JP2007121536A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007121536A
JP2007121536A JP2005311448A JP2005311448A JP2007121536A JP 2007121536 A JP2007121536 A JP 2007121536A JP 2005311448 A JP2005311448 A JP 2005311448A JP 2005311448 A JP2005311448 A JP 2005311448A JP 2007121536 A JP2007121536 A JP 2007121536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
image forming
light source
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005311448A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Watanabe
崇雄 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005311448A priority Critical patent/JP2007121536A/ja
Publication of JP2007121536A publication Critical patent/JP2007121536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】マルチビーム光源における複数の発光素子の素子間で寿命に格差を生じさせないようにする。
【解決手段】画像入力部30からメイン制御部31に入力された画像データを画像処理部311で画像処理して、書込部33に伝送する。伝送された画像情報は、画像情報分離部332において順次奇数ラインと偶数ラインの画像情報に分離され、LDユニット駆動部334へ送信される。普通紙の場合は、通常の画像形成速度で処理されるため、書込時と除電時でそれぞれ2個のLDを使用する。厚紙などの特殊紙では、定着処理を半速で行い、画像形成処理と除電処理とを1個のLDで処理する。メイン制御部31のCPU312は、半速制御時の画像形成動作で第1LDを使用した場合に、LD除電時に使用するLDをこれとは異なる第2LDをLDユニット選択部333で選択するよう制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、マルチビーム光源による複数のビームを用いて感光体を走査して静電潜像を形成し、画像形成を行う画像形成装置に関するものである。
従来、レーザ走査光学系を用いて感光体上にレーザ光を走査することにより静電潜像を形成し、電子写真技術を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置があった。この画像形成装置の感光体への主走査方向の走査速度は、ポリゴンモータの回転速度がパラメータとなり、走査速度の限界はポリゴンモータの回転速度の限界によって制限されることになる。
このように、感光体への主走査方向の走査速度に限界があることから、複数のレーザ光を1回の走査で同時平行的に感光体上を走査することで、レーザの走査速度を1/(レーザ素子数)で制御して感光体上に画像を形成する、いわゆるマルチビーム走査光学系が提案されている(特許文献1参照)。例えば、4つのレーザを用いた4ビーム走査光学系や、8つのビームを同時に走査する8ビーム走査光学系等が実現されている。
この種のマルチビーム走査光学系を有する画像形成装置では、画像形成される記録媒体の種類によって、画像形成速度を通常の記録媒体を使用する場合に比べて変速することが一般的に行われている。その変速の目的は、通常よりも厚手の紙やOHP用フィルム用紙などに画像形成する場合、トナー像を記録媒体上に融着させるための熱定着器において、トナー像を安定して融着させる熱量が異なることから、熱定着器により与えられる記録媒体への熱量を変化させることにある。
例えば、普通紙に対して、厚紙やOHP用フィルム用紙は、通常の半分程度の速度で熱定着器内を通過させる必要がある。これは、熱定着器のヒータ出力を変化させることなく記録媒体に与える熱量を変化させることが可能になるからである。このように、熱定着器内を通過させる記録媒体の速度を変速制御する場合、感光体上に画像形成する速度も同様に制御する必要があり、走査光学系による感光体上の静電潜像の形成速度も変化させる必要がある。
そこで、上記のマルチビーム走査光学系を用いて画像形成速度を変化させるには、ポリゴンモータの回転速度を変化させる必要が生じる。例えば、通常時に対して半分の速度で画像形成を行う場合は、ポリゴンモータの回転数を半分の速度に制御する必要がある。ポリゴンモータを回転制御するには、基準となるパルスの周波数を変化させれば良いが、通常時と半速時とで共に安定して一定の回転数で回転するようにポリゴンモータを設計するのは非常に困難であった。
