JP4710354B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に関し、特に、記録材への片面記録を行った後、記録材を人為的に裏返して再度その裏面にも記録を行う方式の画像形成装置の改良に関する。
従来より、例えば電子写真方式を用いたプリンタでは、反転ユニット等の用紙反転機構を持たない場合の両面記録方式としては、一旦用紙表面への片面記録を行った後、再度、用紙を給紙部に人為的に裏返してセットし直し、用紙裏面への記録を行う方式が知られている。
このような両面記録方式において、例えばマニュアル等の頁物を作成する際には、用紙の表面記録時に識別マークや位置合わせマークを付与し、裏面への記録時には、裏面を給紙部にセットする際に位置合わせマークによって用紙の搬送方向を整合させることで、両面印刷される用紙の表面と裏面の画像方向を合わせたり、また、識別マークによって表面の画像に対応した裏面の画像を選択しようとする方式が提示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−39769号公報(発明の実施の形態、図4)
しかしながら、このような方式にあっては、表面記録を終えた用紙に識別マークを施したのみでは、裏面記録時の用紙搬送方向が異なった場合、そのまま表面と裏面の画像の方向が不揃いの画像となる懸念がある。また、用紙搬送方向を事前に揃えるために、位置合わせマークを目視確認してセットし直す方式では、特に、ネットワークプリンタ等で各種の画像が出力される場合を想定すると、表面に記録された画像の1枚1枚を確認し、記録された位置合わせマークを基準に揃え直す煩わしさがある。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、記録材への表面記録がなされる際に、裏面記録時に形成されるべき画像を適切に選択することが可能な画像形成装置を提供するものである。
すなわち、本発明は、図1に示すように、記録材供給部1から供給される記録材表面Psに画像形成を行った後、表面記録済みの記録材Pの表裏を反転させて再度記録材供給部1に載置し、記録材裏面Prに画像形成を行う画像形成装置において、表面画像形成時に付随して記録材表面Psの記録材搬送方向における先端部及び後端部の夫々に対し、当該記録材Pの裏面画像を特定するためのページ情報及び前記表面画像の天地方向を特定するための天地情報が含まれる特定パターンを形成する特定パターン形成手段2と、当該記録材裏面Prへの画像形成前に当該記録材Pの搬送方向先端側に対応する記録材表面Psの先端部又は後端部の前記特定パターンの情報を読み取る読取手段3と、少なくとも裏面Prの画像データを記憶する記憶手段4と、前記読取手段3によって読み取られた特定パターンの情報に基づいて、裏面画像を特定するためのページ情報及び表面画像の天地方向を特定するための天地情報を判別し、記録材の天地が逆でない条件では記憶手段4からのページ情報にて特定された裏面画像の出力方向を反転させることなく当該記録材の裏面Prに形成し、記録材の天地が逆である条件では記憶手段4からのページ情報にて特定された裏面画像の出力方向を反転させて当該記録材の裏面Prに形成するように、記憶手段4からの裏面画像の出力方向を制御する画像制御手段5とを備えることを特徴とするものである。
尚、図中、符号6は、記録材Pに画像形成可能な画像形成部であり、例えば特定パターン形成手段2をその一部に設けてもよい。
このような技術的手段において、本発明における画像形成装置は、モノクロタイプ、カラータイプは特に限定されず、画像形成方式も、電子写真、静電記録及びインクジェット方式を含む。
また、「表面画像形成時に付随して」とは、特定パターンを表面画像形成時と同時に形成する態様のみならず、別途表面画像の形成時とは異なる時点で特定パターンを施す態様をも含むことを意味する。すなわち、記録材表面Psへの画像記録は、例えば特定パターンと画像とを2回に分けて形成しても差し支えない。
そして、本発明における読取手段3は、特定パターンを読み取るものであればよく、光学的、磁気的等いずれの方式でもよいが、代表的態様としては光学的に読み取る方式が読取手段3を簡単にする観点から好ましい。また、記憶手段4は、画像形成装置内のいずれの箇所に設けても差し支えなく、例えば画像形成部6内の制御部に含まれる態様であっても差し支えない。
