JP4708997B2 - 光スイッチ装置、光アクセスネットワーク、光スイッチ方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents
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Description
以上みたように、下り方向および上り方向とも1×2スプリッタが置かれている。
1つのセンタ装置(OLT)と、複数のリモート装置(ONU)と、前記OLTと前記ONUとの間に接続された少なくとも1つの光スイッチ装置(OSM)とでツリー状に構成した光アクセスネットワークでは、OLTとONUとの伝送距離はOSMの挿入損失によって決定される。
下りスイッチ素子の入ポートの前で光信号を電気信号に変換し、電気信号を2つに分岐し、一方の電気信号を下りおよび上りの光スイッチ素子のスイッチング制御に用い、もう一方の電気信号を光信号に変換し、下り光スイッチ素子に入力する。また、上りスイッチ素子の出ポートの後で、光信号を電気信号に変換し、その電気信号と、光スイッチ装置からセンタ装置に送信する電気信号とを多重した後に、光信号に変換する。
以上により、1×2光スプリッタを削除するとともに、下りスイッチ素子の前に必要な遅延を電気で実現した光スイッチ装置(OSM)を提供する。
また、下りパケットを解析すると共に、下り光スイッチ手段および上り光スイッチ手段によるスイッチングの制御を行う制御手段を有し、制御手段は、自装置のLLID(Logical Link Identifier)が存在するときに、センタ装置からブロードキャストLLIDをもつパケットを検出したら、下り光スイッチ手段のポートを一つ選択して、当該パケットの長さだけ接続して当該パケットを通過させ、当該パケットがディスカバリ用GATEメッセージの場合、当該ポートと同一番号のポートを上り光スイッチ手段でも選択し、上り光スイッチ手段に対して当該ディスカバリ用GATEメッセージから取得された送信開始時刻に接続を開始し、所定の時間だけ接続を継続して、当該ポートに接続されたリモート装置からのREGISTER_REQメッセージを通過させる。また、センタ装置から自装置のLLIDと異なるLLIDをもつレンジング用GATEメッセージを検出した場合、上り光スイッチ手段のポートを当該LLIDから定め、当該レンジング用GATEメッセージから取得された送信開始時刻に上り光スイッチ手段の接続を開始し、所定の時間だけ当該接続を継続して、当該ポートに接続されたリモート装置からのREGISTER_ACKメッセージを通過させる。また、センタ装置からブロードキャストでない自装置のLLIDと異なるLLIDをもつパケットを検出したら、当該パケットのLLIDから下り光スイッチ手段のポートを定めて、当該パケットの長さだけ接続して当該パケットを通過させ、当該パケットが送信制御用GATEメッセージである場合、当該メッセージの情報領域から送信開始時刻、送信継続時間を取得し、当該LLIDから上り光スイッチ手段のポートを定め、上り光スイッチ手段に対して送信開始時刻に当該LLIDに対応するリモート装置と光スイッチ装置の往復時間を加えた時刻に接続を開始し、当該送信継続時間だけ接続を継続する。
OLTからのディスカバリ用GATEメッセージを検出したとき、
1個の入ポートとn個の出ポートを有する下り光スイッチ素子の入ポートとn個の出ポートうちの1個の出ポートk(k=1、2、・・・、n)を接続し、
n個の入ポートと1個の出ポートを有する上り光スイッチ素子のn個の入ポートうちの1個の入ポートk(k=1、2、・・・、n)と出ポートを接続し、
OLTからのREGISTERメッセージを検出したときは、REGISTERメッセージに書き込まれているリモート装置のLLID(LLID_Reg)を取得し、
ONUのLLIDと自機のリモート装置側ポートkとの対応関係を定める光スイッチ装置(OSM)を提供する。
まず、本発明の第1の実施の形態における光スイッチ装置(OSM)について、図1を参照して、以下に説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態における光スイッチ装置(OSM)について、図2を参照して、以下に説明する。
(21−1)GATEメッセージと判定すると、ディスカバリ用、レンジング用、送信制御用かの種類を判定し、ディスカバリ中であるか否かを判定し、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得する。