JP4710325B2 - 移動体の価格設定システムおよび価格設定方法 - Google Patents

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Description

この発明は、移動体の価格設定システムおよび価格設定方法に関し、より特定的には、駆動用電気エネルギを蓄電する二次電池を搭載する移動体の評価額を算出する価格設定システムおよび価格設定方法に関する。
いわゆる中古車の価格設定には、搭載された各機器の劣化状況や余寿命推定が反映される。たとえば、特開平6−255428号公報(特許文献1)には、キースイッチのオンオフの累積回数から車両用電装品(スタータ、ジェネレータ等)の寿命を判定し、部品交換時期の予測や中古車の価格査定に用いる技術が開示されている。
一方、充電可能な二次電池を搭載し、当該二次電池から供給される電気エネルギによってモータを駆動することにより、車両推進力を得る電気自動車やハイブリッド自動車(HDV)が提案され、ハイブリッド自動車については実用化が進んでいる。
ハイブリッド自動車の重要な構成部品の1つである二次電池について劣化状態や寿命判定を行なう技術としては、ハイブリッド自動車車体側から、メーカあるいはディーラーに移設された一元管理装置側に二次電池の動作状態を送信して寿命判定を行なう構成(たとえば特許文献2)や、放置中の電池状態(温度、電圧)を電池劣化推定に反映する技術(たとえば特許文献3)や、電池駆動データをサービス拠点の情報管理用コンピュータに読込んでバッテリを管理する手法(たとえば特許文献4)が提案されている。
また、中古車評価額の算出を含む総合的な車両情報処理システムの構築については、車両の製造過程、販売過程および廃車処理過程において共通に用いられる車両固有の識別子をキーワードにして、車両の中古車評価額の検索、廃車処理費用の検索、車両の構成部品の検索、廃車処理過程における取外し必要部品の指示または検索および廃車のリサイクル実効率の算出処理を実行可能な情報処理システムが提案されている(たとえば特許文献5)。
特開平6−255428号公報 特開2003−264906号公報 特開平10−142302号公報 特開2002−120999号公報 特開2003−133032号公報
車両駆動用に用いられる二次電池は大容量でかつ価格も高いので、このような二次電池を搭載する移動体(代表的にはハイブリッド車両)の中古車としての価格評価においては、二次電池の劣化状況および余寿命推定が重要となる。
したがって、二次電池の使用履歴に基づいて劣化状況および余寿命推定を高精度に行なうことが必要であり、かつ二次電池の機種の違いおよび設計変更等に対応して柔軟に評価価格を算出できるシステムおよび方法の構築が求められる。
なお、ハイブリッド車両には、二次電池の他にも、インバータ等の電力変換器やインバータ等の電気系駆動機器が搭載されるが、評価価格の算定については、これらの機器の劣化状況および余寿命推定も考慮に入れる方が好ましい。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、電池機種の相違等に柔軟に対応して、二次電池に代表される電気系駆動機器の使用履歴に基づく劣化状況および余寿命推定を高精度に行なうことにより、当該電気系駆動機器を搭載する移動体の評価価格を精度良く算出するシステムおよび方法を提供することである。
本発明による移動体の価格設定システムは、駆動用電気エネルギを蓄電する二次電池を搭載する移動体の価格設定システムであって、推定手段と、算出手段とを備える。推定手段は、二次電池の使用履歴データに基づいて、該二次電池の劣化状態を推定する。算出手段は、推定手段により推定された該二次電池の劣化状態に基づいて、移動体の評価価格を算出する。
本発明による移動体の価格設定方法は、駆動用電気エネルギを蓄電する二次電池を搭載する移動体の価格設定方法であって、推定ステップと、算出ステップとを備える。推定ステップは、二次電池の使用履歴データに基づいて、二次電池の劣化状態を推定する。算出ステップは、推定ステップで推定された二次電池の劣化状態に基づいて、移動体の評価価格を算出する。
上記移動体の価格設定システムおよび価格設定方法によれば、二次電池の使用履歴データに基づく精度の高い二次電池の劣化状態(余寿命)推定結果を反映して、当該二次電池を搭載する移動体の評価価格を精度良く算定できる。
