JP4088436B2 - 皮膚外用剤 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、アスコルビン酸、その誘導体またはそれらの塩(以下、これらを総称してアスコルビン酸類ともいう)、サイトカイニンを含有する皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
20歳をこえると皮膚の老化がはじまるといわれており、老化した皮膚にはさまざまなトラブルが現れる。皮膚の張力と収縮力を担うのは、表皮及び真皮結合組織の膠原線維と弾力繊維である。したがって、これらの組織の機能が老化によって低下すると、皮膚の張力や収縮力が失われ、皮膚本来の役割を果たせなくなり、皮膚はたるみ、シワが生じる。
【0003】
たるみは、40歳前後から特に顎、瞼、頬等に生じる。発生原因はシワと同様に、真皮の弾力性の低下や皮下脂肪組織の支持力の低下、さらには皮膚を支える筋力の低下などがあげられる。
シワは、皮膚がゆがんだり、変性したりしてできる皮膚の溝のことをいい、大別すると表皮性シワ、真皮性シワ、老人性シワがある。シワの発生には加齢にともなって起こる皮膚の構造、機能、物性の変化が深く関わっていると考えられている。角質層の肥厚、乾燥化、あるいは真皮におけるコラーゲン繊維の減少や変性したエラスチン繊維の蓄積、さらには基底膜やその周辺の損傷などさまざまな皮膚組織変化が皮膚の弾力性の低下をもたらし、繰り返される皮膚の変形に対する復元力を低下させ、やがてシワとして定着していくと考えられる。また、日光曝露の影響もきわめて大きいこともわかっている。
【0004】
さらに、老化した皮膚においては、シミの出現も著しい。
肝斑のことを俗にシミと呼ぶが、肝斑ばかりでなく30歳代前後から出現する顔面のメラニン色素沈着を総称してシミという。したがって、シミには、肝斑のほかにも雀斑や、医学的に老人性色素斑、脂漏性角化症、炎症後色素沈着、色素沈着型化粧品皮膚炎などさまざまな種類がある。顔面皮膚におけるシミの占有面積測定の結果から、シミが加齢に伴い増加することがわかっているが、のみならず、日光曝露部に多発することから紫外線の長期的な影響が最大の原因と考えられている。その他にも、長期的に紫外線の影響を受けることによって一部の表皮ケラチノサイトがその性質に変化をきたし、紫外線の照射を受けなくてもメラノサイト刺激因子を出し続けるようになることがその原因の一つと考えられている。
【0005】
このように、老化した皮膚には、たるみ、シワ、シミといった変化が認められるが、これらの変化は必ずしも加齢のみが原因ではないため、これらの変化の改善は抗老化化粧品のみでなく皮膚外用剤全般にわたる目的でもある。
【0006】
これらの変化を改善する物質として、アスコルビン酸又はその誘導体が知られている。アスコルビン酸又はその誘導体は、皮膚に対して、抗炎症効果、ニキビ改善効果、美白効果、老化防止効果、抗酸化効果、コラーゲン等の生体成分の合成促進による細胞賦活効果、表皮角化細胞の紫外線による細胞障害やDNA損傷を抑制する効果といった各種の効果を発揮することが知られており、外用医薬品、外用医薬部外品及び化粧品などの成分として広く用いられている。
アスコルビン酸又はその誘導体は、チロシンからメラニンを生成するチロシナーゼ反応において、メラニンの中間体のドーパキノンを還元してメラニン生成を抑制する作用と、濃色の酸化型メラニンを還元して、淡色の還元型メラニンにする作用の2つの作用を持っていて、美白作用が高くシミの改善に効果がある。さらに、真皮層におけるコラーゲンの合成を促進し、抗酸化作用によってコラーゲンの分解を抑制することで、シワやたるみを改善し予防する効果がある。
しかしながら、アスコルビン酸又はその誘導体は、加齢等に伴う皮膚の変化を総合的に克服するには十分とはいえなかった。アスコルビン酸又はその誘導体単独の適用では、シミ改善効果は相対的に高いもののシワ、たるみ改善効果は相対的に低く、すべての変化を総合的に克服するには至っていないのが実情である。
【0007】
また、これらの変化を改善する物質として、サイトカイニンがある。サイトカイニンは、植物組織培養の細胞増殖を促進する物質としてDNAの分解物から単離された生理活性物質であるカイネチン(6−フルフリルアミノプリン)と同様の作用を持つ物質の総称であり、カイネチンのプリン誘導体、尿素誘導体、アザ及びデアザプリン誘導体など多数のサイトカイニンが知られている。
サイトカイニンは、植物に対しては各器官の生長調節作用という共通の作用を持っている。そして、ヒトに対する生理作用としては、カイネチンとシコン(紫根)を化粧品製造の際に配合することにより、皮膚細胞の分裂を促進し、皮膚の老化を防止する効果があること(特開昭60−19709号公報)、カイネチン等のプリン系サイトカイニンの銅錯体にはスーパーオキサイド除去作用があることが報告されている(特開昭62−59213号公報)。さらに、表皮細胞の過剰増殖性が原因となる基底細胞癌、悪性腫瘍、扁平上皮癌、化学作用性角化症、ボウエン症、乳頭腫、脂漏性角化症、毒性疾患、アレルギー性湿疹、アトピー性皮膚炎などの疾病に、分化誘導有効量の6−(置換アミノ)プリンサイトカイニン類の投与すると、これらの疾病が治療されること(特表平6−507373号公報)、繊維芽細胞の成長速度と全増殖能を有意に変化させない量の6−(置換アミノ)プリンサイトカイニン類を塗布することによって、老化によって生じる不都合な作用を改善することができることが報告されている(特許第3103375号公報)。近年では、カイネチンを配合した老化した皮膚に現れるシワに効果のある化粧品が販売されている(ICI Pharmaceutials社製 商品名カイネレースR)。
しかしながら、カイネチン等のサイトカイニンは、加齢等に伴う皮膚のトラブルを総合的に克服するには十分とはいえなかった。サイトカイニン単独の適用では、シワ、たるみの改善効果は相対的に高いもののシミ改善効果は相対的に低く、すべての変化を総合的に克服するには至っていないのが実情である。
【0008】
そして、上記した皮膚に有用な成分であるアスコルビン酸類とサイトカイニンとをともに配合した皮膚外用剤が知られている(EP103878)。ここには、カイネチンなどの植物ホルモンとビタミンCなどのビタミン類を配合した皮膚外用剤が記載されているが、ビタミンCとカイネチンをともに配合することによる効果については何らの報告されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