更に、画像制御手段5で行われる画像選定及び画像方向の選定は、例えば裏面Prに形成される画像やその画像の向きを、表面Psに形成された画像に適応させて行うことを意味する。尚、画像制御手段5にあっても、例えば画像形成部6内の制御部に含まれる態様であっても差し支えない。
特に、本発明での特定パターンは、特に限定されず、人の眼にて認識できるものであってもよいし、認識できないもので構成されてもよい。
また、特定パターンとして、人の眼には認識不能若しくは困難なドットパターンで構成されることが好ましく、この場合、記録材表面Psの画像そのものと特定パターンとが区別し易くなり、特定パターン以外の画像の視認性も向上させることができるようになる。
更に、本発明の特定パターンとしては記録材Pの先端部近傍及び後端部近傍に設けることで、裏面Prへの画像形成を行う際、読取手段3での特定パターンの読み取りが速く行われ、画像形成部6による画像形成速度を速くすることが可能になる。
更にまた、特定パターンは表面Psへの画像形成と同時に行われるようにすることが好ましく、この場合、例えば2回に分けて記録材表面Psへの特定パターン及び画像形成を行う方式に比べ、記録される特定パターンと、裏面Pr画像情報及びその画像方向との関係を誤認識することを防ぐことが可能になる。
また、本発明における画像制御手段5は、読取手段3にて、特定パターンが認識された場合には裏面Prへの画像形成を行う一方、認識されない場合には画像形成を停止又は警告を発する異常処理部を備えることが好ましい。このようにすれば、例えば特定パターンの有無によって、画像形成が完了したことを通知することも可能になり、また、誤って記録材Pの表裏を逆にセットした場合を通知することも可能になる。
更に、本発明における記録材Pは、その表面Psが封緘紙にて封緘されるものであり、封緘前の記録材表面Psに特定パターンを形成し、記録材裏面Prへの画像形成時に、封緘前の記録材表面Psの特定パターンを読み取った後封緘紙による封緘処理を行うことが可能な画像形成装置を提供することもできる。
本発明によれば、記録材への片面記録を行った後、再度、人為的に裏返して裏面への記録を行うタイプの画像形成装置にあって、表面画像形成時に付随してこの記録材表面の記録材搬送方向における先端部及び後端部の夫々に形成され、この記録材の裏面画像を特定するためのページ情報及び前記表面画像の天地方向を特定するための天地情報が含まれる特定パターンを形成し、裏面への画像形成時に、当該記録材の搬送方向先端側に対応する前記記録材表面の先端部又は後端部の前記特定パターンの情報を読み取ることで、裏面画像として適切な画像並びに画像の適切な方向を求めるようにしたので、裏面への画像形成のために、表面に画像形成を終えた記録材の方向まで揃える点まで注意する必要がなくなり、記録材の順番や方向性(画像の向き)を気にすることがない。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す。
同図において、本実施の形態における画像形成装置は、カラープリンタを構成するものであり、記録材としての用紙を供給する給紙カセット11を画像形成装置の下方にある給紙ユニット10に引き出し可能に備え、この給紙ユニット10の上方にイエロ(Y色)、マゼンタ(M色)、シアン(C色)及びブラック(K色)の4色のフルカラー画像を形成する作像ユニット20を備え、これらの給紙ユニット10及び作像ユニット20の間に、用紙の画像情報を読み取り可能な読取ユニット40を設けたものである。
本実施の形態では、給紙ユニット10内の給紙カセット11の用紙排出位置近傍には、
この給紙カセット11から用紙を1枚ずつ送り出すための捌き機構12が配設され、この捌き機構12では、ピックアップロール12aによって給紙カセット11から送り出された用紙が、フィードロール12bとリタードロール12cの作用によって捌かれて、最上部の1枚の用紙のみが下流側へ搬送されるようになっている。
また、作像ユニット20には、用紙上に4色のフルカラー画像を形成可能な画像形成部30と、この画像形成部30の下流側に設置され、画像形成部30によって用紙上に形成されたトナー像を定着する定着装置26とが設けられている。
本実施の形態における定着装置26は、例えば加熱ロール26aと加圧ロール26bとで構成されるが、これに限らず、誘導加熱方式等であっても差し支えない。
更に、本実施の形態では、定着装置26の下流側には、作像ユニット20の筐体開口部近傍に用紙を排出する排出ロール27が設けられ、この排出ロール27によって定着済みの用紙が作像ユニット20の筐体上部に設けられた収容トレイ20aに排出されるようになっている。
