JP4706313B2 - 計器用表示板とそれを備える計器 - Google Patents

計器用表示板とそれを備える計器 Download PDF

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Description

本発明は、金属板から形成された計器用表示板とそれを備える計器に関するものである。
近年、金属の質感を強調した見映えの向上等を目的として、アルミニウム薄板を材料とし、これに、所望の文字、模様、図案、絵柄等の表示意匠を形成した車両用の計器用表示板がある。
例えば、アルミニウム薄板の裏面に支持シートを貼着し、アルミニウム薄板をエッチングすることにより、表示意匠を支持シートの上面に達する開口部として形成する計器用表示板が開示されている(特許文献1を参照)。
具体的には、アルミニウム薄板の裏面に透明の支持シートを貼着し、その上面に、マスキングインキにより表示意匠の形状を露出面部として印刷する。エッチング処理により、このマスキングを施されてない露出面部を、裏面に貼着されている支持シートの上面に達するまで開口する。表示意匠を、この開口部として形成するものである。
一般に、この計器用表示板は、その背後に配設された光源により透過照明される自発光タイプの計器として用いられる。イグニッションスイッチがオフされている時、光源が消灯され、表示意匠は、暗色で表示される。このため、表示意匠は目立たたず、計器用表示板の金属の質感(見映え)は、損なわれない。
一方、イグニッションスイッチがオンされると、光源が点灯され、この点灯された光源の光は、表示意匠としての開口部を通して透明の支持シートを透過して、これを発光させて、表示意匠を視認させることができる。
特開2000−199082号公報
しかし、太陽光が計器用表示板を直射すると、アルミニウム薄板と開口部を通した表示意匠としての支持シートは、共に、この太陽光を高効率に反射する。この反射光の強度は、支持シートを透過した光源の発する光の強度より格段に高くなる。このため、アルミニウム薄板と開口部を通した表示意匠としての支持シートからの太陽光の反射光は、互いに区別がつきにくく、表示意匠を視認し難いという問題が生じる恐れがある。
一方、イグニッションスイッチをオフすると、光源が消灯されるが、この際、表示意匠を目立たないようにしたいという要請がある。これは、表示意匠を見る必要がない場合において、表示意匠を目立つことがないようにすることにより、計器用表示板の金属の質感(見映え)が損なわれないようにしたいという要請があるからである。この要請は、特に太陽光が計器用表示板を直射しない一般的な場合に、高い。
しかしながら、太陽光の直射がなく且つ表示意匠を透過照明する光源を消灯した場合に表示意匠が目立たないようにさせることと、太陽光が計器用表示板を直射した場合に表示意匠が視認可能であるようにさせることとは、互いに相反することであり、このため、これが問題となる。
このことは、車両用計器に限らず、アルミニウム薄板を含む金属板から形成された計器用表示板に共通する問題である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、表示意匠が開口部として形成された金属板を備える計器用表示板とそれを備える計器において、太陽光の直射がなく且つ表示意匠を透過照明する光源を消灯した場合に表示意匠が目立たないようにさせつつ、太陽光が計器用表示板を直射した場合に表示意匠を視認可能とさせることを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の計器用表示板は、表示意匠が開口部として形成された金属板と、金属板の前記開口部に配設され、透光性と該金属板の反射率と異なる反射率とを有する表示部材とを備え、表示部材は、暗色または金属板の色調と略同一の色調で視認されるように構成され、表示部材は、金属板の裏面に貼着された透光性を有する支持シートと、該支持シートの上面と裏面の一方に形成されると共に透光性を有し且つ金属板の反射率と異なる反射率を有する反射層と、該支持シートにおいて該反射層の背後側に形成されると共に透光性と光反射性とを有する半透光層とを備え、反射層は、金属板の反射率より低い反射率を有し、支持シートの上面と前記裏面の一方にシボ加工を施すことによって形成される構成とする。
