JP2003155238A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP2003155238A
JP2003155238A JP2001350867A JP2001350867A JP2003155238A JP 2003155238 A JP2003155238 A JP 2003155238A JP 2001350867 A JP2001350867 A JP 2001350867A JP 2001350867 A JP2001350867 A JP 2001350867A JP 2003155238 A JP2003155238 A JP 2003155238A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】皮膚のシミやシワといった老化や日光曝露など
が原因となって生じた皮膚の変化を総合的に改善する効
果に優れた皮膚外用剤を提供することにある。 【解決手段】アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの
塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、及びサイト
カイニンを共に配合することによって、老化に伴い現れ
る皮膚のシミやシワ、たるみを総合的に改善する効果の
高い皮膚外用剤が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスコルビン酸、
その誘導体またはそれらの塩(以下、これらを総称して
アスコルビン酸類ともいう)、サイトカイニンを含有す
る皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】20歳をこえると皮膚の老化がはじまる
といわれており、老化した皮膚にはさまざまなトラブル
が現れる。皮膚の張力と収縮力を担うのは、表皮及び真
皮結合組織の膠原線維と弾力繊維である。したがって、
これらの組織の機能が老化によって低下すると、皮膚の
張力や収縮力が失われ、皮膚本来の役割を果たせなくな
り、皮膚はたるみ、シワが生じる。
【0003】たるみは、40歳前後から特に顎、瞼、頬
等に生じる。発生原因はシワと同様に、真皮の弾力性の
低下や皮下脂肪組織の支持力の低下、さらには皮膚を支
える筋力の低下などがあげられる。シワは、皮膚がゆが
んだり、変性したりしてできる皮膚の溝のことをいい、
大別すると表皮性シワ、真皮性シワ、老人性シワがあ
る。シワの発生には加齢にともなって起こる皮膚の構
造、機能、物性の変化が深く関わっていると考えられて
いる。角質層の肥厚、乾燥化、あるいは真皮におけるコ
ラーゲン繊維の減少や変性したエラスチン繊維の蓄積、
さらには基底膜やその周辺の損傷などさまざまな皮膚組
織変化が皮膚の弾力性の低下をもたらし、繰り返される
皮膚の変形に対する復元力を低下させ、やがてシワとし
て定着していくと考えられる。また、日光曝露の影響も
きわめて大きいこともわかっている。
【0004】さらに、老化した皮膚においては、シミの
出現も著しい。肝斑のことを俗にシミと呼ぶが、肝斑ば
かりでなく30歳代前後から出現する顔面のメラニン色
素沈着を総称してシミという。したがって、シミには、
肝斑のほかにも雀斑や、医学的に老人性色素斑、脂漏性
角化症、炎症後色素沈着、色素沈着型化粧品皮膚炎など
さまざまな種類がある。顔面皮膚におけるシミの占有面
積測定の結果から、シミが加齢に伴い増加することがわ
かっているが、のみならず、日光曝露部に多発すること
から紫外線の長期的な影響が最大の原因と考えられてい
る。その他にも、長期的に紫外線の影響を受けることに
よって一部の表皮ケラチノサイトがその性質に変化をき
たし、紫外線の照射を受けなくてもメラノサイト刺激因
子を出し続けるようになることがその原因の一つと考え
られている。
【0005】このように、老化した皮膚には、たるみ、
シワ、シミといった変化が認められるが、これらの変化
は必ずしも加齢のみが原因ではないため、これらの変化
の改善は抗老化化粧品のみでなく皮膚外用剤全般にわた
る目的でもある。
【0006】これらの変化を改善する物質として、アス
コルビン酸又はその誘導体が知られている。アスコルビ
ン酸又はその誘導体は、皮膚に対して、抗炎症効果、ニ
キビ改善効果、美白効果、老化防止効果、抗酸化効果、
コラーゲン等の生体成分の合成促進による細胞賦活効
果、表皮角化細胞の紫外線による細胞障害やDNA損傷を
抑制する効果といった各種の効果を発揮することが知ら
れており、外用医薬品、外用医薬部外品及び化粧品など
の成分として広く用いられている。アスコルビン酸又は
その誘導体は、チロシンからメラニンを生成するチロシ
ナーゼ反応において、メラニンの中間体のドーパキノン
を還元してメラニン生成を抑制する作用と、濃色の酸化
型メラニンを還元して、淡色の還元型メラニンにする作
用の2つの作用を持っていて、美白作用が高くシミの改
善に効果がある。さらに、真皮層におけるコラーゲンの
合成を促進し、抗酸化作用によってコラーゲンの分解を
抑制することで、シワやたるみを改善し予防する効果が
ある。しかしながら、アスコルビン酸又はその誘導体
は、加齢等に伴う皮膚の変化を総合的に克服するには十
分とはいえなかった。アスコルビン酸又はその誘導体単
独の適用では、シミ改善効果は相対的に高いもののシ
ワ、たるみ改善効果は相対的に低く、すべての変化を総
合的に克服するには至っていないのが実情である。
【0007】また、これらの変化を改善する物質とし
て、サイトカイニンがある。サイトカイニンは、植物組
織培養の細胞増殖を促進する物質としてDNAの分解物か
ら単離された生理活性物質であるカイネチン(6−フル
フリルアミノプリン)と同様の作用を持つ物質の総称で
あり、カイネチンのプリン誘導体、尿素誘導体、アザ及
びデアザプリン誘導体など多数のサイトカイニンが知ら
れている。サイトカイニンは、植物に対しては各器官の
生長調節作用という共通の作用を持っている。そして、
ヒトに対する生理作用としては、カイネチンとシコン
(紫根)を化粧品製造の際に配合することにより、皮膚
細胞の分裂を促進し、皮膚の老化を防止する効果がある
こと(特開昭60−19709号公報)、カイネチン等
のプリン系サイトカイニンの銅錯体にはスーパーオキサ
イド除去作用があることが報告されている(特開昭62
−59213号公報)。さらに、表皮細胞の過剰増殖性
が原因となる基底細胞癌、悪性腫瘍、扁平上皮癌、化学
作用性角化症、ボウエン症、乳頭腫、脂漏性角化症、毒
性疾患、アレルギー性湿疹、アトピー性皮膚炎などの疾
病に、分化誘導有効量の6−(置換アミノ)プリンサイ