アスコルビン酸類またはサイトカイニンは、単独で適用した場合に、老化に伴い現れる代表的変化であるシミ、シワ、たるみといった変化に対して効果を有してはいた。しかしながら、これらの成分の有する効果は、老化等によって生じる皮膚の多様な変化を総合的に改善するには不十分であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明は、アスコルビン酸、その誘導体またはこれらの塩とサイトカイニンとを含む皮膚外用剤であって、これらの成分の皮膚に対する作用効果が互いに顕著に高められ、そして、皮膚に生じる変化を総合的に改善することのできる皮膚外用剤を提供することを目的する。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を行なった結果、アスコルビン酸類と、サイトカイニンをともに含有することによってアスコルビン酸類が本来有する改善効果と、サイトカイニンが本来有する改善効果が互いに増強され、また、シワ、シミ、たるみといった皮膚に現れたいずれの変化をも総合的に改善することができることを見出した。
さらに、かかる効果は、アスコルビン酸類とサイトカイニンをともに含有した皮膚外用剤を皮膚に適用した場合のみならず、アスコルビン酸類を含有した皮膚外用剤とサイトカイニンを含有した皮膚外用剤を相前後して皮膚に適用した場合においても発揮されることが確認された。
本発明はかかる知見に基づいて開発されたものである。
【0011】
すなわち本発明は、下記(1)〜(5)に掲げる皮膚外用剤である:
(1)0.0001重量%以上のアスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、及びサイトカイニンを含有する皮膚外用剤、
(2)アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも1種が0.0001〜30重量%である(1)に記載の皮膚外用剤、
(3)アスコルビン酸の誘導体が、アスコルビン酸グルコシド、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、デヒドロアスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルである(1)または(2)のいずれかに記載の皮膚外用剤、
(4)さらに美白成分、保湿成分、抗老化成分、抗酸化成分、収斂成分及び抗炎症成分からなる群から選択される少なくとも1種を含有する(1)乃至(3)のいずれかに記載の皮膚外用剤、
(5)さらに界面活性成分、経皮吸収促進成分及び被膜形成成分から選択される少なくとも1種類以上を含有する(1)乃至(4)のいずれかに記載の皮膚外用剤、
さらに本発明は、下記(6)に掲げる美容方法である:
(6)アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも1種を含有する組成物と、サイトカイニンを含有する組成物を組み合わせてなる美容方法。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明で用いられるアスコルビン酸は、医薬品、医薬部外品または化粧品分野において外用剤の成分として用いられるものであれば特に限定されない。通常、ビタミンCの慣用名で知られるL−アスコルビン酸をあげることができる。
【0013】
本発明で用いられるL−アスコルビン酸の誘導体としては、特に制限されることなく任意の誘導体を挙げることができるが、具体的にはL−アスコルビン酸モノリン酸エステル、L−アスコルビン酸ジリン酸エステル及びL−アスコルビン酸トリリン酸エステル等のL−アスコルビン酸のリン酸エステル誘導体;パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル等の脂溶性アスコルビン酸誘導体;アスコルビン酸グルコシド等の糖誘導体;アスコルビン酸の酸化型のデヒドロアスコルビン酸、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル、L−アスコルビン酸−2−スルホン酸エステル等が例示できる。
【0014】
本発明で用いられるアスコルビン酸またはその誘導体の塩としては、ナトリウムやカリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウム,カルシウム及びバリウム等のアルカリ土類金属塩、並びにアルミニウム等の多価金属塩などの各種の金属塩:アンモニウムやトリシクロヘキシルアンモニウム等のアンモニウム塩、モノエタノールアミン,ジエタノールアミン,トリエタノールアミン,モノイソプロパノールアミン,ジイソプロパノールアミン,及びトリイソプロパノールアミン等の各種のアルカノールアミン塩を挙げることができる。
【0015】
本発明において、上記のアスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩は、1種単独で使用しても、また2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。本発明の上記のアスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩のうち好ましくは、L−アスコルビン酸,L−アスコルビン酸のリン酸エステル誘導体,パルミチン酸アスコルビル、アスコルビン酸グルコシド、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル及びそれらの塩であり、皮膚や粘膜に対する安全性の高さと作用効果の高さから、特に好ましくは、L−アスコルビン酸,L−アスコルビン酸モノリン酸エステルまたはそれらの塩、パルミチン酸アスコルビルである。
【0016】
本発明の皮膚外用剤中に配合するアスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩の割合は、適宜選択することができるが、通常0.0001〜30重量%、好ましくは0.001 〜30重量%、より好ましくは0.01〜25重量%、さらに好ましくは0.01〜20重量%、特に好ましくは0.5〜10重量%の範囲を挙げることができる。
【0017】
