JP2013503850A - 美容用スキンケアの方法および組成物 - Google Patents

美容用スキンケアの方法および組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、局所美容用スキンケアの方法および組成物に関する。この方法および組成物は、皮膚の細胞外マトリックスの繊維芽細胞収縮を引き起こす活性剤を用いて皮膚のコラーゲンの収縮を行うことによって、顔の皮膚を治療し、顔の皮膚を収縮させ引き締めるためのものである。好ましい活性剤は、β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤である。

Description

発明の背景
本発明は、美容用(cosmetic)スキンケアの方法および組成物に関する。
老化のよく認識されている特徴の1つは、皮膚の弛みである。これは、皮膚の弾力性および締まり(firmness)の喪失、重力の影響、顔の骨格支持体の喪失、並びに顔における皮下脂肪組織支持体の喪失など多数の要因によるものである。これらの要因により、垂れ肉(jowl)形成、目の周りの皮膚の弛み、頬領域のへこみおよび皺を生じる。
本発明の目的は、弛みのある皮膚を美容治療するための方法および組成物を提供することである。
本発明の第一の態様は、皮膚の治療、特に皮膚のコラーゲンを収縮させることによって、顔の皮膚を治療して、顔の皮膚の収縮および引き締めを引き起こす美容方法に関する。
皮膚は、皮膚の細胞外マトリックスの繊維芽細胞収縮を引き起こし皮膚のコラーゲンを収縮させることによって治療することができる。
コラーゲン収縮を引き起こす活性剤は、
サイトカインおよび関連の生物メディエーターまたはその部分、
増殖因子、例えば上皮増殖因子(EGF)、血小板由来増殖因子(PDGF)または結合組織増殖因子(CTFG)、
プロスタノイド、例えばトロンボキサンA、
トランスフェリン、例えばラクトフェリン、
リン脂質誘導体、例えばリゾフォスファチジン酸、
細胞外マトリックス糖タンパク質、例えばテネイシン−C、
熱ショックタンパク質(HSP)、例えば熱ショックタンパク質27、または
それらの部分
から選択することができる。
本発明の好ましい態様によれば、皮膚のコラーゲンを収縮させるための、皮膚の細胞外マトリックスの繊維芽細胞収縮は、β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤の投与、典型的には局所投与によって引き起こすことができる。
本発明での使用に好適な選択的β2拮抗薬活性を有する化合物としては、ブタキサミン、エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)、H35/25、プレナルテロール、種々の4−および5−[2−ヒドロキシ−3−(イソプロピルアミノ)プロポキシ]ベンズイミダゾール、1−(t−ブチル−アミノ−3−オール−2−プロピル)オキシミノ−9−フルオレン、および種々の2−(α−ヒドロキシアリールメチル)−3,3−ジメチルアジリジンが挙げられるが、これらに限定されない。
好ましい選択的なβ−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤は、化学物質エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)およびブタキサミンであり、最も好ましくは、エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)である。
コラーゲン収縮を引き起こす活性剤は、好ましくは局所投与される。
コラーゲン収縮を引き起こす活性剤は、パルミトイル化、ナノカプセル化またはリポソーム化していてよく、例えばパルミチン酸のような脂肪酸に結合していてよく、例えばパルミチン酸に結合したアミノ酸配列YTRVVWXAを有するペプチドであってもよい。
治療は、少なくとも2種類の活性剤の併用を含んでいてもよく、例えばβ−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤とラクトフェリンまたはその一部のようなコラーゲン収縮を引き起こす別の活性剤との併用を含んでいてもよい。
皮膚は、コラーゲン収縮を引き起こす機械的ストレスと関連した遺伝子変化を引き起こすことによって治療することができる。
機械的ストレスと関連した遺伝子変化は、剪断応力応答要素(SSRE)のベクトル化したヌクレオチド配列(すなわち、GAGACC)である活性剤またはSSREプロモーター配列のアクチベーターによって誘発することができる。
グラウシンのような植物アルカロイドを、同時投与してもよい。