この構成では、金属板の反射率と異なる反射率を有する表示部材を、金属板の開口部に配設する。これにより、太陽光が計器用表示板を直射した場合に、太陽光の表示部材による反射強度が、太陽光の金属板による反射強度と異なることとなるため、表示意匠を金属板を背景として視認させることができる。
また、この構成では、表示部材が、金属板の色調と略同一の色調で視認されるように構成される。これにより、太陽光の直射がない場合に、表示意匠を目立たなくできる。
請求項7に記載の計器用表示板は、表示部材が、金属板の裏面に貼着された透光性を有する支持シートと、支持シートの上面と裏面の一方に形成されると共に透光性を有し且つ金属板の反射率と異なる反射率を有する反射層と、該支持シートにおいて反射層の背後側に形成されると共に透光性と光反射性とを有する半透光層とを備える構成とする。
請求項1に記載の計器用表示板は、反射層が、金属板の反射率より低い反射率を有し、支持シートの上面と前記裏面の一方にシボ加工を施すことによって形成される構成とする。反射層は、金属板の反射率より低い反射率を有し、支持シートの上面と裏面の一方にシボ加工を施すことによって形成される構成とする。
この構成では、反射層をシボ加工により形成するため、上述の効果を、より簡易に得ることができる。
請求項2に記載の計器用表示板は、支持シートが無色透明性を有する構成とする。
この構成では、支持シートが無色透明性を有するため、上述の効果を、より簡易な構成で得ることができる。
請求項3に記載の計器用表示板は、表示意匠が開口部として形成された金属板と、金属板の開口部に配設され、透光性と該金属板の反射率と異なる反射率とを有する表示部材とを備え、表示部材は、暗色または金属板の色調と略同一の色調で視認されるように構成され、表示部材は、金属板の裏面に貼着された透光性と暗色の色調とを有する支持シートと、該支持シートの上面形成されると共に透光性を有し且つ金属板の反射率と異なる反射率を有する反射層とを備え、反射層は、金属板の前記反射率より低い反射率を有し、前記支持シートの前記上面にシボ加工を施すことによって形成されること構成とする。
この構成では、反射層をシボ加工により形成するため、上述の効果を、より簡易に得ることができる。
請求項4に記載の計器用表示板は、支持シートを金属板の裏面に貼着した後に、表示意匠をエッチングにより開口部として形成する構成とする。
この構成では、支持シートを金属板の裏面に貼着する貼着した後に、表示意匠をエッチングにより開口部として形成する。これにより、表示意匠の一部が金属板から分離した形状であっても、この一部は、支持シートにより計器用表示板に固定される。この結果、複雑な形状を有する表示意匠を実現することができ、この場合においても上述の効果を得ることができる。
請求項5に記載の計器は、表示意匠は、文字と目盛とを有し、太陽光が直射した場合に、文字と目盛における太陽光の反射強度が、その周りの金属板による太陽光の反射強度より低く、太陽光の直射下において、文字と目盛が金属板に対して視認可能となり、一方、太陽光の直射がない場合には、表示部材の色調によって、文字と目盛が金属板に対してほとんど目立たなくなるように反射率と色調が設定されている構成とする。
この発明によれば、太陽光が計器用表示板を直射すると表示意匠を目立つようにし、太陽光が計器用表示板を直射しない一般的な場合に表示意匠を目立たないようにすることができる。
請求項6に記載の計器は、計器用表示板と、この背後に配設され且つ表示部材を通して開口部から光を放射する光源とを備える構成とする。
この構成では、計器が、上述の計器用表示板とこれを透過照明する光源とを備え、この構成においても上述の効果を得ることができる。
請求項7に記載の計器は、金属板の表示意匠側に配置された指針と、指針を駆動する内機とを備える構成とする。
この構成においても上述の効果を得ることができる。
以下、本発明による計器用表示板を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による計器用表示板を備える計器であるコンビネーションメータ1の正面図である。図1の矢印が示す上下方向が自動車の上下方向と同じである。
図2は、図1中のII−II線断面図である。