このため、ポリゴンモータの速度制御範囲がなるべく狭くなるように制御する必要があり、厚紙時のように通常時と線速が異なる場合は、マルチビーム走査光学系の走査ビーム数を変更することが行われている。例えば、通常速度での画像形成時には、4ビームのマルチビームの書込を実施している場合に、半速での画像形成時に2ビームでのマルチビーム書込を実施することにより、ポリゴンモータの回転速度を同一にでき、ポリゴンモータの速度制御範囲を狭くすることが行われている。
また、電子写真技術を用いて画像を形成する画像形成装置では、感光体上を均一に帯電させた後、画像情報に基づいてレーザ光を走査することにより静電潜像を形成し、これにトナーを付着させて顕像化して記録媒体に転写していた。その後、感光体上に残留する余分なトナーをクリーニングしてから、不要な静電気を除去する除電処理が行われる。その除電装置としては、複数の赤外線ランプや発行ダイオード(LED)をアレイ状に配置した除電ランプが用いられ、隣接する赤外線ランプやLEDの光が干渉する部分と干渉しない部分との間で除電むらが生じ、画像品質が劣化していた。
そこで、特許文献2では、画像書き込み用のレーザ光源を用いて感光体上の残留電位を除電することで、隣接する赤外線ランプやLEDの光の干渉による除電むらを防止し、画像品質を向上させることが行われている。
特開2001−171164号公報 特開平11−296034号公報
しかしながら、上記特許文献1では、画像形成速度の変速に伴ってマルチビーム走査光学系の走査ビーム数を変更制御しようとすると、動作モードによらず常に点灯するレーザ素子と、モードによって点灯制御したり、消灯制御したりするレーザ素子が必ず生じるため、レーザ素子間で点灯時間にばらつきが発生する。一般にレーザ素子の寿命は、レーザの総点灯時間によって決まる。このため、マルチビームのレーザ素子の内、特定のレーザ素子のみが動作モードによらずに点灯時間が長くなることから、特定のレーザ素子のみ寿命が短くなってしまい、他のレーザ素子との間で寿命に差が生じ、メンテナンス期間が短くなるという問題があった。
また、上記特許文献2では、画像書き込み用のレーザ光源を用いて感光体の帯電電位を除電することにより、除電むらを防止することが可能となる。しかしながら、書き込み用のレーザ光源を用いて感光体上の帯電電位を除電する場合、書き込み時と除電時とで同じレーザ出力で走査していたため、感光体の光疲労が加速することが考えられ、感光体の寿命が必要以上に短くなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、マルチビーム光源における複数の発光素子の点灯時間のばらつきにより、素子寿命に格差が生じることを緩和し、複数の発光素子の点灯時間を少しでも平均化することで素子寿命を長く保ち、メンテナンス期間を伸ばすことが可能な画像形成装置を提供することを第1の目的とする。
また、画像書き込み用のレーザ光を用いて感光体上の帯電電位を除電する場合でも、感光体に対する光疲労が加速することなく、感光体の寿命低下を軽減することが可能な画像形成装置を提供することを第2の目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、画像情報に基づいて複数のビームを発するマルチビーム光源を駆動する駆動手段と、前記マルチビーム光源からの複数のビームを感光体上に平行して走査可能なマルチビーム走査手段と、該マルチビーム走査手段により感光体上にビームを走査して静電潜像を形成し、顕像化して画像を形成する画像形成手段と、前記マルチビーム光源を選択的に駆動させる駆動選択手段と、画像形成後に前記感光体上に残留する電位を前記マルチビーム光源のビームを走査して除電する際に、画像形成速度の変更に伴って前記駆動選択手段によりマルチビーム光源を選択的に駆動するよう制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、画像形成後の感光体上の電位を除電するために駆動させるビームは、マルチビームのうち、直前の画像形成動作における画像形成速度に応じて選択的に駆動されたビームとは異なるビームを前記駆動選択手段により選択して駆動するよう制御することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記駆動手段は、マルチビーム光源を駆動して前記感光体上の電位を除電する際に、画像形成時における書込エネルギーと異なるエネルギーに変更する除電エネルギー変更手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記除電エネルギー変更手段は、前記マルチビーム光源の点灯比率を任意に設定することにより除電エネルギーを変更することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記除電エネルギー変更手段は、前記マルチビーム光源の発光光量を任意に設定することにより除電エネルギーを変更することを特徴とする。
