JP4676517B2 - 光アクセスシステム、光通信路切替装置及び光回線装置 - Google Patents

光アクセスシステム、光通信路切替装置及び光回線装置 Download PDF

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Description

本発明は、光アクセスシステムに関し、特に、光スイッチを利用して光通信路を切り替える光アクセスシステムにおける光通信路切替制御技術に関する。
高速インターネットアクセス手段として、PON(Passive Optical Network)による光アクセス方式が普及している。PONの方式として、非特許文献1に示される、EPON(Ethernet Passive Optical Network)、非特許文献2に示される、GPON(Gigabit−capable Passive Optical Network)等がある。
PONでは、通信事業者の局舎側で光ファイバを終端する光回線装置(OLT:Optical Line Terminal)、端末側で光ファイバを終端する光ネットワーク装置(ONU:Optical Network Unit)、及びOLTから引かれた光ファイバを、複数のONUに対して分岐するスプリッタによって構成される。
スプリッタは受動素子であるため、安価にネットワークを構築することが可能になる。しかし、信号がスプリッタにおいて全てのONUに分岐されるため、本来の通信相手ではないONUにも信号が到達する。このため、必ずしも十分な秘匿性を得られるとは限らない問題がある。また、スプリッタにおいて信号が分岐する際、光信号強度が低下するため、分岐数の増加にしたがって通信可能距離が短くなる問題もある。
これらのPONの問題点を解決する手法として、PONにおけるスプリッタの代わりに、能動素子である光スイッチを用いて光ファイバを分岐するネットワークが提案されている(例えば、特許文献1、2、非特許文献3、4参照。)。
特開2006−246262号公報 特開2007−67948号公報 IEEE Std 802.3TM−2005 ITU−T Recommendation G.984.1 IEICE TRANS.COMMUN.,VOL.E89−B,NO.3 pp.724−730 IEICE TRANS.COMMUN.,VOL.E89−B,NO.11 pp.3021−3031
前述した非特許文献3、4に記載された技術では、所望のONUに対して出力ポートを切り替える装置において、OLTによって送出された光信号を、光スイッチとフレーム読み出し処理を行う回路に対して分岐している。フレーム読出回路では、EPONフレームのプリアンブル部分に設定されている論理識別子(Logical Link Identifier、LLID)によって、光スイッチの出力ポートを切り替えている。光スイッチの前段には、フレーム読出回路における処理時間分、信号の伝送を遅延させるため、遅延回路を設けることが必要となる。非特許文献4によれば、遅延回路を光ファイバによって構成した場合、光ファイバは42.4mの長さになり、出力ポートを切り替える装置の小型化を妨げる。
上記目的を達成するために、本発明は、他のネットワークと接続される光回線装置、各々ユーザ端末と接続される複数の光ネットワーク装置、及び、前記光回線装置と光ネットワーク装置との間に設置され、前記光回線装置と前記複数の光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替える光通信路切替装置を備える光アクセスシステムにおいて、前記光回線装置は、前記光通信路切替装置が前記光回線装置と前記光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替えるための切替時刻を算出し、前記光回線装置と前記光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替えるため、前記算出された切替時刻及び切替先の光通信路の識別子が含まれる制御信号を、前記光通信路切替装置に送信し、前記光通信路切替装置は、前記制御信号に含まれる切替時刻及び前記切替先の光通信路の識別子に基づいて、前記光回線装置と前記光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替える。
本発明によれば、光回線装置(OLT)が、光スイッチの切替制御スケジュールと、データフレームの送信タイミングとを決定し、決定された切替制御スケジュールと送信タイミングとを光通信路切替装置(OSW)に伝達するため、OSWにおける光信号の遅延制御を行うことが不要となる。したがって、OSWを小型化できる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態のネットワークの構成例を示すブロック図である。
第1の実施の形態の光アクセスシステム50は、光回線装置(OLT)1、光通信路切替装置(OSW)2、及び、光ネットワーク装置(ONU)3を備える。ONU3はユーザ数に応じて複数備わるが、これらを区別しない場合はONU3と表記し、これらを区別する場合はONU3−1〜ONU3−nと表記する。
ONU31には複数のユーザ端末4(4−1〜4−n)が接続される。ユーザ端末4は、光アクセスシステム50、ゲートウェイ(GW)53を経由して、コア網55と通信する。
図2は、本発明の第1の実施の形態のOLT1の構成例を示すブロック図である。
OLT1は、合波・分波部(WDM)101、電気−光信号変換部(E/O変換部)102、光−電気信号変換部(O/E変換部)103、フレーム送信制御部104、下りフレーム処理部105、光スイッチ制御部106、プロトコル制御部108、上りフレーム処理部109及びゲートウェイインタフェース(GW IF)110を備える。
合波・分波部(WDM)101は、OLT1とOSW2との間で波長多重される上り光信号(OSW2からOLT1への光信号)と下り光信号(OLT1からOSW2への光信号)とを分離し、多重する。電気−光信号変換部(E/O変換部)102は、電気信号を光信号に変換する。光−電気信号変換部(O/E変換部)103は、光信号を電気信号に変換する。
フレーム送信制御部104は、OSW2へ送信されるフレームの送信を制御する。下りフレーム処理部105は、OSW2へ送信されるフレームを生成する。光スイッチ制御部106は、OSW2を制御するための処理をする。