図3は、図1に示す文字盤2の正面図である。
図4は、図3中のIV−IV線拡大断面図である。
図5は、図3に示す文字盤2の製造工程図である。
図6は、図1に示すコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する回路構成図である。
コンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方に配置されて当該自動車に関する各種車両情報を表示する。本実施形態によるコンビネーションメータ1は、図1に示すように、自動車の走行速度を指示する速度計を形成する。
速度計は、表示意匠である文字(数字を含む)21と目盛22とを有する計器用表示板の一部を構成する文字盤2と指針3等から構成され、指針3が文字盤2の上面(図2中の矢印が示す上側の面)に沿って回動することによって、当該自動車の走行速度を表示して運転者に視認させるものである。
文字盤2の背後(図2の矢印が示す下側)には、内機であるムーブメント4、光源である発光ダイオード5、リフレクタ6、透光性部材である拡散板7、およびプリント基板8が配置される。プリント基板8は、コンビネーションメータ1の電気回路部を構成するものであり、ムーブメント4と発光ダイオード5は、プリント基板8に実装される。
ムーブメント4は、例えば交差コイル式アクチュエータ、あるいはステッピングモータ等から構成され、外部からの電気信号(本実施形態においては車速に関する信号)に対応した角度だけシャフト41を回動させるものである。シャフト41は、文字盤2の貫通孔31を通して上面側、つまり図2の矢印が示す上側へ延出し、その先端に指針3が固定される。
発光ダイオード5は、文字盤2の文字21と目盛22とを透過照明するものであり、例えば白色光を発するものである。リフレクタ6は、発光ダイオード5からの白色光を拡散板7へ導くものである。
計器用表示板は、本発明の特徴である文字盤2と拡散板7から構成される。
拡散板7は、白色で透光性を有する樹脂板材(ポリカーボネイト樹脂等)から形成され、リフレクタ6に導かれた発光ダイオード5からの白色光を、文字盤2の文字21と目盛22へ均一に導くものである。
文字盤2は、図3と図4に示すように、金属板であるアルミニウム板25と、支持シートであり無色透明の樹脂フィルム26と、樹脂フィルム26をアルミニウム板25に固定させ且つ透光性を有する接着層27とから形成される。樹脂フィルム26は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等から形成される。ここで、本発明による表示部材は、拡散板7と樹脂フィルム26とから構成される。
文字21と目盛22とは、アルミニウム板25に形成され且つそれぞれの形状を有する開口部であるエッチング穴21a、22aとその背後にある接着層27と樹脂フィルム26とから構成される。ここで、文字21では、図4に示すように、エッチング穴21aによりアルミニウム板25から分離した分離部21bが形成される。しかし、分離部21bは、接着層27により、樹脂フィルム26に固定されるため、文字盤2から分離することはない。
アルミニウム板25と接着層27と樹脂フィルム26の各厚さ寸法T1,T2,T3は、例えば、それぞれ、0.25mm、0.05mm、0.075mmである。
尚、図2において、拡散板7は、その厚さ寸法T4が、例えば、1.5mmであり、樹脂フィルム26との隙間寸法Gが、例えば、1.0mmとなるように、リフレクタ6により支持される。
発光ダイオード5からの白色光は、拡散板7を介して樹脂フィルム26と接着層27(図2では省略されている)とを透過し、この透過光が、文字21と目盛22として、エッチング穴21a、22aから視認される。
次に、文字盤2の製造工程について、図5に基づいて説明する。
工程S1で、厚さ寸法T1が0.25mmのアルミニウム板材を、文字盤2の9枚分である400×400mmのサイズに切断する。次に、厚さ寸法T3が0.075mmのポリエチレンテレフタレート(PET)シートの片面の全面上に、感圧接着剤が予め塗着された樹脂シート材を用意する。
