JP4705401B2 - 羽毛回収袋用不織布 - Google Patents

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Description

本発明は、羽毛回収袋に用いられる不織布及びそれを用いた羽毛回収袋に関する。
通常、羽毛製品を製造する際に、羽毛を袋に詰めて回収し、搬送する工程がある。羽毛回収装置においては、羽毛と空気と混ぜて、ダクトを通して羽毛と空気を羽毛回収袋内に導き、回収袋の外部空間を真空脱気して、回収袋から空気のみを抜くことにより羽毛を袋に充填する。この時、袋に用いられる布地は、羽毛が抜け出ないこと、すなわち、羽毛の吹き出しが無いことが求められる。
一般に、羽毛の吹き出しを防止するためには、布地の通気性を下げる方法がよく用いられる。例えば、財団法人・日本化学繊維検査協会のクレーム事例集(http://www.kaken.or.jp/complaint/index.html)では、羽毛製品を構成する布地がクレームを受ける指標として、通気度の上限が、綿の平織りで3cm/cm・秒、合繊生地で2cm/cm・秒とされている。
通気性を低くする手段として、布地にダウンプルーフ加工(目つぶし加工)を行うことや、高密度織物を用いることが知られている。
特許文献1には、通気度が4cm/cm・秒以下になるように設計した織物が記載されている。しかしながら、通気度を下げると、羽毛が袋地から吹き出さないという効果はあるものの、羽毛回収装置で袋内に羽毛を充填する際に、空気の通気性が悪く、空気が袋を通過する速度が遅いので、充填に時間がかかるという問題がある。
通気性を保持して且つ羽毛の吹き出しを抑える方法として、例えば、特許文献2には、布地に発泡エマルジョン樹脂を塗布する方法が記載されている。しかしながら、この方法は、布地を塗布工程に通さなければならないのでコストが高くなり、羽毛回収袋用の布地としては現実的ではない。また、この方法は、通気度は17〜19cm/cm・秒と、それほど高く出来ない等の問題がある。
特許文献3には、不織布を利用した例として、加工布の内面側に、極細の短繊維を密に絡合させて形成した不織布を当接させ、前記加工布と前記不織布とを点貼着で一体的に接合したシュラフ構成材が記載されている。しかしながら、このようなシュラフ構成材は、不織布の繊毛間に羽毛の毛先が挿入されやすい。したがって、羽毛を搬送後、羽毛を取り出す必要のある回収袋では、羽毛の取り出し性が悪く、羽毛の回収率が下がってしまうという問題がある。
以上の様に、従来、羽毛回収袋として、羽毛回収操作に必要な通気性を有し、かつ、羽毛の吹き出しを有効に防止しうる羽毛回収袋はなかった。
特開2004−225179号公報 特開2002−69856号公報 特許第3169906号公報
本発明は、羽毛回収袋として用いた場合、羽毛の吹き出しが無く、しかも、適度な通気性を有し、羽毛回収の作業時間を短く出来る羽毛回収袋用不織布、及びそれを用いた羽毛回収袋を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、特定の繊度及び目付を有する極細繊維不織布層と熱可塑性合成長繊維不織布層とが積層一体化されている積層不織布であって、その積層不織布の開孔径分布が特定の範囲であると、空気を適度に通過させ、且つ羽毛の吹き出しが防止されて、羽毛回収作業の時間が短縮できることを見いだした。
本発明は、上記の知見に基づいて完成したものであり、下記のとおりである。
1.熱可塑性合成長繊維不織布層と、繊維径が0.5〜5μm且つ目付が1〜25g/mの極細繊維不織布層とが接合一体化してなる積層不織布からなり、該積層不織布の開孔径分布が0.5〜50μmの範囲であることを特徴とする羽毛回収袋用不織布を用い、該熱可塑性合成長繊維不織布層が外側になるように袋状にしてなる羽毛回収袋
2.前記積層不織布の通気度が20cm/cm・秒以上である上記1に記載の羽毛回収
3.前記極細繊維不織布層がメルトブロー不織布層である、上記1または2に記載の羽毛回収
4.前記熱可塑性合成長繊維不織布層がスパンボンド不織布層であり、かつ、前記極細繊維不織布層の両面に存在する上記1〜3のいずれか1項に記載の羽毛回収