更に、この作像ユニット20には、画像形成部30へ用紙を搬送する用紙搬送ベルト22が2個の張架ロール23,24に張架され、循環搬送されるようになっている。更にまた、張架ロール23と用紙搬送ベルト22を挟んで対向する位置には、用紙搬送ベルト22への用紙吸着を可能にする帯電装置25が張架ロール23をバックアップロールとして設けられ、用紙が搬送される際に所定のバイアスが印加され、用紙搬送ベルト22側に用紙を吸着できるようになっている。
そして、画像形成部30には、4色のトナー像が形成可能なトナーカートリッジ31(31a〜31d)と、このトナーカートリッジ31のハウジング開口部に対向配置されて各色のトナー像が担持される感光体32に対し潜像を形成するためのレーザ露光装置(ROS:Raster Output Scanner)36と、トナーカートリッジ31の外部にて感光体32に対向配置され且つ感光体32上に形成されたトナー像を用紙搬送ベルト22上に保持された用紙に転写する転写ロール35とで構成されている。
また、夫々のトナーカートリッジ31(31a〜31d)の内部には、感光体32を帯電する帯電ロール33、静電潜像が形成された感光体32を夫々のトナーにて可視像化する現像ロール34等が配設されている。
本実施の形態におけるROS36は、4色の感光体32を一つのROS36で露光しようとするものであり、内部に複数のポリゴンミラーや反射ミラー等を備えることで、レーザ光を4方向に分岐させるようになっている。
そのため、作像ユニット20内の4色の画像形成部30による4色の画像を一つの露光制御で行うことができ、露光条件が安定すると共に、4色の同期が一層取り易くなっている。
また、本実施の形態における作像ユニット20には、給紙ユニット10側からの用紙搬送経路以外に手差し供給可能にする手差しトレイ29が設けられ、この手差しトレイ29の出口近傍にある搬送ロール28によって手差しトレイ29上にセットされた用紙が搬送されるようになる。
そのため、作像ユニット20内では、給紙ユニット10からの用紙搬送経路と、手差しトレイ29からの用紙搬送経路とがあり、いずれの搬送経路共に、帯電装置25の上流側にて用紙の位置決め規制を行うと同時に搬送するレジロール21まで延びている。
一方、読取ユニット40には、給紙ユニット10から搬送される用紙の位置決め規制を行い、下流側に搬送するレジロール42と、このレジロール42の下流側で、位置決め規制された用紙の画像情報(具体的には特定パターン情報)を読み取る、例えば光学センサ等からなる読取センサ41とが設けられている。
そして、この読取センサ41は、作像ユニット20内の画像形成部30によって用紙上にトナー像が形成される面と反対面の情報を読み取るような位置に配設されている。
以上のような構成において、本実施の形態における用紙搬送系は、給紙カセット11から捌き機構12によって1枚ずつ送り出される用紙は、読取ユニット40内のレジロール42によって位置決め規制された後、読取センサ41を通って作像ユニット20内に導かれる。
作像ユニット20内に搬送された用紙は、レジロール21によって位置決め規制されて搬送され、帯電装置25によって用紙搬送ベルト22上に吸着され、この用紙搬送ベルト22上をそのまま搬送され、画像形成部30内のトナー画像が用紙上に順次多重転写されることとなる。
トナー画像が多重転写された用紙は、張架ロール24の近傍に設けられた図示外の剥離手段によって用紙搬送ベルト22から剥離され、定着装置26によって定着が行われ、排出ロール27から収容トレイ20a上に排出される。
次に、本件の特徴点である特定パターンを用いた画像制御系について図3を基に説明する。
同図は、本実施の形態における特定パターンを用いた画像制御系を表すブロック図であり、画像制御系としての制御装置50への入出力を示したものとなっている。
制御装置50は、例えばCPU、ROM、RAM等で構成され、外部機器等からの画像データをページ情報として記憶するページ情報記憶部51、読取センサ41によって読み取られた特定パターンの情報を基に、画像形成を行うべき画像並びにその方向を確定する形成画像確定部52、この形成画像確定部52からの情報に基づいてページ情報記憶部51から画像形成に必要な画像データを読み出して出力する画像読出部53等で構成されている。