工程S2で、この樹脂シート材を、工程S1で切断されたアルミニウム板材の片面の全面上に、熱圧着により貼付し、文字盤母材を形成する。文字盤母材において、アルミニウム板材がアルミニウム板25に対応し、PETシートが樹脂フィルム26に対応し、感圧接着剤が接着層27に対応する。
工程S3で、文字盤母材のアルミニウム板材の上面に、図3に示すヘアライン24を、文字盤2の9枚分、回転砥石により形成する。ヘアライン24は、貫通孔31と略同心円状に形成され、文字盤2に高級感やスポーティ感等を与える装飾模様である。
工程S4で、ヘアライン加工が施された文字盤母材を、例えば、所定温度で所定濃度の硫酸の電解液中で文字盤母材のアルミニウム板材を陽極として、所定条件の直流電流を通電する。これにより、アルミニウム板材の全上面に厚さ10ミクロン程度の酸化膜を形成する(陽極酸化する)、即ち、アルマイト処理を施す。
工程S5で、所定のマスキングインキを、文字盤母材のアルミニウム板材の酸化膜上に、スクリーン印刷等により形成する。マスキングは、図3において、文字21と目盛22の各形状を抜いた(露出させる)形状で行う。
マスキングインキが形成された文字盤母材を、エッチング液でエッチング処理する。エッチング液は、例えば、所定温度に過熱した所定濃度の苛性ソーダ水溶液を主材としたものや、所定の状態に調整した常温の塩化鉄水溶液等であり、これを用いて、浸漬等の手段により、文字盤母材のアルミニウム板材をエッチングする。
このエッチング処理完了後、マスキングインキを、これ溶解する溶剤で浸漬等により除去する。これにより、図4に示すように、アルミニウム板材(アルミニウム板25)を、その裏面の接着層27に達するまで開口させ、エッチング穴21a(22aも同様)を形成する。
工程S6で、400×400mmサイズの文字盤母材20を、9枚の文字盤母材20に分割すると共に、貫通孔31を打ち抜く。
工程S7で、図3に示すV溝を形成して文字盤2を完成させる(工程S8)。
尚、白色で透光性を有する拡散板7は、アルミニウム板25や樹脂フィルム26の各反射率より低い反射率を有する。
以上説明した本実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成について、図6に基づいて説明する。
マイクロコンピュータ等から構成される制御装置9には、バッテリ11から電力が常時供給され、イグニッションスイッチ10がその操作ポジション(オフポジション、オンポジション)を検出可能に接続され、当該自動車の車速を検出する車速センサ12や図示しないセンサやスイッチ等がそれらの信号を入力可能に接続される。
また、車速センサ12からの検出信号に応じて制御装置9によって駆動されるムーブメント4や、発光ダイオード5も、制御装置9に接続される。
以上説明した本発明の第1実施形態による計器用表示板の作動について説明する。
図7は、図2に示す文字盤2と透光性部材である拡散板7の作用効果を説明する断面模式図である。
イグニッションスイッチ10がオンされると、図6において、制御装置9は、それを検出して作動を開始し、車速センサ12からの出力信号に基づき、ムーブメント4を駆動する。又、この時、発光ダイオード5を点灯させる。
点灯した発光ダイオード5からの白色光は、図7中の矢印Qが示す光路に従って、リフレクタ6により白色で透光性を有する拡散板7に導かれ、これを透過した白色光が、無色透明の樹脂フィルム26を透過する。これにより、文字盤2の文字21と目盛22は、図7中の矢印P1が示す光路の自然光による銀色のアルミニウム板25を背景として、エッチング穴21a、22aを通して白色の発光表示として視認される。
尚、自然光が少ない(暗い)場合、文字盤2の文字21と目盛22は、暗色(暗い状態)のアルミニウム板25を背景として、エッチング穴21a、22aから白色の発光表示として視認される。
また、太陽光が文字盤2を直射する場合、図7において、太陽光の強度が発光ダイオード5からの白色光の強度より格段に高いため、矢印P1、P2、P3が示す光路の太陽光の強度は、矢印Qが示す光路の発光ダイオード5からの透過光の強度より格段に高くなる。この結果、文字盤2の文字21と目盛22を視認できるかどうかは、矢印P1、P2、P3が示す光路の太陽光により決定される。
