JP4705397B2 - 車両シートバックフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両に備えられるシートのシートバックフレームの技術分野に属する。
従来、自動車等の車両に備えられるシートのシートバックフレームの構造としては、金属のパイプ材や樹脂成形板等を組み合わせて構成したものが広く知られている。このようなシートバックフレームは、シートベルト巻取用のリトラクタを支持する構造とされることがあり、シートベルトを着用した乗員が前方へ移動したときにシートベルトに作用する引張り荷重や、例えばシート後部が荷台になっている場合の急減速時などにシートバックフレームに後方から作用する荷物による衝撃荷重などに耐えうるリトラクタの支持構造が要求される。
そのため、前述のパイプ材や樹脂成形板にブラケットを備え、このブラケットにリトラクタを取付けてリトラクタの取付け強度を向上させる方法が提案されている。
ブラケットでリトラクタの取付強度を補強する例として特許文献1には、パイプ材をシートバックの外形に沿うよう曲成してなるパイプフレームと、シートバックの一方側部で上下方向に沿って延びる高剛性のタワーフレームとを有する構造とされ、リトラクタが取付けられたブラケットを前記パイプフレームに接合させたシートバックフレームが開示されている。より詳しくは、このシートバックフレームにおいて、前記パイプフレームは、シートバックの外形の上縁、一方側縁、下縁に沿って形成され、さらに前記タワーフレームは、該パイプフレームの上縁及び下縁に接合されて他方側縁を構成している。そして、前記パイプフレームの下縁を構成するロアパイプと、タワーフレームとの接合部分にリトラクタがブラケットを介して収容されている。このとき、ロアパイプに溶接固定された複数のブラケットによりリトラクタが挟み込まれ、該リトラクタは後部側のブラケットにビス止めされた構成とされている。
このように、ブラケットを備えることによりリトラクタの取付け構造が補強され、シートベルトによる引張荷重及び荷物による衝撃荷重に対する耐久性が向上することになる。
さらに、本件出願人は、特願2003−340932号明細書でリトラクタが取付けられたブラケットの取付け強度を向上させる発明をしている。この発明は、平板状に形成された中空の樹脂フレームと、該樹脂フレームの外周部に配設された第1金属フレームと、該第1金属フレームに両端部が重ねて接合されて上下方向に延びる第2金属フレームとを有するシートバックフレームにおいて、リトラクタを支持するリトラクタ取付ブラケットは、上下端部が前記第1金属フレームに結合されていると共に、一側端部が上下方向に沿って第2金属フレームに結合された構造としたものである。
この発明においては、リトラクタ取付ブラケットの上、下端部、及び一側端部が第1、第2金属フレームに接合されているので、該ブラケットが第1、第2金属フレームにより強固に支持されて、ブラケットの取付け強度が向上され、一層荷重に対する耐久性が向上することになる。
特開2002−283892号公報
ところで、前記特許文献1に開示されたシートバックフレーム構造では、ブラケットを介在させることによってリトラクタの取付け強度を一応確保しているが、リトラクタを支持するブラケットが1辺をロアパイプに沿って溶接固定されているだけなので、ブラケットの取付け強度に対する改善の余地を残している。
また、前記特願2003−340932号明細書に記載の発明によるシートバックフレームにおいては、リトラクタ取付ブラケットの上、下端部及び一側端部の3辺が第1、第2金属フレームにそれぞれ接合された構造であるからブラケットの取付け強度が高いが、該ブラケットの第2金属フレームに接合された側の反対側の側部を支持するものについては特に言及されておらず、改善の余地がある。