5.前記積層不織布がポリエステル系樹脂またはポリアミド系樹脂からなる、上記1〜4のいずれか1項に記載の羽毛回収
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の特徴は、積層不織布の開孔径分布が特定の範囲であり、かつ、極細繊維不織布層が特定の繊維径及び目付であると、極細繊維不織布層が少量であっても、羽毛の吹き出し防止性能を維持しつつ、通気性を高くすることが出来るので、羽毛回収作業時間を従来より大幅に短縮出来るという点である。
本発明において、積層不織布の開孔径分布は0.5〜50μmである。開孔径分布が50μmを超えると、孔径の大きな部分から羽毛が吹き出す恐れがあり、0.5μm未満であると、通気性が低くなり、羽毛回収袋として用いた場合、袋の外側を減圧しても空気の流速が上がらず、羽毛の充填に時間がかかってしまう。開孔径分布は、好ましくは0.7〜40μmであり、より好ましくは1〜35μmである。
なお、開孔径のバラツキが大きすぎて、積層不織布の一部に孔径の大きすぎる部分があると、羽毛回収袋として用いた場合に、孔径の小さい部分は通気抵抗が大きいので、通気しない死に面積となる。したがって、専ら孔径の大きな部分のみが通気に寄与し、気流の速度が上がり、羽毛が吹き出す恐れがある。
本発明において、極細繊維不織布層の繊維径は0.5〜5μmである。繊維径が0.5μm未満であると、安定した紡糸は事実上困難であると同時に、剛性が低くなり、繊維層が潰れてしまい、通気性が低くなり、羽毛の充填に時間がかかってしまう。また、繊維径が5μmを超えると、羽毛の吹き出しを防止する為には、目付を厚くして極細繊維不織布シートを熱圧で潰し、繊維をフィルム化せざるを得なくなり、その結果、通気性が低くなるので、羽毛の回収に長時間を要し、本発明の目的が達成されない。繊維径は、好ましくは0.7〜4μmであり、より好ましくは1.0〜3μmである。
本発明において、極細繊維不織布層の目付は1〜25g/mである。目付が1g/m未満であると、繊維量が少なすぎて、繊維間隙を均一に小さくすることが出来ず、羽毛が吹き出す。また、目付が25g/mを超えると、通気性が低くなり、羽毛の回収に長時間を要する。目付は、好ましくは2〜20g/mであり、より好ましくは3〜15g/mである。
本発明において、積層不織布における極細繊維不織布層の量は、3〜70wt%が好ましく、5〜50wt%がより好ましい。この範囲であると、十分な通気度を有し、強度の優れた羽毛回収袋が得られる。
本発明において、積層不織布の通気度は、20cm/cm・秒以上であることが好ましく、30cm/cm・秒以上であることがより好ましい。通気度は大きいほど羽毛の回収を短時間で行うことができるが、極端に大きすぎると羽毛の吹き出し防止性能が低下するので、上限としては100cm/cm・秒程度が好ましい。
本発明において、積層不織布は、ポリエステル系樹脂またはポリアミド系樹脂からなることが好ましい。
本発明において、極細繊維不織布層には、公知の製造方法により得られる極細繊維不織布を用いることが出来るが、熱可塑性樹脂からなるメルトブロー不織布が、熱融着によって毛羽立ちを防止し易く、また溶剤や溶液を使用しないので環境負荷が小さいという点で好ましく使用される。
極細繊維不織布層を構成する樹脂は、既存のどのような樹脂であっても良いが、極細繊維不織布がメルトブロー不織布であって、これとスパンボンド不織布層とを積層する場合は、スパンボンド不織布層と共通の樹脂成分を含むことが、接着性を上げることができるという観点から好ましい。
極細繊維不織布層を構成する樹脂としては、融点180℃以上と耐熱性が高く、乾燥時に強度が高いという点から、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612などのポリアミド系樹脂、及び、これらを主体とする共重合体もしくは混合物が好ましく使用される。中でも、ポリエステル系樹脂は強度や寸法安定性が高いため、より好ましく使用される。また、実用強度に影響の無い範囲においては、少量のポリオレフィンなど低融点成分を加えて改質を行ってもかまわない。
