JP4710057B2 - 外すことができるチップカードのアダプタ媒体と媒体の製造法 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明はチップカードの分野に関するものである。
【0002】
より詳細には、チップカードの他のフォーマットを得ることが可能な、チップカードのための形状をしたアダプタに関するものである。対象とされるさまざまなフォーマットは、好ましくはチップカードの分野で既に存在する標準フォーマットであり、以下に紹介するものである。
【背景技術】
【0003】
市場には主としてチップカードの三つの標準フォーマットが存在する。第一の「ID−1」は、例えば主として、通信、識別、または電子発券などの操作のためのチップカード用のISO 7816規格:54mm×85mm×0.76mmに関連する規格である。
【0004】
第二の「ID−000」は、プラグインUICCと呼ばれる規格に関連するものであり、主として携帯電話に挿入するためのものであるが、場合によっては、他の通信装置やUSB型の読取器で使用することもできる。それらは15mm×25mm×0.76mmの長方形のカード本体を有し、カード媒体の角に3mm×3mmの誤作動防止体を備えている。
【0005】
第三のものは、2004年2月から、「プラグ3G」第三世代と呼ばれるカードあるいはミニUICCカードに関するものであり、そのフォーマットの縮小は、主として携帯電話の小型化傾向の結果である。規格化フォーマットは15mm×12mm×0.76mmであり、カード媒体の角に同じように2.5mm×2.5mmの誤作動防止体を備えている。
【0006】
アダプタのフォーマットによる切込によってISOフォーマットの第一の媒体からフォーマットのアダプタが手動で切り離される、プラグインUICCアダプタの他の製造方法も知られている。
【0007】
例えばFR9906729は、ミニUICCまたは「プラグ3G」(第三世代)カードを受容するように形成されたプラグインUICC/小型カード(ミニUICC)アダプタを備えている。アダプタは、ISOフォーマットのカード本体において切込20によって画成され、ついでそれをISOカード本体に接続しているストラップを破断することによってこの本体から手動で切り離される。
【0008】
次にミニUICCカードは、プラグインまたはISOフォーマットで使用するためにアダプタ内部に固定される。該カードはまた、相補的な形状のアダプタ内へのミニUICCカードの取り付けと、取り外し可能なように固定することを可能にする、適切な縁の形状(凸型または凹型)を備えて製造される。
【0009】
この解決法は、アダプタ内にミニカードを繰り返して取り付け/取り外しを行った際にミニカードのマイクロ回路内に応力を導入する欠点があり、この応力は、マイクロ回路の機械的および電気的強度にとって有害なものである。
【0010】
欧州特許出願公開第638873A2号明細書には、開口部と感圧接着層を有する媒体フィルムによって形成された底部を備えた集積回路媒体が記載されている。ミニカードは媒体フィルムの接着層上の媒体開口部に固定される。
【0011】
媒体からミニカードを切り離す際に、一切の過剰な応力がマイクロ回路にかかることはなく、また、媒体の周縁部にバリが残ることはない。
【0012】
この解決法は、空間の底部の厚みを増大させるため、満足のいくものではなく、これにより、ミニカードの厚みが異なるものとなってしまい、さらに小さいものになってしまう。
【0013】
さらに製造は容易ではなく、なぜなら空間内にちょうど、または媒体の後ろにある圧延紙の表面全体に、感圧接着剤を塗布しなければならず、そのために紙の剥離につながるためである。
【特許文献1】
欧州特許出願公開第638873A2号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明は上記の課題を解決しようとするものである。
【0015】
本発明の主たる目的は、カード本体と、したがってマイクロ回路に曲げ応力を生じることなく、アダプタのミニカードの反復着脱を可能にするものであり、したがって、製造が容易なミニカードのためのアダプタを設計することである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明の原理は、応力が発生することなくミニカードの空間への設置を保証するように、ミニカードの受容空間の外周を十分に拡大し、そして、ミニカードをその位置に保持するためにこの外周の縮小を可能にするアダプタの構造を得ることから成る。ミニカードの受容区域外で固定力を加えることによって、アダプタを留めたり外したりする手段が備え付けられている。