プロトコル制御部108は、OLT1とONU3との間の通信制御のためのプロトコル処理(具体的には、非特許文献1で規定されているMultipoint Control Protocol (MPCP)と同等の処理)をする。上りフレーム処理部109は、OSW2から受信したフレームを処理する。ゲートウェイインタフェース(GW IF)110は、GW53に対する物理回線インタフェースである。
次に、下り方向、すなわち、OLT1からOSW2への通信においてOLT1が行う処理を説明する。
OLT1のGW IF110は、GW5からのフレームを受信すると、受信したフレームを下りフレーム処理部105に送る。
下りフレーム処理部105は、図15に示すテーブルを保持する。このテーブルは、MACアドレスと、ONU3を識別するための論理識別子(Logical Link Identifier、LLID)の対応付けが設定されている。下りフレーム処理部105は、このテーブル(図15)を参照することによって、受信したフレームに付与された宛先MACアドレスから、OSW2に対して送信するフレームに付与するLLIDを取得する。
光スイッチ制御部106は、OLT1がOSW2へ送信するフレームに関する情報を下りフレーム処理部105から取得し、ONU3がOSW2へフレーム送信する時刻に関する情報をプロトコル制御部108から取得することによって、OSW2における光スイッチエレメントの切替スケジュールを決定する。さらに、光スイッチ制御部106は、OSW2における光スイッチエレメントの切替スケジュールをOSW2に通知するため、光スイッチ切替制御フレームを生成する。
図3は、本発明の第1の実施の形態のOLT1のフレーム送信制御部104の構成例を示すブロック図である。
フレーム送信制御部104は、データフレームキュー(Q_data)1041、セレクタ(SEL)1044、下りスイッチ切替制御フレームキュー(Q_down)1042、上りスイッチ切替制御フレームキュー(Q_up)1043、及び、読み出し制御部1045を備える。
データフレームキュー(Q_data)1041は、下りフレーム処理部105によって生成された送信フレームの送信キューである。セレクタ(SEL)1044は、光スイッチ制御部106によって生成されたフレームが、下りスイッチ切替制御フレームであるか、上りスイッチ切替制御フレームを識別する。
下りスイッチ切替制御フレームキュー(Q_down)1042は、下りスイッチ切替制御フレームの送信キューである。上りスイッチ切替制御フレームキュー(Q_up)1043は、上りスイッチ切替制御フレームの送信キューである。
読み出し制御部1045は、Q_data1041、Q_down1042、Q_up1043の各キューからのデータの読み出しを制御する。
読み出し制御部1045は、光スイッチ制御部106と接続される。光スイッチ制御部106は、データフレームキュー1041、下りスイッチ切替制御フレームキュー1042及び上りスイッチ切替制御フレームキュー1043からの送信フレームの読み出しを制御をするため、光スイッチ制御部106によって生成された光スイッチ切替制御フレームに関する情報を読み出し制御部1045に通知する。
図4は、本発明の第1の実施の形態のOSW2の構成例を示すブロック図である。
OSW2は、合波・分波部(WDM)210−1〜210−n、下りスイッチエレメント211、上りスイッチエレメント212、下りスイッチドライバ213、上りスイッチドライバ214、下り制御回路215、上り制御回路216、フレーム処理部217、光−電気信号変換部(O/E変換部)218、電気−光信号変換部(E/O変換部)219、下りスプリッタ220、上りスプリッタ221、及び、合波・分波部(WDM)223を備える。
合波・分波部(WDM)210−1〜210−nは、各々、OSW2とONU3−1〜3−nとの間で波長多重される上り光信号と下り光信号とを分離し、多重する。
下りスイッチエレメント211は、OSW2からONU3−1〜3−nに伝送される信号の通信路を切り替える。上りスイッチエレメント212は、ONU3−1〜3−nからOSW2に伝送される上り信号の通信路を切り替える。
下りスイッチドライバ213は、下りスイッチエレメント211を駆動する回路である。上りスイッチドライバ214、上りスイッチエレメント212を駆動する回路である。
下り制御回路215は、下りスイッチエレメント211の切り替えを制御する。上り制御回路216は、上りスイッチエレメント212の切り替えを制御する。
フレーム処理部217は、OLT1から受信するスイッチ切替制御フレームを処理する。光−電気信号変換部(O/E変換部)218は、光信号を電気信号に変換する。電気−光信号変換部(E/O変換部)219は、電気信号を光信号に変換する。
下りスプリッタ220は、下り光信号伝送に用いられる光ファイバを分岐する。上りスプリッタ221は、上り光信号伝送に用いられる光ファイバを分岐する。合波・分波部(WDM)223は、OSW2とOLT1との間で波長多重される上り光信号と下り光信号とを分離し、多重する。
ここで、図16A、図16Bに、スイッチエレメント211、212の構成を示す。
図16Aに示すように、下りスイッチエレメント211は、一つの入力ポート2111とn個の出力ポート2112−1〜2112−nとを備え、スイッチドライバ213からの駆動信号によって、入力ポート2111と任意の出力ポート2112−1〜2112−nとの間が導通するように、下り信号の通信路を切り替える。
図16Bに示すように、上りスイッチエレメント212は、一つの出力ポート2121とn個の入力ポート2122−1〜2122−nとを備え、スイッチドライバ214からの駆動信号によって、任意の入力ポート2122−1〜2122−nと出力ポート2121との間が導通するように、上り信号の通信路を切り替える。
WDM223は、OSW2がOLT1から受信した光信号から、下り方向の波長の光信号のみを抽出し、抽出された信号をスプリッタ220に送る。スプリッタ220は、抽出された信号を、下りスイッチエレメント211及びO/E変換部218に分岐する。
下りスイッチエレメント211は、入力された光信号を、入力ポートとの間で導通状態にある出力ポートから出力する。出力ポートから出力された光信号は、WDM210を経由して、ONU3に送出される。
一方、スプリッタ220によって分岐され、O/E変換部218に入力された光信号は、電気信号に変換される。変換された電気信号は、フレーム処理部217に入力される。フレーム処理部217は、入力された電気信号からフレームを抽出し、フレーム処理(図14)を行う。