本発明において、熱可塑性合成長繊維不織布層には、公知の製造方法により得られる熱可塑性合成長繊維不織布を用いることが出来る。なかでも、スパンボンド不織布が、薄い目付でも強度が強く、通気性を損なうことがないという点で好ましく使用される。
熱可塑性合成長繊維不織布層を構成する樹脂は、ポリエステル系またはポリアミド系,ポリオレフィン系の樹脂を用いることが出来る。なかでも、耐熱性に優れ、強力が高く、表面が毛羽立ちし難いという点から、ポリエステル系樹脂またはポリアミド系樹脂が好ましい。ポリエステル系樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレートなどが挙げられ、ポリアミド系樹脂としては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612などが挙げられる。
また、これらの樹脂を主体とする共重合体もしくは混合物を用いることも好ましい。中でも、ポリエステル系樹脂は強度や寸法安定性が高いため、より好ましく使用される。また、実用強度に影響の無い範囲においては、少量のポリオレフィンなど低融点成分を加えて改質を行ってもかまわない。
本発明の羽毛回収袋用不織布は、極細繊維不織布層と熱可塑性合成長繊維不織布層を積層することにより構成される。極細繊維不織布層と熱可塑性合成長繊維不織布層とを積層一体化することにより、極細繊維不織布層中の極細繊維が強固に固定されて目開きすることが無く、羽毛回収袋として用いる場合に、羽毛の吹き出しを抑制することができる。
また、羽毛回収袋として用いる場合に、熱可塑性合成長繊維不織布層を外側にすると、羽毛を詰めた袋がベルトコンベアで運ばれたり積み上げられたりする際に、外側が摩耗して表面が毛羽立ったり孔が開いたりする恐れが少なくなるので、好ましい。
一方、極細繊維不織布層を外側にすると、摩耗に対して弱く、毛羽立ちが生じやすい。強度を上げるために、極細繊維不織布層を高目付にすると、通気性が低下する恐れがある。
熱可塑性合成長繊維不織布層を最内層にして製袋すると、該不織布は、長繊維で繊維端が極めて少ないので、羽毛を取り出す際に、羽毛が袋内側の表面層にからまりにくく、羽毛の回収率が低下することを防ぐことが出来るので好ましい。以上の点を考慮すると、両面が熱可塑性合成長繊維不織布である積層不織布が、羽毛回収袋として更に好ましい。
極細繊維不織布層と熱可塑性合成長繊維不織布層を積層する方法は、既存のどのような方法を用いても良いが、例えば、高速水流を噴射して三次元交絡させる方法や、粒子状または繊維状の接着剤により一体化させる方法の様に、極細繊維不織布層の表面でフィルム状物が介在しない積層方法が、不織布全体の通気性を低下させないという点で好ましい。
また、メルトブロー不織布の上下にスパンボンド不織布を積層して熱融着した積層不織布は、極めて強固にメルトブロー繊維の自由度が制限されるため、目ずれがなく、羽毛の吹き出し防止効果がより高くなり、結果として、メルトブロー不織布の繊維の使用量を下げることができ、且つ、通気性を高く保つことが可能なので、より好ましく使用される。
最も好ましいのは、スパンボンド不織布層、メルトブロー不織布層、スパンボンド不織布層を順次製造し、積層してエンボスロールまたは熱プレスロールで圧着する方法である。即ち、熱可塑性合成樹脂を用いて少なくとも1層以上のスパンボンド不織布層をコンベア上に紡糸し、その上に熱可塑性合成樹脂を用いてメルトブロー法で、繊維径0.5〜5μmの極細繊維不織布層を少なくとも1層以上吹き付け、その後、熱可塑性合成樹脂を用いた熱可塑性合成長繊維不織布を少なくとも1層以上積層し、次いで、エンボスロールまたはフラットロールを用いて圧着することにより一体化する方法が好ましい。
上記の製造方法を用いると、熱可塑性合成長繊維不織布層の上に、メルトブロー法による極細繊維不織布層が直接吹き付けられるので、メルトブロー法による極細繊維を熱可塑性合成長繊維不織布層内に侵入させることが出来る。このようにして、メルトブロー法による極細繊維が熱可塑性合成長繊維不織布内に侵入して固定されることにより、積層不織布の構造自体の強度が向上するだけでなく、極細繊維不織布層の外力による移動が生じにくくなるので、極細繊維不織布層を薄くして通気性を高く保つことが出来る。