本発明は、生理学的に許容可能な媒質において、詳細には顔の皮膚を治療して、顔の皮膚の収縮および引き締めを引き起こすことを目的とするおける局所スキンケア組成物であって、皮膚のコラーゲンを収縮させることができる活性剤を含んでなる、組成物にも関する。
活性剤は、好ましくは皮膚の細胞外マトリックスの繊維芽細胞の収縮を誘発して、皮膚のコラーゲンを収縮させることができる。
コラーゲン収縮を引き起こす活性剤は、
サイトカインおよび関連の生物メディエーターまたはその部分、
増殖因子、例えば上皮増殖因子(EGF)、血小板由来増殖因子(PDGF)または結合組織増殖因子(CTFG)、
プロスタノイド、例えばトロンボキサンA、
トランスフェリン、例えばラクトフェリン、
リン脂質誘導体、例えばリゾフォスファチジン酸、
細胞外マトリックス糖タンパク質、例えばテネイシン−C、
熱ショックタンパク質(HSP)、例えば熱ショックタンパク質27、または
それらの一部
から選択することができる。
好ましくは、活性剤はβ−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤である。
β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤は、ブタキサミン、エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)、H35/25、プレナルテロール、種々の4−および5−[2−ヒドロキシ−3−(イソプロピルアミノ)プロポキシ]ベンズイミダゾール、1−(t−ブチル−アミノ−3−オール−2−プロピル)オキシミノ−9−フルオレンおよび種々の2−(α−ヒドロキシアリールメチル)−3,3−ジメチルアジリジンであってもよい。
好ましい選択的なβ−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤は、化学物質エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)およびブタキサミンであり、最も好ましくは、エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)である。
コラーゲン収縮を引き起こす活性剤は、パルミトイル化、ナノカプセル化またはリポソーム化していてよく、例えばパルミチン酸のような脂肪酸に結合していてよく、例えばパルミチン酸に結合したアミノ酸配列YTRVVWXAを有するペプチドであってもよい。
組成物は、少なくとも2種類の活性剤を組み合わせて含んでいてもよく、例えばβ−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤とラクトフェリンまたはその一部のようなコラーゲン収縮を引き起こす別の活性剤とを含んでいてもよい。
組成物は、コラーゲン収縮を引き起こす機械的ストレスと関連した遺伝子変化を誘発することができる活性剤を含んでいてもよい。
活性剤は、剪断応力応答要素(SSRE)のベクトル化したヌクレオチド配列(すなわち、GAGACC)またはSSREプロモーター配列のアクチベーターであってもよい。
組成物は、グラウシンのような植物アルカロイドを含んでいてもよい。
活性剤は、スキンケア組成物の0.5〜10質量%、好ましくは0.5〜5質量%、最も好ましくは1〜2質量%の量で含まれていてもよい。
好ましくは、スキンケア組成物は、グラウシンのような植物アルカロイドを含んでいる。
本発明は、顔の皮膚を治療し、顔の皮膚の収縮および引き締めを引き起こすための美容用スキンケア組成物の製造方法において、皮膚のコラーゲンを収縮させることができる上記の活性剤の使用にも関する。
組成物は、少なくとも2種類の活性剤を組み合わせて含んでいてもよく、例えばβ−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤とラクトフェリンまたはその一部のようなコラーゲン収縮を引き起こす別の活性剤とを含んでいてもよい。
好ましくは、グラウシンのような植物アルカロイドが、スキンケア組成物の製造方法に用いられる。
本発明は、皮膚の治療方法に使用する、詳細には顔の皮膚を治療して顔の皮膚の収縮および引き締めを引き起こすために皮膚のコラーゲンを収縮させることができる上記の活性剤にも関する。
本発明は、上記のような少なくとも2種類の活性剤の組み合わせ物、例えばβ−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤とラクトフェリンまたはその一部のようなコラーゲン収縮を引き起こす別の活性剤との組み合わせ物にも関する。
発明の具体的説明
好ましい態様の説明
老化のよく認識されている特徴の1つは、皮膚の弛みである。これは、皮膚の弾力性および締まりの喪失、重力の影響、顔の骨格支持体の喪失、並びに顔における皮下脂肪組織支持体の喪失など多数の要因によるものである。これらの要因により、垂れ肉形成、目の周りの皮膚の弛み、頬領域のへこみおよび皺を生じる。