図17は、本発明の第1の実施の形態の、光スイッチエレメントの入出力ポート番号とLLIDとの対応関係が設定されたテーブルの構成例を示す図である。
このテーブルは、光スイッチエレメントの入出力ポート番号と、該入出力ポートに接続されるONU3に割り当てられたLLIDとを含み、OSW2の下り制御回路215又は上り制御回路216に設けられる。
光スイッチ切替制御フレーム(図10)を受信したOSW2は、該光スイッチ切替制御フレームに付与されたLLIDの値を抽出し、図17に示すテーブルを参照して、抽出されたLLIDの値を入出力ポート番号に変換する。この変換された入出力ポート番号によって、下り制御回路215は下りスイッチエレメント211の切替先を決定し、上り制御回路216は上りスイッチエレメント212の切替先を決定する。
なお、本実施例においては、スイッチエレメントの入出力ポート番号と、該入出力ポートに接続するONU3に割り当てられたLLIDとの対応関係を設定するテーブルを、OSW2に設けたが、このテーブルをOLT1に設けても、本実施例において説明する光スイッチエレメントの切替制御が可能である。
次に、OLT1がOSW2の下りスイッチエレメント211を制御する手順を説明する。
図5は、本発明の第1の実施の形態において、OLT1がOSW2の下りスイッチエレメント211を制御するシーケンスの例を示す図である。
図5に示す例では、一つの光スイッチ切替制御フレームを用いて、後続する三つのデータフレームの宛先に応じて、下りスイッチエレメント211の切り替えを制御する。
OLT1は、3フレーム分の宛先に応じた下りスイッチエレメント211の切替スケジュールが設定された光スイッチ切替制御フレームFR−C1を、OSW2に送信する。図5に示すように、OLT1が光スイッチ切替制御フレームFR−C1に設定するOSW2の下りスイッチエレメント211の切替スケジュールは、以下の三つである。すなわち、時刻t1にONU3#1に接続される出力ポートへの切り替え、時刻t2にONU3#5に接続される出力ポートへの切り替え、時刻t3にONU3#3に接続される出力ポートへの切り替え、の三つの切替スケジュールである。
OSW2は、光スイッチ切替制御フレームFR−C1を受信した後、光スイッチ切替制御フレームFR−C1の処理に時間Tcを要する。時間Tcは、LSI等の論理回路によって処理を行う場合、固定値となる。
OSW2は、光スイッチ切替制御フレームFR−C1を受信し、時間Tcが経過した後の時刻t1に、下りスイッチエレメント211の出力ポートの切替処理を開始し、時間Ts後に出力ポートの切替処理が完了する。
OLT1は、光スイッチ切替制御フレームFR−C1を送信し、時間Ta(OSW2における光スイッチ切替制御フレームの処理時間Tcと、下りスイッチエレメント211の出力ポート切替処理時間Tsとの和の時間)が経過した後に、ONU3#1宛の、データフレームFR−D1を送信する。データフレームFR−D1は、入力ポートとONU3#1が接続される出力ポートとの間が導通状態になっている下りスイッチエレメント211を通過する。
OSW2における光スイッチ切替制御フレームの処理時間Tcと、下りスイッチエレメント211の出力ポート切替処理時間Tsとは、OLT1に予め設定されるとよい。OLT1は、OLT1がONU3#1宛に送信するデータフレームFR−D1が下りスイッチエレメント211を通過するのに要する時間(Tf1)を、データフレームFR−D1のフレーム長から算出することが可能である。
OSW2がONU3#5と接続した出力ポートへ下りスイッチエレメント211を切り替える時刻t2は、t1+Ts+Tf1で表すことができる。
一方、OLT1は、データフレームFR−D1を送信完了後、時間Tsが経過した後に、ONU3#5宛のデータフレームFR−D2の送信を開始する。
OLT1によって送信されたデータフレームFR−D2は、下りスイッチエレメント211の出力ポート切替処理が完了した時刻t2+Tsに、入力ポートとONU3#5が接続される出力ポートとの間が導通状態になっている下りスイッチエレメント211を通過する。
同様にして、OSW2は時刻t3(t2+Ts+Tf2)に下りスイッチエレメント211の出力ポート切替処理を開始する。また、OLT1は、データフレームFR−D2の送信完了後、時間Ts経過した後に、ONU3#3宛のデータフレームFR−D3を送信する。これらの処理によって、データフレームFR−D3は、入力ポートとONU3#3が接続される出力ポートとの間が導通状態になっている下りスイッチエレメント211を通過する。
図6は、本発明の第1の実施の形態において、OLT1がOSW2の下りスイッチエレメント211を制御するシーケンスの別の例を示す図である。
図5に示す例では、一つの光スイッチ切替制御フレームを用いて、後続する複数のデータフレームに対する光スイッチエレメントの切替タイミングを制御した。一方、図6に示す例では、一つの制御フレームを用いて、後続する一つのデータフレームに対する光スイッチエレメントの切替タイミングを制御する。
図5に示す例と同様に、OLT1はOSW2に対して、光スイッチ切替制御フレームFR−C3を用いて、ONU3#1と接続する出力ポートへの切り替えを指示する。OSW2は、光スイッチ切替制御フレームFR−C3を受信し、時間Tcが経過した後の時刻t4に、下りスイッチエレメント211の出力ポートの切替処理を開始する。
OLT1は、光スイッチ切替制御フレームFR−C3を送信し、時間Ta(OSW2における光スイッチ切替制御フレームの処理時間Tcと、下りスイッチエレメント211の出力ポート切替処理時間Tsとの和の時間)が経過した後に、ONU3#1宛の、データフレームFR−D4を送信する。データフレームFR−D4は、入力ポートとONU3#1が接続される出力ポートとの間が導通状態になっている下りスイッチエレメント211を通過する。
また、OLT1はOSW2に対して、光スイッチ切替制御フレームFR−C4を用いて、ONU3#5と接続する出力ポートへの切り替えを指示する。OSW2は、光スイッチ切替制御フレームFR−C4を受信し、時間Tcが経過した後の時刻t5に、下りスイッチエレメント211の出力ポートの切替処理を開始する。