ここで、太陽からの矢印P1、P2が示す光路の光は、それぞれ、太陽がアルミニウム板25と樹脂フィルム26に写るように光って見える。しかし、白色で透光性を有する拡散板7の反射率は、アルミニウム板25や樹脂フィルム26の各反射率より低い。このため、拡散板7の表面で反射した矢印P3が示す光路の光は、矢印P1、P2が示す光路の太陽光の強度より低く、且つ、白色の拡散板7として、無色透明の樹脂フィルム26を通して視認される。
即ち、文字21と目盛22における矢印P2、P3が示す光路の光は、その強度がアルミニウム板25で反射した矢印P1が示す光路の光の強度よりも低く、且つ、拡散板7による白色を帯びることとなる。これにより、文字盤2の文字21と目盛22は、矢印P1で示す光路の太陽光による非常に明るい銀色のアルミニウム板25を背景として、これより強度が低く且つ銀色と類似するがこれと異なる白色として、矢印P2、P3が示す光路に従ってエッチング穴21a、22aを通して視認される。
一方、イグニッションスイッチ10がオフされると、制御装置9は、その作動を停止して、発光ダイオード5を消灯させる。
上述したように、白色で透光性を有する拡散板7の反射率が低いため、図7中の矢印P3が示す光路の自然光の反射強度は、さらに低くなる。それに加えて、拡散板7の白色は、銀色と類似するため、ほとんど視認できなくなる(暗色で視認される)。これにより、文字盤2は、図7中の矢印P1が示す光路の自然光による銀色のアルミニウム板25のみ視認され、その金属の質感(見映え)が損なわれることがない。
尚、自然光が少ない(暗い)場合、文字盤2は、文字21と目盛22を含めて、暗色(暗い状態)として視認されるので、その金属の質感(見映え)が損なわれることがない。
以上説明した本発明の第1実施形態による計器用表示板は、表示意匠である文字21と目盛22がエッチングにより開口部であるエッチング穴21a、22aとして形成された金属板であるアルミニウム板25と、その裏面に貼着された無色透明の支持シートである樹脂フィルム26と、その背後にアルミニウム板25の反射率とより低い反射率を有する透光性部材である拡散板7とを備え、拡散板7がアルミニウム板25の色調と類似する色調である白色を有する。
これにより、太陽光が計器用表示板を直射した場合には、拡散板7がアルミニウム板25の反射率より低い反射率を有し且つアルミニウム板25の色調と類似するが異なる白色を有するため、文字21と目盛22における太陽光の反射強度がその背景であるアルミニウム板25による太陽光の反射強度より低く且つアルミニウム板25と異なる色調の薄い白色で視認される。このため、文字21と目盛22がアルミニウム板25に対してより区別し易くなる(視認可能となる)。
一方、太陽光の直射がなく文字21と目盛22を透過照明する光源である発光ダイオード5を消灯した場合には、拡散板7が樹脂フィルム26の背後に配設され且つアルミニウム板25の色調と類似する白色を有するため、文字21と目盛22がアルミニウム板25に対してほとんど目立たなくなる。
即ち、表示意匠が開口部として形成された金属板を備える計器用表示板において、太陽光の直射がなく且つ表示意匠を透過照明する光源を消灯した場合に表示意匠が目立たないようにさせつつ、太陽光が計器用表示板を直射した場合に表示意匠を視認させることができる。
尚、発光ダイオード5が消灯されている場合に、太陽光の直射の有無に係わらず、文字盤2の文字21と目盛22を目立たなくするためには、以下の検討が必要となる。上述したように、太陽光が文字盤2を直射する場合は、文字盤2の文字21と目盛22を視認できるかどうかは、矢印P1、P2、P3が示す光路の太陽光の各強度により決定される。このため、太陽光が文字盤2を直射する場合、発光ダイオード5が消灯されている場合に文字21と目盛22を目立たなくし、発光ダイオード5が点灯されている場合に文字21と目盛22を視認し易くする必要がある。
これらの要求は、完全に相反する要求であり、これらの中間点を狙う必要がある。具体的には、拡散板7の反射率と白色の濃度(透過率)と隙間寸法Gを最適化設計等することによりこの要求を満足させることができる。
(第2実施形態)
図8は、本発明の第2実施形態による計器用表示板である文字盤2を備える計器であるコンビネーションメータ1の正面図である。
図9は、図8中のIX−IX線断面図である。
図10は、図9に示す文字盤2の作用効果を説明する断面模式図である。