当該メッセージの種類とt2とT2を上りスイッチ制御部25に入力し、t1を装置時刻管理部に入力し、ディスカバリ中であるか否かの情報とGATEメッセージを検出したことをLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(21−2)REGISTERメッセージと判定すると、該メッセージから、時刻情報t1、当該メッセージの情報領域(ペイロード)に書かれたOLTがONUに割り当てたLLID(以降、必要に応じてLLID_Regという)を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、LLID_RegをLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(21−3)LLIDとTz(LLIDに対応するONUとOSMとの往復時間)の対応関係を伝送しているパケットと判定すると、当該パケットより、LLIDとTzの対応関係を取得し、LLIDとTzの対応関係をLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(21−4)OSM31にLLIDが割り当てられていない場合(LLIDが存在しない場合)、ディスカバリ用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REGISTER_REQメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。LLIDが割り当てられている場合(LLIDを前もって設定する場合も含む)、何もしない。
(21−5)レンジング用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REGISTER_ACKメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。
(21−6)送信制御用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REPORTメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。
(23−1)下りパケット解析部21からLLIDとTz(LLIDに対応するONUとOSMとの往復時間)との対応関係を受け、LLID−Tzテーブルを作成し、LLIDが与えられたときにTzを出力できるようにする。このLLID−Tzテーブルは下りパケット解析部21から受けるたびに更新する。
(23−2)下りパケット抽出部20からLLIDを受け、そのLLIDがブロ−ドキャスト用の場合、n個のポートから1つのポートk(k=1、2、...、n)を選択し、ポートkとスイッチ指示tgrを下りスイッチ制御部24に入力する。このとき、このポートkはディスカバリ周期ごとに変え、n回の周期ですべてのポートが選択されるようにする。
(23−3)(23−2)の後で、下りパケット解析部21からディスカバリ中である情報とGATEメッセージ検出情報を受けた場合、(23−2)で定めたポートkを上りスイッチ制御部25に入力する。
(23−4)下りパケット解析部21からディスカバリ中である情報と、LLID_Regを受けたら、(23−2)でLLIDがブロ−ドキャストの場合に定めたポートkと当該LLID_REGとの対応関係を作成する。(23−2)はディスカバリ周期ごとにポート番号を変化させるので、ポート数n周期の後には、すべてのポート番号とLLIDの対応関係のLLID−ポートテーブルが作成される。このテーブルより、LLIDが与えられると対応するポート番号が得られる。
(23−5)フレ−ム抽出部20からLLIDを受け、そのLLIDがブロ−ドキャスト用でない場合(すなわち、あるONUに割り当てられたLLIDの場合)、(23−4)で作成されたLLID−ポートテーブルからLLIDに基づきポート番号を定め、当該ポート番号とスイッチ指示tgrを下りスイッチ制御部24に入力する。
(23−6)(23−5)の後で、下りパケット解析部21からディスカバリ中でない情報とGATEメッセージ検出情報を受けた場合、(23−5)でLLIDから定めたポート番号と(23−1)で作成されたLLID−TzテーブルからLLIDに基づきTzを求め、ポート番号とTzを上りスイッチ制御部25に入力する。
(25−1)GATEメッセージがディスカバリ用の場合、ts=t2、Td=Tdw(ディスカバリウィンドウ時間:システム設計上予め定める時間)とする。これにより、ONUからのREGISTER_REQメッセージを通過させることができる。
(25−2)GATEメッセージがレンジング用の場合、ts=t2、Td=Trw(レンジングウィンドウ時間:システム設計上予め定める時間))とする。これにより、ONUからのREGISTER_ACKメッセージを通過させることができる。
(25−3)GATEメッセージが送信制御用の場合、ts=t2+Tz、Td=T2とする。これにより、当該GATEメッセージに基づきONUが送信するパケットを通過させることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態における光スイッチ装置(OSM)について、図3を参照して、以下に説明する。
