JP4708633B2 - 床構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、床構造に関する。
【0002】
【背景の技術】
従来、工業化住宅の一つとして、床・壁・屋根等の構造材を予め工場等でパネル化し、施工現場でこれらのパネルを組み立てることにより、住宅を構築するパネル工法が一部に採用されている。パネルは、例えば、桟材を枠状に組み立てて枠体を形成し、この枠体内に必要に応じて補強桟材を縦横に組みつけ、枠体の上面に合板等の面材を貼りつけたものが一般的である。パネル工法においては、基礎上に複数の床パネルを敷設して一階の床部を構築し、この床部の上に複数の壁パネルを立設して接合することで壁部を構築している。また、二階以上の床部は、一階の場合の基礎に代えて、下階の壁パネル上に配置されている。
【0003】
また、パネル工法においては、モジュール設計が行われており、縦横に基準長さ単位(モジュール)毎に線が引かれた方眼上において、壁、基礎の配置が決められており、壁及び基礎の厚みに対する中心線もしくは該中心線の近傍が前記方眼の線上に配置されるようになっている。一方、床パネルのサイズも、前記規準単位に基づいて規格化されており、例えば、床パネルの長さは、一方の基礎もしくは壁のほぼ中心線の位置からこれら基礎もしくは壁と平行な他方の基礎もしくは壁のほぼ中心線までの長さとされている。
【0004】
従って、住宅の内側に設けられた基礎や壁上においては、左右から二つの壁パネルの端部が載せられることになる。一方、住宅の外周部分の布基礎や壁上においては、布基礎や壁の一方側(住宅の内側)からだけ壁パネルの端部が載せられることになり、布基礎や壁の上面の住宅の外側半分には壁パネルの端部が載ることがなく、あいた状態となってしまう。なお、後述するように、布基礎や壁パネル上には、床パネルの端部を介して上階の壁パネルが立設されるので、上述のように住宅の外周部分の基礎や壁パネルの上面が半分あいた状態のままとすることができないので、この部分の基礎上には、半土台と称する床パネルと同じ上下厚の角材を配置し、壁パネル上には、胴差と称する床パネルと同じ上下厚の角材を配置していた。
【0005】
その際、床パネルの端部と壁パネルとの接合部は、例えば、特開2000−303551号公報に示されるように、図3において、基礎1aにはパネルを接合するためのアンカーボルト5aを予め設けておく。そして、まず、基礎1a上に半土台32bおよび床パネル3aを載置し、これらの上部に壁パネル4aを立設し、この際に壁パネル4aの枠体42aをアンカーボルト5aに挿通させる。この後、壁パネル4aの作業用開口(図示しない)を通して、ナット6aを螺合して締め付ける構造となっている。また、図示しないが、上階も同様、下階の壁パネルの上端に胴差および床パネルを載置し、これらの上部に壁パネルを立設し、この際に枠体を胴差ボルトに挿通させる。この後、壁パネルの作業用開口(図示しない)を通して、ナットを螺合して締め付ける構造となっている。
【0006】
また、建築現場での作業性を向上するために、外壁となる壁パネルの外面側に予め工場で外装材を取り付ける場合がある。この際に、住宅の外周部の布基礎上に配置される一階の壁パネルにおいては、壁パネルよりしたの半土台の部分も外装材が覆うように、外装材を壁パネルの下端部より下方に延出するようにしていた。
また、外装材の壁パネルの下端部より下方に延出する部分を保護するために、壁パネルの下端部には、外装材の裏面側において、外装材と同様に下方に延出する合板等からなる板体が設けられていた。
そして、一階の壁パネルの下方には、半土台側に雨水が流れ込むのを防止する水切材が配置されるが、上述のような壁パネルを用いた場合には、前記水切材が前記板体に取り付けられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のパネルの接合方法によると、基礎と壁パネルとの間、もしくは、下階の壁パネルと上階の壁パネルとの間は、床パネルと半土台(上階では胴差)によって支持されており、基礎上(上階では壁パネル)の領域を二分し合っている。そして、アンカーボルト(上階では胴差ボルト)が床パネルと半土台との当接面を通るように、基礎から壁パネルへ、下階の壁パネルから上階の壁パネルへと挿通され、締結されている。