請求項1にかかる画像形成装置は、画像情報に基づいて駆動手段が複数のビームを発するマルチビーム光源を駆動し、マルチビーム走査手段によりマルチビーム光源からの複数のビームを感光体上に平行して走査し、感光体上に形成された静電潜像を画像形成手段によって顕像化して画像を形成し、駆動選択手段によりマルチビーム光源を選択的に駆動させ、画像形成後の感光体上に残留する電位をマルチビーム光源のビームを走査して除電する際に、画像形成速度の変更に伴って制御手段が駆動選択手段に対してマルチビーム光源を選択的に駆動するように制御する。このため、マルチビーム光源を用いて感光体上の帯電電位を除電する際に、画像形成速度が変更されていても、複数のビーム素子のうち任意の素子を選択的に駆動することで、マルチビーム走査手段の走査速度の制御範囲を狭くしつつ、感光体の除電を実施することができるという効果を奏する。
請求項2にかかる画像形成装置は、マルチビームのうち、直前の画像形成動作における画像形成速度に応じて選択的に駆動されたビーム素子とは異なるビーム素子を駆動選択手段によって選択し、画像形成後の感光体を除電するために駆動して走査するよう制御手段が制御するため、ビーム素子の総点灯時間を平均化することが可能となり、特定のビーム素子のみ寿命が短くなって、メンテナンス期間が短くなるのを防止できるという効果を奏する。
請求項3にかかる画像形成装置は、マルチビーム光源を駆動して感光体上の電位を除電する際に、マルチビーム光源を駆動する駆動手段に画像形成時における書込エネルギーと異なるエネルギーに変更する除電エネルギー変更手段を備えているため、通常の画像形成時におけるビーム書込エネルギーと異なるエネルギーで除電処理することが可能となり、除電により必要以上に感光体が劣化するのを抑えられるという効果を奏する。
請求項4にかかる画像形成装置は、除電エネルギー変更手段において、マルチビーム光源の点灯比率(PWM:パルス幅変調)を任意に設定することで除電エネルギーを変更するようにしたため、ビーム光源の除電エネルギーを簡便な制御により容易に変更できるという効果を奏する。
請求項5にかかる画像形成装置は、除電エネルギー変更手段において、マルチビーム光源の発光光量(AM:振幅変調)を任意に設定することで除電エネルギーを変更するようにしたため、感光体面に対して均一なエネルギー分布によるビーム除電が可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明にかかる画像形成装置の概略構成図である。図1に示す画像形成装置10は、電子写真技術を用いて画像を形成するもので、感光体としての感光体ドラム11、マルチビーム光源としての2LD(レーザダイオード)ユニットを含む2ビーム書込ユニット12、現像ユニット14、転写ユニット15、分離ユニット16、クリーニングユニット17、熱定着器18、および帯電器19などにより画像形成手段を構成している。なお、図中に破線で示した符号13は、本発明の構成により不要となる除電ランプ13を示している。
図1の画像形成装置10は、帯電器19により感光体ドラム11の表面を均一に帯電させた後、2ビーム書込ユニット12からの複数のレーザビームを用いて感光体ドラム11上を走査させることで静電潜像が形成される。感光体ドラム11上に形成された静電潜像は、感光体ドラム11を時計方向に回転させながら、現像ユニット14の位置でトナーによる現像処理が行われ、顕像化する。
感光体ドラム11に形成されたトナー像は、転写ユニット15によって不図示の転写紙に転写されると共に、分離ユニット16で分離処理される。この転写紙に転写されたトナー像は、熱定着器18によって転写紙に熱融着され、最終画像が得られる。その後、感光体ドラム11の表面に残留している不要なトナーは、クリーニングユニット17で除去される。
従来は、クリーニングユニット17の上方に図示した除電ランプ13を使って感光体ドラム11に残留する不要な電位を除電していたが、本発明ではこの除電ランプ13を配置せずに、画像書込を行う2ビーム書込ユニット12によって除電処理を行う点に特徴がある。
このため、第1の実施の形態では、感光体ドラム11の表面に残留する電位を2ビーム書込ユニット12からのレーザ走査により除電処理を行った後、帯電器19により均一な帯電処理が行われる。
図2は、図1の2ビーム書込ユニットにおけるマルチビーム走査光学系の構成を示す斜視図である。図2に示すマルチビーム走査光学系は、マルチビーム光源として2個のレーザダイオードを備えた2LDユニット20、その2LDユニット20から出射されたレーザ光を反射して感光体ドラム11上にレンズ等の光学素子を介して走査させる回転多面鏡21(以下、ポリゴンミラー)、感光体ドラム11上でのレーザの走査を等速にするためのfθレンズ22、および反射ミラー23などを備えている。
また、このマルチビーム走査光学系には、ポリゴンミラー21の回転位置を検出し、電気的なタイミング信号を生成する光検出器24が図2のように配置されていて、ポリゴンミラー21により回転走査された各々のマルチビーム走査光学系のレーザ光が反射ミラー25により感光体11に到達する前に光検出器24を走査するよう配置されている。