【0017】
このため本発明は、枠の形をした媒体本体と、媒体本体の空間と、前記空間を画成する枠の分岐体とを備えるチップカード媒体を対象とするものであり、前記分岐体は、チップカードをその位置に維持するように形成されている。
【0018】
その特徴は、媒体本体(1)がチップカード(2)の挿入と取り外しを可能にするよう、開閉に適しているということである。
【0019】
推奨実施態様によれば媒体本体は、空間の開放を可能にするために分岐体の一方に分離体と、空間の開閉を可能にするために分離体の両側に配置された相補的な引掛手段を備えている。
【0020】
他の特徴によれば:
・引掛手段は、媒体本体の平面において互いに相対的に移動することによって、枠の留め外しを保証するように形成されている;
・引掛手段は、媒体本体の平面に対して横断方向に互いに相対的に移動することによって、枠の留め外しを保証するように形成されている;
・枠は、それらの分岐体の間に連接体を有するように形成されている;
・連接体は、枠の少なくとも一つの角の近傍で分岐体を細くすることによって実現されている;
・枠は、チップカードの相補的形状の角を受容するために枠の内角内に位置づけられた少なくとも一つのくり抜き面取りを備えている;
・引掛手段は分岐体の一方の端に位置する;
・カード媒体は、二つの標準フォーマットの間の形状アダプタを構成する;
・媒体はID−000標準フォーマット(15mm×25mm)とミニUICC(15mm×12mm)の間の形状アダプタを構成する;
・引掛手段は、下の分岐体の端に形成された雄部分と一番広い分岐体に設置された雌部分を備えている。
【0021】
本発明は、枠の形をした媒体本体と、媒体本体内の空間と、前記空間を画成し、分離体の周囲で枠を開閉するのに適した枠の分岐体とから成るチップカード媒体の製造法も対象とするものである。本発明は、媒体が静止位置と呼ばれる開放位置で実現されることを特徴とするものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
本発明のその他の特徴と利点は、付属の図面を参照して、非制限的な例として挙げられた下記の説明を読むことによって明らかになるだろう。
・図1は、本発明の一つの実施態様によるミニカードを含む本発明の媒体の斜視図である。
・図2は、本発明の第二の実施態様によるミニカードを含む本発明の媒体の斜視図である。
・図3は、前図の部分拡大図である。
・図4は、第三の実施態様による本発明の媒体の斜視図である。
・図5と5aは、溝25とリブの形状を示す図である。
・図6は、引掛手段の変型例を示す部分図である。
・図7は、第四の実施態様による本発明の媒体の斜視図である。
【0023】
図1においては、本発明の対象はミニチップカード2を入れるための媒体1を含んでいる。チップカード2は、通信インターフェイスを、とりわけ、内蔵されたチップ回路に接続された接触幅3’を備えるマイクロ回路モジュール3を有している。
【0024】
媒体1は、開放された空間の内部で閉鎖する枠の形をした媒体本体4(以下「枠」とも呼ばれる)を備えている。
【0025】
本体の外面は、チップカードの標準フォーマット、この場合は誤作動防止体を備えた15mm×25mmの長方形のID−000フォーマットに対応する外周壁によって画成されている。
【0026】
しかしながら、形状アダプタとしての使用の枠内で、ID−1媒体/UICC 3GミニカードまたはID−1媒体/プラグインUICCなどの媒体の他のフォーマットを考えることもできる。
【0027】
場合によっては、複数個のアダプタ媒体枠がはめ込まれるか、周縁で互いに閉じ込めることができる。したがって、同じ原理によって多重アダプタを得ることが可能であるが、それは例えば、それ自身がミニUICCカードを囲んでいるプラグインUICCフォーマットの媒体を囲むID−1フォーマットの媒体である。
【0028】
本体は、チップカードを閉じ込めるかおよび/または位置づけるように形成されたミニカードの受容空間(または空間)を画成する周縁内壁5によって(閉鎖位置で)内部に画成されている。