本発明の第2実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1では、図8と図9と図10に示すように、第1実施形態と異なり、拡散板7の代わりに、反射層であるシボ面26aと半透光層であるハーフミラー層26bとを樹脂フィルム26に設ける。
シボ面26aは、微細な凹凸のピッチが密であるように、樹脂フィルム26の裏面(図9と図10の矢印が示す下側の面)に形成される。シボ面26aは、PETシートを成型するときに同時に形成したり、成型後のPETシートにサンドブラストを施す等して形成することができる。シボ面26aは、これに入射した光を透過させる性質と、アルミニウム板25の反射率より低い反射率とを有する。
尚、シボ面26aは、樹脂フィルム26の上面(図9と図10の矢印が示す上側の面)に形成してもよい。
ハーフミラー層26bは、いわゆるハーフミラー特性を有するものであり、光を透過する性質と光を反射する性質の両方の性質を有する。ハーフミラー層26bは、例えば、透光性樹脂に所定の粒径や形状を有する所定量のアルミニウム粉末を混入させた材料を印刷により、または、アルミニウムをスパッタ蒸着や真空加熱蒸着やメッキ等により、シボ面26aの背後側(図9と図10の矢印が示す下側)である樹脂フィルム26の裏面(図9と図10の矢印が示す下側の面)に形成する。
以上説明した本発明の第2実施形態による計器用表示板の作動について説明する。
点灯した発光ダイオード5からの白色光は、図10中の矢印Qが示す光路に従って、リフレクタ6によりハーフミラー層26bとシボ面26aとに導かれ、これらを透過した白色光が、無色透明の樹脂フィルム26を透過する。これにより、文字盤2の文字21と目盛22は、図10中の矢印P1が示す光路の自然光による銀色のアルミニウム板25を背景として、エッチング穴21a、22aを通して白色の発光表示として視認される。
尚、自然光が少ない(暗い)場合、文字盤2の文字21と目盛22は、暗色(暗い状態)のアルミニウム板25を背景として、エッチング穴21a、22aから白色の発光表示として視認される。
また、太陽光が文字盤2を直射する場合、図10において、太陽光の強度が発光ダイオード5からの白色光の強度より格段に高いため、矢印P1、P2、P3が示す光路の太陽光の強度は、矢印Qが示す光路の発光ダイオード5からの透過光の強度より格段に高くなる。この結果、文字盤2の文字21と目盛22を視認できるかどうかは、矢印P1、P2、P3で示す光路の太陽光により決定される。
ここで、矢印P1、P2が示す光路の太陽光は、それぞれ、太陽がアルミニウム板25と樹脂フィルム26に写るように光って見える。ハーフミラー層26bは、銀色であるが、シボ面26aの反射率が、アルミニウム板25や樹脂フィルム26の各反射率より低い。このため、矢印P3が示す光路の光は、ハーフミラー層26bの銀色として、無色透明の樹脂フィルム26を通して、矢印P1、P2が示す光路の太陽光の強度より低く視認される。
即ち、文字21と目盛22における矢印P2、P3が示す光路の光は、その強度がアルミニウム板25で反射した矢印P1が示す光路の光の強度よりも低くなる。これにより、文字盤2の文字21と目盛22は、矢印P1で示す光路の太陽光による非常に明るい銀色のアルミニウム板25を背景として、これと同じの銀色であるがこれより強度が低い銀色として、矢印P2、P3が示す光路に従ってエッチング穴21a、22aを通して視認される。
一方、イグニッションスイッチ10がオフされると、制御装置9は、その作動を停止して、発光ダイオード5を消灯させる。
上述したように、シボ面26aの反射率がアルミニウム板25や樹脂フィルム26の各反射率より低く、ハーフミラー層26bがアルミニウム板25と同じ銀色である。このため、図10中の矢印P3が示す光路の自然光は、その反射強度がさらに低くなり、アルミニウム板25と同じ銀色は、視認できなくなる。
また、アルミニウム板25にはヘアライン24が形成されているが、ハーフミラー層26bもシボ面26aを通して視認されるため、これらの間の質感の相違も目立たないものとなる。これらの間の質感の相違は、シボ面26aをヘアライン調に形成することにより、なくすこともできる。
