の濃度に応じて、画像露光する場合の各々の光ビームの径を調整することを特徴とする。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
ここで、記憶媒体としては、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(CD Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)などのコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、HDD(Hard Disc Driver)、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、FeRAM(強誘電体メモリ)等の半導体メモリが挙げられる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
以下の実施例においては、画像形成装置が複写機の場合で説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、ファクシミリ装置、プリンタに適用してもよい。
図1に示す画像形成装置としての複写機100は、請求項1〜13に係る実施例を示すレイアウト図でもある。
作像ユニット103は、イエロー、シアン、マゼンタ、及びブラックの4色のトナー画像をそれぞれ形成する作像ステーション(Yステーション、Cステーション、Mステーション、及びBkステーション)で構成されている。
次に静電潜像は現像部105でトナー像化され、トナー像は1次転写部にて像担持体201−1〜201−4上から転写部材上へ転写される。そして2次転写部にて転写部材上から転写紙上へ転写された後、定着部105にて転写紙上に定着される。
図3は、本発明に係る画像形成装置の一実施例のブロック図である。
同図において、SBU(Sensor Board Unit)は、増幅やA/D変換を行うユニットである。SICU(Scanner & image processing Control Unit)は、制御手段(マイクロプロセッサ)としての画像系のメインボードである。IPU(Image Processing Unit)は、画像処理を行うユニットである。MSU(Memory Supercharger Unit)は、画像圧縮/展開を行い、メモリ/HDDコントローラを有するユニットである。
尚、実質的なコンピュータに、画像データに応じた三つ以上の光ビームで像担持体上の副走査方向に順次画像露光を行う処理を実行させるプログラムであって、コンピュータに、転写部材上のトナー像の濃度を検知する処理、転写部材上に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の濃度に応じて光ビームの径を調整すると共に副走査方向に隣接する画像データを露光する時間間隔のうち、時間間隔が長い方の光ビームの径を、時間間隔が短い方の光ビームの径よりも常に小さくするように制御する処理を実行させるプログラムが格納されていてもよい。
図3のブロック図に示した構成によって LEDが駆動され、像担持体201−1〜201−4(図2参照)上に静電潜像が形成される。2ドット横ラインは、LED1,2、LED2,3、LED3,4、LED4,1を使用して書き込む場合の4パターンがある。LED1,2、LED2,3、LED3,4、は同時書込みであるが、LED4,1の場合は、書き込み時間差が生じるため、前述した相反則不軌の現象が発生する。
LED4,1で作成した基準トナー像(2ドット横ラインの集合)と、LED1,2、LED2,3、LED3,4の3組のうち、少なくとも1組で作成した基準トナー像の光学濃度を転写部材上にてフォトセンサで測定・比較し、それらがほぼ同じ濃度になるために必要なLED4,1の場合のLED4のビーム径を調整し求める。
画像処理を行う際に、座標から、LED4,1で書き込む画像か否かを認識し、必要な時のみ相反則不軌の現象を抑制するための制御として、先に求めたLED4のビーム径を適用する。
帯電電位:-800V
露光後電位:-100V
解像度:1200dpi
光量(感光体面):0.44μJ/cm2
書き込み時間間隔:LED1,2、LED2,3、LED3,4の場合、同時書込み
:LED4,1の場合:約1/4000sec(4アレイで感光体線速340mm/sec)