トカイニン類の投与すると、これらの疾病が治療される
こと(特表平6−507373号公報)、繊維芽細胞の
成長速度と全増殖能を有意に変化させない量の6−(置
換アミノ)プリンサイトカイニン類を塗布することによ
って、老化によって生じる不都合な作用を改善すること
ができることが報告されている(特許第3103375
号公報)。近年では、カイネチンを配合した老化した皮
膚に現れるシワに効果のある化粧品が販売されている
(ICI Pharmaceutials社製 商品名カイネレースR)。
しかしながら、カイネチン等のサイトカイニンは、加齢
等に伴う皮膚のトラブルを総合的に克服するには十分と
はいえなかった。サイトカイニン単独の適用では、シ
ワ、たるみの改善効果は相対的に高いもののシミ改善効
果は相対的に低く、すべての変化を総合的に克服するに
は至っていないのが実情である。
【0008】そして、上記した皮膚に有用な成分である
アスコルビン酸類とサイトカイニンとをともに配合した
皮膚外用剤が知られている(EP103878)。ここ
には、カイネチンなどの植物ホルモンとビタミンCなど
のビタミン類を配合した皮膚外用剤が記載されている
が、ビタミンCとカイネチンをともに配合することによ
る効果については何らの報告されていない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】アスコルビン酸類また
はサイトカイニンは、単独で適用した場合に、老化に伴
い現れる代表的変化であるシミ、シワ、たるみといった
変化に対して効果を有してはいた。しかしながら、これ
らの成分の有する効果は、老化等によって生じる皮膚の
多様な変化を総合的に改善するには不十分であった。本
発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。
すなわち、本発明は、アスコルビン酸、その誘導体また
はこれらの塩とサイトカイニンとを含む皮膚外用剤であ
って、これらの成分の皮膚に対する作用効果が互いに顕
著に高められ、そして、皮膚に生じる変化を総合的に改
善することのできる皮膚外用剤を提供することを目的す
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を行なった結果、アスコルビ
ン酸類と、サイトカイニンをともに含有することによっ
てアスコルビン酸類が本来有する改善効果と、サイトカ
イニンが本来有する改善効果が互いに増強され、また、
シワ、シミ、たるみといった皮膚に現れたいずれの変化
をも総合的に改善することができることを見出した。さ
らに、かかる効果は、アスコルビン酸類とサイトカイニ
ンをともに含有した皮膚外用剤を皮膚に適用した場合の
みならず、アスコルビン酸類を含有した皮膚外用剤とサ
イトカイニンを含有した皮膚外用剤を相前後して皮膚に
適用した場合においても発揮されることが確認された。
本発明はかかる知見に基づいて開発されたものである。
【0011】すなわち本発明は、下記(1)〜(5)に
掲げる皮膚外用剤である: (1)0.0001重量%以上のアスコルビン酸、その
誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくと
も1種、及びサイトカイニンを含有する皮膚外用剤、 (2)アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩から
なる群から選ばれる少なくとも1種が0.0001〜3
0重量%である(1)に記載の皮膚外用剤、 (3)アスコルビン酸の誘導体が、アスコルビン酸グル
コシド、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチン酸ア
スコルビル、ステアリン酸アスコルビル、デヒドロアス
コルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルである
(1)または(2)のいずれかに記載の皮膚外用剤、 (4)さらに美白成分、保湿成分、抗老化成分、抗酸化
成分、収斂成分及び抗炎症成分からなる群から選択され
る少なくとも1種を含有する(1)乃至(3)のいずれ
かに記載の皮膚外用剤、 (5)さらに界面活性成分、経皮吸収促進成分及び被膜
形成成分から選択される少なくとも1種類以上を含有す
る(1)乃至(4)のいずれかに記載の皮膚外用剤、さ
らに本発明は、下記(6)に掲げる美容方法である:
(6)アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩から
なる群から選ばれる少なくとも1種を含有する組成物
と、サイトカイニンを含有する組成物を組み合わせてな
る美容方法。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるアスコルビン
酸は、医薬品、医薬部外品または化粧品分野において外
用剤の成分として用いられるものであれば特に限定され
ない。通常、ビタミンCの慣用名で知られるL−アスコ
ルビン酸をあげることができる。
【0013】本発明で用いられるL−アスコルビン酸の
誘導体としては、特に制限されることなく任意の誘導体
を挙げることができるが、具体的にはL−アスコルビン
酸モノリン酸エステル、L−アスコルビン酸ジリン酸エ
ステル及びL−アスコルビン酸トリリン酸エステル等の
L−アスコルビン酸のリン酸エステル誘導体;パルミチ
ン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、ジパル
ミチン酸アスコルビル等の脂溶性アスコルビン酸誘導
体;アスコルビン酸グルコシド等の糖誘導体;アスコル
ビン酸の酸化型のデヒドロアスコルビン酸、L−アスコ
ルビン酸−2−硫酸エステル、L−アスコルビン酸−2
−スルホン酸エステル等が例示できる。
【0014】本発明で用いられるアスコルビン酸または
その誘導体の塩としては、ナトリウムやカリウム等のア
ルカリ金属塩、マグネシウム,カルシウム及びバリウム
等のアルカリ土類金属塩、並びにアルミニウム等の多価
金属塩などの各種の金属塩:アンモニウムやトリシクロ
ヘキシルアンモニウム等のアンモニウム塩、モノエタノ
ールアミン,ジエタノールアミン,トリエタノールアミ
ン,モノイソプロパノールアミン,ジイソプロパノール
アミン,及びトリイソプロパノールアミン等の各種のア
ルカノールアミン塩を挙げることができる。
【0015】本発明において、上記のアスコルビン酸、
その誘導体及びそれらの塩は、1種単独で使用しても、
また2種以上を任意に組み合わせて使用することもでき
る。本発明の上記のアスコルビン酸、その誘導体及びそ
れらの塩のうち好ましくは、L−アスコルビン酸,L−
アスコルビン酸のリン酸エステル誘導体,パルミチン酸