好ましくは、本発明による移動体の価格設定システムでは、推定手段は、移動体側装置と、送信装置と、劣化推定装置とを含む。移動体側装置は、移動体に搭載されて、使用履歴データから劣化状態の推定に必要な劣化推定パラメータを演算し、かつ記憶するように構成される。送信装置は、移動体側装置に記憶された劣化推定パラメータを移動体の外部へ送信するように構成される。劣化推定装置は、送信装置を介して劣化推定パラメータを受取り、かつ、受取った劣化推定パラメータを用いて劣化状態を推定するように構成される。
好ましくは、本発明による移動体の価格設定方法では、推定ステップは、第1から第3のサブステップを含む。第1のサブステテップは、移動体に搭載された移動体側装置において、使用履歴データから劣化状態の推定に必要な劣化推定パラメータを演算し、かつ記憶する。第2のサブステップは、移動体側装置に記憶された劣化推定パラメータを送信装置により移動体の外部へ送信する。第3のサブステップは、送信装置を介して劣化推定パラメータを受取るように構成された劣化推定装置によって、受取った劣化推定パラメータを用いて劣化状態を推定する。
上記移動体の価格設定システムおよび価格設定方法によれば、二次電池の使用履歴データおよびそれに基づく劣化推定パラメータを、移動体側で算出かつ記憶(蓄積)する一方で、劣化推定パラメータを車両外に読出して処理することにより、二次電池の劣化状態を推定する。劣化推定装置および評価額算出装置を、移動体側に搭載せず複数の移動体間で汎用的に用いることができるため、移動体の価格設定システムの効率的な構成ならびに、移動体の価格設定方法の効率的な実行が達成できる。
さらに好ましくは、本発明による移動体の価格設定システムおよび価格設定方法では、劣化推定装置における劣化推定パラメータを用いた劣化状態の推定は、変更可能なプログラムに従って実行され、プログラムは、提供者から通信ネットワークを介して配信可能である。
上記移動体の価格設定システムおよび価格設定方法によれば、更新可能なプログラムによって二次電池の劣化状態推定を行なうことにより、ハード構造や電池内部構造の設計変更を逐次反映して、電池劣化状態(余寿命)の推定を正確に行なうことができる。特に、このプログラムを通信ネットワークにより配信可能とすることにより、複数ディーラー間でのプログラムのバージョンアップ管理が容易となる。
また、さらに好ましくは、本発明による移動体の価格設定システムおよび価格設定方法では、劣化推定装置が用いるプログラムは、二次電池の機種に応じて変更される。
上記移動体の価格設定システムおよび価格設定方法によれば、二次電池の種類・型式ごとにそれぞれの特性を反映した別々のプログラムを用いることができるので、同一のシステム構成により種々の種類・型式の二次電池について、二次電池の劣化状態推定および評価額算出を行なうことができる。
あるいは、さらに好ましくは、本発明による移動体の価格設定システムおよび価格設定方法では、推定手段または推定ステップでの劣化状態推定に用いられる使用履歴データは、二次電池の非稼動中の温度データを含む。
上記移動体の価格設定システムおよび価格設定方法によれば、車両の運転停止中(車両放置中)の温度情報を考慮して、車両走行中以外での電池劣化状況についても推定することが可能となる。これにより、二次電池の劣化状態推定精度を向上できる。
さらに好ましくは、本発明による移動体の価格設定システムおよび価格設定方法では、算出手段または算出ステップは、走行距離が所定値以上である移動体に搭載された二次電池および、走行距離が所定値未満である移動体に搭載され、かつ製造から所定期間が経過した二次電池の評価価格を算出する。
上記移動体の価格設定システムおよび価格設定方法によれば、二次電池(メインバッテリ)を搭載した、いわゆる中古車について、二次電池の劣化状態を正確に推定して、評価額を精度良く算定できる。
本発明の他の構成による移動体の価格設定システムは、電気エネルギによって駆動される移動体の価格設定システムであって、推定手段と、算出手段とを備える。推定手段は、電気系の駆動機器の使用履歴データにより各駆動機器の劣化状態を推定する。算出手段は、推定手段により推定された各駆動機器の劣化状態に基づいて、移動体の評価価格を算出する。駆動機器は、たとえば、電気エネルギを蓄積するための二次電池と、電池からの電気エネルギを源に移動体の駆動力を発生する電動機と、電池および電動機の間で授受される電気エネルギについて電力変換を行なう電力変換器とのうちの少なくとも1つを含む。