ビーム径標準値 :副走査方向:70μm 主走査方向:55μm
ビーム径調整値:LED4,1を使用して潜像を形成する (ドット、ライン、ベタ等全て) 場合のみLED4のみ標準値に対して80%(アパーチャ径による)に小さくした。
具体的には、通常径用のアパーチャと小径用のアパーチャ(液晶マスク)とを組み合わせて、必要時に、液晶マスクを用いてビーム径を小さくした。
図7(a)〜(e)は、本発明に係る画像形成装置の一実施例におけるモデル図であり、図7(a)は、2ドット横ラインの静電潜像の平面図を示し、図7(b)は感光体表面の電位を示し、図7(c)はトナー像の濃度を示し、図7(d)はトナー像の側面図を示し、図7(e)はトナー像の平面図を示している。図7(a)において横軸は主走査方向を示し、縦軸は副走査方向を示している。図7(b)において横軸は電位を示し、縦軸は副走査方向を示している。図7(c)において横軸は濃度を示し、縦軸は副走査方向を示している。図7(d)において横軸はトナー層の厚さを示し、縦軸は副走査方向を示している。図7(e)において横軸は主走査方向を示し、縦軸は副走査方向を示している。
LED4,1 ::ビーム径変更なし:約100μm→ビーム径変更後:約85μm
1)本実施例は4アレイの場合で説明したが、光量は固定値ではなく必要時のみの変更のため、2アレイであってもよい。
2)600dpiでも相反則不軌の現象は発生するが、元々の線幅が太いため、現象の影響は少なく目立ちにくい。そのため、解像度が低い場合には、ビーム径の変更量は少なくても良い。また、時間間隔が1/4000secより短い場合も、ビーム径の変更量は少なくても良い。
LED4,1で作成した基準トナー像(2ドット横ラインの集合)と、LED1,2、LED2,3、LED3,4の3組のうち、少なくとも1組で作成した基準トナー像の光学濃度を転写部材上にてフォトセンサで測定・比較し、それらがほぼ同じ濃度になるために必要なLED4,1の場合のLED1、LED4の光量(LED1=LED4)を求める。
画像処理を行う際に、座標から、LED4,1で書き込む画像か否かを認識し、必要な時のみ相反則不軌の現象を抑制するための制御として、
1) 画像処理を行う際に、座標から、LED4,1で書き込む画像か否かを認識
2) 必要な時のみ相反則不軌の現象を抑制する制御を行う
ためには、複雑な制御が必要になり、コストアップにつながる。
ただし、LED1の標準ビーム径に対する減少率とLED3の標準ビーム径に対する増加率とは同じにして、調整前後のLED1〜4の総ビーム径が変化しないようにした。(調整前LED1+LED2+LED3+LED4=調整後LED1+LED2+LED3+LED4)
帯電電位:-800V
露光後電位:-100V
解像度:1200dpi
光量(感光体面):0.44μJ/cm2
ビーム径標準値:副走査方向:70μm 主走査方向:55μm
ビーム径調整値:LED1およびLED 4は、標準値に対して-10%(PMによる)固定
LED2およびLED3は、標準値に対して+10%(PMによる)固定
具体的には、アパーチャ径(液晶マスク)を調整して、必要時に、液晶マスクを用いてビーム径を調整した。
書き込み時間間隔:LED1,2 ,LED2,3 ,LED3,4の場合、同時書込み
:LED4,1の場合:約1/4000sec(4アレイで感光体線速340mm/sec)
図8(a)〜(e)は、本発明に係る画像形成装置の他の実施例におけるモデル図であり、図8(a)は、2ドット横ラインの静電潜像の平面図を示し、図8(b)は、感光体表面の電位を示し、図8(c)は、トナー像の濃度を示し、図8(d)は、トナー像の側面図を示し、図8(e)は、トナー像の平面図を示している。横軸及び縦軸は 図7(a)〜(e)と同様である。
LED2,3:: ビーム径変更なし:約85μm→ビーム径変更後:約91μm
LED4,1:: ビーム径変更なし:約100μm→ビーム径変更後:約92μm
600dpiでも相反則不軌の現象は発生するが、元々の線幅が太いため、現象の影響は少なく目立ちにくい。そのため、解像度が低い場合には、光量の変更量は少なくても良い。また、時間間隔が1/4000secより短い場合も、光量の変更量は少なくても良い。
図5、6に請求項5〜6の実施例を示す。
図5は、本発明に係る画像形成装置の他の実施例のブロック図である。
図5に示したブロック図と図3に示したブロック図との相違点は、LEDの代わりにLDを用いた点である。