本発明で用いられるサイトカイニンは、カイネチンに代表される植物ホルモンまたはその誘導体のうち、カイネチン同様に植物又は植物の組織培養において、細胞分裂促進作用又は再分化促進作用の少なくともいずれかの作用を示す物質をいう。具体的には、6−フルフリルアミノプリン(別名カイネチン),6−ベンジルアミノプリン,6−(4−ヒドロキシ−3−メチル−トランス−2−ブチニルアミノ)プリン(別名ゼアチン),6−(3−メチル−2−ブテニルアミノ)プリン,6−(4−ヒドロキシ−3−メチルブチルアミノ)プリン(別名ジヒドロゼアチン),6−(4−ヒドロキシ−3−メチル−トランス−2−ブテニルアミノ)−9−β−D−リボフラノシルプリン(別名リボシルトランスゼアチン)、6−メチルアミノプリン、6-n-プロピルアミノプリン、ベンゾイルアミノ−1−デアザプリン等のプリン系サイトカイニン;N,N’ジフェニル尿素,N−フェニル−N’−(4−ピリジル)尿素等の尿素系サイトカイニン;ベンジルカイネチン等のカイネチンの誘導体等が挙げられる。
【0018】
なかでも好ましくは、プリン系サイトカイニンであり、特に好ましくは6−フルフリルアミノプリン(別名カイネチン)である。なお、上記のサイトカイニンは、1種単独で使用しても、また2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。
【0019】
本発明の皮膚外用剤中に配合するサイトカイニンの割合は、適宜選択することができるが、通常0.001〜3.0重量%、好ましくは0.001 〜1.0重量%、より好ましくは0.001〜0.5重量%の範囲を挙げることができる。
【0020】
本発明の皮膚外用剤には、シワやシミ、たるみ等の老化に伴い皮膚に現れる変化を改善する効果をさらに増強する目的で、アスコルビン酸類およびサイトカイニンに加えて、さらに美白成分、保湿成分、抗老化防止成分、抗酸化成分、収斂成分及び抗炎症成分を1種または2種以上組み合わせて配合することができる。これらの成分は、いずれも老化に伴う皮膚の変化であるシミ、シワ、乾燥、たるみといった変化の改善効果を有しているので、本発明の効果をさらに増強することが可能となる。これらの各成分としては、医薬品、医薬部外品、または化粧品分野において従来より使用され、また将来使用されるものであれば特に制限されず、任意に使用することができる。
【0021】
例えば、美白成分としては、プラセンタ;アルブチン;コウジ酸;システイン;ビタミンA又はその誘導体、ビタミンE又はその誘導体、パントテン酸又はその誘導体等のビタミン類;フィチン酸;植物成分として、イリス(アイリス)、アーモンド、アロエ、イチョウ、ウーロン茶、エイジツ、オウゴン、オウレン、オトギリソウ、オドリコソウ、海藻、カッコン、カンゾウ、クチナシ、クジン、コムギ、コメ、コメハイガ、オリザノール、コメヌカ、シソ、シャクヤク、センキュウ、ソウハクヒ、ダイズ、茶、トウキ、トウキンセンカ、ハマメリス、ベニバナ、ボタンピ、ヨクイニン、トウキ、エノキ、カキ(Diospyros kaki)、チョウジ等の植物に由来する成分、エキス又は精油等が挙げられる。これらの美白成分は、1種または2種以上を用いてもよい。
なかでも好ましいものとしては、イリス(アイリス)、カンゾウ、アロエ、エイジツ、オウゴン、オウレン、オトギリソウ、クチナシ、クジン、コメ、コメヌカ、ソウハクヒ、茶、トウキンセンカ、ハマメリス、ベニバナ、セージ及びヨクイニンに由来する成分、エキス、または精油;システイン;フィチン酸;パンテテン酸及びその誘導体;ビタミンA又はその誘導体;ビタミンE又はその誘導体である。
【0022】
美白成分を用いる場合、その皮膚外用剤に対する配合量としては、好ましくは0.001〜10重量%であり、より好ましくは0.01〜5重量%である。
【0023】
例えば、保湿成分としては、アラニン、セリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、グルコサミン、テアニンなどのアミノ酸及びその誘導体;コラーゲン、コラーゲンペプチド、ゼラチン等のペプチド;グリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコールなどの多価アルコール;ソルビトールなどの糖アルコール;レシチン、水素添加レシチン等のリン脂質;ヒアルロン酸プロピレングリコール、ヘパリン、コンドロイチン等のムコ多糖;乳酸、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、尿素などのNMF由来成分;植物成分としてニンジン、アルファルファ、アケビ、アルテア、アルニカ、アロエ、ウイキョウ、ウイッチヘーゼル(ハマメリス)、ウコン、コガネバナ(オウゴン)、キハダ(オウバク)、オトギリソウ、イネ(コメ)、カミツレ、カンゾウ、カワラヨモギ(インチンコウ)、キウイ、クララ(クジン)、ブドウ、クチナシ、コンフリー(ヒレハリソウ)、サボンソウ、サボテン、サンザシ、ジオウ、シソ、シャクヤク、シラカバ、スギナ、ボダイジュ、サルビア(セージ)、センブリ、センキュウ、クワ(ソウハクヒ)、ダイズ、タチジャコウソウ(タイム)、トウキ、トウキンセンカ、ナツメ(タイソウ)、ニワトコ、パセリ、ハトムギ(ヨクイニン)、ブッチヤズブルーム、ヘチマ、ホップ、マロニエ、マルベリー、メリッサ、モモ、ユキノシタ、キイチゴ、ラベンダー、レンゲ、バラ、ノイバラ(エイジツ)、ローズマリー(マンネンロウ)、カンゾウ、チャ(リョクチャ、コウチャ、ウーロンチャ)、ユリ、オオムギ(麦芽根)、コムギ、アンズ(キョウニン)、カラスムギ、トウモロコシ、レモン、オレンジ、イチゴ、ベニバナ、ゲンチヤナ、リンドウ(リュウタン)、ハッカ、ミドリハッカ(スペアミント)、セイヨウハッカ(ペパーミント)、ムクロジ、ユーカリ、クマザサ、オドリコソウ、ワレモコウ(ジユ)、アボカド、海藻(コンブ等の褐藻類;テングサ等の紅藻類;アオノリ等の緑藻類;スピルリナ等の藍藻類を含むもの)、グレープフルーツ、プルーン、ライム、ゲンノショウコ、トルメンチラ、ユズ(キジツ)、オウレン、ボタン(ボタンピ)、オリーブ、ヒマワリ(サフラワー)、ホホバ、マカデミアナッツ、メドゥホーム、アーモンド、ゴマ、ボラージ(ルリジサ)等の植物に由来する成分、エキスまたは精油等が挙げられる。これらの保湿成分は、1種または2種以上を用いてもよい。