図3は、図2の2LDユニットの構成例を説明する図である。図3に示す2LDユニット20は、第1LD201、第2LD202、コリメートレンズ203,204、アパーチャ205,206、ビーム合成プリズム207等によって構成されている。
第1LD201から出射されたレーザ光は、コリメートレンズ201とアパーチャ205を通過し、ビーム合成プリズム207の反射面bを通過してプリズムより出射される。また、第2LD202から出射されたレーザ光は、同様にコリメートレンズ204とアパーチャ206を通過し、ビーム合成プリズム207の反射面a、bにて反射されプリズムより出射される。このように、2LDユニット20は、各LDのレーザ光の走査ピッチを近接(ビーム合成)させるためのものである。
そして、感光体ドラム11上のビーム走査ピッチの調整は、第1LD201を中心として、2LDユニット20全体をビーム出射方向に対し垂直方向に回転可能な構成を取ることにより実現している。より具体的には、ステッピングモータ26を動力源とし、微小な回転角度はステッピングモータ26の回転パルス数を変化させることにより制御するものである。
マルチビーム走査光学系が感光体ドラム11上を走査するピッチは、2LDユニット20の取り付けや、マルチビーム走査光学系の光学素子の光学特性のばらつき、あるいは、各光学素子の取り付け精度等により必ずしも同一とはなり得ない。このため、ステッピングモータ26により2LDユニット20の回転角度を調整することにより、感光体ドラム11上に一定の走査ピッチでレーザを走査することが可能となる。
上記したポリゴンミラー21の回転数RPMは、画像形成装置における印字速度の要求から決定され、感光体線速 をv(mm/s)とし、印字画素密度をdpi(dot per inch)とし、ポリゴンミラー21のミラー面数をnとすると、次式(1)のように決定される。
RPM = (v×dpi×60)/(25.4×n) ………(1)
また、上記(1)式は、単一のレーザを感光体ドラム11上に走査させる場合のポリゴンミラー21の回転数であって、複数のLDを同時に走査させる場合のポリゴンミラーの回転数RPM(m)は、次式(2)で与えられる。
RPM(m)= (v×dpi×60)/(25.4×n×m) ………(2)
(m:LDの同時走査数)
このように、第1の実施の形態では、LDが2個の場合であるので、m=2となり、LDが1個の場合のポリゴンミラー21の回転数と比較すると、1/2の回転数に抑えることが可能となる。
図4は、図1の2ビーム書込ユニットにおいて入力画像データを画像処理してLDを駆動するためのメイン制御部と書込部との構成を説明するブロック図である。図4に示すように、メイン制御部31は、画像処理を行う画像処理部311、本発明に特徴的な制御を行う制御手段としてのCPU312などを備えている。また、書込部33は、同期信号分離部331、画像情報分離部332、LDユニット駆動部334などを備えている。さらに、画像情報分離部332は、LDユニット駆動部334で駆動するLDユニットを任意に選択可能とするLDユニット選択部333を備えている。
図4の画像入力部30からメイン制御部31に入力された画像データは、画像処理部311において画像処理され、書込部33に伝送される。感光体ドラム11への書込用光源としては、ここでは半導体レーザダイオード(LD)が用いられている(ここでは、図3の2LDユニット20)。
画像入力部30により入力された画像データは、通常600dpiの画素密度で送信されるものとする。画像入力部30により画像データが送信される前に、画素密度の指定情報が書込部33に送出される。書込部33は、送られてきた画素密度情報に応じて、2LDユニット20をステッピングモータ26を用いて制御することによりピッチの切り替えを行い、画素密度に応じた走査ピッチで感光体ドラム11上にレーザを走査することができる。
〔普通紙の処理〕
記録媒体が普通紙の場合は、感光体線速A(mm/s)で画像形成が行われるものとし、感光体ドラム11上に形成されたトナー像は転写ユニット15、分離ユニット16により普通紙上に転写され、熱定着器18によって熱融着されて、最終画像が得られる。普通紙の場合は、従来と同様の動作によってマルチビーム走査光学系により感光体ドラム11上に静電潜像が形成される。
図5は、図4のLDユニット駆動部の構成を説明するブロック図である。図5に示すように、LDユニット駆動部334は、制御部3341、第1LD201を変調制御する第1LD変調部3344、第2LD202を変調制御する第2LD変調部3345などにより構成されている。さらに、制御部3341は、自画像データ生成部3342、除電エネルギー変更手段としての除電エネルギー変更部3343を備えている。
そして、図4のメイン制御部31から書込部33に伝送される画像情報は、通常は主走査方向の走査ライン毎の情報として順次送信されてくるので、画像情報分離部332において順次奇数ラインと偶数ラインの画像情報に分離され、LDユニット駆動部334へ送信される。