皮膚の締まりおよび張りのこの喪失により、皮膚の機械的ストレスも減少することは理解できる。繊維芽細胞に対する機械的ストレスは、細胞外マトリックス(ECM)産生のための遺伝子にスイッチを入れ、並びにECM崩壊のための遺伝子のスイッチを切ることによって繊維芽細胞を「合成的」モードに置く。次いで、これがECM喪失の不完全なサイクルを生じ、これが更に繊維芽細胞に対する機械的ストレスの喪失をもたらす。次いで、老化した皮膚の特徴の悪化が続く。
本発明によれば、この過程の介入は、
1) ECMの繊維芽細胞収縮を増加させることによって、皮膚のコラーゲン収縮を引き起こし皮膚の機械的ストレスを増加させて、皮膚を一層引き締めかつ一層若くし、および/または
2) 機械的ストレスと関連した遺伝子変化を誘発する
ことによって達成することができる。
また皮膚でコラーゲン収縮を引き起こす活性剤は、
サイトカインおよび関連の生物メディエーター、
増殖因子、例えば上皮増殖因子(EGF)、血小板由来増殖因子(PDGF)または結合組織増殖因子(CTFG)、
プロスタノイド、例えばトロンボキサンA、
トランスフェリン、例えばラクトフェリン、
リン脂質誘導体、例えばリゾフォスファチジン酸、
細胞外マトリックス糖タンパク質、例えばテネイシン−C、
熱ショックタンパク質(HSP)、例えば熱ショックタンパク質27、または
それらの部分
であってもよい。
ECMの繊維芽細胞収縮は、β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害によって増加することができる。皮膚のコラーゲンを収縮させるための皮膚の細胞外マトリックスの繊維芽細胞収縮は、β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤(選択的β2拮抗薬としても知られる)の投与、典型的には局所投与によって誘発することができる。β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤は、β2−アドレナリン作動性受容体に選択的であるβアドレナリン作動性遮断活性を有する活性剤を意味する。本発明での使用に好適な選択的β2拮抗薬活性を有する化合物としては、ブタキサミン、エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)、H35/25、プレナルテロール、種々の4−および5−[2−ヒドロキシ−3−(イソプロピルアミノ)プロポキシ]ベンズイミダゾール、1−(t−ブチル−アミノ−3−オール−2−プロピル)オキシミノ−9−フルオレンおよび種々の2−(α−ヒドロキシアリールメチル)−3,3−ジメチルアジリジンが挙げられるが、これらに限定されない。好ましい選択的β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤は、化学物質エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)およびブタキサミンである。
追加の利益は、β2AR阻害がまた創傷治癒を向上させ、皮膚バリヤー機能を向上させ、抗炎症性であるという事実によって得ることができる。
活性剤または上記の関連の生物学的物質の断片は、アミノ酸配列YTRVVWXAを有するペプチド(ラクトフェリン由来の断片)であってもよい。1μMの濃度のこのペプチドは、ほぼコントロールの3倍の繊維芽細胞によるコラーゲンゲル収縮効果を有する。皮膚浸透性を促進するため、前記活性剤をパルミトイル化、ナノカプセル化またはリポソーム化してもよい。生物メディエーターの断片/部分は生物学的に高度に活性であることを実現することが重要である。従って、全アミノ酸配列内のペプチドを用いて生物活性を得ることができる。
機械的ストレスに関連した遺伝子変化は、剪断応力応答要素(SSRE)によって誘発させることができる。SSREは、ヌクレオチド配列GAGACCによってコードされる。この活性成分は、SSREのベクトル化したヌクレオチド配列またはSSREプロモーター配列のアクチベーターであってもよい。
コラーゲンマトリックス収縮は起こりうる繊維芽細胞アポトーシスと関連していることが知られているので、剤を処方物に加えてこの効果を中和すべきである。β2AR拮抗作用は脂質生成を引き起こすこともあることも知られている。顔の脂肪分解の減少状態は、実際には顔の老化に関して不都合でない可能性があるが、すべての候補において理想的な副作用でないこともある。この作用に対して、グラウシンは前脂肪細胞の繊維芽細胞への分化を引き起こすことによって、その領域における繊維芽細胞の個体数を増加させ、α−1アドレナリン作動性拮抗作用も有し、これが脂質生成を中和するので、グラウシンとの理想的組み合わせ物が考えられる。