なかでも好ましくは、ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、セリン、グルコサミン、コラーゲンペプチド、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、レシチン、水素添加レシチン、ヒアルロン酸プロピレングリコール、ヘパリン、コンドロイチン、乳酸、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、尿素、植物成分としてはニンジン、アケビ、アルファルファ、アロエ、ウイッチヘーゼル(ハマメリス)、イネ(コメ)、カミツレ、カンゾウ、ブドウ、クチナシ、コンフリー(ヒレハリソウ)、ジオウ、シソ、サルビア(セージ)、センブリ、センキュウ、クワ(ソウハクヒ)、ダイズ、タチジャコウソウ(タイム)、トウキ、トウキンセンカ、ハトムギ(ヨクイニン)、ブッチヤズブルーム、ヘチマ、マロニエ、マルベリー、メリッサ、モモ、ユキノシタ、ラベンダー、バラ、ノイバラ(エイジツ)、ローズマリー(マンネンロウ)、カンゾウ、チャ(リョクチャ、コウチャ、ウーロンチャ)、ユリ、オオムギ(麦芽根)、コムギ、アンズ(キョウニン)、ムラサキ(シコン)、レモン、オレンジ、、ハッカ、ミドリハッカ(スペアミント)、セイヨウハッカ(ペパーミント)、ムクロジ、ユーカリ、ワレモコウ(ジユ)、アボカド、海藻、グレープフルーツ、ライム、ユズ(キジツ)、オウレン、オリーブ、ボラージ(ルリジサ)、ヒマワリ(サフラワー)、ホホバ、マカデミアナッツ、メドゥホーム、ゴマ由来の成分、エキス及び精油である。
【0024】
保湿成分を用いる場合、その皮膚外用剤に対する配合量としては、好ましくは0.001〜20重量%であり、より好ましくは0.01〜10重量%、特に好ましくは0.01〜5重量%の範囲である。
【0025】
例えば抗老化成分としては、グリシン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ロイシン、アラニン、γ-アミノ酪酸、ε-アミノプロン酸などのアミノ酸類;レチノール、チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、パントテン酸などのビタミン類;グリコール酸、乳酸、サリチル酸などのヒドロキシ酸類;タンニン、フラボノイド、サポニン、アラントイン、感光素301号、植物成分としてはアルニカ、イチョウ、ウイキョウ、エンメイソウ、オランダカシ、カミツレ、カンゾウ、ローマカミツレ、カロット、ゲンチアナ、コメ、サンザシ、セイヨウサンザシ、セイヨウネズ、センキュウ、センブリ、タイム、チョウジ、チンピ、トウキ、トウニン、トウヒ、ニンジン、ブッチャーブルーム、ブドウ、ボタン、マロニエ、メリッサ、ユズ、ヨクイニン、ローズマリー、ローズヒップ、チンピ、トウキ、トウヒ、モモ、アンズ、クルミ、トウモロコシなどに由来する成分、エキス又は精油などが挙げられる。これらの抗老化成分は、1種または2種以上を用いてもよい。
なかでも好ましくは、ヒドロキシプロリン、アラニン、グリシン、γ-アミノ酪酸、ε-アミノプロン酸などのアミノ酸類;レチノール、チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、パントテン酸類などのビタミン類;アラントイン、サポニン、植物成分としてはカミツレ、カンゾウ、ローマカミツレ、カロット、コメ、センブリ、タイム、チョウジ、チンピ、トウキ、トウニン、トウヒ、ニンジン、ブッチャーブルーム、ブドウ、マロニエ、メリッサ、ヨクイニン、ローズマリー、ローズヒップ、チンピ、トウキ、トウヒ、モモに由来する成分、エキス及び精油である。
【0026】
抗老化成分を用いる場合、その皮膚外用剤に対する配合量としては、好ましくは0.001〜10重量%であり、より好ましくは0.01〜5重量%である。
【0027】
抗酸化成分としては、トコフェロール、トコトリエノール等のトコフェロール誘導体、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、亜硫酸水素ナトリウム、エリソルビン酸及びその塩、アスタキサンチン、茶エキス、フラボノイド、グルタチオン、グルタチオンペルオキシダーゼ、グルタチオン-S-トランスフェラーゼ、カタラーゼ、スーパーオキサイドジスムターゼ、チオレドキシン、タウリン、チオタウリン、ヒポタウリン、さらに、植物成分としてアマチャ、ウコン、エイジツ、エチナシ、オウゴン、オトギリソウ、ゴバイシ、ゲンノショウコウ、コメ、コメヌカ、コンフリー、サンショウ、シソ、シャクヤク、ダイズ、納豆、茶、チョウジ、ビワ、ボタン、マロニエ、ユキノシタ、ルイボス、及びローズマリー、スピルリナ、クロレラ、ドナリエラ等の植物に由来する成分、エキス又は精油などが挙げられる。これらの抗酸化成分は、1種または2種以上を用いてもよい。
なかでも好ましくは、トコフェロール、トコフェロール誘導体、チオタウリン、ヒポタウリン、チオレドキシン、アスタキサンチン、フラボノイド、植物成分として茶、ローズマリーに由来する成分、エキス及び精油である。
【0028】
抗酸化成分を用いる場合、その皮膚外用剤に対する配合量は、通常0.00001〜10重量%、好ましくは0.0001〜5重量%、より好ましくは0.001〜5重量%である。
【0029】
例えば、収斂成分としては、クロロヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、アラントインアルミニウム塩、ミョウバン、酸化亜鉛、硫酸亜鉛などの金属塩;タンニン酸、クエン酸、乳酸、コハク酸などの有機酸;植物成分としてハマメリス、アマチャ、アセンヤク、アルテア、アロエ、ウイキョウ、オドリコソウ、エイジツ、海藻、ゴバイシ、セージ、タイム、茶、マロニエ、メリッサなどの植物由来の成分、エキス又は精油などが挙げられる。これらの収斂成分は、1種または2種以上を用いてもよい。
なかでも好ましくは、ミョウバン、酸化亜鉛、タンニン酸、クエン酸、コハク酸、植物成分としてハマメリス、アロエ、セージ、茶、マロニエ、ゴバイシ、海藻由来の成分、エキス及び精油である。
【0030】
収斂成分を用いる場合、その皮膚外用剤に対する配合量は、通常0.00001〜10重量%、好ましくは0.0001〜5重量%、より好ましくは0.001〜3重量%である。
【0031】