LDユニット駆動部334には、同期信号としてDETP1とDETP2が接続されている。このLDユニット駆動部334においては、奇数ライン目の画像情報をDETP1信号の同期パルスの立ち下がりエッジに同期させて、第1LD変調部3344に送信し、偶数ライン目の画像情報をDETP2信号の同期パルスの立ち下がりエッジに同期させて、第2LD変調部3345に送信するようにする。
第1LD変調部3344および第2LD変調部3345は、各々ポリゴンミラー21の回転と同期した信号(DETP1、DETP2)に同期して送信されたライン画像情報に応じて、第1LD201と第2LD202とを変調制御し、LDを発光させて、図2に示すような2ビーム走査光学系により感光体11上に2ライン同時に所定のビームピッチで平行走査を行うことで、静電潜像が形成される。このように、画像入力部30から入力された画像情報と画素密度情報とに基づいて、感光体11上に静電潜像が形成される。
本第1の実施の形態では、LDにより除電を実施する構成を採用しているため、LD除電を実施するタイミングは、上記した通常の画像形成動作の終了後、次の画像形成動作を開始するまでのスタンバイ状態へ移行する直前に実施されるものとする。これは、次の画像形成動作が開始されるまでは、感光体に帯電装置により均一な帯電が成されないため、直前の画像形成動作によって残留電位が発生しているためである。
仮に、図1に示すような除電ランプ13が用意された装置であれば、画像形成動作の最下流で除電を行えば良いが、第1の実施の形態では、除電ランプ13が用意されていないため、画像形成動作後にLDによる除電を実施し、感光体11上に残留する不要な電位を除去するようにする。これは、感光体に残留電位が残ったまま、次の画像形成動作まで放置されるとすると、次の作像動作に対して悪影響を与える可能性があるからである。
図6は、普通紙を用いた場合のレーザによる除電動作のフローチャートである。普通紙の場合は、従来と同様の動作により、2ビーム走査光学系によって感光体上に静電潜像が形成されるため、画像形成後のLDによる除電の際にも2ビームを共に使用して除電を実施する必要がある。上記したLD除電によるLD点灯時間は、感光体11が一周する間、常に点灯している必要があり、LDの寿命に与える影響は、LDによる除電を実施しない場合と比較すると大きくなる。
〔特殊紙の処理〕
次に、画像形成に使用する記録媒体が、厚紙やOHP用紙などの特殊紙を用いる場合について説明する。記録媒体が特殊紙の場合は、一般的に普通紙に比べると単位面積あたりの熱容量が大きくなるため、熱定着器18により与えるべき熱量を増加させないと、安定した定着像が得られなくなるおそれがある。そこで、熱定着器18内のヒータの発熱量を増加させることも考えられるが、一般的には装置全体の消費電力の限界からヒータの消費電力を増加させることは難しく、むやみにヒータの消費電力を増加させて装置全体の最大消費電力が1500W以上になると、一般家庭用コンセントでは使用できない装置となる。
そこで、熱定着器18のヒータの消費電力を変えずに、記録媒体に対して与える熱量を増加させるためには、熱定着器18内を記録媒体が通過する速度を遅くし、単位時間あたりに記録媒体に与える熱量を増加させてやればよい。第1の実施の形態では、特殊紙に対して画像を形成する場合、熱定着器18での紙搬送線速は、普通紙の半分のA/2(mm/s)であるものとする。
また、装置全体の大きさを小さくする観点からは、熱定着器18での紙搬送線速と感光体線速を同一にして、紙搬搬送経路をなるべく短くすることが望ましいため、感光体線速も同様にA/2(mm/s)で画像形成を行うようにする。感光体11上に形成されたトナー像は、転写ユニット15、分離ユニット16により普通紙上に転写されて、熱定着器18により熱融着されて最終画像を得るようにする。
特殊紙の場合は、以下のようにして2ビーム走査光学系により感光体11上に静電潜像が形成される。特殊紙の場合、図4に示すように、メイン制御部31から書込部33に伝送される画像情報は、通常は主走査方向の走査ライン毎の情報として順次送信されてくるので、画像情報分離部332において、ライン単位でLDユニット駆動部334へ送信する。
そして、通常速度の場合は、画像情報分離部332において、偶数ラインと奇数ラインに画像情報を分離して、LDユニット駆動部334へ画像データを送信する。しかし、通常速度に対して半速(A/2mm/s)で画像形成を行う場合は、画像情報分離部332において画像データを分離することなく、LDユニット選択部333で選択されたLDに対し、順次ライン単位でLDユニット駆動部334へ送出すれば良い。このLDユニット駆動部334に対しては、半速時にも同様に同期信号としてDETP1とDETP2が接続されているものとする。
LDユニット駆動部334においては、LDユニット選択部333で選択されたLDが、図5に示す第1LD201の場合は、ライン単位の画像情報をDETP1信号の同期パルスの立ち下がりエッジに同期させて、第1LD変調部3344送信し、白画像データ生成部3342にて、白画像データを生成し、DETP2信号の同期パルスの立ち下がりエッジに同期させて、第2LD変調部3345に送信するものとする。
