JP4712296B2 - ポスト処理用皮膚外用剤およびそれを用いた化粧方法 - Google Patents

ポスト処理用皮膚外用剤およびそれを用いた化粧方法 Download PDF

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本発明は、皮膚化粧料の経皮吸収を高めるための皮膚外用剤およびそれを用いた化粧方法に関するものであり、より詳細には、皮膚化粧料に含まれる水溶性薬剤の経皮吸収を高めるためのポスト処理用皮膚外用剤、およびそのような皮膚外用剤を用いた化粧方法に関するものである。
化粧水、乳液、クリーム、ローション、ゲル、軟膏等の皮膚化粧料には、抗酸化剤、血行促進剤、美白剤、保湿剤、ビタミン類等の様々な水溶性薬剤が含まれている。それら水溶性薬剤は、化粧料を皮膚に適用した際に、水に溶解している間は皮膚に浸透するが、基剤中の水分が蒸散して皮膚表面で結晶化すると皮膚への浸透がストップしてしまうため、皮膚への吸収が少なく十分な効果を発揮できないという問題があった。
皮膚化粧料中の水溶性薬剤の皮膚への浸透性を高めるために、ミセルを形成させたり(特許文献1)、水溶性薬剤の浸透性を高め得る特定の成分を配合させる(特許文献2−4)等、様々な試みが行われている。しかしながら、それら方法は全ての化粧料において適用できるものではなく、また製剤化の必要があるため容易に利用できる方法ではない。さらに、水溶性薬剤を油性基剤等で製剤化した場合、その使用性が悪くなり、また水溶性薬剤が皮膚に直接接しないため、水溶性薬剤自体の経皮吸収を十分に高めることはできなかった。
化粧料を皮膚に適用した後、水溶性薬剤の経皮吸収を高めるために、薄いプラスチックフィルム等で皮膚を覆う方法が知られているが、フィルム等で皮膚を覆うのは面倒であり、また外観が悪いため、一般にはあまり普及していないのが現実である。
特開平8−245339号公報 特開平9−157129号公報 特開平5−229927号公報 特開2000−178125号公報
本発明は、上記のような事情に鑑み、特別な製剤化の必要無しに、皮膚化粧料中に含まれる様々な水溶性薬剤の経皮吸収を高めるポスト処理用皮膚外用剤およびそれを用いた化粧方法を提供することを目的とするものである。
本発明は、水溶性薬剤が皮膚表面に接している状態でその上から高い閉塞性を有する皮膚外用剤をさらに適用することによって、皮膚からの水分が皮膚表面に保たれて、皮膚表面の水溶性薬剤の溶解状態が長時間維持され、水溶性薬剤の浸透を継続させることが可能であることの発見に基づくものである。図1に、本発明の方法によって水溶性薬剤の経皮吸収を高める機構を概説する。
本発明の皮膚外用剤は、水溶性薬剤を含む皮膚化粧料を皮膚に適用した後、その上にさらに適用するための、常温(25℃)で半固形状の油性基剤を主成分としかつ50%以上の閉塞性を有するポスト処理用皮膚外用剤であることを特徴とする。
また、本発明の化粧方法は、水溶性薬剤を含む皮膚化粧料を皮膚に適用した後、常温で半固形状の油性基剤を主成分としかつ50%以上の閉塞性を有する皮膚外用剤をその上にさらに適用することを特徴とするものである。
ここで、「閉塞性」とは、ヒト前腕内部部位に試料を適用し、一定時間後の経皮水分蒸散量(TEWL)を水分蒸散計によって測定し、下記の式で算出した値を意味する:
閉塞性(%)=(1−TEWL(試料適用)/TEWL(試料無し))x100
本発明において、「皮膚外用剤」とは、油性基剤を主成分として含む皮膚に適用可能な外用剤であれば特に限定されず、例えば、各種化粧料、医薬部外品、医薬品等を含む。
本明細書において、「ポスト処理用皮膚外用剤」とは、化粧料を皮膚に適用した後、その化粧料の経皮吸収を高めるためにその上にさらに適用するための皮膚外用剤を意味する。本発明において、化粧料を適用した直後に皮膚外用剤を適用する必要はなく、例えば、化粧料を適用して軽く乾燥させた後、その上から皮膚外用剤を適用してもよい。また、水溶性薬剤を含有する化粧料の適用の前、または化粧料の適用と皮膚外用剤の適用との間に、他の1以上の化粧料をさらに適用してもよい。
本明細書において、「油性基剤を主成分とし」とは、皮膚外用剤全体の質量に対して、油性基剤を、50質量%以上、好ましくは80質量%以上含むことを意味する。
油性基剤は、特に、ワセリン、アルキル変性シリコーン、または異性化ホホバオイルの1種または2種以上を含むことが好ましい。