本発明の好ましい態様では、ICI 118,551(β2AR拮抗薬)は、生理学的に許容可能な媒質においてパルミチン酸に結合したYTRVVWXA(ラクトフェリンで見出されたペプチド配列)と組み合わせて用いて、スキンケア組成物を調製する。それぞれの活性剤は、スキンケア組成物の0.5〜10質量%、好ましくは0.5〜5質量%、最も好ましくは1〜2質量%の量で含まれていてもよい。
本発明による美容用スキンケア生成物の臨床結果は、顔の皮膚の収縮および引き締めである。これは、皮膚の老化作用に直接対抗するものである。この結果は、通常はフェイスリフト外科的処置のみが有効とされていた皺や過剰な顔の皮膚の出現を改善する。コラーゲン収縮は、レーザーによる皮膚の若返りや熱によるコラーゲン収縮のような他の多くの手術以外の美容法によって模索されてきた有益な効果である。皮膚引き締め効果を有するセラムのクリーム、ゲル、ローションなどのスキンケア生成物は、新規で簡単な解決法である。このような生成物は、他の活性成分と組み合わせて処方して、老化防止効果を更に高めることもできる。例としては、レチノイド、ビタミンC、カルノシン、レスベラトロール、ナイアシンアミド、ビタミンE、Α−リポ酸などのような酸化防止剤が挙げられる。他の例としては、ペプチド、プロテアーゼ阻害剤、テロメラーゼアクチベーター、分子シャペロン、NF−κB阻害剤などの抗炎症剤が挙げられる。更なる例は、神経ペプチドモジュレーター、皮膚の天然保湿因子(NMF)、セラミド、ヒアルロン酸およびアクアポリンを増加させる活性剤などの保湿剤である。このような生成物は、セルライトの出現に対しても有益な効果を有することがある。活性成分は、皮膚浸透性を高める目的でカプセル化し、またはナノ粒子として形成することができる。皮膚浸透性は、電磁電流または場の使用によって高めることもできる。
本発明を、下記の非制限的実施例に関して更に詳細に説明することにする。
例1
材料および方法
初代細胞培養
正常なヒト皮膚繊維芽細胞(NHDF)は、患者のインフォームド・コンセントに続く環状切除後の組織寄贈によって得た。組織は、リン酸緩衝食塩水(PBS)およびPen/StrepとアンホテリシンB(Pen/strep)10μg/mlで洗浄した。次いで、組織を1mmの断片に切り分けトリプシン−EDTA 1:250に室温(RT)にて1時間懸濁した。次いで、組織を、血清を補足したDMEM/F12中で2500gにて3分間2回遠心分離することによって洗浄した。機械的離解を用いて、単一細胞浮遊液を作成した。細胞を血球計算盤を用いて計数し、10%ウシ胎仔血清(FBS)と10μg/mlのPen/strepを含むDMEM/F12中で、T75組織培養フラスコ当たり1x10個で培養した。インキュベーターは、37°Cおよび5%COに保持した。培地は3〜4日毎に交換し、細胞はイン・ビトロで4継代から用いた。
ゲル形成
コラーゲンゲルを形成した。0.5M酢酸中ウシアキレス腱由来の1型ウシコラーゲン2mg/mlからなるコラーゲン溶液を作成した。これにより、ゲル80%を作成した。残りの10%は、10xPBSから作成し、残りの容積はFBSから作成した。全溶液のpHを、NaOHを用いて7.4に調整した。溶液400μlを、24ウェルプレートのそれぞれのウェルに入れた。ゲルを、37℃で1時間硬化させた。ゲルが適正に硬化したことを確認した後、ウェルの面から外し、1mlの完全に補足したDMEM/F12に一晩暴露して、順化させた。完全なゲルをウェル当たり3.5x10個で播種し、試験化合物をこの時点で加えた。試験化合物は、下記のように加えた:0.1mg/mlラクトフェリン、0.1mg/ml ICI 118 551、1.0mg/mlイソプロテレノール。細胞のみおよび無細胞コントロールも包含された。
ゲル収縮測定
写真は、0、3、6、12および24時間の暴露時にCanon Powershot A640 10MPカメラを用いて同じ距離から撮影した。写真をCorelDRAW X3に移し、ウェルの内径とゲルの外縁を円ツール(circle tool)で測定した。これをそれぞれのウェルについて行い、写真の入射角が結果に影響しないようにした。次いで、これら2つの直径を、式:ゲル外側/ウェル内側×100=相対ゲルによってウェル直径の割合に転換した。次に、この値を、時間毎にそれぞれのゲルについて同じ方法で算出した。時間0時間をゲルサイズ100%とし、それ以後の各時間を相対割合としてそれと比較した。標準偏差を、ウェルに対する元の相対割合に基づいて計算した。
細胞毒性