図4は、本実施の形態での、特定パターンのレイアウトの一例を示したものである。
同図において、本実施の形態では、特定パターンの領域を用紙の搬送方向の先端及び後端の両方に設け、この両方に特定パターンを印刷するようになっている。そのため、特定パターンの情報を読取センサ41にて読み取る場合、搬送される用紙の先端部分にて判断できることから、対応する裏面画像の特定を早期に行うことができるようになっている。
また、本実施の形態での特定パターンとしては、図5に示すように、用紙表面の先端部Xと後端部Yとに配置されたイエロ色を使用したドットパターンで構成され、人の眼では容易に認識できないようになっている。
用紙表面の先端部X及び後端部Yには、例えばα領域に用紙の裏面に形成されるべきページ情報を、β及びγ領域に用紙表面に形成された画像の天地情報(画像の向きを決定する)が記入されている。そして、このとき、β領域とγ領域との天地情報を逆にすることで、例えば、読取センサ41(図2参照)で用紙先端部Xを読み取れば、表面に形成された画像の天(上方向)と認識され、一方、用紙後端部Yを読取センサ41で先に読み取れば、表面に形成された画像の地(下方向)と認識することができる。
尚、α領域のページ情報は、用紙表面に形成された画像のページ数であっても差し支えなく、要は、特定パターンによって、用紙裏面に形成されるべきページ数及び画像の方向が識別できるものであればよい。
次に、本実施の形態におけるカラープリンタの作動について、図6(a)(b)の制御フロー及び図2〜4を基に説明する。
例えば、マニュアル等の所謂頁物を印刷する場合、先ず、用紙片面(表面)に奇数ページ目の印刷を行うフローは、図6(a)のようになっている。
印刷が開始されると、印刷される奇数ページには、この裏面画像を特定するための特定パターンが用紙の先端及び後端の特定パターン領域内に、奇数ページの画像印刷と同時に印刷される(ステップS1)。このとき、特定パターンを先端及び後端に設けることで、例えば両方に奇数ページ画像の先端情報又は後端情報を記入することが可能になり、後述する裏面印刷時には、用紙の先端又は後端のいずれかの特定パターンを読取センサ41で読み取れば、印刷すべき裏面の画像情報及び画像方向が特定されるようになる。
そして、この奇数ページの印刷が当初予定の要求枚数に達したかどうかの判断を行う(ステップS2)。要求枚数に達すれば、奇数ページの印刷を完了させ、例えばコンソールパネル等へ「出力した用紙を給紙カセット11に戻す」というような表示を行う(ステップS3)。
このとき、要求枚数に達していなければ、ステップS1に戻り、要求枚数に達するまで奇数ページの印刷を繰り返す。
続いて、用紙表面への奇数ページの印刷を終えた用紙を、給紙カセット11に反転させて再セットした後、用紙裏面への印刷を行うフローは(b)のようになっている。尚、用紙を再セットする場合には、用紙裏面側が印刷されるように全ての用紙が表裏面を揃えてセットされることが望ましいが、例えば印刷された画像の天地方向が不揃いの状態のまま再セットされても差し支えない。
印刷が開始されると、用紙表面(奇数ページ)側に印刷された特定パターンの読み取りが読取センサ41によって行われる(ステップS11)。このとき、搬送される用紙に特定パターンがあるかどうかの判断を行い(ステップS12)、特定パターンが確認されれば、次に、その特定パターンの情報から用紙の搬送方向がどうか(天地が逆かどうか)を判断する(ステップS13)。
そして、用紙表面の画像の天地が逆と判断されれば、特定パターンの情報によって印刷された奇数ページに対応する画像(偶数ページの画像)の天地を反転させて出力する(ステップS14)。一方、特定パターンによる情報によって奇数ページの画像の天地が逆になっていなければ、そのまま対応する画像(偶数ページの画像)を出力する。
続いて、出力された画像情報に基づいて、偶数ページの印刷を行う(ステップS15)。
以上のような印刷を繰り返し、所定の要求枚数に達したかどうかを判断し(ステップS16)、要求枚数に達すれば印刷を終える。また、要求枚数に達しなければステップS11に戻り、印刷を繰り返す。
更に、本実施の形態では、ステップS12にて特定パターンが確認されない場合には、印刷を停止したり、警告表示を行う(ステップS17)。尚、特定パターンが確認されない例としては、例えば最終ページで対応する裏面(偶数ページ)の画像がない場合に奇数ページ側には特定パターンを付けない例や、給紙カセット11への用紙のセットミス(奇数ページが印刷された用紙表面側に印刷するようにセット)の例等が想定される。