アスコルビル、アスコルビン酸グルコシド、L−アスコ
ルビン酸−2−硫酸エステル及びそれらの塩であり、皮
膚や粘膜に対する安全性の高さと作用効果の高さから、
特に好ましくは、L−アスコルビン酸,L−アスコルビ
ン酸モノリン酸エステルまたはそれらの塩、パルミチン
酸アスコルビルである。
【0016】本発明の皮膚外用剤中に配合するアスコル
ビン酸、その誘導体及びそれらの塩の割合は、適宜選択
することができるが、通常0.0001〜30重量%、
好ましくは0.001 〜30重量%、より好ましくは
0.01〜25重量%、さらに好ましくは0.01〜2
0重量%、特に好ましくは0.5〜10重量%の範囲を
挙げることができる。
【0017】本発明で用いられるサイトカイニンは、カ
イネチンに代表される植物ホルモンまたはその誘導体の
うち、カイネチン同様に植物又は植物の組織培養におい
て、細胞分裂促進作用又は再分化促進作用の少なくとも
いずれかの作用を示す物質をいう。具体的には、6−フ
ルフリルアミノプリン(別名カイネチン),6−ベンジ
ルアミノプリン,6−(4−ヒドロキシ−3−メチル−
トランス−2−ブチニルアミノ)プリン(別名ゼアチ
ン),6−(3−メチル−2−ブテニルアミノ)プリ
ン,6−(4−ヒドロキシ−3−メチルブチルアミノ)
プリン(別名ジヒドロゼアチン),6−(4−ヒドロキ
シ−3−メチル−トランス−2−ブテニルアミノ)−9
−β−D−リボフラノシルプリン(別名リボシルトラン
スゼアチン)、6−メチルアミノプリン、6-n-プロピ
ルアミノプリン、ベンゾイルアミノ−1−デアザプリン
等のプリン系サイトカイニン;N,N’ジフェニル尿
素,N−フェニル−N’−(4−ピリジル)尿素等の尿
素系サイトカイニン;ベンジルカイネチン等のカイネチ
ンの誘導体等が挙げられる。
【0018】なかでも好ましくは、プリン系サイトカイ
ニンであり、特に好ましくは6−フルフリルアミノプリ
ン(別名カイネチン)である。なお、上記のサイトカイ
ニンは、1種単独で使用しても、また2種以上を任意に
組み合わせて使用することもできる。
【0019】本発明の皮膚外用剤中に配合するサイトカ
イニンの割合は、適宜選択することができるが、通常
0.001〜3.0重量%、好ましくは0.001 〜
1.0重量%、より好ましくは0.001〜0.5重量
%の範囲を挙げることができる。
【0020】本発明の皮膚外用剤には、シワやシミ、た
るみ等の老化に伴い皮膚に現れる変化を改善する効果を
さらに増強する目的で、アスコルビン酸類およびサイト
カイニンに加えて、さらに美白成分、保湿成分、抗老化
防止成分、抗酸化成分、収斂成分及び抗炎症成分を1種
または2種以上組み合わせて配合することができる。こ
れらの成分は、いずれも老化に伴う皮膚の変化であるシ
ミ、シワ、乾燥、たるみといった変化の改善効果を有し
ているので、本発明の効果をさらに増強することが可能
となる。これらの各成分としては、医薬品、医薬部外
品、または化粧品分野において従来より使用され、また
将来使用されるものであれば特に制限されず、任意に使
用することができる。
【0021】例えば、美白成分としては、プラセンタ;
アルブチン;コウジ酸;システイン;ビタミンA又はそ
の誘導体、ビタミンE又はその誘導体、パントテン酸又
はその誘導体等のビタミン類;フィチン酸;植物成分と
して、イリス(アイリス)、アーモンド、アロエ、イチ
ョウ、ウーロン茶、エイジツ、オウゴン、オウレン、オ
トギリソウ、オドリコソウ、海藻、カッコン、カンゾ
ウ、クチナシ、クジン、コムギ、コメ、コメハイガ、オ
リザノール、コメヌカ、シソ、シャクヤク、センキュ
ウ、ソウハクヒ、ダイズ、茶、トウキ、トウキンセン
カ、ハマメリス、ベニバナ、ボタンピ、ヨクイニン、ト
ウキ、エノキ、カキ(Diospyros kaki)、チョウジ等の植
物に由来する成分、エキス又は精油等が挙げられる。こ
れらの美白成分は、1種または2種以上を用いてもよ
い。なかでも好ましいものとしては、イリス(アイリ
ス)、カンゾウ、アロエ、エイジツ、オウゴン、オウレ
ン、オトギリソウ、クチナシ、クジン、コメ、コメヌ
カ、ソウハクヒ、茶、トウキンセンカ、ハマメリス、ベ
ニバナ、セージ及びヨクイニンに由来する成分、エキ
ス、または精油;システイン;フィチン酸;パンテテン
酸及びその誘導体;ビタミンA又はその誘導体;ビタミ
ンE又はその誘導体である。
【0022】美白成分を用いる場合、その皮膚外用剤に
対する配合量としては、好ましくは0.001〜10重
量%であり、より好ましくは0.01〜5重量%であ
る。
【0023】例えば、保湿成分としては、アラニン、セ
リン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、グリシ
ン、プロリン、ヒドロキシプロリン、グルコサミン、テ
アニンなどのアミノ酸及びその誘導体;コラーゲン、コ
ラーゲンペプチド、ゼラチン等のペプチド;グリセリ
ン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリエチレングリコールなどの多価アルコール;ソルビ
トールなどの糖アルコール;レシチン、水素添加レシチ
ン等のリン脂質;ヒアルロン酸プロピレングリコール、
ヘパリン、コンドロイチン等のムコ多糖;乳酸、ピロリ
ドンカルボン酸ナトリウム、尿素などのNMF由来成
分;植物成分としてニンジン、アルファルファ、アケ
ビ、アルテア、アルニカ、アロエ、ウイキョウ、ウイッ
チヘーゼル(ハマメリス)、ウコン、コガネバナ(オウ
ゴン)、キハダ(オウバク)、オトギリソウ、イネ(コ
メ)、カミツレ、カンゾウ、カワラヨモギ(インチンコ
ウ)、キウイ、クララ(クジン)、ブドウ、クチナシ、
コンフリー(ヒレハリソウ)、サボンソウ、サボテン、
サンザシ、ジオウ、シソ、シャクヤク、シラカバ、スギ
ナ、ボダイジュ、サルビア(セージ)、センブリ、セン
キュウ、クワ(ソウハクヒ)、ダイズ、タチジャコウソ
ウ(タイム)、トウキ、トウキンセンカ、ナツメ(タイ
ソウ)、ニワトコ、パセリ、ハトムギ(ヨクイニン)、
ブッチヤズブルーム、ヘチマ、ホップ、マロニエ、マル
ベリー、メリッサ、モモ、ユキノシタ、キイチゴ、ラベ
ンダー、レンゲ、バラ、ノイバラ(エイジツ)、ローズ
マリー(マンネンロウ)、カンゾウ、チャ(リョクチ
ャ、コウチャ、ウーロンチャ)、ユリ、オオムギ(麦芽
根)、コムギ、アンズ(キョウニン)、カラスムギ、ト
ウモロコシ、レモン、オレンジ、イチゴ、ベニバナ、ゲ
ンチヤナ、リンドウ(リュウタン)、ハッカ、ミドリハ
ッカ(スペアミント)、セイヨウハッカ(ペパーミン
ト)、ムクロジ、ユーカリ、クマザサ、オドリコソウ、
ワレモコウ(ジユ)、アボカド、海藻(コンブ等の褐藻