イソプレテレノール、ICI 118 551およびラクトフェリンの細胞毒性を、黄色テラゾール(terazole)が生細胞によって紫色フォルマザンに転換されるMTT(3−(4,5−ジメチルチアゾール−2−イル)−2,5−ジフェニルテトラゾリウムブロミド)アッセイを使用し、上記で調製したNHDFを用いて測定した。96ウェルプレートに5x10個/ウェルの細胞を播種し、一晩結合させた。次いで、それらを目視チェックし、様々な濃度の試験化合物に24時間暴露した。結果を、分光光度計を用いて570nmで読み取った。次いで、生存力を、ISO 10993−1:2002に記載した標準的方法に準じて計算した。
結果
収縮検討
ゲル収縮を、0時間、3時間、6時間、12時間および24時間の間隔で24時間にわたって検討した。総てのゲルは、時間中収縮した。コントロールゲルの収縮は最小限であり、元のサイズに戻り始めた。しかしながら、試験ゲルの直径は、一様な減少を示した。それらの収縮率には有意差を見出すことかできるが、ゲルの最終直径には有意差はない。ICI 118 551は、ラクトフェリンおよび細胞のみのコントロールより高い割合でゲルを収縮させることが明らかになった。
試験結果の要約を、下記表1に示す。
Figure 2013503850
ICI 118 551に対する用量応答を、0.01mg/ml〜0.2mg/mlで測定した。低めの濃度では、有意な活性を示さないことが分かったが、高めの濃度は収縮率を有意に増加させるとは思われなかった。理想的な濃度は、3.5x10個の細胞を含むゲルでは、0.1mg/mlであった。
細胞毒性
細胞毒性は、NHDFでMTTアッセイを用いて測定した。ヒトの皮膚細胞は、所望の用途に近似しているので、使用した。細胞毒性は、見られなかった。結果を、下記のグラフに示す。生存力を6日間目視で観察したが、イソプロテレノールに暴露した時点で細胞は、生存力を喪失し始めた。他の総ての細胞は、6日間の期間を超えてその生存力を保持した。
考察
繊維芽細胞を播種したコラーゲン1型ゲル収縮率は、β遮断薬ICI 118 551の添加によって影響を受ける。ゲルは、ICI 118 551、ラクトフェリンおよび細胞収縮群では、更に3日間観察したが、それらの元の大きさには戻らなかった。
例2−処方物
Figure 2013503850
Figure 2013503850
Figure 2013503850
油相Iを80℃に加熱して、混合する。相IIを80℃に加熱して、油相に撹拌投与する。撹拌しながら冷却する。相IIIを40℃で加える。30℃まで冷却撹拌する。

Claims (62)

  1. 皮膚のコラーゲンを収縮させることによって、皮膚を治療する美容方法。
  2. 顔の皮膚を治療して顔の皮膚を収縮させ引き締めるための、請求項1に記載の方法。
  3. 皮膚の細胞外マトリックスの繊維芽細胞収縮を引き起こし皮膚のコラーゲンを収縮させることによって皮膚を治療する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 皮膚のコラーゲン収縮が、
    サイトカインおよび関連の生物メディエーターまたはその部分、
    増殖因子、
    プロスタノイド、
    トランスフェリン、
    リン脂質誘導体、
    細胞外マトリックス糖タンパク質、
    熱ショックタンパク質(類)(HSP)、例えば熱ショックタンパク質27、または
    それらの部分
    から選択される活性剤を投与することによって行われる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 増殖因子が上皮増殖因子(EGF)、血小板由来増殖因子(PDGF)または結合組織増殖因子(CTFG)である、請求項4に記載の方法。
  6. プロスタノイドがトロンボキサンAである、請求項4に記載の方法。
  7. トランスフェリンがラクトフェリンである、請求項4に記載の方法。
  8. リン脂質誘導体がリゾフォスファチジン酸である、請求項4に記載の方法。
  9. 細胞外マトリックス糖タンパク質がテネイシン−Cである、請求項4に記載の方法。
  10. 熱ショックタンパク質(HSP)が熱ショックタンパク質27である、請求項4に記載の方法。
  11. コラーゲンを収縮させるための皮膚の細胞外マトリックスの繊維芽細胞収縮が、β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤の投与によって誘発される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  12. β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤が、ブタキサミン、エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)、H35/25、プレナルテロール、種々の4−および5−[2−ヒドロキシ−3−(イソプロピルアミノ)プロポキシ]ベンズイミダゾール、1−(t−ブチル−アミノ−3−オール−2−プロピル)オキシミノ−9−フルオレンまたは2−(α−ヒドロキシアリールメチル)−3,3−ジメチルアジリジンから選択される、請求項11に記載の方法。