(21−1)GATEメッセージと判定すると、ディスカバリ用、レンジング用、送信制御用かの種類を判定し、ディスカバリ中であるか否かを判定し、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得する。当該メッセージの種類とt2とT2を上りスイッチ制御部25に入力し、t1を装置時刻管理部に入力し、ディスカバリ中であるか否かの情報とGATEメッセージを検出したことをLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(21−2)REGISTERメッセージと判定すると、該メッセージから、時刻情報t1、当該メッセージの情報領域(ペイロード)に書かれたOLTがONUに割り当てたLLID(以降、必要に応じてLLID_Regという)を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、LLID_RegをLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(21−3)LLIDとTz(LLIDに対応するONUとOSMとの往復時間)の対応関係を伝送しているパケットと判定すると、当該パケットより、LLIDとTzの対応関係を取得し、LLIDとTzの対応関係をLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(21−4)OSM31にLLIDが割り当てられていない場合(LLIDが存在しない場合)、ディスカバリ用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REGISTER_REQメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。LLIDが割り当てられている場合(LLIDを前もって設定する場合も含む)、何もしない。
(21−5)レンジング用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REGISTER_ACKメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。
(21−6)送信制御用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REPORTメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。
(23−1)下りパケット解析部21からLLIDとTz(LLIDに対応するONUとOSMとの往復時間)との対応関係を受け、LLID−Tzテーブルを作成し、LLIDが与えられたときにTzを出力できるようにする。このLLID−Tzテーブルは下りパケット解析部21から受けるたびに更新する。
(23−2)下りパケット抽出部20からLLIDを受け、そのLLIDがブロ−ドキャスト用の場合、n個のポートから1つのポートk(k=1、2、...、n)を選択し、ポートkとスイッチ指示tgrを下りスイッチ制御部24に入力する。このとき、このポートkはディスカバリ周期ごとに変え、n回の周期ですべてのポートが選択されるようにする。
(23−3)(23−2)の後で、下りパケット解析部21からディスカバリ中である情報とGATEメッセージ検出情報を受けた場合、(23−2)で定めたポートkを上りスイッチ制御部25に入力する。
(23−4)下りパケット解析部21からディスカバリ中である情報と、LLID_Regを受けたら、(23−2)でLLIDがブロ−ドキャストの場合に定めたポートkと当該LLID_REGとの対応関係を作成する。(23−2)はディスカバリ周期ごとにポート番号を変化させるので、ポート数n周期の後には、すべてのポート番号とLLIDの対応関係のLLID−ポートテーブルが作成される。このテーブルより、LLIDが与えられると対応するポート番号が得られる。
(23−5)フレ−ム抽出部20からLLIDを受け、そのLLIDがブロ−ドキャスト用でない場合(すなわち、あるONUに割り当てられたLLIDの場合)、(23−4)で作成されたLLID−ポートテーブルからLLIDに基づきポート番号を定め、当該ポート番号とスイッチ指示tgrを下りスイッチ制御部24に入力する。
(23−6)(23−5)の後で、下りパケット解析部21からディスカバリ中でない情報とGATEメッセージ検出情報を受けた場合、(23−5)でLLIDから定めたポート番号と(23−1)で作成されたLLID−TzテーブルからLLIDに基づきTzを求め、ポート番号とTzを上りスイッチ制御部25に入力する。
(25−1)GATEメッセージがディスカバリ用の場合、ts=t2、Td=Tdw(ディスカバリウィンドウ時間:システム設計上予め定める時間)とする。これにより、ONUからのREGISTER_REQメッセージを通過させることができる。
(25−2)GATEメッセージがレンジング用の場合、ts=t2、Td=Trw(レンジングウィンドウ時間:システム設計上予め定める時間))とする。これにより、ONUからのREGISTER_ACKメッセージを通過させることができる。
(25−3)GATEメッセージが送信制御用の場合、ts=t2+Tz、Td=T2とする。これにより、当該GATEメッセージに基づきONUが送信するパケットを通過させることができる。
本発明の第4の実施の形態における光スイッチ装置(OSM)について、図4を参照して、以下に説明する。
次に、本発明の第5の実施の形態における光スイッチ装置(OSM)について、図5を参照して、以下に説明する。
