JP4712538B2 - マイクロホン用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、出力コネクタ体の軸心位置と、該出力コネクタ体が収納されるケース体の軸心位置とを一致させた状態で、所要のシールド効果を確保しながらケース体内に出力コネクタ体を収納してなるマイクロホン用コネクタに関する技術である。
手持ち用マイクロホンは、通常、マイクロホンとマイクロホンケーブルとがマイクロホン用コネクタを介して接離自在に接続されている。この場合、マイクロホン用コネクタは、EIAJ RC−5236「音響機器用ラッチロック式丸形コネクタ」に規定される出力コネクタ体をケース体内に収納して形成されている。このうち、出力コネクタ体については、例えばキャノンXLR−3のような3PINタイプのものが統一的に使用されている。
図6は、下記特許文献1に開示されている従来からあるマイクロホン用コネクタについての断面構造を示す説明図である。
特開2005−94575公報
図6(a)によれば、マイクロホン用コネクタ1は、出力コネクタ体2と、該出力コネクタ体2を収納するケース体8とで構成されている。このうち、出力コネクタ体2は、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)のような耐熱性と絶縁性とを具有する合成樹脂材を用いて形成される座高の低い円柱体からなる基台3と、該基台3に貫通配置された1本の接地用ピン4と図示例では1本のみが目視される2本の信号用ピン5と、基台3の上面側と周側面側とを覆うシールドプレート6とを少なくとも備えて形成されている。
この場合、シールドプレート6は、基台3の上面3a側を覆う上面覆い部6aと基台3の周側面3b側を覆う側面覆い部6bとが、相互間に段差部6cを介在させた状態のもとで一体形成されている。また、接地用ピン4は、上面覆い部6a側と導通し、2本の信号用ピン5は、上面覆い部6a側と非導通となって配置されている。
また、基台3には、その周側面3b側から中心位置方向へと向かう雌ネジ孔3cが設けられており、該雌ネジ孔3c7には、雄ネジ7が螺合配置されている。この場合、雄ネジ7は、ドライバーなどの工具と掛合させるために設けられている掛合用頭部7aの外径よりもその外径が大径に形成されている。
一方、出力コネクタ体2は、ケース体8内に収納してその全体でマイクロホン用コネクタ1を形成する必要があることから、基台3の外径をケース体8の内径よりもやや小径に形成することで、ケース体8内に円滑に送り入れることができるようになっている。なお、この段階の雄ネジ7は、その掛合用頭部7a側が基台3の周側面3b内に没入する位置関係のもとで雌ネジ孔3c内に螺合配置されている。
また、出力コネクタ体2とケース体8とは、これらを一体的なものとするために何らかの固定構造を具備させておく必要がある。これを図5(a)に示す例に基づいて説明すれば、ケース体8には、出力コネクタ体2の雌ネジ孔3cと対面する位置に、雄ネジ7の外径よりも小径で、掛合用頭部7aの外径よりも大径な透孔9が穿設されている。この場合、雄ネジ7は、透孔9を介して送り込まれる工具(例えば、マイナスドライバー)を掛合用頭部7aに掛合させて図において左外方向へと引出すように回転させることで、該掛合用頭部7aの頂面をケース体8の内側面へと圧接させることができるので、これにより、出力コネクタ体2側をケース体8側に一体的に固定配置することができることになる。
マイクロホン用コネクタ1は、上記固定構造のもとで出力コネクタ体2とケース体8とを分離困難に一体的に組み合わせることで形成されている。
この場合、マイクロホン用コネクタ1は、シールドプレート6の側面覆い部6b側をケース体8の内側面に接触させることで、接地用ピン4→シールドプレート6→ケース体8へと至る導通ルートを確保することにより、出力コネクタ体2を介して侵入する雑音の発生原因である外来電磁波を効果的にシールドすることができるようになっている。
特に、FET(電界効果トランジスタ)などのインピーダンス変換器を内蔵するコンデンサマイクロホンにあっては、近年の携帯電話のめざましい普及などもあって、従来よりも高い周波数の電磁波の影響を受ける機会が多くなってきており、従来にも増してマイクロホン用コネクタに対する電磁シールド効果の向上が強く求められるようになってきている。