LDユニット選択部333で選択されたLDが第2LD202であった場合は、上記とは逆に白画像データ生成部3342にて、白画像データを生成し、DETP1信号の同期パルスの立ち下がりエッジに同期させて、第1LD変調部3344に送信し、ライン単位の画像情報をDETP2信号の同期パルスの立ち下がりエッジに同期させて、第2LD変調部3345に送信するものとする。
このように、第1LD変調部3344および第2LD変調部3345は、各々ポリゴンミラー21の回転と同期した信号(DETP1、DETP2)に同期して送信されたライン画像情報に応じて、第1LD201と第2LD202を変調制御して、LDを発光させ、2ビーム走査光学系により感光体11上に2ライン同時に所定のビームピッチで平行走査して静電潜像を形成する。
そして、上記した画像形成動作後にLDにより除電を実施する場合は、従来は直前の画像形成動作で使用していた同じLDを使って除電処理を行っていた。しかし、第1の実施の形態では、除電処理を行うLDを直前の画像形成動作で使用していたLDとは異なるLDを選択するように、CPU312がLDユニット制御部333を制御する点に特徴がある。
図7は、半速制御時に画像形成と除電とを行うLDの動作を説明するフローチャートである。図7に示すように、半速制御による画像形成動作において、第1LD201が使用されると(ステップS200)、メイン制御部31のCPU312は、半速制御による画像形成後の除電動作において画像形成動作で使用していた第1LD201とは異なるもう一方の第2LD202を、LDユニット選択部333で選択して除電処理を行うようにする(ステップS201)。
このように、第1の実施の形態によれば、半速制御による画像形成後の除電時には、画像形成動作で使用していた片方のLDとは異なるLDを使って除電処理を行うため、2つのLDの使用時間を均等にすることが可能となり、複数のLD間で寿命に差が生じるのを防ぐことができる。これにより、LDの寿命が到来して交換を行わなければならないメンテナンス期間をできるだけ長くとることができる。
(第2の実施の形態)
また、従来は、画像形成動作後にLDによる除電を行う場合、画像形成動作時と除電時とで同じLDエネルギーを用いて実施していた。このため、少なからず感光体への光疲労が蓄積することが考えられる。しかし、感光体上の残留電位を除去する目的からすると、必ずしも書込エネルギーと除電エネルギーとが同じである必要はなく、画像形成動作時の書込エネルギーよりも小さいLDエネルギーで十分な除電処理ができる場合がある。
このため、第2の実施の形態の特徴的な構成は、LDを使って除電処理する際に、感光体の残留電位を除去するために必要十分なエネルギーであって、書込エネルギーよりも小さいエネルギーに変更してLDを駆動する点にある。図5に示すLDユニット駆動部334の制御部3341内には、除電エネルギー変更部3343が設けられており、書込時に比べて除電時のLDエネルギーを変更(低下)させるものである。
マルチビーム光源である複数のLDを用いて画像形成動作後、除電動作を行う際に、除電エネルギー変更部3343によってLDエネルギーを変更するようにする。第2の実施の形態の除電エネルギーの変更態様としては、マルチビーム光源の点灯比率(PWM:パルス幅変調)を任意に設定することにより、除電エネルギーを変更するものである。
図8は、画像形成時とは異なるLDエネルギーに変更して除電動作を行う場合のフローチャートである。図8に示すように、画像形成時には通常と同様に2つのLDとLDエネルギーとを使って画像の書込みが行われる(ステップS300)。そして、画像形成後に行われる除電動作では、画像形成時と同様に2つのLDを使用するが、画像形成時に比べてLDエネルギーを変更(低下)して、除電処理が行われる(ステップS301)。ここでは、除電エネルギーの変更を光源の点灯比率を変えることで行っている。
このように、第2の実施の形態によれば、除電エネルギー変更部3343においてマルチビーム光源の点灯比率(駆動パルスのパルス幅)を変える簡便な制御を行うだけで、ビーム光源の除電エネルギーを容易に変更することが可能となる。また、画像形成動作の書込時のエネルギーよりも小さいが、感光体の残留電位を除去するのに必要十分なエネルギーレベルまで低下させたことで、通常時よりもLDの総点灯時間が抑えられ、その分LDの寿命を延ばすことができる。さらに、除電時に点灯するLDの除電エネルギーを低下させることにより、除電時における不要な感光体の劣化を抑えることができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態の特徴的な構成は、第2の実施の形態と同様に、LDを使って除電処理する際に、感光体の残留電位を除去するために必要十分なエネルギーであって、書込エネルギーよりも小さいエネルギーに変更してLDを駆動する除電エネルギー変更部3343が設けられている点にある。しかし、第3の実施の形態の除電エネルギー変更部3343は、除電エネルギーの変更態様が第2の実施の形態とは異なり、マルチビーム光源の発光光量(AM:振幅変調)を任意に設定することにより、除電エネルギーを変更するものである。