また、熱可塑性合成樹脂の自己接着のみを接合力としているため、不純物が混入せず、羽毛を汚染することが無い。
上記の製造方法で、熱可塑性合成長繊維不織布層の上に、メルトブロー法による極細繊維を直接吹き付けて積層不織布とすることにより、メルトブロー法による極細繊維を熱可塑性合成長繊維不織布層内に侵入させることができ、さらに、熱圧着で接合一体化させることにより、極細繊維の侵入と、固定化が促進される。この様に、極細繊維が、熱可塑性合成長繊維不織布の繊維間隙を埋めるような作用をし、この構造を熱圧着によって固定化することにより、極めて特異な、繊維間隙を利用した開孔状態を有する本発明の積層不織布が得られる。本発明における特定の開孔径分布は、上記のような構造的な要因によるものと推定される。
このような、スパンボンド不織布層に対するメルトブロー繊維層の侵入を制御するには、メルトブロー紡糸ノズルと熱可塑性合成長繊維の堆積ウェブの捕集面との相対位置を12cm前後に設定する方法、あるいは、前記捕集面に作用する吸引力を高める方法によることが有効である。
更に、意外なことに、理由は明確ではないが、極細繊維であるメルトブロー繊維を構成する熱可塑性合成樹脂として、融点の高い樹脂を用いるほうが、熱可塑性合成長繊維不織布層により侵入し易いことが判明している。即ち、極細繊維不織布層に用いる樹脂として、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミドなどの180℃以上の融点を有する樹脂が、本発明に適している。これは、高融点樹脂が、メルトブローの繊維化過程で、十分に結晶化しない状態で繊維間隙に流動的に侵入するためと思われる。
また、メルトブロー繊維の結晶化度が15〜40%の場合に、接着性や侵入性が良好となり好ましい。このような、結晶化度にするには、ポリエステル樹脂の場合、溶液粘度(ηsp/c)が、好ましくは0.2〜0.8、より好ましくは0.2〜0.5であれば、一般的なメルトブロー紡糸条件で結晶化度を調整することが可能である。また、ポリアミド樹脂の場合は、溶液比粘度(ηrel)が、好ましくは1.8〜2.7、より好ましくは1.8〜2.2であれば、同様に調整可能である。
一般的なポリプロピレンのメルトブロー繊維の結晶化度は約50%程度であり、ポリエステルやポリアミドに比較し高い値を示す。これは、冷却過程による効果が大きいと考えることが出来、融点の高い樹脂の方が軟化し易く、侵入もし易いと推定される。
本発明においては、寸法安定性(特に、湿潤時)に優れ、強度が高いことからポリエステル樹脂が好ましく使用され、メルトブロー繊維を構成する樹脂は、溶液粘度(ηsp/c)が0.2〜0.8のポリエステル樹脂が好ましく使用され、メルトブロー繊維の結晶化度は15〜40%とすることがより好ましい。
メルトブロー繊維の具体的な侵入の形態は、繊維単独でひげ状や絡みついた様な形状ではなく、複数の繊維の集合体として侵入している部分が形成されており、侵入した極細繊維不織布層が熱可塑性合成長繊維の一部を取り囲むように包埋、または交絡した配置をとり、また、その侵入したメルトブロー繊維の一部が熱可塑性合成長繊維を接着している構造を、メルトブロー繊維と熱可塑性合成長繊維の混和層として全面に有する状態となっている。
羽毛が袋内側表面に貼りつくことを防止する為に、製袋した際の内側となる面に摩擦抵抗を低減する加工剤を塗布することも、好ましい態様である。加工剤としては、界面活性剤またはシリコン系柔軟剤等が使用できる。
また、羽毛が袋内側表面に貼りつくことを防止する為に、製袋した際の内側となる面に静電加工を行うことも、好ましい態様である。静電加工剤としては、親水系界面活性剤であれば、アニオン系、カチオン系、非イオン系のいずれでもよく、市販品を特に限定なく使用できる。例えば、日華化学(株)のアルキルホスフェート系静電防止剤のデートロンN等が使用できる。