しかし、図6(a)に示すマイクロホン用コネクタ1による場合には、出力コネクタ体2とケース体8との間に比較的大きな隙間が形成されることもあって、手作業で行われる雄ネジ7の締め付け工程での作業者の個人差により、締付け不足や締付け過剰が生じやすい。
このため、マイクロホン用コネクタ1では、出力コネクタ体2の軸心位置とケース体8の軸心位置との不一致(偏心)が生じやすく、甚だしい場合には、図6(b)に示されているように出力コネクタ体2がケース体8内で傾き、マイクロホンケーブル側のコネクタに対し正対させることができなくなることもある。このため、該コネクタと出力コネクタ体2とを相互に接続させることができなくなったり、シールドプレート6とケース体8との間の導通状態を十分には確保することができなくなって所要のシールド効果が得られなくなるなどの不都合があった。
本発明は、従来技術の上記課題に鑑み、出力コネクタ体側の軸心位置をケース体側の軸心位置と一致させて相互を一体化させるとともに、所要の電磁シールド効果を確実に確保できるようにしたマイクロホン用コネクタを提供することに目的がある。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであ、1本の接地用ピンと2本の信号用ピンとが絶縁材からなる基台の面方向と直交する方向に各別に貫通配置され、かつ、前記接地用ピンとは導通し、前記信号用ピンのそれぞれとは非導通となる配置関係のもとで前記基台の上面側を覆う上面覆い部と周面側を覆う周面覆い部とからなるシールドプレートが覆設されてなる出力コネクタ体と、シールドプレートにおける前記周面覆い部に形成された弾性変形片部をその内側面に接触させて前記出力コネクタ体を収納するケース体とで構成され、該ケース体は、前記出力コネクタ体の送り込みが自在な内径を有する大径開口部と、該大径開口部との対向側に形成された前記基台の外径よりもやや小径な小径開口部とを有し、かつ、該小径開口部寄りに位置する内側面に前記基台の高さと略同一長を確保して該基台が圧入される内径が付与されて前記小径開口部へと至る縮径部を少なくとも備え、前記出力コネクタ体は、周面覆い部の前記弾性変形片部をケース体の前記縮径部に圧接させることで相互の軸心位置を一致させ、かつ、前記小径開口部側に前記シールドプレート側を当接させて収納したことを最も主要な特徴としている。
この場合、前記弾性変形片部は、前周面覆い部の周方向と交差する方向に刻入された複数条のスリットを介して区画形成するのが好ましい。また、シールドプレートには、前記上面覆い部と前記周面覆い部の間に位置して基台の前記上面側と接触する段差部を具備させておくのが望ましい。
また前記ケース体の内側面には、前記縮径部のほか、前記大径開口部側に位置して出力コネクタ体の送り込み方向に向かって次第に縮径させたテーパー部と、該テーパー部の最小径の内径と同じ内径のもとで連続させて前記縮径部へと至る同径部とを形成しておくのが好ましい。
さらに、ケース体の前記同径部と前記縮径部とは、前記基台側の圧入を案内する斜面部を介して連続させておくのが望ましい。さらにまた、ケース本体には、前記出力コネクタ体の収納を終えた際に反発力により弾性変形する前記弾性変形片部の掛止を自在とした内溝部を具備させておくこともできる。た、前記ケース体内に収納させた前記出力コネクタ体は、前記シールドプレート側に位置している前記接地用ピンと前記信号用ピンとのうちのいずれかと半田付けされた回路基板を介して前記ケース体側からの抜脱を困難に位置固定させておくこともできる。
発明によれば、出力コネクタ体のシールドプレートにおける周面覆い部には、相手材への圧接が自在な弾性変形片部が形成されているので、これを相手材であるケース体内に収納した際に各弾性変形片部をその内周側面に圧接させることでケース体側を容易に一体化させることができる。
また、力コネクタ体は、大径開口部から小径開口部へと送り込むことでケース体内に容易に収納させることができる。しかも、その収納時には、周面覆い部の弾性変形片部をケース体の内側面に圧接させることで、出力コネクタ体側とケース体側との相互の軸心位置を一致させることができるほか、小径開口部側にシールドプレート側を当接させて所要の電磁シールド効果を確実に得ることができる。
図1は、発明を構成する出力コネクタ体の一例を示す説明図であり、そのうちの(a)は平面図を、(b)は正面図を、(c)は(a)のA−A線矢視方向での断面図をそれぞれ示す。