そこで、本発明は、シートバックフレーム構造において、簡単な構造で、リトラクタ取付ブラケットの取付け強度を向上させることを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、車幅方向に略沿って配設されてクッション背面を支持する平板状フレームと、該平板状フレームの上部に沿って略水平方向に延びて該平板状フレームに接合された第1金属フレームと、前記平板状フレームの一方の側端部寄りを上下方向に延びて前記第1金属フレーム及び平板状フレームに接合された第2金属フレームとを有する車両シートバックフレームであって、前記第1金属フレームと前記第2金属フレームとの接合コーナー部で両金属フレームに接合され、該接合コーナー部にリトラクタを取り付けるためのリトラクタ取付ブラケットが設けられていると共に、該ブラケットには、前記第1金属フレームとの接合部から伸びて折り曲げられた第1の折曲部が設けられ、かつ、前記平板状フレームには、前記ブラケットに設けられた第1の折曲部に対応すると共に前記第2金属フレームに接合される第2の折曲部が設けられ、該第1の折曲部と第2の折曲部とが車体の前後方向に重合されていることを特徴とする。
なお、前記第2金属フレームと、第1、第2折曲部による重合部との配置位置は2通りある。即ち、第2金属フレームはリトラクタ取付ブラケットの側端部に位置し、接合コーナー部は第2金属フレームの内側に設けられる場合と、第2金属フレームはブラケットの側端部寄りではあるが、接合コーナー部は第2金属フレームの外側に設けられる場合とがある。前者の場合は、前記重合部は第2金属フレームの内側に位置するように設けられ、後者の場合は、前記重合部は第2金属フレームの外側に位置するように設けられる。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の車両シートバックフレームにおいて、前記第2金属フレームの下部には、前記平板状フレームを車体に対して前後方向へ揺動可能に支持するヒンジ部が設けられていることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の車両シートバックフレームにおいて、前記第2金属フレームは、前記平板状フレームの一方の最側端部に配設され、該第2金属フレームの所定位置に車体の内側面に設けられた係合部材と係合して前記平板状フレームを所定の姿勢で固定する固定部が設けられていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載の車両シートバックフレームにおいて、前記第2金属フレームにおける下部のヒンジ部と上部の前記リトラクタ取付ブラケットとの接合部との間に、車体前後方向への曲げ剛性が該第2金属フレームの他部より低い低剛性部が設定されていることを特徴とする。
そして、請求項5に記載の発明は、前記請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両シートバックフレームにおいて、リトラクタ取付ブラケットに設けられた第1の折曲部は、断面略ハット状であることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記請求項1から請求項5のいずれかに記載の車両シートバックフレームにおいて、前記平板状フレームは、中空状に形成された樹脂製フレームであり、前記第2の折曲部は、該樹脂製フレームに一体の閉断面構造部により構成されていることを特徴とする。
そして、請求項7に記載の発明は、前記請求項6に記載の車両シートバックフレームにおいて、前記平板状フレームの閉断面構造部は、リトラクタ取付ブラケットとの重合部から該平板状フレームの側部及び下縁部に沿って延設されていることを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、第1金属フレームと第2金属フレームとの接合コーナー部において、リトラクタ取付ブラケットの上部が第1金属フレームに接合され、該ブラケットの一側部が第2金属フレームに接合されると共に、該ブラケットには第1金属フレームから伸びて折り曲げられた第1の折曲部が設けられ、該第1の折曲部と平板状フレームに設けられて第2金属フレームに接合される第2の折曲部とで重合部を構成することにより、該ブラケットが補強されることになる。該ブラケットは、第2金属フレームと前記重合部との2股で支持されることになって、新たな部材を付加することなく、簡単な構成でリトラクタ取付ブラケットの取付け強度を向上させることができる。