図8のステップS300における画像形成時には、通常と同様に2つのLDとLDエネルギーとを使って画像の書込みが行われる。そして、ステップS301におけるエネルギー変更処理は、ここでは光源の発光光量を変えることで行っている。
このように、第3の実施の形態によれば、除電エネルギー変更部3343においてマルチビーム光源の発光光量(駆動パルスの振幅)を変える簡便な制御を行うだけで、ビーム光源の除電エネルギーを容易に変更することが可能となる。また、マルチビーム光源の発光光量を変更するため、感光体面に対して均一なエネルギー分布によるビーム除電が可能となり、より一層高画質化することが可能となる。さらに、マルチビーム光源の発光光量の変更は、LDの発光エネルギーをLDのDC点灯時の発光パワーを変更することによって実現するため、十分な除電の効果が得られつつ、感光体の劣化を抑える制御が可能となる。
なお、上記した各実施の形態では、2LDユニットを用いて実施したが、必ずしもこれに限定されず、LDの同一パッケージ内に近接して複数のLD発光点を同一線上に配置したLDアレイを用いて実施しても良い。
また、上記した各実施の形態では、図4の画像入力部30からの画像データとして、パーソナルコンピュータ、ファクシミリの送信画像データ、複写機の画像読み取りスキャナの読み取りデータ、あるいは、パーソナルコンピュータを介して、機器に接続されるスキャナにより送信される画像データ等が考えられるが、本発明ではこれら全ての画像情報について実現することが可能である。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置は、複数のビーム光源を用いて感光体へ画像の書込みを行い、電子写真技術を用いて画像を形成する、デジタル複写機、ファクシミリ、レーザプリンタ、あるいはこれらの機能を複合的に併せ持つ複合機などの画像形成装置に適している。
本発明にかかる画像形成装置の概略構成図である。 図1の2ビーム書込ユニットにおけるマルチビーム走査光学系の構成を示す斜視図である。 図2の2LDユニットの構成例を説明する図である。 図1の2ビーム書込ユニットにおいて入力画像データを画像処理してLDを駆動するためのメイン制御部と書込部との構成を説明するブロック図である。 図4のLDユニット駆動部の構成を説明するブロック図である。 普通紙を用いた場合のレーザによる除電動作のフローチャートである。 半速制御時に画像形成と除電とを行うLDの動作を説明するフローチャートである。 画像形成時とは異なるLDエネルギーに変更して除電動作を行う場合のフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
11 感光体ドラム
12 2ビーム書込ユニット
13 除電ランプ
14 現像ユニット
15 転写ユニット
16 分離ユニット
17 クリーニングユニット
18 熱定着器
19 帯電器
20 2LDユニット
201 第1LD
202 第2LD
203,204 コリメートレンズ
205,206 アパーチャ
207 ビーム合成プリズム
21 回転多面鏡(ポリゴンミラー)
22 fθレンズ
23 反射ミラー
24 光検出器
25 反射ミラー
26 ステッピングモータ
30 画像入力部
31 メイン制御部
311 画像処理部
312 CPU
313 ROM
314 RAM
32 光検出器
33 書込部
331 同期信号分離部
332 画像情報分離部
333 LDユニット選択部
334 LDユニット駆動部
3341 制御部
3342 自画像データ生成部
3343 除電エネルギー変更部
3344 第1LD変調部
3345 第2LD変調部

Claims (5)

  1. 画像情報に基づいて複数のビームを発するマルチビーム光源を駆動する駆動手段と、
    前記マルチビーム光源からの複数のビームを感光体上に平行して走査可能なマルチビーム走査手段と、
    該マルチビーム走査手段により感光体上にビームを走査して静電潜像を形成し、顕像化して画像を形成する画像形成手段と、
    前記マルチビーム光源を選択的に駆動させる駆動選択手段と、
    画像形成後に前記感光体上に残留する電位を前記マルチビーム光源のビームを走査して除電する際に、画像形成速度の変更に伴って前記駆動選択手段によりマルチビーム光源を選択的に駆動するよう制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、画像形成後の感光体上の電位を除電するために駆動させるビームは、マルチビームのうち、直前の画像形成動作における画像形成速度に応じて選択的に駆動されたビームとは異なるビームを前記駆動選択手段により選択して駆動するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動手段は、マルチビーム光源を駆動して前記感光体上の電位を除電する際に、画像形成時における書込エネルギーと異なるエネルギーに変更する除電エネルギー変更手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記除電エネルギー変更手段は、前記マルチビーム光源の点灯比率を任意に設定することにより除電エネルギーを変更することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記除電エネルギー変更手段は、前記マルチビーム光源の発光光量を任意に設定することにより除電エネルギーを変更することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