上記移動体の価格設定システムによれば、二次電池、電力変換器(インバータ等)および電動機等の電気系駆動機器の使用履歴データに基づく精度の高い劣化状態(余寿命)推定結果を反映して、当該電気系駆動機器を搭載する移動体の評価価格を精度良く算定できる。
本発明の移動体価格推定システムおよび推定方法によれば、電池機種の相違等に柔軟に対応して、二次電池等の電気系駆動機器の使用履歴に基づく劣化状況および余寿命推定を高精度に行なうことにより、当該電気系駆動機器を搭載する移動体の評価価格を精度良く算出できる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では図中の同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則として繰返さないものとする。
図1は、本発明の実施の形態による移動体価格設定システムの全体構成を示すブロック図である。
図1を参照して、本発明の実施の形態に従う移動体価格設定システムは、価格設定の対象となる移動体の代表例として示される車両100と、送信装置200と、劣化推定装置300と、評価額算出装置310とを備える。
車両100は、メインバッテリとしての二次電池110と、電力変換器120と、モータ130と、動力伝達装置150と、駆動輪160と、補機バッテリに相当する二次電池170と、車両100の全体動作を制御するECU(Electronic Control Unit)180とを備える。
二次電池(メインバッテリ)110は、車両100の駆動用電気エネルギを蓄電する。メインバッテリ110としては、代表的にはニッケル水素電池、リチウム電池等を適用可能であるが、以下の説明で明らかになるように、本発明による移動体価格設定システムは、車両(移動体)に搭載された二次電池の種類・型式を問わず適用可能である。
電力変換器120は、メインバッテリ110から供給された直流電圧を、モータ130の駆動用電力に変換する。モータ130が交流電動機である場合には、電力変換器120は、インバータを含んで構成される。
車両100においては、メインバッテリ110、電力変換器120およびモータ130によって、電気エネルギを源とする車両駆動力が発生される。すなわち、メインバッテリ110、電力変換器120およびモータ130は、本発明における「電気系駆動機器」に相当する。
車両100は、さらにエンジン140を含んで構成されてもよく、モータ130の出力、あるいはモータ130およびエンジン140の出力は、動力伝達装置150に伝達されて駆動輪160の駆動力として用いられる。
車両100の減速時には、モータ130が駆動輪160の減速力によって回転され、その回生制動動作によって発電する。モータ130の回生電力は電力変換器120によってメインバッテリ110および/または補機バッテリ170の充電に用いられる。
ECU180は、補機バッテリ170からの電力供給を受けて動作する。あるいは、メインバッテリ110の出力電圧を降圧してECU180の電源電圧として用いてもよい。
基本的に、ECU180の電源は、車両100の運転開始時における運転者のキー操作(電源スイッチ・オン)に応答して投入されるが、後程詳細に説明するように、その一部の機能は、補機バッテリ170またはメインバッテリ110からの電力供給を常時受けて、車両100の運転停止時(電源スイッチ・オフ期間)においても動作可能である。
送信装置200は、車両100に備えられたコネクタ190を介してデータ・信号を車両100外部へ送信可能である。これにより、ECU180に蓄積されたデータあるいはパラメータを、送信装置200によって車両100の外部に読出すことができる。
劣化推定装置300は、送信装置200によって車両100内のECU180から読出された劣化推定パラメータに基づいて、電池の劣化状態および余寿命を推定する。さらに、劣化推定装置300において推定された劣化状態あるいは余寿命に基づき、評価額算出装置310は、車両100に搭載された二次電池110の劣化状態(余寿命)を反映した評価価格の算定を行なう。
なお、劣化推定装置300および/または評価額算出装置310から車両100内のECU180へデータ・信号等を送信可能なように、送信装置200に代えて両方向のデータ授受が可能な通信装置を適用してもよい。