ところで、リトラクタ取付ブラケットは、平板状フレームに対して車体前方側から取付けられて該ブラケットの車体前方側にリトラクタが取付けられている場合と、車体後方側から取付けられてブラケットの車体後方側にリトラクタが取付けられている場合とがある。
ブラケットが平板状フレームの車体前方側から取付けられているときは、シート後部に荷台が設けられている場合に、急減速時などにシート後部にある荷物が該シートに衝突しても、リトラクタが衝撃荷重を直接受けることが回避される。そして、平板状フレームに作用した衝撃荷重は、該平板状フレームからリトラクタ取付ブラケットに伝達され、該ブラケットの第1の折曲部を介して第2の折曲部及び第1金属フレームに伝達され、さらに、第2の折曲部から第2金属フレームに伝達されることになる。このように、平板状フレームに作用した衝撃荷重は第1、第2金属フレーム側に分散され、局所的に大きな荷重が作用することによる各部の変形、破損が回避される。
一方、リトラクタをブラケットの車体後方側から取付けた場合は、シートベルトによる引張荷重はリトラクタがブラケットに押し付けられる側である車体前方に作用する。そして、前述のようにブラケットの外周が第1、第2金属フレーム及び第1、第2の折曲部の重合部により広い範囲で支持されているので、シートベルトの引張りによりブラケットに作用した荷重が広い範囲に分散されることになって、局所的に大きな荷重が作用することによる各部の変形、破損が回避される。
また、請求項2に記載の発明によれば、シートベルトの引張荷重及び荷物等の衝撃荷重が大きく作用する第2金属フレームは、下部がシートバックフレームを車体に対して支持させるヒンジ部で構成されているので、該第2金属フレームに作用した荷重は該ヒンジ部を介して車体側に逃がされることになり、第2金属フレームないしシートバックフレーム全体の強度が向上する。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、第2金属フレームは平板状フレームの最側端部に配設されているので、車体の内側面に設けられた係合部材と係合して平板状フレームを所定の姿勢で固定する固定部を設けることができ、該固定部により平板状フレームの姿勢を固定した際に、シートベルトの引張荷重及び荷物等の衝撃荷重が前記固定部及び前記係合部材を介して車体側に逃がされることになり、第2金属フレームないしシートバックフレーム全体の強度が一層向上する。
ところで、このような固定部を係合部材に係合させることにより平板状フレームを所定の姿勢で固定する場合、急減速時などにシート後部から荷物の衝突による非常に過大な衝撃荷重が作用したときには、該固定部又は係合部材が破損し、シートバックが前方に倒れる惧れも考えられる。
これに対して、請求項4に記載の発明によれば、第2金属フレーム中に車体前後方向への曲げ剛性が他部より低い低剛性部が設定されているので、前述の荷物の衝突による過大な衝撃荷重は該低剛性部の塑性変形により吸収され、第2金属フレームにおける固定部及び係合部材に過大な荷重が集中することが回避され、固定部及び係合部材の破損が防止されてシートバックの前方への倒れが防止される。
また、請求項5に記載の発明によれば、第1の折曲部が断面略ハット状に形成されているので、該第1の折曲部と第2の折曲部とを重合させたときに、嵌合構造が形成され、折曲部同士の重合部の剛性が高まり、リトラクタ取付ブラケットに作用した引張荷重及び衝撃荷重を効果的に平板状フレームに分散させることができる。
さらに、請求項6に記載の発明によれば、樹脂製の中空状に形成された平板状フレームが用いられているので、該平板状フレームの軽量化が実現されると共に、平板状フレームに設けられた第2の折曲部を閉断面構造とすることによって、簡単な構造で該第2の折曲部の強度を効果的に向上させることができる。
そして、請求項7に記載の発明によれば、平板状フレームに設けられた閉断面構造部は、リトラクタ取付ブラケットとの重合部から平板状フレームの側部及び下縁部に沿って延設されているので、簡単な構造で平板状フレーム自身の剛性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に示す本実施の形態に係る車両のシートバックフレーム1は、自動車のリヤシートを構成するものであり、このシートバックフレーム1に図示しないクッション材及び表皮材を被覆することにより、着座乗員の背部を支持するシートバックが形成される。