類;テングサ等の紅藻類;アオノリ等の緑藻類;スピル
リナ等の藍藻類を含むもの)、グレープフルーツ、プル
ーン、ライム、ゲンノショウコ、トルメンチラ、ユズ
(キジツ)、オウレン、ボタン(ボタンピ)、オリー
ブ、ヒマワリ(サフラワー)、ホホバ、マカデミアナッ
ツ、メドゥホーム、アーモンド、ゴマ、ボラージ(ルリ
ジサ)等の植物に由来する成分、エキスまたは精油等が
挙げられる。これらの保湿成分は、1種または2種以上
を用いてもよい。なかでも好ましくは、ヒドロキシプロ
リン、グリシン、アラニン、セリン、グルコサミン、コ
ラーゲンペプチド、グリセリン、1,3-ブチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
レシチン、水素添加レシチン、ヒアルロン酸プロピレン
グリコール、ヘパリン、コンドロイチン、乳酸、ピロリ
ドンカルボン酸ナトリウム、尿素、植物成分としてはニ
ンジン、アケビ、アルファルファ、アロエ、ウイッチヘ
ーゼル(ハマメリス)、イネ(コメ)、カミツレ、カンゾ
ウ、ブドウ、クチナシ、コンフリー(ヒレハリソウ)、
ジオウ、シソ、サルビア(セージ)、センブリ、センキ
ュウ、クワ(ソウハクヒ)、ダイズ、タチジャコウソウ
(タイム)、トウキ、トウキンセンカ、ハトムギ(ヨク
イニン)、ブッチヤズブルーム、ヘチマ、マロニエ、マ
ルベリー、メリッサ、モモ、ユキノシタ、ラベンダー、
バラ、ノイバラ(エイジツ)、ローズマリー(マンネン
ロウ)、カンゾウ、チャ(リョクチャ、コウチャ、ウー
ロンチャ)、ユリ、オオムギ(麦芽根)、コムギ、アン
ズ(キョウニン)、ムラサキ(シコン)、レモン、オレ
ンジ、、ハッカ、ミドリハッカ(スペアミント)、セイ
ヨウハッカ(ペパーミント)、ムクロジ、ユーカリ、ワ
レモコウ(ジユ)、アボカド、海藻、グレープフルー
ツ、ライム、ユズ(キジツ)、オウレン、オリーブ、ボ
ラージ(ルリジサ)、ヒマワリ(サフラワー)、ホホ
バ、マカデミアナッツ、メドゥホーム、ゴマ由来の成
分、エキス及び精油である。
【0024】保湿成分を用いる場合、その皮膚外用剤に
対する配合量としては、好ましくは0.001〜20重
量%であり、より好ましくは0.01〜10重量%、特
に好ましくは0.01〜5重量%の範囲である。
【0025】例えば抗老化成分としては、グリシン、プ
ロリン、ヒドロキシプロリン、ロイシン、アラニン、γ
-アミノ酪酸、ε-アミノプロン酸などのアミノ酸類;レ
チノール、チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシ
ン、パントテン酸などのビタミン類;グリコール酸、乳
酸、サリチル酸などのヒドロキシ酸類;タンニン、フラ
ボノイド、サポニン、アラントイン、感光素301号、植
物成分としてはアルニカ、イチョウ、ウイキョウ、エン
メイソウ、オランダカシ、カミツレ、カンゾウ、ローマ
カミツレ、カロット、ゲンチアナ、コメ、サンザシ、セ
イヨウサンザシ、セイヨウネズ、センキュウ、センブ
リ、タイム、チョウジ、チンピ、トウキ、トウニン、ト
ウヒ、ニンジン、ブッチャーブルーム、ブドウ、ボタ
ン、マロニエ、メリッサ、ユズ、ヨクイニン、ローズマ
リー、ローズヒップ、チンピ、トウキ、トウヒ、モモ、
アンズ、クルミ、トウモロコシなどに由来する成分、エ
キス又は精油などが挙げられる。これらの抗老化成分
は、1種または2種以上を用いてもよい。なかでも好ま
しくは、ヒドロキシプロリン、アラニン、グリシン、γ
-アミノ酪酸、ε-アミノプロン酸などのアミノ酸類;レ
チノール、チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシ
ン、パントテン酸類などのビタミン類;アラントイン、
サポニン、植物成分としてはカミツレ、カンゾウ、ロー
マカミツレ、カロット、コメ、センブリ、タイム、チョ
ウジ、チンピ、トウキ、トウニン、トウヒ、ニンジン、
ブッチャーブルーム、ブドウ、マロニエ、メリッサ、ヨ
クイニン、ローズマリー、ローズヒップ、チンピ、トウ
キ、トウヒ、モモに由来する成分、エキス及び精油であ
る。
【0026】抗老化成分を用いる場合、その皮膚外用剤
に対する配合量としては、好ましくは0.001〜10
重量%であり、より好ましくは0.01〜5重量%であ
る。
【0027】抗酸化成分としては、トコフェロール、ト
コトリエノール等のトコフェロール誘導体、ブチルヒド
ロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、亜硫
酸水素ナトリウム、エリソルビン酸及びその塩、アスタ
キサンチン、茶エキス、フラボノイド、グルタチオン、
グルタチオンペルオキシダーゼ、グルタチオン-S-トラ
ンスフェラーゼ、カタラーゼ、スーパーオキサイドジス
ムターゼ、チオレドキシン、タウリン、チオタウリン、
ヒポタウリン、さらに、植物成分としてアマチャ、ウコ
ン、エイジツ、エチナシ、オウゴン、オトギリソウ、ゴ
バイシ、ゲンノショウコウ、コメ、コメヌカ、コンフリ
ー、サンショウ、シソ、シャクヤク、ダイズ、納豆、
茶、チョウジ、ビワ、ボタン、マロニエ、ユキノシタ、
ルイボス、及びローズマリー、スピルリナ、クロレラ、
ドナリエラ等の植物に由来する成分、エキス又は精油な
どが挙げられる。これらの抗酸化成分は、1種または2
種以上を用いてもよい。なかでも好ましくは、トコフェ
ロール、トコフェロール誘導体、チオタウリン、ヒポタ
ウリン、チオレドキシン、アスタキサンチン、フラボノ
イド、植物成分として茶、ローズマリーに由来する成
分、エキス及び精油である。
【0028】抗酸化成分を用いる場合、その皮膚外用剤
に対する配合量は、通常0.00001〜10重量%、
好ましくは0.0001〜5重量%、より好ましくは
0.001〜5重量%である。
【0029】例えば、収斂成分としては、クロロヒドロ
キシアルミニウム、塩化アルミニウム、アラントインア
ルミニウム塩、ミョウバン、酸化亜鉛、硫酸亜鉛などの
金属塩;タンニン酸、クエン酸、乳酸、コハク酸などの
有機酸;植物成分としてハマメリス、アマチャ、アセン
ヤク、アルテア、アロエ、ウイキョウ、オドリコソウ、
エイジツ、海藻、ゴバイシ、セージ、タイム、茶、マロ
ニエ、メリッサなどの植物由来の成分、エキス又は精油
などが挙げられる。これらの収斂成分は、1種または2
種以上を用いてもよい。なかでも好ましくは、ミョウバ
ン、酸化亜鉛、タンニン酸、クエン酸、コハク酸、植物
成分としてハマメリス、アロエ、セージ、茶、マロニ
エ、ゴバイシ、海藻由来の成分、エキス及び精油であ
る。
【0030】収斂成分を用いる場合、その皮膚外用剤に
対する配合量は、通常0.00001〜10重量%、好
ましくは0.0001〜5重量%、より好ましくは0.