OLT1は、光スイッチ切替制御フレームFR−C4を送信し、時間Ta(OSW2における光スイッチ切替制御フレームの処理時間Tcと、下りスイッチエレメント211の出力ポート切替処理時間Tsとの和の時間)が経過した後に、ONU3#5宛の、データフレームFR−D5を送信する。データフレームFR−D5は、入力ポートとONU3#5が接続される出力ポートとの間が導通状態になっている下りスイッチエレメント211を通過する。
なお、図6に示す例のように、一つの光スイッチ切替制御フレームを用いて、後続する一つのデータフレームに対する光スイッチエレメントの切り替えを制御する場合は、光スイッチ切替制御フレームに設定される情報は、後続するデータフレームの宛先となるONU3と接続する出力ポートのみでよく、光スイッチの出力ポートを切り替える時刻がOLT1からOSW2に通知される必要はない。
次に、OLT1がOSW2の上りスイッチエレメント212を制御する手順を説明する。
図7は、本発明の第1の実施の形態において、OLT1がOSW2の上りスイッチエレメント212を制御するシーケンスの例を示す図である。
OLT1は、下りスイッチエレメント211の切替スケジュールを通知するため、光スイッチ切替制御フレームFR−C5をOSW2に送信する。次に、OLT1は、それぞれのONU3がOLT1に対してフレーム送信を許可する時刻を通知するGateメッセージFR−G1、FR−G2、FR−G3を、各々、ONU3#1、ONU3#5、ONU3#3に送信する。Gateメッセージは、非特許文献1に規定されるMPCPのGateメッセージに準拠するものである。
次に、OLT1は、上りスイッチエレメント212の切り替えを制御するため、光スイッチ切替制御フレームFR−C6をOSW2に送信する。光スイッチ切替制御フレームFR−C6にOLT1によって設定されるOSW2の上りスイッチエレメント212の切替スケジュールは、図7に示す例において、以下の三つである。すなわち、時刻t6に、ONU3#1と接続する入力ポートへの切り替え、時刻t7に、ONU3#5と接続する入力ポートへの切り替え、時刻t8に、ONU3#3と接続する入力ポートへの切り替える3回の切替スケジュールである。
ここで、時刻t6は、OLT1がONU3#1に対して、GateメッセージFR−G1によって許可が与えられたフレーム送信時刻t11、ONU3#1からOSW2への光信号の伝搬遅延時間Tr_1、及び、光スイッチ切替処理に要する時間Tsを考慮した、時刻t11+Tr_1−Tsとなる。同様に、時刻t7は、OLT1がONU3#5に対して、GateメッセージFR−G2によって許可が与えられたフレーム送信時刻t51、ONU3#5からOSW2への光信号の伝搬遅延時間Tr_5、及び、光スイッチ切替処理に要する時間Tsを考慮した、時刻t51+Tr_5−Tsとなる。さらに、時刻t8は、OLT1がONU3#5に対して、GateメッセージFR−G3によって許可が与えられたフレーム送信時刻t31、ONU3#3からOSW2への光信号の伝搬遅延時間Tr_3、及び、光スイッチ切替処理に要する時間Tsを考慮した、時刻t31+Tr_3−Tsとなる。
Gateメッセージを受信したONU3#1、ONU3#5、ONU3#3は、GateメッセージFR−G1、FR−G2、FR−G3によって通知されたスケジュールに従って、それぞれ、データフレームFR−D6、FR−D7、FR−D8をOLT1に送信する。
OSW2の上りスイッチエレメント212は、データフレームFR−D6が到達したとき、ONU3#1が接続される入力ポートが、出力ポートと導通状態になっている。また、OSW2の上りスイッチエレメント212は、データフレームFR−D7が到達したとき、ONU3#5が接続される入力ポートが、出力ポートと導通状態になっている。さらに、OSW2の上りスイッチエレメント212は、データフレームFR−D8が到達したとき、ONU3#3が接続される入力ポートが、出力ポートと導通状態になっている。このため、データフレームFR−D6、FR−D7、FR−D8はOLT1に到達する。
図20は、本発明の第1の実施の形態において、各ONU3−1〜3−nからOSW2への光信号の伝搬遅延時間の測定方法の一例の説明図である。
OLT1は、スイッチ切替制御フレームFR−C10をOSW2に送る。OSW2は、スイッチ切替制御フレームFR−C10を受信すると、下りスイッチエレメント211の、ある出力ポートへ切り替える。
OLT1は、スイッチ切替制御フレームFR−C10に続いて、時刻t10に、接続されたONU3#10を発見するためのGateメッセージFR−G10を、OSW2に送信する。GateメッセージFR−G10には、タイムスタンプt10が設定される。
OSW2は、GateメッセージFR−G10を監視し、GateメッセージFR−G10に設定されたタイムスタンプt10をローカルカウンタに設定する。GateメッセージFR−G10は、スイッチ切替制御フレームFR−C10によって切り替わった下りスイッチエレメント211の出力ポートを通過し、ONU3#10に到達する。
ONU3#10は、GateメッセージFR−G10を受信すると、タイムスタンプt10をローカルスタンプに設定する。
以上説明したような、非特許文献1に記載された手順によって、OLT1、OSW2、及び、ONU3#10の時刻が同期する。
GateメッセージFR−G10を受信したONU3#10は、Register_RequestメッセージFR−R10を時刻t11まで繰り返し送信する(FR−R10からFR−R12)。
OSW2は、時刻t11に、上りスイッチエレメント212の入力ポートを、ONU3#10と接続されるポートに切り替える。ONU3#10によって繰り返し送信されるRegister_Requestメッセージのうち、最初にOLT1に到達するメッセージはFR−R11であり、OLT1がFR−R11を受信した時刻をt12とする。時刻t11にONU3#10が送信したRegister_RequestメッセージFR−R12は、OSW2を通過し、時刻t14にOLT1に到達する。
t14とt12の差の2分の1が、ONU3#10とOSW2との間の光信号の伝搬遅延時間となる。
図11は、本発明の第1の実施の形態のOLT1の下りフレーム処理部105によって実行される処理手順の一例を示すフローチャートである。
OLT1の下りフレーム処理部105(図2参照)は、下りデータフレームを受信すると(FL110)、受信したデータフレームのフレーム長を計算する(FL120)。次に、フレーム処理部105は、MACアドレス−LLID対応テーブル(図15)を検索することによって、受信したデータフレームに付与された宛先MACアドレスに対応したLLIDの値を取得する(FL130)。