すなわち、図5において、SBU(Sensor Board Unit)は、増幅やA/D変換を行うユニットである。SICU(Scanner & image processing Control Unit)は、画像系のメインボードである。IPU(Image Processing Unit)は、画像処理を行うユニットである。MSU(Memory Supercharger Unit)は、画像圧縮/展開を行い、メモリ/HDDコントローラを有するユニットである。LDB(Laser diode Drive Board)は、LDを搭載した基板である。PWM(Pulse Width Modulation)は、パルス幅変調を行う基板である。LDD(Laser Diode Drive)は、LDの点灯制御を行う基板である。LDA(Laser Diode Alley)は、4チャンネルLDアレイである。PM(Power Modulation)は、パワー変調を意味する。
図6は、4ビームの光学系で2ドット横ラインを書き込む場合を例として示す。
2ドット横ラインは、同一のポリゴンミラー面でLD1,2、LD2,3、LD3,4を使用して書き込む場合(図6のふきだし内の右上側)と、2つのポリゴンミラー面にまたがってLD4,1を使用して書き込む場合(図6のふきだし内の左下側)との4パターンがある。LD1,2、LD2,3、LD3,4を使用する場合は同時書込みであるが、LD4,1を使用する場合は書き込み時間差が生じるため、前述した相反則不軌の現象が発生する。
図9(a)〜(e)は、4ビームの光学系で2ドット横ラインを書き込む場合を例として示す。
図9(a)〜図9(e)は、本発明に係る画像形成装置の他の実施例におけるモデル図であり、図9(a)は、2ドット横ラインの静電潜像の平面図を示し、図9(b)は、感光体表面の電位を示し、図9(c)は、トナー像の濃度を示し、図9(d)は、トナー像の側面図を示し、図9(e)は、トナー像の平面図を示している。横軸及び縦軸は 図7(a)〜(e)と同様である。
本実施例の場合には、
帯電電位:-800V
露光後電位:-100V
解像度:1200dpi
光量(感光体面):0.44μJ/cm2
書き込み時間間隔:同一ミラー面(LD1,2、LD2,3、LD3,4) の場合、同時書込み
(LDアレイを傾けず、書き出し位置が同じ(**))
ミラー面をまたぐ(LD4,1)場合:約1/4000sec(6面で40000rpm)
ビーム径標準値:副走査方向:70μm 主走査方向:55μm
:LED4,1を使用して潜像を形成する (ドット、ライン、ベタ等全て) 場合のみLD4のみ標準値に対して80%(アパーチャ径による)に小さくした。
具体的には、通常径用のアパーチャと小径用のアパーチャ(液晶マスク)とを組み合わせて、必要時に、液晶マスクを用いてビーム径を小さくした。
LD1,2、LD2,3、LD,4::ビーム径変更なし:約85μm →ビーム径変更後:約85μm
LD4,1 ::ビーム径変更なし:約100μm→ビーム径変更後:約85μm
1)本実施例では4ビームの場合で説明したが、ビーム径は固定値ではなく必要時のみの変更のため、2ビームであってもよい。
2)600dpiでも相反則不軌の現象は発生するが、元々の線幅が太いため、現象の影響は少なく目立ちにくい。そのため、解像度が低い場合には、ビーム径の変更量は少なくても良い。また、時間間隔が1/4000secより短い場合も、ビーム径の変更量は少なくても良い。
LD4,1で作成した基準トナー像(2ドット横ラインの集合)と、LD1,2、LD2,3、LD3,4の3組のうち、少なくとも1組で作成した基準トナー像の光学濃度を転写部材上にてフォトセンサで測定・比較し、それらがほぼ同じ濃度になるために必要なLD4,1の場合のLD1、LD4のビーム径(LD1=LD4)を求める。
画像処理を行う際に、座標から、LD4,1で書き込む画像か否かを認識し、必要な時のみ相反則不軌の現象を抑制するための制御として、
1)画像処理を行う際に、座標から、LD4,1で書き込む画像か否かを認識
2)必要な時のみ相反則不軌の現象を抑制する制御を行う
ためには、複雑な制御が必要になり、コストアップにつながる。
よって本実施例では、LD1,LD4を標準ビーム径に対して減らし(LD1=LD4)、LD2,LD3を標準ビーム径に対して増やし(LD2=LD3)て、LD4,1で形成した基準トナー像とLD2,3で形成した基準トナー像とを比較して光学濃度がほぼ同じになるビーム径を求めた。ただし、LD4の標準ビーム径に対する減少率とLD3の標準ビーム径に対する増加率とは同じにして、調整前後のLD1〜4の総ビーム径が変化しないようにした。