001〜3重量%である。
【0031】例えば抗炎症成分としては、グリチルリチ
ン酸モノアンモニウム、グリチルリチン酸ステアリル、
グリチルリチン酸ジカリウム等のグリチルリチン酸及び
その誘導体及びそれらの塩;グリチルレチン酸、グリチ
ルレチン酸ステアリル等のグリチルレチン酸誘導体及び
それらの塩;ε-アミノカプロン酸;グアイアズレン;
ヒドロコルチゾン;植物成分としてカミツレ、アロエベ
ラ、ヨモギ、コンフリー、シコン、シソ、セージ、タイ
ム、トウキンセンカ、カロット、ニンジン、ブッチャー
ブルーム、マロニエ、モモ、ローズマリー等の植物由来
成分、エキス又は精油などが挙げられる。これらの抗炎
症成分は、1種または2種以上を用いてもよい。なかで
も好ましくは、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチル
リチン酸モノアンモニウム、グリチルリチン酸ステアリ
ル、グリチルレチン酸、グリチルレチン酸ステアリル;
植物成分としてカミツレ、アロエベラ、コンフリー、セ
ージ、トウキンセンカ、カロット、モモ、マロニエ、ロ
ーズマリーの植物由来成分、エキス及び精油である。
【0032】抗炎症成分を用いる場合、その皮膚外用剤
に対する配合量は、通常0.00001〜10重量%、
好ましくは0.0001〜5重量%、より好ましくは
0.001〜3重量%である。
【0033】本発明の皮膚外用剤には、本発明のシワや
シミ、たるみ等の老化に伴い皮膚に現れる変化を顕著に
総合的に改善する効果を、さらに増強したり製剤中にお
いて安定に保持する目的で、アスコルビン酸類およびサ
イトカイニンに加えて、さらに界面活性成分、経皮吸収
促進成分及び被膜形成成分から選択される少なくとも1
種類以上を配合することができる。これらの各成分とし
ては、医薬品、医薬部外品、または化粧品分野において
従来より使用され、また将来使用されるものであれば特
に制限されず、任意に使用することができる。
【0034】例えば、界面活性成分としては、ポリオキ
シエチレン(以下、POEという)−オクチルドデシル
アルコールやPOE−2−デシルテトラデシルアルコー
ル等のPOE−分岐アルキルエーテル;POE −オレ
イルアルコールエーテルやPOE−セチルアルコールエ
ーテル等のPOE−アルキルエーテル;ソルビタンモノ
オレエート、ソルビタンモノイソステアレート及びソル
ビタンモノラウレート等のソルビタンエステル;POE
−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノ
イソステアレート、及びPOE−ソルビタンモノラウレ
ート等のPOE−ソルビタンエステル;グリセリンモノ
オレエート、グリセリンモノステアレート、及びグリセ
リンモノミリステート等のグリセリン脂肪酸エステル;
POE−グリセリンモノオレエート、POE−グリセリ
ンモノステアレート、及びPOE−グリセリンモノミリ
ステート等のPOE−グリセリン脂肪酸エステル;PO
E−ジヒドロコレステロールエステル、POE−硬化ヒ
マシ油、及びPOE−硬化ヒマシ油イソステアレート等
のPOE−硬化ヒマシ油脂肪酸エステル;POE−オク
チルフェニルエーテル等のPOE−アルキルアリールエ
ーテル;モノイソステアリルグリセリルエーテルやモノ
ミリスチルグリセリルエーテル等のグリセリンアルキル
エーテル;POE−モノステアリルグリセリルエーテ
ル、POE−モノミリスチルグリセリルエーテル等のP
OE−グリセリンアルキルエーテル;ジグリセリルモノ
ステアレート、デカグリセリルデカステアレート、デカ
グリセリルデカイソステアレート、及びジグリセリルジ
イソステアレート等のポリグリセリン脂肪酸エステル、
等の各種非イオン界面活性剤::ミリスチン酸、ステア
リン酸、パルミチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン
酸、及びオレイン酸等の高級脂肪酸のカリウム、ナトリ
ウム、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ア
ミノ酸等の各種の塩;エーテルカルボン酸のカリウムま
たはナトリウム塩;N−アシルアミノ酸の塩;N −ア
シルサルコン酸塩;高級アルキルスルホン酸塩等の陰イ
オン界面活性剤;アルキルアミン塩、ポリアミン、アミ
ノアルコール脂肪酸有機シリコーン樹脂、アルキル4級
アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤;イミダゾリウ
ムベタイン誘導体等の両性界面活性剤;レシチン、サポ
ニン等の天然由来界面活性剤等を例示することができ
る。これらの界面活性剤は、1種単独で使用してもまた
2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
【0035】界面活性成分を使用する場合、皮膚や粘膜
に影響を与えず、且つ本発明の効果を奏するアスコルビ
ン酸類やサイトカイニンが製剤中により安定に保持さ
れ、その結果、本発明の皮膚外用剤がより高い改善効果
を発揮することができることから、皮膚外用剤への配合
割合としては、皮膚外用剤中に0.01〜50重量%の
割合で含まれるような範囲で適宜選択して使用すること
ができる。好ましくは0.1〜40重量%、より好まし
くは0.5〜20重量%の範囲を挙げることができる。
【0036】例えば経皮吸収促進成分としては、尿素;
乳酸、フルーツ酸、グリコール酸などのα−ヒドロキシ
酸;イオウ;サリチル酸等のβ−ヒドロキシ酸;オレイ
ン酸、ウンデカノイン酸、オクタノール、ノナノール、
メントール、チモール、リモネン、サポニン、ジメチル
スルホキシド(DMSO)、ドデシルメチルスルホキシド、di
methyl lacetamide、N,N−ジメチルホルムアミド、
ラウリル硫酸ナトリウム、N,N-bis(2 hydroxy ethy) ol
eylamine、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノ
オレート、Dodecyl dimethyl ammoniopropane sulfat
e、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、n,n-dimethyl-m-toluami
de、DEET(diethyl-m-toluamide)、Laurocapram、シクロ
デキストリン、1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−
オン、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミ
テート、N−モノ又はジ置換−p−メンタン−3−カル
ボキシアミド、 2−(2−メトキシ−1−メチルエチ