フレーム処理部105は、ステップFL120において取得したフレーム長、及び、ステップFL130で取得したLLIDの値を、光スイッチ制御部106に通知する(FL140)。フレーム処理部105は、受信したデータフレームを送信制御部104に入力し(FL150)、下りフレームの処理を終了する。
次に、OLT1のフレーム送信制御部104に設けられる読み出し制御部1045(図3参照)のデータフレーム送信手順を説明する。
図18は、本発明の第1の実施の形態のOLT1の読み出し制御部1045によって実行されるデータフレーム送信手順の一例を示すフローチャートである。
まず、読み出し制御部1045は、一つの光スイッチ切替制御フレームに後続するデータフレーム数の値N、及び、実際に送信したデータフレーム数を表すカウンタ”i”の値を”1”にセットする(FL505)。データフレーム数の値Nは、光スイッチ制御部106から通知される。
そして、下りスイッチエレメント211を制御するための光スイッチ切替制御フレームを、下りスイッチ切替制御フレームキュー1042から読み出して、読み出した光スイッチ切替制御フレームを送信(FL510)後、タイマTM1を起動する(FL515)。
そして、タイマTM1の値が、図5で説明した、時間Ta(OSW2が光スイッチ切替制御フレームを処理するのに要する時間Tcと、OSW2が下りスイッチエレメント211の切替処理に要する時間Tsとの和の時間)に到達すると(FL520)、データフレームキュー(Q_data)1041から一つデータフレームを取り出し、取り出されたデータフレームを送信する(FL525)。
ここで、カウンタ”i”の値と送信フレーム数Nとを比較する(FL530)。”i=N”の場合は、一つの光スイッチ切替制御フレームによってタイミングが指示された数のデータフレームの送信が完了したので、データフレーム送信処理を終了する(FL550)。一方、”i=N”ではない場合には、一つの光スイッチ切替制御フレームによって送信すべきデータフレームが残っているので、後続のデータフレームの送信タイミングを計るためのタイマTM2を起動し(FL535)、カウンタ”i”の値を加算する(FL540)。
タイマTM2の値が、図5で説明したTs(下りスイッチエレメント211の切替処理に要する時間)に到達すると、ステップFL525に戻り、データフレームキュー(Q_data)1041から一つデータフレームを取り出し、取り出されたデータフレームを送信する。
以下、カウンタ”i”の値がNに到達するまで、同様の処理を繰り返す。
図12は、本発明の第1の実施の形態のOLT1の光スイッチ制御部106によって実行される下り通信の制御に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。
OLT1の光スイッチ制御部106(図2参照)は、初期化(FL200)した後、フレーム数カウンタ”i”の値を”0”にセットし(FL205)、待機状態(FL210)に遷移する。
待機状態FL210において、送信フレームのフレーム長及びLLIDが、下りフレーム処理部105から通知されると、通知された送信フレームのフレーム長から、フレームがOSW2を通過する時刻にスイッチを切り替えるよう、下りスイッチエレメント211の切替時刻を計算する(FL215)。
次に、フレーム数カウンタ”i”の値を加算し(FL220)、カウンタの値を判定する(FL225)。 フレーム数カウンタ”i”の値が、予め規定されている閾値”m”と一致する場合には、制御されるデータフレームが所定の最大数蓄積されたので、ステップFL240に遷移する。ここで閾値”m”は、一つのスイッチ切替制御フレームに後続する下りデータフレームの最大数である。
ステップFL225において、フレーム数カウンタ”i”の値が”1”である場合には、タイマーを起動し(FL230)、待機状態(FL210)に遷移する。
一方、フレーム数カウンタ”i”の値が、閾値”m”、”1”のいずれにも一致しない場合には、タイマーが満了しているか否かを判定する(FL235)。そして、タイマーが満了している場合は、ステップFL240に遷移する。タイマーが満了していない場合は、待機状態(FL210)に再度遷移する。
ステップFL240において、スイッチ切替制御フレームを生成すると、タイマーをリセット(FL245)した後、ステップFL205に遷移し、次のスイッチ切替制御フレームを生成するために、フレーム数カウンタ”i”の値を”0”にセットし、待機状態FL210に遷移する。
待機状態FL210において、ステップFL230で起動したタイマーが満了すると、ステップFL240に遷移し、前記のステップFL225、FL230、FL235から遷移した場合と同様、スイッチ切替制御フレームを生成する。
なお、本実施の形態では、一つのスイッチ切替制御フレームに後続する下りデータフレームの最大数mを超えると、トラフィックが高い時に遅延が大きくなること、また、タイマー満了時間を超えてデータフレームが蓄積されると、トラフィックが低い時に遅延が大きくなること、を考慮し、データフレームの最大数とタイマーとによって、スイッチ切替制御フレームの生成を制御した。しかし、データフレームの最大数又はタイマーのいずれかによって、スイッチ切替制御フレームの生成を制御してもよい。
図13は、本発明の第1の実施の形態のOLT1の光スイッチ制御部106によって実行される上り通信の制御に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。
光スイッチ制御部106は、プロトコル処理部108からONU3#x宛のGateメッセージに設定されたGrant開始時刻t_xが通知されると(FL305)、上りスイッチの切替時刻を計算する(FL310)。ここで、上りスイッチの切替時刻の算出方法は、図7を用いて説明した通りである。
次に、他のONU3へのGateメッセージがあるか否かを判定する(FL315)。他のONU3へのGateメッセージがある場合には、ステップFL305に戻る。一方、他の他のONU3へのGateメッセージがない場合には、上り光スイッチ切替制御フレームを生成し(FL320)、処理を終了する。
図14は、本発明の第1の実施の形態のOSW2のフレーム処理部217によって実行される処理手順の一例を示すフローチャートである。