(21−1)GATEメッセージと判定すると、ディスカバリ用、レンジング用、送信制御用かの種類を判定し、ディスカバリ中であるか否かを判定し、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得する。当該メッセージの種類とt2とT2を上りスイッチ制御部25に入力し、t1を装置時刻管理部に入力し、ディスカバリ中であるか否かの情報とGATEメッセージを検出したことをLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(21−2)REGISTERメッセージと判定すると、該メッセージから、時刻情報t1、当該メッセージの情報領域(ペイロード)に書かれたOLTがONUに割り当てたLLID(以降、必要に応じてLLID_Regという)を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、LLID_RegをLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(21−3)OSM31にLLIDが割り当てられていない場合(LLIDが存在しない場合)、ディスカバリ用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REGISTER_REQメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。LLIDが割り当てられている場合(LLIDを前もって設定する場合も含む)、何もしない。
(21−4)レンジング用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REGISTER_ACKメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。
(21−5)送信制御用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REPORTメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。
(42−1)REGISTER_ACKメッセージと判定すると、該メッセージに書かれているLLID、時刻情報(Time Stamp)t1を取得し、上りパケット抽出・到着時刻測定部41からのREGISTER_ACKメッセージの到着時刻t3を用いて、OSM31とONUの往復時間TzをTz=t3−t1で算出し、LLIDとTzの対応関係をLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(42−2)REPORTメッセージと判定すると、該メッセージに書かれている、LLIDと時刻情報(Time Stamp)t1を取得し、上りパケット抽出・到着時刻測定部41からのREPORTメッセージの到着時刻t3を用いて、Tz=t3−t1で算出し、LLIDとTzの対応関係をLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(23−1)上りパケット解析部42からLLIDとTz(LLIDに対応するONUとOSMとの往復時間)との対応関係を受け、LLID−Tzテーブルを作成し、LLIDが与えられたときにTzを出力できるようにする。このLLID−Tzテーブルは上りパケット解析部42から受けるたびに更新する。
(23−2)下りパケット抽出部20からLLIDを受け、そのLLIDがブロ−ドキャスト用の場合、n個のポートから1つのポートk(k=1、2、...、n)を選択し、ポートkとスイッチ指示tgrを下りスイッチ制御部24に入力する。このとき、このポートkはディスカバリ周期ごとに変え、n回の周期ですべてのポートが選択されるようにする。
(23−3)(23−2)の後で、下りパケット解析部21からディスカバリ中である情報とGATEメッセージ検出情報を受けた場合、(23−2)で定めたポートkを上りスイッチ制御部25に入力する。
(23−4)下りパケット解析部21からディスカバリ中である情報と、LLID_Regを受けたら、(23−2)でLLIDがブロ−ドキャストの場合に定めたポートkと当該LLID_REGとの対応関係を作成する。(23−2)はディスカバリ周期ごとにポート番号を変化させるので、ポート数n周期の後には、すべてのポート番号とLLIDの対応関係のLLID−ポートテーブルが作成される。このテーブルより、LLIDが与えられると対応するポート番号が得られる。
(23−5)フレ−ム抽出部20からLLIDを受け、そのLLIDがブロ−ドキャスト用でない場合(すなわち、あるONUに割り当てられたLLIDの場合)、(23−4)で作成されたLLID−ポートテーブルからLLIDに基づきポート番号を定め、当該ポート番号とスイッチ指示tgrを下りスイッチ制御部24に入力する。
(23−6)(23−5)の後で、下りパケット解析部21からディスカバリ中でない情報とGATEメッセージ検出情報を受けた場合、(23−5)でLLIDから定めたポート番号と(23−1)で作成されたLLID−TzテーブルからLLIDに基づきTzを求め、ポート番号とTzを上りスイッチ制御部25に入力する。
下りスイッチ制御部24は、LLID−ポート−Tzテーブル管理部23からポート番号とスイッチ指示tgrを受け、下りパケット抽出部20から下りパケット長を受け、入ポートと該ポート番号の出ポートとの接続を開始し、パケット長の時間だけ継続するように下り光スイッチ素子10に指示する。
(25−1)GATEメッセージがディスカバリ用の場合、ts=t2、Td=Tdw(ディスカバリウィンドウ時間:システム設計上予め定める時間)とする。これにより、ONUからのREGISTER_REQメッセージを通過させることができる。
