JP4712214B2 - 半導体メモリの動作制御方法および半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリの動作制御方法および半導体メモリ Download PDF

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    • G11C7/1072Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for memories with random access ports synchronised on clock signal pulse trains, e.g. synchronous memories, self timed memories

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体メモリの高速化に関する。
【0002】
【従来の技術】
図23は、DRAM等の半導体メモリのメモリコアを示している。メモリコア(ブロックまたはバンクとも称する)は、マトリックス状に配置された複数のメモリセルMCを有している。これ等メモリセルMCは、図の横方向に配線されたワード線WL0、WL1、WL2、...、および図の縦方向に配線されたビット線対BL0・/BL0、BL1・/BL1、...にそれぞれ接続されている。ビット線対BL0・/BL0、BL1・/BL1、...は、それぞれセンスアンプSAに接続されている。
【0003】
この種の半導体メモリの読み出し動作では、ワード線の選択によりメモリセルMCの転送トランジスタがオンすることで、メモリセルMCのデータがビット線対に読み出される。読み出されたデータは、センスアンプSAで増幅され、外部に出力される。その後、ビット線対がプリチャージ(イコライズ)されて読み出し動作が終了する。
【0004】
例えば、図に太枠で示したメモリセルMCから読み出されるデータは、ビット線対BL1、/BL1を介してセンスアンプSAに伝達される。すなわち、ビット線対BL1、/BL1は、これ等メモリセルMCで共有されている。この例では、ビット線対BL1、/BL1に接続されているメモリセルMCは、図の上から順に"0データ"、"1データ"、"0データ"、"0データ"を保持している。
【0005】
図24は、上述した半導体メモリの読み出し動作を示している。図23に示したワード線WL0が選択されると、ワード線WL0に接続されているメモリセルMCからビット線BL1にデータが読み出され、ビット線BL1の電圧が下がる(図24(a))。この後、センスアンプSAが動作し、ビット線対BL1、/BL1の電圧差を増幅する(図24(b))。"0データ"が読み出された後、ビット線対BL1、/BL1がプリチャージされ、読み出しサイクルが終了する(図24(c))。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ワード線WL0の選択中に、ワード線WL1が選択されると、"1データ"を保持しているメモリセルMCからビット線BL1にデータが読み出される(図24(d))。このとき、ビット線対BL1の電圧は、増幅されて低レベルになっているため、"1データ"を保持しているメモリセルMCのデータは破壊される。ビット線/BL1に接続され、"0データ"を保持しているメモリセルMCからデータが読み出された場合も、これ等メモリセルMCのデータは、破壊される(図24(e))。
【0007】
このように、メモリコア内の複数のワード線を同時に活性化するとデータが破壊される。このため、同一のビット線に接続された複数のメモリセルMCの読み出し動作を、サイクルタイムより短い周期で動作できなかった。換言すれば、一つのメモリコアに対する読み出し動作の要求間隔は、読み出しサイクル(サイクルタイム)以上にする必要があった。
【0008】
上記問題は、半導体メモリの高速動作の阻害となり、データの読み出しレートを向上する妨げになっている。特に、DRAMでは、プリチャージ時間が必要であり、また、メモリコアの面積を縮小するためビット線を長く配線することが多いため、SRAM等に比べてサイクルタイムが長い。したがって、上記問題は深刻である。
本発明の目的は、半導体メモリを高速に動作させ、データの読み出しレートを向上できる半導体メモリを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体メモリの動作制御方法および本発明の半導体メモリでは、複数の第1メモリブロックにデータが記憶され、第1メモリブロックに記憶されたデータを再生するための再生データが第2メモリブロックに記憶される。読み出し動作時に、第1動作または第2動作が実行され、データが読み出される。第1動作では、複数の第1メモリブロックのうち選択された第1メモリブロックからデータが直接読み出される。第2動作では、選択された第1メモリブロックは動作せず、非選択の第1メモリブロックに記憶されたデータおよび第2メモリブロックに記憶された再生データからデータが再生される。
【0010】
このため、第1動作および第2動作の少なくともいずれかを並列に動作することで、第1メモリブロックがデータを読み出し中に、さらにこの第1メモリブロックのデータを読み出すことができる。したがって、外部からの読み出し動作の要求を、第1メモリブロックが読み出し動作を1回実行するために必要な読み出しサイクルより短い周期で受け付けできる。この結果、半導体メモリを高速に動作でき、データの読み出しレートを向上できる。
【0011】
なお、書き込み動作時には、例えば、複数の第1メモリブロックのうち選択された第1メモリブロックにデータが書き込まれ、同時に、第1メモリブロックに記憶されたデータを再生するための再生データが第2メモリブロックに書き込まれる。
本発明の半導体メモリの動作制御方法および本発明の半導体メモリでは、第2メモリブロックには、第1メモリブロックのパリティビットが再生データとして記憶される。第1メモリブロックの各メモリセルを再生するための再生データが1ビットで構成できるため、第2メモリブロックの記憶容量を最小限にできる。したがって、第2メモリブロックのレイアウトサイズを小さくでき、半導体メモリのチップサイズを小さくできる。
【0012】
本発明の半導体メモリでは、複数の第1メモリブロックのうち所定数と、複数の第2メモリブロックのいずれかとで構成される複数のメモリブロックグループを有している。各第1メモリブロックは、複数のメモリブロックグループに属し、一つのメモリブロックグループに属する第1メモリブロックは、他のメモリブロックグループでは互いに同じにならない。
【0013】
例えば、第1メモリブロックをマトリックス状に配置し、横方向および縦方向に並ぶ複数の第1メモリブロックに対応してそれぞれ第2メモリブロックを割り当てることで、メモリブロックグループを容易に構成できる(2次元構成のメモリブロックグループ)。このとき、メモリブロックグループは、アドレス信号により識別され、メモリブロックグループに属する第1メモリブロックは、アドレス信号の一部のビットが共通になる。第1および第2メモリブロックを簡単な規則で配置できるため、レイアウト設計が容易になる。したがって、第1および第2メモリブロックを相互に接続する配線が複雑になることを防止でき、配線に必要なレイアウト面積を小さくできる。この結果、半導体メモリのチップサイズを小さくできる。また、上記配線長が短くなることで、第1および第2メモリブロックをより高速に動作できる。
【0014】
外部からの読み出し動作の要求を、第1メモリブロックの読み出しサイクルより短い周期で受け付け、複数のメモリブロックグループにおいて、第1動作および第2動作の少なくともいずれかが並列に動作することで、読み出し動作の受け付け間隔(サイクルタイム)を短くできる。
本発明の半導体メモリは、複数のフラグ回路と、ブロック選択回路とを有している。フラグ回路は、第1および第2メモリブロックの動作状態をそれぞれ表す。ブロック選択回路は、フラグ回路の出力およびアドレス信号に応じて第1および第2メモリブロックの少なくともいずれかを選択すればよいため、回路規模を小さくできる。フラグ回路は、例えば、このフラグ回路に対応するブロック選択回路が出力するメモリブロック選択信号の出力に応答して動作状態を「動作」に変化させ、対応するメモリブロック選択信号の出力から所定の時間後に動作状態を「非動作」に変化させる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の基本原理を示している。