前記シートバックフレーム1は、主な構成要素として、樹脂製の平板状フレーム2と、該平板状フレーム2の上部に沿って水平方向に延設された金属パイプ製の第1金属パイプ3と、平板状フレーム2の図1中右側の側部に上下方向に延設された金属パイプ製の第2金属パイプ4とを有している。また、前記第1金属パイプ3と第2金属パイプ4とはシートバックフレーム1の右上部で連結部材5を介して連結されており、第2金属パイプ4の下方にはヒンジブラケット6が配設されている。
前記平板状フレーム2は、概ね所定の厚みを有する中空の平板状の部材であり、上縁部に沿って凹陥部20が設けられ、該凹陥部20に前記第1金属パイプ3が挿通されている。そして、平板状フレーム2と第1金属パイプ3とが複数のリベット21…21により結合されている。さらに、平板状フレーム2の上部には、図示しないヘッドレストのポール挿通管22…22が設けられている。また、補強パイプ23、補強プレート24、及び後述するリブ101…101が設けられ、該平板状フレーム2の剛性向上を図っている。
また、前記平板状フレーム2の左右縁部及び下縁部には、該平板状フレーム2に一体に閉断面構造部25a,25b,25cが形成されている。この閉断面構造部25a,25b,25cは、例えば平板状フレーム2の右縁部の閉断面構造部25aにおいては図2〜4に示すように、下縁部の閉断面構造25cにおいては図5に示すように、それぞれ中空状に成形されている。また、右縁部の閉断面構造部25aと下縁部の閉断面構造部25cとは、連続して設けられている。
そして、図6に前記シートバックフレーム1の右側面図で示すように、平板状フレーム2の右縁部の閉断面構造部25aの下部には、該閉断面構造部25aを覆うように前記ヒンジブラケット6がリベット6a…6aで結合されている。また、シートバックフレーム1を車体フロアに固定する脚部7の上部と、前記ヒンジブラケット6の下部とでヒンジ部8が構成されている。なお、平板状フレーム2の左縁部の閉断面構造部25bの下部には、金属フレーム9がリベット9a…9aで固定され、該フレーム9の下部と脚部7′の上部とでヒンジ部10が構成されている。そして、前記両ヒンジ部8,10を介してシートバックフレーム1が車体前後方向に揺動可能に支持される。
また、図3に示すように、前記ヒンジブラケット6の上部には、前記第2金属パイプ4の下端部が溶接されている。図7に拡大して示すように、該第2金属パイプ4は上方に延びると共に上部は若干右側に傾くように形成され、前記連結部材5は、縦壁を形成すると共に、平板状フレーム2の右端部近傍を上下方向に延びて、前記第1金属パイプ3の右端部と第2金属パイプ4の上端部とを連結する。
このような構成によって、平板状フレーム2は、上部が第1金属パイプ3に、左側部が閉断面構造部25b及び金属フレーム9に、下部が閉断面構造部25cに、右側部が第2金属パイプ4、連結部材5、及びヒンジブラケット6にそれぞれ補強され、該平板状フレーム2の全周部が補強されることになる。
なお、前記第1金属パイプ3は請求項1に記載の車両シートバックフレームの第1金属フレームに相当し、前記第2金属パイプ4、連結部材5、及びヒンジブラケット6は同じく車両シートバックフレームの第2金属フレームに相当し、また、前記ヒンジブラケット6は請求項2に記載の車両シートバックフレームのヒンジ部に相当する。
一方、図7に示すように、前記第1、第2金属パイプ3,4による接合コーナー部には、シートベルト11を係止する部材としてのリトラクタ12を支持するリトラクタ取付ブラケット13が配設されている。
前記リトラクタ取付ブラケット13は、金属製の平板状に成形された部材であって、前記平板状フレーム2の右上部分に車体前方から重合されている。該ブラケット13は上部に延びる一対の延設部30,30を有し、該ブラケット13は該延設部30,30を介して前記第1金属パイプ3に溶接されている。また、該ブラケット13の右側端部は、車体前方に折曲された縦壁31が形成されている。そして、該ブラケット13の縦壁31の下端部と前記連結部材5の縦壁の下端部とが溶接されていると共に、該ブラケット13と連結部材5とは一対の結合部材32,32を介して結合されている。