しかし、この方法では、床パネルと半土台のそれぞれにアンカーボルトを挿通させる半円状の切欠きを設ける必要があった。そのため、アンカーボルト取り付け時には、床パネルの桟材または半土台がずれる可能性があり、孔にいくらかの余裕(ルーズホール)を持たせることが必要となり、また、上に壁パネルを取り付けるまでは、何らかの手段で床パネルと半土台とを固定させておく必要があった。
また、住宅が大きくなるにつれて部品点数も増加するため、部品の製造効率、住宅の施工効率を向上させにくかった。
また、上記外装材を壁パネルの下方に延出するように予め取り付けた場合に必要となり、外装材の延出部分を保護する板体は、外装材が取り付けられた壁パネルの輸送方法を検討することで、少なくとも、輸送時に前記板体がなくても外装材を保護することが可能となるが、取付後の外装材の下端部の保護や水切材の取付等に問題がある。
【0008】
そこで、本発明の課題は、部品点数を減らすことで、部品の製造効率および住宅の施工効率を向上させる住宅の床構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、例えば、図1に示すように、基礎上に床パネル3が縦横に配設された建物の床構造であって、前記建物の外周部分にほぼ連続して配置される基礎である外周部分の布基礎1上に前記床パネルの一方の端部が載せられて、前記床パネルの一方の端部が前記布基礎に支持され、かつ、前記床パネルの一方の端面と、前記基礎の上面の前記住宅の外周側の側縁とがほぼ同じ位置に上下に重なって配置され、前記布基礎の上面の左右の側縁部間を前記床パネルの端部がほぼ覆うようになっており、
前記床パネルは、縦横の桟材を矩形枠状に組んだ枠体32と、該枠体の少なくとも上面側に設けられる面材31とを備え、前記基礎上には、該基礎上に載せられた前記床パネルの一方の端部を介して外壁となる壁パネル4が立設され、前記基礎には、その上部から上方に突出して前記床パネルの一方の端部を貫通して前記壁パネルの下端部に至るアンカーボルト5が設けられ、前記床パネルの一方の端部側に配置される前記枠体の桟材の水平方向に沿った厚さが、前記基礎の上面の前記住宅の外周側の側縁から少なくとも前記アンカーボルトを超えた位置までの距離より厚くされ、かつ、前記桟材の前記アンカーボルトに対応する位置に、前記アンカーボルトを挿通する挿通孔Aが形成され、
前記外壁となる壁パネルには、予め、前記壁パネルを設置する前に、前記壁パネルの外面側に、該外面と僅かに間隔を開けて板状の外装材73が取り付けられているとともに、前記外装材の下端部が少なくとも壁パネルの下に配置される床パネルの端面をほぼ覆い隠すように、前記壁パネルの下端部より下に延出し、前記外装材の下端部の裏面側から外装材の下側に延出するように水切材74が配置されているとともに、該水切材の上端部が前記外装材と前記床パネルの一方の端面との間にスペーサ75とともに配置され、前記水切材が、前記外装材、前記水切材及び前記スペーサを貫通して床パネルの端部に突き刺さる接合部材76により、床パネル及び外装材に固定されていることを特徴とする。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、床パネルの一方の端面と、布基礎の上面の住宅の外周側の側縁とがほぼ同じ位置に上下に重なって配置されていることにより、布基礎上には床パネルのみが設置されることになる。したがって、半土台を用いずに済むことから、従来の工法に比べて部品点数を減らすことができ、施工工数の削減、コストの低減を図ることができる。また、構成部品の減少により、布基礎と床パネルとの接続構造を簡単なものとすることができる。
【0012】
また、床パネルの一方の端部側に配置される枠体の桟材の水平方向に沿った厚さが、布基礎の上面の住宅の外周側の側縁から少なくともアンカーボルトを超えた位置までの距離より厚くされているため、布基礎上に安定して床パネルを設置することができる。また、桟材のアンカーボルトに対応する位置に、アンカーボルトを挿通する挿通孔が形成されているため、従来の半円状の切欠きを設けた桟材を合わせた部分にアンカーボルトで固定する方法と違って、アンカーボルトの挿通後は、床パネルがずれることはなく、施工能率を上げることができる。また、床パネルは、挿通孔にアンカーボルトを挿通させて取り付けられるため、上記従来の工法に比べて取付強度を強化することができる。