水溶性薬剤は、例えば、美白剤、保湿剤、抗酸化剤、抗炎症剤、ビタミン類、ホルモン剤、酵素、血行促進剤、アミノ酸類、育毛用薬剤、および動植物抽出物より成る群から選択される1種または2種以上であってよい。
本発明のポスト処理用皮膚外用剤および本発明の化粧方法で用いられる皮膚外用剤は、油性基剤を主成分としかつ50%以上の閉塞性を有するため、水溶性薬剤が皮膚表面に接している状態でその上からさらに適用することによって、皮膚表面の水分蒸散を防ぎ水溶性薬剤の溶解状態を維持して、皮膚化粧料中の水溶性薬剤の浸透を持続させることが可能である。従って、特別に製剤化等を施す必要なしに従来の皮膚化粧料を用いて、その中に含まれる様々な水溶性薬剤の経皮吸収を容易に高めることができる。さらに、室温で半固形状の油性基剤を用いるため、その使用性が優れている。
また、化粧料が水溶性薬剤として、美白剤、保湿剤、抗酸化剤、抗炎症剤、ビタミン類、ホルモン剤、酵素、血行促進剤、アミノ酸類、育毛用薬剤、および動植物抽出物等を含む場合には、本発明の化粧方法によって、その化粧料による美白効果、肌質改善効果、または育毛効果等を顕著に高めることができる。
本発明で用いられる油性基剤は、化粧料の基剤として用いることができる、常温で半固形状を有するものであれば特に限定されず、1種の油性成分から構成されたものであっても、また2種以上の油性成分の配合物であってもよい。本発明において、油性基剤は、皮膚からの水分蒸散を効率的に防ぎ、皮膚表面に水を保持して水溶性薬剤の溶解状態を維持する働きをする。従って、用いられる油性基剤はより閉塞性が高いものが好ましく、例えば、ワセリン、アルキル変性シリコーン、異性化ホホバオイル等の1種または2種以上の油性成分を含む。アルキル変性シリコーンは下記の化学式1または2で表され、例えばGoldschmidt社製のABIL WAX9801、ABIL WAX2440、ABIL WAX9800等のABIL WAXシリーズ、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)社製のDC2503、DC2502等のDCシリーズ等が挙げられる:
Figure 0004712296
Figure 0004712296
また、異性化ホホバオイルは、ホホバオイルを異性化処理したものであり、例えばDesert Whale Jojoba社製のIso Jojoba(商標)−35、50等が挙げられる。
本発明において皮膚外用剤は50%以上の閉塞性を有するが、より高い閉塞性を有することが好ましく、例えば60%以上、より好ましくは70%以上、さらに好ましくは80%以上の閉塞性を有する。また、皮膚外用剤は、上記した油性基剤に加えて、必要により適宜、保湿剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、香料、酸化防止剤、防腐防黴剤、体質顔料、着色顔料等の色剤、pH調整剤等、通常皮膚外用剤に用いられる任意の成分を本発明の効果を損なわない範囲で含んでいてよいが、実質的に水および水溶性成分を含まないものが好ましく、例えば、皮膚外用剤中に含まれる水および水溶性成分の量は、それぞれ1質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、さらに好ましくは0.1質量%以下である。水および水溶性成分を実質的に含まない皮膚外用剤を用いることによって、水溶性薬剤の経皮吸収をより高めることができる。また、皮膚外用剤は、乳化状でないことが好ましい。
本発明において、皮膚化粧料は水溶性薬剤を1種または2種以上含む。その剤形は特に限定されず、例えば溶液状、乳液状、クリーム状、ローション状、ゲル状等の任意の剤形であってよい。また、水溶性薬剤の他に、通常化粧料に含まれる任意の成分を含んでいてよい。
本発明において用いられる皮膚化粧料に含まれる水溶性薬剤として、限定はされないが、例えば、美白剤、抗炎症剤、抗菌剤、ホルモン剤、ビタミン類、酵素、抗酸化剤、血行促進剤、アミノ酸類、育毛用薬剤及び動植物抽出液等が挙げられる。
美白剤としては、アルブチン等のハイドロキノン誘導体、コウジ酸及びその誘導体、L−アスコルビン酸及びその誘導体、トラネキサム酸及びその誘導体、エラグ酸及びその誘導体、サリチル酸およびその誘導体、レゾルシノール誘導体、美白作用を有する植物抽出物などが例示される。