同図によれば、出力コネクタ体11は、座高の低い円柱状に形成された基台12と、該基台12の面方向とは直交する位置関係で上面12aから底面12cにかけて貫通配置された接地用ピン13とホット側の信号用ピン14、およびコールド側の信号用ピン15と、基台22に覆設されたシールドプレート22とを少なくとも備えて形成されている。
この場合、基台12は、絶縁性と耐熱性とに富む例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などからなる適宜の合成樹脂材を用いて形成されている。また、接地用ピン13と各信号用ピン14,15とは、インサート成型により基台12に一体的に取り付けられている。さらに、基台12の周面12bには、後述するケース体32に収納された際の回り止めとして機能させるリブ16が突設されている。
シールドプレート22は、例えば、真鍮(BRASS)のような銅合金をプレス成形したものを好適に用いることができる。また、シールドプレート22は、基台12の上面12a側を非接触のもとで覆う上面覆い部22aと、基台12の周面12b側を非接触のもとで覆う周面覆い部22b、および上面覆い部22aと周面覆い部22bの間に介在させてその一部が基台12側と接触する段差部22cとを備えて形成されている。
このうち、上面覆い部22aには、基台12側への覆設時に接地用ピン13と対面合致する位置に通孔23が、2本の信号用ピン14,15に各別に対面合致する位置に通孔24,25がそれぞれ穿設されている。
この場合、接地用ピン13が挿通される通孔23は、接地用ピン13よりもやや小径に形成して圧入できるようにしたり、接地用ピン13よりも大径ではあっても相互が半田付けされるなどして、接地用ピン13がシールドプレート22側と接触して常に導通関係を維持できるようになっている。
また、2本の信号用ピン14,15が各別に挿通される通孔24,25は、信号用ピン14,15よりも大径に形成されており、これにより信号用ピン14,15とシールドプレート22側とが接触することをなくすことで非導通関係が維持できるようになっている。
一方、シールドプレート22における周面覆い部22bは、その周方向とは交差(直交を含む)する位置関係を長さ方向として裾側から刻入された複数条のスリット51を備えており、これらのスリット26を介して区画された複数の弾性変形片部27を備えている。
しかも、各弾性変形片部27は、基台12の周面12b側に押し付けられた際に元の位置に復帰しようとするバネ性を付与するため、その裾側を外方へと拡開させた傾斜が付与されて形成されている。
この場合、各弾性変形片部41は、相互が同形同大となるように形成することができるほか、必要によりそのサイズを異にして各別に形成することもできる。
2は、発明に係るマイクロホン用コネクタの一例を分解してその断面構造を示す説明図であり、出力コネクタ体11には、EIAJ RC−5236「音響機器用ラッチロック式丸形コネクタ」に規定される3PINタイプの構造を備えるものが用いられている。
すなわち、マイクロホン用コネクタ31は、図1に示す出力コネクタ体11と、該出力コネクタ体11を収納するケース体32とで構成されている。このうち、同一外径の筒状を呈するケース体32は、真鍮やアルミニウムや亜鉛などの金属材を用い、出力コネクタ体11における基台12の外径よりもその内径がやや大径となって形成されている。
この場合、ケース体32は、図2では裾部側に形成されて出力コネクタ体11の送り込みが自在な内径を有する大径開口部33と、該大径開口部33との対向側、図示例では頂面側に位置して形成されている基台12の外径よりもやや小径な小径開口部34とを有して形成されている。
また、ケース体32の内側面35には、大径開口部33側に位置して出力コネクタ体11の送り込み方向に向かって次第に縮径させたテーパー部35aと、該テーパー部35aの最小径の内径と同じ内径のもとで連続させた同径部35bと、該同径部35bの内径よりやや小径で基台12側の圧入が自在な内径が付与され、かつ、基台12の高さと略同一長を確保して頂面側へと至る縮径部35cとが形成されている。
この場合、ケース体32内に収納させた出力コネクタ体11は、図4に示すようにシールドプレート22の上面覆い部22a側から突出している接地用ピン13と信号用ピン14,15とのうちのいずれかと半田付けされた回路基板Pを介してケース体32側からの抜脱を困難に位置固定させておくこともできる。