スプリッタ220は、OSW2(図4)が受信した光信号を、下りスイッチエレメント211とO/E変換部218とに分岐する。O/E変換部218は、入力された光信号を電気信号に変換する。変換された電気信号は、フレーム処理部217に送信されて、フレーム処理部217においてフレーム化される(FL410)。
フレーム処理部217は、フレームのプリアンブル部に付与されたLLIDを参照する(FL415)。受信フレームに付与されているLLIDが、自装置(OSW2)に割り当てられているLLIDと一致する場合、ステップFL420に進む。一方、受信フレームに付与されているLLIDが、自装置(OSW2)に割り当てられているLLIDと一致しない場合には、処理を終了する(FL450)。
受信フレームに付与されているLLIDが、自装置(OSW2)に割り当てられているLLIDと一致する場合、受信フレームの種別を判定する(FL420)。受信フレームが図9で示すMPCPDU65のType/Length640、及び、命令コード651に設定されている値が、光スイッチ切替制御フレームに割り当てられている値と一致する場合、図10で示す光スイッチ切替制御フレームの制御対象フィールド6531に設定されている値から、該光スイッチ切替制御フレームが、上りスイッチ制御用のフレームであるか、下りスイッチ制御用のフレームであるかを判定する。
その結果、このフレームが上りスイッチ制御用の光スイッチ切替制御フレームである場合には、OSW2の上り制御回路216へ該光スイッチ切替制御フレームを転送し(FL425)、処理を終了する(FL440)。一方、このフレームが下りスイッチ制御用の光スイッチ切替制御フレームである場合には、OSW2の下り制御回路215へ該光スイッチ切替制御フレームを転送し(FL430)、処理を終了する(FL440)。
なお、ステップFL420において、受信フレームが光スイッチ切替制御フレームではないと判定した場合の処理を設けてもよい。
なお、ステップFL425、及び、ステップFL430において、スイッチ切替制御フレームを転送された上り制御回路216、及び、下り制御回路215は、スイッチ切替制御フレームに設定された情報を用いて、それぞれ、上りスイッチエレメント212、下りスイッチエレメント211の切り替えを制御する。
本実施の形態の光アクセスシステムでは、OLT1、OSW2、ONU3が送受信するフレームのフォーマットとして、EPONのフレームフォーマットを用いることが可能である。
図8は、本発明の第1の実施の形態で用いられるEPONのフレームフォーマットを示す図である。
EPONのフレーム60は、プリアンブル610、宛先MACアドレス(DA)620、送信元MACアドレス(SA)630、フレーム種別又はフレーム長を示すType/Lengthフィールド640、ペイロード650、及び、フレームチェックシーケンス(FCS)660の各フィールドが含まれる。
プリアンブル610は、予約フィールド611及び613、SLD(Start of LLID Delimiter)612、論理識別子(LLID)614、及び、符号誤りチェックを行うCRC(Cyclic Redundancy Check)615の各フィールドを含む。
SLD612は、プリアンブル領域に論理識別子(Logical Link Identifier、LLID)が記載されていることを示すフィールドである。LLID614は、OLT1がONU3、又はOSW2に割り当てる論理的な識別子である。
本実施の形態の光アクセスシステムでは、OLT1からOSW2に送信される光スイッチ切替制御フレームのフォーマットとして、非特許文献1に規定されるMPCPDU(Multipoint Control Protocol Data Unit)と同等のフォーマットを用いることが可能である。
図9は、本発明の第1の実施の形態で用いられるMPCPDUのフォーマットを示す図である。
MPCPDU65は、図8に示すEPONのフレーム60のDA620、SA630、Type/Lengthフィールド640、ペイロード650、及び、FCS660を含む。特にペイロード650には、命令コード651、タイムスタンプ652、及び、データ653が含まれる。
図10は、本発明の第1の実施の形態で用いられる光スイッチ切替制御フレームのフォーマットの一例を示す図である。図10では、EPONフレーム60のペイロード650部分のみを示している。
光スイッチ切替制御フレームでは、命令コード651にスイッチ切替を示す値が設定される。さらに、タイムスタンプ652に続いて、データ653には、上りスイッチ、又は、下りスイッチのいずれを制御するフレームであるかを示す制御対象6531、当該の光スイッチ切替制御フレームに設定されている光スイッチ切替スケジュールの切替設定数6532、光スイッチの切替時刻とLLID(又は光スイッチのポート番号)の対応付け6533(6533−1〜6533−n)が設定される。
本実施の形態の光アクセスシステムにおいて、OLT1、OSW2、ONU3が送受信するフレームのフォーマットに、GPON(非特許文献2)で使用されるフレームと同等のフォーマットを用いることが可能である。
図19Aは、本発明の第1の実施の形態において、GPONで用いられる下りフレームのフォーマットを示す図である。下りフレーム70には、PCBdフィールド710とペイロード720が設けられる。
図19Bは、本発明の第1の実施の形態において、PCBdフィールド710に設けられるPLOAM(Physical Layer OAM)711のフォーマットを示す図である。PLOAM711は、ONU ID7111、Message ID7112、データ7113、及び、CRC7114の各フィールドを含む。
光スイッチ切替制御フレームとして、GPONのフレームと同等のフォーマットを用いる場合には、図19Aに示す下りフレーム70のペイロード720、又は、図19Bに示すPLOAMのデータ7113部分に、図9及び図10に示したフレームをマッピングすることによって、本発明を実施することが可能である。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図21は、本発明の第2の実施の形態のOSW2の構成例を示すブロック図である。
第2の実施の形態のOSW2は、前述した第1の実施の形態のOSW2(図4)と異なり、OLT1から送信された下り光信号は、スプリッタではなく、光スイッチ230によって分岐されることである。