【0029】
媒体によって形成された枠は実際には、適切に成形された四つの分岐体または主辺6、7、8、9を備えている。
【0030】
本発明の一つの特徴によれば、媒体本体1は、チップカード2の挿入と取り外しを可能にするように開閉するのに適している。0.5mm未満の弾性間隔は、先行技術のように本定義には含まれていない。対象とする周縁の間隔は明らかに0.5mmを越えている。
【0031】
言い換えれば、枠は開放配置(図1、2、4)と閉鎖配置(図6)の間に、ベルトやバックルのように可変幾何を有する。媒体は枠と衝突せずに、あるいは少なくとも空間を取り囲む分岐体の一つと接触することなく、カードの挿入、抜き取りを可能にするように十分開放されている。
【0032】
この機能を可能にするために、媒体は枠に、とりわけその分岐体または主辺の一つに、分離体区域10を備える。例において分岐体9は開放位置で、カードの縁から約1から5mm離れることができる。
【0033】
分離体の両側に、相補的な形状の引掛要素がある。例において分離体は、誤作動防止体面取11ともっと広い隣接側面の分岐体6に近い、下の分岐体9の端の近傍に位置づけられている。分離体は他の場所に、とくにもっと上に、分岐体6のより中心に位置づけることができる。
【0034】
一方、引掛要素は、分岐体6と9のそれぞれの端に設置されている。
【0035】
一つの特徴によれば、引掛要素は、媒体本体の平面に対して横断方向に相補的な相対移動をすることによって、枠の留めまたは外しを保証するように形成されている。
【0036】
この例において、分岐体9はハトメ13を形成する、穿孔された穿孔平面部分12で終わっている;分岐体6は、二つの誤作動防止体面取りの間に、平面部分12’とボタン13’を備え、それぞれが組み合わされた平面部分とハトメに対応している。この例における利点は組立の優れた安定性であるが、それはボタンがハトメに差し込まれると、平面部分が止め具を構成するためである。
【0037】
図2は、枠が、そしてとりわけ引掛手段が、今度は媒体本体の平面内で互いに対する相対的な移動によって、枠の分岐体の留めまたは外しを保証するように形成されているという特徴を示している。
【0038】
実際、引掛手段は下の分岐体9に配置された頭部14と頭部を受容し、囲繞する材料の弾性によって、頭部をその位置に固定する雌型の補強または受容ポート15を含む。それぞれの壁または領域に配置された溝16、17は、媒体平面において横断方向の力に対する保持を可能にする。
【0039】
枠はまた、好ましくは内壁または領域への位置決め、あるいは心出し手段も備えている。これらの手段は、ミニカードの領域または区分内に配置された他の位置決めまたは心出し手段と協働するものである。
【0040】
この例において有利には、これらの手段は有利には枠の角に、特に引掛手段を有する可動性が最も高い分岐体9に隣接する角に配置されている。これは、分岐体9の動力学を容易にするようになされる。
【0041】
図3は、カードの保持および/または位置決め手段を図示している。それらは、一方では媒体壁に心出しされ、枠の角に位置づけられた角くり抜き18と、他方ではミニカードの対応する角に位置づけられた平面部分(リブ)とを含んでいる。
【0042】
下の分岐体9は長手方向溝20を備えることができ、それは分岐体9の少なくとも一部のくり抜き18の延長になるものである。
【0043】
この例の利点は対応す角のリブ19を受容し、枠を閉鎖する段階でのミニカードの心出しの誘導と保持を保証することである。
【0044】
図4は、枠がさらにこれらの分岐体のいくつかのものとの間に連接体を備えているという特徴を図示している。この例において、これらの連接体21は枠のそれぞれの角で分岐体の幅を少なくすること(減肉)によって容易に実現される。
【0045】
この例において、引掛手段は必ずしも図2のような溝とリブ14、16を備えていない。得られた技術的効果は媒体の平面に対して横断方向に、また図1のような引掛平面部分がない限りにおいて、横断の二方向に引掛を留めたり外したりすることが可能であるということである。
【0046】
分岐体は、必ずしもミニカードと接触する周縁内壁に配置された心出しと位置決めの手段を有さない。
【0047】