例えば抗炎症成分としては、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチルリチン酸ステアリル、グリチルリチン酸ジカリウム等のグリチルリチン酸及びその誘導体及びそれらの塩;グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル等のグリチルレチン酸誘導体及びそれらの塩;ε-アミノカプロン酸;グアイアズレン;ヒドロコルチゾン;植物成分としてカミツレ、アロエベラ、ヨモギ、コンフリー、シコン、シソ、セージ、タイム、トウキンセンカ、カロット、ニンジン、ブッチャーブルーム、マロニエ、モモ、ローズマリー等の植物由来成分、エキス又は精油などが挙げられる。これらの抗炎症成分は、1種または2種以上を用いてもよい。
なかでも好ましくは、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチルリチン酸ステアリル、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル;植物成分としてカミツレ、アロエベラ、コンフリー、セージ、トウキンセンカ、カロット、モモ、マロニエ、ローズマリーの植物由来成分、エキス及び精油である。
【0032】
抗炎症成分を用いる場合、その皮膚外用剤に対する配合量は、通常0.00001〜10重量%、好ましくは0.0001〜5重量%、より好ましくは0.001〜3重量%である。
【0033】
本発明の皮膚外用剤には、本発明のシワやシミ、たるみ等の老化に伴い皮膚に現れる変化を顕著に総合的に改善する効果を、さらに増強したり製剤中において安定に保持する目的で、アスコルビン酸類およびサイトカイニンに加えて、さらに界面活性成分、経皮吸収促進成分及び被膜形成成分から選択される少なくとも1種類以上を配合することができる。これらの各成分としては、医薬品、医薬部外品、または化粧品分野において従来より使用され、また将来使用されるものであれば特に制限されず、任意に使用することができる。
【0034】
例えば、界面活性成分としては、ポリオキシエチレン(以下、POEという)−オクチルドデシルアルコールやPOE−2−デシルテトラデシルアルコール等のPOE−分岐アルキルエーテル;POE −オレイルアルコールエーテルやPOE−セチルアルコールエーテル等のPOE−アルキルエーテル;ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート及びソルビタンモノラウレート等のソルビタンエステル;POE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノイソステアレート、及びPOE−ソルビタンモノラウレート等のPOE−ソルビタンエステル;グリセリンモノオレエート、グリセリンモノステアレート、及びグリセリンモノミリステート等のグリセリン脂肪酸エステル;POE−グリセリンモノオレエート、POE−グリセリンモノステアレート、及びPOE−グリセリンモノミリステート等のPOE−グリセリン脂肪酸エステル;POE−ジヒドロコレステロールエステル、POE−硬化ヒマシ油、及びPOE−硬化ヒマシ油イソステアレート等のPOE−硬化ヒマシ油脂肪酸エステル;POE−オクチルフェニルエーテル等のPOE−アルキルアリールエーテル;モノイソステアリルグリセリルエーテルやモノミリスチルグリセリルエーテル等のグリセリンアルキルエーテル;POE−モノステアリルグリセリルエーテル、POE−モノミリスチルグリセリルエーテル等のPOE−グリセリンアルキルエーテル;ジグリセリルモノステアレート、デカグリセリルデカステアレート、デカグリセリルデカイソステアレート、及びジグリセリルジイソステアレート等のポリグリセリン脂肪酸エステル、等の各種非イオン界面活性剤::ミリスチン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、及びオレイン酸等の高級脂肪酸のカリウム、ナトリウム、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、アミノ酸等の各種の塩;エーテルカルボン酸のカリウムまたはナトリウム塩;N−アシルアミノ酸の塩;N −アシルサルコン酸塩;高級アルキルスルホン酸塩等の陰イオン界面活性剤;アルキルアミン塩、ポリアミン、アミノアルコール脂肪酸有機シリコーン樹脂、アルキル4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤;イミダゾリウムベタイン誘導体等の両性界面活性剤;レシチン、サポニン等の天然由来界面活性剤等を例示することができる。これらの界面活性剤は、1種単独で使用してもまた2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
【0035】
界面活性成分を使用する場合、皮膚や粘膜に影響を与えず、且つ本発明の効果を奏するアスコルビン酸類やサイトカイニンが製剤中により安定に保持され、その結果、本発明の皮膚外用剤がより高い改善効果を発揮することができることから、皮膚外用剤への配合割合としては、皮膚外用剤中に0.01〜50重量%の割合で含まれるような範囲で適宜選択して使用することができる。好ましくは0.1〜40重量%、より好ましくは0.5〜20重量%の範囲を挙げることができる。
【0036】
例えば経皮吸収促進成分としては、尿素;乳酸、フルーツ酸、グリコール酸などのα−ヒドロキシ酸;イオウ;サリチル酸等のβ−ヒドロキシ酸;オレイン酸、ウンデカノイン酸、オクタノール、ノナノール、メントール、チモール、リモネン、サポニン、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ドデシルメチルスルホキシド、dimethyl lacetamide、N,N−ジメチルホルムアミド、ラウリル硫酸ナトリウム、N,N-bis(2 hydroxy ethy) oleylamine、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレート、Dodecyl dimethyl ammoniopropane sulfate、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、n,n-dimethyl-m-toluamide、DEET(diethyl-m-toluamide)、Laurocapram、シクロデキストリン、1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オン、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、N−モノ又はジ置換−p−メンタン−3−カルボキシアミド、 2−(2−メトキシ−1−メチルエチル)−5−メチルシクロヘキサノ−ル、アザシクロアルカン誘導体等が挙げられる。