本発明において、積層不織布を製袋した際に、袋の最内層がヒートシール性の不織布であると、ヒートシールで製袋加工が出来るので、好ましい。例えば、スパンボンド不織布層、メルトブロー不織布層、スパンボンド不織布層を順次製造して積層し、エンボスロールで圧着する場合、片面のスパンボンド不織布層を他面のスパンボンド不織布層より低融点の樹脂を含む素材で製造すると、片面がヒートシール性の不織布を得ることが出来る。
この方法により、同系列の樹脂を用いて製造すると、結晶性の低いメルトブロー繊維が熱可塑性合成長繊維不織布層のバインダーとしても機能するため、高強度の積層不織布が得られる。特に、紡糸されたメルトブロー繊維を熱可塑性合成長繊維層不織布上に直接打ち込むように捕集する製造方法によって、顕著に高い強力を有する積層不織布を得ることが可能となる。
本発明により、羽毛の吹き出し防止性能と通気性に優れ、回収作業時間を大幅に短縮出来る羽毛回収袋を得ることが可能となる。
以下、実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。なお、測定方法および評価方法は次の通りである。
(1)目付(g/m
JIS L−1906に規定の方法に従い、縦20cm×横25cmの試験片を、試料の幅1m当たり3箇採取して質量を測定し、その平均値を単位面積当たりの質量に換算して求めた。
(2)厚み(mm)
JIS L−1906に規定の方法に従い、幅1m当たり10箇所の厚みを測定し、その平均値を求めた。荷重は9.8kPaで行った。
(3)開孔径分布
PMI社のパームポロメーター(型式:CFP−1200AEX)を用いた。測定には、浸液にPMI社製のシルウィックを用い、試料を浸液に浸して充分に脱気し、測定した。
本測定装置は、フィルターを、あらかじめ表面張力が既知の液体に浸し、フィルターの全ての細孔を液体の膜で覆った状態からフィルターに圧力をかけ、液膜の破壊される圧力と液体の表面張力から計算された細孔の孔径を測定する。計算には下記の数式(1)を用いる。
d=C・r/P ……(1)
式中、dはフィルターの孔径、rは液体の表面張力、Pはその孔径の液膜が破壊される圧力、Cは定数である。
数式(1)より、液体に浸したフィルターにかける圧力Pを低圧から高圧に連続的に変化させた場合の流量(濡れ流量)を測定すると、初期の圧力は最も大きな細孔の液膜でも破壊されないので、流量は0である。圧力を上げていくと、最も大きな細孔の液膜が破壊され、流量が発生する(バブルポイント)。さらに圧力を上げていくと、各圧力に応じて流量は増加し、最も小さな細孔の液膜が破壊され、乾いた状態の流量(乾き流量)と一致する。
本測定装置では、ある圧力における濡れ流量を、同圧力での乾き流量で割った値を累積フィルター流量(単位:%)と呼ぶ。累積フィルター流量が50%となる圧力で破壊される液膜の孔径を、平均流量孔径と呼ぶ。
本発明での開孔径分布の範囲は、累積フィルター流量が50%の±2σの範囲、すなわち、累積フィルター流量が97.7〜2.3%の範囲の孔径とした。
上記より、累積フィルター流量が2.3%となる圧力は、97.7%となる圧力より小さい。従って数式(1)より、あるフィルターの2.3%開孔径は、97.7%開孔径より大きい。2.3%開孔径と97.7%開孔径の差が大きい程、そのフィルターの持つ細孔の大きさの分布は広いと言える。
表1において、97.7%開孔径を下限開孔径とし、2.3%開孔径を上限開孔径として表記した。
(4)繊維径(μm)
繊維ウェブ、不織布などの布帛の両端部10cmを除き、幅20cm毎の区域からそれぞれ1cm角の試験片を切り取って試料とした。各試料について、マイクロスコープで繊維の直径を30点測定し、測定値の平均値(小数点第2位を四捨五入)を算出して、試料を構成する繊維の繊維径とした。
(5)羽毛の吹き出し性
40×40cmの大きさで、周辺部をヒートシールした平袋を作製し、羽毛150gを入れて羽毛入り口をシールし、タンブラー乾燥機にて1時間処理し、外観を観察した。次いでシール部を切り取り、袋の内側を観察した。判定基準は下記の通りである。
◎:外観に羽毛は全く見えず、内側の羽毛付着も全く無い。
○:外観に羽毛は見えず、内側の羽毛付着は少ない。
△:外観に羽毛の吹き出しが一部に見え、内側の羽毛付着が散見される。