ミニカードの保持は、枠の内壁の凹凸の形状のない、枠を構成する分岐体の内壁の弾性摩擦または加圧だけで保証できる。利点は標準フォーマットを尊重しながらミニカードの互換性を可能にすることである。
【0048】
弾性のために、当業者は射出または積層された、PVC、PETのチップカード分野で使用される通常の材料を採用することができる。
【0049】
この例において、枠はABSで実現されている。
【0050】
図5は、媒体の分岐体の内壁とミニカードの内壁に存在することがある心出し手段に対する溝25とリブまたは斜断面26の形状を示している。とくにこの形状は、とりわけミニカード2の分岐体8と隣接する壁に存在することがある。
【0051】
図5aは心出し手段の非対称形状を示している。枠の分岐体の少なくとも一つ、とりわけ分岐体8は、枠の周縁内面に対して隆起した下面取または当止28を備えることができる。ミニカード2は、相補的形状または下面取29を備えている。
【0052】
このように、枠は製造が容易であるだけでなく、矢印で示され、接触領域にかかっている力に対してカードを保持する。
【0053】
内壁に配置された対応する先端や穿孔のような他の輪郭または形状も考えられる。好ましくは、ミニカードとアダプタの間の保持を改善する目的で、枠の周縁内面に爪(表面の隆起状に線条を付けた表面の部分)を配置する。
【0054】
図6において、引掛手段は他の形状を有する。頭部27は前記述のものよりはるかに幅が広い;それは二つの誤作動防止体11、11’の間の最も幅の広い分岐体6に確実に引っ掛けることを可能にする、錨またはT字型に類似の形状をほぼ備えている。
【0055】
もちろん、アダプタの機能を果たすために、一つまたは複数の媒体にあるミニチップカードの接触幅3は、ID−000(プラグイン)フォーマットのカード、また場合によってはISOカードの、接触幅の規格化された場所とほぼ一致しなければならない。
【0056】
媒体は、成型および/または加工、打ち抜きによって直接製造することができる。好ましくは、ISOフォーマットのカード本体内に媒体1を成型または加工によって実現し、必要なときにそれを切り離すために輪郭の全周に破断線を備える。
【0057】
射出成型による製造法において、図2に示したように(引掛手段が互いに係合していない)静止位置と呼ばれる開放位置に媒体を製造することを可能にする型をとりわけ想定しており、すなわち引掛手段を有する分岐体は他の引掛手段を有している隣接分岐体からわずかに離れている。
【0058】
したがって、静止位置において分岐体は開放され、枠を外すときに分岐体は自然に離れ、これによりミニカードの切り離しが容易になる。
【0059】
閉鎖位置で、枠は軽い応力を受け、媒体平面において外力は分岐体9を他の分岐体から離そうとする。
【0060】
好ましくは、ISOフォーマットの同一カード媒体にミニカードと開放可能な枠媒体または取り外し可能な分岐体が設計される。
【0061】
枠の閉鎖を至適化し、枠の開閉応力をそらせる特性に従い、媒体は枠の周縁を閉鎖する分岐体9とは他の分岐体30に移された引掛手段32を備えている。
【0062】
図7の例において、(とりわけ「パズル」型または柄/柄穴型の)引掛手段32、33は、分岐体6のほぼ中央に位置づけられている。分岐体9は、表面がアーム6の初期表面に取られ、アーム9に垂直なアーム30によって延長されている。アーム30は、誤作動防止体11にほぼ向かい合って位置づけられた連接体34を介してアーム9に連接されている。分岐体30は、外側の連接体34を中心とする回転によって分岐体6の長手方向側面に向かって折りたたまれる。
【0063】
アーム6は、空間の周縁の閉鎖の際に、アーム9の対応する区域を当止で受容するためにその下端(横断方向短辺)に支持領域31を好ましくは備えている。
【0064】
アーム30は空間が完全に閉鎖し、ミニカードが正確に位置づけられると分岐体6の窪み33に頭部32で留められる。
【0065】
このようにして、とりわけカードの主面に横断方向の力による、分岐体6への分岐体30の固定の際に、枠の開閉に必要な圧力はアーム6にしか作用しない。大きな留め力、または指による圧力は下の分岐体9にも空間に位置決めされるカードにも一切直接にはかからない。
【0066】
分岐体7、8、9は図5aのように下当止部分28を備えることができる。それらは好ましくはそれぞれの分岐体に心出しされ、分岐体のおよそ3分の1に渡って延長している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施態様によるミニカードを含む本発明の媒体の斜視図。