(25−2)GATEメッセージがレンジング用の場合、ts=t2、Td=Trw(レンジングウィンドウ時間:システム設計上予め定める時間))とする。これにより、ONUからのREGISTER_ACKメッセージを通過させることができる。
(25−3)GATEメッセージが送信制御用の場合、ts=t2+Tz、Td=T2とする。これにより、当該GATEメッセージに基づきONUが送信するパケットを通過させることができる。
次に、本発明の第6の実施の形態における光スイッチ装置(OSM)について、図6を参照して、以下に説明する。
(21−1)GATEメッセージと判定すると、ディスカバリ用、レンジング用、送信制御用かの種類を判定し、ディスカバリ中であるか否かを判定し、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得する。当該メッセージの種類とt2とT2を上りスイッチ制御部25に入力し、t1を装置時刻管理部に入力し、ディスカバリ中であるか否かの情報とGATEメッセージを検出したことをLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(21−2)REGISTERメッセージと判定すると、該メッセージから、時刻情報t1、当該メッセージの情報領域(ペイロード)に書かれたOLTがONUに割り当てたLLID(以降、必要に応じてLLID_Regという)を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、LLID_RegをLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(21−3)OSM31にLLIDが割り当てられていない場合(LLIDが存在しない場合)、ディスカバリ用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REGISTER_REQメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。LLIDが割り当てられている場合(LLIDを前もって設定する場合も含む)、何もしない。
(21−4)レンジング用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REGISTER_ACKメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。
(21−5)送信制御用GATEメッセージと判定すると、該メッセージから時刻情報(Time Stamp)t1、送信開始時刻(Grant Start Time)t2、送信継続時間(Grant Length)T2を取得し、t1を装置時刻管理部22に入力し、REPORTメッセージ生成指示、t2およびT2を上りパケット生成・送信制御部26に入力する。
(42−1)REGISTER_ACKメッセージと判定すると、該メッセージに書かれているLLID、時刻情報(Time Stamp)t1を取得し、上りパケット抽出・到着時刻測定部41からのREGISTER_ACKメッセージの到着時刻t3を用いて、OSM31とONUの往復時間TzをTz=t3−t1で算出し、LLIDとTzの対応関係をLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(42−2)REPORTメッセージと判定すると、該メッセージに書かれている、LLIDと時刻情報(Time Stamp)t1を取得し、上りパケット抽出・到着時刻測定部41からのREPORTメッセージの到着時刻t3を用いて、Tz=t3−t1で算出し、LLIDとTzの対応関係をLLID−ポート−Tzテーブル管理部23に入力する。
(23−1)上りパケット解析部42からLLIDとTz(LLIDに対応するONUとOSMとの往復時間)との対応関係を受け、LLID−Tzテーブルを作成し、LLIDが与えられたときにTzを出力できるようにする。このLLID−Tzテーブルは上りパケット解析部42から受けるたびに更新する。
(23−2)下りパケット抽出部20からLLIDを受け、そのLLIDがブロ−ドキャスト用の場合、n個のポートから1つのポートk(k=1、2、...、n)を選択し、ポートkとスイッチ指示tgrを下りスイッチ制御部24に入力する。このとき、このポートkはディスカバリ周期ごとに変え、n回の周期ですべてのポートが選択されるようにする。
(23−3)(23−2)の後で、下りパケット解析部21からディスカバリ中である情報とGATEメッセージ検出情報を受けた場合、(23−2)で定めたポートkを上りスイッチ制御部25に入力する。
(23−4)下りパケット解析部21からディスカバリ中である情報と、LLID_Regを受けたら、(23−2)でLLIDがブロ−ドキャストの場合に定めたポートkと当該LLID_REGとの対応関係を作成する。(23−2)はディスカバリ周期ごとにポート番号を変化させるので、ポート数n周期の後には、すべてのポート番号とLLIDの対応関係のLLID−ポートテーブルが作成される。このテーブルより、LLIDが与えられると対応するポート番号が得られる。