  13. 選択的β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤が、化学物質エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)またはブタキサミンである、請求項12に記載の方法。
  14. 選択的β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤が、エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)である、請求項13に記載の方法。
  15. コラーゲン収縮を引き起こす活性剤を局所投与する、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. コラーゲン収縮を引き起こす活性剤が、パルミトイル化、ナノカプセル化またはリポソーム化されている、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 活性剤がパルミチン酸に結合している、請求項16に記載の方法。
  18. アミノ酸配列YTRVVWXAを有するペプチドがパルミチン酸に結合している、請求項17に記載の方法。
  19. 少なくとも2種類の活性剤の併用を含んでなる、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤と、コラーゲン収縮を引き起こす別の活性剤との併用を含んでなる、請求項19に記載の方法。
  21. コラーゲン収縮を引き起こす他の活性剤が、ラクトフェリンまたはその一部である、請求項20に記載の方法。
  22. コラーゲン収縮を引き起こす機械的ストレスと関連した遺伝子変化を誘発することによって皮膚を治療する、請求項1に記載の方法。
  23. 機械的ストレスと関連した遺伝子変化を剪断応力応答要素(SSRE)のベクトル化ヌクレオチド配列(すなわち、GAGACC)またはSSREプロモーター配列のアクチベーターである活性剤によって誘発する、請求項22に記載の方法。
  24. 植物アルカロイドを同時投与する、請求項1〜23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 植物アルカロイドがグラウシンである、請求項24に記載の方法。
  26. 皮膚のコラーゲンを収縮させることができる活性剤を含んでなる、生理学的に許容可能な媒質中の局所スキンケア組成物。
  27. 顔の皮膚を治療して顔の皮膚の収縮および引き締めを引き起こす、請求項26に記載の組成物。
  28. 活性剤が、皮膚の細胞外マトリックスの繊維芽細胞収縮を誘発して皮膚のコラーゲンを収縮させることができる、請求項26または27に記載の組成物。
  29. 活性剤が
    サイトカインおよび関連の生物メディエーターまたはその部分、
    増殖因子、
    プロスタノイド、
    トランスフェリン、
    リン脂質誘導体、
    細胞外マトリックス糖タンパク質、
    熱ショックタンパク質(HSP)、例えば熱ショックタンパク質27、または
    それらの部分
    から選択される請求項26〜28のいずれか一項に記載の組成物。
  30. 増殖因子が上皮増殖因子(EGF)、血小板由来増殖因子(PDGF)または結合組織増殖因子(CTFG)である、請求項29に記載の組成物。
  31. プロスタノイドがトロンボキサンAである、請求項29に記載の組成物。
  32. トランスフェリンがラクトフェリンである、請求項29に記載の組成物。
  33. リン脂質誘導体がリゾフォスファチジン酸である、請求項29に記載の組成物。
  34. 細胞外マトリックス糖タンパク質がテネイシン−Cである、請求項29に記載の組成物。
  35. 熱ショックタンパク質(HSP)が熱ショックタンパク質27である、請求項29に記載の組成物。
  36. 活性剤がβ−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤である、請求項26〜28のいずれか一項に記載の組成物。