以上のように、本実施の形態においては、例えば頁物等の両面印刷を行う場合、一旦片面に印刷を行い、その後、用紙を反転させて再セットし、今度は用紙反対面への印刷を行うようなプリンタにおいて、再セット時の用紙の方向や順番を揃える必要がなく、このような煩わしい操作を必要としない。
次に、本実施の形態の変形例として、本実施の形態のカラープリンタを使用し、封緘紙を利用したときの実施例について説明する。
図7は、封緘紙を利用したときの模式図を示すもので、例えばはがきを封緘するような例を示したものである。
すなわち、はがきの片面(印刷表面側)に封緘する文書とその先端及び後端に特定パターンを印刷する。このとき、封緘する文書として個人情報に関係するものであれば、各個人の送付先等が夫々の対応情報として挙げられる。
次に、片面印刷が完了すると、はがきを反転させて再セットを行い、裏面印刷を行う。このとき、封緘文書(表面に印刷された文書)を封緘するため、予め周囲にのりを塗布した封緘紙を他の給紙部(具体的には図2に示す手差しトレイ29)にセットし、封緘文書と封緘紙とが重なった状態で封緘文書裏面に宛名印刷が行われる。
その後、定着装置(具体的には図2に示す定着装置26)による宛名印刷の定着及び封緘紙に塗布されたのりを溶融させてのり付けを行い完了する。
尚、この例では、封緘文書と封緘紙の2枚重ねで画像形成を行っているため、適宜、画像形成条件を変更させても差し支えない。また、封緘紙ののりとしては、熱定着にて溶融固着させる目的から、例えば通常のトナーより融点が低く、かつ、着色顔料が添加されていない透明トナーをプリンタにて事前に塗布することも可能である。更に、封緘文書と封緘紙との2枚重ねにて定着することから、定着装置(具体的には図2に示す定着装置26)の定着温度を通常より若干上げる方がよい。
次に、このような封緘紙を使用する方式での用紙の搬送状態について、図8,9を用いて説明する。
図8(a)は、給紙カセット11に印刷すべき用紙(本例では例えばはがき)が捌き機構12によって1枚ずつ給紙カセット11から搬送される段階を示している。
(b)は、給紙カセット11から搬送された用紙は、レジロール21によって位置決め規制されている段階を示している。
(c)は、画像形成部30によって封緘文書が用紙上に形成(この段階では未定着トナー像)される段階を示している。
(d)は、封緘文書が定着装置26によって定着されて排出ロール27から排出される段階を示している。
このように、図8(a)〜(b)の段階を繰り返すことで、夫々異なる特定パターンを持った複数の封緘文書を印刷することができるようになる。
一方、封緘文書が印刷された用紙の裏面印刷及び封緘紙の固着を行うには、図9のようになる。
図9(a)は、片面印刷された用紙が反転して給紙カセット11に再セットされると共に、手差しトレイ29に周囲にのりが塗布された封緘紙がセットされている段階を示している。
(b)は、給紙カセット11から捌き機構12によって搬送された用紙の特定パターンを読取センサ41にて読み取ると共に、手差しトレイ29から搬送された封緘紙も搬送を開始され、レジロール21にて、2枚の重ね合わせ(位置決め規制)がなされている段階を示している。
(c)は、封緘文書と封緘紙とが2枚重なった状態で、画像形成部30によって宛先等の画像が形成される段階を示している。
(d)は、画像形成を終え、宛名等の画像が定着装置26にて定着されると共に、封緘紙ののりも溶融し、のり付けされ、封緘文書を印刷した用紙と封緘紙とが固着され、排出ロール27によって排出される段階を示している。
次に、このような封緘文書及び封緘紙を使用する場合のカラープリンタの作動について、図10(a)(b)の制御フロー及び図8,9を基に説明する。
例えば、はがき等の用紙に封緘文書としての個人情報を印刷するフローは、図10(a)のようになっている。
印刷が開始されると、印刷される用紙表面には、封緘する文書と共に、裏面画像情報としての宛名等を特定するための特定パターンが用紙の先端及び後端の特定パターン領域内に印刷される(ステップS21)。
そして、この用紙への封緘文書の印刷が当初予定の要求枚数に達したかどうかの判断を行う(ステップS22)。要求枚数に達すれば、印刷を完了させ、例えばコンソールパネル等へ「出力した用紙を給紙カセット11に戻す」というような表示を行う(ステップS23)。