(23−5)フレ−ム抽出部20からLLIDを受け、そのLLIDがブロ−ドキャスト用でない場合(すなわち、あるONUに割り当てられたLLIDの場合)、(23−4)で作成されたLLID−ポートテーブルからLLIDに基づきポート番号を定め、当該ポート番号とスイッチ指示tgrを下りスイッチ制御部24に入力する。
(23−6)(23−5)の後で、下りパケット解析部21からディスカバリ中でない情報とGATEメッセージ検出情報を受けた場合、(23−5)でLLIDから定めたポート番号と(23−1)で作成されたLLID−TzテーブルからLLIDに基づきTzを求め、ポート番号とTzを上りスイッチ制御部25に入力する。
下りスイッチ制御部24は、LLID−ポート−Tzテーブル管理部23からポート番号とスイッチ指示tgrを受け、下りパケット抽出部20から下りパケット長を受け、入ポートと該ポート番号の出ポートとの接続を開始し、パケット長の時間だけ継続するように下り光スイッチ素子10に指示する。
(25−1)GATEメッセージがディスカバリ用の場合、ts=t2、Td=Tdw(ディスカバリウィンドウ時間:システム設計上予め定める時間)とする。これにより、ONUからのREGISTER_REQメッセージを通過させることができる。
(25−2)GATEメッセージがレンジング用の場合、ts=t2、Td=Trw(レンジングウィンドウ時間:システム設計上予め定める時間))とする。これにより、ONUからのREGISTER_ACKメッセージを通過させることができる。
(25−3)GATEメッセージが送信制御用の場合、ts=t2+Tz、Td=T2とする。これにより、当該GATEメッセージに基づきONUが送信するパケットを通過させることができる。
3 光電気変換部(O/E)
4 位相同期発振器(PLO)
5 パルス生成部(PG)
6 ビットバッファ
7 分岐部
8 遅延部
9 電気光変換部(E/O)
10 下り光スイッチ素子
11 上り光スイッチ素子
12 光電気変換部(O/E)
13 リセット信号生成部
14 多重部
15 電気光変換部(E/O)
20 下りパケット抽出部
21 下りパケット解析部
22 装置時刻管理部
23 LLID−ポート−Tzテーブル管理部
24 下りスイッチ制御部
25 上りスイッチ制御部
26 上りパケット生成・送信部
31 光スイッチ装置(OSM)
32、33 光ファイバ
34 制御部
40 分岐部
41 上りパケット抽出・到着時刻測定部
42 上りパケット解析部
50 クロック変換部
60 光スプリッタ(1×2スプリッタ)
Claims (18)
- センタ装置より送出された下り光信号のスイッチングを行う下り光スイッチ手段と、
複数のリモート装置より送出された上り光信号のスイッチングを行う上り光スイッチ手段を有する光スイッチ装置において、
前記センタ装置より送出された下り光信号を第1の電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、
前記第1の電気信号を下り光信号に変換し、前記下り光スイッチ手段に入力する第1の電気光変換手段と、
前記上り光スイッチ手段から出力された上り光信号を第2の電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、
前記第2の電気信号を上り光信号に変換し、前記センタ装置に送出する第2の電気光変換手段と、
前記第1の光電気変換手段により変換された前記第1の電気信号における下りパケットを解析すると共に、前記下り光スイッチ手段および前記上り光スイッチ手段によるスイッチングの制御を行う制御手段と、を有し、
前記制御手段は、
自装置のLLID(Logical Link Identifier)が存在するときに、前記センタ装置からブロードキャストLLIDをもつパケットを検出したら、前記下り光スイッチ手段のポートを一つ選択して、当該パケットの長さだけ接続して当該パケットを通過させ、当該パケットがディスカバリ用GATEメッセージの場合、当該ポートと同一番号のポートを前記上り光スイッチ手段でも選択し、前記上り光スイッチ手段に対して当該ディスカバリ用GATEメッセージから取得された送信開始時刻に接続を開始し、所定の時間だけ接続を継続して、当該ポートに接続されたリモート装置からのREGISTER_REQメッセージを通過させ、
前記センタ装置から自装置のLLIDと異なるLLIDをもつレンジング用GATEメッセージを検出した場合、前記上り光スイッチ手段のポートを当該LLIDから定め、当該レンジング用GATEメッセージから取得された送信開始時刻に前記上り光スイッチ手段の接続を開始し、所定の時間だけ当該接続を継続して、当該ポートに接続されたリモート装置からのREGISTER_ACKメッセージを通過させ、
前記センタ装置からブロードキャストでない自装置のLLIDと異なるLLIDをもつパケットを検出したら、当該パケットのLLIDから前記下り光スイッチ手段のポートを定めて、当該パケットの長さだけ接続して当該パケットを通過させ、当該パケットが送信制御用GATEメッセージである場合、当該メッセージの情報領域から送信開始時刻、送信継続時間を取得し、当該LLIDから前記上り光スイッチ手段のポートを定め、前記上り光スイッチ手段に対して送信開始時刻に当該LLIDに対応するリモート装置と光スイッチ装置の往復時間を加えた時刻に接続を開始し、当該送信継続時間だけ接続を継続することを特徴とする光スイッチ装置。 - 前記制御手段は、前記第1の電気信号から下りパケットを抽出し、当該下りパケットの長さと下りパケットのあて先により、前記下り光スイッチ手段の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の光スイッチ装置。