また、前記リトラクタ取付ブラケット13の左縁部近傍には、図2に示すように断面略ハット状に形成された突条部33が形成されている。この突条部33は、前記平板状フレーム2の右上部に形成された閉断面構造部25aに対応する位置に設けられ、該突条部33と閉断面構造部25aとは重合されて嵌合構造を形成している。さらに、リトラクタ取付ブラケット13と平板状フレーム2とは複数のリベット34…34で結合されている。
一方、図1に示すように、リトラクタ取付ブラケット13の上部には、平板状フレーム2に支持されたベルトスルー14が配設され、該ブラケット13に車体前方から取付けられたリトラクタ12から伸びるシートベルト11が前記ベルトスルー14に設けられた開口部14a(図7参照)を通って前方に渡されている。
さらに、図7に示すように、前記連結部材5には、車体の内側面に設けられたストライカ15に係合して、シートバックフレーム1を所定の起立姿勢に保持するキャッチ16が取付けられている。
なお、前記突条部33は請求項1に記載の車両シートバックフレームの第1の折曲部に相当し、前記閉断面構造部25aは同じく車両シートバックフレームの第2の折曲部に相当する。前記ストライカ15は請求項3に記載の車両シートバックフレームの係合部材に相当し、前記キャッチ16は同じく車両シートバックフレームの固定部に相当する。
以上のような構成により、次のような作用効果が得られる。
即ち、第1金属パイプ3と第2金属パイプ4との接合コーナー部において、リトラクタ取付ブラケット13の上部が第1金属パイプ3に接合され、該ブラケット13の右側部が第2金属パイプ4に接合されると共に、該ブラケット13の左側部においては、該ブラケット13の左側部に沿って第1金属パイプ3から伸びる突条部33が設けられ、該突条部33と平板状フレーム2における閉断面構造部25aとで重合構造を構成することにより、該ブラケット13の全周が補強されることになる。該ブラケット13は、その両側部を第2金属パイプ4、連結部材5、及びヒンジブラケット6で剛性が向上されたシートバックフレーム1の右縁部と前記重合構造との2股で支持されることになって、新たな部材を付加することなく、簡単な構成でリトラクタ取付ブラケット13の取付け強度を向上させることができる。
また、リトラクタ12の取り付け座面の成形性、リトラクタ12の配設性、補強効果等の点から、リトラクタ取付ブラケット13は、第2金属パイプ4及び連結部材5と接合される側部の反対側の側部に突条部33を設けられていることが好ましい。つまり、このように突条部33が形成することで、ブラケット13の中央部のスペースが確保され、リトラクタ12の取り付け座面の成形性及びリトラクタ12の配設性が向上すると共に、該ブラケット13の外周に沿ってより広い範囲で補強することができる。
ところで、リトラクタ取付ブラケット13は、平板状フレーム2に対して車体前方側から取付けられて該ブラケット13の車体前方側にリトラクタ12が取付けられている場合と、車体後方側から取付けられてブラケット13の車体後方側にリトラクタ12が取付けられている場合とがある。
ブラケット13が平板状フレーム2の車体前方側から取付けられているときは、シート後部に荷台が設けられている場合に、急減速時などにシート後部にある荷物が該シートに衝突しても、リトラクタ12が衝撃荷重を直接受けることが回避される。そして、平板状フレーム2に作用した衝撃荷重は、該平板状フレーム2からリトラクタ取付ブラケット13に伝達され、該ブラケット13の突条部33を介して閉断面構造部25a及び第1金属パイプ3に伝達され、さらに、閉断面構造部25aから第2金属パイプ4に伝達されることになる。このように、平板状フレーム2に作用した衝撃荷重は第1、第2金属パイプ3,4側に分散され、局所的に大きな荷重が作用することによる各部の変形、破損が回避される。
一方、リトラクタ12をリトラクタ取付ブラケット13の車体後方側から取付けた場合は、シートベルト11による引張荷重はリトラクタ12をブラケット13に押し付ける側である車体前方に作用する。そして、前述のようにブラケット13の外周が第1、第2金属パイプ3,4、連結部材5、及び突条部33と閉断面構造部25aとの重合部により広い範囲で支持されているので、シートベルト11による引張荷重が広い範囲に分散されることになって、局所的に大きな荷重が作用することによる各部の変形、破損が回避される。