【0014】
また、外装材の下端部が少なくとも壁パネルの下に配置される床パネルの端面をほぼ覆い隠すように、壁パネルの下端部より下に延出されているため、住宅の美観を向上させることができるとともに、壁パネルや布基礎等を保護することができる。また、従来、外装材に設けられていた板体を取り外し、外装材と壁パネルとの間にスペーサを取り付けた水切材を挿入することにより、板体を取り付けなくても済むことができる。さらに、水切材が、外装材、水切材及びスペーサを貫通して床パネルの端部に突き刺さる接合部材により、床パネル及び外装材に固定されることにより、壁パネル設置後の外装材の端部を保護することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態を図1および図2を参照して詳細に説明する。一階における床構造は、建物の布基礎1上に床パネル3の一方の端部が載せられて、床パネル3の一方の端部が布基礎1に支持され、かつ、床パネル3の一方の端面と、布基礎1の上面の住宅の外周側の側縁とがほぼ同じ位置に上下に重なって配置され、布基礎1の上面の左右の側縁部間を床パネル3の端部がほぼ覆うようになっている。この床構造は、布基礎1と、該布基礎1上に設置される台輪2と、端部が該台輪2上に設置された床パネル3と、該床パネル3上に立設された壁パネル4と、布基礎1に下端を埋設され上端が布基礎1の上面から上に向かって延出するアンカーボルト5とを備えている。布基礎1から上に向かって延出するアンカーボルト5が床パネル3の一方の端部に挿通され、さらに床パネル3の一方の端部から延出したアンカーボルト5が、床パネル3上に載置される壁パネル4の枠体42に挿通されてナット6にて締結される。
【0020】
布基礎1は、住宅の土台となるもので、逆T字形状をなしており、住宅の建築領域において立ち上げて形成されている。また、布基礎1上に台輪2が設置され、さらに台輪2の上に、一階の床となる床パネル3が設置されるようになっている。
【0021】
床パネル3は、住宅の床を形成するものであり、縦横の桟材を矩形枠状に組み立てて枠体32を形成し、該枠体32内に必要に応じて補強桟材を縦横に取り付け、枠体32の少なくとも上面側に合板等からなる面材31を貼設したものである。床パネル3の一方の端部側に配置される枠体32の桟材の水平方向に沿った厚さは、布基礎1の上面の住宅の外周側の側縁から少なくともアンカーボルト5を超えた位置までの距離より長くされている。
また、床パネル3端部の枠体32には、布基礎1から延出するアンカーボルト5と対応する位置に挿通孔Aが形成されている。挿通孔Aは、枠体32と面材31を貫通するように形成されている。
【0022】
壁パネル4は、住宅の壁面を形成するものであり、縦横の桟材を矩形枠状に組み立てて枠体42を形成し、該枠体42内に必要に応じて補強桟材を縦横に取り付け、枠体42の両面に合板等からなる面材41を貼設したものである。
壁パネル4端部の枠体42には、上記の床パネル3の挿通孔Aから延出するアンカーボルト5と対応する位置に挿通孔Aが形成されている。挿通孔Aは、枠体42の下側の桟材を貫通するように形成されている。
【0023】
壁パネル4の外面側となる面材41には、予め工場等で防水シート71、壁の仕上げ材となる外装材73、壁パネル4と外装材73とに間隔を設けて通気性を高めるとともに、壁パネル4に外装材73を貼り付けるための胴縁72等が備えられている。壁パネル4の面材41に防水シート71が敷設され、該防水シート71上に一定の間隔をおいて胴縁72が設置され、さらに、胴縁72の上面に、防水シート71とで胴縁72を挟みこむように外装材73が設置されている。外装材73の下端部は少なくとも壁パネル4の下に配置される床パネル3の端面をほぼ覆い隠すように壁パネル4の下端部より下に延出されている。なお、外装材73は、水切材74を釘等で突き刺して固定することができるよう、木等の繊維を含んだ窯業系のものである。