半導体メモリは、外部から書き込まれたデータを記憶する第1メモリブロックM0、M1、M2、M3と、第1メモリブロックM0〜M3に記憶されたデータを再生するための再生データを記憶する第2メモリブロックH0と、読み出し制御回路10とを有している。第1メモリブロックM0〜M3は、2ビットのアドレス信号A0、A1(ブロック選択アドレス)により識別される。第1メモリブロックM0〜M3内のメモリセルは、下位のアドレスにより識別される。第2メモリブロックH0は、第1メモリブロックM0〜M3内のメモリセルに対応するメモリセルを有している。第2メモリブロックH0には、再生データとして例えば第1メモリブロックM0〜M3のパリティビットが書き込まれる。第1メモリブロックM0〜M3および第2メモリブロックH0は、それぞれ独立して動作可能である。
【0016】
図1(a)は、書き込み動作において、第1メモリブロックM2のうち太枠で示した所定の領域にデータが書き込まれる状態を示している。書き込み動作の前に、第1メモリブロックM2の太枠領域には、"0"データが記憶され、太枠領域に対応する第1メモリブロックM0、M1、M3には、それぞれ"0データ"、"1データ"、"0データ"が記憶されている。太枠領域に対応する2メモリブロックH0には、第1メモリブロックM0〜M3に記憶されているデータの偶数パリティビット(この例では"1データ")が記憶されている。すなわち、第1メモリブロックM0〜M3のデータと第2メモリブロックH0のデータとの和は、偶数になる。
【0017】
書き込み動作において、読み出し制御回路10は、第1メモリブロックM2の太枠の領域に"1データ"を書き込む。次に、読み出し制御回路10は、第1メモリブロックM0〜M3からデータを読み出し、これ等データの偶数パリティビットを第2メモリブロックH0に書き込む。書き込み動作により、第1メモリブロックM0〜M3および第2メモリブロックH0には、図1(b)に示したデータが記憶される。
【0018】
なお、書き込み動作において、読み出し制御回路10は、まず第1メモリブロックM2に記憶されている"0データ"および第2メモリブロックH0に記憶されている"1データ"を読み出し、新たに書き込むデータが第1メモリブロックM2に記憶されているデータと異なるときのみ第2メモリブロックH0に逆のデータを書き込んでもよい。
【0019】
読み出し動作において、読み出し制御回路10は、図1(b)に示す第1動作または図1(c)に示す第2動作を実行する。第1動作では、読み出し制御回路10は、アドレス信号に応じて選択された第1メモリブロックM2から"1データ"を直接読み出す。第2動作では、読み出し制御回路10は、選択された第1メモリブロックM2を動作せず、非選択の第1メモリブロックM0、M1、M3および第2メモリブロックH0を動作させる。そして、読み出し制御回路10は、図1(c)に太枠で示した領域から"0データ"、"1データ"、"0データ"、"0データ"をそれぞれ読み出し、これ等データのパリティビットを第1メモリブロックM2に記憶されているデータとして出力する。すなわち、第2動作では、選択された第1メモリブロックM2は動作することなく、第1メモリブロックM2に記憶されているデータが再生される。
【0020】
図2は、上述した半導体メモリの読み出し動作のタイミングを示している。この例では、第1メモリブロックM2(A0=0、A1=1)に対する読み出しコマンドRDが連続して供給される。読み出しコマンドRDの供給間隔(半導体メモリのカタログ仕様である見かけのサイクルタイム)は、第1メモリブロックM0〜M3および第2メモリブロックH0の読み出し動作に必要なサイクルタイム(内部サイクルタイム)の2分の1である。
【0021】
まず、外部から読み出しコマンドRDおよびアドレス信号(A0=0、A1=1、および下位アドレス)が供給される(図2(a))。読み出し制御回路10は、第1メモリブロックM2からデータを直接読み出すため、第1メモリブロックM2の所定のワード線WLを選択する(図2(b))。ワード線WLと位相がほぼ逆の波形は、プリチャージ信号の波形である。ビット線BL、/BLは、プリチャージ信号が高レベルのときにプリチャージされる。
【0022】
第1メモリブロックM2がビット線BL、/BL上のデータを増幅中に、第1メモリブロックM2に対する次の読み出しコマンドRDが供給される(図2(c))。第1メモリブロックM2が動作中であるため、読み出し制御回路10は、第1メモリブロックM0、M1、M3および第2メモリブロックH0の動作を開始する(図2(d))。第1メモリブロックM0、M1、M3および第2メモリブロックH0を動作中に、第1メモリブロックM2からの読み出しデータが出力される(図2(e))。
【0023】
第1メモリブロックM0、M1、M3および第2メモリブロックH0がビット線BL、/BL上のデータを増幅中に、次の読み出しコマンドRDが供給される(図2(f))。第1メモリブロックM2が動作していないため、読み出し制御回路10は、第1メモリブロックM2の動作を開始する(図2(g))。第1メモリブロックM2の動作中に、読み出し制御回路10は、第1メモリブロックM0、M1、M3および第2メモリブロックH0から読み出されたデータのパリティビットを第1メモリブロックM2の読み出しデータとして出力する(図2(h))。
【0024】
このように本発明では、第1メモリブロックM2が動作中であっても、別の第1メモリブロックM0、M1、M3および第2メモリブロックH0を使用して、第1メモリブロックM2のデータを間接的に読み出すことができる。したがって、第1メモリブロックM2の動作中に、さらに第1メモリブロックM2に対する読み出し要求を受け付けできる。この結果、外部からの読み出しコマンドRDの供給間隔である見かけのサイクルタイムを半分にでき、半導体メモリのデータ読み出しレートを、従来の2倍にできる。すなわち、半導体メモリを高速に動作できる。
【0025】
図3は、本発明の第1の実施形態を示している。上述した基本原理と同じ要素には同じ符号を付している。この半導体メモリは、クロック同期式のSDRAM(Synchronous DRAM)として形成されている。
SDRAMは、4×4のマトリックス状に配置された16個の第1メモリブロックM0〜M15、4個の第2メモリブロックH0〜H3、および読み出し制御回路12を有している。SDRAMは、図に示した以外にもアドレス信号、クロック信号、およびコマンド信号の入力回路、データ信号の入出力回路、コマンドデコーダと、読み出し動作、書き込み動作、およびリフレッシュ動作を実行するための制御回路等とを有している。以下、第1および第2メモリブロックを単にブロックとも称する。読み出し制御回路12は、図1の読み出し制御回路10とほぼ同じ機能を有している。
【0026】
ブロックM0〜M15は、外部から供給される4ビットのアドレス信号A0〜A3(ブロック選択アドレス)により識別される。各ブロックM0〜M15は、ワード線およびビット線にそれぞれ接続された複数のメモリセルを有しており、独立に動作可能である。ブロックM0〜M15は、読み出し動作時に上位のアドレス信号に応じてワード線を選択し、このワード線に接続されるメモリセルからデータをビット線に出力する。ビット線に出力されたデータは、センスアンプにより増幅される。そして、増幅されたデータのうち、下位のアドレス信号に対応するデータが読み出しデータとして外部に出力される。
【0027】
第2メモリブロックH0〜H3は、それぞれ第1メモリブロックM0〜M3、M4〜M7、M8〜M11、M12〜M15に対応して形成されている。第2メモリブロックH0〜H3の各メモリセルは、対応する4つの第1メモリブロックに保持されたデータのパリティビットを再生データとして保持する。再生データは、1ビットでよいため、第2メモリブロックH0〜H3の記憶容量を第1メモリブロックM0〜M15の記憶容量と同一にできる。第2メモリブロックH0〜H3の記憶容量を最小限にできるため、第2メモリブロックH0〜H3のレイアウトサイズを小さくできる。
【0028】
次に、図3および図4を用いて上述したSDRAMの読み出し動作を説明する。この例では、ブロックM6に対する読み出し動作が3回連続して実行された後、ブロックM8に対する読み出し動作が1回実行される。図3(a)、(b)、(c)、(d)、(e)は、図4(a)、(b)、(c)、(d)、(e)にそれぞれ対応しており、2クロックサイクル分の動作を示している。図3および図4において、太い破線は、そのブロックが読み出し動作の前半を実行していることを示している。網掛けは、そのブロックが読み出し動作の後半を実行していることを示している。読み出し動作の前半は、ワード線の選択からセンスアンプの動作開始までに対応し、読み出し動作の後半は、センスアンプの動作から読み出しデータの出力およびビット線のプリチャージまでに対応している。各ブロックの読み出し動作(内部のサイクルタイム)は、図4に示すように4クロックサイクル(前半+後半)が必要である。