- 前記制御手段は、前記第1の電気信号から下りパケットを抽出し、当該下りパケットのうちセンタ装置からリモート装置に対するメッセージを解析することにより、前記上り光スイッチ手段によるスイッチングの制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の光スイッチ装置。
- 前記制御手段は、前記第1の電気信号から下りパケットを抽出し、当該下りパケットのうちセンタ装置から光スイッチ装置に対するメッセージを解析することにより、上りパケットを生成し、当該上りパケットに係る電気信号を前記第2の電気信号に多重することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の光スイッチ装置。
- 前記第1の電気信号のクロックを光スイッチ装置内のクロックにのせかえる第1のクロック変換手段を有することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の光スイッチ装置。
- 前記第2の電気信号のクロックを光スイッチ装置内のクロックにのせかえる第2のクロック変換手段を有することを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の光スイッチ装置。
- 前記制御手段は、前記第2の電気信号から上りパケットを抽出し、当該上りパケットのうちリモート装置からセンタ装置に対するメッセージを解析することにより、前記上り光スイッチ手段によるスイッチングの制御を行うことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の光スイッチ装置。
- 前記制御手段は、前記第2の電気信号から上りパケットを抽出し、当該上りパケットの到着時刻を測定し、当該上りパケットのうちリモート装置からセンタ装置に対するメッセージを解析し、光スイッチ装置と当該上りパケットを送信したリモート装置との間の往復時間を求めることにより、前記上り光スイッチ手段によるスイッチングの制御を行うことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の光スイッチ装置。
- 前記制御手段は、前記ディスカバリ用GATEメッセージの後に、前記センタ装置からブロードキャストLLIDをもつパケットを検出したら、前記ディスカバリ用GATEメッセージを通過させたのと同一ポート番号を選択して、前記下り光スイッチ手段に対して当該パケットの長さだけ接続して当該パケットを通過させ、当該パケットがREGISTERメッセージの場合、当該REGISTERメッセージの情報領域から当該ポートに接続されているリモート装置に割り当てられたLLIDを取得し、当該LLIDと当該ポート番号を対応づけることを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の光スイッチ装置。
- 前記制御手段は、前記ディスカバリ用GATEメッセージのブロードキャストLLIDを検出するごとに、選択するポート番号をかえて、すべてのポート番号とポートに接続されているリモート装置に対応するLLIDとの対応関係を定めることを特徴とする請求項9に記載の光スイッチ装置。
- 前記制御手段は、前記光スイッチ装置に割り当てるLLID(Logical Link Identifier)として予め定められたものを使用することを特徴とする請求項1から10の何れかに記載の光スイッチ装置。
- 前記制御手段は、前記センタ装置からディスカバリ用GATEメッセージを検出し、自装置のLLIDが存在しないとき、当該センタ装置にREGISTER_REQメッセージで応答し、次に前記センタ装置からREGISTERメッセージを検出したときに、当該REGISTERメッセージからLLIDを取得することを特徴とする請求項1から10の何れかに記載の光スイッチ装置。
- 前記制御手段は、自装置のLLIDと同一LLIDをもつレンジング用GATEメッセージを検出したとき、当該レンジング用GATEメッセージに書かれた情報に基づいて、前記センタ装置に対してREGISTER_ACKメッセージで応答することを特徴とする請求項1から12の何れかに記載の光スイッチ装置。
- 前記制御手段は、自装置のLLIDと同一LLIDをもつ送信制御用GATEメッセージを検出したとき、当該送信制御用GATEメッセージに書かれた情報に基づいて、前記センタ装置に対してREPORTメッセージで応答することを特徴とする請求項1から13の何れかに記載の光スイッチ装置。
- センタ装置と、
複数のリモート装置と、
前記センタ装置より送出された下り光信号のスイッチングを行い、前記リモート装置より送出された上り光信号のスイッチングを行う請求項1から14の何れかに記載の光スイッチ装置と、を有することを特徴とする光アクセスネットワーク。 - センタ装置より送出された下り光信号のスイッチングを行う下り光スイッチ工程の前段に、