これにより、文字盤2は、図10中の矢印P1が示す光路の自然光による銀色のアルミニウム板25と、視認されたとしても矢印P2、P3が示す光路の自然光による同じ銀色の文字21と目盛22が、互いに区別できないで視認され(目立たなく)、その金属の質感(見映え)が損なわれることがない。
尚、自然光が少ない(暗い)場合、文字盤2は、文字21と目盛22を含めて、暗色(暗い状態)として視認されるので、その金属の質感(見映え)が損なわれることがない。
以上説明した本発明の第2実施形態による文字盤2である計器用表示板は、表示意匠である文字21と目盛22がエッチングにより開口部であるエッチング穴21a、22aとして形成された金属板であるアルミニウム板25と、その裏面に貼着された透光性を有する支持シートである樹脂フィルム26と、その上面と裏面の一方に形成された透光性を有し且つアルミニウム板25の反射率と異なる反射率を有する反射層であるシボ面26aと、樹脂フィルム26においてシボ面26aの背後側に形成された透光性と光反射性とを有する半透光層であるハーフミラー層26bとを備え、ハーフミラー層26bが、エッチング穴21a、22aを通して、アルミニウム板25の色調と略同一の色調で視認されるように構成される。
これにより、太陽光が文字盤2を直射した場合には、シボ面26aがアルミニウム板25の反射率と異なる(低い)反射率を有するため、文字21と目盛22における太陽光の反射強度とその背景であるアルミニウム板25による太陽光の反射強度とが異なるものとなる。このため、文字21と目盛22がアルミニウム板25に対して視認可能となる。
一方、太陽光の直射がなく文字21と目盛22を透過照明する光源である発光ダイオード5を消灯した場合には、ハーフミラー層26bが、エッチング穴21a、22aを通して、アルミニウム板25の色調と略同一の色調で視認されるように構成されるため、文字21と目盛22が目立たなくなくなる。
即ち、表示意匠が開口部として形成された金属板を備える計器用表示板において、太陽光の直射がなく且つ表示意匠を透過照明する光源を消灯した場合に表示意匠が目立たないようにさせつつ、太陽光が計器用表示板を直射した場合に表示意匠を視認させることができる。
尚、ハーフミラー層26bの代わりに、濃い青色や紺色等の暗色の色調(明度、色相、彩度))と透光性とを有する透光層を形成することができる。この場合、太陽光の直射がなく発光ダイオード5を消灯した場合には、この透光層が、エッチング穴21a、22aを通して、暗色で視認されるため、文字21と目盛22が目立たなくできる。
また、樹脂フィルム26は、無色透明である必要はなく、これを暗色で透光性とを有するものとすることができる。この場合は、シボ面26aを、樹脂フィルム26の上面に形成する。この構成では、樹脂フィルム26が、暗色で透光性とを有する透光層の機能を果たすことになり、上述の効果を得ることができる。
尚、アルミニウム板25の代わりにステンレス板等としても良く、樹脂フィルム26は、ポリエチレンテレフタレート(PET)の代わりに他の透光性を有する樹脂材から形成しても良い。
また、計器として速度計を形成しているが、これらに限る必要は無く、他の計器、例えばと回転計や燃料計等と置き換える、あるいは追加しても良い。
また、計器として、指針計器に限るものではない。
本発明による計器用表示板は、表示意匠が開口部として形成された金属板と、金属板の開口部に配設され且つ透光性と金属板の反射率と異なる反射率とを有する表示部材とを備え、表示部材が、暗色または金属板の色調と略同一の色調で視認されるように構成されることを特徴とする。この特徴を満たす限り、上述の例に限らず、他の種々の変形例が考えられる。
図1は、本発明の第1実施形態による計器用表示板を備える計器であるコンビネーションメータ1の正面図である。 図2は、図1中のII−II線断面図である。 図3は、図1に示す文字盤2の正面図である。 図4は、図3中のIV−IV線拡大断面図である。 図5は、図3に示す文字盤2の製造工程図である。 図6は、図1に示すコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する回路構成図である。 図7は、図2に示す文字盤2と透光性部材である拡散板7の作用効果を説明する断面模式図である。 図8は、本発明の第2実施形態による計器用表示板である文字盤2を備える計器であるコンビネーションメータ1の正面図である。 図9は、図8中のIX−IX線断面図である。 図10は、図9に示す文字盤2の作用効果を説明する断面模式図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(計器)