【0029】
(a)まず、SDRAMは、クロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM6をアクセスするためのアドレス信号を受信する。読み出し制御回路12は、太い破線で示したブロックM6を選択し、上述した基本原理と同様に第1動作を開始する。
(b)SDRAMは、2番目のクロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM6をアクセスするためのアドレス信号を受信する。読み出し制御回路12は、図3に太い破線で示したブロックM4、M5、M7、H1を選択し、上述した基本原理と同様に第2動作を開始する。網掛けで示したブロックM6は、読み出し動作の後半を実行し、読み出しデータを出力する。
【0030】
(c)次に、4番目のクロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM6をアクセスするためのアドレス信号が供給される。ブロックM6の動作が完了しているため、読み出し制御回路12は、太い破線で示したブロックM6を再び選択し、第1動作を開始する。網掛けで示したブロックM4、M5、M7、H1は、読み出し動作の後半を実行し、読み出しデータを出力する。
【0031】
(d)次に、6番目のクロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM8をアクセスするためのアドレス信号が供給される。ブロックM8は動作していないため、読み出し制御回路12は、太い破線で示したブロックM8を選択し、第1動作を開始する。網掛けで示したブロックM6は、読み出し動作の後半を実行し、読み出しデータを出力する。
【0032】
(e)この後、8、9番目のクロック信号CLKに同期してブロックM8の読み出し動作の後半が実行され、読み出しデータが出力される。
以上、本実施形態においても、上述した基本原理と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、読み出し動作時に、選択された第1メモリブロックからデータを直接読み出す第1動作、または非選択の第1メモリブロックに記憶されたデータおよび第2メモリブロックに記憶された再生データからデータを再生する第2動作を実行した。このため、読み出し動作の要求を、読み出しサイクルより短い周期で受け付けできる。すなわち、読み出し動作の受け付け間隔(サイクルタイム)を従来に比べ短くできる。この結果、SDRAMを高速に動作でき、データの読み出しレートを向上できる。
【0033】
第2メモリブロックH0〜H3に、第1メモリブロックM0〜M15のパリティビットを再生データとして記憶した。第1メモリブロックM0〜M15の各メモリセルを再生するための再生データは、1ビットでよいため、第2メモリブロックH0〜H3の記憶容量を最小限にできる。したがって、第2メモリブロックH0〜H3のレイアウトサイズを小さくでき、SDRAMのチップサイズを小さくできる。
【0034】
図5は、本発明の第2の実施形態を示している。上述した基本原理および第1の実施形態と同じ要素には同じ符号を付している。この半導体メモリは、クロック同期式のSDRAM(Synchronous DRAM)として形成されている。
SDRAMは、4×4のマトリックス状に配置された16個の第1メモリブロックM0〜M15、8個の第2メモリブロックH0〜H3、V0〜V3、ブロック選択回路14、フラグ回路部16、スイッチ回路部18、およびデータ入出力回路20を有している。ブロック選択回路14、フラグ回路部16、スイッチ回路部18、およびデータ入出力回路20は、読み出し制御回路としても動作する。これ等回路は、上述した基本原理と同様に第1動作または第2動作を実行する。各第1メモリブロックM0〜M15の記憶容量と各第2メモリブロックH0〜H3、V0〜V3の記憶容量は、同一である。なお、SDRAMは、図に示した以外にもアドレス信号、クロック信号、およびコマンド信号の入力回路、コマンドデコーダと、読み出し動作、書き込み動作、およびリフレッシュ動作を実行するための制御回路等とを有している。
【0035】
ブロックM0〜M15は、外部から供給される4ビットのアドレス信号A0〜A3(ブロック選択アドレス)により識別される。第2メモリブロックH0〜H3は、それぞれ第1メモリブロックM0〜M3、M4〜M7、M8〜M11、M12〜M15に対応して形成されている。第2メモリブロックV0〜V3は、それぞれ第1メモリブロック(M0、M4、M8、M12)、(M1、M5、M9、M14)、(M2、M6、M10、M14)、(M3、M7、M11、M15)に対応して形成されている。
【0036】
この実施形態では、図の横方向または縦方向に並ぶ4つの第1メモリブロックと1つの第2メモリブロックにより、8つのメモリブロックグループGH0、GH1、GH2、GH3、GV0、GV1、GV2、GV3が構成されている。すなわち、1つの第1メモリブロックは、2方向に延びる2つのメモリブロックグループに含まれている(2次元構成のメモリブロックグループ)。メモリブロックグループGH0、GH1、GH2、GH3は、アドレス信号A0〜A3のうち上位の2ビットA2、A3により識別される。メモリブロックグループGV0、GV1、GV2、GV3は、アドレス信号A0〜A3のうち下位の2ビットA0、A1により識別される。換言すれば、1つの第1メモリブロックは、必ず2つのメモリブロックグループに属している。例えば、第1メモリブロックM0は、ブロックM0、M1、M2、M3、H0からなるメモリブロックグループGH0と、ブロックM0、M4、M8、M12、V0からなるメモリブロックグループGV0に属している。
【0037】
また、1つのメモリブロックグループに属する第1メモリブロックは、他のメモリブロックグループでは互いに同じにならない。例えば、メモリブロックグループGH0のブロックM0、M1、M2、M3のうちの複数が、他の同一のメモリブロックグループに属することはない。第2メモリブロックH0〜H3、V0〜V3の各メモリセルは、メモリブロックグループ内の4つの第1メモリブロックに保持されたデータのパリティビットを保持する。
【0038】
ブロック選択回路14は、外部からのアドレス信号およびフラグ回路部16からの情報を受け、ブロック選択信号SM0-SM15、SH0-SH3、SV0-SV3を第1および第2メモリブロックに出力している。フラグ回路部16は、ブロック選択回路14からの制御信号に応じて、第1および第2メモリブロックの動作状態を表すフラグ回路(後述)をセットまたはリセットする。
【0039】
スイッチ回路部18は、第1および第2メモリブロックから出力されるデータをデータ入出力回路20に伝達し、第1メモリブロックからのパリティデータを第2メモリブロックに伝達し、データ入出力回路20から出力されるデータを第1および第2メモリブロックに伝達する。
データ入出力回路20は、外部からのデータ信号DQ(書き込みデータ)をスイッチ回路部18に供給し、スイッチ回路部18からの読み出しデータをデータ信号DQとして外部に出力する。
【0040】
図6は、フラグ回路部16およびブロック選択回路14の詳細を示している。
フラグ回路部16は、第1メモリブロックM0〜M15にそれぞれ対応するフラグ回路FM0〜FM15と、第2メモリブロックH0〜H3、V0〜V3にそれぞれ対応するフラグ回路FH0〜FH3、FV0〜FV3を有している。フラグ回路FM0〜FM15は、それぞれセット信号SET0〜SET15を受けたときに、フラグ信号FLM0〜FLM15をセットし、リセット信号RESET0〜RESET15を受けたときに、フラグ信号FLM0〜FLM15をリセットする。フラグ回路FH0〜FH3、FV0〜FV3は、それぞれセット信号SETH0〜SETH3、SETV0〜SETV3を受けたときに、フラグ信号FLH0〜FLH3、FLV0〜FLV3をセットし、リセット信号RESETH0〜RESETH3、RESETV0〜RESETV3を受けたときに、フラグ信号FLH0〜FLH3、FLV0〜FLV3をリセットする。
【0041】
ブロック選択回路14は、デコーダ22、動作判定回路24、第2メモリブロック選択回路26、第1メモリブロック選択回路28、および遅延回路30を有している。デコーダ22は、アドレス信号A0〜A3をデコードし、第1メモリブロックM0〜M15を選択するための選択信号S0〜S15のいずれかを出力する。