ハイドロキノン配糖体 としては、例えばハイドロキノンα−D−グルコース、ハイドロキノンβ−D−グルコース(「アルブチン」ともいう)、ハイドロキノンα−L−グルコース、ハイドロキノンβ−L−グルコース、ハイドロキノンα−D−ガラクトース、ハイドロキノンβ−D−ガラクトース、ハイドロキノンα−L−ガラクトース、ハイドロキノンβ−L−ガラクトース等が例示される。
L−アスコルビン酸誘導体としては、例えばL−アスコルビン酸モノリン酸エステル、L−アスコルビン酸2−硫酸エステルなどのL−アスコルビン酸モノエステル類や、L−アスコルビン酸2−グルコシドなどのL−アスコルビン酸グルコシド類、あるいはこれらの塩などが挙げられるが、これら例示に限定されるものでない。塩としてはナトリウム、カリウム、マグネシウム、トリエタノールアミンなどの各塩が例示される。
トラネキサム酸およびその誘導体としては、トラネキサム酸、トラネキサム酸の二量体〔例えば、塩酸トランス−4−(トランス−アミノメチルシクロヘキサンカルボニル)アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸、等〕、トラネキサム酸とハイドロキノンのエステル体〔例えば、トランス−4−アミノメチルシクロへキサンカルボン酸4’−ヒドロキシフェニルエステル、等〕、トラネキサム酸とゲンチシン酸のエステル体〔例えば、2−(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシルカルボニルオキシ)−5−ヒドロキシ安息香酸およびその塩、等〕、トラネキサム酸のアミド体〔例えば、トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸メチルアミドおよびその塩、トランス−4−(p−メトキシベンゾイル)アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸およびその塩、トランス−4−グアニジノメチルシクロヘキサンカルボン酸およびその塩、等〕などが挙げられる。
サリチル酸およびその誘導体としては、サリチル酸、3−メトキシサリチル酸およびその塩、4−メトキシサリチル酸およびその塩、5−メトキシサリチル酸およびその塩などが挙げられる。塩としてはナトリウム、カリウム、マグネシウム、トリエタノールアミンなどの各塩が例示される。
レゾルシンおよびその誘導体としては、レゾルシン、4−n−ブチルレゾルシノールなどのアルキルレゾルシノール、およびこれらの塩などが挙げられる。塩としてはナトリウム、カリウム、マグネシウム、トリエタノールアミンなどの各塩が例示される。
抗炎症剤としては、グリチルリチン酸塩(例えば、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸アンモニウム等)、アラントインなどが挙げられる。
抗菌剤としては、例えばレゾルシン、イオウ、サリチル酸、ジンクピリチオン、感光素101号、感光素102号、オルトビロックス、ヒノキチオールなどが挙げられる。
ホルモン剤としては、例えばオキシトシン、コルチコトロピン、バソプレッシン、セクレチン、ガストリン、カルシトニンなどが挙げられる。
ビタミン類としては、例えばビタミンB6、ビタミンB6塩酸塩等のビタミンB6誘導体、ビタミンB2、ビタミンB12、ニコチン酸、ニコチン酸アミド等のニコチン酸誘導体、パントテニールエチルエーテルなどが挙げられる。
酵素としては、例えばトリプシン、塩化リゾチーム、キモトリプシン、セミアルカリプロテナーゼ、セラペプターゼ、リパーゼ、ヒアルロニダーゼなどが挙げられる。
抗酸化剤としては、例えばチオタウリン、グルタチオン、カテキン、アルブミン、フェリチン、メタロチオネインなどが挙げられる。
血行促進剤としては、例えばアセチルコリン誘導体、セファランチン、塩化カルブロニウム等が挙げられる。
アミノ酸類としては、例えばセリン、メチオニン、トリプトファン等が挙げられる。
育毛用薬剤としては、センブリエキス、アセチルコリン誘導体、セファランチン、塩化カルプロニウム等の血行促進剤、トウガラシチンキ、カンタリスエキス、ノニル酸バニルアミド等の局所刺激剤、ピリドキシン若しくはその誘導体等の抗脂漏剤、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチルフェノール、ジンクピリチオン、感光素101号、感光素102号、オルトピロックス、ヒノキチオール等の抗菌剤、感光素301号、プラセンタエキス、ビオチン等の代謝賦活剤、セリン、メチオニン、トリプトファン等のアミノ酸類、ビタミンB2、B12、パントテン酸若しくはその誘導体などのビタミン類等が挙げられる。