すなわち、前述した第1の実施の形態のOSW1では、OLT1から受信した下り光信号は、スプリッタによって、下りスイッチエレメントとO/E変換部とに分配される。一方、第2の実施の形態のOSW1では、OLT1から受信した下り光信号は、1入力2出力の光スイッチ230によって、下りスイッチエレメント211、又は、O/E変換部218のいずれかに配信される。
また、前述した第1の実施の形態のOSW1では、スプリッタ221が、E/O変換部からの光信号と上りスイッチエレメントからの光信号とを結合する。一方、第2の実施の形態のOSW2では、E/O変換部219からの光信号と上りスイッチエレメント212からの光信号とが、2入力1出力の光スイッチ231によって結合する。すなわち、E/O変換部219から光スイッチ231に到達する信号、又は、上りスイッチエレメント212から光スイッチ231に到達する信号のいずれかが、WDM223に送信される。
光スイッチ230は、下り制御回路215と接続されている。下り制御回路215は、光スイッチ230の出力ポートの切り替えを制御する。下り制御回路215は、周期的に光スイッチ230の出力ポートを、下りスイッチエレメント211への出力信号用、又は、O/E変換部218への出力信号用に切り替える。
OSW2は、図5及び図6で説明したように、光スイッチ230の出力ポートがO/E変換部218に切り替えられた状態のタイミングで、光スイッチ切替制御フレームを受信する。また、OSW2は、図5及び図6で説明したように、光スイッチ230の出力ポートが下りスイッチエレメント211に切り替えられた状態のタイミングで、ONU3宛のデータフレームの光信号を受信する。
光スイッチ231は、上り制御回路216と接続されている。上り制御回路216は、光スイッチ231の入力ポートの切り替えを制御する。上り制御回路216は、周期的に光スイッチ231の入力ポートを、上り光スイッチエレメント212からの入力信号用、又は、E/O変換部からの入力信号用に切り替える。
OSW2は、図7で説明したように、光スイッチ231の入力ポートが上りスイッチエレメント212に替えられた状態タイミングで、ONU3からOLT1に対して送信されるデータフレームに関する光信号を受信する。
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態では、光スイッチによって光信号を分岐するので、スプリッタによる光信号の減衰を避けることができる。
本発明の第1の実施の形態のネットワークの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の光回線装置(OLT)の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のOLTのフレーム送信制御部の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の光通信路切替装置(OSW)の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態において、OLTがOSWの下りスイッチエレメントを制御するシーケンスの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、OLTがOSWの下りスイッチエレメントを制御するシーケンスの別の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、OLTがOSWの上りスイッチエレメントを制御するシーケンスの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態で用いられるEPONのフレームフォーマットを示す図である。 本発明の第1の実施の形態で用いられるMPCPDUのフォーマットを示す図である。 本発明の第1の実施の形態で用いられる光スイッチ切替制御フレームのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のOLTの下りフレーム処理部によって実行される処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のOLTの光スイッチ制御部によって実行される下り通信の制御に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のOLTの光スイッチ制御部によって実行される上り通信の制御に関する処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のOSWのフレーム処理部によって実行される処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のOLTに設けられるMACアドレス−LLID対応テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のOSWの下りスイッチエレメントの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のOSWの上りスイッチエレメントの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の、光スイッチエレメントの入出力ポート番号とLLIDとの対応関係が設定されたテーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の読み出し制御部によって実行されるデータフレーム送信手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態において、GPONで用いられる下りフレームのフォーマットを示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるPLOAMのフォーマットを示す図である。 本発明の第1の実施の形態において、ONUからOSWへの光信号の伝搬遅延時間の測定方法の一例の説明図である。 本発明の第2の実施の形態のOSWの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 光回線装置(OLT)
2 光通信路切替装置(OSW)
3 光ネットワーク装置(ONU)
4 端末
50 光アクセスシステム
53 ゲートウェイ
55 コア網

Claims (16)

  1. 他のネットワークと接続される光回線装置、各々ユーザ端末と接続される複数の光ネットワーク装置、及び、前記光回線装置と光ネットワーク装置との間に設置され、前記光回線装置と前記複数の光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替える光通信路切替装置を備える光アクセスシステムにおいて、