2 文字盤(計器用表示板)
21 文字(表示意匠)
21a、22a エッチング穴(開口部)、 21b 分離部、
22 目盛(表示意匠)、 23 V溝、 24 ヘアライン
25 アルミニウム板(金属板)
26 樹脂フィルム(支持シート、表示部材)、 26a シボ面(反射層、表示部材)
26b ハーフミラー層(半透光層、表示部材)、 27 接着層
3 指針、 31 貫通孔、 4 ムーブメント(内機)、 41 シャフト
5 発光ダイオード(光源)、 6 リフレクタ
7 拡散板(透光性部材、表示部材、計器用表示板)
8 プリント基板、 9 制御装置、 10 イグニッションスイッチ
11 バッテリ、 12 車速センサ
T1、T2、T3、T4 厚さ寸法、 G 隙間寸法

Claims (7)

  1. 表示意匠が開口部として形成された金属板と、
    前記金属板の前記開口部に配設され、透光性と該金属板の反射率と異なる反射率とを有する表示部材とを備え、
    前記表示部材は、暗色または前記金属板の色調と略同一の色調で視認されるように構成され、
    前記表示部材は、前記金属板の裏面に貼着された透光性を有する支持シートと、該支持シートの上面と裏面の一方に形成されると共に透光性を有し且つ前記金属板の反射率と異なる反射率を有する反射層と、該支持シートにおいて該反射層の背後側に形成されると共に透光性と光反射性とを有する半透光層とを備え、
    前記反射層は、前記金属板の前記反射率より低い反射率を有し、前記支持シートの前記上面と前記裏面の一方にシボ加工を施すことによって形成されることを特徴とする計器用表示板。
  2. 前記支持シートは、無色透明性を有することを特徴とする請求項1に記載の計器用表示板。
  3. 表示意匠が開口部として形成された金属板と、
    前記金属板の前記開口部に配設され、透光性と該金属板の反射率と異なる反射率とを有する表示部材とを備え、
    前記表示部材は、暗色または前記金属板の色調と略同一の色調で視認されるように構成され、
    前記表示部材は、前記金属板の裏面に貼着された透光性と暗色の色調とを有する支持シートと、該支持シートの上面形成されると共に透光性を有し且つ前記金属板の反射率と異なる反射率を有する反射層とを備え、
    前記反射層は、前記金属板の前記反射率より低い反射率を有し、前記支持シートの前記上面にシボ加工を施すことによって形成されることを特徴とする計器用表示板。
  4. 前記支持シートを前記金属板の前記裏面に貼着した後に、前記表示意匠をエッチングにより前記開口部として形成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の計器用表示板。
  5. 前記表示意匠は、文字と目盛とを有し、
    太陽光が直射した場合に、前記文字と目盛における太陽光の反射強度が、その周りの前記金属板による太陽光の反射強度より低く、前記太陽光の直射下において、前記文字と前記目盛が前記金属板に対して視認可能となり、
    一方、前記太陽光の直射がない場合には、前記表示部材の前記色調によって、前記文字と前記目盛が前記金属板に対してほとんど目立たなくなるように前記反射率と前記色調が設定されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の計器用表示板。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の計器用表示板と、
    前記計器用表示板の背後に配設され、前記表示部材を通して前記開口部から光を放射する光源とを備えることを特徴とする計器。
  7. 前記金属板の前記表示意匠側に配置された指針と、
    前記指針を駆動する内機とを備えることを特徴とする請求項6に記載の計器。
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