  37. β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤が、ブタキサミン、エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)、H35/25、プレナルテロール、種々の4−および5−[2−ヒドロキシ−3−(イソプロピルアミノ)プロポキシ]ベンズイミダゾール、1−(t−ブチル−アミノ−3−オール−2−プロピル)オキシミノ−9−フルオレンまたは2−(α−ヒドロキシアリールメチル)−3,3−ジメチルアジリジンから選択される、請求項36に記載の組成物。
  38. 選択的β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤が、化学物質エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)またはブタキサミンである、請求項37に記載の組成物。
  39. 選択的β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤が、エリトロ−dl−1−(7−メチルインダン−4−イルオキシ)−3−イソプロピルアミノブタン−2−オール(ICI 118,551)である、請求項38に記載の組成物。
  40. コラーゲン収縮を引き起こす活性剤が、パルミトイル化、ナノカプセル化またはリポソーム化されている、請求項26〜39のいずれか一項に記載の組成物。
  41. 活性剤がパルミチン酸に結合している、請求項40に記載の組成物。
  42. アミノ酸配列YTRVVWXAを有するペプチドがパルミチン酸に結合している、請求項40に記載の方法。
  43. 少なくとも2種類の活性剤を組み合わせて含んでなる、請求項26〜43のいずれか一項に記載の組成物。
  44. β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤と、コラーゲン収縮を引き起こす別の活性剤とを含んでなる、請求項43に記載の組成物。
  45. コラーゲン収縮を引き起こす他の活性剤が、ラクトフェリンまたはその一部である、請求項44に記載の組成物。
  46. 活性剤が、コラーゲン収縮を引き起こす機械的ストレスと関連した遺伝子変化を誘発することができる、請求項26〜28のいずれか一項に記載の組成物。
  47. 活性剤が、剪断応力応答要素(SSRE)のベクトル化したヌクレオチド配列(すなわち、GAGACC)またはSSREプロモーター配列のアクチベーターである、請求項46に記載の組成物。
  48. 植物アルカロイドを含む、請求項26〜47のいずれか一項に記載の組成物。
  49. 植物アルカロイドがグラウシンである、請求項48に記載の組成物。
  50. それぞれの活性剤が、スキンケア組成物の0.5〜10質量%の量で含まれている、請求項26〜49のいずれか一項に記載の組成物。
  51. それぞれの活性剤が、スキンケア組成物の0.5〜5質量%の量で含まれている、請求項50に記載の組成物。
  52. それぞれの活性剤が、スキンケア組成物の1〜2質量%の量で含まれている、請求項51に記載の組成物。
  53. 顔の皮膚を治療し、顔の皮膚の収縮および引き締めを引き起こすための美容用スキンケア組成物の製造方法において、請求項29〜42、46または47のいずれか一項に記載の、皮膚のコラーゲンを収縮させることができる活性剤の使用。
  54. 少なくとも2種類の活性剤を併用する、請求項53に記載の使用。
  55. 請求項1〜54のいずれか一項に記載のβ−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤およびコラーゲン収縮を引き起こす別の活性剤の、請求項54に記載の使用。
  56. コラーゲン収縮を引き起こす他の活性剤が、ラクトフェリンまたはその一部である、請求項55に記載の使用。
  57. 組成物が植物アルカロイドを含んでなる、請求項53〜56のいずれか一項に記載の使用。
  58. 植物アルカロイドがグラウシンである、請求項57に記載の使用。
  59. 皮膚の治療方法において使用するための請求項29〜41、46または47のいずれか一項に記載の皮膚のコラーゲンを収縮させることができる活性剤。
  60. 顔の皮膚を治療して、顔の皮膚の収縮および引き締めを引き起こすことを目的とする方法において使用するための、請求項59に記載の活性剤。
  61. β−2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)阻害剤および皮膚の治療方法において使用するための請求項29〜38のいずれか一項に記載のコラーゲン収縮を引き起こす別の活性剤の組み合わせ物。
  62. 顔の皮膚を治療して、顔の皮膚の収縮および引き締めを引き起こすことを目的とする方法において使用するための、請求項61に記載の組み合わせ物。
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