動作判定回路24は、選択信号S0〜S15およびフラグ信号FLM0〜FLM15を受け、動作中信号OP0〜OP15を出力している。動作判定回路24は、活性化された選択信号に対応する第1メモリブロックが動作可能か判定する。例えば、動作判定回路24は、選択信号S0の活性化を受け、選択信号S0に対応するフラグ信号FLM0がセットされているとき動作中信号OP0を活性化し、フラグ信号FLM0がリセットされているとき動作中信号OP0を非活性化する。同様に、動作判定回路24は、選択信号S6の活性化を受け、対応するフラグ信号FLM6がセットされているとき動作中信号OP6を活性化し、フラグ信号FLM6がリセットされているとき動作中信号OP6を非活性化する。
【0042】
第2メモリブロック選択回路26は、選択信号S0〜S15および動作中信号OP0〜OP15を受け、第2メモリブロックH0〜H3、V0〜V3を選択するブロック選択信号SH0〜SH3、SV0〜SV3を出力している。ブロック選択信号SH0〜SH3、SV0〜SV3は、セット信号SETH0〜SETH3、SETV0〜SETV3としてフラグ回路部18のフラグ回路FH0〜FH3、FV0〜FV3にそれぞれ出力される。第2メモリブロック選択回路26は、動作中信号OP0〜OP15の非活性化を受け、ブロック選択信号SH0〜SH3、SV0〜SV3を非活性化する。第2メモリブロック選択回路26は、動作中信号OP0〜OP15のいずれかの活性化を受け、ブロック選択信号SH0〜SH3、SV0〜SV3のいずれかを活性化する。例えば、ブロックM6が動作中(動作中信号OP6が活性化)に選択信号S6が活性化されたとき、ブロックM6を含むメモリブロックグループGH1(またはGV2)のブロックH1(またはV2)を選択するためのブロック選択信号SH1(またはSV2)が活性化される。
【0043】
第1メモリブロック選択回路28は、選択信号S0〜S15、ブロック選択信号SH0〜SH3、SV0〜SV3、および動作中信号OP0〜OP15を受け、第1メモリブロックM0〜M15を選択するためのブロック選択信号SM0〜SM15を出力している。ブロック選択信号SM0〜SM15は、セット信号SET0〜SET15としてフラグ回路部18のフラグ回路FM0〜FM15にそれぞれ出力される。第1メモリブロック選択回路28は、動作中信号OP0〜OP15が非活性化されているとき、選択されている選択信号を、ブロック選択信号として出力する。例えば、ブロックM6が非動作中(動作中信号OP6が非活性化)に選択信号S6が活性化されたとき、ブロック選択信号SM6が活性化される。ブロック選択信号SM6のみが活性化されることで、ブロックM6に対する第1動作が実行される。
【0044】
第1メモリブロック選択回路28は、動作中信号OP0〜OP15のいずれかが活性化されているとき、活性化されている動作中信号に対応する第1メモリブロックを含むメモリブロックグループのうち、この動作中信号に対応する第1メモリブロックを除くブロック選択信号を活性化する。例えば、第1メモリブロック選択回路28は、ブロックM6が動作中(動作中信号OP6が活性化)に選択信号S6の活性化およびブロック選択信号SH1の活性化を受けたとき、メモリブロックグループGH1のブロックM4、M5、M7に対応するブロック選択信号SM4、SM5、SM7を活性化する。ブロック選択信号SM4、SM5、SM7およびSH1が活性化されることで、ブロックM6に対する第2動作が実行される。
【0045】
遅延回路30は、ブロック選択信号SM0〜SM15、SH0〜SH3、およびSV0〜SV3を所定時間遅延させたリセット信号RESET0〜RESET15、RESETH0〜RESETH3、およびRESETV0〜RESETV3を出力している。リセット信号RESET0〜RESET15、RESETH0〜RESETH3、およびRESETV0〜RESETV3は、フラグ回路部18のフラグ回路FM0〜FM15、FH0〜FH3、FV0〜FV3にそれぞれ出力される。遅延回路30の遅延時間は、第1および第2メモリブロックの実際の動作時間に対応して設定されている。すなわち、リセット信号RESET0〜RESET15、RESETH0〜RESETH3、およびRESETV0〜RESETV3は、第1および第2メモリブロックの動作完了に応答して出力される。
【0046】
図7は、スイッチ回路部18の詳細を示している。
スイッチ回路部18は、複数のスイッチ回路C1およびスイッチ回路C2を有している。スイッチ回路C1は、入出力ポートP10に供給された信号を入出力ポートP11、P12のいずれかに出力し、入出力ポートP11、P12に供給された信号の排他的論理和を入出力ポートP10に出力する。以下、入出力ポートを単にポートとも称する。第1メモリブロックM0〜M15は、図の最も下に示したスイッチ回路C1のポートP11、P12のいずれかに接続されている。スイッチ回路C1のポートP10は、順次一つ上のスイッチ回路C1のポートP11またはP12に接続されている。最も上に示したスイッチ回路C1のポートP10はスイッチ回路C2のポートP21に接続されている。
【0047】
スイッチ回路C2は、入出力ポートP20に供給された信号を入出力ポートP21に出力し、入出力ポートP21、P22に供給された信号の排他的論理和を入出力ポートP20に出力する。また、スイッチ回路C2は、ポートP21に供給された信号をポートP22に出力する。ポートP20は、データ入出力回路20の入出力ポートに接続されている。ポートP22は、パリティビット用のデータバスを介して第2メモリブロックH0〜H3、V0〜V3に接続されている。
【0048】
図8は、スイッチ回路C1の詳細を示している。
スイッチ回路C1は、出力がポートP10に接続されたEOR回路22a、ポートP11をEOR回路22aの一方の入力またはポートP10に接続するスイッチ22b、ポートP12をEOR回路22aの他方の入力またはポートP10に接続するスイッチ22c、および読み書き切り換え信号に応じてスイッチ22a、22bを制御するスイッチ制御回路22dを有している。
【0049】
スイッチ制御回路22dは、書き込み動作時に、ポートP10をポートP11またはP12に接続する。スイッチ制御回路22dは、読み出し動作時(第1動作および第2動作時)にポートP11、P12をEOR回路22aの入力に接続する。
図9は、スイッチ回路C2の詳細を示している。
スイッチ回路C2は、EOR回路24a、ポートP20をポートP21またはEOR回路24aの出力に接続するスイッチ24b、ポートP21をポートP22に直接接続するスイッチ24c、および第1メモリブロック用の読み書き切り換え信号と第2メモリブロック用の読み書き切り替え信号に応じてスイッチ24b、24cを制御するスイッチ制御回路24dを有している。ポートP21、P22は、それぞれEOR回路24aの入力に接続されている。
【0050】
スイッチ制御回路24dは、書き込み動作時に、スイッチ24bを介してポートP20をポートP21に接続し(第1メモリブロックへのデータの書き込み)、その後スイッチ24cを介してポートP21をポートP22に接続する(第2メモリブロックへのパリティビットの書き込み)。スイッチ制御回路24dは、読み出し動作時(第1動作および第2動作時)に、スイッチ24bを介してEOR回路24aの出力をポートP20に接続する。
【0051】
図10は、上述したSDRAMの読み出し動作を示している。
この例では、ブロックM6に対する読み出し動作が2回連続して実行された後、ブロックM7に対する読み出し動作が2回連続して実行され、この後、ブロックM15に対する読み出し動作が2回実行される。上述した図4と同様に、図中の太い破線は、読み出し動作の前半を示し、網掛けは、読み出し動作の後半を示している。読み出しコマンドRDの供給間隔(見かけのサイクルタイム)は、内部のサイクルタイムの2分の1である。このため、第1動作および第2動作の少なくともいずれかが並列に動作される。
【0052】
(a)SDRAMは、クロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM6をアクセスするためのアドレス信号を受信する。読み出しコマンドRDを受けたとき、ブロックM0〜M15は動作していないため、図6に示したフラグ回路部16は、フラグ信号FLM0〜FLM15を非活性化している。このため、ブロック選択回路14の動作判定回路24は、デコーダ22からの選択信号S6を受けるが、動作中信号OP6を活性化しない。
【0053】