【0024】
また、外装材73を備えた壁パネル4を床パネル3に取り付けた後には、水切材74が外装材73の下端部の裏面側から外装材73の下側に延出するように床パネル3と外装材73との間に挿入され、配置されている。
水切材74は、布基礎1の方へ雨水が流れるのを防止するものであり、布基礎1の長手方向に長尺で、かつ、鉛直に備えられる帯板状に形成されており、その下端部は、外側に向けて折り曲げられ、さらに途中で鉛直下方向に向けて折り曲げられた形状とされている。
【0025】
アンカーボルト5は、一方の端部が布基礎1に埋設されており、布基礎1から露出する部分は、少なくとも床パネル3の枠体32の厚さと壁パネル4の枠体42の厚さを足した長さより長くされており、台輪2、床パネル3、壁パネル4を挿通した後、ナット6にて締結される。
【0026】
次に、本発明の一階の床構造の施工方法について説明する。
従来の住宅の施工と同様、地面に布基礎1を構築する。その際、アンカーボルト5は、布基礎1上の厚さのほぼ中央に、螺合する部分を鉛直上方向に露出した状態で設置される。設置された布基礎1上のアンカーボルト5を台輪2に挿通させて台輪2を設置する。
そして、工場等で予め生産された床パネル3を、挿通孔Aにアンカーボルト5を挿通させ、台輪2上に設置する。
【0027】
続いて、工場等で予め生産された外装材73を備えた壁パネル4を、挿通孔Aに床パネル3から延出したアンカーボルト5に挿通させ、床パネル3上に立設する。
壁パネル4の枠体42から延出したアンカーボルト5をナット6により締結することで布基礎1上への床パネル3および壁パネル4の設置が行われる。その際、外装材73の下端部と床パネル3の枠体32との間にスペーサ75を備えた水切材74を挿入し、外装材73、水切材74、スペーサ75を貫通して床パネル3の端部に突き刺さる釘等の接合部材76によって床パネル3及び外装材73に固定する。
【0029】
以上のことから、床パネル3の枠体32の桟材を半土台(胴差)の大きさ分大きくしたことで、従来床パネル3の取り付けに用いられてきた半土台の取り付けを省略することができ、部品点数、施工工数を減らすことができる。したがって、床パネル3を大きくしたことで床パネル3自体の製造コストは上がるが、部品点数、施工工数を減らすことによるコストの低減の方が大きく、全体としてコストダウンを図ることができる。また、アンカーボルト5を床パネル3の挿通孔Aに挿通させる機構であるから、アンカーボルト5の挿通後は、床パネル3がずれることはなく、施工能率を向上させることができる。
【0030】
また、床パネル3の枠体32は、布基礎1上の厚さのほぼ中央でアンカーボルト5を挿通させて取り付けることができるため、従来に比べて床パネル3の布基礎1への取付強度を増すことができる。
また、床パネル3に挿通孔Aを形成するだけの非常に簡単な方法でよく、従来のようにルーズな切欠きを形成する必要がない。
さらに、水切材74にスペーサ75を取り付けることにより、床パネル3と外装材73との間に板体を設ける必要がなくなり、水切材74の取付部分の構造を簡単にすることができる。また、外装材73及び水切材74が台輪2や床パネル3の端部を隠すことにより、住宅の美観を向上させることができる。また、外装材73は、壁パネル4の下端部より下側に延出されているため、壁パネル4運搬時に壁パネル4の破損を防ぐことができる。
【0031】
なお、住宅の外周部分において、全ての床パネル及び壁パネルがアンカーボルトや胴差ボルトで基礎や下階の壁パネルに固定される必要はない。
また、本発明に係る床パネルおよび壁パネルの接合構造は上述のものに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更、改良、組み合わせ等がなされた接合構造を包含するものである。
【0032】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、床パネルの一方の端面と、布基礎の上面の住宅の外周側の側縁とがほぼ同じ位置に上下に重なって配置されていることにより、布基礎上には床パネルのみが設置されることになる。したがって、従来の工法に比べて部品点数を減らすことができ、施工工数の削減、コストの低減を図ることができる。また、構成部品の減少により、布基礎と床パネルとの接続構造を簡単なものとすることができる。