このうち、好ましいものとしては、尿素、乳酸、フルーツ酸、グリコール酸、サリチル酸、オレイン酸、メントール、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレート、シクロデキストリン、サポニンである。これらの経皮吸収促進成分は、1種単独で使用しても2種以上を任意に組み合わせて用いてもよい。
【0037】
経皮吸収促進成分を使用する場合、皮膚や粘膜に影響を与えず、且つ本発明の効果を奏するアスコルビン酸類やサイトカイニンの皮膚バリアの透過をさらに高めることができ、その結果より高い改善効果を発揮することができることから、皮膚外用剤への配合割合としては、皮膚外用剤中に0.001〜20重量%の割合で含まれるような範囲で適宜選択して使用することができる。好ましくは0.01〜10重量の範囲を挙げることができる。
【0038】
例えば被膜形成成分としては、ワセリン、パラフィン等の炭化水素系油分;FOMBLIN(Ausimont社商品名)等のパーフルオロポリエーテル;架橋型メチルポリシロキサンなどのシリコン油;アルギン酸、プルラン、アルブミン、カラヤガム、ポリビニルアルコール等の水溶性高分子などが挙げられる。これらの被膜形成成分は、1種単独で使用しても2種以上を任意に組み合わせて用いてもよい。
【0039】
被膜形成成分を使用する場合、本発明の効果を奏するアスコルビン酸類やサイトカイニンの皮膚での滞留時間を伸長させ、また、皮膚に皮膜を形成することによって皮膚への外界からの物理的刺激を遮断することによって、本発明の皮膚外用剤がより高い改善効果を発揮することができることから、皮膚外用剤への配合割合としては、皮膚外用剤中に0.001〜20重量%の割合で含まれるような範囲で適宜選択して使用することができる。好ましくは0.01〜10重量の範囲を挙げることができる。
【0040】
本発明の皮膚外用剤には、外観安定性や粘度等の品質を損なわず、また本発明の効果を損なわない量的及び質的範囲内で、必要に応じて医薬品、医薬部外品または化粧品分野において外用剤の成分として一般的に用いられる各種の成分、例えば乳化剤、安定化剤、刺激軽減剤、増粘剤、防腐剤、着色剤、分散剤、pH調整剤、香料等を配合することができる。なお、これらの成分は1種単独で、または2種以上を任意に組み合わせて配合することができる。
【0041】
本発明の皮膚外用剤は、溶媒や通常使用される外用剤の基剤等を配合することによって、ペースト状、ムース状、ジェル状、液状、乳液状、クリーム状、シート状、エアゾール状、スプレー状などの各種所望の形態に調製することができる。また、本発明に用いられる成分は、そのまま配合してもよく、また、リポソームやマイクロスフェアなど皮膚への浸透・吸収を促進する機能体に封入した形態としたうえで製剤中に配合してもよい。そして、これらは当業界の通常の方法にて製造することができる。
【0042】
本発明の皮膚外用剤は、通常pH2〜8の液性を備えていればよいが、アスコルビン酸類の安定性、皮膚や粘膜に対する低刺激性、及び皮膚使用感のよさという観点から、好ましくはpH2〜7、より好ましくはpH2.5〜6の弱酸性〜中性であることが望ましい。
【0043】
本発明の皮膚外用剤は、例えば、ファンデーション、口紅、マスカラ、アイシャドウ、アイライナー、眉墨及び美爪料等のメーキャップ化粧料;化粧水、美容液、乳液、クリーム、ローション、オイル、ジェル及びパックなどの基礎化粧料;にきび治療剤、美白剤、紫外線防御剤などの、化粧品、外用医薬品または外用医薬部外品の分野に属する各種の皮膚外用剤とすることができる。
【0044】
さらに、本発明は、アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも1種を含有する皮膚外用剤と、サイトカイニンを含有する皮膚外用剤を組み合わせてなる美容方法をも提供するものである。
【0045】
本発明の美容方法において用いられる皮膚外用剤は、用いられるアスコルビン酸、そのル誘導体及びそれらの塩やサイトカイニン、またはこれらの成分の配合割合、形態等、それぞれ前述するものを挙げることができる。
【0046】
本発明の美容方法においては、本発明の美容方法においては、アスコルビン酸類を含有する皮膚外用剤と、サイトカイニンを含有する皮膚外用剤とを組み合わせることによって、アスコルビン酸類及びサイトカイニンを含有する皮膚外用剤を皮膚に適用した場合と同様の改善効果を発揮することができる。かかる美容方法では、アスコルビン酸類を含有する皮膚外用剤を皮膚に適用した後、サイトカイニンを含有する皮膚外用剤を皮膚に適用してもよく、またサイトカイニンを含有する皮膚外用剤を皮膚に適用した後、アスコルビン酸類を含有する皮膚外用剤を皮膚に適用してもよく、さらにはこれらを同時に適用してもよいが、アスコルビン酸類を含有する皮膚外用剤を皮膚に適用した後、サイトカイニンを含有する皮膚外用剤を皮膚に適用するのが好ましい。
【0047】
本発明の美容方法においては、美白成分、保湿成分、老化防止成分及び抗酸化成分等を1種または2種以上配合した皮膚外用剤をさらに組み合わせて用いることによって、皮膚に現れる諸現象を改善する効果をさらに総合的に増強することができる。これらの成分をさらに組み合わせて用いる場合には、アスコルビン酸類を含有する皮膚外用剤またはサイトカイニンを含有する皮膚外用剤にこれらの成分を配合することも可能であるし、また別の皮膚外用剤に配合したうえで、アスコルビン酸類を含有する皮膚外用剤またはサイトカイニンを含有する皮膚外用剤と同時に、または相前後して皮膚に適用してもよい。
【0057】
【実施例】
以下に本発明を実施例及び試験例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例等に限定されるものではない。なお、下記の各処方において%とは、特に言及しない限り、重量(W/W)%を意味するものとする。
【0058】
実施例1 ローション
カイネチン 0.05%
L-アスコルビン酸 1.0%
グリセリン 5.0%
1,3-ブチレングリコール 1.0%
ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 2.0%
ステアリン酸グリセリル 2.0%
パラフィン 1.0%
セタノール 1.0%
水素添加レシチン 0.5%
スクワラン 5.0%
キサンタンガム 0.05%
ヒドロキシエチルセルロース 0.2%
精製水 適量
合計 100%
【0059】
実施例2 クリーム
カイネチン 0.1%
リン酸L-アスコルビルマグネシウム 3.0%
酢酸トコフェロール 0.01%
パルミチン酸デキストリン 0.1%
ステアリン酸グリセリル 1.0%
ポリオキシエチレンステアリルエーテル 2.5%
ヒアルロン酸プロピレングリコール 0.05%
ワセリン 2.0%
ミツロウ 1.0%
セタノール 1.5%
パラフィン 2.0%
ミリスチン酸イソプロピル 2.0%
l-メントール 0.1%
カルボキシビニルポリマー 0.2%
トリエタノールアミン 0.15%
精製水 適量
合計 100%
【0060】
実施例 3 美容液
カイネチン 0.15%
L-アスコルビン酸 20.0%
グリセリン 5.0%
ポリエチレングリコール 1.0%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0%
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 30%
プロピレングリコール 20%
カルボキシメチルセルロース 0.1%
カルボキシビニルポリマー 0.2%
トリエタノールアミン 0.1%
パルミトイルペンタペプチド 0.01%
精製水 適量
合計 100%
【0061】
実施例 4 パック
カイネチン 0.05%
アスコルビン酸グリコシド 3.0%
アロエベラエキス 0.5%
ポリビニルアルコール 10%
キサンタンガム 0.1%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0%
エタノール 5.0%
ジプロピレングリコール 5.0%
精製水 適量
合計 100%
【0062】
実施例 5 紫外線防御剤
カイネチン 0.1%
パルミチン酸アスコルビル 2.0%
パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル 0.5%
酸化チタン 5.0%
酸化亜鉛 20.0%
メチルポリシロキサン 10.0%
デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0%
プロピレングリコール 5.0%
パーフルオロポリエーテル 4.0%
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 4.0%
精製水 適量
合計 100%
【0063】
実施例 6 クリーム
カイネチン 0.01%
アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム 2.0%
ジメチコン 1.0%
ヒドロキシプロリン 1.0%
ハマメリスエキス 0.1%
ミツロウ 2.0%
流動パラフィン 10.0%
ステアリン酸グリセリル 1.5%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 3.0%
精製水 適量
合計 100%
【0064】
実施例7 ジェル
カイネチン 0.5%
アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム 3.0%
エタノール 5.0%
ジプロピレングリコール 6.0%
ソルビトール 5.0%
アルギン酸 0.2%
キサンタンガム 0.1%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.2%
アルギニン 0.5%
ヒドロキシエチルセルロース 0.1%
精製水 適量
合計 100%
【0065】
実施例 8 パック
カイネチン 0.01%
パルミチン酸アスコルビル 0.2%
ハマメリスエキス 0.5%
酢酸トコフェロール 0.1%
ベントナイト 5%
モンモリロナイト 2%
カオリン 3%
セタノール 2%
オレイルアルコール 2%
エトキシジグリコール 3%
サフラワー油 2%
モノステアリン酸グリセリン 1.5%
ステアリン酸PEG-100 1.5%
キサンタンガム 0.2%
精製水 適量
合計 100%
【0066】
実施例9 化粧水
カイネチン 0.01%
L-アスコルビン酸 1%
L-テアニン 0.5%
酢酸トコフェロール 0.05%
ハマメリスエキス 0.1%
ミョウバン 1%
ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5%
アラントイン 0.5%
甘草フラボノイド 0.1%
ポリソルベート80 0.2%
精製水 適量
合計 100%
実施例10 ローション
カイネチン 0.05%
L-アスコルビン酸 0.0005%
グリセリン 5.0%
1,3-ブチレングリコール 1.0%
ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 2.0%
ステアリン酸グリセリル 2.0%
パラフィン 1.0%
セタノール 1.0%
水素添加レシチン 0.5%
スクワラン 5.0%
キサンタンガム 0.05%
ヒドロキシエチルセルロース 0.2%
精製水 適量
合計 100%
【0067】
試験例 1 老化現象改善試験
実施例1のローション、及び実施例1からカイネチンを抜いた以外同様に製したローション(製剤1 アスコルビン酸を含みカイネチンを含まない製剤)、実施例1からアスコルビン酸を抜いた以外は同様に製したローション(製剤2 カイネチンを含みアスコルビン酸を含まない製剤)を用いて試験を行った。これらを顔面の目じり・口周りにシワが見られ、顔面にたるみ及びシミを感じている被験者(20−50代女性 20名)に、シミ・シワ・たるみ部分に一日2回、朝晩洗顔直後に塗布してもらい、1ヶ月継続使用後、使用前後を比較してシワ・たるみ・シミの目視観察を行った。全く変化していなかった場合は0点とし、シワ・たるみ・シミが顕著に改善されていた場合を5点、やや改善されていた場合を1点として、改善の程度を5段階評価した。20名の被験者の評価の平均値を表1に示す。
【0068】
【表1】
【0069】