第2メモリブロック選択回路26は、動作中信号OP0〜OP15の非活性化を受けて、ブロック選択信号SH0〜SH3、SV0〜SV3を非活性化する。第1メモリブロック選択回路28は、動作中信号OP0〜OP15の非活性化およびブロック選択信号SH0〜SH3、SV0〜SV3の非活性化を受け、選択信号S6をブロック選択信号SM6として出力する。すなわち、ブロック選択信号SM6のみが活性化され、第1動作が開始される。
【0054】
フラグ回路部16は、ブロック選択信号SM6の活性化に応じてフラグ回路FM6をセットし、フラグ信号FLM6を活性化(セット)する。すなわち、フラグ回路FM6は、第1メモリブロックM6の動作状態を「動作」に変化する。このように、フラグ回路FM0〜FM15、FH0〜FH3、FV0〜FV3は、これ等フラグ回路に対応するブロック選択信号SM0〜SM15、SH0〜SH3、SV0〜SV3の出力に応答してセットされる。
【0055】
(b)SDRAMは、2番目のクロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM6をアクセスするためのアドレス信号を受信する。図6の動作判定回路24は、デコーダ22からの選択信号S6およびフラグ回路FM6からのフラグ信号FLM6を受け、動作中信号OP6を活性化する。
第2メモリブロック選択回路26は、動作中信号OP6の活性化を受け、第1メモリブロックM6と同じメモリブロックグループGH1(図5)に含まれる第2メモリブロックH1を動作させるためのブロック選択信号SH1を活性化する。第1メモリブロック選択回路28は、選択信号S6、動作中信号OP6、およびブロック選択信号SH1の活性化を受け、ブロックH1を含むメモリブロックグループGH1のうちブロックM6を除くブロックM4、M5、M7を動作させるブロック選択信号SM4、SM5、SM7を活性化する。
【0056】
この結果、ブロック選択回路14によりブロックM4、M5、M7、H1(メモリブロックグループGH1)が選択され、上述した基本原理と同様に第2動作が開始される。すなわち、外部から供給された4ビットのアドレス信号A0〜A3のうち上位の2ビットA2、A3のみが使用される。フラグ回路部16は、ブロック選択信号SM4、SM5、SM7、SH1の活性化に応じてフラグ信号FLM4、FLM5、FLM7、FLH1を活性化する。
【0057】
図11は、ブロックM6の第1動作の後半におけるスイッチ回路部18の動作を示している。図中の太い矢印は、データの伝達経路を示している。×印のスイッチは、オフしていることを示しており、オフしているスイッチに接続されたEOR回路の入力には"0データ"が供給される。そして、ブロックM6から読み出されたデータは、複数のスイッチ回路C1で"0データ"と論理演算(排他的論理和)され、スイッチ回路C2を介してデータ入出力回路20に伝達される。結果として読み出しデータは、論理レベルを変えることなくスイッチ回路C2に伝達される。
【0058】
図6に示した遅延回路30は、ブロックM6に対する第1動作の完了に合わせてリセット信号RESET6を出力する。フラグ回路FM6は、リセット信号RESET6を受けてリセットされ、フラグ信号FLM6を非活性化する。すなわち、フラグ回路FM6は、ブロック選択信号SM6の活性化から所定の時間後に第1メモリブロックM6の動作状態を「非動作」に変化する。このように、フラグ回路FM0〜FM15、FH0〜FH3、FV0〜FV3は、これ等フラグ回路に対応するブロック選択信号SM0〜SM15、SH0〜SH3、SV0〜SV3の活性化から所定の時間後に応答してリセットされる。
【0059】
(c)次に、4番目のクロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM7をアクセスするためのアドレス信号が供給される。読み出しコマンドRDを受けたとき、ブロックM6に対する第2動作が実行されており、図6に示したフラグ回路部16は、フラグ信号FLM4、FLM5、FLM7、およびFLH1を活性化している。このため、動作判定回路24は、デコーダ22からの選択信号S7を受けて、動作中信号OP7を活性化する。
【0060】
第2メモリブロック選択回路26は、動作中信号OP7の活性化を受け、第1メモリブロックM7と同じメモリブロックグループGV3に含まれる第2メモリブロックV3を動作させるためのブロック選択信号SV3を活性化する。第1メモリブロック選択回路28は、選択信号S7、動作中信号OP7、およびブロック選択信号SV3の活性化を受け、ブロックV3を含むメモリブロックグループGV3のブロックM7を除くブロックM3、M11、M15を動作させるためのブロック選択信号SM3、SM11、SM15を活性化する。
【0061】
この結果、ブロック選択回路14によりブロックM3、M11、M15、V3(メモリブロックグループGV3)が選択され、第2動作が開始される。すなわち、外部から供給された4ビットのアドレス信号A0〜A3のうち下位の2ビットA0、A1のみが使用される。フラグ回路部16は、ブロック選択信号SM3、SM11、SM15の活性化に応じてフラグ信号FLM3、FLM11、FLM15、およびFLV3を活性化する。
【0062】
図12は、ブロックM4、M5、M7、H1の第2動作の後半におけるスイッチ回路部18の動作を示している。図11と同様にオフしているスイッチに接続されたEOR回路の入力には"0データ"が供給される。ブロックM4、M5から読み出されたデータは、スイッチ回路C1のEOR回路で論理演算(排他的論理和)される(図12(a))。演算結果は、スイッチ回路C1のEOR回路においてブロックM7から読み出されたデータと論理演算される(図12(b))。この演算結果は、スイッチ回路C1を介して伝達され、さらにブロックH1から読み出されたデータと論理演算される(図12(c))。これ等論理演算によりブロックM6の再生データが生成され、データ入出力回路20に伝達される。
【0063】
図6に示した遅延回路30は、ブロックM4、M5、M7、H1に対する第2動作の完了に合わせてリセット信号RESET4、RESET5、RESET7、RESETH1を出力する。フラグ回路FM6は、これ等リセット信号を受けてリセットされ、フラグ信号FLM4、FLM5、FLM7、FLH1を非活性化する。
(d)次に、6番目のクロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM7をアクセスするためのアドレス信号が供給される。ブロックM7は、動作を完了しているため、ブロック選択回路14は、太い破線で示したブロックM7を選択し、上述した(a)と同様に第1動作を開始する。SDRAMは、上述した(c)と同様に、網掛けで示したブロックM3、M11、M15、V3において第2動作の後半を実行し、読み出しデータを出力する。
【0064】
(e)8番目のクロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM15をアクセスするためのアドレス信号が供給される。ブロックM15は、動作していないため、ブロック選択回路14は、上述した(a)と同様に第1動作を開始する。また、SDRAMは、上述した(b)と同様に、網掛けで示したブロックM7において第1動作の後半を実行し、読み出しデータを出力する。
【0065】
(f)10、11番目のクロック信号に同期して、ブロックM15の第1動作の後半が実行される。
(g)12番目のクロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM15をアクセスするためのアドレス信号が供給される。ブロックM15は、動作していないため、ブロック選択回路14は、上述した(a)と同様に第1動作を開始する。
【0066】
(h)14、15番目のクロック信号に同期して、ブロックM15の第1動作の後半が実行される。
図13(a)〜(h)は、図10(a)〜(h)に示した読み出し動作の概要を示している。太い破線で示したブロックは、読み出し動作の前半を実行し、網掛けで示したブロックは、読み出し動作の後半を実行している。
【0067】
図14は、図6に示した第2メモリブロック選択回路26の制御を変えた場合の読み出し動作の例を示している。
この例では、2番目のクロック信号CLKに同期した読み出しコマンドRD(ブロックM6の読み出し)において、第2メモリブロック選択回路26は、図10に示したブロック選択信号H1ではなく、ブロック選択信号V2を活性化する。このとき、4、6、8番目のクロック信号に対応する読み出し動作として、それぞれ、第1動作、第2動作、第2動作が実行される。
【0068】
図15は、SDRAMの書き込み動作の概要を示している。