ル)−5−メチルシクロヘキサノ−ル、アザシクロアル
カン誘導体等が挙げられる。このうち、好ましいものと
しては、尿素、乳酸、フルーツ酸、グリコール酸、サリ
チル酸、オレイン酸、メントール、ポリオキシエチレン
(20)ソルビタンモノオレート、シクロデキストリ
ン、サポニンである。これらの経皮吸収促進成分は、1
種単独で使用しても2種以上を任意に組み合わせて用い
てもよい。
【0037】経皮吸収促進成分を使用する場合、皮膚や
粘膜に影響を与えず、且つ本発明の効果を奏するアスコ
ルビン酸類やサイトカイニンの皮膚バリアの透過をさら
に高めることができ、その結果より高い改善効果を発揮
することができることから、皮膚外用剤への配合割合と
しては、皮膚外用剤中に0.001〜20重量%の割合
で含まれるような範囲で適宜選択して使用することがで
きる。好ましくは0.01〜10重量の範囲を挙げるこ
とができる。
【0038】例えば被膜形成成分としては、ワセリン、
パラフィン等の炭化水素系油分;FOMBLIN(Au
simont社商品名)等のパーフルオロポリエーテ
ル;架橋型メチルポリシロキサンなどのシリコン油;ア
ルギン酸、プルラン、アルブミン、カラヤガム、ポリビ
ニルアルコール等の水溶性高分子などが挙げられる。こ
れらの被膜形成成分は、1種単独で使用しても2種以上
を任意に組み合わせて用いてもよい。
【0039】被膜形成成分を使用する場合、本発明の効
果を奏するアスコルビン酸類やサイトカイニンの皮膚で
の滞留時間を伸長させ、また、皮膚に皮膜を形成するこ
とによって皮膚への外界からの物理的刺激を遮断するこ
とによって、本発明の皮膚外用剤がより高い改善効果を
発揮することができることから、皮膚外用剤への配合割
合としては、皮膚外用剤中に0.001〜20重量%の
割合で含まれるような範囲で適宜選択して使用すること
ができる。好ましくは0.01〜10重量の範囲を挙げ
ることができる。
【0040】本発明の皮膚外用剤には、外観安定性や粘
度等の品質を損なわず、また本発明の効果を損なわない
量的及び質的範囲内で、必要に応じて医薬品、医薬部外
品または化粧品分野において外用剤の成分として一般的
に用いられる各種の成分、例えば乳化剤、安定化剤、刺
激軽減剤、増粘剤、防腐剤、着色剤、分散剤、pH調整
剤、香料等を配合することができる。なお、これらの成
分は1種単独で、または2種以上を任意に組み合わせて
配合することができる。
【0041】本発明の皮膚外用剤は、溶媒や通常使用さ
れる外用剤の基剤等を配合することによって、ペースト
状、ムース状、ジェル状、液状、乳液状、クリーム状、
シート状、エアゾール状、スプレー状などの各種所望の
形態に調製することができる。また、本発明に用いられ
る成分は、そのまま配合してもよく、また、リポソーム
やマイクロスフェアなど皮膚への浸透・吸収を促進する
機能体に封入した形態としたうえで製剤中に配合しても
よい。そして、これらは当業界の通常の方法にて製造す
ることができる。
【0042】本発明の皮膚外用剤は、通常pH2〜8の
液性を備えていればよいが、アスコルビン酸類の安定
性、皮膚や粘膜に対する低刺激性、及び皮膚使用感のよ
さという観点から、好ましくはpH2〜7、より好まし
くはpH2.5〜6の弱酸性〜中性であることが望まし
い。
【0043】本発明の皮膚外用剤は、例えば、ファンデ
ーション、口紅、マスカラ、アイシャドウ、アイライナ
ー、眉墨及び美爪料等のメーキャップ化粧料;化粧水、
美容液、乳液、クリーム、ローション、オイル、ジェル
及びパックなどの基礎化粧料;にきび治療剤、美白剤、
紫外線防御剤などの、化粧品、外用医薬品または外用医
薬部外品の分野に属する各種の皮膚外用剤とすることが
できる。
【0044】さらに、本発明は、アスコルビン酸、その
誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくと
も1種を含有する皮膚外用剤と、サイトカイニンを含有
する皮膚外用剤を組み合わせてなる美容方法をも提供す
るものである。
【0045】本発明の美容方法において用いられる皮膚
外用剤は、用いられるアスコルビン酸、そのル誘導体及
びそれらの塩やサイトカイニン、またはこれらの成分の
配合割合、形態等、それぞれ前述するものを挙げること
ができる。
【0046】本発明の美容方法においては、本発明の美
容方法においては、アスコルビン酸類を含有する皮膚外
用剤と、サイトカイニンを含有する皮膚外用剤とを組み
合わせることによって、アスコルビン酸類及びサイトカ
イニンを含有する皮膚外用剤を皮膚に適用した場合と同
様の改善効果を発揮することができる。かかる美容方法
では、アスコルビン酸類を含有する皮膚外用剤を皮膚に
適用した後、サイトカイニンを含有する皮膚外用剤を皮
膚に適用してもよく、またサイトカイニンを含有する皮
膚外用剤を皮膚に適用した後、アスコルビン酸類を含有
する皮膚外用剤を皮膚に適用してもよく、さらにはこれ
らを同時に適用してもよいが、アスコルビン酸類を含有
する皮膚外用剤を皮膚に適用した後、サイトカイニンを
含有する皮膚外用剤を皮膚に適用するのが好ましい。
【0047】本発明の美容方法においては、美白成分、
保湿成分、老化防止成分及び抗酸化成分等を1種または
2種以上配合した皮膚外用剤をさらに組み合わせて用い
ることによって、皮膚に現れる諸現象を改善する効果を
さらに総合的に増強することができる。これらの成分を
さらに組み合わせて用いる場合には、アスコルビン酸類
を含有する皮膚外用剤またはサイトカイニンを含有する
皮膚外用剤にこれらの成分を配合することも可能である
し、また別の皮膚外用剤に配合したうえで、アスコルビ
ン酸類を含有する皮膚外用剤またはサイトカイニンを含
有する皮膚外用剤と同時に、または相前後して皮膚に適
用してもよい。
【0057】
【実施例】以下に本発明を実施例及び試験例に基づいて
さらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例等に限
定されるものではない。なお、下記の各処方において%
とは、特に言及しない限り、重量(W/W)%を意味する
ものとする。
【0058】 実施例1 ローション カイネチン 0.05% L-アスコルビン酸 1.0% グリセリン 5.0% 1,3-ブチレングリコール 1.0% ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 2.0% ステアリン酸グリセリル 2.0% パラフィン 1.0% セタノール 1.0% 水素添加レシチン 0.5% スクワラン 5.0% キサンタンガム 0.05% ヒドロキシエチルセルロース 0.2%精製水 適量 合計 100%