このとき、要求枚数に達していなければ、ステップS21に戻り、要求枚数に達するまで印刷を繰り返す。
続いて、用紙表面への封緘文書の印刷を終えた用紙を、給紙カセット11に反転させて再セットした後、用紙裏面への宛名等の印刷並びに用紙表面(封緘文書が印刷された面)へ封緘紙を固着させるフローは(b)のようになっている。尚、このとき、再セットする場合には、望ましくは、用紙裏面側が印刷されるように全ての用紙が表裏面を揃えてセットされることがよく、例えば画像の天地方向が不揃いであっても差し支えない。
印刷が開始されると、用紙表面側に封緘文書と同時に印刷された特定パターンの読み取りが読取センサ41によって行われる(ステップS31)。このとき、搬送される用紙に特定パターンがあるかどうかの判断を行い(ステップS32)、特定パターンが確認されれば、次に、その特定パターンによって用紙の搬送方向がどうか(天地が逆かどうか)を判断する(ステップS33)。
そして、用紙表面の画像の天地が逆と判断されれば、特定パターンからの情報によって印刷された封緘文書に対応する画像(宛名等の画像)の天地を反転させて出力する(ステップS34)。一方、特定パターンによる情報によって封緘文書の画像の天地が逆になっていなければ、そのまま対応する画像(宛名等)を出力する。
続いて、出力された画像情報に基づいて、用紙裏面への印刷を行うと共に、定着装置26での封緘紙ののり付けを同時に行う(ステップS35)。
以上のような印刷を繰り返し、所定の要求枚数に達したかどうかを判断し(ステップS36)、要求枚数に達すれば印刷を終える。また、要求枚数に達しなければステップS31に戻り、印刷を繰り返す。
更に、本実施の形態では、ステップS32にて特定パターンが確認されない場合には、印刷を停止したり、警告表示を行う(ステップS37)。
このように、封緘文書のような用紙の表裏面が特定される場合には、裏面画像の情報並びにその方向を特定することで、容易に適切な画像が印刷されるようになる。
◎実施の形態2
図11は、本発明が適用された画像形成装置の実施の形態2を示す。本実施の形態は、実施の形態1のカラープリンタと略同様に構成されるが、実施の形態1の作像ユニット内の画像形成部が4色対応であるのに対し、更に追加色が可能な画像形成部を備える点が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
本実施の形態は、給紙ユニット10上に読取ユニット40を装着し、この読取ユニット40の上には、実施の形態1の作像ユニット20(例えば図2参照)の代わりに、4色の画像形成部30を有するエンジンユニット20Bと、このエンジンユニット20Bの上に、単色の画像形成部60並びに定着装置26を有する定着ユニット20Aを装着した構成となっている。
本実施の形態における定着ユニット20A内の画像形成部60は、例えば透明色のトナー像が形成可能なトナーカートリッジ61と、このトナーカートリッジ61のハウジング開口部に対向配置されてトナー像が担持される感光体62に対し潜像を形成するためのROS66と、トナーカートリッジ61の外部にて感光体62に対向配置され且つ感光体62上に形成されたトナー像を用紙上に転写する転写ロール65とで構成されている。
また、トナーカートリッジ61の内部には、感光体62を帯電する帯電ロール63、静電潜像が形成された感光体62をトナーにて可視像化する現像ロール64等が配設されている。
以上のように、本実施の形態では、通常の4色のフルカラーを作像する画像形成部30以外に、更に、例えば透明トナーを作像する画像形成部60を備えていることから、形成される画像の光沢をアップさせる等、バリエーションを一層拡げることが可能になる。
尚、本実施の形態における二箇所の画像形成部30,60でのトナー色は特に限定されるものではなく、例えばエンジンユニット20B内の画像形成部30にて、Y色、M色、C色、K色のトナー画像を形成し、定着ユニット20A側の画像形成部60にて、エンジンユニット20B側のK色と光沢の異なるブラック色を備えるようにしてもよい。
また、本実施の形態における透明トナーとして、低融点のトナーを使用するようにすれば、実施の形態1で示した封緘紙ののり塗布と同様の印刷を行うことも可能になる。
更に、蛍光剤を混入した透明トナーによって特定パターンを形成し、紫外線を照射して特定パターンを読み取ることも可能であり、この場合、一層人の眼による認識を困難にさせることもできるようになる。