表1の結果からわかるように、アスコルビン酸を含みカイネチンを含まない製剤1では、シミに対する改善効果が、シワやたるみに対して相対的に高いものの、シワやたるみの改善効果は相対的に低く、総合的に老化現象を改善するには不十分である。また、カイネチンを含みアスコルビン酸を含まない製剤2では、シワやたるみの改善効果は相対的に高いもののシミの改善効果が相対的に低いために、総合的に老化現象を改善するには不十分である。
このようにそれぞれの成分を単独で配合した製剤では、十分にシミ・シワ・たるみに対する改善効果が認められないのに対して、アスコルビン酸類とカイネチンを共に配合した実施例1においては、シミ・シワ・たるみの改善効果が等しく認められ、総合的に老化現象を改善していることが確認された。さらに、改善効果を個別の現象において比較したところ、シミ・シワ・たるみのいずれの現象においても、アスコルビン酸とカイネチンをともに配合することによって、改善効果が増強されていることがしめされた。
また、実施例1の製剤を使用した被験者のほぼ全員から、「肌のすべりがよくなった」「肌がカサカサしなくなった」「肌のざらつき・ごわつきがなくなって、やわらかくなった」等の感想を得た。したがって、実施例1の製剤は、シミ・シワ・たるみといった老化皮膚の代表的症状のみならず、他の諸症状をも改善する効果に優れているということができる。
【0070】
試験例2 老化現象改善試験
シミ・シワ・たるみを感じている被験者(30−50代女性 10名)に、下記に記載の製剤3(アスコルビン酸を含みカイネチンを含まない)、製剤4(カイネチンを含みアスコルビン酸を含まない)を時間的に相前後して皮膚に塗布してもらった。被験者は、シミ・シワ・たるみ部分に一日2回、朝晩洗顔直後に製剤3及び製剤4を塗布した。塗布する方法は、被験者5名は下記に示す塗布方法1に従って、また、被験者5名は塗布方法2に従って1ヶ月継続使用後、使用前後を比較してシワ・たるみ・シミの目視観察を行った。試験例1同様に全く変化していなかった場合は0点とし、シワ・たるみ・シミが顕著に改善されていた場合を5点、やや改善されていた場合を1点として、改善の程度を5段階評価した。各塗布方法に従った5名の被験者の評価の平均値を表2に示す。
【0071】
製剤 3 美容液
L-アスコルビン酸 1.5%
ジエチレングリコールモノエチルエーテル 30%
プロピレングリコール 40%
精製水 適量
合計 100%
製剤 4 クリーム
カイネチン 0.1%
グリセリン 3.0%
ジプロピレングリコール 5.0%
ワセリン 10.0%
スクワラン 5.0%
セタノール 3.0%
ステアリン酸グリセリル 2.0%
ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.5%
キサンタンガム 0.2%
精製水 適量
合計 100%
【0072】
【表2】
塗布方法1 洗顔後に製剤3を手のひらに約1ml程度取り、シミ・シワ・たるみの見られる部位にすり込み、ついで製剤4を約1ml程度手のひらに取り、製剤3と同じ部位にすり込み、肌になじませる。
塗布方法2 洗顔後に製剤4を手のひらに約1ml程度取り、シミ・シワ・たるみの見られる部位にすり込み、ついで製剤3を約1ml程度手のひらに取り、製剤4と同じ部位にすり込み、肌になじませる。
【0073】
表2に示すように、製剤3、製剤4を時間的に相前後して皮膚に塗布した場合においても、しみ・シワ・たるみが総合的に改善されており、かつ個別の現象のそれぞれが顕著に改善されることが確認された。この効果は、試験例1で確認されたアスコルビン酸及びカイネチンを1製剤中に配合した改善効果とほぼ同程度の高い効果であった。
【0074】
【発明の効果】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を行なった結果、アスコルビン酸類と、サイトカイニンをともに含有することによってアスコルビン酸類が本来有する改善効果と、サイトカイニンが本来有する改善効果が増強され、また、シミ、シワ、たるみが総合的に改善されることを見出した。また、本発明の皮膚外用剤では、シミ、シワ、たるみといった代表的老化症状以外にも皮膚に生じる諸症状をも改善する効果がある。
さらに、かかる効果は、アスコルビン酸類とサイトカイニンをともに含有した皮膚外用剤を皮膚に適用した場合のみならず、アスコルビン酸類を含有した皮膚外用剤とサイトカイニンを含有した皮膚外用剤を、それぞれ個別に時間的に相前後して皮膚に適用した場合においても発揮されることが確認された。
Claims (7)
- 0.0001重量%以上のアスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、及びサイトカイニンを含有する皮膚外用剤。
- アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも1種が0.0001〜30重量%である請求項1に記載の皮膚外用剤。
- アスコルビン酸の誘導体が、アスコルビン酸グリコシド、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、デヒドロアスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルである請求項1に記載の皮膚外用剤。
- さらに美白成分、保湿成分、抗老化成分、抗酸化成分、収斂成分及び抗炎症成分からなる群から選択される少なくとも1種を含有する請求項1乃至3のいずれかに記載の皮膚外用剤。
- さらに界面活性成分、経皮吸収促進成分及び被膜形成成分から選択される少なくとも1種類以上を含有する請求項1または2のいずれかに記載の皮膚外用剤。
- アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも1種を含有する化粧品と、サイトカイニンを含有する化粧品を、同時またはそれぞれ個別に時間的に相前後して皮膚に適用する、シミ、シワ及びたるみの改善を目的とする美容方法。
- アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも 1 種を含有する組成物、並びに、サイトカイニンを含有する組成物の少なくとも 2 つの組成物を含む、シミ、シワ及びたるみの改善を目的とする組み合わせ皮膚外用剤。
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