【0059】 実施例2 クリーム カイネチン 0.1% リン酸L-アスコルビルマグネシウム 3.0% 酢酸トコフェロール 0.01% パルミチン酸デキストリン 0.1% ステアリン酸グリセリル 1.0% ポリオキシエチレンステアリルエーテル 2.5% ヒアルロン酸プロピレングリコール 0.05% ワセリン 2.0% ミツロウ 1.0% セタノール 1.5% パラフィン 2.0% ミリスチン酸イソプロピル 2.0% l-メントール 0.1% カルボキシビニルポリマー 0.2% トリエタノールアミン 0.15%精製水 適量 合計 100%
【0060】 実施例 3 美容液 カイネチン 0.15% L-アスコルビン酸 20.0% グリセリン 5.0% ポリエチレングリコール 1.0% ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0% ジエチレングリコールモノエチルエーテル 30% プロピレングリコール 20% カルボキシメチルセルロース 0.1% カルボキシビニルポリマー 0.2% トリエタノールアミン 0.1% パルミトイルペンタペプチド 0.01%精製水 適量 合計 100%
【0061】 実施例 4 パック カイネチン 0.05% アスコルビン酸グリコシド 3.0% アロエベラエキス 0.5% ポリビニルアルコール 10% キサンタンガム 0.1% ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0% エタノール 5.0% ジプロピレングリコール 5.0%精製水 適量 合計 100%
【0062】 実施例 5 紫外線防御剤 カイネチン 0.1% パルミチン酸アスコルビル 2.0% パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル 0.5% 酸化チタン 5.0% 酸化亜鉛 20.0% メチルポリシロキサン 10.0% デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0% プロピレングリコール 5.0% パーフルオロポリエーテル 4.0% ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 4.0%精製水 適量 合計 100%
【0063】 実施例 6 クリーム カイネチン 0.01% アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム 2.0% ジメチコン 1.0% ヒドロキシプロリン 1.0% ハマメリスエキス 0.1% ミツロウ 2.0% 流動パラフィン 10.0% ステアリン酸グリセリル 1.5% ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 3.0%精製水 適量 合計 100%
【0064】 実施例7 ジェル カイネチン 0.5% アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム 3.0% エタノール 5.0% ジプロピレングリコール 6.0% ソルビトール 5.0% アルギン酸 0.2% キサンタンガム 0.1% ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.2% アルギニン 0.5% ヒドロキシエチルセルロース 0.1%精製水 適量 合計 100%
【0065】 実施例 8 パック カイネチン 0.01% パルミチン酸アスコルビル 0.2% ハマメリスエキス 0.5% 酢酸トコフェロール 0.1% ベントナイト 5% モンモリロナイト 2% カオリン 3% セタノール 2% オレイルアルコール 2% エトキシジグリコール 3% サフラワー油 2% モノステアリン酸グリセリン 1.5% ステアリン酸PEG-100 1.5% キサンタンガム 0.2%精製水 適量 合計 100%
【0066】 実施例9 化粧水 カイネチン 0.01% L-アスコルビン酸 1% L-テアニン 0.5% 酢酸トコフェロール 0.05% ハマメリスエキス 0.1% ミョウバン 1% ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5% アラントイン 0.5% 甘草フラボノイド 0.1% ポリソルベート80 0.2%精製水 適量 合計 100% 実施例10 ローション カイネチン 0.05% L-アスコルビン酸 0.0005% グリセリン 5.0% 1,3-ブチレングリコール 1.0% ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 2.0% ステアリン酸グリセリル 2.0% パラフィン 1.0% セタノール 1.0% 水素添加レシチン 0.5% スクワラン 5.0% キサンタンガム 0.05% ヒドロキシエチルセルロース 0.2%精製水 適量 合計 100%
【0067】試験例 1 老化現象改善試験 実施例1のローション、及び実施例1からカイネチンを
抜いた以外同様に製したローション(製剤1 アスコル
ビン酸を含みカイネチンを含まない製剤)、実施例1か
らアスコルビン酸を抜いた以外は同様に製したローショ
ン(製剤2 カイネチンを含みアスコルビン酸を含まな
い製剤)を用いて試験を行った。これらを顔面の目じり
・口周りにシワが見られ、顔面にたるみ及びシミを感じ
ている被験者(20−50代女性 20名)に、シミ・シ
ワ・たるみ部分に一日2回、朝晩洗顔直後に塗布しても
らい、1ヶ月継続使用後、使用前後を比較してシワ・た
るみ・シミの目視観察を行った。全く変化していなかっ
た場合は0点とし、シワ・たるみ・シミが顕著に改善さ
れていた場合を5点、やや改善されていた場合を1点と
して、改善の程度を5段階評価した。20名の被験者の
評価の平均値を表1に示す。
【0068】
【表1】
【0069】表1の結果からわかるように、アスコルビ
ン酸を含みカイネチンを含まない製剤1では、シミに対
する改善効果が、シワやたるみに対して相対的に高いも
のの、シワやたるみの改善効果は相対的に低く、総合的
に老化現象を改善するには不十分である。また、カイネ
チンを含みアスコルビン酸を含まない製剤2では、シワ
やたるみの改善効果は相対的に高いもののシミの改善効
果が相対的に低いために、総合的に老化現象を改善する
には不十分である。このようにそれぞれの成分を単独で
配合した製剤では、十分にシミ・シワ・たるみに対する
改善効果が認められないのに対して、アスコルビン酸類
とカイネチンを共に配合した実施例1においては、シミ
・シワ・たるみの改善効果が等しく認められ、総合的に
老化現象を改善していることが確認された。さらに、改
善効果を個別の現象において比較したところ、シミ・シ
ワ・たるみのいずれの現象においても、アスコルビン酸
とカイネチンをともに配合することによって、改善効果