そして、本実施の形態では、例えば定着ユニット20A側の画像形成部60をK色トナーとし、エンジンユニット20Bを備えない構成とすることも可能で、この場合、モノクロプリンタとして機能させることが可能になる。但し、この場合、特定パターンもK色トナーを使用するため、人の眼からは、例えばドットパターンが確認されるようになる。このときは、特定パターンとして極小さなパターン等であれば、実用上特に問題とはならない。
この場合、このようなモノクロプリンタに対し、カラー化が必要と判断された段階で、エンジンユニット20Bを追加するようにすれば、投資コストの適正化を図ることが可能になる。
(a)(b)は本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す説明図である。 実施の形態1のパターン制御部を示すブロック図である。 実施の形態1の画像の概要を示す説明図である。 実施の形態1の特定パターンを示す説明図である。 (a)(b)は実施の形態1のフローを示す説明図であり、(a)は記録材表面、(b)は記録材裏面への対応を示す。 実施の形態1の変形例として、封緘紙を使用した例を示す説明図である。 (a)〜(d)は実施の形態1の変形例での記録材の搬送状況を示す説明図である。 (a)〜(d)は実施の形態1の変形例での記録材及び封緘紙の搬送状況を示す説明図である。 (a)(b)は実施の形態1のフローを示す説明図であり、(a)は記録材表面、(b)は記録材裏面への対応を示す。 実施の形態2に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。
符号の説明
1…記録材供給部,2…特定パターン形成手段,3…読取手段,4…記憶手段,5…画像制御手段,6…画像形成部,P…記録材,Ps…表面(記録材表面),Pr…裏面(記録材裏面)

Claims (5)

  1. 記録材供給部から供給される記録材表面に画像形成を行った後、表面記録済みの記録材の表裏を反転させて再度記録材供給部に載置し、記録材裏面に画像形成を行う画像形成装置において、
    表面画像形成時に付随して記録材表面の記録材搬送方向における先端部及び後端部の夫々に対し、当該記録材の裏面画像を特定するためのページ情報及び前記表面画像の天地方向を特定するための天地情報が含まれる特定パターンを形成する特定パターン形成手段と、
    当該記録材裏面への画像形成前に当該記録材の搬送方向先端側に対応する前記記録材表面の先端部又は後端部の前記特定パターンの情報を読み取る読取手段と、
    少なくとも裏面の画像データを記憶する記憶手段と、
    前記読取手段によって読み取られた特定パターンの情報に基づいて、裏面画像を特定するためのページ情報及び表面画像の天地方向を特定するための天地情報を判別し、記録材の天地が逆でない条件では前記記憶手段からの前記ページ情報にて特定された裏面画像の出力方向を反転させることなく当該記録材の裏面に形成し、記録材の天地が逆である条件では前記記憶手段からの前記ページ情報にて特定された裏面画像の出力方向を反転させて当該記録材の裏面に形成するように、前記記憶手段からの裏面画像の出力方向を制御する画像制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    特定パターンは、人の眼には認識不能若しくは困難なドットパターンで構成されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    特定パターンは、記録材表面への画像形成時に形成されるものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    画像制御手段は、読取手段にて特定パターンが認識された場合には裏面への画像形成を行う一方、認識されない場合には画像形成を停止又は警告を発する異常処理部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1記載の画像形成装置において、
    記録材は、その表面が封緘紙にて封緘されるものであり、封緘前の記録材表面に特定パターンを形成し、記録材裏面への画像形成時に、封緘前の記録材表面の特定パターンを読み取った後封緘紙による封緘処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
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