(調整前LD1+LD2+LD3+LD4=調整後LD1+LD2+LD3+LD4)
帯電電位:-800V
露光後電位:-100V
解像度:1200dpi
光量(感光体面):0.44μJ/cm2
ビーム径:副走査方向:70μm 主走査方向:55μm
書き込み時間間隔:同一ミラー面(LD1,2 ,LD2,3 ,LD3,4) の場合、同時書込み
(LDアレイを傾けず、書き出し位置が同じ(**))
ミラー面をまたぐ(LD4,1)場合:約1/4000sec(6面で40000rpm)
光量調整値:LD1および4は、標準値に対して-10(PMによる)固定 LD2および3は、標準値に対して+10(PMによる)固定
図10(a)〜図10(e)は、本発明に係る画像形成装置の他の実施例におけるモデル図であり、図10(a)は、2ドット横ラインの静電潜像の平面図を示し、図10(b)は感光体表面の電位を示し、図10(c)はトナー像の濃度を示し、図10(d)はトナー像の側面図を示し、図10(e)はトナー像の平面図を示している。横軸及び縦軸は図7(a)〜(e)と同様である。
LD2,3:: ビーム径変更なし:約85μm→ビーム径変更後:約91μm
LD4,1:: ビーム径変更なし:約100μm→ビーム径変更後:約92μm
600dpiでも相反則不軌の現象は発生するが、元々の線幅が太いため、現象の影響は少なく目立ちにくい。そのため、解像度が低い場合には、ビーム径の変更量は少なくても良い。また、時間間隔が1/4000secより短い場合も、ビーム径の変更量は少なくても良い。
請求項1、2の実施例参照
請求項2の実施例参照
請求項3、4の実施例参照
請求項1〜6の実施例参照(とくに、図7(a)〜(e)から図10(a)〜(e)参照)
感光体感度や現像γは経時・環境で変化する。作像条件調整動作(プロセスコントロール)を行う画像形成装置の場合には、作像条件調整動作終了に引き続き、各光ビーム径調整動作を行うと、その時の感光体感度、現像γ(現像ポテンシャルに対する現像特性)に合わせたビーム径設定ができるため、より効果が大きくなる。
請求項1の実施例参照
請求項2の実施例参照
請求項3の実施例参照
請求項1の実施例参照
請求項3の実施例参照
101 読取部
102 給紙部
103 作像ユニット
104 転写ユニット
105 定着部
106 排紙部
Claims (13)
- 画像データに応じた光ビームで像担持体上の副走査方向に順次画像露光を行う画像形成装置であって、
転写部材上のトナー像の濃度を検知する光学的検知手段と、
副走査方向に隣接する画像データで同時に露光してから次に露光するまでの時間間隔に応じて光ビームの径を変更しつつ、前記時間間隔が長い方の光ビームの径を、前記時間間隔が短い方の光ビームの径よりも常に小さくするように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 画像データに応じた三つ以上の光ビームで像担持体上の副走査方向に順次画像露光を行う画像形成装置であって、
転写部材上のトナー像の濃度を検知する光学的検知手段と、
前記転写部材上に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の濃度に応じて光ビームの径を調整すると共に副走査方向に隣接する画像データを同時に露光してから次に露光するまでの時間間隔のうち、時間間隔が長い方の光ビームの径を、時間間隔が短い方の光ビームの径よりも常に小さくするように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 画像データに応じた複数光ビームを、ポリゴンミラーで反射させて走査し、像担持体上に画像露光を行う画像形成装置であって、
転写部材上のトナー像の濃度を検知する光学的検知手段と、