が増強されていることがしめされた。また、実施例1の
製剤を使用した被験者のほぼ全員から、「肌のすべりが
よくなった」「肌がカサカサしなくなった」「肌のざら
つき・ごわつきがなくなって、やわらかくなった」等の
感想を得た。したがって、実施例1の製剤は、シミ・シ
ワ・たるみといった老化皮膚の代表的症状のみならず、
他の諸症状をも改善する効果に優れているということが
できる。
【0070】試験例2 老化現象改善試験 シミ・シワ・たるみを感じている被験者(30−50代
女性 10名)に、下記に記載の製剤3(アスコルビン酸
を含みカイネチンを含まない)、製剤4(カイネチンを
含みアスコルビン酸を含まない)を時間的に相前後して
皮膚に塗布してもらった。被験者は、シミ・シワ・たる
み部分に一日2回、朝晩洗顔直後に製剤3及び製剤4を
塗布した。塗布する方法は、被験者5名は下記に示す塗
布方法1に従って、また、被験者5名は塗布方法2に従
って1ヶ月継続使用後、使用前後を比較してシワ・たる
み・シミの目視観察を行った。試験例1同様に全く変化
していなかった場合は0点とし、シワ・たるみ・シミが
顕著に改善されていた場合を5点、やや改善されていた
場合を1点として、改善の程度を5段階評価した。各塗
布方法に従った5名の被験者の評価の平均値を表2に示
す。
【0071】製剤 3 美容液 L-アスコルビン酸 1.5% ジエチレングリコールモノエチルエーテル 30% プロピレングリコール 40%精製水 適量 合計 100% 製剤 4 クリーム カイネチン 0.1% グリセリン 3.0% ジプロピレングリコール 5.0% ワセリン 10.0% スクワラン 5.0% セタノール 3.0% ステアリン酸グリセリル 2.0% ポリオキシエチレンセチルエーテル 1.5% キサンタンガム 0.2%精製水 適量 合計 100%
【0072】
【表2】 塗布方法1 洗顔後に製剤3を手のひらに約1ml程
度取り、シミ・シワ・たるみの見られる部位にすり込
み、ついで製剤4を約1ml程度手のひらに取り、製剤
3と同じ部位にすり込み、肌になじませる。 塗布方法2 洗顔後に製剤4を手のひらに約1ml
程度取り、シミ・シワ・たるみの見られる部位にすり込
み、ついで製剤3を約1ml程度手のひらに取り、製剤
4と同じ部位にすり込み、肌になじませる。
【0073】表2に示すように、製剤3、製剤4を時間
的に相前後して皮膚に塗布した場合においても、しみ・
シワ・たるみが総合的に改善されており、かつ個別の現
象のそれぞれが顕著に改善されることが確認された。こ
の効果は、試験例1で確認されたアスコルビン酸及びカ
イネチンを1製剤中に配合した改善効果とほぼ同程度の
高い効果であった。
【0074】
【発明の効果】本発明者らは、上記課題を解決するため
に鋭意研究を行なった結果、アスコルビン酸類と、サイ
トカイニンをともに含有することによってアスコルビン
酸類が本来有する改善効果と、サイトカイニンが本来有
する改善効果が増強され、また、シミ、シワ、たるみが
総合的に改善されることを見出した。また、本発明の皮
膚外用剤では、シミ、シワ、たるみといった代表的老化
症状以外にも皮膚に生じる諸症状をも改善する効果があ
る。さらに、かかる効果は、アスコルビン酸類とサイト
カイニンをともに含有した皮膚外用剤を皮膚に適用した
場合のみならず、アスコルビン酸類を含有した皮膚外用
剤とサイトカイニンを含有した皮膚外用剤を、それぞれ
個別に時間的に相前後して皮膚に適用した場合において
も発揮されることが確認された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/375 A61K 31/375 Fターム(参考) 4C083 AA082 AA112 AA122 AB212 AB242 AB352 AB432 AB442 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC132 AC182 AC342 AC402 AC422 AC432 AC442 AC542 AC582 AC842 AC851 AC852 AD042 AD092 AD112 AD152 AD162 AD172 AD242 AD272 AD282 AD302 AD332 AD352 AD412 AD532 AD572 AD641 AD642 AD662 BB01 BB47 BB51 CC04 CC05 CC07 DD22 DD27 DD32 DD33 DD41 EE12 4C086 AA01 AA02 BA18 CB07 MA02 MA03 MA04 MA05 NA05 ZA89

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】0.0001重量%以上のアスコルビン
    酸、その誘導体及びそれらの塩からなる群から選ばれる
    少なくとも1種、及びサイトカイニンを含有する皮膚外
    用剤。
  2. 【請求項2】アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの
    塩からなる群から選ばれる少なくとも1種が0.000
    1〜30重量%である請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】アスコルビン酸の誘導体が、アスコルビン
    酸グリコシド、パルミチン酸アスコルビル、ジパルミチ
    ン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、デヒド
    ロアスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルであ
    る請求項1に記載の皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】さらに美白成分、保湿成分、抗老化成分、
    抗酸化成分、収斂成分及び抗炎症成分からなる群から選
    択される少なくとも1種を含有する請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の皮膚外用剤。
  5. 【請求項5】さらに界面活性成分、経皮吸収促進成分及
    び被膜形成成分から選択される少なくとも1種類以上を
    含有する請求項1または2のいずれかに記載の皮膚外用
    剤。
  6. 【請求項6】アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの
    塩からなる群から選ばれる少なくとも1種を含有する組
    成物と、サイトカイニンを含有する組成物を組み合わせ
    てなる美容方法。
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