動植物抽出物のうち植物抽出物としては、例えば、茶エキス、イザヨイバラエキス、オウゴンエキス、ドクダミエキス、オウバクエキス、メリロートエキス、オドリコソウエキス、カンゾウエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、キナエキス、ユキノシタエキス、クララエキス、コウホネエキス、ウイキョウエキス、サクラソウエキス、バラエキス、ジオウエキス、レモンエキス、シコンエキス、アロエエキス、ショウブ根エキス、ユーカリエキス、スギナエキス、セージエキス、タイムエキス、海藻エキス、キューカンバエキス、チョウジエキス、キイチゴエキス、メリッサエキス、ニンジンエキス、マロニエエキス、モモエキス、桃葉エキス、クワエキス、ヤグルマギクエキス、ハマメリスエキス、カンゾウエキス、イチョウエキス、イチヤクエキス、センブリエキス、トウガラシチンキエキス、カンタリスエキスなどが挙げられる。また、動物抽出物としては、プラセンタエキス、コラーゲンなどが好ましく用いられる。
本発明において、水溶性薬剤が常温(25℃)で結晶性である場合に特に経皮吸収を高めることができる。
適用する皮膚の場所は限定されず、頭皮を含み、体表面のあらゆる皮膚を含む。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
閉塞性測定
表1に示す各種油性基剤から成る皮膚外用剤(実施例1から6、比較例1)について閉塞性を測定した。閉塞性は、ヒト前腕内部部位に試料を適用(5mg/cm)し、1時間後の経皮水分蒸散量(TEWL)を水分蒸散計(Tewameter TM210:Courage+Khazaka社製)によって測定し、下記の式で算出した:
閉塞性(%)=(1−TEWL(試料適用)/TEWL(試料無し))x100
表1に示すように、ワセリン(実施例1)、アルキル変性シリコーン(実施例2から5)、および異性化ホホバオイル(実施例6)から成る皮膚外用剤において50%以上の高い閉塞性が認められた。
経皮吸収測定
表1に示す各種油性基剤から成る皮膚外用剤(実施例1から6、比較例1)について、水溶性薬剤としてアルブチンを用いて、水溶性薬剤の経皮吸収の測定を実施した。ヒト前腕内側部位にアルブチン水溶液(1μ/cm)を適用し、乾燥後、皮膚外用剤を適用(5μ/cm)し、6時間後の角質中のアルブチン濃度を測定した。対照では、同様にアルブチン水溶液を適用後、その上から皮膚外用剤を適用しないで6時間後の角質中のアルブチン濃度を測定した。対照での値を1として、各皮膚外剤でポスト処理した場合のアルブチン濃度を相対値で表し、表1に示す。
閉塞性測定で50%以上の高い閉塞性が認められたワセリン(実施例1)、アルキル変性シリコーン(実施例2から5)、および異性化ホホバオイル(実施例6)から成る皮膚外用剤において、ポスト処理しなかった対照と比較して、より高いアルブチンの経皮吸収が認められた。一方、閉塞性測定で50%より低い閉塞性を有していた比較例1では、ポスト処理しなかった対照と同程度の経皮吸収であった。
Figure 0004712296
本発明の方法による水溶性薬剤の経皮吸収を高める機構

Claims (2)

  1. 化粧方法(医療行為を除く)であって、水溶性薬剤を含む皮膚化粧料を皮膚に適用した後、常温で半固形状のワセリン、アルキル変性シリコーンおよび異性化ホホバオイルよりなる群から選択される油性基剤を主成分としかつ50%以上の閉塞性を有する皮膚外用剤をその上にさらに適用することを含み、該皮膚外用剤中の水および水溶性成分の量はそれぞれ1質量%以下であることを特徴とする化粧方法。
  2. 前記水溶性薬剤が、美白剤、保湿剤、抗酸化剤、抗炎症剤、ビタミン類、ホルモン剤、酵素、血行促進剤、アミノ酸類、育毛用薬剤および動植物抽出物(医薬用を除く)より成る群から選択される1種または2種以上であることを特徴とする請求項1記載の化粧方法。
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