副走査方向に隣接する画像データで、同一のポリゴンミラーのミラー面を使用して露光する場合と異なるミラー面を使用して露光する場合とが混在する場合、同時に露光してから次に露光するまでの時間間隔に応じて光ビームの径を変更しつつ、前記時間間隔が長い方の光ビームの径を、前記時間間隔が短い方の光ビームの径よりも常に小さくするようにする制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記転写部材上に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の濃度に応じて、画像露光する場合の各々の光ビームの径を調整することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 同一の画像データであって、副走査方向に連続した画像を、異なる時間間隔で露光して形成した基準トナー像を比較することを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 同一の画像データであって、副走査方向に連続した画像を、異なるポリゴンミラーのミラー面を使用して露光し形成した基準トナー像を比較することを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
- 各光ビームの径調整前後で、複数の光ビームの総ビーム径が一定であることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 基準トナー像のパターンは、副走査方向に連続した光ビームで形成することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の画像形成装置。
- 画像データに応じた光ビームで像担持体上の副走査方向に順次画像露光を行う画像形成方法であって、
転写部材上のトナー像の濃度を検知し、
副走査方向に隣接する画像データで同時に露光してから次に露光するまでの時間間隔に応じて光ビームの径を変更しつつ、前記時間間隔が長い方の光ビームの径を、前記時間間隔が短い方の光ビームの径よりも常に小さくするように制御することを特徴とする画像形成方法。 - 画像データに応じた三つ以上の光ビームで像担持体上の副走査方向に順次画像露光を行う画像形成方法であって、
転写部材上のトナー像の濃度を検知し、
前記転写部材上に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の濃度に応じて光ビームの径を調整すると共に副走査方向に隣接する画像データを同時に露光してから次に露光するまでの時間間隔のうち、時間間隔が長い方の光ビームの径を、時間間隔が短い方の光ビームの径よりも常に小さくするように制御することを特徴とする画像形成方法。 - 画像データに応じた複数光ビームを、ポリゴンミラーで反射させて走査し、像担持体上に画像露光を行う画像形成方法であって、
転写部材上のトナー像の濃度を検知し、
副走査方向に隣接する画像データで、同一のポリゴンミラーのミラー面を使用して露光する場合と異なるミラー面を使用して露光する場合とが混在する場合、同時に露光してから次に露光するまでの時間間隔に応じて光ビームの径を変更しつつ、前記時間間隔が長い方の光ビームの径を、前記時間間隔が短い方の光ビームの径よりも常に小さくするようにすることを特徴とする画像形成方法。 - 実質的なコンピュータに、画像データに応じた光ビームで像担持体上の副走査方向に順次画像露光を行う処理を実行させるプログラムであって、
前記コンピュータに、光学的検知手段が、転写部材上のトナー像の濃度を検知する処理、
制御手段が、副走査方向に隣接する画像データで同時に露光してから次に露光するまでの時間間隔に応じて光ビームの径を変更しつつ、前記時間間隔が長い方の光ビームの径を、前記時間間隔が短い方の光ビームの径よりも常に小さくする処理を実行させることを特徴とするプログラム。 - 実質的なコンピュータに、画像データに応じた三つ以上の光ビームで像担持体上の副走査方向に順次画像露光を行う処理を実行させるプログラムであって、
前記コンピュータに、光学的検知手段が、転写部材上のトナー像の濃度を検知する処理、
制御手段が、前記転写部材上に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の濃度に応じて光ビームの径を調整すると共に副走査方向に隣接する画像データを同時に露光してから次に露光するまでの時間間隔のうち、時間間隔が長い方の光ビームの径を、時間間隔が短い方の光ビームの径よりも常に小さくするように制御する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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