第1メモリブロックM6にデータが書き込まれる場合、ブロックM6を含むメモリブロックグループGH1、GV2の全ブロックM4、M5、M6、M7、H1、M2、M10、M14、V2が活性化される(図15(a))。次に、書き込みデータがブロックM6に書き込まれる(図15(b))。
【0069】
次に、ブロックM4、M5、M6、M7からデータが読み出され、読み出されたデータの排他的論理和(パリティビット)がブロックH1に書き込まれる(図15(c))。また、ブロックM2、M6、M10、M14からデータが読み出され、読み出されたデータの排他的論理和(パリティビット)がブロックV2に書き込まれる(図15(d))。そして、活性化されたブロックM4、M5、M6、M7、H1、M2、M10、M14、V2のプリチャージ動作が実行され、書き込み動作が完了する(図15(e))。
【0070】
図16は、上述した書き込み動作において、パリティビットがブロックH1に書き込まれるときのスイッチ回路部18(図7)の動作を示している。図中の太い矢印は、データの伝達経路を示している。×印のスイッチは、オフしていることを示しており、オフしているスイッチに接続されたEOR回路の入力には"0データ"が供給される。そして、ブロックM4、M5、M6、M7から読み出されたデータの排他的論理和(パリティビット)がブロックH1に書き込まれる。
【0071】
この実施形態においても、上述した基本原理および第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、各第1メモリブロックを複数のメモリブロックグループに属させ、一つのメモリブロックグループに属する第1メモリブロックが他のメモリブロックグループでは互いに同じにならないようにした。具体的には、第1メモリブロックM0〜M15を4×4のマトリックス状に配置し、横方向および縦方向に並ぶ複数の第1メモリブロックに対応してそれぞれ第2メモリブロックを割り当てた。このため、メモリブロックグループGH0〜GH3、GV0〜GV3を容易に構成できる。第1および第2メモリブロックM0〜M15、H0〜H3、V0〜V3を簡単な規則で配置できるため、レイアウト設計が容易になる。したがって、第1および第2メモリブロックM0〜M15、H0〜H3、V0〜V3を相互に接続する配線が複雑になることを防止でき、配線に必要なレイアウト面積を小さくできる。この結果、SDRAMのチップサイズを小さくできる。また、上記配線長が短くなることで、第1および第2メモリブロックM0〜M15、H0〜H3、V0〜V3をより高速に動作できる。
【0072】
ブロック選択回路14は、フラグ回路FM0〜FM15、FH0〜FH3、FV0〜FV3から出力されるフラグ信号FLM0〜FLM15、FLH0〜FLH3、FLV0〜FLV3およびアドレス信号A0-A3に応じて第1および第2メモリブロックM0〜M15、H0〜H3、V0〜V3の少なくともいずれかを選択すればよいため、回路規模を小さくできる。
図17および図18は、本発明の第3の実施形態を示している。上述した基本原理および第2の実施形態と同じ要素には同じ符号を付している。
【0073】
この半導体メモリは、クロック同期式のSDRAM(Synchronous DRAM)として形成されている。SDRAMは、第2の実施形態と同様に、4×4のマトリックス状に配置された16個の第1メモリブロックM0〜M15、8個の第2メモリブロックH0〜H3、V0〜V3、および図示しないブロック選択回路(読み出し制御回路)、データ入出力回路等を有している。この実施形態は、SDRAMが、第2動作のみを実行することを特徴としている。このため、ブロック選択回路は、第1動作および第2動作のいずれを実行するかの判断はしない。
【0074】
図17(a)〜(h)および図18(a)〜(h)は、それぞれ図13(a)〜(h)および図10(a)〜(h)に対応した動作である。すなわち、この例においても、ブロックM6に対する読み出し動作(第2動作)が2回連続して実行された後、ブロックM7に対する読み出し動作(第2動作)が2回連続して実行され、この後、ブロックM15に対する読み出し動作(第2動作)が2回実行される。読み出しコマンドRDの供給間隔(見かけのサイクルタイム)は、内部のサイクルタイムの2分の1である。このため、複数の第2動作が並列に動作される。
【0075】
なお、この実施形態では、第2メモリブロックH0〜H3を含む第2動作および第2メモリブロックV0〜V3を含む第2動作を交互に実行する例を示したが、例えば、第2メモリブロックH0〜H3または第2メモリブロックV0〜V3を含む第2動作を複数回連続して実行してもよい。
この実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、読み出し動作時に、第2動作のみを実行した。このため、第1動作および第2動作のいずれを実行するかの判断が不要になり、制御回路を簡易に構成できる。この結果、半導体メモリのチップサイズを小さくでき、製造コストを低減できる。
【0076】
図19は、本発明の第4の実施形態を示している。
この半導体メモリは、クロック同期式のSDRAM(Synchronous DRAM)として形成されている。SDRAMは、4×16のマトリックス状に配置された64個の第1メモリブロックM0a〜M15a、M0b〜M15b、M0c〜M15c、M0d〜M15d、48個の第2メモリブロックH0a〜H3a、H0b〜H3b、H0c〜H3c、H0d〜H3d、V0a〜V3a、V0b〜V3b、V0c〜V3c、V0d〜V3d、Z0〜Z15および図示しないブロック選択回路(読み出し制御回路)、データ入出力回路等を有している。第1メモリブロックは、外部から供給される6ビットのアドレス信号A0〜A5(ブロック選択アドレス)により識別される。この実施形態においても、SDRAMは第2動作のみを実行する。
【0077】
頭に"H"が付く第2メモリブロックは、それぞれアドレス信号A2〜A5が同一の4つの第1メモリブロックのパリティビットを記憶する。頭に"V"が付く第2メモリブロックは、アドレス信号A0、A1、A4、A5が同一の4つの第1メモリブロックのパリティビットを記憶する。頭に"Z"が付く第2メモリブロックは、アドレス信号A0〜A3が同一の4つの第1メモリブロックのパリティビットを記憶する。
【0078】
そして、4ビットのアドレス信号が同一の4つの第1メモリブロックと、これ等第1メモリブロックのパリティビットを記憶する第2メモリブロックとでメモリブロックグループが構成されている。したがって、1つの第1メモリブロックは、3つのメモリブロックグループに属している。1つのメモリブロックグループに属する第1メモリブロックは、他のメモリブロックグループでは互いに同じにならない。
【0079】
図20は、第1および第2メモリブロックの関係を示している。
この実施形態では、図5に示した4×4構成の第1メモリブロックが、図の奥行き方向に4段積み重ねられ、この積層方向にもパリティビットを記憶する第2メモリブロックZ0〜Z15が構成されている。1つの第1メモリブロックは、3方向に延びる3つのメモリブロックグループに含まれている(3次元構成のメモリブロックグループ)。
【0080】
図21は、上述したSDRAMの読み出し動作を示している。この例では、図20に網掛けで示したブロックM6dに対する読み出し動作が3回連続して実行される。上述した図4と同様に、図中の太い破線は、読み出し動作の前半を示し、網掛けは、読み出し動作の後半を示している。本実施形態のSDRAMは、上述した実施形態の1.5倍の周波数で動作する。参考のため上述した実施形態のクロック信号CLKを図の上部に記載している。クロック信号CLKの6周期が、第1および第2メモリブロックの読み出し動作に必要なサイクルタイムである。
【0081】
(a)まず、クロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM6dをアクセスするためのアドレス信号が供給される。SDRAMは、ブロックM4d、M5d、M7d、H1dを活性化して第2動作を開始する。
(b)2番目のクロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM6dをアクセスするためのアドレス信号が供給される。SDRAMは、ブロックM2d、M10d、M14d、V2dを活性化して第2動作を開始する。
【0082】
(c)4番目のクロック信号CLKに同期して読み出しコマンドRDおよびブロックM6dをアクセスするためのアドレス信号が供給される。SDRAMは、ブロックM6c、M6b、M6a、Z6を活性化して第2動作を開始する。すなわち、この実施形態では、サイクルタイムの間に読み出しコマンドを3回受け付けることができる。