×:外観に羽毛の吹き出しが多く見え、内側一面に羽毛が付着している。
(6)通気度(cm/cm・秒)
JIS L−1906「一般長繊維不織布試験方法」に記載されているフラジール形法で測定した。
[実施例1]
汎用的なポリエチレンテレフタレート樹脂を用いて、スパンボンド法により、紡糸温度300℃でフィラメント長繊維群を移動捕集面に向けて押し出し、紡糸速度3500m/分で紡糸し、コロナ帯電で3μC/g程度帯電させて充分に開繊させ、平均繊維経16μmのフィラメントからなり、5cm角の目付変動率が15%以下の均一性を有し、目付20.8g/mの未結合長繊維ウェブを、捕集ネット面上で調整した(「合成長繊維不織布層A」とする)。
一方、ポリエチレンテレフタレート(溶融粘度(ηsp/c):0.50)を、紡糸温度300℃、加熱エアー温度320℃、吐出エアー1000Nm/hr/mの条件下で、メルトブロー法にて紡糸し、平均繊維径1.6μmの極細繊維を目付8.4g/mのランダムウエブとして、上記により形成された未結合長繊維ウェブに向けて、直接に噴出させた(「極細繊維不織布層B」とする)。この際、メルトブローノズルから未結合長繊維ウェブ上面までの距離は100mmとし、メルトブローノズル直下の捕集面における吸引圧を0.2kPa、風速約7m/秒に設定した。
次いで、更に、ポリエチレンテレフタレートの長繊維ウェブを、最初に調整した長繊維ウェブと同様にして開繊し、「合成長繊維不織布層C」として、前記A、Bと積層し、合成長繊維不織布層A/極細繊維不織布層B/合成長繊維不織布層Cからなる三層の積層ウェブを作製した。
次いで、該積層ウェブを、エンボスロールとフラットロールの間に通して熱圧着させ、表1に示す積層不織布を得た。熱圧着加工は、エンボスロールの面積率が11%であった。
得られた積層不織布を用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。表1及び2に示す通り、開孔径の下限は1μm、上限は15μmであり、羽毛吹き出しが無く、通気度は35cm/cm・秒であり、通気性の高い羽毛回収袋であった。
[実施例2〜7]
積層不織布の開孔径、極細繊維層の繊維径、目付を表1に示す通りとした以外は、実施例1と同様にして、積層不織布を得た。得られた積層不織布用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。
実施例2では、開孔径の下限が0.5μmであり、通気性はやや低いが、吹き出し防止性に優れ、実用上問題ない羽毛回収袋であった。
実施例3では、開孔径の上限が50μmであり、通気性は良好であるが、羽毛の吹き出しにおいて、袋の内面にやや羽毛の付着があったが、実用上問題はなかった。
実施例4〜7では、羽毛の吹き出しが無く、通気度が高く、回収時間の早い羽毛回収袋であった。
[実施例8]
繊維径3μm、長さ5mmにカットした極細ポリエステル短繊維を水中に均一分散させ、濃度1%のスラリー溶液に調整した。このスラリー溶液を用い、傾斜型長網抄造機により、目付20g/mのシートを表層として作製すると同時に、目付15g/mのポリエステルスパンボンド(合成長繊維不織布層A)を下層として連続抄造し、次いで、表層と下層を積層して、短繊維と長繊維からなる積層シートを作製した。
次いで、孔径0.1mmの直進流噴射ノズルを用いて、表層から4.0MPaの圧力で高圧水流処理を行い、繊維を互いに三次元交絡させた。ピンテンターで乾燥し、表1に記載の積層不織布を得た。
得られた積層不織布を用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。得られた羽毛回収袋は、20〜37μmの開孔径分布を有し、羽毛の吹き出しが無く、通気度が高く、回収時間の早いものであった。
[実施例9]
汎用的なポリエチレンテレフタレートをスパンボンド法により、紡糸温度300℃でフィラメントの長繊維群を移動捕集面に向けて押し出し、紡糸速度3500m/分で紡糸し、コロナ帯電で3μC/g程度帯電させて充分に開繊させ、平均繊維経16μmのフィラメントからなり、5cm角の目付変動率が15%以下の均一性を有し、目付20g/mの未結合長繊維ウェブを、捕集ネット面上で調整した(「合成長繊維不織布層A」とする)。