次に図2を用いて、ECUによって収集および蓄積されるデータおよびパラメータを説明する。
図2を参照して、ECU180の機能部分として示されるパラメータ算出部180♯は、車両100に配置された、温度センサ400、湿度センサ410、電流センサ420、走行距離計430、計時装置440およびキースイッチ450からの出力信号を使用履歴データとして受けて、種々の劣化推定パラメータを算出する。
温度センサ400は、車両100の各部に配置され、メインバッテリ110の温度、外気温度、車室内の温度あるいは吸気温度を測定し、測定した大気温に応じた出力電圧を生成する。湿度センサ410は、メインバッテリ110の配置箇所における湿度を測定し、湿度に応じた出力電圧を生成する。電流センサ420は、メインバッテリ110の端子と接続されて、二次電池110の入出力電流(すなわち充電電流および放電電流)を測定する。走行距離計430は、車両100の走行距離を測定する。計時装置440は、時刻検知機能および経過時間測定機能を有する。キースイッチ450は、車両100の運転者等によって操作され、車両の運転開始および終了あるいはエンジン始動等の運転指示を入力するのに用いられる。
パラメータ算出部180♯は、上記各種センサの出力を受けて演算処理を行ない、劣化推定パラメータを算出する。算出された劣化推定パラメータは、ECU180内の記憶装置(図示せず)に蓄積される。
劣化推定パラメータには、たとえば、温度・湿度情報、発熱量情報(I2)、電気量情報(Ah)、走行距離情報、走行期間情報、単位走行距離当たり充放電電気量情報(Ah/Km)、メインバッテリSOC(State of Charge)情報等が含まれる。
温度・湿度情報は、温度センサ400および湿度センサ410の出力に基づいて算出される。定性的には温度が高温側に分布するほど二次電池の劣化は促進されやすい。また、湿度については、低湿なほど電池内部の水分が外部に逃げやすくなるため劣化を促進しやすい。
温度・湿度情報には、車両の運転停止中に相当する車両放置中の情報も含まれる。ECU180の一部の機能部分について、補機バッテリ170またはメインバッテリ110からの電力供給を常時受けて動作させることにより、車両100が電源スイッチ・オフの状態で放置されている期間(すなわち、メインバッテリ110の非稼動期間)についても、その間の温度・湿度情報を劣化推定パラメータとして用いることができる。これにより、車両走行中以外での電池劣化状況についても推定することが可能となる。
同様に、電流センサ420の出力に基づいて発熱量情報(I2)が算出され、電流センサ420および計時装置440の出力に基づいて電気量情報(Ah)が算出される。また、走行距離計430により走行距離が算出され、計時装置440により、走行期間が算出される。
充放電電流の2乗(I2)が大きい程電池発熱が大となり、電池温度が上昇しやすくなるため劣化を促進することになる。また、基本的には、電気量(充放電電気量)、走行距離、走行期間が大きくなるほど電池劣化が進行しやすい。特に、走行距離情報および電気量情報を組合わせることにより、「単位走行距離当りの充放電電気量(Ah/Km)」を劣化推定パラメータとして用いることができる。このパラメータの採用により、仮に走行距離が長くても電気量が小さければ電池劣化は抑制され、逆に走行距離が少なくても電気量が大きければ電池劣化が急激に促進されるという現象を反映することが可能となる。
SOCは、メインバッテリ110の残存容量値を示す指標であり、初期充電状態からの充放電電流の積算や、電池状態(温度、端子間開放電圧等)を反映して、ECU180により逐次算出される。ECU180は、SOCが一定管理範囲内に維持されるように、メインバッテリ110の充放電制御を行なう。
劣化推定パラメータとしてのSOC情報は、たとえば、1回の運転開始から運転停止期間で定義される1トリップもしくは一定時間の走行における、SOC平均値およびΔSOC(SOC最大値およびSOC最小値の差)を含む。特に、ΔSOCは電池の容量使用幅を示しており、ΔSOCが大きいほど電池にとっては過負荷となり電池劣化を促進することとなる。
これらの劣化推定パラメータは、単なる平均値としてだけではなく、図3に示すような発生頻度分布としてデータ収集されてもよい。すなわち、1トリップあるいは一定時間内における上記各パラメータの最大値・平均値・最小値等を算出し、予め定められたm個の範囲(m:自然数)ごとの発生頻度分布が蓄積される。