この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0083】
なお、上述した第2および第3の実施形態では、第1メモリブロックM0〜M15を4×4のマトリックス状に配置し、2方向に延びる2次元のメモリブロックグループGH0〜GH3、GV0〜GV3を構成した例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、図22に示すように、第1メモリブロックM0〜M15および第2メモリブロックH0〜H3、V0〜V3を一列に配置し、図に破線で接続したようにメモリブロックグループGH0〜GH3、GV0〜GV3を構成してもよい。この場合にも、第2および第3の実施形態と同様にメモリブロックグループH0〜H3、V0〜V3は、2次元構成になる。
【0084】
上述した実施形態では、メモリブロックグループを2次元構成または3次元構成にした例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、メモリブロックグループを4次元以上の構成にしてもよい。この場合、さらに見かけのサイクルタイムを短縮でき、データの読み出しレートを向上できる。
【0085】
上述した第2実施形態では、遅延回路30の遅延時間を利用してリセット信号RESET0〜RESET15、RESETH0〜RESETH3、RESETV0〜RESETV3を生成し、フラグ回路FM0〜FM15、FH0〜FH3、FV0〜FV3をリセットした例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、第1および第2メモリブロックから動作が終了したことを示す信号を出力し、この信号でフラグ回路FM0〜FM15、FH0〜FH3、FV0〜FV3をリセットしてもよい。
【0086】
上述した実施形態では、本発明をSDRAMに適用した例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明をSRAMまたはクロック非同期のDRAMに適用してもよい。特に、本発明は、揮発性の半導体メモリに適用すると有効である。さらに、本発明をシステムLSIに搭載されるDRAM等のコアに適用してもよい。
【0087】
上述した実施形態では、第2メモリブロックに第1メモリブロックのパリティビットを記憶した例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、符号理論で扱われる他の誤り検出・誤り訂正の手法を利用して、その符号を第2メモリブロックに記憶してもよい。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
【0088】
(付記1) 書き込み動作時に、複数の第1メモリブロックのうち選択された該第1メモリブロックにデータを書き込むとともに、前記第1メモリブロックに記憶されたデータを再生するための再生データを第2メモリブロックに書き込み、読み出し動作時に、選択された前記第1メモリブロックから前記データを直接読み出す第1動作と、選択された前記第1メモリブロックを動作せず、非選択の第1メモリブロックに記憶された前記データおよび前記第2メモリブロックに記憶された前記再生データから前記データを再生する第2動作との少なくともいずれかを実行することで、前記データを読み出すことを特徴とする半導体メモリの動作制御方法。
【0089】
(付記2) 付記1記載の半導体メモリの動作制御方法において、
前記読み出し動作が連続して実行される時に、前記第2動作のみを順次実行することで前記データを読み出すことを特徴とする半導体メモリの動作制御方法。
(付記3) 付記2記載の半導体メモリの動作制御方法において、
前記第2動作を並列に動作させることを特徴とする半導体メモリの動作制御方法。
【0090】
(付記4) 付記1記載の半導体メモリの動作制御方法において、
前記第1動作および前記第2動作の少なくともいずれかを並列に動作させることを特徴とする半導体メモリの動作制御方法。
(付記5) 付記4記載の半導体メモリの動作制御方法において、
前記読み出し動作の外部からの要求を、前記第1メモリブロックが読み出し動作を1回実行するために必要な読み出しサイクルより短い周期で受け付けることを特徴とする半導体メモリの動作制御方法。
【0091】
(付記6) 付記1記載の半導体メモリの動作制御方法において、
前記第2メモリブロックの再生データは、前記第1メモリブロックのパリティビットであることを特徴とする半導体メモリの動作制御方法。
(付記7) データを記憶する複数の第1メモリブロックと、
前記第1メモリブロックに記憶された前記データを再生するための再生データを記憶する第2メモリブロックと、
読み出し動作時に、選択された前記第1メモリブロックから前記データを直接読み出す第1動作と、選択された前記第1メモリブロックを動作せず、非選択の第1メモリブロックに記憶された前記データおよび前記第2メモリブロックに記憶された前記再生データから前記データを再生する第2動作との少なくともいずれかを実行する読み出し制御回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
【0092】
(付記8) 付記7記載の半導体メモリにおいて、
前記読み出し制御回路は、前記読み出し動作時に、前記第2動作のみを実行することで前記データを読み出すことを特徴とする半導体メモリ。
(付記9) 付記8記載の半導体メモリの動作制御方法において、
前記第2動作を並列に動作させることを特徴とする半導体メモリの動作制御方法。
【0093】
(付記10) 付記7記載の半導体メモリにおいて、
前記読み出し制御回路は、前記第1動作および前記第2動作の少なくともいずれかを並列動作させることを特徴とする半導体メモリ。
(付記11) 付記10記載の半導体メモリにおいて、
前記読み出し動作の外部からの要求を、前記第1メモリブロックが読み出し動作を1回実行するために必要な読み出しサイクルより短い周期で受け付けることを特徴とする半導体メモリ。
【0094】
(付記12) 付記7記載の半導体メモリにおいて、
複数の前記第1メモリブロックのうち所定数と、複数の前記第2メモリブロックのいずれかとで構成される複数のメモリブロックグループを備え、
前記各第1メモリブロックは、複数の前記メモリブロックグループに属し、
一つの前記メモリブロックグループに属する前記第1メモリブロックは、他の前記メモリブロックグループでは互いに同じにならないことを特徴とする半導体メモリ。
【0095】
(付記13) 付記12記載の半導体メモリにおいて、
前記読み出し制御回路は、一つの前記第1メモリブロックが属する複数の前記メモリブロックグループにおいて、前記第1動作および前記第2動作の少なくともいずれかを並列動作させることを特徴とする半導体メモリ。
(付記14) 付記12記載の半導体メモリにおいて、
前記メモリブロックグループは、アドレス信号により識別され、該メモリブロックグループに属する前記第1メモリブロックは、前記アドレス信号の一部のビットが共通であることを特徴とする半導体メモリ。
【0096】
(付記15) 付記7記載の半導体メモリにおいて、
前記第1および第2メモリブロックの動作状態をそれぞれ表す複数のフラグ回路と、
前記フラグ回路の出力およびアドレス信号に応じて前記第1および第2メモリブロックの少なくともいずれかを選択するブロック選択回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
【0097】
(付記16) 付記15記載の半導体メモリにおいて、
前記フラグ回路は、該フラグ回路に対応する前記ブロック選択回路が出力するメモリブロック選択信号に応じて前記動作状態を変化することを特徴とする半導体メモリ。
(付記17) 付記16記載の半導体メモリにおいて、
前記フラグ回路は、該フラグ回路に対応する前記メモリブロック選択信号の出力に応答して前記動作状態を「動作」に変化させ、対応する前記メモリブロック選択信号の出力から所定の時間後に前記動作状態を「非動作」に変化させることを特徴とする半導体メモリ。
【0098】
(付記18) 付記7記載の半導体メモリにおいて、
前記第2メモリブロックの再生データは、前記第1メモリブロックのパリティビットであることを特徴とする半導体メモリ。
【0099】
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
【0100】
【発明の効果】