一方、ポリエチレンテレフタレート(溶融粘度(ηsp/c):0.50)を、紡糸温度300℃、加熱エア温度320℃、吐出エア1000Nm/hr/mの条件下でメルトブロー法にて紡糸し、平均繊維径1.6μmの極細繊維を目付20g/mのランダムウエブとして、上記により形成された未結合長繊維ウェブに向けて、直接に噴出させた(「極細繊維不織布層B」とする)。この際、メルトブローノズルから未結合長繊維ウェブ上面までの距離は100mmとし、メルトブローノズル直下の捕集面における吸引を0.2kPa、風速を約7m/秒に設定した。次いで、前記A、Bを積層し、合成長繊維不織布層A/極細繊維不織布層Bからなる二層の積層ウェブを作製した。
次いで、該積層ウェブを、エンボスロールとフラットロールの間に通して熱圧着させ、積層不織布を得た。熱圧着加工は、エンボスロールの面積率が23%であった。
得られた積層不織布を用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。得られた羽毛回収袋は、羽毛の吹き出しが無く、通気度が高いものであった。
[実施例10]
汎用的なポリプロピレン樹脂をスパンボンド法により、紡糸温度240℃でフィラメント長繊維群を移動捕集面に向けて押し出し、紡糸速度3500m/分で紡糸し、平均繊経18μmフィラメントからなり、目付18g/mの未結合長繊維ウェブを、捕集ネット面上で調整した(「合成長繊維不織布層A」という)。
一方、ポリプロピレン(MFR=1200)を、紡糸温度290℃、加熱エア温度300℃の条件下でメルトブロー法にて紡糸して、平均繊維径1.6μmの極細繊維を目付4g/mのランダムウエブとして、上記により形成された未結合長繊維ウェブに向けて、直接に噴出させた(「極細繊維不織布層B」という)。
次いで、更に、ポリプロピレンの長繊維ウェブを、最初に調整した未結合長繊維ウェブと同様にして紡糸して「合成長繊維不織布層C」とし、前記A、Bと積層して、合成長繊維不織布層A/極細繊維不織布層B/合成長繊維不織布層Cからなる三層の積層ウェブを作製した。
次いで、該積層ウェブを、エンボスロールとフラットロールの間に通して熱圧着させ、積層不織布を得た。熱圧着加工は、エンボスロールの面積率が14%であった。
得られた積層不織布用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。得られた羽毛回収袋は、20〜37μmの開孔径分布を有し、羽毛の吹き出しが無く、通気度が高く、回収時間の早いものであった。また、表面の毛羽立ちは、スパンボンド層がポリエステルからなる実施例1〜9よりはやや劣るものの、実用範囲内であり、柔軟な風合いであった。
[実施例11]
汎用的なナイロン6をスパンボンド法により、紡糸温度265℃でフィラメントの長繊維群を移動捕集面に向けて押し出し紡糸し、コロナ帯電で6μc/g程度の帯電をさせて充分に開繊させ、平均繊維径15μmのフィラメントからなり、5cm目付変動率が15%以下の均一性を有し、目付17g/mの未結合長繊維ウェブを、捕集ネット上で調整した(「合成長繊維不織布層A」とする)。
一方、ナイロン6(溶液相対粘度(ηrel):2.1)を用い、公知のメルトブロー法により、紡糸温度270℃、加熱エア320℃、1100nm/hr/mで、平均繊維径が1.6μm、目付が6g/mになるように吐出した(「極細繊維不織布層B」とする)。
更に、ナイロン6を上記の未結合長繊維ウェブと同様にして紡糸し、目付17g/mのスパンボンドウェブを作製し(「合成長繊維不織布層C」とする)、これを前記A、Bと積層して、合成長繊維不織布層A/極細繊維不織布層B/合成長繊維不織布層Cからなる三層の積層ウェブを作製した。
次いで、該積層ウェブを、エンボスロールとフラットロールの間に通して熱圧着させ、積層不織布を得た。熱圧着加工は、エンボスロールはマイナス柄、面積率11%であった。