次に、劣化推定パラメータを用いた、劣化推定装置300による電池の劣化状態および余寿命の推定、ならびに、評価額算出装置310によるメインバッテリ110の劣化状態(余寿命)を反映した評価価格の算定について説明する。
図4に示されるように、コネクタ190および送信装置200を介して車両100内のECU180から読み出された劣化推定パラメータは、劣化推定装置300へ入力される。劣化推定装置300へ入力された劣化推定パラメータは、記憶装置350に予め格納された劣化推定プログラムによって処理される。劣化推定装置300は、記憶装置350の他に、プログラム処理等の演算処理のためのプロセッサ、外部装置との間でデータ・信号等を授受するための入出力装置(図示せず)、通信機能等のための各種周辺機器(図示せず)を含む。
劣化推定プログラムは、劣化推定パラメータを入力データとし、電池劣化指標あるいは電池余寿命指標を出力データとして、予めテーブル化あるいは関数化された入出力データ間の対応関係に基づき演算処理を行なう。上記劣化推定プログラムを電池機種毎に設定可能とすることにより、各電池機種におけるハード構造や物性の違い等を反映して、劣化推定パラメータと電池劣化状態(余寿命)との関係を電池機種毎に細かく設定することができる。すなわち、二次電池の種類・型式ごとにそれぞれの特性を反映した別々のプログラムを用いることにより、任意の種類・型式について本発明による移動体価格設定システムを適用可能となる。
また、劣化推定プログラムを随時更新可能とすれば、各電池機種でのハード構造や電池内部構造の設計変更を逐次反映して、電池劣化状態(余寿命)の推定を正確に行なうことができる。
評価額算出装置310は、記憶装置360の他に、プログラム処理等の演算処理のためのプロセッサ、外部装置との間でデータ・信号等を授受するための入出力装置(図示せず)、通信機能等のための各種周辺機器(図示せず)を含む。評価額算出装置310は、記憶装置360内に予め格納された評価額算出プログラムに従って、劣化推定装置300によって推定された、電池劣化状態(余寿命)を反映して、メインバッテリ110および車両100の評価額を算出する。
評価額算出プログラムは、予めテーブル化あるいは関数化された、各電池機種毎での電池劣化状態(余寿命)と評価額との対応関係に基づき、メインバッテリ110の評価額を算定する。また、電池劣化状態(余寿命)に基づいて、評価額算定以外にもメインバッテリ110の交換要否判定を行なうことも可能である。
この評価額算出プログラムについても、車種、電池機種毎に設定することができ、かつ設計変更や機種変更に伴い追加および変更が可能であるものとする。
なお、この実施の形態では、劣化推定装置300および評価額算出装置310を別々の装置として記載しているが、同一のコンピュータを用いて上記劣化推定プログラムおよび評価額算出プログラムを実行可能であれば、劣化推定装置300および評価額算出装置310を同一の装置とすることも可能である。なお、これらの装置としては、代表的にはパーソナルコンピュータ端末を適用できる。
また、図5に示すように、劣化推定装置300および評価額算出装置310は、通信ネットワーク510に接続可能であり、接続時にメインコンピュータ500からプログラム等の情報配信を受けることができる。これにより、劣化推定プログラムおよび評価額算出プログラムの更新・追加等をメインコンピュータ500により管理した上で、これらのプログラムを、装置300,310の所有者(ディーラー等)に対して通信ネットワーク510により配信できる。装置300,310へ配信されたプログラムは、記憶装置350,360に格納される。これにより、プログラムのバージョンアップ管理が容易となる。
なお、図1に示した移動体価格設定システムと本発明との対応関係を説明すると、ECU180、送信装置200および劣化推定装置300によって本発明の「推定手段」が構成され、特に、ECU180が本発明の「移動体側装置」に対応する。また、評価額算出装置310は本発明の「算出手段」に対応する。
次に、上記の移動体価格設定システムによる価格設定方法を説明する。
図6は、本発明の実施の形態に従う移動体価格設定システムによる価格設定方法を示すフローチャートである。