また、ケース体32の同径部35bと縮径部35cとは、基台12側の圧入を案内する斜面部37を介して連続させておくことができる。さらに、ケース体32の縮径部35cには、図5に示すように所定位置にまで出力コネクタ体11を送り込んだ際に、その弾性変形片部27がその反発力により弾性変形した際に開放縁27aの掛止を許す内溝部36を設けておくこともできる。
次に、図面に基づいて本発明の作用・効果を説明すれば、マイクロホン用コネクタ31は、出力コネクタ体11をそのシールドプレート22側からケース体32の大径開口部33を介して送り込み、これを収容することで一体的に組み立てることができる。
これを、図2および図3を参照しながらより詳しく説明すれば、出力コネクタ体11は、図2に示す配置関係のもとでシールドプレート22を含む全体を、大径開口部33側に形成されているテーパー部35aを介してケース体32内に円滑に送り込むことができる。
テーパー部35aを経た出力コネクタ体11は、ケース体32内の同径部35内へと送り込まれ、さらに縮径部35c側へと至る。該縮径部35cは、同径部35よりもやや小径に形成されてはいるものの、基台12側の圧入を許す内径が付与されているので、これを圧入することができる。特に、ケース体32の同径部35bと縮径部cとを基台12側の圧入を案内する斜面部37を介して連続させてある場合には、その送り込みもより円滑に行うことができる。
この場合、出力コネクタ体11は、シールドプレート22がその周面覆い部22bに備える弾性変形片部27が縮径部35cを介して基台12の周面12b側へと無理に押し付けられた状態のもとで圧入されることになる。
出力コネクタ体11は、この状態のもとでケース体32内へとさらに圧入され、ケース体32の小径開口部34の縁側にシールドプレート22の段差部22cが当接するに至ってケース体32内への送り込みを終え、図3に示すようにマイクロホン用コネクタ31として一体化される。
したがって、出力コネクタ体11をケース体32内に送り込んで一体化させた後のマイクロホン用コネクタ11には、出力コネクタ体11側の各弾性変形片部27がケース体32の縮径部35c側に圧接した状態を維持し続けることから、出力コネクタ体1がケース体32側から脱落するのを確実に阻止できることになる。
つまり、マイクロホン用コネクタ31は、出力コネクタ体11側の軸心位置をケース体32側の軸心位置と一致させて相互を一体化させるとともに、所要の電磁シールド効果を確実に確保させた状態のもとで形成することができることになる。
また、図4に示すようにシールドプレート22の上面覆い部22a側から突出している接地用ピン13と信号用ピン14,15とのうちのいずれかに回路基板Pを半田付けしておく場合には、ケース体32内に出力コネクタ体11を抜脱困難に収納させたマイクロホン用コネクタ31として用いることができる。
さらに、ケース体32の縮径部35cに図5に示すような内溝部36を設けておく場合には、出力コネクタ体11の弾性変形片部27が拡開した際にその開放縁27aを内溝部36内に掛止させることができるので、ケース体32内から容易には抜脱しない状態のもとで出力コネクタ体11を収納したマイクロホン用コネクタ31として用いることができる。
このため、本発明によれば、マイクロホン用コネクタ11は、出力コネクタ体21とケース体31との相互の軸心位置を一致させて一体化させた状態のもとで組み立てることができるので、図示しないマイクロホンケーブル側コネクタ側と常に正対させた位置関係のもとで確実に接続させることができることになる。
しかも、マイクロホン用コネクタ11は、出力コネクタ体21をその弾性変形片部27を介してケース体32の内周側面35に多点接触させた状態で組み立てられていることから、接地用ピン13→シールドプレート22→ケース体32という導通ルートを形成することで、出力コネクタ体11を介して侵入する外来電磁波に対する確実な電磁シールド効果を確保させることができる。
また、出力コネクタ体11は、図6に示すよう従来例のようなネジ止めなどの位置固定手段を用いることなく、ケース体32に抜脱困難に収納することができるので、それだけマイクロホン用コネクタ31を容易に組み立てることができるほか、その全体構造をより簡素化することもできる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その具体的な構成はこれに限定されるものではない。例えば、シールドプレート22は、金属素材に限らず、その全体を、折り曲げ加工した際に破断することのない柔軟性と強度とを備えてさえいれば、導電性合成樹脂材などの適宜の導電性非金属素材を用いて形成することもできる。また、シールドプレート22がその周面覆い部22bに備える弾性変形片部27は、スリット26の形状に対応させた例えば指状を呈するものなど、適宜の形状を付与して形成することができる。