得られた積層不織布用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。得られた羽毛回収袋は、羽毛の吹き出しが無く、通気度が高いものであり、風合いは実施例中最も柔軟であった。
[比較例1]
不織布の開孔径、極細繊維不織布層の繊維径、目付を表1に示す通りとした以外は、実施例1と同様にして積層不織布を得た。得られた積層不織布用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。
得られた羽毛回収袋は、開孔径の下限が0.3μmと小さいので、通気度が低く、羽毛の充填に時間がかかるものであった。
[比較例2]
不織布の開孔径、極細繊維不織布層の繊維径、目付を表1に示す通りとした以外は、実施例1と同様にして積層不織布を得た。得られた積層不織布用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。
得られた羽毛回収袋は、開孔径の上限が70μmと大きいので、孔径の大きな部分から羽毛が吹き出して、外観に羽毛の吹き出しが多く見え、内側一面に羽毛が付着していた。
[比較例3]
不織布の開孔径、極細繊維不織布層の繊維径、目付を表1に示す通りとした以外は、実施例1と同様にして積層不織布を得た。得られた積層不織布用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。
極細繊維不織布層の繊維径を0.3μmとしたので、安定して生産できず、極細繊維不織布層が密な部分と疎な部分が出来てしまい、開孔径,通気度が著しくばらつく結果となった。羽毛の吹き出し性を見ると、外側に羽毛の吹き出しが一部に見え、内側の羽毛付着が散見された。
[比較例4]
不織布の開孔径、極細繊維不織布層の繊維径、目付を表1に示す通りとした以外は、実施例1と同様にして積層不織布を得た。得られた積層不織布用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。
極細繊維不織布層の繊維径が1.0μmと大きいので、羽毛の吹き出しを防止する為には目付を厚くしてシートを熱圧で潰し、繊維をフィルム化せざるを得なくなり、通気度が低くなって、羽毛の回収に長時間を要するものであった。
[比較例5]
不織布の開孔径、極細繊維不織布層の繊維径、目付を表1に示す通りとした以外は、実施例1と同様にして積層不織布を得た。得られた積層不織布用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。
極細繊維不織布層の目付を0.5g/mとしたので、極細繊維不織布層の薄い部分が出来、羽毛の吹き出し性を見ると、外側に羽毛の吹き出しが一部に見え、内側の羽毛付着が散見された。
[比較例6]
不織布の開孔径、極細繊維不織布層の繊維径、目付を表1に示す通りとした以外は、実施例1と同様にして積層不織布を得た。得られた積層不織布用いて羽毛回収袋を作製し、その評価結果を表2に示す。
極細繊維不織布層の目付を90g/mとしたので、通気度が低くなり、羽毛の回収に長時間を要するものであった。
Figure 0004705401
Figure 0004705401

Claims (5)

  1. 熱可塑性合成長繊維不織布層と、繊維径が0.5〜5μm且つ目付が1〜25g/mの極細繊維不織布層とが接合一体化してなる積層不織布からなり、該積層不織布の開孔径分布が0.5〜50μmの範囲であることを特徴とする羽毛回収袋用不織布を用い、該熱可塑性合成長繊維不織布層が外側になるように袋状にしてなる羽毛回収袋
  2. 前記積層不織布の通気度が20cm/cm・秒以上である請求項1に記載の羽毛回収
  3. 前記極細繊維不織布層がメルトブロー不織布層である請求項1または2に記載の羽毛回収
  4. 前記熱可塑性合成長繊維不織布層がスパンボンド不織布層であり、かつ、前記極細繊維不織布層の両面に存在する請求項1〜3のいずれか1項に記載の羽毛回収
  5. 前記積層不織布がポリエステル系樹脂またはポリアミド系樹脂からなる請求項1〜4のいずれか1項に記載の羽毛回収
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