なお、前記突条部33は、前述のように断面略ハット状に形成されたときに、ブラケット13の剛性が向上し、閉断面構造部25aと嵌合してブラケット13に作用した荷重を平板状フレーム2側に効果的に分散させることができるのであるが、突条部33はこのような断面略ハット状の形状に限らず、例えば図8に示すように、該ブラケット13の左側部を断面略かぎ状に折り曲げて突条部33′を形成し、閉断面構造部25aに対して係止させるように構成することや、図9に示すように、略L字状に折り曲げて突条部33″を形成し、閉断面構造部25aに係止させるように構成にすることによっても、ブラケット13の剛性が向上し、ブラケット13に作用した荷重を平板状フレーム2側に分散させることができる。即ち、リトラクタ取付ブラケット13の折り曲げられた部分が平板状フレーム2に設けられた凹凸に係止される構造であればよく、平板状フレーム2においても必ずしも閉断面構造とする必要はなく所定の凹凸が設けられていれば足りる。
さらに、突条部33と閉断面構造部25aは、正面視でくの字状に形成することにより、リトラクタ12の配設性を阻害することなく、簡単な構成でリトラクタ取付ブラケット13の取付け強度を向上させることができる。つまり、くの字状の突条部33はブラケット13の中央部を迂回して形成できるので該ブラケット13の中央部のスペースを確保することができ、リトラクタ12の配設性が向上すると共に、くの字状に形成した突条部33によりブラケット13の強度が一層向上し、閉断面構造部25aにより平板状フレーム2の強度が一層向上し、これらの突条部33と閉断面構造部25aによる重合構造によりリトラクタ取付ブラケット13の取付け強度を一層効果的に向上させることができるのである。
また、図1にはリトラクタ取付ブラケット13の右側部が第2金属パイプ4により接合され、左側部に前述の重合構造が設けられているが、例えば図10に示すように、ブラケット13の右側端部に突条部33と閉断面構造部25aとの重合部を設け、左側部を第2金属パイプ4により接合するようにしてもよい。さらに、このようなブラケット13の構造は、リヤシートにあっては、シートバックフレーム1の両側部にそれぞれ設けるようにしてもよい。
一方、シートベルト11による引張荷重及び荷物による衝撃荷重が大きく作用する平板状フレーム2の右側部は、下部をヒンジブラケット6で構成され、該ブラケット6の下部にヒンジ部8が構成されている。そして、平板状フレーム2の右側部に作用した荷重は前記ヒンジ部8を介して車体側に逃がされることになり、平板状フレーム2ないしシートバックフレーム1の強度が向上する。
さらに、リトラクタ取付ブラケット13の右側部を支持する連結部材5は、平板状フレーム2の最側端部に配設されているので、車体の内側面に設けられたストライカ15と係合して平板状フレーム2を所定の姿勢で固定するキャッチ16を設けることができ、該キャッチ16により平板状フレーム2の姿勢を固定した際に、シートベルト11の引張荷重及び荷物等の衝撃荷重を該キャッチ16及び前記ストライカ15を介して車体側に逃がすことができ、平板状フレーム2ないしシートバックフレーム1の強度が一層向上する。
一方、平板状フレーム2には、リトラクタ取付ブラケット13との重合部から平板状フレーム2の側部及び下縁部に沿って閉断面構造部25a,25cが延設されているので、簡単な構造で平板状フレーム2自身の剛性を向上させることができる。
ところで、このようなキャッチ16をストライカ15に係合させることにより平板状フレーム2を所定の姿勢で固定する場合、急減速時などにシート後部から荷物の衝突による非常に過大な衝撃荷重が作用したときに、該キャッチ16又はストライカ15が破損し、シートバックが前方に倒れる惧れも考えられる。
これに対処するものとして、第2金属パイプ4の車体前後方向への曲げ剛性が連結部材5及びヒンジブラケット6より低くなるように設定するようにしてもよい。この場合、前述の荷物の衝突による過大な衝撃荷重が第2金属パイプ4の塑性変形により吸収され、キャッチ16及びストライカ15に過大な荷重が集中することが回避され、キャッチ16及びストライカ15の破損が防止されてシートバックの前方への倒れが防止される。