【図2】本発明の第二の実施態様によるミニカードを含む本発明の媒体の斜視図。
【図3】前図の部分拡大図。
【図4】第三の実施態様による本発明の媒体の斜視図。
【図5】溝25とリブの形状を示す図。
【図5a】溝25とリブの形状を示す図。
【図6】引掛手段の変型例を示す部分図。
【図7】第四の実施態様による本発明の媒体の斜視図。
【符号の説明】
【0068】
1 媒体本体
2 ミニチップカード
3 マイクロ回路モジュール
4 枠
5 周縁内壁
6 主辺
7 主辺
8 主辺
9 主辺
10 分離体
11 誤作動防止体
12 穿孔平面部分
13 ハトメ
14 頭部
15 受容ポート
16 溝
17 溝
18 くり抜き
19 リブ
20 長手方向溝
21 連接体
25 溝
26 斜断面
27 頭部
28 当止
29 下面取
30 分岐体
31 支持領域
32 引掛手段
33 引掛手段
34 連接体
Claims (12)
- 枠の形をした媒体本体と、媒体本体の空間と、前記空間を画成する枠の分岐体とを備えるチップカード媒体であり、前記分岐体はチップカードをその位置に維持するように形成されており、媒体本体(1)がチップカード(2)の挿入と取り外しを可能にすることを特徴とする、チップカード媒体。
- 空間の開放を可能にするために分岐体(6、7、8、9)の一方に分離体(10)と、空間の開閉を可能にするために分離体の両側に配置された相補的な引掛手段(12、13、15、16)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載のチップカード媒体。
- 引掛手段は、媒体本体の平面において互いに相対的に移動することによって、枠(4)の留め外しを保証するように形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のチップカード媒体。
- 引掛手段が、媒体本体の平面に対して横断方向に互いに相対的に移動することによって、枠(4)の留め外しを保証するように形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載のチップカード媒体。
- 枠(4)が、それらの分岐体の間に少なくとも一つの連接体(21)を有するように形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載のチップカード媒体。
- 連接体が、枠の少なくとも一つの角の近傍で分岐体を細くすることによって実現されていることを特徴とする、請求項5に記載のチップカード媒体。
- 枠が、チップカードの相補的形状の角を受容するために枠の内角に位置づけられた少なくとも一つのくり抜き面取りを備えていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載のチップカード媒体。
- 引掛手段が、分岐体の一方の端に位置することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載のチップカード媒体。
- 二つの標準フォーマットの間の形状アダプタを構成することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一つに記載のチップカード媒体。
- ID−000標準フォーマット(15mm×25mm)とミニUICC(15mm×12mm)の間の形状アダプタを構成することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一つに記載のチップカード媒体。
- 引掛手段が、下の分岐体の端に形成された雄部分と一番広い分岐体に配置された雌部分を備えていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一つに記載のチップカード媒体。
- 空間の周縁を閉鎖する分岐体とは他の分岐体(30)に移された引掛手段(32)を備えていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一つに記載のチップカード媒体。
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