前記下り光信号を第1の電気信号に変換する第1の光電気変換工程と、
前記第1の電気信号を下り光信号に変換する第1の電気光変換工程を有し、
複数のリモート装置より送出された上り光信号のスイッチングを行う上り光スイッチ工程の後段に、
前記スイッチングにより出力された上り光信号を第2の電気信号に変換する第2の光電気変換工程と、
前記第2の電気信号を上り光信号に変換する第2の電気光変換工程を有し、
自装置のLLID(Logical Link Identifier)が存在するときに、前記センタ装置からブロードキャストLLIDをもつパケットを検出したら、前記下り光スイッチ工程におけるポートを一つ選択して、当該パケットの長さだけ接続して前記下り光スイッチ工程により当該パケットを通過させ、当該パケットがディスカバリ用GATEメッセージの場合、当該ポートと同一番号のポートを前記上り光スイッチ工程でも選択し、前記上り光スイッチ工程では当該ディスカバリ用GATEメッセージから取得された送信開始時刻に接続を開始し、所定の時間だけ接続を継続して、当該ポートに接続されたリモート装置からのREGISTER_REQメッセージを通過させ、
前記センタ装置から自装置のLLIDと異なるLLIDをもつレンジング用GATEメッセージを検出した場合、前記上り光スイッチ工程におけるポートを当該LLIDから定め、当該レンジング用GATEメッセージから取得された送信開始時刻に前記上り光スイッチ工程での接続を開始し、所定の時間だけ当該接続を継続して、当該ポートに接続されたリモート装置からのREGISTER_ACKメッセージを通過させ、
前記センタ装置からブロードキャストでない自装置のLLIDと異なるLLIDをもつパケットを検出したら、当該パケットのLLIDから前記下り光スイッチ工程におけるポートを定めて、当該パケットの長さだけ接続して当該パケットを通過させ、当該パケットが送信制御用GATEメッセージである場合、当該メッセージの情報領域から送信開始時刻、送信継続時間を取得し、当該LLIDから前記上り光スイッチ工程におけるポートを定め、前記上り光スイッチ工程では、取得された送信開始時刻に当該LLIDに対応するリモート装置と光スイッチ装置の往復時間を加えた時刻に接続を開始し、当該送信継続時間だけ接続を継続することを特徴とする光スイッチ装置による光スイッチ方法。 - コンピュータに、
センタ装置より送出された下り光信号のスイッチングを行う下り光スイッチ手段と、
複数のリモート装置より送出された上り光信号のスイッチングを行う上り光スイッチ手段として機能させる光スイッチ装置のプログラムにおいて、
前記センタ装置より送出された下り光信号を第1の電気信号に変換する第1の光電気変換手段と、
前記第1の電気信号を下り光信号に変換し、前記下り光スイッチ手段に入力する第1の電気光変換手段と、
前記上り光スイッチ手段から出力された上り光信号を第2の電気信号に変換する第2の光電気変換手段と、
前記第2の電気信号を上り光信号に変換し、前記センタ装置に送出する第2の電気光変換手段と、
前記第1の光電気変換手段により変換された前記第1の電気信号における下りパケットを解析すると共に、前記下り光スイッチ手段および前記上り光スイッチ手段によるスイッチングの制御を行う制御手段として機能させ、
前記制御手段は、
自装置のLLID(Logical Link Identifier)が存在するときに、前記センタ装置からブロードキャストLLIDをもつパケットを検出したら、前記下り光スイッチ手段のポートを一つ選択して、当該パケットの長さだけ接続して当該パケットを通過させ、当該パケットがディスカバリ用GATEメッセージの場合、当該ポートと同一番号のポートを前記上り光スイッチ手段でも選択し、前記上り光スイッチ手段に対して当該ディスカバリ用GATEメッセージから取得された送信開始時刻に接続を開始し、所定の時間だけ接続を継続して、当該ポートに接続されたリモート装置からのREGISTER_REQメッセージを通過させ、
前記センタ装置から自装置のLLIDと異なるLLIDをもつレンジング用GATEメッセージを検出した場合、前記上り光スイッチ手段のポートを当該LLIDから定め、当該レンジング用GATEメッセージから取得された送信開始時刻に前記上り光スイッチ手段の接続を開始し、所定の時間だけ当該接続を継続して、当該ポートに接続されたリモート装置からのREGISTER_ACKメッセージを通過させ、
前記センタ装置からブロードキャストでない自装置のLLIDと異なるLLIDをもつパケットを検出したら、当該パケットのLLIDから前記下り光スイッチ手段のポートを定めて、当該パケットの長さだけ接続して当該パケットを通過させ、当該パケットが送信制御用GATEメッセージである場合、当該メッセージの情報領域から送信開始時刻、送信継続時間を取得し、当該LLIDから前記上り光スイッチ手段のポートを定め、前記上り光スイッチ手段に対して送信開始時刻に当該LLIDに対応するリモート装置と光スイッチ装置の往復時間を加えた時刻に接続を開始し、当該送信継続時間だけ接続を継続すること特徴とする光スイッチ装置のプログラム。 - 請求項17に記載のプログラムを格納する記録媒体。
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