さらに、マイクロホン用コネクタ31は、出力コネクタ体11とケース体32との間に適宜の接着剤を介在させることで、ケース体32からの出力コネクタ体11の抜脱をさらに困難にして組み立てることもできる。
発明を構成する出力コネクタ体の一例を示す説明図であり、そのうちの(a)は平面図を、(b)は正面図を、(c)は(a)のA−A線矢視方向での断面図をそれぞれ示す。 発明に係るマイクロホン用コネクタの一例を分解してその断面構造を示す説明図。 発明に係るマイクロホン用コネクタの一例についての断面構造を示す説明図。 発明に係るマイクロホン用コネクタの他例についての断面構造を示す説明図。 発明に係るマイクロホン用コネクタのさらなる他例についての断面構造を示す説明図。 従来からあるマイクロホン用コネクタの一例を示す説明図であり、そのうちの(a)は相互の軸線が一致した状態での断面構造を、(b)は相互の軸線が不一致となった状態での断面構造をそれぞれ示す。
11 出力コネクタ
12 基台
12a 上面
12b 周面
12c 底面
13 接地用ピン
14,15 信号用ピン
16 リブ
22 シールドプレート
22a 上面覆い部
22b 周面覆い部
22c 段差部
23,24,25 通孔
26 スリット
27 弾性変形片部
31 マイクロホン用コネクタ
2 ケース体
33 大径開口部
34 小径開口部
35 内側面
5a テーパー部
5b 同径部
5c 縮径部
36 内溝部
37 斜面部
P 回路基板

Claims (7)

  1. 1本の接地用ピンと2本の信号用ピンとが絶縁材からなる基台の面方向と直交する方向に各別に貫通配置され、かつ、前記接地用ピンとは導通し、前記信号用ピンのそれぞれとは非導通となる配置関係のもとで前記基台の上面側を覆う上面覆い部と周面側を覆う周面覆い部とからなるシールドプレートが覆設されてなる出力コネクタ体と、シールドプレートにおける前記周面覆い部に形成された弾性変形片部をその内側面に接触させて前記出力コネクタ体を収納するケース体とで構成され、
    該ケース体は、前記出力コネクタ体の送り込みが自在な内径を有する大径開口部と、該大径開口部との対向側に形成された前記基台の外径よりもやや小径な小径開口部とを有し、かつ、該小径開口部寄りに位置する内側面に前記基台の高さと略同一長を確保して該基台が圧入される内径が付与されて前記小径開口部へと至る縮径部を少なくとも備え、
    前記出力コネクタ体は、周面覆い部の前記弾性変形片部をケース体の前記縮径部に圧接させることで相互の軸心位置を一致させ、かつ、前記小径開口部側に前記シールドプレート側を当接させて収納したことを特徴とするマイクロホン用コネクタ
  2. 前記弾性変形片部は、前記前周面覆い部の周方向と交差する方向に刻入された複数条のスリットを介して区画形成した請求項1に記載のマイクロホン用コネクタ
  3. 前記シールドプレートには、前記上面覆い部と前記周面覆い部の間に位置して基台の前記上面側と接触する段差部を具備させた請求項1または2に記載のマイクロホン用コネクタ
  4. 前記ケース体の内側面には、前記縮径部のほか、前記大径開口部側に位置して出力コネクタ体の送り込み方向に向かって次第に縮径させたテーパー部と、該テーパー部の最小径の内径と同じ内径のもとで連続させて前記縮径部へと至る同径部とを形成した請求項1ないし3のいずれかに記載のマイクロホン用コネクタ。
  5. ース体の前記同径部と前記縮径部とは、前記基台側の圧入を案内する斜面部を介して連続させた請求項4に記載のマイクロホン用コネクタ。
  6. 前記ケース体は、前記出力コネクタ体の収納を終えた際に反発力により弾性変形する前記弾性変形片部の掛止を自在とした内溝部を備える請求項1ないし5のいずれかに記載のマイクロホン用コネクタ。
  7. 前記ケース体内に収納させた前記出力コネクタ体は、前記シールドプレート側に位置している前記接地用ピンと前記信号用ピンとのうちのいずれかと半田付けされた回路基板を介して前記ケース体側からの抜脱を困難に位置固定させた請求項ないし6のいずれかに記載のマイクロホン用コネクタ。
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