図6を参照して、この発明に従う二次電池搭載車両の価格設定方法によれば、まず移動体側装置(ECU180)により二次電池の使用履歴データおよび劣化推定パラメータの算出および蓄積が実行される(ステップS100)。
この後、送信装置200を用いて移動体側装置(ECU180)に蓄積された劣化推定パラメータを移動体(車両100)外部に出力する(ステップS110)。
さらに、移動体外部に出力された劣化推定パラメータを用いて、電池機種毎に設定された劣化推定プログラムにより二次電池(メインバッテリ110)の劣化状態(余寿命)が推定される(ステップS120)。
さらに、推定された劣化状態(余寿命)に基づき、当該二次電池が搭載された移動体の評価額を、二次電池の評価額を反映して算出する(ステップS130)。あるいは、二次電池の交換要否判定を行なうことも可能である。
図6にフローチャートと本発明との対応関係を説明すると、ステップS100,S110およびS120によって本発明の「推定ステップ」が構成され、特に、ステップS100が本発明の「第1のサブステップ」に対応し、ステップS110が本発明の「第2のサブステップ」に対応し、ステップS120が本発明の「第3のサブステップ」に対応する。また、ステップS1300は本発明の「算出ステップ」に対応する。
このように、本発明の実施の形態に従う移動体の価格設定システムおよび価格設定方法によれば、二次電池の使用履歴データおよびそれに基づく劣化推定パラメータを、移動体側で算出かつ記憶(蓄積)する一方で、劣化推定パラメータを車両外に読出してプログラム処理する。これにより、二次電池の劣化状態推定および、当該二次電池を搭載した中古車の評価額算出を精度良く行なうことができる。
特に、劣化推定装置300および評価額算出装置310を、移動体側に搭載せず、プログラムの切換えにより複数の移動体間で汎用的に用いることができるため、移動体の価格設定システムを効率的に構成できる。
なお、本実施の形態では、主に二次電池(メインバッテリ110)の劣化推定を反映した価格設定について説明したが、同様の手法を他の駆動系電気機器(すなわち、電力変換器120、モータ130等)に適用することも可能である。この場合には、ECU180において、他の各機器の使用履歴(たとえば、異常発生履歴、通電時間履歴、温度・湿度履歴(放置時含む)等)の収集およびこれらの使用履歴データから算出する劣化推定パラメータの蓄積を行ない、蓄積された使用履歴および/または劣化推定パラメータによる劣化推定プログラムを各機器ごとに作成することにより、上記と同様の価格設定システムを構成できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態による移動体価格設定システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示したECUによる劣化推定パラメータの算出を説明するブロック図である。 劣化推定パラメータのデータ収集方式の1つである発生頻度分布を説明する概念図である。 劣化推定装置および評価額算出装置の機能を説明するブロック図である。 劣化推定装置および評価額算出装置へのプログラム配信を説明する概念図である。 本発明の実施の形態による移動体価格方法を説明するフローチャートである。
符号の説明
100 車両(移動体)、110 メインバッテリ(二次電池)、120 電力変換器、130 モータ、140 エンジン、150 動力伝達装置、160 駆動輪、170 補機バッテリ、180 ECU、180♯ パラメータ算出部(ECU内の機能部分)、190 コネクタ、200 送信装置、300 劣化推定装置、310 評価額算出装置、350,360 記憶装置、400 温度センサ、410 湿度センサ、420 電流センサ、430 走行距離計、440 計時装置、450 キースイッチ、500 メインコンピュータ、510 通信ネットワーク。

Claims (12)

  1. 駆動用電気エネルギを蓄電する二次電池を搭載する移動体の価格設定システムであって、
    前記二次電池の使用履歴データに基づいて、該二次電池の劣化状態を推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された該二次電池の劣化状態に基づいて、前記移動体の評価価格を算出する算出手段とを備え、
    前記推定手段は、
    前記移動体に搭載されて、前記使用履歴データから前記劣化状態の推定に必要な劣化推定パラメータを演算し、かつ記憶するように構成された移動体側装置と、