本発明の半導体メモリの動作制御方法および本発明の半導体メモリでは、読み出し動作の受け付け間隔(サイクルタイム)を従来に比べ短くできる。この結果、半導体メモリを高速に動作でき、データの読み出しレートを向上できる。
【0101】
本発明の半導体メモリの動作制御方法および本発明の半導体メモリでは、制御回路を簡易に構成できる。この結果、半導体メモリのチップサイズを小さくでき、製造コストを低減できる。
本発明の半導体メモリの動作制御方法および本発明の半導体メモリでは、第2メモリブロックの記憶容量を最小限にできる。したがって、第2メモリブロックのレイアウトサイズを小さくでき、半導体メモリのチップサイズを小さくできる。
【0102】
本発明の半導体メモリでは、第1および第2メモリブロックを簡単な規則で配置できるため、レイアウト設計が容易になる。配線に必要なレイアウト面積を小さくできる。この結果、半導体メモリのチップサイズを小さくできる。また、上記配線長が短くなることで、第1および第2メモリブロックをより高速に動作できる。
本発明の半導体メモリでは、ブロック選択回路の回路規模を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を示す説明図である。
【図2】図1の半導体メモリの読み出し動作を示すタイミング図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
【図4】図3のSDRAMの読み出し動作を示すタイミング図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。
【図6】図5のフラグ回路部およびブロック選択回路の詳細を示すブロック図である。
【図7】図5のスイッチ回路部8の詳細を示すブロック図である。
【図8】図7のスイッチ回路C1の詳細を示すブロック図である。
【図9】図7のスイッチ回路C2の詳細を示すブロック図である。
【図10】第2の実施形態のSDRAMの読み出し動作を示すタイミング図である。
【図11】図10の第1動作におけるスイッチ回路部の動作を示す説明図である。
【図12】図10の第2動作におけるスイッチ回路部の動作を示す説明図である。
【図13】図10の読み出し動作の概要を示す説明図である。
【図14】第2の実施形態における読み出し動作の別の制御例を示す説明図である。
【図15】第2の実施形態のSDRAMの書き込み動作の概要を示すタイミング図である。
【図16】第2の実施形態のSDRAMの書き込み動作時のスイッチ回路部の動作を示すタイミング図である。
【図17】本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
【図18】第3の実施形態の読み出し動作の概要を示す説明図である。
【図19】本発明の第4の実施形態を示す説明図である。
【図20】図19の第1および第2メモリブロックの関係を示す説明図である。
【図21】第4の実施形態のSDRAMの読み出し動作を示すタイミング図である。
【図22】第2の実施形態における第1および第2メモリブロックの別の配置例を示す説明図である。
【図23】従来の半導体メモリのメモリコアを示す回路図である。
【図24】従来の読み出し動作の問題点を示すタイミング図である。
【符号の説明】
10 読み出し制御回路
12 読み出し制御回路
14 ブロック選択回路
16 フラグ回路部
18 スイッチ回路部
20 データ入出力回路
22 デコーダ
22a EOR回路
22b スイッチ
22c スイッチ
22d 制御回路
24 動作判定回路
24a EOR回路
24b スイッチ
24c スイッチ
24d 制御回路
26 第2メモリブロック選択回路
28 第1メモリブロック選択回路
30 および遅延回路
A0〜A5 アドレス信号
BL、/BL ビット線
C1、C2 スイッチ回路
CLK クロック信号
DQ データ信号
FH0〜FH3、FV0〜FV3 フラグ回路
FLH0〜FLH3、FLV0〜FLV3 フラグ信号
FLM0〜FLM15 フラグ信号
FM0〜FM15 フラグ回路
GH0〜GH3、GV0〜GV3 メモリブロックグループ
H0a〜H0d、...、H3a〜H3d 第2メモリブロック
H0〜H3 第2メモリブロック
M0〜M15 第1メモリブロック
M0a〜M0d、M1a〜M1d、...、M15a〜M15d 第1メモリブロック
OP0〜OP15 動作中信号
P00、P01、P02 入出力ポート
P20、P21、P22 入出力ポート
RD 読み出しコマンド
RESET0〜RESET15 リセット信号
RESETH0〜RESETH3、RESETV0〜RESETV3 リセット信号
S0〜S15 選択信号
SET0〜SET15 セット信号
SETH0〜SETH3、SETV0〜SETV3 セット信号
SM0-SM15、SH0-SH3、SV0-SV3 ブロック選択信号
V0〜V3 第2メモリブロック
V0a〜V0d、...、V3a〜V3d 第2メモリブロック
WL ワード線
Z0〜Z15 第2メモリブロック

Claims (8)

  1. 書き込み動作時に、複数の第1メモリブロックのうち選択された該第1メモリブロックにデータを書き込むとともに、前記第1メモリブロックに記憶されたデータを再生するための再生データを第2メモリブロックに書き込み、
    読み出し動作時に、選択された前記第1メモリブロックから前記データを直接読み出す第1動作と、選択された前記第1メモリブロックを動作せず、非選択の第1メモリブロックに記憶された前記データおよび前記第2メモリブロックに記憶された前記再生データから前記データを再生する第2動作との少なくともいずれかを実行することで、前記データを読み出し、
    前記第1動作を実行中に、選択している前記第1メモリブロックの読み出し要求を受けたときに、前記第1動作の実行と並列して前記第2動作を開始することを特徴とする半導体メモリの動作制御方法。
  2. 請求項1記載の半導体メモリの動作制御方法において、
    前記読み出し動作が連続して実行される時に、前記第2動作は前記第1動作中または別の前記第2動作中に開始されることを特徴とする半導体メモリの動作制御方法。
  3. 請求項1記載の半導体メモリの動作制御方法において、
    前記第2メモリブロックの再生データは、前記第1メモリブロックのパリティビットであることを特徴とする半導体メモリの動作制御方法。
  4. データを記憶する複数の第1メモリブロックと、
    前記第1メモリブロックに記憶された前記データを再生するための再生データを記憶する第2メモリブロックと、
    読み出し動作時に、選択された前記第1メモリブロックから前記データを直接読み出す第1動作と、選択された前記第1メモリブロックを動作せず、非選択の第1メモリブロックに記憶された前記データおよび前記第2メモリブロックに記憶された前記再生データから前記データを再生する第2動作との少なくともいずれかを実行する読み出し制御回路とを備え
    前記第1動作を実行中に、選択している前記第1メモリブロックの読み出し要求を受けたときに、前記第1動作と並列して前記第2動作を開始することを特徴とする半導体メモリ。
  5. 請求項4記載の半導体メモリにおいて、
    前記読み出し制御回路は、前記読み出し動作時に、前記第2動作を前記第1動作中または別の前記第2動作中に開始することで前記データを読み出すことを特徴とする半導体メモリ。
  6. 請求項4記載の半導体メモリにおいて、
    複数の前記第1メモリブロックのうち所定数と、複数の前記第2メモリブロックのいずれかとで構成される複数のメモリブロックグループを備え、
    前記各第1メモリブロックは、複数の前記メモリブロックグループに属し、
    一つの前記メモリブロックグループに属する前記第1メモリブロックは、他の前記メモリブロックグループでは互いに同じにならないことを特徴とする半導体メモリ。
  7. 請求項4記載の半導体メモリにおいて、
    前記第1および第2メモリブロックの動作状態をそれぞれ表す複数のフラグ回路と、
    前記フラグ回路の出力およびアドレス信号に応じて前記第1および第2メモリブロックの少なくともいずれかを選択するブロック選択回路とを備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  8. 請求項4記載の半導体メモリにおいて、
    前記第2メモリブロックの再生データは、前記第1メモリブロックのパリティビットであることを特徴とする半導体メモリ。
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