次に、前記平板状フレーム2の構造について詳述する。
平板状フレーム2は、ブロー成形法などによって中空平板状に成形されたものであって、該フレーム2には、略上下方向に延び中空内部へ窪む断面凹状のリブ101…101(図1参照)が形成されている。このように、平板状フレーム2は、樹脂製かつ中空平板状に形成されているので、シートバックフレーム1の軽量化が達成される。
平板状フレーム2は図11〜13に示すような構造をしている。即ち、平板状フレーム2は、正面部102と、該正面部102に対向する背面部103と、該正面部102及び背面部103の両側端部を連結する一対の側壁部104,104とを有し、これらに囲まれた扁平形状の中空部105が形成されている。そして、上下方向に延設された複数のリブ101は、前記中空部105を形成する正面部102を当該中空部105の内方に向かって断面凹状に窪ませ、その底部101cを他側の背面部103に対して連結させた所定長さの連結部101aと、前記凹状を形成する側壁部101d同士を接合して形成された所定長さの節部101bとを備えて構成されている。
前記連結部101aと節部101bとは、各リブ101の長手方向に沿って交互に設けられている。そして、複数の平行に伸びるリブ101…101について、図11に示すように、連結部101a及び節部101bのリブ長手方向における配設位置は、隣り合うリブ101の連結部101a及び節部101bが互い違いになるように設定されている。
また、平板状フレーム2の第1の変形例として、図14〜16に示す平板状フレーム200がある。この平板状フレーム200は、正面部202と、該正面部202に対向する背面部203と、該正面部202及び背面部203の両側端部を連結する一対の側壁部204,204とを有し、シートバックフレーム1の上下方向に延設された複数のリブ201…201は、中空部205の上下両側の面部202,203の互いに対向する部分が当該中空部205の内方に向かって断面凹状に窪んで形成されている。そして、この互いに対向する一対の凹部201′,201′について、その底部201c,201c同士を互いに連結させた連結部201aと、それぞれ凹状を形成する各凹部について、それぞれの側壁部201d,201d同士を接合して形成させた節部201bとが供えられている。これらの連結部201aと節部201bとは、各リブ201の長手方向に沿って交互に設けられている。
さらに平板状フレーム2の第2の変形例として、図17に示す平板状フレーム300がある。この平板状フレーム300は、正面部302と、該正面部302に対向する背面部303と、該正面部302及び背面部303の両側端部を連結する一対の側壁部304,304とを有し、これらに囲まれた扁平形状の中空部305が形成されている。そして、シートバックフレーム1の上下方向へ延設された複数のリブ301…301は、前記中空部305の上側の面部303を当該中空部305の内方(下側)へ向かって断面凹状に窪ませたものと、下側の面部302を中空部305の内方(上側)へ向かって断面凹状に窪ませたものとが、交互に並ぶように設定されている。
各リブ301は、図11で示した閉断面フレーム2と同様の断面構造を有する連結部301aと節部301bとを有し、これらの連結部301aと節部301bとは、各リブ301の長手方向に沿って交互に設けられている。また、複数の平行に設けられたリブ301…301について、前記連結部301a及び節部301bのリブ長手方向における配設位置が隣り合うリブ301の連結部301a及び節部301bと互い違いになるように設定されている。
そして、図11、14、17に示した各平板状フレーム2,200,300のリブ構造によれば、該平板状フレーム2,200,300ないしシートバックフレーム1全体の曲げ剛性を向上させることができる。
本発明は、シートバックフレーム構造において、簡単な構造で、リトラクタ取付ブラケットの取付け強度を向上させることを課題とする。本発明は、自動車等の車両に備えられるシートのシートバックフレームの技術分野に広く好適である。