    前記移動体側装置に記憶された劣化推定パラメータを前記移動体の外部へ送信するように構成された送信装置と、
    前記送信装置を介して前記劣化推定パラメータを受取り、かつ、受取った前記劣化推定パラメータを用いて前記劣化状態を推定するように構成された、前記移動体の外部の劣化推定装置とを含み、
    前記劣化推定パラメータは、前記移動体の単位走行距離当りの前記二次電池の充放電電気量を含む、移動体の価格設定システム。
  2. 前記劣化推定装置における前記劣化推定パラメータを用いた前記劣化状態の推定は、変更可能なプログラムに従って実行され、
    前記プログラムは、通信ネットワークを介して配信される、請求項1記載の移動体の価格設定システム。
  3. 前記劣化推定装置が用いる前記プログラムは、前記二次電池の機種に応じて変更される、請求項2記載の移動体の価格設定システム。
  4. 前記推定手段での劣化状態推定に用いられる前記使用履歴データは、前記二次電池の非稼動中の温度データを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の移動体の価格設定システム。
  5. 前記劣化推定パラメータは、前記移動体の一定期間の走行における、前記二次電池のSOCの最大値および最小値の差で示される容量使用幅をさらに含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の移動体の価格設定システム。
  6. 駆動用電気エネルギを蓄電する二次電池を搭載する移動体の価格設定方法であって、
    前記二次電池の使用履歴データに基づいて、該二次電池の劣化状態を推定する推定ステップと、
    前記推定ステップで推定された該二次電池の劣化状態に基づいて、前記移動体の評価価格を算出する算出ステップとを備え、
    前記推定ステップは、
    前記移動体に搭載された移動体側装置において、前記使用履歴データから前記劣化状態の推定に必要な劣化推定パラメータを演算し、かつ記憶する第1のサブステテップと、
    前記移動体側装置に記憶された劣化推定パラメータを送信装置により前記移動体の外部へ送信する第2のサブステップと、
    前記送信装置を介して前記劣化推定パラメータを受取るように構成された前記移動体の外部の劣化推定装置によって、受取った前記劣化推定パラメータを用いて前記劣化状態を推定する第3のサブステップとを含み、
    前記劣化推定パラメータは、前記移動体の単位走行距離当りの前記二次電池の充放電電気量を含む、移動体の価格設定方法。
  7. 前記劣化推定装置における前記劣化推定パラメータを用いた前記劣化状態の推定は、変更可能なプログラムに従って実行され、
    前記プログラムは、通信ネットワークを介して配信される、請求項記載の移動体の価格設定方法。
  8. 前記劣化推定装置が用いる前記プログラムは、前記二次電池の機種に応じて変更される、請求項記載の移動体の価格設定方法。
  9. 前記推定ステップでの劣化状態推定に用いられる前記使用履歴データは、前記二次電池の非稼動中の温度データを含む、請求項6〜8のいずれか1項に記載の移動体の価格設定方法。
  10. 前記劣化推定パラメータは、前記移動体の一定期間の走行における、前記二次電池のSOCの最大値および最小値の差で示される容量使用幅をさらに含む、請求項6〜8のいずれか1項に記載の移動体の価格設定方法。
  11. 前記移動体は、前記二次電池からの電気エネルギによって該移動体の駆動力を発生するための駆動機器をさらに備え、
    前記推定手段は、前記駆動機器の使用履歴データにより各前記駆動機器の劣化状態をさらに推定し、
    前記算出手段は、前記推定手段により推定された該二次電池および前記駆動機器の劣化状態に基づいて、前記移動体の評価価格を算出する、請求項1記載の移動体の価格設定システム。
  12. 前記駆動機器は、
    前記二次電池からの電気エネルギを源に前記移動体の駆動力を発生する電動機と、
    前記二次電池および前記電動機の間で授受される電気エネルギについて電力変換を行なう電力変換器とのうちの少なくとも1つを含む、請求項11記載の移動体の価格設定システム。
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