【0033】
また、布基礎上に安定して床パネルを設置することができる。また、従来の切欠きを設けた桟材を合わせた部分にアンカーボルトで固定する方法と違って、アンカーボルトの挿通後は、床パネルがずれることはなく、施工能率を上げることができる。また、床パネルは、上記従来の工法に比べて取付強度を強化することができる。
【0034】
さらに、住宅の美観を向上させることができるとともに、壁パネルや布基礎等を保護することができる。また、壁パネル運搬時においても壁パネルの破損を防ぐことができる。また、従来水切材を取り付けるために床パネル等に設けられていた板材等を必要とせず、部品点数を減らすことができる。また、水切材はスペーサを介して接合部材によって床パネル及び外装材に固定されているため、接合構造を簡単なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一階の床構造を説明するための図である。
【図2】上記実施の形態の水切材の取付構造を説明するための図である。
【図3】従来技術として例示する、床構造を説明するための図である。
【符号の説明】
1 布基礎
3 床パネル
4 壁パネル
5 アンカーボルト
31 面材(床パネル)
32 枠体(床パネル)
73 外装材
74 水切材
75 スペーサ
76 接合部材
8 ボルト
A 挿通孔
Claims (1)
- 基礎上に床パネルが縦横に配設された建物の床構造であって、前記建物の外周部分にほぼ連続して配置される基礎である外周部分の布基礎上に前記床パネルの一方の端部が載せられて、前記床パネルの一方の端部が前記布基礎に支持され、かつ、前記床パネルの一方の端面と、前記基礎の上面の前記住宅の外周側の側縁とがほぼ同じ位置に上下に重なって配置され、前記布基礎の上面の左右の側縁部間を前記床パネルの端部がほぼ覆うようになっており、
前記床パネルは、縦横の桟材を矩形枠状に組んだ枠体と、該枠体の少なくとも上面側に設けられる面材とを備え、前記基礎上には、該基礎上に載せられた前記床パネルの一方の端部を介して外壁となる壁パネルが立設され、前記基礎には、その上部から上方に突出して前記床パネルの一方の端部を貫通して前記壁パネルの下端部に至るアンカーボルトが設けられ、前記床パネルの一方の端部側に配置される前記枠体の桟材の水平方向に沿った厚さが、前記基礎の上面の前記住宅の外周側の側縁から少なくとも前記アンカーボルトを超えた位置までの距離より厚くされ、かつ、前記桟材の前記アンカーボルトに対応する位置に、前記アンカーボルトを挿通する挿通孔が形成され、
前記外壁となる壁パネルには、予め、前記壁パネルを設置する前に、前記壁パネルの外面側に、該外面と僅かに間隔を開けて板状の外装材が取り付けられているとともに、前記外装材の下端部が少なくとも壁パネルの下に配置される床パネルの端面をほぼ覆い隠すように、前記壁パネルの下端部より下に延出し、前記外装材の下端部の裏面側から外装材の下側に延出するように水切材が配置されているとともに、該水切材の上端部が前記外装材と前記床パネルの一方の端面との間にスペーサとともに配置され、前記水切材が、前記外装材、前記水切材及び前記スペーサを貫通して床パネルの端部に突き刺さる接合部材により、床パネル及び外装材に固定されていることを特徴とする床構造。
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JPH0462249A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-27 | Misawa Homes Co Ltd | 床と壁の接合構造およびその接合方法 |
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2001
- 2001-09-12 JP JP2001276817A patent/JP4708633B2/ja not_active Expired - Fee Related
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