本発明の実施の形態に係る車両シートバックフレームの正面図である。 図1のア−ア線による断面図である。 同イ−イ線による断面図である。 同ウ−ウ線による断面図である。 同エ−エ線による断面図である。 シートバックフレームの側面図である。 リトラクタ取付ブラケットの周辺を示す斜視図である。 リトラクタ取付ブラケットの構造の変形例を示す断面図である。 同変形例を示す断面図である。 リトラクト取付ブラケットの支持構造の変形例を示す正面図である。 平板状フレームの斜視図である。 図11のオ−オ線による断面図である。 同カ−カ線による断面図である。 平板状フレームの第1の変形例を示す斜視図である。 図14のキ−キ線による断面図である。 同ク−ク線による断面図である。 平板状フレームの第2の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 シートバックフレーム
2 平板状フレーム
3 第1金属パイプ
4 第2金属パイプ
5 連結部材
6 ヒンジブラケット
12 リトラクタ
13 リトラクタ取付ブラケット
15 ストライカ
16 キャッチ
25a〜25c 閉断面構造部
33 突条部

Claims (7)

  1. 車幅方向に略沿って配設されてクッション背面を支持する平板状フレームと、該平板状フレームの上部に沿って略水平方向に延びて該平板状フレームに接合された第1金属フレームと、前記平板状フレームの一方の側端部寄りを上下方向に延びて前記第1金属フレーム及び平板状フレームに接合された第2金属フレームとを有する車両シートバックフレームであって、
    前記第1金属フレームと前記第2金属フレームとの接合コーナー部で両金属フレームに接合され、該接合コーナー部にリトラクタを取り付けるためのリトラクタ取付ブラケットが設けられていると共に、
    該ブラケットには、前記第1金属フレームとの接合部から伸びて折り曲げられた第1の折曲部が設けられ、かつ、
    前記平板状フレームには、前記ブラケットに設けられた第1の折曲部に対応すると共に前記第2金属フレームに接合される第2の折曲部が設けられ、
    該第1の折曲部と第2の折曲部とが車体の前後方向に重合されていることを特徴とする車両シートバックフレーム。
  2. 前記請求項1に記載の車両シートバックフレームにおいて、
    前記第2金属フレームの下部には、前記平板状フレームを車体に対して前後方向へ揺動可能に支持するヒンジ部が設けられていることを特徴とする車両シートバックフレーム。
  3. 前記請求項2に記載の車両シートバックフレームにおいて、
    前記第2金属フレームは、前記平板状フレームの一方の最側端部に配設され、
    該第2金属フレームの所定位置に車体の内側面に設けられた係合部材と係合して前記平板状フレームを所定の姿勢で固定する固定部が設けられていることを特徴とする車両シートバックフレーム。
  4. 前記請求項3に記載の車両シートバックフレームにおいて、
    前記第2金属フレームにおける下部のヒンジ部と上部の前記リトラクタ取付ブラケットとの接合部との間に、
    車体前後方向への曲げ剛性が該第2金属フレームの他部より低い低剛性部が設定されていることを特徴とする車両シートバックフレーム。
  5. 前記請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両シートバックフレームにおいて、
    リトラクタ取付ブラケットに設けられた第1の折曲部は、断面略ハット状であることを特徴とする車両シートバックフレーム。
  6. 前記請求項1から請求項5のいずれかに記載の車両シートバックフレームにおいて、
    前記平板状フレームは、中空状に形成された樹脂製フレームであり、
    前記第2の折曲部は、該樹脂製フレームに一体の閉断面構造部により構成されていることを特徴とする車両シートバックフレーム。
  7. 前記請求項6に記載の車両シートバックフレームにおいて、
    前記平板状フレームの閉断面構造部は、リトラクタ取付ブラケットとの重合部から該平板状フレームの側部及び下縁部に沿って延設されていることを特徴とする車両シートバックフレーム。
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