JP2005311448A 2005-10-26 2005-10-26 画像形成装置 Pending JP2007121536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005311448A JP2007121536A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005311448A JP2007121536A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007121536A true JP2007121536A (ja) 2007-05-17

Family

ID=38145463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005311448A Pending JP2007121536A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007121536A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010214892A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び光走査制御プログラム
JP2011194768A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010214892A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び光走査制御プログラム
JP2011194768A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9521295B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP4892273B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置ならびに光走査装置の制御方法
JP4965290B2 (ja) 画像形成装置
JP4804082B2 (ja) 画像形成装置
JP2007171851A (ja) レーザ走査光学系及び画像形成装置
JP2009134200A (ja) 画像形成装置
US8319812B2 (en) Image forming apparatus and method of controlling the same
KR101041690B1 (ko) 화상 형성 장치
JP2007203543A (ja) 発光制御装置、光走査装置、画像形成装置、光量制御方法およびプログラム
JP5515893B2 (ja) 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
EP2001217B1 (en) Image forming apparatus and control program of image forming apparatus
JP2007121536A (ja) 画像形成装置
JP4847121B2 (ja) 画像形成装置
JP2008275711A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2004223754A (ja) 画像形成装置
JP5445250B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2008310281A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2008026570A (ja) マルチビーム光走査装置及び画像形成装置
JP2003011420A (ja) マルチビーム画像形成装置
JP2002316437A (ja) 画像形成装置
JP4616365B2 (ja) 画像形成装置
JP2009126109A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2004106499A (ja) 光書込装置
JP2006215339A (ja) 走査光学装置及び画像形成装置
JP2004098472A (ja) 画像形成装置