    前記光回線装置は、
    前記光通信路切替装置が前記光回線装置と前記光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替えるための切替時刻を算出し、
    前記光回線装置と前記光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替えるため、前記算出された切替時刻及び切替先の光通信路の識別子が含まれる制御信号を、前記光通信路切替装置に送信し、
    前記光通信路切替装置は、前記制御信号に含まれる切替時刻及び前記切替先の光通信路の識別子に基づいて、前記光回線装置と前記光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替えることを特徴とする光アクセスシステム。
  2. 前記光回線装置は、前記制御信号を送信後、予め定められた時間の経過後に、前記他のネットワークから前記光ネットワーク装置に転送されるフレームを送信することを特徴とする請求項1に記載の光アクセスシステム。
  3. 前記予め定められた時間は、前記光通信路切替装置が前記制御信号を処理するための時間と、前記光通信路切替装置が光通信路を切り替えるための時間との和の時間であることを特徴とする請求項2に記載の光アクセスシステム。
  4. 前記制御信号には、前記光通信路の切替時刻と前記切替先の光通信路の識別子との組が、2組以上含まれることを特徴とする請求項1に記載の光アクセスシステム。
  5. 前記光回線装置は、
    前記制御信号を送信後、予め定められた第1の時間の経過後に、前記光ネットワーク装置に転送される第1のフレームを送信し、
    前記第1のフレームを送信後、前記第1の時間とは異なる予め定めれらた第2の時間経過後に、前記光ネットワーク装置に転送される第2のフレームを送信することを特徴とする請求項4に記載の光アクセスシステム。
  6. 前記第1の時間は、前記光通信路切替装置が前記制御信号を処理するための時間と、前記光通信路切替装置が光通信路を切り替えるための時間との和の時間であることを特徴とする請求項5に記載の光アクセスシステム。
  7. 前記第2の時間は、前記光通信路切替装置が光通信路を切り替えるための時間であることを特徴とする請求項5に記載の光アクセスシステム。
  8. 前記光回線装置は、
    当該光ネットワーク装置がフレームを送信する時刻、該光ネットワーク装置と前記光通信路切替装置との間の光信号の伝搬遅延時間、及び、前記光通信路切替装置が光通信路を切り替えるための時間に基づいて、当該光通信路切替装置が光通信路を切り替えるための切替時刻を算出することを特徴とする請求項1に記載の光アクセスシステム。
  9. ゲートウェイを介して他のネットワークと通信する光回線装置、及び、各々ユーザ端末と接続する複数の光ネットワーク装置を含む光通信システムに備わる光通信路切替装置において、
    前記光通信路切替装置は、
    前記光回線装置と前記光ネットワーク装置の間に設置され、前記光回線装置と前記複数の光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替えて接続し、
    前記光回線装置によって算出された光通信路の切替時刻、及び、切替先の光通信路の識別子が含まれる制御信号を前記光回線装置から受信した場合、前記制御信号に含まれる切替時刻及び切替先の光通信路の識別子に基づいて、前記光回線装置と前記光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替えることを特徴とする光通信路切替装置。
  10. 前記制御信号には、前記光通信路の切替時刻と、前記切替先の光通信路の識別子との組が、2組以上含まれることを特徴とする請求項9に記載の光通信路切替装置。
  11. 各々端末と接続される複数の光ネットワーク装置との間に、光通信路切替装置を介して設定された複数の光通信路を用いて、前記複数の光ネットワーク装置と通信し、他のネットワークと接続される光回線装置において、
    前記光通信路切替装置が前記光回線装置と前記光ネットワーク装置との間の光通信路を切り替えるための切替時刻を算出し、
    前記光通信路切替装置が前記光通信路を切り換えるため、前記算出された切替時刻及び切替先の光通信路の識別子が含まれる制御信号を生成し、
    前記生成された制御信号を前記光通信路切替装置に送信することを特徴とする光回線装置。
  12. 前記生成される制御信号には、前記光通信路切替装置が前記光通信路を切り替えるための切替時刻と、切替先の光通信路の識別子との組が、2組以上含まれることを特徴とする請求項11に記載の光回線装置。
  13. 前記他のネットワークから前記光ネットワーク装置に転送されるフレームのフレーム長に基づいて、前記制御信号に含まれる光通信路の切替時刻を算出することを特徴とする請求項11に記載の光回線装置。
  14. 前記他のネットワークから前記光ネットワーク装置に転送されるフレームの宛先に基づいて、前記制御信号に含まれる切替先の光通信路の識別子を導出することを特徴とする請求項11に記載の光回線装置。
  15. 前記制御信号を送信後、所定の時間の経過後に、前記光ネットワーク装置に転送されるフレームを送信し、
    前記所定の時間は、前記光通信路切替装置が前記制御信号を処理するための時間と、前記光通信路切替装置が光通信路を切り替えるための時間との和の時間であることを特徴とする請求項11に記載の光回線装置。
  16. 前記制御信号を送信後、予め定められた第1の時間の経過後に、前記光ネットワーク装置に転送される第1のフレームを送信し、
    前記第1のフレームを送信後、前記第1の時間とは異なる予め定めれらた第2の時間経過後に、前記光ネットワーク装置に転送される第2のフレームを送信し、
    前記第1の時間は、前記光通信路切替装置が前記制御信号を処理するための時間と、前記光通信路切替装置が光通信路を切り替えるための時間との和の時間であり、
    前記第2の時間は、前記光通信路切替装置が光通信路を切り替えるための時間であることを特徴とする請求項11に記載の光回線装置。
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